JP2798553B2 - 気液噴霧装置 - Google Patents

気液噴霧装置

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JP2798553B2 JP13912192A JP13912192A JP2798553B2 JP 2798553 B2 JP2798553 B2 JP 2798553B2 JP 13912192 A JP13912192 A JP 13912192A JP 13912192 A JP13912192 A JP 13912192A JP 2798553 B2 JP2798553 B2 JP 2798553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気液噴霧装置に関し、
詳しくは、連続鋳造装置の二次冷却帯におけて冷却ミス
ト噴射用として用いるもので、上下に多段配列される二
流体スプレーノズルに対して、上下垂直方向に配管した
水供給本管とエア供給本管より、各スプレーノズルに水
と空気を供給するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の連続鋳造装置の二次冷却帯に設
置する気液噴霧装置では、図7に示すように、鋳片1の
引き抜き通路に沿って配置した引き抜きロール2の間
に、二流体スプレーノズル3を配置し、各スプレーノズ
ル3を気液供給管4に接続している。上記垂直方向に多
段に配置されるスプレーノズル3はグループ毎にまとめ
られ、1つのグループ内のスプレーノズル3(3a〜3
g)に対しては、垂直方向に配管する各1本の液供給管
5とエア供給管6とより気液供給管4を介して水と空気
を供給している。
【0003】上記した共通の液供給管およびエア供給管
より供給される気液を噴霧するスプレーノズル3は、最
上段と最下段との間に1m〜3m程度の差がある。このよ
うに高低差があると、当然の如く、水頭圧により下段の
液圧は上位の液圧より大となり、下段のスプレーノズル
からの噴霧流量が上段のスプレーノズルより多くなる。
【0004】上下高低差による噴霧流量の差は、例え
ば、高低差が2mの場合、図8に示すように、供給液圧
0.6kg/cm2、供給エア圧2.3kg/cm2の場合、最下段
ノズルの液圧は0.6kg/cm2エア圧は2.3kg/cm2で、
噴霧流量は4.7リットル/分である。それに対して、
最上段のノズルは液圧0.4kg/cm2、エア圧2.3kg/c
m2で、噴霧流量は2.0リットル/分となる。このよう
に、最上段と最下段のノズルの噴霧流量比は1:2.3
となる。
【0005】通常、この種のミストノズルの使用範囲
は、噴霧流量4〜40リットル/分、液圧0.4〜6kg
/cm2であるため、低供給液圧領域では、下段ノズルと
上段ノズルの噴霧流量がかなり相違し、問題となってい
る。
【0006】上記した問題に対して、例えば、図9およ
び図10に示すように、液供給管5に接続したエアミス
トノズル7の側壁開口にエア供給管部7aを連通し、該
エア供給管部7aにエア絞り8を内嵌し、このエア絞り
8を上段を下段よりも小に設定して、即ち、開口断面積
を小とし、水とエアとのバランスから、上位のエアミス
トノズルの水頭圧が下位よりも小さいにもかかわらず、
両者の噴霧量をほぼ均等としたものが提案されている。
(特公昭62−3711号公報)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のノズル
では、ノズル中に設けた一段のエア絞りでエアを制御す
るため、各ノズルに取り付けるエア絞りの穴径(開口面
積)を夫々変える必要があり、よって、ノズル交換時の
メンテナンスに手数がかかる問題があった。
【0008】また、1つの絞りで制御しているため、圧
力変動が大きく、噴霧流量を均一化出来る確率が低くな
る。また、噴霧条件を変えると、流量分布が乱れやすく
なり、よって、噴霧流量の制御巾は1:10程度とされ
ている。
【0009】しかしながら、対象とする鋳片寸法の巾が
600mm〜2100mm、厚さが200mm〜300mmと従来
に比較して多様化しており、それに応じて、噴霧流量の
範囲を鋳片寸法に応じて広い範囲で制御する必要があ
り、流量制御範囲、所謂ターンダウン比を従来の1:1
0から1:20に広げることが要求されている。
【0010】さらに、上記従来のノズルでは、エアミス
トノズルの中央部を流れる液に対して同一方向の外周部
からエアを供給し、液の外周にエアを合流させて混合さ
せているため、液圧に及ぼすエア圧の影響が少なく、よ
って、エア圧を制御しても噴霧流量を一定化出来る確率
は低い。
【0011】さらにまた、1つのエア絞りで所要値まで
制御する必要があるため、上段にいくに従って、エア絞
りの開口面積が狭くなり、エア中にオイル等の異物が含
まれ易い場合には、エア絞り部分で目詰まりが発生しや
すい問題があった。
【0012】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、エア供給側にオリフィスを設けてノズルからの
