JP2788711B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JP2788711B2 JP2788711B2 JP17159794A JP17159794A JP2788711B2 JP 2788711 B2 JP2788711 B2 JP 2788711B2 JP 17159794 A JP17159794 A JP 17159794A JP 17159794 A JP17159794 A JP 17159794A JP 2788711 B2 JP2788711 B2 JP 2788711B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光デイスク装置や光磁
気デイスク装置などに用いられる光ピックアップ装置に
関する。更に詳述すると、本発明は、光ピックアップ装
置の対物レンズの摺動部の改良に関する。
気デイスク装置などに用いられる光ピックアップ装置に
関する。更に詳述すると、本発明は、光ピックアップ装
置の対物レンズの摺動部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に、コンパクトデイスク駆動装置
に用いられている従来の光ピックアップ装置の要部を示
す。同図において、1は光学素子を支持する樹脂製の支
持フレ−ムで、このフレ−ム1には、半導体レ−ザ2、
センサレンズ3、ミラ−4等が取り付けられている。フ
レ−ム1は、図示しないネジ等で基板5に固定されてい
る。基板5には、更に軸部材6が立設され、この軸部材
6に、対物レンズ7を保持する保持部材8が摺動自在に
支持されている。
に用いられている従来の光ピックアップ装置の要部を示
す。同図において、1は光学素子を支持する樹脂製の支
持フレ−ムで、このフレ−ム1には、半導体レ−ザ2、
センサレンズ3、ミラ−4等が取り付けられている。フ
レ−ム1は、図示しないネジ等で基板5に固定されてい
る。基板5には、更に軸部材6が立設され、この軸部材
6に、対物レンズ7を保持する保持部材8が摺動自在に
支持されている。
【0003】このような光ピックアップ装置では、対物
レンズ7を支持する保持部材8には、常にサ−ボがかか
り、フオ−カス方向あるいはトラック方向に位置補正が
加えられる。この動きは、高速かつ正確さが要求され
る。このことから、軸部材6の摺動抵抗を小さくするた
め、軸部材6には、潤滑性と耐磨耗性に優れたポリテト
ラフルオロエチレン系樹脂の塗装が施されている。
レンズ7を支持する保持部材8には、常にサ−ボがかか
り、フオ−カス方向あるいはトラック方向に位置補正が
加えられる。この動きは、高速かつ正確さが要求され
る。このことから、軸部材6の摺動抵抗を小さくするた
め、軸部材6には、潤滑性と耐磨耗性に優れたポリテト
ラフルオロエチレン系樹脂の塗装が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸部材
6の表面処理をスプレ−や浸漬などの塗装で行うので
は、寸法精度が得られにくい。即ち、外径精度、真円
度、面粗度などの点で劣るものとなり易い。また、セン
タ−レス研削加工や熱処理などの精密な後工程を必要と
し、多くの手間がかかるとともに、コスト的にも割高と
なる。
6の表面処理をスプレ−や浸漬などの塗装で行うので
は、寸法精度が得られにくい。即ち、外径精度、真円
度、面粗度などの点で劣るものとなり易い。また、セン
タ−レス研削加工や熱処理などの精密な後工程を必要と
し、多くの手間がかかるとともに、コスト的にも割高と
なる。
【0005】本発明は、ポリテトラフルオロエチレン系
樹脂の塗装とほぼ同等の摩擦係数を持ち、かつ後工程を
省略することができる軸部材を用いるとともに、軸部材
の組み立て性を良くした光ピックアップ装置を得ること
を目的とする。また、本発明は、対物レンズを支持する
保持部材の摺動特性を一層上げ得る光ピックアップ装置
を得ることを目的とする。
樹脂の塗装とほぼ同等の摩擦係数を持ち、かつ後工程を
省略することができる軸部材を用いるとともに、軸部材
の組み立て性を良くした光ピックアップ装置を得ること
を目的とする。また、本発明は、対物レンズを支持する
保持部材の摺動特性を一層上げ得る光ピックアップ装置
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、該対物レンズを保持する保持部材が摺動する軸
部材を有する光ピックアップ装置において、軸部材の外
周面で摺動面となる部分にポリテトラフルオロエチレン
を分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−
ほう素メッキを施し、かつ外周面の一端部には該メッキ
を施さず、その部分を軸部材の取付部としている。
め、本発明は、対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、該対物レンズを保持する保持部材が摺動する軸
部材を有する光ピックアップ装置において、軸部材の外
周面で摺動面となる部分にポリテトラフルオロエチレン
を分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−
ほう素メッキを施し、かつ外周面の一端部には該メッキ
を施さず、その部分を軸部材の取付部としている。
【0007】また本発明は、対物レンズをデイスクの動
きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部材
が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の外周面全体にポリテトラフルオロエチレン
を分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−
ほう素メッキを施し、かつ軸部材の端面には該メッキを
施さないようにしている。
きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部材
が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の外周面全体にポリテトラフルオロエチレン
を分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−
ほう素メッキを施し、かつ軸部材の端面には該メッキを
施さないようにしている。
【0008】また本発明は、対物レンズをデイスクの動
きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部材
が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の外周面全体と端面にポリテトラフルオロエ
チレンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッ
ケル−ほう素メッキを施している。
きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部材
が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の外周面全体と端面にポリテトラフルオロエ
チレンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッ
ケル−ほう素メッキを施している。
【0009】更に、本発明は、対物レンズをデイスクの
動きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部
材が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均が1
μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施している。
動きに追従させるため、該対物レンズを保持する保持部
材が摺動する軸部材を有する光ピックアップ装置におい
て、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均が1
μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施している。
【0010】
【作用】したがって、上記のように構成された光ピック
アップ装置では、その摺動面がポリテトラフルオロエチ
レンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケ
ル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が得られ
るとともに、請求項1の発明では、組み立て時、ポリテ
トラフルオロエチレン系のメッキが施されていない部分
を取付部として基板に嵌合させることができる。
アップ装置では、その摺動面がポリテトラフルオロエチ
レンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケ
ル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が得られ
るとともに、請求項1の発明では、組み立て時、ポリテ
トラフルオロエチレン系のメッキが施されていない部分
を取付部として基板に嵌合させることができる。
【0011】また、請求項2の発明では、同様に高摺動
性が得られるとともに、組み立て時、方向性を考えるこ
となく軸部材を基板に嵌合させることができる。しか
も、軸部材の端面には該メッキを施さないようにしてい
るので、軸部材の長さ方向の精度を維持できる。
性が得られるとともに、組み立て時、方向性を考えるこ
となく軸部材を基板に嵌合させることができる。しか
も、軸部材の端面には該メッキを施さないようにしてい
るので、軸部材の長さ方向の精度を維持できる。
【0012】また、請求項3の発明では、同様に高摺動
性が得られるとともに、組み立て時、方向性を考えるこ
となく軸部材を基板に嵌合させることができる。しか
も、柱形の軸部材の角部もメッキされる。
性が得られるとともに、組み立て時、方向性を考えるこ
となく軸部材を基板に嵌合させることができる。しか
も、柱形の軸部材の角部もメッキされる。
【0013】更に、請求項4の本光ピックアップ装置で
は、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均が1
μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施しているので、摺動特性が非常に良いものとな
る。
は、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均が1
μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施しているので、摺動特性が非常に良いものとな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0015】図1にコンパクトデイスク駆動装置に用い
られる軸部材6の構成を示す。この軸部材6は、図12
に示されるような光ピックアップ装置に使用されるもの
で、軸部材6の外周面62において摺動面となる部分6
2aにポリテトラフルオロエチレンを分散させたニッケ
ル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メッキが施さ
れている。そして、外周面62の一端部には該メッキが
施されず、その部分が軸部材の取付部62bとして利用
される。
られる軸部材6の構成を示す。この軸部材6は、図12
に示されるような光ピックアップ装置に使用されるもの
で、軸部材6の外周面62において摺動面となる部分6
2aにポリテトラフルオロエチレンを分散させたニッケ
ル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メッキが施さ
れている。そして、外周面62の一端部には該メッキが
施されず、その部分が軸部材の取付部62bとして利用
される。
【0016】このような構成の軸部材6は、例えば図2
に示す表面処理工程図によって容易に製作される。ま
ず、軸部材6を水洗−酸洗い−水洗の工程により表面を
洗浄する。これは次のポリテトラフルオロエチレンを分
散させたニッケル−燐メッキの密着力を向上させるため
である。その後、無電解ニッケル−燐メッキを施す。次
に、メッキ処理後の軸部材6を、次亜燐酸ニッケル液に
ポリテトラフルオロエチレンを分散させて得たメッキ材
料中に浸漬し、ポリテトラフルオロエチレンを分散させ
たニッケル−燐メッキを無電解にて施す(以下、このメ
ッキ処理を無電解Ni−P−PTFEメッキと呼ぶ)。
この無電解Ni−P−PTFEメッキは、支持台9に未
貫通の穴91を設け、その穴91に軸部材6の端面61
の一方を入れ、メッキする。穴91の深さは、軸部材6
の一端の取付部62bの軸方向長さに相当する。このた
め、無電解Ni−P−PTFEメッキは外周面62全体
にされるのではなく、摺動面として利用される部分62
aと、支持台とは反対側の端面61とにのみ施される。
そして、光ピックアップ装置の基板5に嵌合される取付
部62bには無電解Ni−P−PTFEメッキが施され
ない。なお、この無電解Ni−P−PTFEメッキは、
ポリテトラフルオロエチレンを20容積%以上含有し、
PHが5〜5.5で、かつ約90℃の液中で行われる。
その後、水洗−乾燥の工程を経て軸部材6の処理が終わ
る。
に示す表面処理工程図によって容易に製作される。ま
ず、軸部材6を水洗−酸洗い−水洗の工程により表面を
洗浄する。これは次のポリテトラフルオロエチレンを分
散させたニッケル−燐メッキの密着力を向上させるため
である。その後、無電解ニッケル−燐メッキを施す。次
に、メッキ処理後の軸部材6を、次亜燐酸ニッケル液に
ポリテトラフルオロエチレンを分散させて得たメッキ材
料中に浸漬し、ポリテトラフルオロエチレンを分散させ
たニッケル−燐メッキを無電解にて施す(以下、このメ
ッキ処理を無電解Ni−P−PTFEメッキと呼ぶ)。
この無電解Ni−P−PTFEメッキは、支持台9に未
貫通の穴91を設け、その穴91に軸部材6の端面61
の一方を入れ、メッキする。穴91の深さは、軸部材6
の一端の取付部62bの軸方向長さに相当する。このた
め、無電解Ni−P−PTFEメッキは外周面62全体
にされるのではなく、摺動面として利用される部分62
aと、支持台とは反対側の端面61とにのみ施される。
そして、光ピックアップ装置の基板5に嵌合される取付
部62bには無電解Ni−P−PTFEメッキが施され
ない。なお、この無電解Ni−P−PTFEメッキは、
ポリテトラフルオロエチレンを20容積%以上含有し、
PHが5〜5.5で、かつ約90℃の液中で行われる。
その後、水洗−乾燥の工程を経て軸部材6の処理が終わ
る。
【0017】図3に軸部材6の第二の実施例とその実施
例に対する無電解Ni−P−PTFEメッキの方法を示
す。軸部材6は、上述の実施例と同様に無電解Ni−P
メッキが施された後に、その両端面61,61を除いた
全外周面に無電解Ni−P−PTFEメッキが施されて
いる。このような構成の軸部材6は図3の(B)に示す
ようにして得られる。まず、軸部材6をはさみこみ用プ
レ−ト92、92ではさみ、固定手段93、93で固定
する。そして、その状態で無電解Ni−P−PTFEメ
ッキ処理をする。このメッキを行った後は、外周面62
全体に当該メッキが施され、両端面61、61には、無
電解Ni−P−PTFEメッキが施されない。
例に対する無電解Ni−P−PTFEメッキの方法を示
す。軸部材6は、上述の実施例と同様に無電解Ni−P
メッキが施された後に、その両端面61,61を除いた
全外周面に無電解Ni−P−PTFEメッキが施されて
いる。このような構成の軸部材6は図3の(B)に示す
ようにして得られる。まず、軸部材6をはさみこみ用プ
レ−ト92、92ではさみ、固定手段93、93で固定
する。そして、その状態で無電解Ni−P−PTFEメ
ッキ処理をする。このメッキを行った後は、外周面62
