JP2808552B2 - 無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置 - Google Patents
無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、無機物粒子層と
金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置に関する。
金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機物粒子層と金属の複合板材を
製造する方法として、金型の使用による単数製造が行わ
れている。すなわち、一定寸法の金型のキャビティ内に
無機物粒子層を充填して、溶融金属を加圧しつつキャビ
ティ内に充填された無機物粒子層の粒子間の微細な間隙
に溶融金属を注入させるか、無機物粒子層が充填された
キャビティ内を減圧して溶融金属を無機物粒子間の間隙
に吸引注入させて、一定寸法の複合板材を製造してい
る。
製造する方法として、金型の使用による単数製造が行わ
れている。すなわち、一定寸法の金型のキャビティ内に
無機物粒子層を充填して、溶融金属を加圧しつつキャビ
ティ内に充填された無機物粒子層の粒子間の微細な間隙
に溶融金属を注入させるか、無機物粒子層が充填された
キャビティ内を減圧して溶融金属を無機物粒子間の間隙
に吸引注入させて、一定寸法の複合板材を製造してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
定寸法の金型のキャビティ内で一定寸法の複合板材を製
造する方法には、次の欠点がある。
定寸法の金型のキャビティ内で一定寸法の複合板材を製
造する方法には、次の欠点がある。
【0004】1.金型の寸法的制約から製造されるべき
複合板材の寸法に限りがある。
複合板材の寸法に限りがある。
【0005】2.長大な複合部材を製造すべく金型の寸
法を長大なものとすると、金型に反り等の障害が発生す
る。
法を長大なものとすると、金型に反り等の障害が発生す
る。
【0006】3.金型のキャビティの長手方向端面側か
ら長手方向に溶融金属を注入することになるので、溶融
金属の流動長さが長くなり、製造された複合板材におけ
る不良品の発生率が増大し、かつ製造された複合板材の
各部の密度が不均一になりがちになる。
ら長手方向に溶融金属を注入することになるので、溶融
金属の流動長さが長くなり、製造された複合板材におけ
る不良品の発生率が増大し、かつ製造された複合板材の
各部の密度が不均一になりがちになる。
【0007】4.精度のよい複合板材を製造するために
は金型の温度は溶融金属の液相温度に近い温度であるの
がよく、一方、製造された複合板材を金型から速やかに
取り出すためには金型の温度は低い方がよい。このた
め、一般的には、金型の温度は上記相反する高低温度要
求値の中間のレベルである400〜450℃に設定され
ている。従って、複合部材の製造サイクルを短縮して生
産効率を一定のレベル以上に高めることができない。
は金型の温度は溶融金属の液相温度に近い温度であるの
がよく、一方、製造された複合板材を金型から速やかに
取り出すためには金型の温度は低い方がよい。このた
め、一般的には、金型の温度は上記相反する高低温度要
求値の中間のレベルである400〜450℃に設定され
ている。従って、複合部材の製造サイクルを短縮して生
産効率を一定のレベル以上に高めることができない。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を解消し、無
機物粒子層と金属の長尺状の複合部材を連続して鋳造す
ることができる無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳
造方法及び装置を提供することにある。
機物粒子層と金属の長尺状の複合部材を連続して鋳造す
ることができる無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳
造方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1の無機質粒子層と金属の複合部材の連続
鋳造方法は、鋳型に設けられたキャビティに上方から無
機質粒子層を連続的に充填する段階と、前記キャビティ
内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金属を
連続的に注入する段階と、前記溶融金属が注入された無
機質粒子層を冷却する段階と、前記冷却された無機質粒
子層及び溶融金属を前記キャビティの下方から連続的に
引き抜く段階とを含むことを特徴とする。
めに、請求項1の無機質粒子層と金属の複合部材の連続
鋳造方法は、鋳型に設けられたキャビティに上方から無
機質粒子層を連続的に充填する段階と、前記キャビティ
内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金属を
連続的に注入する段階と、前記溶融金属が注入された無
機質粒子層を冷却する段階と、前記冷却された無機質粒
子層及び溶融金属を前記キャビティの下方から連続的に
引き抜く段階とを含むことを特徴とする。
【0010】請求項2の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法は、請求項1の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法において、前記キャビティが鉛直
扁平形状をなすことを特徴とする。
の連続鋳造方法は、請求項1の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法において、前記キャビティが鉛直
扁平形状をなすことを特徴とする。
【0011】請求項3の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法は、請求項1又は2の無機質粒子層と金
属の複合部材の連続鋳造方法において、前記溶融金属を
注入する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質
粒子層の粒子間間隙を真空吸引する段階からなることを
特徴とする。
の連続鋳造方法は、請求項1又は2の無機質粒子層と金
属の複合部材の連続鋳造方法において、前記溶融金属を
注入する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質
粒子層の粒子間間隙を真空吸引する段階からなることを
特徴とする。
【0012】請求項4の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法は、請求項1から3のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法において、
