JP2805607B2 - 無人消防車 - Google Patents

無人消防車

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JP2805607B2
JP2805607B2 JP8110234A JP11023496A JP2805607B2 JP 2805607 B2 JP2805607 B2 JP 2805607B2 JP 8110234 A JP8110234 A JP 8110234A JP 11023496 A JP11023496 A JP 11023496A JP 2805607 B2 JP2805607 B2 JP 2805607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作により消
防活動を行なうための無人消防車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遠隔操作により走行駆動可能な車
体と、その車体に設けられる消火流体吐出手段とを備え
る無人消防車が開発されている。
【0003】そのような無人消防車は、高温の火災現場
において使用されるため、自身を高熱から保護するため
の自衛流体吐出手段を備えている。従来、その自衛流体
として、ホースを介して車体に供給する水を、車体に設
けた拡散部材に向かって水平方向に吐出していた。これ
により、その自衛流体を拡散板に衝突させて拡散させ、
車体を囲む水膜を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無人消防車は
非常に高温の火災現場において使用することを目的とす
るため、水膜により車体を囲むだけでは充分な冷却効果
を奏することができず、車体の温度上昇により機能不全
等に陥るという問題がある。
【0005】また、その自衛流体として、ホースを介し
て車体に供給する消火流体を用いていたため、その消火
流体が途切れた場合には自衛流体を吐出することができ
なかった。
【0006】さらに、ホースを介して無人消防車に消火
流体を供給する場合、その無人消防車を火災現場から退
避させる際にホースが障害物に引っ掛かる等し、その退
避を妨げることがある。
【0007】本発明は、上記問題を解決することのでき
る無人消防車を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔操作によ
り走行駆動可能な車体と、その車体に設けられる消火流
体吐出手段と、その車体に設けられる自衛流体吐出手段
とを備える無人消防車に適用される。
【0009】本発明においては、その自衛流体は、その
車体に上方から振りかけられるように吐出されることを
特徴とする。この構成により、車体を高熱にさらして
も、その熱は車体に振りかけられた消火流体の蒸発潜熱
として費やされるので、車体の温度上昇を防止できる。
【0010】また、本発明においては、その消火流体吐
出手段に、その車体の外部から消火流体を供給するため
のホースが接続可能とされ、その車体に流体貯留タンク
が設けられ、その自衛流体として、そのホースを介する
消火流体の供給時はその消火流体を吐出し、そのホース
を介する消火流体の非供給時はそのタンクに貯留された
流体を吐出することを特徴とする。この場合、そのホー
スを介して供給される消火流体の圧力を検知する手段
と、その検知圧力が設定値以上の時に、前記自衛流体吐
出手段をホースを介する消火流体の供給路に接続可能で
あると共に、その検知圧力が設定値未満の時に、その接
続を遮断すると共に、そのタンクに貯留された流体を前
記自衛流体吐出手段に送り出し可能な手段とを備える。
この構成により、ホースから消火流体を供給している間
は自衛流体がなくなることはない。また、ホースから供
給される消火流体が途切れても、タンクからの自衛流体
を供給できるので、無人消防車を消防現場から退避させ
る間は、車体を熱から保護できる。
【0011】本発明においては、その消火流体の供給用
ホースは遠隔操作により車体から取り外し可能とされ、
その取り外し時は、その自衛流体として車体に設けられ
る流体貯留タンクに貯留された流体を吐出するのが好ま
しい。この構成によれば、無人消防車を消防現場から退
避させる際に、ホースを車体から遠隔操作により取り外
すことにより、障害物に引っ掛かる等したホースにより
退避を妨げられるのを防止できる。しかも、そのホース
を車体から取り外しても、タンクからの自衛流体を供給
できるので、無人消防車を消防現場から退避させる間
