JP2795617B2 - 連続式乾留装置 - Google Patents

連続式乾留装置

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JP2795617B2 JP6151535A JP15153594A JP2795617B2 JP 2795617 B2 JP2795617 B2 JP 2795617B2 JP 6151535 A JP6151535 A JP 6151535A JP 15153594 A JP15153594 A JP 15153594A JP 2795617 B2 JP2795617 B2 JP 2795617B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薪材、竹材、廃タイヤ
等の乾留材をチップ化することなく、連続的に乾留する
連続式乾留装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乾留装置では、乾留装置に投入し
た乾留材を密閉した状態で乾留させ、処理後は赤熱した
炭化物を冷さずに赤熱した状態で取り出すか、あるい
は、自然冷却するまで待って、再び乾留材を投入してい
た。また、原材料をチップ化して空気を送り込んで乾留
材を燃焼させる装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乾留装置では、赤熱した炭化物を取り出すか、冷却する
まで待って、原材料と交換しなければならず、作業の安
全性や作業効率に問題があった。また、乾留材をチップ
化する作業が繁雑であり、また、空気を送って燃焼させ
ていては、酸性度の低い乾留ガスが得られず、そして、
乾留加熱缶の中央部では伝熱が十分でなく乾留が十分行
われないといった問題も生じている。さらに、気中に塵
あいが放出されるといった問題が生じていた。
【0004】そこで、本発明は、乾留の作業効率と乾留
効率を向上させ、酸性度の低い乾留ガスの製造を可能と
し、塵あいの逸散の防止を計ることを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に乾留材
の入口を設け下部に出口を設けた縦長の乾留加熱缶と、
この乾留加熱缶の側部に設けられ前記乾留材を乾留する
ための熱を供給する加熱器と、この加熱器からのガスの
熱により水蒸気を発生して前記乾留加熱缶に水蒸気を供
給する水蒸気発生器と、前記乾留加熱缶から乾留ガスを
排出する排気部と、前記乾留加熱缶の前記入口を密閉す
るように設けられ、横方向に移動できる乾留材投入用の
開閉可能な移動缶と、前記乾留加熱缶の出口と連結し乾
留残さいを排出するための気密状の排出部とを設けたこ
とを特徴とする連続式乾留装置を要旨としている。
【0006】水槽を前記入口に接続し、前記移動缶から
遮蔽容器を延出させて、この遮蔽容器を水槽の水に水没
させてなることが好ましい。
【0007】前記排出部の先端を水没させて、この排出
部の内部空間に水を噴霧出来る噴霧器を設けてなること
が好ましい。
【0008】前記排出部に乾留残さいを押し出すための
螺旋体を設け、この螺旋体を回転させるための回転駆動
源を前記螺旋体に接続し、乾留残さいの押出方向と略反
対方向に噴霧できるように前記噴霧器を前記排出部に設
置してなることが好ましい。
【0009】前記排出部に乾留残さいを押し出すための
螺旋体を設け、この螺旋体内部に冷却水の通路を貫設
し、その外周を保温材で覆ってなることが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の連続式乾留装置1を
図1ないし図3に基づいて説明する。図1の連続式乾留
装置1の上部には、薪材、竹材、廃タイヤ等の乾留材を
投入するための円筒状の移動缶2が設けられており、移
動缶2の上面には開閉可能な蓋4がヒンジ結合してお
り、図示せぬ油圧装置により開閉されるようになってい
る。移動缶2は、一度に大まかに切断された廃タイヤを
100kg程度、収容できる大きさにされている。蓋4
には逃がし弁3が設けられ、移動缶2内のガスが高圧に
なったときに、内部ガスを外部に開放し、圧力上昇を防
止している。また、移動缶2の側部には、蒸気注入弁5
が設けられ、蒸気を移動缶2に注入できるようになって
おり、移動缶2内の空気を蒸気で押し出して、置換でき
るようになっている。図2に示すように、移動缶2の下
側部には、移動ローラを有する移動具6が取り付けられ
て、移動が円滑となるようにしている。図1に示すよう
に、移動缶2の下端周面にはリング状のガス漏れ防止の
ためのパッキング7が取り付けられ、パッキング7のす
ぐ上部から長方形の下側の開放された遮蔽容器8が設け
られ、先端が水没できるようになっている。移動缶2の
下部において、遮蔽容器8に覆われた長方形のスライド
ガイド9が乾留加熱缶10の上部の入口11の周囲から
外方に延び出している。スライドガイド9の下側におい
て、上部が開放されている水槽12が乾留加熱缶10の
上部の入口11の周囲から外方に延び出していて、移動
缶2が矢印のように移動しても、遮蔽容器8の下端部が
支障なく移動できる長さとなっており、かつ、遮蔽容器
8が常に水槽12の水に水没しているような深さとなっ
ており、乾留加熱缶10のガスが外部に漏れないように
なっており、乾留加熱缶10の入口11は、完全に密閉
された構造となっている。図1で移動缶2が一点鎖線で
示す位置に移動しても、移動缶2の蓋4が閉じている限
り、密閉状態が保たれて、常時、乾留加熱缶10の入口
11は、完全に密閉された構造となっており、外気が入
ることもないし、内部ガスが漏れることもないようにな
っている。
【0011】乾留加熱缶10は縦長の金属製円筒体10
aを有しており、前述のように上部に入口11を持ち、
また、下部に出口13をもっている。金属製筒体10a
の周囲は断熱材からなる保温体10bで覆われて両者の
間には円環状の空隙10cが形成されて、保温体10b
の側部10dには、バーナ14が設けられており、火炎
を伴った燃焼流を空隙10cに吹き込んで、下方から上
方に向かって流し、金属製筒体10aを加熱するように
なっている。保温体10bの上端部には、排出パイプ1
5が接続されており、最初は水平に、次に垂直上方に延
び出し、保温体10bからの乾留を終えた燃焼流を外部
に排出できるようになっている。排出パイプ15を覆う
ように設けられている、下部に水を貯蔵している蒸気発
生器16が乾留加熱缶10と排出パイプ15に連結され
ており、排出パイプ15を通過する燃焼流の熱を利用し
て、蒸気を発生し、上部から蒸気注入弁17、蒸気パイ
プ18、蒸気注入弁19を介して、乾留加熱缶10の金
属製筒体10aに蒸気を供給すると共に、上部から蒸気
注入弁20、蒸気供給パイプ21、蒸気注入弁5を介し
て、蒸気を移動缶2内にも供給できるようにしている。
蒸気注入弁17の反対側の金属製筒体10aの部分から
は、乾留ガス導管22が延び出しており、乾留ガスと水
蒸気を排出できるようになっている。この乾留ガスと水
蒸気はガス冷却器23で冷却されて、油水分離タンク2
4で油水を分離し、パイプ27を介してガス冷却器23
と連結しているガス冷却器25で再び冷却され、油水分
離タンク26で処理され、取出口28から乾留ガスを取
り出せるようになっている。この乾留ガスは、燃焼可能
であることから、バーナ14のところに供給して再循環
させることも可能である。
【0012】乾留加熱缶10の出口13に排出筒30が
気密状態で水平に接続されており、排出筒30の右端
は、直角に下方に折れ曲がっており、その先端は貯水槽
31の水に沈められており空気が入ってこないようにな
っている。したがって乾留は気密状態で行われるように
なっている。排出筒30の水平部には、螺旋体32が水
平に配置されており、排出筒30の水平部分の長さのほ
とんどを占める程度に設けられている。この螺旋体32
の左端には減速器の付いたモータ33の軸34が連結さ
れており、螺旋体32が回転可能となっている。乾留材
が乾留された後に発生する炭化物等の残さい35を右方
向に押し出して、貯水槽31に残さい36として堆積で
きるようになっており、塵あいの発生を防いでいる。貯
水槽31から高圧ポンプ37により水をくみ上げて、パ
イプ38を介して噴霧弁39に水を供給している。噴霧
弁39が排出筒30の折曲部30aの上端に設けられ、
そこから螺旋体32に対して噴霧するようになってい
る。噴霧弁39は、残さい35が押し出されてくる方向
と反対方向に噴霧するようになっており、噴霧された水
は、高温の赤熱された残さい35と接触してそれを冷却
すると同時に、熱交換により、水蒸気となることがで
き、乾留加熱缶10の出口13から上方に向かって吹き
上げられていくうちに、さらに加熱されて、過熱水蒸気
となり、金属製筒体10aの中央部の温度の低い部分を
吹き上がってゆくことによりに、廃タイヤ2aがほぼ均
一に乾留されることとなり、乾留効率を高めるようにな
っている。図3に示すように、螺旋体32は二重構造と
なっており、芯として冷却水を通水するための螺旋状の
金属製の冷却筒32aを設けており、これにより、残さ
い35の高温により熱変形することがないようにしてい
る。冷却水は冷却水供給部40から供給され、通路32
bを通って左側から右側に流れ、右先端より外部に滴下
するようになっている。冷却筒32aを覆う断熱材から
なる保温体32cを巻いているのは、冷却筒32aの冷
却により残さい35の温度が低下しないようにするため
である。
【0013】次に本実施例の動作について説明する。図
3の状態で、バーナ14に点火し、空隙10cに燃焼流
を送り、金属製筒体10aが高温になるように加熱さ
せ、蒸気発生器16で蒸気を発生させて、蒸気注入弁1
7,19を開放して、蒸気を金属製筒体10aに送る。
一方、蒸気注入弁5は閉じられていて、このとき、蒸気
は移動缶2には供給されていない。モータ33を始動さ
せて軸34を介して螺旋体32を回転させるとともに、
高圧ポンプ37を始動させて、水を噴霧弁39に供給
し、螺旋体32に噴霧する。このようにして乾留の準備
ができたら、移動缶2の蓋4を開けて、廃タイヤを10
0kg程度を収容し蓋4を閉める。その後、蒸気注入弁
5により、蒸気が移動缶2に供給され、廃タイヤに随伴
する空気が逃がし弁3から外部に排出されて、廃タイヤ
に随伴する空気が水蒸気に置換されることから、乾留加
熱缶10の爆発を防止しているとともに、廃タイヤ2a
の乾留が高率よく行われる。次に、蒸気注入弁5を閉じ
てから、図2の移動具6の働きによりスライドガイド9
に沿って移動缶2を左方向に水平に移動させて、移動缶
2と金属製筒体10aが連通するような位置とすると、
廃タイヤ2aが金属製筒体10aの内部空間を自然落下
し、その間に、熱と水蒸気で乾留される。また、移動缶
2が矢印のように移動しても、常に、遮蔽容器8が水槽
12の水に水没しており、完全な密封性を確保できる。
【0014】移動缶2は、再び図1の位置まで戻され
て、再び廃タイヤ2aが移動缶2に充填され、乾留加熱
缶10まで移動する。このように、移動缶2は、左右へ
の移動と、廃タイヤ2aの落下とを繰り返すことにな
り、高率良く廃タイヤ2aを乾留できることとなる。
【0015】乾留は、バーナ14から火炎を伴った燃焼
流を空隙10cに吹き込んで、下方から上方に向かって
流し、金属製筒体10aを加熱して排出パイプ15によ
り保温体10bからの乾留を終えた燃焼流を外部に排出
し、そのとき、排出パイプ15を通過する燃焼流の熱に
よって、蒸気発生器16が蒸気を発生し、上部から蒸気
注入弁17、蒸気パイプ18、蒸気注入弁19を介し
て、乾留加熱缶10の金属製筒体10aに蒸気を供給す
る。乾留ガス導管22から乾留ガスを排出し、これらの
ガスはガス冷却器23,25で冷却されて、油水分離タ
ンク24,26で油水を分離され、取出口28から乾留
ガスが取り出される。移動缶2が右端で、廃タイヤ2a
を供給した後、蓋4を閉じたときだけ、蒸気注入弁2
0、蒸気供給パイプ21、蒸気注入弁5を介して、移動
缶2に蒸気を注入する。
【0016】排出筒30内では、螺旋体32が回転し
て、乾留材が乾留された後に発生する炭化物等の残さい
35を右方向に押し出して、貯水槽31に残さい36と
して堆積できるようになっている。貯水槽31から高圧
ポンプ37により水をくみ上げて、噴霧弁39は、残さ
い35が押し出されてくる方向と反対方向に噴霧するよ
うになっており、噴霧された水は、高温の残さい35と
接触して、蒸気になり、乾留加熱缶10の出口から上方
に向かって吹き上げられて、金属製筒体10aの中央部
の温度の低い部分に供給されることにより、乾留効率を
高める。螺旋状の金属製の冷却筒32aと、この冷却筒
32aを覆う断熱材からなる保温体32bとにより、残
さい35の高温に耐えることができる。このようにし
て、本実施例は、乾留加熱缶10が側部から蒸気の供給
を受け側部から排気ガスを排出しつつ、その上下部分が
空気遮断状態で、連続的に廃タイヤ2aを自然落下させ
て乾留することが出来るのである。
【0017】以上、本実施例を説明したが、本発明の技
術的思想を逸脱しない範囲で本発明の構成を適宜変更で
きることは当然である。移動缶1の移動構造は実施例に
限定されることはなく、適宜変更可能である。螺旋体3
2は実施例の形状や構造のものに限定されることはな
く、例えば、スクリューのように、軸のあるものを含む
ことは当然である。入口11に接触感知センサや超音波
センサや光センサを設け、入口11付近に廃タイヤ2a
が詰まって引っ掛かったことを検出して、移動缶2の戻
りを停止できるようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、上部に乾留材の入
口を設け下部に出口を設けた縦長の乾留加熱缶と、この
乾留加熱缶の側部に設けられ前記乾留材を乾留するため
の熱を供給する加熱器と、この加熱器からのガスの熱に
より水蒸気を発生して前記乾留加熱缶に水蒸気を供給す
る水蒸気発生器と、前記乾留加熱缶から乾留ガスを排出
する排気部と、前記乾留加熱缶の前記入口を密閉するよ
うに設けられ、横方向に移動できる乾留材投入用の開閉
可能な移動缶と、前記乾留加熱缶の出口と連結し乾留残
さいを排出するための気密状の排出部とを設けたので、
乾留材の投入作業効率が向上し、乾留残さいが自動的に
処理され、また乾留材を粗大に分割するだけで良くチッ
プ化する作業が不要となる。乾留材の投入時に随伴する
ガスを水蒸気で置換することができるので、安全性を高
めることができるとともに酸性度の低い乾留ガスが得ら
れ、さらに、気中への塵あいの放出が防止できる。
【0019】水槽を前記入口に接続し、前記移動缶から
遮蔽容器を延出させて、この遮蔽容器を水槽の水に水没
させてなるので、気密性を確保でき、乾留効率が高ま
る。
【0020】前記排出部の先端を水没させて、この排出
部の内部空間に水を噴霧出来る噴霧器を設けてなるの
で、赤熱した炭化物の熱を利用して加熱蒸気を作りだ
し、これを乾留加熱缶に吹き上げていることから、乾留
加熱缶の周囲と中央部とで、均一な乾留が可能となる。
【0021】前記排出部に乾留残さいを押し出すための
螺旋体を設け、この螺旋体を回転させるための回転駆動
源を前記螺旋体に接続し、乾留残さいの押出方向と略反
対方向に噴霧できるように前記噴霧器を前記排出部に設
置してなるので、乾留加熱缶の周囲と中央部とで、均一
な乾留が可能となる。
【0022】前記排出部に乾留残さいを押し出すための
螺旋体を設け、この螺旋体内部に冷却水の通路を貫設
し、その外周を保温材で覆ってなるので、螺旋体の熱変
形が防止でき耐久性が向上する。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の一部断面正面図である。
【図2】 本実施例の平面図である。
【図3】 本実施例の螺旋体の断面図である。
【符号の説明】
1 連続式乾留装置 2 移動缶 3 逃がし弁 4 蓋 5 蒸気注入弁 6 移動具 7 パッキング 8 遮蔽容器 9 スライドガイド 10 乾留加熱缶 11 入口 12 水槽 13 出口 14 バーナ 15 排気パイプ 16 蒸気発生器 17,19,20 蒸気注入弁 18,21 蒸気供給パイプ 22 乾留ガス導管 23,25 ガス冷却器 24,26 油水分離タンク 28 取出口 30 排出筒 31 貯水槽 32 螺旋体 33 モータ 34 軸 35,36 残さい 37 高圧ポンプ 38 パイプ 39 噴霧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 394011709 井上 耕二 福岡県大牟田市白銀777−39 (73)特許権者 394011695 藤木 正也 福岡県三潴郡城島町原中牟田598の2 (72)発明者 高見 英三 愛知県豊橋市東森岡二丁目1の3 (56)参考文献 特開 平2−247284(JP,A) 特開 昭63−260981(JP,A) 特開 昭55−89385(JP,A) 実開 平5−89439(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 53/00 C10B 47/20 C10B 49/06 C10B 53/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に乾留材の入口を設け下部に出口を
    設けた縦長の乾留加熱缶と、この乾留加熱缶の側部に設
    けられ前記乾留材を乾留するための熱を供給する加熱器
    と、この加熱器からのガスの熱により水蒸気を発生して
    前記乾留加熱缶に水蒸気を供給する水蒸気発生器と、前
    記乾留加熱缶から乾留ガスを排出する排気部と、前記乾
    留加熱缶の前記入口を密閉するように設けられ、横方向
    に移動できる乾留材投入用の開閉可能な移動缶と、前記
    乾留加熱缶の出口と連結し乾留残さいを排出するための
    気密状の排出部とを設けたことを特徴とする連続式乾留
    装置。
  2. 【請求項2】 水槽を前記入口に接続し、前記移動缶か
    ら遮蔽容器を延出させて、この遮蔽容器を水槽の水に水
    没させてなることを特徴とする請求項1の連続式乾留装
    置。
  3. 【請求項3】 前記排出部の先端を水没させて、この排
    出部の内部空間に水を噴霧出来る噴霧器を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1の連続式乾留装置。
  4. 【請求項4】 前記排出部に乾留残さいを押し出すため
    の螺旋体を設け、この螺旋体を回転させるための回転駆
    動源を前記螺旋体に接続し、乾留残さいの押出方向と略
    反対方向に噴霧できるように前記噴霧器を前記排出部に
    設置してなることを特徴とする請求項3の連続式乾留装
    置。
  5. 【請求項5】 前記排出部に乾留残さいを押し出すため
    の螺旋体を設け、この螺旋体内部に冷却水の通路を貫設
    し、その外周を保温材で覆ってなることを特徴とする請
    求項1の連続式乾留装置。
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