前記無機質粒子層を連続的に充填する段階が、前記キャ
ビティ内に充填された無機質粒子層に上方から押圧力を
繰り返し加える段階を含むことを特徴とする。
の連続鋳造方法は、請求項1から3のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法において、
前記無機質粒子層を連続的に充填する段階が、前記キャ
ビティ内に充填された無機質粒子層に上方から押圧力を
繰り返し加える段階を含むことを特徴とする。
【0013】前述の目的を達成するために、請求項5の
無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置は、キャ
ビティを有する鋳型と、前記鋳型に取付られており、前
記キャビティに上方から無機質粒子層を連続的に充填す
る充填手段と、前記鋳型に取付られており、前記キャビ
ティ内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金
属を連続的に注入する注入手段と、前記鋳型に設けられ
ており、前記溶融金属が注入された無機質粒子層を冷却
する冷却手段と、前記鋳型に取付られており、前記冷却
された無機質粒子層及び溶融金属を前記キャビティの下
方から引き抜く連続的に引き抜き手段とを備えることを
特徴とする。
無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置は、キャ
ビティを有する鋳型と、前記鋳型に取付られており、前
記キャビティに上方から無機質粒子層を連続的に充填す
る充填手段と、前記鋳型に取付られており、前記キャビ
ティ内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金
属を連続的に注入する注入手段と、前記鋳型に設けられ
ており、前記溶融金属が注入された無機質粒子層を冷却
する冷却手段と、前記鋳型に取付られており、前記冷却
された無機質粒子層及び溶融金属を前記キャビティの下
方から引き抜く連続的に引き抜き手段とを備えることを
特徴とする。
【0014】請求項6の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造装置は、請求項5の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法において、前記キャビティが鉛直
扁平形状をなすことを特徴とする。
の連続鋳造装置は、請求項5の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法において、前記キャビティが鉛直
扁平形状をなすことを特徴とする。
【0015】請求項7の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造装置は、請求項5又は6の無機質粒子層と金
属の複合部材の連続鋳造装置において、前記注入手段
が、前記鋳型に設けられていると共に前記キャビティに
連通された水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口
の出口には、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩
形又は楕円の開口部の複数が設けられていることを特徴
とする。
の連続鋳造装置は、請求項5又は6の無機質粒子層と金
属の複合部材の連続鋳造装置において、前記注入手段
が、前記鋳型に設けられていると共に前記キャビティに
連通された水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口
の出口には、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩
形又は楕円の開口部の複数が設けられていることを特徴
とする。
【0016】請求項8の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造装置は、請求項5から7のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置において、
前記注入手段が、前記キャビティに面するように前記鋳
型に取付けられていると共に、気体は通すが溶融金属は
通さないように構成された通気部材とこの通気部材に接
続された真空手段とを含むことを特徴とする。
の連続鋳造装置は、請求項5から7のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置において、
前記注入手段が、前記キャビティに面するように前記鋳
型に取付けられていると共に、気体は通すが溶融金属は
通さないように構成された通気部材とこの通気部材に接
続された真空手段とを含むことを特徴とする。
【0017】請求項9の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造装置は、請求項5から8のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置において、
前記充填手段が、前記キャビティの上部に収容された板
状部材と、前記鋳型の上に載置されており、前記板状部
材を上下方向に往復動させる往復動手段とを含むことを
特徴とする。
の連続鋳造装置は、請求項5から8のいずれか1項の無
機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置において、
前記充填手段が、前記キャビティの上部に収容された板
状部材と、前記鋳型の上に載置されており、前記板状部
材を上下方向に往復動させる往復動手段とを含むことを
特徴とする。
【0018】請求項1及び5の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、鋳型に設けら
れたキャビティに上方から無機質粒子層を連続的に充填
し、前記キャビティ内に充填された無機質粒子層の粒子
間間隙に溶融金属を連続的に注入し、前記溶融金属が注
入された無機質粒子層を冷却し、前記冷却された無機質
粒子層及び溶融金属を前記キャビティの下方から連続的
に引き抜くことにより、無機質粒子層と金属の複合部材
を連続的に鋳造することができる。
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、鋳型に設けら
れたキャビティに上方から無機質粒子層を連続的に充填
し、前記キャビティ内に充填された無機質粒子層の粒子
間間隙に溶融金属を連続的に注入し、前記溶融金属が注
入された無機質粒子層を冷却し、前記冷却された無機質
粒子層及び溶融金属を前記キャビティの下方から連続的