は、車体を熱から保護できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0013】図1、図2に示す無人消防システムは、無
人消防車1と、この無人消防車1の搬送用コンテナ状荷
台2を有する運搬車3とを備える。その運搬車3のコン
テナ状荷台2は、無人消防車1の収納空間4と、遠隔操
作室5とを有する。その遠隔操作室5に、オペレータ6
による操作により遠隔操作信号を発信する操作装置7
と、無人消防車1からの画像信号による画像を表示する
モニター8と、その遠隔操作信号の送信用無線装置と、
その画像信号の受信用無線装置とが搭載されている。な
お、本実施形態の無人消防車1は有人運転も可能とされ
ている。
【0014】図3〜図5にも示すように、その無人消防
車1は、前後左右の4つのクローラ9により走行する車
体10を有する。その車体10に、上部に位置する放水
銃(消火流体吐出手段)11と、前部に位置する物体保
持用マニピュレータ12と、前上部自衛流体吐出ノズル
13と、後上部自衛流体吐出ノズル14と、底部自衛流
体吐出ノズル15とが設けられている。
【0015】その車体10において、各クローラ9それ
ぞれは油圧モータにより周回駆動可能とされ、各油圧モ
ータに電子制御式の流体変速装置(HST)を介してポ
ンプが接続され、そのポンプは電子制御式のエンジンに
より駆動される。図6に示すように、その流体変速装置
18を制御する走行系コントローラ21と、エンジン1
9を制御するエンジンコントローラ22とが無線装置2
3に接続される。上記操作装置7から、エンジンの起
動、変速、停止を指示する遠隔操作信号が、その無線装
置23を介してエンジンコントローラ22に送られるこ
とで、送られた遠隔操作信号に応じてエンジンの起動、
変速、停止が可能とされ、また、車体10の進行方向を
指示する遠隔操作信号が、その無線装置23を介して走
行系コントローラ21に送られることで、送られた遠隔
操作信号に応じて各クローラ9の駆動、回転方向変換、
停止の制御が可能とされている。この際、左方のクロー
ラ9と右方のクローラ9との周回速度を異なるものとす
ることで、車体10の走行方向を変更する。すなわち、
車体10は遠隔操作により走行駆動可能とされている。
【0016】図7に示すように、その放水銃11は、車
体10に設けられた一対のボールコック31、32と、
一対のホース接続部33、34とに、配管を介して接続
されている。その配管において、一方のボールコック3
1と一方のホース接続部33とから放水銃11への流路
を開閉する電磁開閉弁35と、他方のボールコック32
と他方のホース接続部34とから放水銃11への流路を
開閉する電磁開閉弁36とが設けられ、各電磁開閉弁3
5、36とホース接続部33、34との間に逆止弁3
7、38が設けられ、各逆止弁37、38にドレンバル
ブDが接続されている。その配管における一方の電磁開
閉弁35と逆止弁37との間が、電磁開閉弁41を介し
て各自衛流体吐出ノズル13、14、15に配管を介し
て接続され、その電磁開閉弁41の上流における消火流
体の圧力検知用の圧力センサ49が設けられている。そ
の圧力センサ49は、後述の消防系コントローラ24に
接続される。その配管における電磁開閉弁41と各自衛
流体吐出ノズル13、14、15との間は、車体10に
設けられた水タンク42に、逆止弁43とモータ駆動ポ
ンプ44とを介して接続されている。
【0017】各ボールコック31、32に、車体10の
外部から消火流体を供給するための消火流体供給用ホー
スが、例えばネジ式のカップリングを介して接続可能と
されている。
【0018】各ホース接続部33、34に、車体10の
外部から消火流体を供給するための消火流体供給用ホー
スが、電磁離脱装置45を介して接続可能とされてい
る。その電磁離脱装置45は、ホース接続部33、34
にホース端部を固定する爪と、その爪を後述の消防系コ
ントローラ24からの解除信号により固定解除位置に変
位させるアクチュエータとを有するものであり、公知の
ものを用いることができる。
【0019】図6に示すように、その電磁開閉弁35、
36、41とモータ駆動ポンプ44と電磁離脱装置45
とを制御する消防系コントローラ24が、無線装置23
に接続される。上記操作装置7から、消火流体の放水の
開始、停止、流量の大小変更を指示する遠隔操作信号
が、その無線装置23を介して消防系コントローラ24
に送られることで、大流量の放水時は両電磁開閉弁3
5、36が開かれて放水銃11から消火流体が吐出さ
れ、小流量の放水時は一方の電磁開閉弁35のみが開か
れて放水銃11から消火流体が吐出され、放水停止時は
両電磁開閉弁35、36が閉鎖される。
【0020】また、上記操作装置7から、自衛流体の吐