噴霧流量の一定化を図る気液噴霧装置において、ノズル
交換時のメンテナンスを容易とし、かつ、オリフィス通
過による圧力変動を抑えて、安定した制御を可能とし、
よって、噴霧流量の均一化および噴霧流量制御巾の拡大
等を図るものである。さらに、水とエアとの衝突方法を
改良して、液圧に与えるエア圧の影響を大として、噴霧
流量が一定化される確率を高め、ターンダウン比を1:
20とすることが出来ると共に、空気消費量を少なく出
来る気液噴霧装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、上下垂直方向に配管するエア供給本管と液
供給本管に、夫々上下方向に所要間隔をあけて水平方向
へ分岐させたエア供給枝管および液供給枝管を設け、こ
れらエア供給枝管と液供給枝管の先端を混合アダプタを
介してノズルの気液供給管部に接続して気液噴射ノズル
を上下多段に設置し、上記各エア供給枝管の管内に一次
オリフィスを設けると共に、上記混合アダプタに二次オ
リフィスを設け、該二次オリフィスの開口断面積を上下
各位置において全て同一とする一方、上記一次オリフィ
スの開口断面積は上位を順次小さく設定していることを
特徴とする気液噴霧装置を提供するものである。
【0014】上記混合アダプタは略T字形状とし、横軸
側の対向する両端に上記エア供給枝管と液供給枝管を接
続すると共に、該混合アダプタの縦軸先端に上記気液供
給管部を接続し、上記混合アダプタに設ける二次オリフ
ィスは、エア供給枝管との接続側の横軸側開口部に設け
ており、上記混合アダプタ内に同一軸線上から対向して
流入する空気と水とが衝突混合した後、直交方向の気液
供給管側へ流入する構成としている。
【0015】上記混合アダプタには上記空気側の二次オ
リフィスと対向させて横軸開口端側に液側のオリフィス
を設けておくことが好ましい。
【0016】上記の如く、エア供給管に一次オリフィス
を設けると共に、混合アダプタに二次オリフィスを設
け、ノズルに取り付ける混合アダプタ側の二次オリフィ
スは同一開口面積としているため、ノズル交換時のメン
テナンスが容易となる。
【0017】
【作用】上記構成とすると、供給エアは一次オリフィス
で制御された後、一旦、膨張し、ついで、二次オリフィ
スにより制御され、この制御された状態で液と混合され
る。上記一次と二次とのオリフィスにより混合する液の
液圧に対応してエアが制御されるため、液圧の相異する
上下段のノズルの噴霧量を同量とすることが出来る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例より詳細に
説明する。図1に示すように、垂直方向に配管したエア
供給本管10及び液(水)供給本管11には、夫々所要位
置で水平方向へ分岐したエア供給枝管12、液供給枝管
13を設けている。上記同一高さ位置のエア供給枝管1
2と液供給枝管13の先端は混合アダプタ15を介して
ノズル16の気液供給管部に接続している。図1におい
ては、上下3段として、図2に示す上記エア供給枝管1
2、液供給枝管13、混合アダプタ15およびノズル1
6を組み合わせた各段を上下3段A,B,Cとしている。
尚、図1においては、説明を簡単とするため、上下3段
としているが、実際は3段以上の多数段である。
【0019】上記エア供給本管10の下端を圧力調整器
17を介してエア源と接続すると共に、液供給本管11
の下端を液圧調整器18を介して液源と接続している。
エアはエア供給本管10、エア供給枝管12を通して混
合アダプタ15に供給する一方、液を液供給本管10、
液供給枝管13を通して混合アダプタ15に供給し、混
合アダプタ15で同一軸線上の対向位置から流入し、衝
突混合させて、ノズル16の気液混合通路19を通し
て、ノズル本体20へ送り、該ノズル本体20の先端吐
出口より噴霧している。
【0020】上記中段Bおよび上段Aのエア供給枝管1
2の途中に一次オリフィス21を設けると共に、混合ア
ダプタ15内に二次オリフィス22を設け、エアを2段
絞りしている。上記一次オリフィス21は中段Bの開口
面積bを上段Aの開口面積aより大(b>a)に設定する
一方、混合アダプタ15の二次オリフィス22は全て同
一開口面積としている。
【0021】上記一次オリフィス21は図2に示す如
く、エア供給枝管12の連接部分に介設しており、中央
部に穴25を設けた仕切板26を両側の同一径の第1エ
ア供給枝管12Aと第2エア供給枝管12Bの間に挟
み、これら第1および第2エア供給枝管12Aと12B
の外周ネジ部にナット27をネジ締めしてシール状態で
設置している。
【0022】上記一次オリフィス21の仕切板26に形
成した穴25の直径は、上記の如く、上段A側を中段B
側より小径に設定している。
【0023】上記エア供給枝管12及び液供給枝管13
の先端は図2に示すように、略T字形状とした混合アダ
プタ15の両端にL字管30,30を介して接続してい
る。
【0024】混合アダプタ15は上中下段A,B,Cとも
同一形状のものを用いており、図示のように、T字状の