に引き抜くことにより、無機質粒子層と金属の複合部材
を連続的に鋳造することができる。
【0019】請求項2及び6によれば、キャビティが鉛
直扁平形状をなすので、無機質粒子層と金属の複合部材
を連続的に鋳造することができる。
直扁平形状をなすので、無機質粒子層と金属の複合部材
を連続的に鋳造することができる。
【0020】請求項3の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法によれば、前記溶融金属を連続的に注入
する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質粒子
層の粒子間間隙を真空吸引する段階を含むので、キャビ
ティ内への無機質粒子の充填を促進しつつ前記溶融金属
をキャビティに注入することができる。
の連続鋳造方法によれば、前記溶融金属を連続的に注入
する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質粒子
層の粒子間間隙を真空吸引する段階を含むので、キャビ
ティ内への無機質粒子の充填を促進しつつ前記溶融金属
をキャビティに注入することができる。
【0021】請求項4及び9の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、前記無機質粒
子層を充填する段階が、前記キャビティ内に充填された
無機質粒子層に上方から押圧力を繰り返し加える段階を
含むので、キャビティ内に充填された無機質粒子層にブ
リッジ現象によるスティックが発生するのを防止しつ
つ、キャビティ内で溶融金属が粒子間間隙に注入された
無機質粒子層を凝固した複合板材の下方への引き出しに
合わせて下方に移動させることができる。
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、前記無機質粒
子層を充填する段階が、前記キャビティ内に充填された
無機質粒子層に上方から押圧力を繰り返し加える段階を
含むので、キャビティ内に充填された無機質粒子層にブ
リッジ現象によるスティックが発生するのを防止しつ
つ、キャビティ内で溶融金属が粒子間間隙に注入された
無機質粒子層を凝固した複合板材の下方への引き出しに
合わせて下方に移動させることができる。
【0022】請求項7の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法によれば、前記注入手段が、前記鋳型に
取り付けられていると共に前記キャビティに連通された
水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口の出口に
は、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩形又は楕
円の開口部の複数が設けられているので、溶融金属の流
路断面積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなり、
無機質粒子層が押し出し板の往復運動によって下方への
推力を受けたときに無機質粒子層の粒子が開口部を通っ
て溶融金属スペースに逆流するのを防止することができ
る。
の連続鋳造方法によれば、前記注入手段が、前記鋳型に
取り付けられていると共に前記キャビティに連通された
水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口の出口に
は、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩形又は楕
円の開口部の複数が設けられているので、溶融金属の流
路断面積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなり、
無機質粒子層が押し出し板の往復運動によって下方への
推力を受けたときに無機質粒子層の粒子が開口部を通っ
て溶融金属スペースに逆流するのを防止することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す好ましい
実施の形態を参照しながら詳述する。
実施の形態を参照しながら詳述する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態に係る無機物
粒子層と金属の複合板材の連続鋳造装置の縦断面図であ
る。
粒子層と金属の複合板材の連続鋳造装置の縦断面図であ
る。
【0025】図1において、炉体1は架台2の上に載置
されている。炉体1は、中に矩形の溶融金属スペース3
を規定すべく箱型をなし、箱形の耐火煉瓦部4と、溶融
金属スペース3に面する耐火煉瓦部4の内面部に設けら
れたプラスタで作られた内壁5と、耐火煉瓦部4の底面
及び三つの側部の外側に設けられた断熱ボード6とから
なる。断熱ボード6が設けられていない耐火煉瓦部4の
一つの側部7の外側には、後述する鋳造部100が設け
られている。
されている。炉体1は、中に矩形の溶融金属スペース3
を規定すべく箱型をなし、箱形の耐火煉瓦部4と、溶融
金属スペース3に面する耐火煉瓦部4の内面部に設けら
れたプラスタで作られた内壁5と、耐火煉瓦部4の底面
及び三つの側部の外側に設けられた断熱ボード6とから
なる。断熱ボード6が設けられていない耐火煉瓦部4の
一つの側部7の外側には、後述する鋳造部100が設け
られている。
【0026】炉体1には、溶融金属スペース3を閉鎖す
べくプラスタで作られた炉蓋10が載置されている。側
部7の対向位置において、炉体1の上方には、例えば、
アルミニウム合金の溶融金属を溶融金属スペース3に補
給するための樋11が適宜に設けられている。炉蓋10
は、樋11の配置のために適宜に切り欠かれている。樋
11には、図示しない溶解炉から湯杓子(ラドル)12
により溶融金属が供給され、樋11は、その溶融金属を
炉体1内の溶融金属スペース3に補給する。
べくプラスタで作られた炉蓋10が載置されている。側
部7の対向位置において、炉体1の上方には、例えば、
アルミニウム合金の溶融金属を溶融金属スペース3に補
給するための樋11が適宜に設けられている。炉蓋10
は、樋11の配置のために適宜に切り欠かれている。樋
11には、図示しない溶解炉から湯杓子(ラドル)12
により溶融金属が供給され、樋11は、その溶融金属を
炉体1内の溶融金属スペース3に補給する。
【0027】溶融金属スペース3内には、溶融金属スペ
ース3内の溶融金属13を加熱する三つの浸漬型のヒー
タ14と、図示しない温度センサが設けられている。ま
た、図示しない制御ユニットが、温度センサからの信号
に基づいて溶融金属13を700〜720℃に保持する
ようにヒータ14を制御する。
ース3内の溶融金属13を加熱する三つの浸漬型のヒー
タ14と、図示しない温度センサが設けられている。ま
た、図示しない制御ユニットが、温度センサからの信号