出の開始、停止を指示する遠隔操作信号が、その無線装
置23を介して消防系コントローラ24に送られると、
その消防系コントローラ24は、そのホースを介する消
火流体の供給の有無に応じて、電磁開閉弁41とモータ
駆動ポンプ44とを制御する。すなわち、上記ホースを
介して供給される消火流体の上記圧力センサ49による
検知圧力が、予め設定した設定値以上の時は、その電磁
開閉弁41を開くと共にモータ駆動ポンプ44を停止さ
せ、上記ホースから送られる消火流体を自衛流体として
各自衛流体吐出ノズル13、14、15から吐出する。
一方、上記ホースを介して供給される消火流体の上記圧
力センサ49による検知圧力が、予め設定した設定値未
満の時は、その電磁開閉弁41を閉じると共にモータ駆
動ポンプ44を駆動し、上記タンク42に貯留された水
を自衛流体として各自衛流体吐出ノズル13、14、1
5から吐出する。これにより、その自衛流体として、上
記ホースを介する消火流体の供給時はその消火流体を吐
出し、上記ホースを介する消火流体の非供給時はそのタ
ンク42に貯留された流体を吐出する。この構成によ
り、ホースから消火流体を供給している間は自衛流体が
なくなることはない。また、ホースから供給される消火
流体が途切れても、タンク42からの自衛流体を供給で
きるので、無人消防車1を消防現場から退避させる間
は、車体10を熱から保護できる。
【0021】図3において2点鎖線Wで示すように、そ
の前後上部自衛流体吐出ノズル13、14からの自衛流
体の吐出方向は、車体10全体に上方から振りかけられ
るように、略横方向とされ、また、各ノズル13、14
はスプリンクラー機能を有することで全方位に向かって
吐出する。その底部自衛流体吐出ノズル15からの自衛
流体の吐出方向は、車体10の下方全体に振りかけられ
るように、略横方向とされ、また、そのノズル15はス
プリンクラー機能を有することで全方位に向かって吐出
する。この構成により、車体10を高熱にさらしても、
その熱は車体10に振りかけられた消火流体の蒸発潜熱
として費やされるので、車体10の温度上昇を防止でき
る。
【0022】図1、図8、図9に示すように、上記運搬
車3の荷台2と走行面との間に掛け渡し可能な板状の連
絡部材51が、その運搬車3に、その荷台2と走行面と
の間の掛け渡し位置と、その走行面から離れた運搬位置
との間で変位可能に取り付けられている。すなわち、そ
の連絡部材51は、運搬車3の後部に油圧アクチュエー
タ(図示省略)を介して左右横軸51a中心に揺動可能
に取り付けられ、その運搬位置では荷台2の後部を覆う
ものとされている。
【0023】図8、図9に示すように、その荷台2の上
面と連絡部材51の上面とに、誘導信号として磁気を発
生する磁石52が、誘導信号発生部として運搬車3の前
後方向に沿って取り付けられている。また、その車体1
0の底部に、前後一対の誘導信号検知センサ53、54
が取り付けられている。各誘導信号検知センサ53、5
4は、その磁石52からの距離に応じた強さの信号すな
わち磁石52の検知位置に応じた信号を、上記走行系コ
ントローラ21に出力する。
【0024】また、上記操作装置7とは別に、無人消防
車1の運搬車3に対する乗降専用の携帯型無線操作装置
(図示省略)が設けられ、その携帯型無線操作装置から
は、連絡部材51の変位と無人消防車1の始動と停止を
指示する遠隔操作信号のみが発信可能とされている。そ
の始動を指示する遠隔操作信号が無線装置23を介して
走行系コントローラ21とエンジンコントローラ22と
に入力されると、各クローラ9が駆動されて無人消防車
1は前進を開始する。また、その走行系コントローラ2
1は、車体10の走行方向を、各センサ53、54によ
る誘導信号の検知位置に応じて制御する。すなわち、各
センサ53、54と磁石との距離に応じた誘導信号に応
じて各クローラ9を制御することで、車体10の走行方
向を磁石52の取り付け方向に沿わせる。これにより、
無人消防車1の走行方向をオペレータにより制御するこ
となく、連絡部材51から転落しないように無人消防車
1を誘導できる。これにより、運搬車3に対する無人消
防車1の乗降を迅速に行なうことができる。
【0025】図10に示すように、その無人消防車1
に、熱画像撮影装置61と、マニピュレータ用撮影装置
62と、前方確認用撮影装置63と、後方確認用撮影装
置64と、計測器撮影装置65と、画面選択装置66
と、画像送信装置67と、前後画像選択装置68とが設
けられている。
【0026】各撮影装置61、62、63、64、65
からの画像信号であって、その画面選択装置66により
