JP2798780B2 - 平版印刷用インキ添加物 - Google Patents

平版印刷用インキ添加物

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Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、平版印刷用インキ添加物に関するものであ
る。
(B)従来技術及びその問題点 平版印刷版は油脂性のインキを受理する親油性の画線
部分とインキを受けつけない撥油性の非画線部からな
り、一般に非画線部は水を受けつける親水性部分から構
成される。従って、通常の平版印刷はインキと水の両方
を版面に供給し、画線部は着色性のインキを非画線部は
水を選択的に受入れ、画線上のインキを例えば紙などの
基質に転写されることによってなされている。湿し水を
使用する平版印刷版としては、ジアゾニウム化合物を用
いたプレセンシタイズド版(いわゆるPS版)、酸化亜鉛
や有機光導電体を用いた電子写真方式による平版印刷
版、ハロゲン化銀乳剤を感光成分として用いた銀塩写真
方式による平版印刷版などが知られており、そのような
平版印刷版での印刷に使用されるインキにも多種多様な
ものが知られている。しかし、これまでの印刷インキで
は、ある特定の印刷版であるとか、湿し水であるとかの
場合には、良好な印刷物を得ることができても、それら
の種類や印刷条件が変化することによって種々の欠点を
生じ、場合によっては全く使用することができないこと
もある。このような印刷インキに要求される性質として
は、画線部には十分量のインキが付着し、非画線部には
全くインキが付着しないことが重要であることは言うま
でもないことであるが、更に流動性、界面適性、乾燥性
などを考慮する必要がある。特に平版印刷においては、
油性インキと水とが何千枚〜何万枚の印刷の間、1枚毎
に繰返して版面へ供給されるので、活性インキと水との
間の界面張力、表面張力が適切なバランスを持っていな
いと、次第に画線部が拡大したり、逆に消失したり、イ
ンキの乳化を起こしたり、地汚れを生じたりするため
に、優れた界面適性の油性インキを必要とする。
特開昭61−138677号には、アルキレンオキシド単位を
有し、HLB値3〜13の化合物からなる平版印刷用インキ
添加物が記載されている。確かに、この特許に示された
化合物は、インキに対して良好な界面適性を与え、地汚
れを防止することが出来るが、平版印刷材料、インキ、
湿し水、印刷機などの種類によっては未だ未だ充分とは
言えなかった。例えば保水性が乏しい銀塩印刷版を高速
オフ輪印刷に供すると地汚れが著しく生じ、前記特許に
記載の化合物をインキに添加することにより地汚れを軽
減できるがその効果は充分ではない。また一方、そのよ
うな銀塩平版印刷版の現像処理に引続く各種版面処理液
にコロイダルシリカの如き平均粒径0.1ミクロン(μ)
以下の微粒子を用いることはよく知られている。例え
ば、特開昭48−45305の給湿液、特開昭54−83502の中和
液、特願昭55−104176の中和液、不感脂化液、給湿的、
特公昭45−29001の定着剤(液)、給湿液などの版面処
理液である。しかしながら、一般にコロイダルシリカや
コロイダルアルミナの様な無機の微粒子は平版印刷版の
表面に吸着し、印刷版表面に親水性の層を作り、親水性
を向上させると考えられているが、平版印刷版において
も最も望まれている印刷インキによる汚れ防止という目
的を十分に達成するには至っていないだけでなく、画像
部のインキのりを阻害してしまうという重大な欠点を有
している。
従って、本来的にはこのような無機微粒子を使用しな
くても地汚れを生じることがない技術の開発が求められ
ている。
(C)発明の目的 本発明の第1の目的は、インキの界面適性を飛躍的に
改良し、画像部のインキ乗りを損なわずに非画像部の地
汚れを防止できる平版印刷用インキを得るための添加物
を提供することである。
本発明の第2の目的は、地汚れを生じ易い高速オフ輪
印刷に於て、極めて効果的に地汚れを防止できるインキ
添加物を提供することである。
本発明の第3の目的は、水のコントロールがむずかし
いとされる連続給水装置を装備した印刷機で極めて効果
的に水のコントロールを可能にするインキ添加物を提供
することである。
本発明の第4の目的は、無機微粒子を含まない版面処
理液を使用しても地汚れを防止できるインキ添加物を提
供することである。
本発明のその他の目的、利点は、以下の明細書の記載
から自ずと理解することができる。
(D)発明の構成 本発明の上記目的は、アセチレングリコール及びアセ
チレンアルコールの少くとも1つを含有することを特徴
とする平版印刷用インキ添加物により達成された。
アセチレングリコールとは、分子中にアセチレン結合
(炭素−炭素間三重結合)とアルコール(ROH:Rはアル
キル基)とをもつ化合物であり、特に本明細書でいうア
セチレングリコールとは、アルキンの三重結合に隣接す