通路31を有し、横軸側の両端開口部に流路断面積を縮
小したオリフィス22,33を設けている。上記一方の
オリフィス22はエア供給枝管12側と継管34を介し
て連通し、上記二次オリフィス22としている。よっ
て、二次オリフィス22は上中下段A,B,Cにおいて同
一開口面積となっている。混合アダプタ15の他方のオ
リフィス33は液供給枝管13と継管34を介して連通
している。
【0025】混合アダプタ15の横軸側通路31の中心
部に、直角方向の縦軸側の通路35を連通して形成し、
該通路35に、混合アダプタ15と接続するノズル16
の混合液通路19を連通させている。
【0026】上記のように、中段Bと上段Aにおいて
は、エアを一次オリフィス21と二次オリフィス22と
により2段制御し、下段Cでは二次オリフィス22のみ
で制御している。このように、エアを2段制御すると、
前記従来の1段制御と比較して多様な制御を行うことが
出来る。
【0027】即ち、前記従来の一段のオリフィスによる
制御と同一噴霧条件で、供給エア圧を同一とした場合、
当然のことながら、従来の一段のオリフィスの場合の下
段から上段への穴径(開口面積)の減少率より、本発明の
二段オリフィスの場合の穴径の減少率の方が小さい。即
ち、上段にいくに従って、本発明のオリフィスの穴径を
従来より大きく設定することが可能となる。
【0028】このように、オリフィスの穴径を大きくす
ると、オリフィス通過時に生じる圧力変動の発生を抑制
出来る。かつ、一次オリフィス21を通過したエアは第
2エア供給枝管12Bで膨張して減圧され、第2エア供
給枝管12Bが減圧室の作用をするため、圧力変動を無
くすことが出来る。
【0029】さらに、一次及び二次オリフィスとも従来
の1段制御より開口面積を大と出来るため、オリフィス
における目詰まりの発生を低減することが出来る。か
つ、高さ位置に応じて開口面積を変える一次オリフィス
21は、その開口面積を大と出来るため、加工が容易と
なると共に、エア供給枝管12の連接部に取り付けるた
め、オリフィスの設置が容易である。
【0030】また、一次オリフィス21を通過したエア
が減圧室となる第2エア供給枝管12Aに流入する時、
図3に示すように、仕切板25に沿って渦流れを発生
し、エア中に混入した異物50を下壁側に落下させて、
エアから異物50を分離除去することが出来る。
【0031】さらにまた、ノズル16の交換時におい
て、ノズル16に組み付ける混合アダプタ15側の二次
オリフィス22は上下同一のものを用いているため、メ
ンテナンスが容易となる。
【0032】上記実施例に記載したように、オリフィス
の穴径(開口面積)を従来の一段制御より大とすることが
出来る一方、エア中の異物が一次オリフィス21を通過
後の第2エア供給枝管12Bの減圧室で除去出来ると共
に該第2エア供給枝管12Bを容易に取り外すことが出
来るため、供給エア圧を従来の一段制御より上昇させる
ことにより、一段制御よりオリフィスの穴径を小とし
て、空気消費量を少なくして、同一流量の噴霧を行うこ
とが出来る。
【0033】即ち、上下多段配置のノズルからの噴霧流
量の均一化を図るためには、液圧の高い下段の水量を減
少させる必要があり、そのために、空気量を増加させる
必要がある。空気量を増加する1つの方法としてエア圧
力を高める方法がある。上記従来の1段制御の場合の供
給エア圧よりも供給エア圧を高めると、例えば、従来の
1段制御の供給エア圧を2.3kg/cm2とすると、3.3k
g/cm2に上昇することにより、オリフィスの穴径を小さ
くすることが出来る。
【0034】このように、オリフィスの穴径を小さくし
た場合、空気消費量の低減を図ることが出来、エネルギ
ーの省力化をはかり、ランニングコストを低減出来る。
【0035】さらにまた、本発明の気液噴霧装置では、
上記混合アダプタ15において、エアと液とを同一軸線
上の対向位置から流入させて、正面衝突させるため、液
圧に対するエア圧の影響を大とすることが出来る。即
ち、液量が少ない場合には液圧を高めることが出来一
方、液量が多い場合には、液圧に圧損を生じさせること
が出来る。よって、液流量が変動しても、液圧を一定と
して、制御したエア圧とのバランスより、各段における
噴霧流量を同一とする確率を高めることが出来る。ま
た、該混合アタプタ15を用いると消費空気量が少なく
なり、エネルギーの省力化を図ることが出来る。
【0036】図4は混合アタプタの変形例を示し、該混
合アタプタ15'はT字状通路を備える点で同一である
が、継管およびL字管を使用しないで、エア供給枝管お
よび液供給枝管に直接接続できる形状としている。即
ち、エア供給枝管12との接続側では、横軸先端に二次
オリフィス22を設け、該二次オリフィス22より直角
方向に屈折させたエア接続管部36を設け、該エア接続
管部36をエア供給枝管12と接続している。
【0037】上記混合アダプタ15'を用いると、部品
点数の減少し、作業性の改善とコスト低下を図ることが
出来る。
【0038】上記のように、本発明の装置では、エアを
2段オリフィスで制御すると共に、液とエアとを正面衝