に基づいて溶融金属13を700〜720℃に保持する
ようにヒータ14を制御する。
【0028】また、炉蓋10には、溶融金属13の湯面
15のレベルを下端に取付られたフロートによって検知
する湯面検知棒16が設けられている。前述の制御ユニ
ットは、溶融金属13の湯面15が溶融金属レベル下限
(図2)に下がったことを湯面検知棒16が検知したと
きにラドル12が樋11を介して溶融金属13を溶融金
属スペース3に補給し、溶融金属13の湯面15が溶融
金属レベル上限(図2)に上がったことを湯面検知棒1
6が検知したときにラドル12が溶融金属スペース3へ
溶融金属の供給を停止するようにラドル12の動作を制
御する。これにより、溶融金属13の湯面15は、溶融
金属レベル上限と溶融金属下限の間に保持されている。
15のレベルを下端に取付られたフロートによって検知
する湯面検知棒16が設けられている。前述の制御ユニ
ットは、溶融金属13の湯面15が溶融金属レベル下限
(図2)に下がったことを湯面検知棒16が検知したと
きにラドル12が樋11を介して溶融金属13を溶融金
属スペース3に補給し、溶融金属13の湯面15が溶融
金属レベル上限(図2)に上がったことを湯面検知棒1
6が検知したときにラドル12が溶融金属スペース3へ
溶融金属の供給を停止するようにラドル12の動作を制
御する。これにより、溶融金属13の湯面15は、溶融
金属レベル上限と溶融金属下限の間に保持されている。
【0029】側部7の対向位置において、炉体1の下方
には、溶融金属スペース3内の溶融金属13を排出する
ための排出口17が設けられている。排出口17は柄1
8を有するタップ19で閉鎖されている。タップ19
は、炉体1に固定されたタップの留め具21に保持され
る。
には、溶融金属スペース3内の溶融金属13を排出する
ための排出口17が設けられている。排出口17は柄1
8を有するタップ19で閉鎖されている。タップ19
は、炉体1に固定されたタップの留め具21に保持され
る。
【0030】以下、図1に加えて、図2から図4を参照
しながら、鋳造部100の構造を説明する。ここに、図
2は、図1の無機物粒子層と金属の複合部材の製造装置
の部分拡大図であり、図3は、本実施の形態に係る無機
物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置における湯口
115の出口117の形状の説明図であり、図4は、図
1の無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置にお
けるフィーラ部130の部分斜視図である。
しながら、鋳造部100の構造を説明する。ここに、図
2は、図1の無機物粒子層と金属の複合部材の製造装置
の部分拡大図であり、図3は、本実施の形態に係る無機
物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置における湯口
115の出口117の形状の説明図であり、図4は、図
1の無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置にお
けるフィーラ部130の部分斜視図である。
【0031】鋳造部100は、鋳型部110と、フィー
ラ部130と、複合部材引き出し部150とからなる。
ラ部130と、複合部材引き出し部150とからなる。
【0032】鋳型部110は、前述の通り、断熱ボード
6が設けられていない耐火煉瓦部4の一つの側部7の外
側に設けられている。鋳型部110は、上部鋳型部11
1と、下部鋳型部112と、上部鋳型部111及び下部
鋳型部112の間に配列された冷却部113とからな
り、これらの構成要素全体で幅約1m、厚さ約10mm
の鉛直扁平形状のキャビティを規定する。これにより板
材が鋳造される。また、キャビティは鉛直円筒状をなし
てもよい。これにより、丸棒が鋳造される。
6が設けられていない耐火煉瓦部4の一つの側部7の外
側に設けられている。鋳型部110は、上部鋳型部11
1と、下部鋳型部112と、上部鋳型部111及び下部
鋳型部112の間に配列された冷却部113とからな
り、これらの構成要素全体で幅約1m、厚さ約10mm
の鉛直扁平形状のキャビティを規定する。これにより板
材が鋳造される。また、キャビティは鉛直円筒状をなし
てもよい。これにより、丸棒が鋳造される。
【0033】側部7には、前述の溶融金属レベル上限及
び溶融金属レベル下限のレベルに断熱ボード部114が
設けられている。この断熱ボード部114及び上部鋳型
部111には溶融金属スペース13に連通する水平扁平
形状の湯口115が設けられている。この湯口115は
上部鋳型部111の部位においてキャビティに連通す
る。ここに、前述の溶融金属レベル下限の位置は、湯口
115の下面より若干上方に設定されている。
び溶融金属レベル下限のレベルに断熱ボード部114が
設けられている。この断熱ボード部114及び上部鋳型
部111には溶融金属スペース13に連通する水平扁平
形状の湯口115が設けられている。この湯口115は
上部鋳型部111の部位においてキャビティに連通す
る。ここに、前述の溶融金属レベル下限の位置は、湯口
115の下面より若干上方に設定されている。
【0034】断熱ボード部114及び上部鋳型部111
には、湯口115内を通過する溶融金属13を加熱する
ヒータ116が、湯口115を挟んで、夫々2対及び1
対の計3対設けられている。
には、湯口115内を通過する溶融金属13を加熱する
ヒータ116が、湯口115を挟んで、夫々2対及び1
対の計3対設けられている。
【0035】湯口115の出口117には、図3(a)
に示すように、幅5mm×高さ10mmの矩形の開口部
118の複数が水平に湯口115の出口117に沿って
配列されている。開口部118の水平方向の配列ピッチ
は10mmである。開口部118の形状は楕円であって
もい。
に示すように、幅5mm×高さ10mmの矩形の開口部
118の複数が水平に湯口115の出口117に沿って
配列されている。開口部118の水平方向の配列ピッチ
は10mmである。開口部118の形状は楕円であって
もい。
【0036】この開口部118の夫々は、図3(b)に
示すように、上下に配列された幅5mm×高さ4mmの
矩形の上部開口部119及び幅5mm×高さ4mmの矩
形の下部開口部120で構成されてもよい。上部開口部
119、下部開口部120の形状は楕円又は円であって
もよい。
示すように、上下に配列された幅5mm×高さ4mmの
矩形の上部開口部119及び幅5mm×高さ4mmの矩
形の下部開口部120で構成されてもよい。上部開口部
119、下部開口部120の形状は楕円又は円であって
もよい。
【0037】湯口115の対向部において、上部鋳型部
111には通気部材121が設けられている。この通気
部材121は、気体は通すが溶融金属は通さない材料で