選択されたものが、その画像送信装置67により送信さ
れ、その送信された画像信号は上記運搬車3の画像信号
受信用無線装置70により受信され、映像記録装置71
を介して上記モニター8に送られる。
【0027】図6に示すように、その前後画像選択装置
68を制御する情報系コントローラ25が、上記無線装
置23に接続される。その情報系コントローラ25は、
上記操作装置7からの前後画像選択を指示する遠隔操作
信号が、その無線装置23を介して送られることで、送
られた遠隔操作信号に応じて前方確認用撮影装置63ま
たは後方確認用撮影装置64からの画像信号を選択装置
68に出力させる。
【0028】その画面選択装置66は上記情報系コント
ローラ25に接続される。上記操作装置7から、画面選
択を指示する遠隔操作信号が、その無線装置23を介し
て情報系コントローラ25に送られることで、送られた
遠隔操作信号に応じて画像信号を選択する。すなわち、
送られた遠隔操作信号に応じて、各撮影装置61、6
2、63、64、65からの画像信号の何れかを選択装
置66に出力させる。さらに、同時に4つの画像信号を
選択することが可能とされ、前方確認用撮影装置63ま
たは後方確認用撮影装置64からの画像信号と、残りの
撮影装置61、62、65からの画像信号とを選択装置
66に出力させることが可能とされ、この場合、モニタ
ー8の画面は4分割されて各画像信号に対応する映像が
表示される。
【0029】その熱画像撮影装置61は、車体10の前
方の撮影対象の形状に対応するモノクロ画像信号を出力
可能なモノクロCCDカメラ61aと、その撮影対象の
温度分布に対応するカラー画像信号を出力可能な赤外線
カメラ61bと、画像信号選択装置61cとを有する。
その画像信号選択装置61cは上記情報系コントローラ
25に接続される。上記操作装置7からの画像選択を指
示する遠隔操作信号が、その無線装置23を介して情報
系コントローラ25に送られることで、送られた遠隔操
作信号に応じた画像信号を選択装置61cから出力させ
る。すなわち、モノクロ画像信号のみ、カラー画像信号
のみ、あるいは、モノクロ画像信号とカラー画像信号の
双方を出力させる。そのモノクロ画像信号とカラー画像
信号の双方を出力させた場合、上記モニター8には、そ
のモノクロ画像信号による画像とカラー画像信号による
画像とが重ねて表示される。これにより、無人消防車1
の周囲物の形状をモノクロ画像信号による画像により確
認し、同時に、その周囲物の温度分布をカラー画像信号
による画像により確認しつつ、運搬車3において無人消
防車1を遠隔操作できるので、煙等の中でも放水すべき
消火対象を的確に判断でき、また、被災者を見逃すのを
防止できる。なお、図4に示すように、その熱画像撮影
装置61は車体10の上部に設置され、図18の(1)
に示すように、そのモノクロCCDカメラ61aと赤外
線カメラ61bとはカバー61eにより覆われる。その
カバー61eにおける両カメラ61a、61bによる撮
影方向に位置する部分は透明ガラス61fにより構成さ
れる。図18の(2)に示すように、そのガラス61f
は、赤外線カメラ61bに対向する部分のみがサファイ
アガラス61f′により構成され、その周囲部分がサフ
ァイアガラス以外の材質の耐熱ガラス61f″により構
成されている。その赤外線カメラ61bの撮影レンズも
サファイアガラス製とされている。これにより、その赤
外線カメラ61bに入光する赤外線の屈折を小さくし、
また、ガラス61f全体を高価なサファイアガラスにす
る場合に比べて材料コストを低減できる。
【0030】そのマニピュレータ用撮影装置62はカラ
ーCCDカメラにより構成され、マニピュレータ12の
旋回台80に取り付けられ、そのマニピュレータ12に
よる保持物体を撮影するために用いられる。
【0031】その前方確認用撮影装置63は、車体10
の前方を撮影するカラーCCDカメラ63aと、電動ズ
ーム装置63bと、電動カメラ支持台63cとから構成
される。その電動ズーム装置63bと電動カメラ支持台
63cとは上記情報系コントローラ25に接続される。
上記操作装置7からのズームを指示する遠隔操作信号
が、その無線装置23を介して情報系コントローラ25
に送られることで、送られた遠隔操作信号に応じてカメ
ラ63aの焦点距離を変化させ、また、上記操作装置7
からの撮影方向を指示する遠隔操作信号が、その無線装
置23を介して情報系コントローラ25に送られること
で、送られた遠隔操作信号に応じて支持台63cを駆動
する。
【0032】その後方確認用撮影装置64は、車体10
の後方を撮影するカラーCCDカメラから構成される。
【0033】その計測器撮影装置65は、車体10に装
