JP2805456B2 - 防火ガラス戸用バックアップ材 - Google Patents

防火ガラス戸用バックアップ材

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JP2805456B2
JP2805456B2 JP7184672A JP18467295A JP2805456B2 JP 2805456 B2 JP2805456 B2 JP 2805456B2 JP 7184672 A JP7184672 A JP 7184672A JP 18467295 A JP18467295 A JP 18467295A JP 2805456 B2 JP2805456 B2 JP 2805456B2
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yarn
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fireproof glass
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敏司 山本
弘 遠藤
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NIHON GLASS FIBER INDUSTRIAL CO., LTD.
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NIHON GLASS FIBER INDUSTRIAL CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防火ガラス戸のサッシ
の内周溝に装填されるバックアップ材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、一般的なアルミニウ
ムサッシ製のガラス戸41は、サッシ42の内周溝43
に発泡ポリエチレン樹脂よりなるバックアップ材44を
装填してから、内周溝43にガラス45を嵌め込み、ガ
ラス45と内周溝43の開口部との間にシーリング材4
6を詰めて形成されている。47はガラス45の下端の
2〜3点を支えるゴム製のセッティングブロックであ
る。しかし、この一般的なガラス戸41は、火災に遭う
と、シーリング材46及びバックアップ材44が焼失し
て、炎が内周溝43を通過するとか、ガラス45が割れ
て崩れるとかという問題があった。
【0003】そこで、図7に示すような防火ガラス戸5
1が考えられている。これは、サッシ52の内周溝53
に、図8に示すような、セラミックファイバーヤーン5
4を合撚してロープ状に形成したバックアップ材55を
装填してから、内周溝53に金網56入りのガラス57
を嵌め込み、ガラス57と内周溝53の開口縁との間に
シーリング材58を詰めて形成される。この防火ガラス
戸51によれば、火災に遭っても、バックアップ材55
は焼失しないので、炎が内周溝53を通過することはな
く、また、金網56入りのガラス57はたとえ割れても
崩れることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のセラ
ミックファイバーヤーン54よりなるバックアップ材5
5は、表面にセラミックファイバーが細かく毛羽立って
いるため、作業者がバックアップ材55を手で掴んで内
周溝53へ装填するときにかゆみを感じるという問題が
あった。また、持ち運びの際や内周溝53へ装填すると
き、特に例えばドライバーのような硬い道具で押し込む
ように装填する場合、表面のセラミックファイバーが細
かく折れてぼろぼろ落下するという問題もあった。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決し、作業
者がバックアップ材を手で掴んでサッシの内周溝へ装填
するときにかゆみを感じることがなく、また、持ち運び
の際や内周溝へ装填するとき、特に例えばドライバーの
ような硬い道具で押し込むように装填する場合でも、主
材料であるセラミックファイバーが細かく折れて落下す
ることがなく、従って作業性の良い防火ガラス戸用バッ
クアップ材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、防火ガラス戸のサッシの内周溝に装填
されるバックアップ材において、セラミックファイバー
ヤーンの周りに長さ10cm当りの撚り回数が0回であ
るか又は6回以下である有機繊維ヤーンを巻き付けてカ
バーリングヤーンとし、少なくとも2本の前記カバーリ
ングヤーンを合撚してロープ状に形成したことを特徴と
している。「長さ10cm当りの撚り回数が0回」とは