作られており、例えば、焼結金属、多孔性セラミック
ス、カーボン等で作られる。
111には通気部材121が設けられている。この通気
部材121は、気体は通すが溶融金属は通さない材料で
作られており、例えば、焼結金属、多孔性セラミック
ス、カーボン等で作られる。
【0038】通気部材121の外側には、適宜な配管構
造を介して真空手段としての真空ポンプ122が接続さ
れている。この真空ポンプ122は、通気部材121の
近傍で720mmHgの真空を発揮することができる。
湯口115、通気部材121及び真空ポンプ122は、
本発明の装置における注入手段を構成する。
造を介して真空手段としての真空ポンプ122が接続さ
れている。この真空ポンプ122は、通気部材121の
近傍で720mmHgの真空を発揮することができる。
湯口115、通気部材121及び真空ポンプ122は、
本発明の装置における注入手段を構成する。
【0039】冷却手段としての冷却部113は金属又は
セラミックス製の鋳型を構成し、中に水ジャケット12
3を有する。冷却部113は水ジャケット123内の水
が上方に向かって流れるように構成されている。水ジャ
ケット123内の水温は水ジャケット123の入口にお
いて約20℃にである。
セラミックス製の鋳型を構成し、中に水ジャケット12
3を有する。冷却部113は水ジャケット123内の水
が上方に向かって流れるように構成されている。水ジャ
ケット123内の水温は水ジャケット123の入口にお
いて約20℃にである。
【0040】上部鋳型部111には、中空の無機質粒子
124を収容するホッパ125が設けられている。ホッ
パ125の下端口部126は水平扁平形状であり、通気
部材121の直上でキャビティに連通している。
124を収容するホッパ125が設けられている。ホッ
パ125の下端口部126は水平扁平形状であり、通気
部材121の直上でキャビティに連通している。
【0041】上部鋳型部111の上に設けられたフィー
ラ部130は、水平方向に配列された36個のアセンブ
リからなり(図4)、アセンブリの夫々は、キャビティ
内の上部に往復動自在に収容されており、幅が20mm
の押し出し板131と、押し出し板131の夫々の上端
に連結棒を介して連結されており、上端にローラ132
を有する摺動部133と、摺動部133を往復動自在に
収容すると共に上部鋳型部111の上に載置されたガイ
ド部134と、摺動部133を上方に付勢すべく上部鋳
型111と摺動部133との間に配置された圧縮バネ1
35と、ガイド部134の上に配置されており、摺動部
133のローラ132に作用するカム136とからな
る。36個のカム136は1つの軸に取り付けられてお
り、これらのカム136は炉体1に適宜に取り付けられ
たブラケット137の上に配置されたモータ138によ
り適宜な伝動機構を介して回転される。
ラ部130は、水平方向に配列された36個のアセンブ
リからなり(図4)、アセンブリの夫々は、キャビティ
内の上部に往復動自在に収容されており、幅が20mm
の押し出し板131と、押し出し板131の夫々の上端
に連結棒を介して連結されており、上端にローラ132
を有する摺動部133と、摺動部133を往復動自在に
収容すると共に上部鋳型部111の上に載置されたガイ
ド部134と、摺動部133を上方に付勢すべく上部鋳
型111と摺動部133との間に配置された圧縮バネ1
35と、ガイド部134の上に配置されており、摺動部
133のローラ132に作用するカム136とからな
る。36個のカム136は1つの軸に取り付けられてお
り、これらのカム136は炉体1に適宜に取り付けられ
たブラケット137の上に配置されたモータ138によ
り適宜な伝動機構を介して回転される。
【0042】ここに、カム136の作用による押し出し
部材131のストロークは30mmであり、押し出し部
材131の下端の下死点はホッパ125の下端口部の下
縁付近に(図2参照)、同上死点はホッパ125の下端
口部の鉛直方向中央部付近である。また、一連のカム1
36は、図4に示すように、その位相角が10°づつず
れている。これにより、一連の押し出し部材131が互
いに10°の位相差をもって波動的に往復動する。ホッ
パ125及びフィーラ部130は本発明の装置における
充填手段を構成する。
部材131のストロークは30mmであり、押し出し部
材131の下端の下死点はホッパ125の下端口部の下
縁付近に(図2参照)、同上死点はホッパ125の下端
口部の鉛直方向中央部付近である。また、一連のカム1
36は、図4に示すように、その位相角が10°づつず
れている。これにより、一連の押し出し部材131が互
いに10°の位相差をもって波動的に往復動する。ホッ
パ125及びフィーラ部130は本発明の装置における
充填手段を構成する。
【0043】一方、鋳型部111の下には、引き抜き手
段としての複合部材引き出し部150が設けられてい
る。複合部材引き出し部150は、キャビティの下部に
挿入され鋳造開始時に使用する板状のダミー板151、
又はキャビティ内で鋳造された複合部材を引き出す一対
のローラ152が配置されている。一対のローラ152
は、適宜な駆動手段により互いに反対方向に回転するよ
うに構成されている。ローラ152の表面は、ローラ1
52の内側に設けられた冷却通路を流れる冷却水により
常時冷却されている。一対のローラ152を支持する一
対の軸受153は、互いに反対方向のネジが設けられて
いる軸154に夫々支持されている。軸154には、ハ
ンドル155が設けられており、ハンドル155を所望
の方向に回すことにより、一対のローラ152の間隔を
調節できる。
段としての複合部材引き出し部150が設けられてい
る。複合部材引き出し部150は、キャビティの下部に
挿入され鋳造開始時に使用する板状のダミー板151、
又はキャビティ内で鋳造された複合部材を引き出す一対
のローラ152が配置されている。一対のローラ152
は、適宜な駆動手段により互いに反対方向に回転するよ
うに構成されている。ローラ152の表面は、ローラ1
52の内側に設けられた冷却通路を流れる冷却水により
常時冷却されている。一対のローラ152を支持する一
対の軸受153は、互いに反対方向のネジが設けられて
いる軸154に夫々支持されている。軸154には、ハ
ンドル155が設けられており、ハンドル155を所望
の方向に回すことにより、一対のローラ152の間隔を
調節できる。
【0044】以下、本実施の形態に係る無機物粒子層と
金属の複合板材の連続鋳造装置の作動を説明する。
金属の複合板材の連続鋳造装置の作動を説明する。
【0045】ホッパ125内の無機物粒子124は、重
力によりホッパ125の下端開口を経てキャビティ内に
流入する。このとき、ポータブル式の撹拌機を使用して
ホッパ125内の無機質粒子124を撹拌してもよい。
