JP2806646B2 - 論理設計検証システム - Google Patents

論理設計検証システム

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JP2806646B2
JP2806646B2 JP3112523A JP11252391A JP2806646B2 JP 2806646 B2 JP2806646 B2 JP 2806646B2 JP 3112523 A JP3112523 A JP 3112523A JP 11252391 A JP11252391 A JP 11252391A JP 2806646 B2 JP2806646 B2 JP 2806646B2
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浩 石倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は論理設計検証システムに関し、特
に論理回路に関する初期設計データについて論理検証、
故障検証及び回路規則検証を行うための論理設計検証シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の論理検証システムでは、初
期設計データが正しく論理規格通りに設計されているか
どうか、0及び1故障が発見できるように設計されてい
るかどうか、更には回路規格を満足するように設計され
ているかどうかを検証する場合、人手に頼っている。
【0003】そして、これ等規格を満足していなけれ
ば、回路修正が必要となり、この修正も人手により行
い、そして再度修正データについて検証を行うことを人
手により繰返しているのが実状である。
【0004】この様に、従来の論理設計検証システム
は、解析検証処理や設計データの修正処理に人手が介在
するシステムとなっているので、時間がかかると共に人
手によるミスが避けられず、またシステムを何度も使用
する必要があり、検証効率が悪いという欠点がある。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、自動的に論理検証を行
うようにして、人手による検証、修正をなくし効率の良
い論理検証が可能な論理設計検証システムを提供するこ
とである。
【0006】
【発明の構成】本発明による論理検証システムは、論理
検証対象論理回路における全ての入力端子に対して考え
られる入力条件の組合わせパターンを全て発生する入力
パターン発生手段と、この入力パターンを順次1パター
ンずつ前記入力端子に供給しつつシミュレーションを実
行し、前記論理検証対象論理回路の各構成要素の出力端
子における出力パターンを生成するシミュレーション手
段と、この出力パターンと正規の出力パターンとを比較
する比較手段と、この比較により出力不一致が検出され
たとき、この不一致出力から入力へ向けて回路探検を行
い出力の不一致開始箇所を検出する回路探索手段と、こ
の検出された箇所を自動的に回路修正する修正手段とを
含み、この修正手段による回路修正後の論理回路に対し
て、更に少なくとも前記シミュレーション手段、比較手
段の実行を制御するようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の他の論理検証システムは、上述の
論理設計検証システムによる論理検証後の故障検証対象
論理回路における全ての入力端子に対して考えられる入
力条件の組合わせパターンを全て発生する入力パターン
発生手段と、この入力パターンを順次1パターンずつ前
記入力端子に供給しつつシミュレーションを実行し、前
記故障検証対象論理回路の各構成要素の出力端子におけ
る出力パターンを生成するシミュレーション手段と、0
(または1)故障を夫々発見すべき入出力端子のリスト
を生成する故障リスト生成手段と、これ等入出力端子全
てに対して0(または1)の論理値を設定して故障シミ
ュレーションをなす手段と、この故障シミュレーション
の出力値が全て無変化のとき、故障設定されている出力
端子に接続されている回路素子の入力端子を探索してこ
の入力端子から直接出力端子を導出する回路修正手段
と、この修正回路において前記シミュレーション手段に
より再度シミュレーションを実行するよう制御し、また
前記修正回路において再度記故障シミュレーションを実
行するよう制御する制御手段と、前記修正回路における
シミュレーション結果と故障シミュレーション結果とを
比較して出力値が一致したとき、前記回路修正手段及び
制御手段を実行制御し、出力値が不一致でかつ前記故障
シミュレーションの出力値が無変化でないとき、この不
一致または変化した出力端子に対応する入力端子につい
て前記故障リストから削除する手段と、この削除後の故
障リストに従って再度前記故障シミュレーションへ動作
を移す手段とを含み、前記故障リストの内容が全て削除
されるまで前記各手段の実行をなすようにしたことを特
徴とする。
【0008】本発明の更に他の論理設計検証システム
は、回路規則を予め定めて格納した回路規則格納テーブ
ルと、上述の論理設計検証システムによる論理検証後の
回路規則検証対象論理回路が前記回路規則に合致するか
否かを検出する回路規則検証手段と、この検証結果が規
則違反を示すときに前記規則に従って回路修正をなす手
段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図である。本実施例は、作成された論理回路に関する初
期設計データ1を入力とするエディタ2と、このエディ
タ2内の設計データをコード化するコンパイラ3と、こ
のコンパイルコードを一時的に受取るローダ4と、この
ローダ4からコードを受取り論理設計の各検証(論理検
証、故障検証、回路規則検証)を行う検証部5と、この
検証結果と予め設定されている規格データ7とを比較し
て判定する判定部6と、この判定結果にエラーが生じた
場合にどの部分の設計データが原因でエラーが発生した
のかを発見する解析部8と、エラーの原因である設計デ
ータをいかに修正するかを判断決定する修正部9とから
なる。
【0011】論理回路の設計者は先ずエディタ2上で初
期設計データ1を作成入力する。この初期設計データ1
はコンパイラ3により検証部5に適したコードに変換さ
れてローダ4へ出力される。
【0012】ローダ4はこのコードをそのまま検証部5
へ出力し、検証部5にて論理設計検証が行われ、その結
果が判定部6へ出力される。この判定部6では、検証結
果と規格7とが比較され、規格内容を満していれば、検
証が正常終了となる。規格内容を満していなければ、解
析部8に対して初期設計データ1内のどの部分が規格7
に合致しないかの解析要求が出される。
【0013】解析部8では、規格7に反する部分を絞り
込んで修正内容を決定し、修正部9に対して修正指示が
出される。修正部9では、初期設計データに修正が施さ
れてエディタ2へ修正後のデータが出力される。その
後、コンパイラ3、ローダ4を介して再び検証部5にて
検証が行われ、上述の処理が繰返されることになる。
【0014】次に、図1のシステムを用いて各検証処理
動作について詳述する。
【0015】先ず、論理検証処理動作について図10の
フローチャートを参照して説明する。この場合の論理規
格7(図1)が図2にデータとして示されており、また
論理検証対象の初期設定データとしての回路が図3に示
されている。尚、図2の論理規格において、*はアンド
論理を示し、+はオア論理を示している。
【0016】ローダ4を経由して初期設計データである
図3に示すデータを受取った検証部5は、ステップ110
にて回路トレースを実行して、データ入力端子が4本、
クロック入力端子が1本であることを認識すると共に、
入力端子から出力端子までのレジスタ段数が3段である
ことを認識する。
【0017】次に、ステップ111 において、シミュレー
ション用の入力値のパターンを発生する。この入力値パ
ターンは図15に示されており、4つのデータ入力端子
A,B,S,Tに対して“0000”〜“1111”まで順次イ
ンクリメントしたパターンであり、4つの入力端子に対
して考えられる入力条件の組合わせパターンの全てとな
っている。
【0018】この入力パターンに、更にレジスタ段数3
段分のクロック入力CLK パターンをも図15の如く挿入
して図15に示される入力値パターンを生成する。
【0019】この入力値を基に、論理記述された図2の
論理規格7に対してシミュレーションをステップ112 で
実行する。このシミュレーション実行により得られた出
力値120 として図16に示すパターンが得られる。尚、
図15,16の各パターンNOは両者に対応したものであ
る。
【0020】次に、ステップ113 において、図3に示す
初期設計データ1について図15の入力値パターンを用
いて同様にシミュレーションを行い、そのシミュレーシ
ョンにより得られた出力値121 を図17に示す。
【0021】ステップ116 において、ステップ112 と11
3との両シミュレーションにより得られた出力値120 と1
21 とを比較し、一致、不一致を検出する。本例では、
パターンNO4以降は不一致であるので、ステップ115 に
より回路探索を行って不一致回路を絞込むのである。
【0022】この絞込み方法としては、先ず出力値が異
なる出力端子から入力方向へ向けて行い、より入力端子
に近く、かつ出力値が異なるレジスタを探索するように
する。本例では、図16と図17とのパターンを夫々比
較すると出力Cが異なっており、レジスタRD及びRC
の各出力が共に異なっている。
【0023】ここで、入力端子に一番近いレジスタRC
をファンイン側にレジスタに到達するまでトレースし、
レジスタRCとレジスタRA,RB,RS,RTとの各
間のゲートGA,GB,GCに絞込むのである。
【0024】次のステップ114 では、回路修正を行うの
であるが、このとき図3の初期設計データ1のレジスタ
RCを図13(A),(B)の論理記述で表現する。
尚、図13において、「’」は反転(NOT)を意味す
る。
【0025】そして、図2の論理規格の対応箇所(点線
で示す箇所)21を変換記述した図13(C)と、図1
3(B)とを比較する。これ等2つを一致させるために
は、レジスタRCの入力直前で論理反転させれば良いの
で、ゲートGCをアンドゲートからナンドゲートに修正
して図4の如き修正設計データを得るのである。
【0026】再度、ステップ113 に戻りこの修正設計デ
ータについて図15の入力値パターンを用いてシミュレ
ーションを実行する。この結果の出力値121 は図16の
出力値パターン120 と一致するので、ステップ117 によ
り論理検証が終了する。
【0027】尚、図10のフローチャートにおいて、回
路トレース110 、入力値発生111 、シミュレーション11
2 ,113 の各処理は図1の検証部5にて行われ、出力一
致116 、全出力一致117の各処理は図1の判定部6にて