突させる混合アダプタを用いてエアによる液圧に対する
影響を大としいるため、噴霧流量の制御を正確になすこ
とが出来る。よって、上下段のノズルより均一量の噴霧
を発生させることが出来る。また、噴霧流量を変えて、
低流量域より高流量域に広げても、上下段からの噴霧流
量を一定とすることが出来る。
【0039】即ち、図5の表に示すように、噴霧流量が
2リットル/分の場合、エア圧を下段で3.3kg/cm2
中段で2.8kg/cm2、上段で2.3kg/cm2に安定して制
御でき、従来は図6に示すように、4リットル/分〜4
0リットル/分の間の流量制御領域を2リットル/分〜
40リットル/分に広げることが出来る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
では、二流体ノズルを垂直方向に多段配列する場合、供
給エア圧および液圧を一定とした状態で、多段オリフィ
スを配置してエア制御を正確に行っているため、上下多
段に配置するノズルからの噴霧流量を一定化することが
出来る。即ち、1段のオリフィスを配置する場合と比較
して、2段オリフィスとすると共に一次オリフィスの下
流に減圧室を設けているため、圧力変動を小さくして正
確な制御を行うことが出来る。
【0041】また、ノズル側の二次オリフィスは上下同
一としているため、ノズルの交換等のメンテナンスが容
易となる。さらに、オリフィスによる二段制御で多様な
制御が出来、主として、空気消費量の低減を図る場合
は、オリフィスの穴径を小さくすることが出来る。一
方、主として、エア中の異物の混入防止を図る場合には
オリフィスの穴径を大きくすることが出来る。
【0042】さらに、本発明では、混合アダプタとして
エアと液とを同一軸線上の対向する位置から正面衝突し
て混合するため、エアによる液圧に対する影響を高め
て、下段の液圧を弱め、上段側との噴霧流量の一定化を
図ることが出来る等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる気液噴霧装置の全体図であ
る。
【図2】 図1の要部断面図である。
【図3】 図2の要部拡大図である。
【図4】 混合アダプタの変形例を示す図2と同様な断
面図である。
【図5】 噴霧流量と消費空気量の関係を示す線図であ
る。
【図6】 従来と本発明の制御ラインを示す線図であ
る。
【図7】 連続鋳造装置の二次冷却帯に設置する気液噴
射装置の概略図である。
【図8】 従来の問題点を示す図面である。
【図9】 従来の配管の要部断面図である。
【図10】 従来例の配管図である。
【符号の説明】
10 エア供給本管 11 液供給本管 12 エア供給枝管 13 液供給枝管 15 混合アダプタ 21 一次オリフィス 22 二次オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 恒雄 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 瀬良 泰三 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−329601(JP,A) 特開 昭59−24560(JP,A) 特開 昭58−184047(JP,A) 特開 昭57−47560(JP,A) 実開 昭59−162153(JP,U) 実開 昭50−101513(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/124 B22D 11/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下垂直方向に配管するエア供給本管と
    液供給本管に、夫々上下方向に所要間隔をあけて水平方
    向へ分岐させたエア供給枝管および液供給枝管を設け、
    これらエア供給枝管と液供給枝管の先端を混合アダプタ
    を介してノズルの気液供給管部に接続して気液噴射ノズ
    ルを上下多段に設置し、 上記各エア供給枝管の管内に一次オリフィスを設けると
    共に、上記混合アダプタに二次オリフィスを設け、該二
    次オリフィスの開口断面積を上下各位置において全て同
    一とする一方、上記一次オリフィスの開口断面積は上位
    を順次小さく設定していることを特徴とする気液噴霧装
    置。
  2. 【請求項2】 上記混合アダプタは略T字形状とし、横
    軸側の対向する両端に上記エア供給枝管と液供給枝管を
    接続すると共に、該混合アダプタの縦軸先端に上記気液
    供給管部を接続し、上記混合アダプタに設ける二次オリ
    フィスは、エア供給枝管との接続側の横軸側開口部に設
    けており、 上記混合アダプタ内に同一軸線上から対向して流入する
    空気と水とが衝突混合した後、直交方向の気液供給管側
    へ流入する構成としている請求項1に記載の気液噴霧装
    置。
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