これにより、無機質粒子124の移動を容易にできる。
力によりホッパ125の下端開口を経てキャビティ内に
流入する。このとき、ポータブル式の撹拌機を使用して
ホッパ125内の無機質粒子124を撹拌してもよい。
これにより、無機質粒子124の移動を容易にできる。
【0046】さらに、モータ138の駆動により、一連
のカム136が回転し、押し出し部材131が波動的に
往復運動する。これにより、この押し出し部材131の
下端は、ホッパ125の下端口部の付近で往復運動する
ので、当該下端口部付近で無機質粒子124がブリッジ
現象によりスティックするのを防止してホッパ125内
の無機質粒子124のキャビティ内への充填を促進す
る。複数の押し出し板135が、カム136の取り付け
位相角度が10°ずつずれていることにより、波動的に
往復運動することによって、無機質粒子層Dにブリッジ
現象によるスティックの発生の防止をさらに促進するこ
とができる。
のカム136が回転し、押し出し部材131が波動的に
往復運動する。これにより、この押し出し部材131の
下端は、ホッパ125の下端口部の付近で往復運動する
ので、当該下端口部付近で無機質粒子124がブリッジ
現象によりスティックするのを防止してホッパ125内
の無機質粒子124のキャビティ内への充填を促進す
る。複数の押し出し板135が、カム136の取り付け
位相角度が10°ずつずれていることにより、波動的に
往復運動することによって、無機質粒子層Dにブリッジ
現象によるスティックの発生の防止をさらに促進するこ
とができる。
【0047】一方、ラドル12から樋11を介して炉体
1の溶融金属スペース3内に溶融金属13を補給する。
図示しない制御ユニットにより、溶融金属13の湯面1
5が溶融金属レベル上限及び溶融金属レベル下限の間に
保持される。これにより、湯面15は、湯口115の下
面より上方に保持され、溶融金属13は湯口115及び
開口部118を介してキャビティに流れ込む。
1の溶融金属スペース3内に溶融金属13を補給する。
図示しない制御ユニットにより、溶融金属13の湯面1
5が溶融金属レベル上限及び溶融金属レベル下限の間に
保持される。これにより、湯面15は、湯口115の下
面より上方に保持され、溶融金属13は湯口115及び
開口部118を介してキャビティに流れ込む。
【0048】加えて、真空ポンプ122の作用により、
通気部材121には720mmHgの真空が印加されて
おり、その作用によって、溶融金属スペース3内の溶融
金属13が湯口115及び開口部118を介するキャビ
ティ内の無機質粒子層の粒子間間隙への注入を促進す
る。また、ホッパ125内の無機質粒子124の粒子間
間隙を通ってキャビティ内に外気が導入され、その際無
機質粒子124のキャビティ内への充填が促進される。
キャビティ内に導入された空気は通気部材121を通っ
てキャビティ外に排出される。
通気部材121には720mmHgの真空が印加されて
おり、その作用によって、溶融金属スペース3内の溶融
金属13が湯口115及び開口部118を介するキャビ
ティ内の無機質粒子層の粒子間間隙への注入を促進す
る。また、ホッパ125内の無機質粒子124の粒子間
間隙を通ってキャビティ内に外気が導入され、その際無
機質粒子124のキャビティ内への充填が促進される。
キャビティ内に導入された空気は通気部材121を通っ
てキャビティ外に排出される。
【0049】冷却部113を通過してキャビティ内で凝
固した複合部材は一対のローラ152により下方に引っ
張られることにより連続的に鋳造される。ここで、鋳造
開始時は、キャビティの下部にダミー板151を挿入し
ておき、そのダミー板151を一対のローラ152で引
っ張る。
固した複合部材は一対のローラ152により下方に引っ
張られることにより連続的に鋳造される。ここで、鋳造
開始時は、キャビティの下部にダミー板151を挿入し
ておき、そのダミー板151を一対のローラ152で引
っ張る。
【0050】凝固した複合部材S(図2参照)は、ロー
ラ152による引張力によって下方に移動すべきである
が、湯口115の出口117付近におけるキャビティ内
では無機物粒子層の粒子間間隙に注入された直後の溶融
金属は液相状態であるので、前述のローラ152による
引張力を伝達することができない。この溶融金属が液相
状態にある無機質粒子層L(図2参照)を下方に移動さ
せるために、カム136の回転によって複数の押し出し
板135に波動的に往復運動を行わしめ、これに伴う下
方への推力を当該無機質層Lの上方にありまだ溶融金属
が注入されていない無機質粒子層D(図2参照)に加え
る。これにより、無機質粒子層Lが無機質粒子層Dと凝
固下複合部材Sとの間に挟まれた状態で全体を下方に移
動する。
ラ152による引張力によって下方に移動すべきである
が、湯口115の出口117付近におけるキャビティ内
では無機物粒子層の粒子間間隙に注入された直後の溶融
金属は液相状態であるので、前述のローラ152による
引張力を伝達することができない。この溶融金属が液相
状態にある無機質粒子層L(図2参照)を下方に移動さ
せるために、カム136の回転によって複数の押し出し
板135に波動的に往復運動を行わしめ、これに伴う下
方への推力を当該無機質層Lの上方にありまだ溶融金属
が注入されていない無機質粒子層D(図2参照)に加え
る。これにより、無機質粒子層Lが無機質粒子層Dと凝
固下複合部材Sとの間に挟まれた状態で全体を下方に移
動する。
【0051】さらに、湯口115の出口117に設けら
れた開口部118は、以下の作用を奏する。すなわち、
開口部118を設けたことにより、溶融金属の流路断面
積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなる。これに
より、無機質粒子層が押し出し板131の往復運動によ
って下方の推力を受けたときに無機質粒子層Dの粒子が
開口部118を通って溶融金属スペース13に逆流する
のを防止することができる。
れた開口部118は、以下の作用を奏する。すなわち、
開口部118を設けたことにより、溶融金属の流路断面
積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなる。これに
より、無機質粒子層が押し出し板131の往復運動によ
って下方の推力を受けたときに無機質粒子層Dの粒子が
開口部118を通って溶融金属スペース13に逆流する
のを防止することができる。
【0052】上記実施の形態において、溶融金属4は、
銅、アルミニウム、マグネシウム、およびこれらの合金
の各溶湯を含む。
銅、アルミニウム、マグネシウム、およびこれらの合金
の各溶湯を含む。
【0053】上記実施の形態において、無機質粒子層5
は、ガラス質粒子(Gライト−商品名−)、火山ガラス
質堆積物(シラスバルーン−商品名−)、セラミックス