る2個の炭素が各々1個の水酸基を有することを特徴と
する化合物であり、例えば下記式(1)を有する。
式(1)の具体例としては、例えば、下記式(2)お
よび(3)で示される。
特に好ましいアセチレングリコールの具体例は、式
(4)で示されるようなアルキレンオキサイド(AO)、
例えばエチレンオキサイド(EO)、プロピレンオキサイ
ド(PO)及びそれらEOとPOの共重合体が付加したもので
ある。
(n+m=Nはアルキレンオキサイドの付加モル数を表
わし、好ましくは10以上である。) 本発明に用いられるアセチレングリコールは、米国エ
アー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社により製造さ
れ、日信化学工業(株)によって“サーフィノール(Su
rfynol)”なる商品名で販売されている。
前記の式(2)で示される化合物はサーフィノール8
2、式(3)で示される化合物は、サーフィノール104
A、104E、104H(104Aは2−エチルヘキシルアルコール
の50重量%液、104Eおよび104Hはエチレングリコールの
50および75重量%液)、式(4)で示される化合物はサ
ーフィノール440,465,485(440はN1が3,5,465は10、485
は30である)なる商品名である。
その他にサーフィノール104とポリオキシエチレン・
アルキル・フェニルエーテルとをエチレングリコールに
高濃度に溶解したサーフィノールTGなどがある。
アセチレンアルコールとは、分子中にアセチレン結合
をもつ不飽和アルコールであり、例えばその具体例とし
て、下記式(5)、(6)および(7)で示される。
(5) CH≡C−CH2OH (6) CH≡C−CH2−CH2OH 式(7)で示される化合物はサーフィノール61なる商
品名で入手しうる。
本発明のインキ添加物は、市販の平版印刷用インキに
添加することができ、またインキ製造時にそのインキの
ビヒクルに添加することもできる。
本発明のインキ添加物の好ましい態様は、顔料および
ビヒクルのインキ主剤を少くとも含む平版印刷用インキ
(通常は市販されているもの)に添加する場合、そのイ
ンキのビヒクルに混和性のある樹脂(ビヒクル)とアセ
チレングリコールまたはアセチレングリコールの組成物
とすることである。
ビヒクルとしては、通常の平版印刷用ビヒクル、例え
ば乾性油、合成乾性油、ロジン、コーパル、ダンマル、
セラック、硬化ロジン、ロジンエステルなどの天然また
は加工樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹
脂、100%フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、アルキド
樹脂、石油樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキド樹脂、ポリウレ
タン樹脂、アミノプラスト樹脂などが好ましい。前記一
般式(I)の化合物とビヒクルの比は任意の範囲でよい
が、一般には1:0.5〜1:5(重量比)の範囲程度が好まし
い。
アセチレングリコールまたはアセチレンアルコールの
平版印刷用インキに対する添加量は、インキの種類、版
材の種類などにより異なるが、約1〜約10重量%の範囲
を目安にすることができる。
本発明のインキ添加物は、その他平版印刷用インキに
用いられる各種添加剤、例えば可塑剤、安定剤、乾燥
剤、増粘剤、充填剤などを含んでいてもよい。
本発明のインキ添加物は、湿し水を使用してオフセッ
ト印刷する平版印刷版および平版印刷用インキであれ
ば、それらの種類に関係なく適用することができる。ま
た、湿し水の種類も広範なものを使用することができ、
通常の水だけでなく、一般に不感脂化促進剤、緩衝剤、
保存剤、湿潤剤のような従来から知られている物質を混
和して処理活性を改変することができる。例えば、アラ
ビアゴム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルイミダゾ
ール、ポリビニルメチルエーテルと無水マレイン酸共重
合物、カルボキシメチルスターチ、アルギン酸アンモニ
ウム、アルギン酸オキシダイドセルローズ、メチルセル
ローズ、硫酸塩(硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウムな
ど)、リン酸、硝酸、亜硫酸、タンニン酸及びこれらの
塩、ヒドロキシ基を2個以上有するポリオール化合物
(ポリエチレングリコール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセロール、ジエチレングリコー
ル、ヘキシレングリコールなど)、有機の弱酸(クエン
酸、コハク酸、酒石酸、アジピン酸、アスコルビン酸、
プロピオン酸など)、ポリアクリル酸、重クロム酸アン
モニウム、クロム明ばん、アルギン酸プロピレングリコ