備されたガス濃度計測器75と放射能濃度計測器76の
計測値表示部を撮影するカラーCCDカメラから構成さ
れる。そのガス濃度計測器75は、可燃ガスや有毒ガス
の濃度を計測する。
【0034】図11に示すように、そのマニピュレータ
12は、車体10に図外モータにより旋回駆動可能に取
り付けられる旋回台80と、この旋回台80に油圧シリ
ンダ81により横軸中心に揺動駆動可能に取り付けられ
る第1平行リンク82、83と、この第1平行リンク8
2、83に取り付けられる第1支持部材84と、この第
1支持部材84に油圧シリンダ85を介して横軸中心に
揺動駆動可能に取り付けられる第2平行リンク86、8
7と、この第2平行リンク86、87に取り付けられる
第2支持部材88と、この第2支持部材88に油圧シリ
ンダ89を介して横軸90a中心に揺動可能に取り付け
られる揺動部91と、この揺動部91にモータ92を介
して旋回駆動可能に取り付けられる旋回部93と、この
旋回部93に横軸94a′、94b′中心に揺動可能に
取り付けられる一対の連結部94a、94bとを有す
る。両連結部94a、94bは、油圧シリンダ95を介
して横軸90中心に相対揺動駆動可能に連結される。各
連結部94a、94bに、図示の例では鋏状のアタッチ
メント96がピン97″を介して着脱可能とされてい
る。
【0035】各連結部94a、94bには、上記のよう
な鋏状のアタッチメント96以外に、種々のアタッチメ
ントが取り付け可能とされている。例えば、図12、図
13に示す被災者救助用アタッチメント97であって、
先端にゴム等の軟質部材98aが取り付けられた一対の
保持部材98から構成されるものを取り付けることがで
きる。各保持部材98の先端は、各連結部94a、94
bの油圧シリンダ95による揺動により、図12におい
て2点鎖線で示す保持解除位置と、実線で示す保持位置
とに位置変更可能とされ、その保持解除位置において人
体の両側方に配置され、その保持位置において人体の下
方に配置される。
【0036】図6に示すように、そのマニピュレータ1
2の油圧シリンダ81、85、89、95の電子制御式
の油圧駆動装置98と、旋回台80の旋回用モータ9
7′と旋回部93の旋回用モータ92とを制御するマニ
ピュレータコントローラ26が、上記無線装置23に接
続される。そのマニピュレータコントローラ26は、上
記操作装置7からのマニピュレータの動きを指示する遠
隔操作信号が、その無線装置23を介して送られること
で、その遠隔操作信号に応じてマニピュレータ12を駆
動する。すなわち、マニピュレータ12全体の旋回を指
示する遠隔操作信号により旋回台80を回転させ、アタ
ッチメントの前後移動を指示する遠隔操作信号により油
圧シリンダ81を伸縮させて第1平行リンク82、83
を揺動させ、アタッチメントの上下移動を指示する遠隔
操作信号により油圧シリンダ85を伸縮させて第2平行
リンク86、87を揺動させ、アタッチメントの揺動を
指示する遠隔操作信号により油圧シリンダ89を伸縮さ
せて揺動部91を揺動させ、アタッチメントの旋回を指
示する遠隔操作信号によりモータ92を駆動して旋回部
93を旋回させ、アタッチメントの開閉を指示する遠隔
操作信号により油圧シリンダ95を伸縮させて両連結部
89a、89bを相対揺動させる。これにより、そのマ
ニピュレータ12により被災者の救助や、消防活動の障
害物の除去等ができる。
【0037】図3、図4に示すように、前記各ホース接
続部33、34に、電磁離脱装置45を介して接続され
る消火流体供給用ホースは、車体10の後部内に設けら
れた左右ホース収納部101、102に収納される。
【0038】各ホース収納部101、102に収納され
るホース103は、複数の可撓性を有する単位ホース1
03aを金属製の筒形連結具103bにより連結するこ
とで構成され、各ホース収納部101、102の後端に
設けられたホース送り出し装置104により、車体10
から後方に送り出し可能とされている。
【0039】各ホース送り出し装置104は、図14〜
図17に示すように、各ホース収納部101、102の
開口に取り付けられるフレーム105を有する。そのフ
レーム105に、第1回転体106が左右水平軸中心に
回転可能に支持され、この第1回転体106を回転駆動
する減速機付駆動モータ107がフレーム105に取り
付けられている。
【0040】そのフレーム105に、第1支持シャフト
111が左右水平軸中心に回転可能に支持されている。
その第1支持シャフト111に、左右一対の第1支持ア
ーム112が固定されている。両第1支持アーム112
に、第2支持シャフト113が左右水平軸中心に回転可
能に支持され、その第2支持シャフト113に左右一対
の第2支持アーム114が左右水平軸中心に揺動可能に
取り付けられ、その第2支持アーム114に第2回転体
115が左右水平軸中心に回転可能に支持されている。
これにより、その第2回転体115は上記第1回転体1
06に対向し、その第2支持アーム114が揺動するこ
とで、第1回転体106に近接する方向と離反する方向
とに変位可能とされている。
【0041】その第2支持シャフト113に左右一対の
ねじりコイルバネ118が嵌め合わされ、各バネ118
の一端は第1支持アーム112に引っ掛けられ、他端は
第2支持アーム114のバネ受け114aに引っ掛けら
れている。各バネ118の弾力により、第2支持アーム
114のバネ受け114aは第1支持アーム112に押
し付けられている。これにより、各バネ118によっ
て、第2回転体115を第1回転体106に近接させる
弾力を作用させ、両回転体106、115の間に単位ホ
ース103aを位置させることで、両回転体106、1
15により単位ホース103aを挟むことが可能とされ
ている。この両回転体106、115の間に単位ホース
103aを挟んだ状態で、駆動モータ107により第1
回転体106を図15、図16において矢印方向に回転
駆動することで、ホース収納部101、102からホー
ス103を送り出すことができる。
【0042】その第2支持シャフト113に、左右一対
の揺動アーム121が固定され、その揺動アーム121
により感知ローラ122が左右水平軸中心に回転可能に
支持されている。また、その第2支持シャフト113に
左右一対のねじりコイルバネ123が嵌め合わされ、こ
の各バネ123の一端は第1支持シャフト111に引っ
掛けられ、他端は揺動アーム121に引っ掛けられてい
る。また、図15、図16に示すように、その第2支持
シャフト113に第1リンク131が固定され、その第
1リンク131に第2リンク132が左右水平軸中心に
揺動可能に連結され、その第2リンク132はフレーム
105に左右水平軸中心に揺動可能に支持されている。
その第2リンク132の下方において、第1リミットス
イッチ133がフレーム105に取り付けられている。
これにより、各バネ123によって、第2リンク132
を第1リミットスイッチ133に接触させる弾力を作用
させている。
【0043】その感知ローラ122は、両回転体10
6、115よりもホース収納部101、102の内方側
の予め設定した位置に配置され、また、その感知ローラ
122と上記第1回転体106との上下間隔は、ホース
103の連結具103bの外径よりも小さくされてい
る。これにより、両回転体106、115によりホース
103を送り出す際に、その連結具103bは両回転体
106、115の間を通過する前に感知ローラ122を
介して揺動アーム121を揺動させる。そうすると、第
2支持シャフト113が回転し、第1リンク131と第
2リンク132とが揺動するので、第2リンク132が
第1リミットスイッチ133から離れ、第1リミットス
イッチ133は連結具103bの検知信号を出力する。
なお、その感知ローラ122の配置位置は、後述のよう
に第2回転体115が第1回転体106から離反する前
に、連結具103bが両回転体106、115の間に達
することがないように定める。
【0044】また、上記第1支持シャフト111に連結
アーム141が固定され、この連結アーム141に、モ
ータシリンダ142の伸縮ロッド142aが左右水平軸
中心に揺動可能に連結され、このモータシリンダ142
のシリンダチューブが上記フレーム105に左右水平軸
中心に揺動可能に支持される。また、その第1支持シャ
フト111に吊り下げ用アーム143が固定され、この
アーム143はチェーン144を介して上記揺動アーム
121に連結されている。これにより、そのモータシリ
ンダ142が伸長すると、第1支持シャフト111が回
転し、この第1支持シャフト111の回転により第1支
持アーム112と第2支持アーム114とが揺動し、図
15において2点鎖線で示すように、第2回転体115
は連結具103bと接触することのない位置まで第1回
転体106から離反する。また、その第1支持シャフト
111の回転により連結アーム141が揺動するので、
図15において2点鎖線で示すように、チェーン144
を介して揺動アーム121がつり上げられ、感知ローラ
122は連結具103bと接触することのない位置まで
上方に変位する。これにより、両回転体106、115
の間を連結具103bが通過可能になる。後述のように
設定時間が経過すると、そのモータシリンダ142は縮
小する。これにより、バネ118、123の弾力により
第2回転体115と感知ローラ122は元の位置に復帰
する。その設定時間は、その間に連結具103bが両回
転体106、115の間を通過できるように予め定め
る。また、その第1支持シャフト111の下方において
第2リミットスイッチ149がフレーム105側に固定
され、その第1支持シャフト111にドッグ148が固
定されている。そのドッグ148は、両回転体106、
115により単位ホース103aを挟むことができる位
置で第2リミットスイッチ149に接し、これにより、
第2リミットスイッチ149は復帰信号を出力する。
【0045】さらに、そのフレーム105には、両回転
体106、115の外側方に位置する左右一対のガイド
ローラ161、162が、縦軸中心に回転可能に支持さ
れている。
【0046】上記電磁離脱装置45と、ホース送り出し
装置104の駆動モータ107、モータシリンダ14
2、第1リミットスイッチ133、および第2リミット
スイッチ149は、上記消防系コントローラ24に接続
される。上記操作装置7から、ホース103の離脱を指
示する遠隔操作信号が、上記無線装置23を介して消防
系コントローラ24に送られることで、電磁離脱装置4
5はホース103とホース接続部33、34との固定を
解除する。
【0047】また、上記操作装置7から、ホース103
の送り出しを指示する遠隔操作信号が、上記無線装置2
3を介して消防系コントローラ24に送られることで、
駆動モータ107により両回転体106、115が送り
出し方向に回転駆動され、ホース103の送り出しが開
始される。この状態では、両回転体106、115が相
対的に離反するのはバネ118の弾力により防止され
る。そのホース103の送り出しが開始された後に、第
1リミットスイッチ133が連結具103bの検知信号
を出力すると、消防系コントローラ24はモータシリン
ダ142を駆動して伸長させる。これにより、両回転体
106、115は相対的に離反し、その連結具103b
は両回転体106、115の間を慣性により通過する。
消防系コントローラ24は、モータシリンダ142を伸
長させた後に設定時間が経過すると、モータシリンダ1
42を駆動して縮小させる。そのモータシリンダ142
の縮小によりドッグ148に接触した第2リミットスイ
ッチ149が復帰信号を出力すると、消防系コントロー
ラ24はモータシリンダ142を停止させる。これによ
り、その連結具103bが両回転体106、115の間
を通過した後に、両回転体106、115の間隔を狭く
して再び単位ホース103aを両回転体106、115
により挟み、ホース103を送り出し方向に送ることが
できる。
【0048】また、上記操作装置7から、ホース103
の巻取りを指示する遠隔操作信号が、上記無線装置23
を介して消防系コントローラ24に送られることで、駆
動モータ107により両回転体106、115が送り出
し方向と逆方向に回転駆動される。これにより、ホース
103を巻取ることができる。なお、このホース103
の巻取りは、ホース103の送り出し時に生じた弛みの
除去等を行なうために、単位ホース103aが両回転体
106、115により挟まれた状態でのみ行なわれる。
【0049】この構成によれば、そのホース103の送
り出しに要する労力が不要になり、人手不足を解消でき
る。また、無人消防車1からホース103を人手によら
ずして送り出すことができるので、その無人消防車1を
人が近付けないような高温の消防現場において使用する
ことができる。これにより、高温の消防現場において使
用することを目的とする無人消防車1に本来の働きをさ
せることができる。また、無人消防車1を消防現場から
退避させる際にホース103を車体10から遠隔操作に
より取り外すことで、障害物に引っ掛かる等したホース
103により退避を妨げられるのを防止できる。しか
も、そのホース103を車体10から取り外しても、上
記のようにタンク42から自衛流体を供給できるので、
無人消防車1を消防現場から退避させる間は、車体10
を熱から保護できる。
【0050】本実施形態では、上記放水銃11は車体1
0に電子制御式の駆動装置150を介して縦軸中心に回
転可能かつ横軸中心に揺動可能に取り付けられ、図6に
示すように、その駆動装置150のコントローラ27が
無線装置23に接続され、上記操作装置7からの遠隔操
作信号により、その放水銃11による放水方向が遠隔操
作可能とされている。
【0051】また、上記実施形態においては、運搬車3
の遠隔操作室5の操作装置7からだけでなく、携帯型の
操作装置(図示省略)からも上記遠隔操作信号が発信可
能とされている。