多孔質粒子(セラビーズ−商品名−)等を含む。
は、ガラス質粒子(Gライト−商品名−)、火山ガラス
質堆積物(シラスバルーン−商品名−)、セラミックス
多孔質粒子(セラビーズ−商品名−)等を含む。
【0054】ガラス質粒子(Gライト−商品名−)は、
これは、ガラスを破砕し、加熱溶解して発泡させた後、
整粒することによって製造される。このガラスビーズ
は、熱電導率が0.06Kcal/m・h・℃と珪砂に
比べて小さく、比熱が0.3〜0.41cal/g・℃
と大きく。粒径は、0.5から1mmである。Gライト
は、比重が0.3〜0.5と珪砂に比べて軽い。さら
に、本Gライトは、非鉄金属との複合材料として、十分
な耐火度を備えている。また、前記多孔無機質の粒子と
してGライトを使用すれば、ガラス廃棄物のリサイクル
利用が図れる。
これは、ガラスを破砕し、加熱溶解して発泡させた後、
整粒することによって製造される。このガラスビーズ
は、熱電導率が0.06Kcal/m・h・℃と珪砂に
比べて小さく、比熱が0.3〜0.41cal/g・℃
と大きく。粒径は、0.5から1mmである。Gライト
は、比重が0.3〜0.5と珪砂に比べて軽い。さら
に、本Gライトは、非鉄金属との複合材料として、十分
な耐火度を備えている。また、前記多孔無機質の粒子と
してGライトを使用すれば、ガラス廃棄物のリサイクル
利用が図れる。
【0055】火山ガラス質堆積物(シラスバルーン−商
品名−)は、シラスバルーンを加熱溶解して発泡させた
後、整粒することによって製造される。このシラスバル
ーンは、熱電導率が0.05〜0.09Kcal/m・
h・℃と珪砂に比べて小さく、比熱が0.24cal/
g・℃と大きく。粒径は、0.3から0.8mmであ
る。
品名−)は、シラスバルーンを加熱溶解して発泡させた
後、整粒することによって製造される。このシラスバル
ーンは、熱電導率が0.05〜0.09Kcal/m・
h・℃と珪砂に比べて小さく、比熱が0.24cal/
g・℃と大きく。粒径は、0.3から0.8mmであ
る。
【0056】本シラスバルーンは、比重が0.07〜
0.2と珪砂やガラスビーズに比べて軽い。
0.2と珪砂やガラスビーズに比べて軽い。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1及
び5の無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及
び装置によれば、鋳型に設けられたキャビティに上方か
ら無機質粒子層を連続的に充填し、前記キャビティ内に
充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金属を連続
的に注入し、前記溶融金属が注入された無機質粒子層を
冷却し、前記冷却された無機質粒子層及び溶融金属を前
記キャビティの下方から連続的に引き抜くことにより、
無機質粒子層と金属の複合部材を連続的に鋳造すること
ができる。
び5の無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及
び装置によれば、鋳型に設けられたキャビティに上方か
ら無機質粒子層を連続的に充填し、前記キャビティ内に
充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金属を連続
的に注入し、前記溶融金属が注入された無機質粒子層を
冷却し、前記冷却された無機質粒子層及び溶融金属を前
記キャビティの下方から連続的に引き抜くことにより、
無機質粒子層と金属の複合部材を連続的に鋳造すること
ができる。
【0058】請求項2及び6によれば、キャビティが鉛
直扁平形状をなすので無機質粒子層と金属の複合部材を
連続的に鋳造することができる。
直扁平形状をなすので無機質粒子層と金属の複合部材を
連続的に鋳造することができる。
【0059】請求項3の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法によれば、前記溶融金属を連続的に注入
する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質粒子
層の粒子間間隙を真空吸引する段階を含むので、キャビ
ティ内への無機質粒子の充填を促進しつつ前記溶融金属
をキャビティに注入することができる。
の連続鋳造方法によれば、前記溶融金属を連続的に注入
する段階が、前記キャビティ内に充填された無機質粒子
層の粒子間間隙を真空吸引する段階を含むので、キャビ
ティ内への無機質粒子の充填を促進しつつ前記溶融金属
をキャビティに注入することができる。
【0060】請求項4及び9の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、前記無機質粒
子層を充填する段階が、前記キャビティ内に充填された
無機質粒子層に上方から押圧力を繰り返し加える段階を
含むので、キャビティ内に充填された無機質粒子層にブ
リッジ現象によるスティックが発生するのを防止しつ
つ、キャビティ内で溶融金属が粒子間間隙に注入された
無機質粒子層を凝固した複合板材の下方への引き出しに
合わせて下方に移動させることができる。
合部材の連続鋳造方法及び装置によれば、前記無機質粒
子層を充填する段階が、前記キャビティ内に充填された
無機質粒子層に上方から押圧力を繰り返し加える段階を
含むので、キャビティ内に充填された無機質粒子層にブ
リッジ現象によるスティックが発生するのを防止しつ
つ、キャビティ内で溶融金属が粒子間間隙に注入された
無機質粒子層を凝固した複合板材の下方への引き出しに
合わせて下方に移動させることができる。
【0061】請求項7の無機質粒子層と金属の複合部材
の連続鋳造方法によれば、前記注入手段が、前記鋳型に
取り付けられていると共に前記キャビティに連通された
水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口の出口に
は、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩形又は楕
円の開口部の複数が設けられているので、溶融金属の流
路断面積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなり、
無機質粒子層が押し出し板の往復運動によって下方への
推力を受けたときに無機質粒子層の粒子が開口部を通っ
て溶融金属スペースに逆流するのを防止することができ
る。
の連続鋳造方法によれば、前記注入手段が、前記鋳型に
取り付けられていると共に前記キャビティに連通された
水平扁平形状の湯口を有しており、当該湯口の出口に
は、水平方向にかつ等間隔に配列された断面矩形又は楕
円の開口部の複数が設けられているので、溶融金属の流
路断面積が小さくなって溶融金属の流速が大きくなり、