ールエステル、アミノポリカルボン酸塩(エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム塩など)、無機のコロイド(コロ
イダルシリカなど)、界面活性剤などの1種または2種
以上を加えることができる。
この他にもメタノール、ジメチルホルムアミド、ジオ
キサンなどの水混和性有機溶剤や液の識別性、外観を特
に考えてフタロシアニン系染料、マラカイトグリーン、
ウルトラマリンなどの着色剤を微量加えることもでき
る。
(E)実施例 以下に本発明を代表的な実施例により説明するが、本
発明を何ら制限するものではない。
実施例1 銀錯塩拡散転写法を利用する平版印刷版(三菱製紙製
シルバーマスター)を製版カメラで像露光を行ない、下
記の銀錯塩拡散転写現像液により30℃で1分間現像処理
を行なった。
現像処理後、該原版を2本の絞りローラー間を通し、
余分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液
で25℃、20秒間処理し、絞りローラーで余分の液を除去
し、室温で乾燥した。
以上の操作により作製した平版印刷版をオフセット輪
転印刷機に装着し、下記不感脂化液を版面にくまなく与
え、下記供湿液を用いて印刷を行った。
印刷はブラシ式給水湿し水装置をもつ高速オフ輪印刷
機とオフ輪印刷用インキ(大日精化工業製ウエブレック
スハイマークSS)を用いて行った(ブランク)。一方、
ウエブレックスハイマークSSに下記表に示す市販のアセ
チレングリコールまたは、アセチレンアルコールを約2
重量%混練して同様に印刷した。
アセチレングリコール又はアセチレンアルコールを加
えない比較のインキで印刷した結果、全面に濃い地汚れ
が生じた。本発明のインキ添加物A、B、C、Dを加え
たインキは、全く地汚れを生じず、高いインキ濃度の良
好な印刷物が得られ、その効果は極めて顕著であった。
実施例2 実施例1で用いた印刷版で、印刷は連続給水式湿し装
置(ダールグレン方式)をもつ枚葉印刷機と枚葉平版イ
ンキ(東洋インキ(株)MARK.V.スミ)と給湿液として
イソプロピルアルコールの10重量%を含む水溶液を用い
て行った。一方、東洋インキ(株)MARK.V.スミに下記
表に示す市販のアセチレングリコールまたはアセチレン
アルコールの約2重量%を混練して同様に印刷した。
アセチレングリコールまたは、アセチレンアルコール
を加えない比較のインキで全面に地汚れを生じた。本発
明のインキ添加物A、B、C、Dを加えたインキの場合
は水の応答も良く、水のコントロールも容易で全く地汚
れを生じず高いインキ濃度の良好な印刷物が得られ、そ
の効果は極めて顕著であった。
実施例3 実施例1を繰り返した。但し、本発明の化合物及び比
較化合物を同量のロジン変性アルキルフェノール樹脂と
混練したものをインキ添加剤として使用した。実施例1
と同じ効果が得られた。
実施例4 実施例1を繰り返した。但し、市販のPS版を使用し
た。ブランクのインキ及び比較化合物を加えたインキで
は薄い地汚れが生じたが、本発明のインキ添加物を加え
たインキでは全く地汚れは生じず、インキ濃度の高い良
好な印刷物であった。
(F)発明の効果 本発明のインキ添加剤は、地汚れの出易いオフ輪用イ
ンキ及び版材においても地汚れを極めて良好に防止で
き、更に水のコントロールがむずかしいとされる連続給
水装置をもつ印刷でもインキ濃度の高い良好な印刷物を
得ることが出来る。また、版面処理液にコロイダルシリ
カのような無機微粒子を必ずしも必要としないため、よ
り高いインキ濃度の印刷物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−139964(JP,A) 特開 昭56−147871(JP,A) 特開 昭56−167775(JP,A) 特開 平1−252680(JP,A) 特開 平1−210478(JP,A) 特開 昭56−80492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 11/00 - 11/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アセチレングリコール及びアセチレンアル
    コールの少くとも1つを含有することを特徴とする平版
    印刷用インキ添加物。
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ES2689544T3 (es) * 2011-09-23 2018-11-14 Sun Chemical Corporation Aditivos a las tintas de litografía para eliminar la realimentación de tinta

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