撚りが全く無いことを意味し、「長さ10cm当りの撚
り回数が6回以下」とは1回に満たない僅かな撚りまで
含む意味である。
【0007】ここで、セラミックファイバーヤーンを構
成するセラミックファイバーは、耐熱性を有する無機繊
維であり、岩綿、スラグウール、シリカ繊維、アルミナ
シリカ系繊維、アルミナ繊維等が例示できる。その耐熱
性は安全使用温度が600℃以上であることが好まし
い。セラミックファイバーヤーンの単糸太さは、特に制
限されないが、300〜1000テックス(tex)が
好ましく、500〜700テックスがさらに好ましい。
また、セラミックファイバーヤーンの引張強度を高める
ために、芯糸としてグラスファイバーヤーン、綿糸等を
入れたり、セラミックファイバーヤーンをステンレス鋼
線等の金属線と撚り合わせたりすることもできる。芯糸
としてのグラスファイバーヤーンの単糸太さは、制限さ
れないが、通常30〜150テックスである。さらに、
2本以上を合撚したセラミックファイバーヤーンの周り
に有機繊維ヤーンを巻き付けてカバーリングヤーンとす
ることも含まれる。
【0008】有機繊維ヤーンを構成する有機繊維は、特
に制限されず、スフ、レーヨン等の可燃繊維、難燃
スフ、アラミド繊維等の難燃繊維、炭化有機繊維(例
えばポリアクリロニトリル繊維が60%前後炭化したも
の)等の不燃繊維を例示できる。これらのうちでは難燃
繊維又は不燃繊維が好ましい。可燃繊維は、火災時に焼
失する可能性があるが、バックアップ材の主材料である
セラミックファイバーヤーンは焼失せずに残るので、特
に問題は無い。有機繊維ヤーンの単糸太さは、特に制限
されないが、100〜500テックスが好ましく、15
0〜300テックスがさらに好ましい。これらの有機繊
維は、セラミックファイバーに比べ、丈夫で柔軟性に富
み、曲げられても折れることはなく、また手触りが良
い。
【0009】カバーリングヤーンの合撚本数は、特に制
限されないが、通常2〜30本である。また、合撚して
できたバックアップ材をサッシの内周溝へ装填する本数
は、該内周溝の大きさにより異なるので特に制限されな
いが、通常2〜30本であり、内周溝が特に大きい場合
には、それ以上の本数になる。
【0010】
【作用】本発明の防火ガラス戸用バックアップ材は、セ
ラミックファイバーヤーンの周りに有機繊維ヤーンを巻
き付けてカバーリングヤーンとし、少なくとも2本の前
記カバーリングヤーンを合撚してロープ状に形成したも
のなので、セラミックファイバーヤーン表面の毛羽立ち
が有機繊維ヤーンで覆われており、作業者がバックアッ
プ材を手で掴んでサッシの内周溝へ装填するときにかゆ
みを感じることがない。また、持ち運びの際や内周溝へ
装填するとき、特に例えばドライバーのような硬い道具
で押し込むように装填する場合でも、セラミックファイ
バーが細かく折れてぼろぼろ落下することはない。
【0011】しかも、有機繊維ヤーンの長さ10cm当
りの撚り回数を0回又は6回以下としたので、有機繊維
ヤーンを構成する有機繊維同志が緩くなっており、セラ
ミックファイバーヤーンの周りに巻き付けたときに断面
が偏平に広がりやすい。よって、その巻き付けピッチを
ある程度大きくしても、偏平に広がった有機繊維ヤーン
の隣り同志が接したり一部重なり合ったりするため、隣
り同志間に隙間ができにくく、必要最少限の有機繊維ヤ
ーンで上記かゆみ及び落下の問題を確実に防止すること
ができる。
【0012】仮に、上記の撚り回数が6回より多いと
(一般的なカバーリングヤーンの撚り回数がそうであ
る)、有機繊維ヤーンを構成する有機繊維同志が締まり
過ぎて、セラミックファイバーヤーンの周りに巻き付け
たときに断面が丸のままになって広がりにくくなる。よ
って、その巻き付けピッチをかなり小さくしないと、有
機繊維ヤーンの隣り同志間に隙間ができてしまい、上記
かゆみ及び落下の問題が生じてくる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した防火ガラス戸用バ
ックアップ材の実施例について、図1〜図4を参照して
説明する。
【0014】本実施例のバックアップ材7は、次のよう
にして形成されたものである。まず、図1に示すよう
に、芯線として68テックスのグラスファイバーヤーン
9が入れられた、600テックスのアルミナシリカ系繊
維製のセラミックファイバーヤーン10の周りに、長さ
10cm当りの撚り回数が約3回である200テックス
のスフ製の有機繊維ヤーン11を巻き付けてカバーリン
グヤーン12とする。この巻き付け時に、カバーリング
ヤーン12は断面が偏平に広がり、隣り同志は接したり
一部重なり合ったりするため、その間に隙間は無い。次
に、図2に示すように、10本の前記カバーリングヤー
ン12を合撚してロープ状のバックアップ材7とする。
【0015】図3及び図4は、上記バックアップ材7を
装填した防火ガラス戸1を示している。この防火ガラス
戸1は四角枠状のアルミニウムサッシ2を有し、その内
周には断面矩形の内周溝3が形成されている。下辺の内
周溝3には2〜3個のセッティングブロック4が置かれ
ている。内周溝3には金網5入りのガラス6が嵌め込ま
れ、該ガラス6の下端は前記セッティングブロック4の
上に載せられている。また、内周溝3には複数本の前記
バックアップ材7が装填され、ガラス6と内周溝3の開
口縁との間にはシリコーン系やポリサルファイド系等の
シーリング材8が詰められている。
【0016】本実施例のバックアップ材7によれば、セ
ラミックファイバーヤーン10の表面の毛羽立ちが有機
繊維ヤーン11で覆われており、作業者がバックアップ
材7を手で掴んでサッシ2の内周溝3へ装填するときに
かゆみを感じることがない。また、持ち運びの際や内周
溝へ装填するとき、特に例えばドライバーのような硬い
道具で押し込むように装填する場合でも、セラミックフ
ァイバーが細かく折れてぼろぼろ落下することはない。
【0017】また、火災に遭ったとき、有機繊維ヤーン
11は焼失する可能性があるが、バックアップ材7の主
材料であるセラミックファイバーヤーン10は焼失しな
いので、炎が内周溝3を通過することはなく、また、金
網5入りのガラス6はたとえ割れても崩れることはな
い。
【0018】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨から
逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき
る。 (1)セラミックファイバーヤーン10や、有機繊維ヤ
ーン11の番手を変更すること。 (2)図5に示すように、例えば2本のセラミックファ
イバーヤーン10を1本のステンレス鋼線13と共に合
撚し、その周りに有機繊維ヤーン11を巻き付けてカバ
ーリングヤーン12とすること。
【0019】
【発明の効果】本発明の防火ガラス戸用バックアップ材
は、上記の通り構成されているので、作業者がバックア
ップ材を手で掴んでサッシの内周溝へ装填するときにか
ゆみを感じることがなく、また、持ち運びの際や内周溝
へ装填するとき、特に例えばドライバーのような硬い道
具で押し込むように装填する場合でも、主材料であるセ
ラミックファイバーが細かく折れて落下することがな
く、従って作業性が向上するという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のバックアップ材に用いるカバ
ーリングヤーンの正面図である。
【図2】同カバーリングヤーンを用いて形成したバック
アップ材の正面図である。
【図3】同バックアップ材を装着した防火ガラス戸の断
面図である。
【図4】同防火ガラス戸の正面図である。
【図5】変更例のバックアップ材に用いるカバーリング
ヤーンの正面図である。
【図6】従来の一般的なバックアップ材を装着したガラ
ス戸の断面図である。
【図7】従来の別のバックアップ材を装着した防火ガラ
ス戸の断面図である。
【図8】従来のバックアップ材の正面図である。
【符号の説明】
1 防火ガラス戸 2 サッシ 3 内周溝 7 バックアップ材 10 セラミックファイバーヤーン 11 有機繊維ヤーン 12 カバーリングヤーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−53993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/54 A62C 2/06 502 D07B 5/00 E06B 5/16 E04B 1/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防火ガラス戸のサッシの内周溝に装填さ
    れるバックアップ材において、セラミックファイバーヤ
    ーンの周りに長さ10cm当りの撚り回数が0回である
    か又は6回以下である有機繊維ヤーンを巻き付けてカバ
    ーリングヤーンとし、少なくとも2本の前記カバーリン
    グヤーンを合撚してロープ状に形成したことを特徴とす
    る防火ガラス戸用バックアップ材。
JP7184672A 1995-06-27 1995-06-27 防火ガラス戸用バックアップ材 Expired - Lifetime JP2805456B2 (ja)

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