行われる。また、回路探索115 の処理は図1の解析部8
にて行われ、回路修正114 の処理は図1の修正部9にて
行われる。
【0028】次に、故障検証処理動作について図11の
フローチャートを参照して説明する。この場合の初期設
計データは先の論理検証が終了した修正済みのデータで
あって図4に示すものである。
【0029】この故障検証とは、図4に示した初期設計
データに従って実際に製造した回路において、予め定め
られた信号ポイント(例えば、入出力端子や回路構成素
子(レジスタやゲート等)の入出力点等)に0故障(常
に0となる故障)や1故障(常に1となる故障)を発見
するために行う検証である。
【0030】先ず、ローダ4を介して図4の初期設計デ
ータを検証部5へ供給する。検証部5はステップ210 の
回路トレースを実行して、入力端子が4本でクロック入
力端子が1本であることを認識すると共に、入力から出
力までのレジスタ段数が3であることを認識する。
【0031】次に、ステップ211 において図10のステ
ップ111 と同様に、図15に示す入力値パターンを発生
する。この入力値を基にシミュレーション212 を実行し
て図16に示す出力値230 を作成する。その後、ステッ
プ213 の故障想定ステップで図14に示す故障リスト23
1 を作成する。この故障リストは、実際に製造された回
路上で、0,1故障を発見する必要がある回路ポイント
のリストである。
【0032】先ず0故障検証について説明する。故障設
定ステップ214 において、図4の初期設定データに対し
て故障リスト中の0故障設定ポイント全てに0故障を設
定し、その設定状態で故障シミュレーション215 を実行
する。そのシミュレーション結果232 が図18に示すパ
ターンであり、全て0で変化がない。
【0033】次のステップ221 において、図14の故障
リスト231内の0故障が設定された回路ポイントについ
て、入力が直接出力となっている端子があるかどうか判
定される。入力が直接出力されていなければ、次のステ
ップ222 で故障シミュレーションの出力値232 が全出力
無変化かどうか調べる。
【0034】本例では無変化である。これは出力Cも0
故障として常に0が設定され、またクロックも0故障で
内部回路が動作しないためである。この状態が回路探索
ステップ217 により検出され、これでは0故障がいずれ
も発見できないと判定する。
【0035】そこで、先ずクロックの0故障だけを発見
可能とするために、回路修正ステップ216 にてクロック
をそのまま直接出力する様回路変更する。図5はこの回
路修正によりクロック出力端子Dを追加した場合の修正
設計データである。
【0036】その後、この修正設計データについて再び
シミュレーション212 を実行する。このときの出力値23
0 の一部パターン(NO1,2のみ)が図19であり、図
16の一部パターン(NO1,2)と対応しており、入出
力端子が追加されているだけである。尚、以下に述べる
シミュレーション結果を示す図21,23,25,2
7,29についても同様に図16の一部パターンと対応
しているものとする。
【0037】そして、故障設定214 により、再び故障リ
スト231 の0故障を全て設定して、その設定状態で故障
シミュレーション215 を再度実施する。その出力値232
の一部パターン(NO1,2のみ)が図20である。この
とき、正常時のシミュレーション結果である図19のパ
ターンNO2と、当該故障シミュレーション結果である図
20のパターンNO2とを比較すると、クロックの直接出
力Dが異なっており、よって実際の製造回路においては
この直接出力Dにより、クロックCLK の0故障が発見で
きるようになるのである。
【0038】ステップ221 では、このクロックの直接出
力Dが存在するので、故障削除ステップ218 へ行き、こ
こで図14の故障リストから入力端子CLK の0故障を削
除する。クロックの0故障の発見が、端子Dを直接出力
する回路修正処理により可能となったためである。
【0039】故障設定214 において、図14の故障リス
ト中クロック入力端子CLK 以外の0故障を設定して再度
故障シミュレーション215を実施する。出力端子Cに0
故障が設定されているために、この故障シミュレーショ
ン結果は全出力変化しない。
【0040】よって、ステップ222 から回路探索ステッ
プ217 へ行き、出力端子Cを作成しているレジスタRD
の入力をトレースして、回路修正ステップ216 でクロッ
クの場合と同様に図6に示す如く出力端子Eを、レジス
タRDの入力から直接出力するよう修正する。
【0041】この修正後、シミュレーション212 を実行
して出力値230 の一部を図21,23の如く得る。そし
て、再び同一の故障リストで0故障を設定し、故障シミ
ュレーション215 を行う。このときの出力値232 の一部
が図22,24である。
【0042】これ等正常時のシミュレーション結果(図
21,23)と故障シミュレーション結果(図22,2
4)とを比較すると(ステップ222 )、パターンNO15
で出力Eの値が異なり、その原因は図21のパターンNO
13の入力A,Bの1,1の値が、図22では0故障を
設定して0,0となっているためであり、これにより入
力端子A,Bの各0故障が発見できる。
【0043】また、パターンNO16では出力値Cの値そ
のものが異なるので、ここでも出力端子Cの0故障が発
見できる。同様に出力を比較していくと、図23と24
とからパターンNO47で入力端子S,Tの各0故障が発
見できる。
【0044】この様にして、0故障が発見できたら、故
障削除ステップ218にて図14の故障リストから対応0
故障が削除され、全ての0故障削除が行われたら(ステ
ップ220 )0故障検証が終了となる。よって、図6に示
した修正後の設計データでは、図14の故障リストに掲
げられた箇所の0故障が全て発見できることになる。
【0045】1故障についても、図14の故障リストに
従って1故障を設定し、図11のフローチャートに従っ
て処理を行うことにより、当該故障リストに設定されて
いる1故障が全て発見できるようになる。
【0046】尚、図12において、回路トレース210 ,
入力値発生211 ,シミュレーション212 ,故障想定213
,故障設定214 ,故障シミュレーション215 ,故障削
除218の各処理は図1の検証部5で行われ、出力値一致2
19 ,全故障削除220 ,直接出力有221 ,全出力無変化2
22 の各処理が図1の判定部6にて行われる。また、回
路探索217 の処理が図1の解析部8で行われ、回路修正
216 の処理が図1の修正部9で行われる。
【0047】次に回路規則検証の動作について図12の
フローチャートを参照しつつ説明する。この回路検証の
初期設計データ1は論理検証及び故障検証が終了した図
8に示すデータである。
【0048】ここで、回路規則検証時における図1の規
格7としては、「入出力バッファ要」,「ファンアウト
4以内」,「レジスタ直接出力端子接続不可」とする。
【0049】先ず、図6に示す初期設計データの端子チ
ェック処理310 を行って入力端子直後、出力端子直前に
夫々入出力バッファの有無をステップ311 で判断する。
この例では入出力バッファが無いので、ステップ312 で
各端子に入出力バッファを夫々追加して図7に示す如く
回路修正を行う。図7において、正方形で示す素子が追
加された入出力バッファである。
【0050】次に、ファンアウトチェック313 を実施
し、入力端子CLK が最大ファンアウト「4」をオーバし
ていることをステップ314 で検出する。よって、ステッ
プ315でここにバッファゲートを追加して図8の如く回
路修正を行う。図8において、菱形で示す素子が追加さ
れたバッファゲートである。
【0051】そして、接続ルールチェック316 を行い、
レジスタRDの出力が直接外部端子Cに接続されている
ことを接続違反チェック317 で検出し、接続修正ステッ
プ318 でバッファゲートを挿入し、図9の様に修正す
る。
【0052】この後、再度ファンアウトチェック313 、
接続ルールチェック316 を実施し、共に違反がなけれ
ば、ステップ319 により検証終了となる。
【0053】尚、図12のフローチャートにおいて、端
子チェック310 ,ファンアウトチェック313 ,接続ルー
ルチェック316 が図1の検証部5にて行われ、入出力バ
ッファ要311 ,最大ファンアウトオーバ314 ,接続違反
317 ,2連続OK319 が図1の判定部6にて行われる。
入出力バッファ追加312 ,バッファ追加315 ,接続修正
318 が図1の修正部9にて行われる。
【0054】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、エラ
ー解析や設計データの修正を自動的に行うようにしたの
で、人手を介在することがなくなり、短時間にかつ正確
に効率良く設計データを完成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシステムブロック図であ
る。
【図2】論理検証時の論理規格の例を示す図である。
【図3】論理検証時の初期設計データを示す図である。
【図4】論理検証終了後の修正設計データを示す図であ
る。
【図5】故障検証中の設計データを示す図である。
【図6】故障検証中の設計データを示す図である。
【図7】回路規則検証中の設計データを示す図である。
【図8】回路規則検証中の設計データを示す図である。
【図9】回路規則検証終了後の設計データを示す図であ
る。
【図10】論理検証処理を示すフローチャートである。
【図11】故障検証処理を示すフローチャートである。
【図12】回路規則検証処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】(A)及び(B)は論理検証時のエラー記述
の例を示し、(C)はその変換記述例を示す図である。
【図14】故障検証時の故障リストを示す図である。
【図15】論理検証及び故障検証時の入力値のパターン
を示す図である。
【図16】図15の入力値パターンを使用してシミュレ
ーションを実施したときの出力値パターンを示す図であ
る。
【図17】論理検証時のシミュレーション結果の出力値
パターンを示す図である。
【図18】故障シミュレーション結果を示すパターン図
である。
【図19】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図20】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【図21】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図22】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【図23】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図24】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【図25】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図26】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【図27】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図28】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【図29】故障検証時の正常シミュレーション結果の一
部を示すパターン図である。
【図30】故障シミュレーション結果の一部を示すパタ
ーン図である。
【符号の説明】
1 初期設計データ 5 検証部 6 判定部 7 規格 8 解析部 9 修正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−186970(JP,A) 特開 平3−157781(JP,A) 特開 昭61−187047(JP,A) 特開 昭63−140969(JP,A) 特開 平2−59967(JP,A) 特開 平1−309182(JP,A) 特開 平2−304679(JP,A) 特開 平2−109171(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理検証対象論理回路における全ての入
    力端子に対して考えられる入力条件の組合わせパターン
    を全て発生する入力パターン発生手段と、この入力パタ
    ーンを順次1パターンずつ前記入力端子に供給しつつシ
    ミュレーションを実行し、前記論理検証対象論理回路の
    各構成要素の出力端子における出力パターンを生成する
    シミュレーション手段と、この出力パターンと正規の出
    力パターンとを比較する比較手段と、この比較により出
    力不一致が検出されたとき、この不一致出力から入力へ
    向けて回路探検を行い出力の不一致開始箇所を検出する
    回路探索手段と、この検出された箇所を自動的に回路修
    正する修正手段とを含み、この修正手段による回路修正
    後の論理回路に対して、更に少なくとも前記シミュレー
    ション手段、比較手段の実行を制御するようにしたこと
    を特徴とする論理設計検証システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の論理設計検証システムに
    よる論理検証後の故障検証対象論理回路における全ての
    入力端子に対して考えられる入力条件の組合わせパター
    ンを全て発生する入力パターン発生手段と、この入力パ
    ターンを順次1パターンずつ前記入力端子に供給しつつ
    シミュレーションを実行し、前記故障検証対象論理回路
    の各構成要素の出力端子における出力パターンを生成す
    るシミュレーション手段と、0(または1)故障を夫々
    発見すべき入出力端子のリストを生成する故障リスト生
    成手段と、これ等入出力端子全てに対して0(または
    1)の論理値を設定して故障シミュレーションをなす手
    段と、この故障シミュレーションの出力値が全て無変化
    のとき、故障設定されている出力端子に接続されている
    回路素子の入力端子を探索してこの入力端子から直接出
    力端子を導出する回路修正手段と、この修正回路におい
    て前記シミュレーション手段により再度シミュレーショ
    ンを実行するよう制御し、また前記修正回路において再
    度記故障シミュレーションを実行するよう制御する制御
    手段と、前記修正回路におけるシミュレーション結果と
    故障シミュレーション結果とを比較して出力値が一致し
    たとき、前記回路修正手段及び制御手段を実行制御し、
    出力値が不一致でかつ前記故障シミュレーションの出力
    値が無変化でないとき、この不一致または変化した出力
    端子に対応する入力端子について前記故障リストから削
    除する手段と、この削除後の故障リストに従って再度前
    記故障シミュレーションへ動作を移す手段とを含み、前
    記故障リストの内容が全て削除されるまで前記各手段の
    実行をなすようにしたことを特徴とする論理設計検証シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 回路規則を予め定めて格納した回路規則
    格納テーブルと、請求項1または2記載の論理設計検証
    システムによる論理検証後の回路規則検証対象論理回路
    が前記回路規則に合致するか否かを検出する回路規則検
    証手段と、この検証結果が規則違反を示すときに前記規
    則に従って回路修正をなす手段とを含むことを特徴とす
    る論理設計検証システム。
JP3112523A 1991-04-17 1991-04-17 論理設計検証システム Expired - Lifetime JP2806646B2 (ja)

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