【0052】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、自衛流体の吐出手段の数や配置は特に限定
されない。また、誘導信号発生部は磁石により構成され
るものに限定されず、例えば光信号を誘導信号として発
生するものでもよい。また、ホース送り出し装置の両回
転体を駆動したり、互いに近接する方向と離反する方向
とに変位させてもよく、あるいは、連結具を非接触式セ
ンサにより検知するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明の無人消防車によれば、非常に高
温の火災現場において使用する場合に、車体の温度上昇
を確実に防止することができ、また、消火流体供給用ホ
ースが退避を妨げるのを防止でき、さらに、その退避時
においてホースから供給される消火流体が断たれても車
体を熱から保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の無人消防車と運搬車の斜視
【図2】本発明の実施形態の運搬車の側面図
【図3】本発明の実施形態の無人消防車の側面図
【図4】本発明の実施形態の無人消防車の平面図
【図5】本発明の実施形態の無人消防車の正面図
【図6】本発明の実施形態の無人消防車の制御構成を示
す図
【図7】本発明の実施形態の無人消防車の配管構成を示
す図
【図8】本発明の実施形態の運搬車と無人消防車の側面
【図9】本発明の実施形態の運搬車と無人消防車の平面
【図10】本発明の実施形態の情報系の構成を示す図
【図11】本発明の実施形態のマニピュレータの正面図
【図12】本発明の実施形態のアタッチメントの正面図
【図13】本発明の実施形態のアタッチメントの側面図
【図14】本発明の実施形態のホース送り出し装置の正
面図
【図15】本発明の実施形態のホース送り出し装置の右
側断面図
【図16】本発明の実施形態のホース送り出し装置の左
側断面図
【図17】本発明の実施形態のホース送り出し装置の左
側断面図
【図18】本発明の実施形態の熱画像撮影装置の(1)
は側面図、(2)はカバーを構成するガラスの正面図
【符号の説明】
1 無人消防車 2 荷台 3 運搬車 7 操作装置 8 モニター 10 車体 11 放水銃 12 マニピュレータ 13、14、15 自衛流体吐出ノズル 42 タンク 51 連絡部材 52 磁石 53、54 誘導信号検知センサ 61 熱画像撮影装置 103 ホース 103a 単位ホース 103b 連結具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−15398(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A62C 27/00 507 A62C 27/00 501

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作により走行駆動可能な車体と、
    その車体に設けられる消火流体吐出手段と、その車体に
    設けられる自衛流体吐出手段とを備える無人消防車にお
    いて、 その自衛流体は、その車体に上方から振りかけられるよ
    うに吐出され その消火流体吐出手段に、その車体の外部から消火流体
    を供給するためのホースが接続可能とされ、 その車体に流体貯留タンクが設けられ、 その自衛流体として、そのホースを介する消火流体の供
    給時はその消火流体を吐出し、そのホースを介する消火
    流体の非供給時はそのタンクに貯留された流体を吐出す
    ことを特徴とする無人消防車。
  2. 【請求項2】 遠隔操作により走行駆動可能な車体と、
    その車体に設けられる消火流体吐出手段と、その車体に
    設けられる自衛流体吐出手段とを備える無人消防車にお
    いて、 その車体に外部から消火流体を供給するためのホースが
    接続可能とされ、 その車体に流体貯留タンクが設けられ、 その自衛流体として、そのホースを介する消火流体の供
    給時はその消火流体を吐出し、そのホースを介する消火
    流体の非供給時はそのタンクに貯留された流体を吐出す
    る無人消防車。
  3. 【請求項3】 その消火流体の供給用ホースは遠隔操作
    により車体から取り外し可能とされ、その取り外し時
    は、その自衛流体として車体に設けられる流体貯留タン
    クに貯留された流体を吐出する請求項1又は2に記載の
    無人消防車。
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