無機質粒子層が押し出し板の往復運動によって下方への
推力を受けたときに無機質粒子層の粒子が開口部を通っ
て溶融金属スペースに逆流するのを防止することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係る無機物粒子層と金属
の複合部材の製造装置の縦断面図である。
の複合部材の製造装置の縦断面図である。
【図2】図1の無機物粒子層と金属の複合部材の製造装
置の部分拡大図である。
置の部分拡大図である。
【図3】図1の無機物粒子層と金属の複合部材の製造装
置における湯口115の出口117の形状の説明図であ
る。
置における湯口115の出口117の形状の説明図であ
る。
【図4】図1の無機物粒子層と金属の複合部材の製造装
置におけるフィーラ部130の部分斜視図である。
置におけるフィーラ部130の部分斜視図である。
1 炉体 2 架台 100 鋳造部 110 鋳型部 111 上部鋳型部 112 下部鋳型部 113 冷却部 115 湯口 117 出口 121 通気部材 130 フィーラ部 131 押し出し部材 133 摺動部 134 ガイド部 135 圧縮バネ 136 カム 150 複合部材引き出し部 152 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−314122(JP,A) 特開 平5−261483(JP,A) 特開 昭58−74251(JP,A) 特開 昭54−33829(JP,A) 実開 昭56−18151(JP,U) 実開 平6−54448(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/00 B22D 18/06 509 B22D 19/14
Claims (9)
- 【請求項1】 鋳型に設けられたキャビティに上方から
無機質粒子層を連続的に充填する段階と、前記キャビテ
ィ内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙に溶融金属
を連続的に注入する段階と、前記溶融金属が注入された
無機質粒子層を冷却する段階と、前記冷却された無機質
粒子層及び溶融金属を前記キャビティの下方から連続的
に引き抜く段階とを含むことを特徴とする無機質粒子層
と金属の複合部材の連続鋳造方法。 - 【請求項2】 前記キャビティが鉛直扁平形状をなすこ
とを特徴とする請求項1記載の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造方法。 - 【請求項3】 前記溶融金属を注入する段階が、前記キ
ャビティ内に充填された無機質粒子層の粒子間間隙を真
空吸引する段階を含むことを特徴とする請求項1又は2
記載の無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法。 - 【請求項4】 前記無機質粒子層を連続的に充填する段
階が、前記キャビティ内に充填された無機質粒子層に上
方から押圧力を繰り返し加える段階を含むことを特徴と
する請求項1から3のいずれか1項記載の無機質粒子層
と金属の複合部材の連続鋳造方法。 - 【請求項5】 キャビティを有する鋳型と、前記鋳型に
取付られており、前記キャビティに上方から無機質粒子
層を連続的に充填する充填手段と、前記鋳型に取付られ
ており、前記キャビティ内に充填された無機質粒子層の
粒子間間隙に溶融金属を連続的に注入する注入手段と、
前記鋳型に設けられており、前記溶融金属が注入された
無機質粒子層を冷却する冷却手段と、前記鋳型に取付ら
れており、前記冷却された無機質粒子層及び溶融金属を
前記キャビティの下方から連続的に引き抜く引き抜き手
段とを備えることを特徴とする無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造装置。 - 【請求項6】 前記キャビティが鉛直扁平形状をなすこ
とを特徴とする請求項5記載の無機質粒子層と金属の複
合部材の連続鋳造装置。 - 【請求項7】 前記注入手段が、前記鋳型に設けられて
いると共に前記キャビティに連通された水平扁平形状の
湯口を有しており、当該湯口の出口には、水平方向にか
つ等間隔に配列された断面矩形又は楕円の開口部の複数
が設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載
の無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装置。 - 【請求項8】 前記注入手段が、前記キャビティに面す
るように前記鋳型に取付けられていると共に、気体は通
すが溶融金属は通さないように構成された通気部材と、
この通気部材に接続された真空手段とを含むことを特徴
とする請求項5から7のいずれか1項記載の無機質粒子
層と金属の複合部材の連続鋳造装置。 - 【請求項9】 前記充填手段が、前記キャビティの上部
に収容された板状部材と、前記鋳型の上に載置されてお
り、前記板状部材を上下方向に往復動させる往復動手段
とを含むことを特徴とする請求項5から8のいずれか1
項記載の無機質粒子層と金属の複合部材の連続鋳造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8716296A JP2808552B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8716296A JP2808552B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248656A JPH09248656A (ja) | 1997-09-22 |
| JP2808552B2 true JP2808552B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13907297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8716296A Expired - Fee Related JP2808552B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 無機物粒子層と金属の複合部材の連続鋳造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2808552B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8716296A patent/JP2808552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09248656A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |