JP2799516B2 - データ伝送誤り検査符号生成回路 - Google Patents

データ伝送誤り検査符号生成回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルデータの伝送に利用する。特に、
プロトコルデータ単位中の情報の誤りを検出するための
符号の生成に関する。さらに詳しくは、プロトコルデー
タ単位中のプロトコル誤り検査フィールドに挿入すべき
情報を求めるデータ伝送誤り検査符号生成回路に関す
る。
本発明は、プロトコルデータ単位中の二つのプロトコ
ル誤り検査フィールドに挿入すべき値について、一方は
プロトコルデータ単位中のオクテットを加算した値から
求め、他方は一方の値と加算した値とから求めることに
より、回路構成を簡単化するものである。
〔従来の技術〕
データ伝送誤り、特にプロトコル誤りの検出のため、
従来から、伝送データ中に誤り検査符号を挿入する方法
が用いられている。特にOSI基本参照モデルの第4層、
すなわちトランスポート層では、チェックサムアルゴリ
ズムに基づいて、プロトコルデータ単位中のヘッダ部お
よび利用者データ部のすべてのデータに対して処理を行
い、その処理結果をもとに、ヘッダ部内のプロトコル誤
り検査符号フィールドに設定すべき情報を決定する 第3図はプロトコルデータ単位の構造の一例を示す。
この例は、OSI基本参照モデルの第4層で使用するトラ
ンスポートプロトコルデータ単位(以下「TPDU」とい
う)を示す。
TPDUは、ヘッダ部と利用者データ部とを含む。ヘッダ
部には、長さ指示部LI、固定長部分および可変長部分が
設けられる。長さ指示部LIはTPDUの最初のオクテットで
あり、それ自身を含まないヘッダ部の長さを示す。固定
長部分は、接続要求CR、接続確認CC、切断要求DR、切断
確認DC、データ転送DT、優先データ転送ED、データ確認
AK、優先データ確認EAまたは誤り通知ERを表すTPDUコー
ドと、よく使用するパラメータに関する情報とを含む。
固定長部分の長さおよび構造は、TPDUコードによって定
まる。可変長部分は、使用頻度の少ないパラメータを定
義するために用いる。データフィールドはトランスポー
ト層では関知せず、利用者データ部として用いられる。
このようなプロトコルデータ単位の中の情報の誤りを
検出するため、可変長部分にチェックサムパラメータを
挿入することができる。このパラメータは、接続要求CR
の場合には必ず存在し、チェックサムオプションを使用
しない場合を除いてすべてのTPDUに存在する。
第4図は可変長部分に含まれるパラメータの形式を示
す。この形式は各パラメータに共通であり、チェックサ
ムパラメータの場合には、パラメータコードとして「11
000011」が設定され、パラメータ長に2オクテット、パ
ラメータ値にチェックサムアルゴリズムによる計算結果
が設定される。
第5図は従来例データ伝送誤り検査符号生成回路のブ
ロック構成図である。
データ格納部1は、「0」が設定されたプロトコル誤
り検査符号フィールドを含むプロトコルデータ単位を格
納する。TPDUの場合には、チェックサムパラメータの第
三オクテットおよび第四オクテットがプロトコル誤り検
査符号フィールドに相当する。
演算部5は、データ格納部1からプロトコルデータ単
位の先頭からオクテット単位に読み出し、加算処理を施
し、処理結果を保持する。
検査情報設定部3は、演算部5の処理結果を元に、プ
ロトコルデータ単位中の誤りが検査可能か否かを決定
し、データ格納部1の該当するプロトコル誤り検査符号
フィールドにその情報を設定する。
以上の動作をさらに詳しく説明する。
演算部5では、 の二つのパラメータを求める。ただし、iはプロトコル
データ単位におけるオクテット位置を示す数、Lはプロ
トコルデータ単位のオクテット長、aiは位置iのオクテ
ットの値である。
パラメータC0については、加算回路51とレジスタ52と
により求められる。パラメータC1については、加算回路
55とレジスタ56とにより求められる。
検査情報設定部3では、 を求める。ただし、nはチェックサムパラメータの第一
オクテット位置を示す数である。
Xの値については、乗算回路33によりパラメータC0に
(L−n)を乗算し、乗算回路34によりパラメータC1に
−1を乗算し、それぞれの乗算値を加算回路35で加算す
ることにより得られる。また、Yの値については、乗算
回路36によりパラメータC0に−(L−n+1)を乗算
し、その結果とパラメータC1とを加算回路37で加算する
ことにより得られる。
検査情報設定部3はさらに、求めたX、Yの値をそれ
ぞれ誤り検査符号フィールドの第一のオクテットと第二
オクテットに挿入する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のデータ伝送誤り検査符号生成回路で
は、加算回路を少なくとも4個、符号反転用を除く乗算
回路を少なくとも2個必要とする。
本発明は、必要な演算回路の少ないデータ伝送誤り検
査符号生成回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のデータ伝送誤り検査符号生成回路は、プロト
コルデータ単位のデータをオクテット単位に加算する加
算手段と、この加算手段の出力からプロトコル誤り検査
符号フィールドの一方の部分に挿入する値を求める手段
と、この求める手段の出力と前記加算手段の出力とから
プロトコル誤り検査符号フィールドの他方の部分に挿入
する値を求める手段とを備えたことを特徴とする。
〔作 用〕
プロトコルデータ単位中のプロトコル誤り検査フィー
ルドに挿入すべき二つの値について、一方についてはプ
ロトコルデータ単位中のオクテットを加算した値から求
める。また、他方については、一方の値と加算した値と
から求める。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例のデータ伝送誤り検査符号生成
回路を示すブロック構成図である。
この実施例回路は、二つに分割可能なプロトコル誤り
検査符号フィールド(第一オクテットおよび第二オクテ
ット)を含むプロトコルデータ単位を格納するデータ格
納部1と、このデータ格納部1に格納されたデータをオ
クテット単位に読み出して演算処理し、その演算結果に
基づいてデータ格納部1に格納されたプロトコル誤り検
査符号フィールドに誤り検査可能な情報を設定する処理
手段として、検査情報設定部3および演算部5を備え
る。
ここで本実施例の特徴とするところは、データ格納部
1から読み出されたデータをオクテット単位に加算する
加算手段として、演算部5に加算回路51およびレジスタ
52を備え、このレジスタ52の出力からプロトコル誤り検
査符号フィールドの一方の部分に挿入する値を求める手
段として、演算部5に乗算回路53、入力マルチプレクサ
54、加算回路55、レジスタ56および乗算回路57を備え、
乗算回路57の出力とレジスタ52の出力とからプロトコル
誤り検査符号フィールドの他方に挿入する値を求める手
段として、検査情報設定部3に加算回路31および乗算回
路32を備えたことにある。
演算部5は、データ格納部1から読み出したプロトコ
ルデータ単位のデータに対して、 の演算を施す。ここで、i、L、aiはそれぞれ、プロト
コルデータ単位におけるオクテット位置を示す数、プロ
トコルデータ単位のオクテット長、位置iのオクテット
の値である。また、nはチェックサムパラメータの第一
オクテットを示す数である。
パラメータC0は、加算回路51およびレジスタ52により
求められ、レジスタ51に蓄えられる。入力マルチプレク
サ54は、最初の〔L−1〕回の加算についてはレジスタ
52の値をそのまま選択し、最後のL回目の加算のときに
はレジスタ52の値に乗算回路53で−(L−n−1)を乗
算した値を選択して加算回路55に供給する。これを加算
回路55とレジスタ56で加算することにより、レジスタ56
に、誤り検査符号フィールドの第一オクテットに設定す
べき値Xの符号反転値が得られる。乗算回路57は、レジ
スタ56に蓄えられた値を符号反転して出力する。
検査情報設定部3では、誤り検査フィールドの第二オ
クテットに設定すべき値Yについて、 Y=−(X+C0) により求める。すなわち、レジスタ52に蓄えられたパラ
メータC0と乗算回路57の出力とを加算回路31で加算し、
これを乗算回路32により符号反転する。さらに検査情報
設定部3は、二つの値X、Yをそれぞれ誤り検査フィー
ルドの第一オクテットと第二オクテットに設定する。
第2図は本発明第二実施例データ伝送誤り検査符号生
成回路のブロック構成図である。この実施例は、演算部
5で誤り検査フィールドの第二オクテットに設定すべき
値Yを求め、検査情報設定部3で第一オクテットに設定
すべき値Xを求めることが第一実施例と異なる。
演算部5は、データ格納部1から読み出したプロトコ
ルデータ単位のデータに対して、 の演算を施す。
パラメータC0は、加算回路51およびレジスタ52により
求められ、レジスタ51に蓄えられる。入力マルチプレク
サ54は、最初の〔L−1〕回の加算についてはレジスタ
52の値をそのまま選択し、最後のL回目の加算のとこに
はレジスタ52の値に乗算回路53で−(L−n)を乗算し
た値を選択して加算回路55に供給する。これを加算回路
55とレジスタ56で加算することにより、レジスタ56に、
誤り検査符号フィールドの第二オクテットに設定すべき
値Yが得られる。
検査情報設定部3では、誤り検査フィールドの第一オ
クテットに設定すべき値Xについて、 X=−(Y+C0) により求める。すなわち、レジスタ52に蓄えられたパラ
メータC0とレジスタ56に蓄えられた値Yとを加算回路31
で加算し、これを乗算回路32により符号反転する。さら
に検査情報設定部3は、二つの値X、Yをそれぞれ誤り
検査フィールドの第一オクテットと第二オクテットに設
定する。
以上説明したように、第一実施例、第二実施例とも
に、従来例に比べて加算回路を1個、乗算回路を1個減
らすことができる。
以上の実施例では符号反転のために−1を乗算する構
成について説明したが、この演算は1の補数表現による
ものであり、レジスタから符号反転のデータを取り出す
構成として乗算回路を取り除いても本発明を同様に実施
できる。
以上の説明ではプロトコルデータ単位としてTPDUを例
に説明したが、他のプロトコルデータ単位、例えば、第
3層(ネットワーク層)のプロトコルデータ単位に対す
るンチェックサムの場合にも本発明を同様に実施でき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のデータ伝送誤り検査符
号生成回路は、回路構成が簡単化される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例データ伝送誤り検査符号生成
回路のブロック構成図。 第2図は本発明第二実施例データ伝送誤り検査符号生成
回路のブロック構成図。 第3図はプロトコルデータ単位の構造の一例を示す図。 第4図は可変長部分に含まれるパラメータの形式を示す
図。 第5図は従来例データ伝送誤り検査符号生成回路のブロ
ック構成図。 1……データ格納部、3……検査情報設定部、5……演
算部、31、35、37、51、55……加算回路、52、56……レ
ジスタ、32、33、34、36、53、57……乗算回路、54……
入力マルチプレクサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの部分に分割可能なプロトコル誤り検
    査符号フィールドを含むプロトコルデータ単位を格納す
    るデータ格納部(1)と、 このデータ格納部に格納されたデータをオクテット単位
    に読み出して演算処理し、その演算結果に基づいて X=C1+(L−n)×C0 Y=C1−(L−n+1)×C0 ただし、nはチェックサムパラメータの第一オクテット
    位置を示す数であり、 ここで、iはプロトコルデータ単位におけるオクテット
    位置を示す数 Lはプロトコルデータ単位のオクテット長 aiは位置iのオクテットの値 を求め、この情報X、Yを前記データ格納部に格納され
    たプロトコル誤り検査符号フィールドに設定する処理手
    段(3、5)と を備えたデータ伝送誤り検査符号生成回路において、 前記処理手段は、 前記データ格納部から読み出されたデータをオクテット
    単位に加算して最終的に前記パラメータC0を求める加算
    手段(51、52)と、 この加算手段における各データの加算毎にその結果を取
    り込んで前記情報X、Yの一方を求める手段(53〜57)
    と、 この求める手段の出力と前記加算手段により求められた
    パラメータC0とから前記情報X、Yの他方を求める手段
    (31、32)と を含む ことを特徴とするデータ伝送誤り検査符号生成回路。
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