全体に当該メッキが施され、両端面61、61には、無
電解Ni−P−PTFEメッキが施されない。
【0018】図4に軸部材6の第三の実施例とその実施
例に対する無電解Ni−P−PTFEメッキの方法を示
す。軸部材6は、上述の実施例と同様に無電解Ni−P
メッキが施された後に、全外周面に無電解Ni−P−P
TFEメッキが施されている。このような構成の軸部材
6は、図4の(B)に示すようにして得られる。まず、
複数に区切られた部屋94a、94b、94c、94d
を有する樹脂製のかご94の中に、各部屋ごとに軸部材
6を各1個入れ、軸部材6同士が接触しない状態で無電
解Ni−P−PTFEメッキ処理をする。この方法で
は、メッキの最中に軸部材6は動くことが可能であり、
このメッキを行った後は、両端面61、61と外周面6
2の全体に当該メッキが施される。また、かごが樹脂製
のため軸部材6の表面のメッキが削り落とされること
は、ほとんどない。
例に対する無電解Ni−P−PTFEメッキの方法を示
す。軸部材6は、上述の実施例と同様に無電解Ni−P
メッキが施された後に、全外周面に無電解Ni−P−P
TFEメッキが施されている。このような構成の軸部材
6は、図4の(B)に示すようにして得られる。まず、
複数に区切られた部屋94a、94b、94c、94d
を有する樹脂製のかご94の中に、各部屋ごとに軸部材
6を各1個入れ、軸部材6同士が接触しない状態で無電
解Ni−P−PTFEメッキ処理をする。この方法で
は、メッキの最中に軸部材6は動くことが可能であり、
このメッキを行った後は、両端面61、61と外周面6
2の全体に当該メッキが施される。また、かごが樹脂製
のため軸部材6の表面のメッキが削り落とされること
は、ほとんどない。
【0019】このように無電解Ni−P−PTFEメッ
キ処理された軸部材6は、光ピックアップ装置の基板5
に嵌合され、対物レンズ7を保持する保持部材8がを摺
動自在に支持するように組み立てられる。なお、第一の
実施例にて処理された軸部材6は、他の方法で処理され
た軸部材6とは異なり、無電解Ni−P−PTFEメッ
キが施されていない支持部62bを基板5に嵌合するこ
とにより組み立てられる。
キ処理された軸部材6は、光ピックアップ装置の基板5
に嵌合され、対物レンズ7を保持する保持部材8がを摺
動自在に支持するように組み立てられる。なお、第一の
実施例にて処理された軸部材6は、他の方法で処理され
た軸部材6とは異なり、無電解Ni−P−PTFEメッ
キが施されていない支持部62bを基板5に嵌合するこ
とにより組み立てられる。
【0020】以上の表面処理工程によって得られた軸部
材6は、一般的に行われているバレルメッキ方法に比
べ、メッキ面の凹凸が非常に少なくなる。即ち、バレル
メッキ方法では、かごの中に入れられた軸部材6同士が
メッキの最中に接触するため、そのメッキ面は、図5の
金属表面組織を示す電子顕微鏡写真に見られるように、
大きさは微小ではあるが、メッキがつかない部分を海島
状に有する状態となる。図7にその断面状態を示す。軸
部材6は、アルミ材の素地6aと、その素地6aに下地
メッキとして無電解ニッケル−燐メッキがされた無電解
ニッケル−燐メッキ層6bと、更に、無電解Ni−P−
PTFEメッキが施された層(以下、PTFE層と呼
ぶ)6cの三層構造になっており、PTFE層6cのと
ころどころにはメッキが付いていない部分6dがある。
そしてメッキ面の表面に生じた凹凸の差の平均(以下、
面粗度と呼ぶ)は、図9に示されるように大きくばらつ
き、かつその最高値(以下、Rmax値と呼ぶ)も大き
い値となっている。即ち、PTFE層6cの面粗度のR
max値は、1.40μmとなっている。このように面
粗度が大きいと摺動特性にも悪影響を与え、コンパクト
デイスク駆動装置用の光ピックアップの軸部材に用いる
と特性への影響も無視できなくなることが判明した。即
ち、図11(A)に示されるように、Rmax値が2μ
mであるとコンパクトデイスク駆動装置用の光ピックア
ップの可動中点速度(保持部材8の軸方向変位、即ち、
レンズホルダ−のフオ−カス方向の時間に対する変位量
を積分して得た値のうち最大のもの)の上で、停止時間
が長くなり、コンパクトデイスク駆動装置用の光ピック
アップの規格上、問題となる。他方、図11(B),
(C)に見られるように、PTFE層6cの面粗度が細
かくなるほど保持部材8の動きがスム−ズになる。そし
て、Rmax値で1μm以下とする場合、ピックアップ
の規格(市場要求に基づいて本件出願人が独自に定めた
市場要求より厳しい規格)を達する上で必要があること
がわかった。したがって、バレルメッキ方法によってメ
ッキ処理される軸部材6は、コンパクトデイスク駆動装
置用の光ピックアップ装置には適さないことが判明し
た。
材6は、一般的に行われているバレルメッキ方法に比
べ、メッキ面の凹凸が非常に少なくなる。即ち、バレル
メッキ方法では、かごの中に入れられた軸部材6同士が
メッキの最中に接触するため、そのメッキ面は、図5の
金属表面組織を示す電子顕微鏡写真に見られるように、
大きさは微小ではあるが、メッキがつかない部分を海島
状に有する状態となる。図7にその断面状態を示す。軸
部材6は、アルミ材の素地6aと、その素地6aに下地
メッキとして無電解ニッケル−燐メッキがされた無電解
ニッケル−燐メッキ層6bと、更に、無電解Ni−P−
PTFEメッキが施された層(以下、PTFE層と呼
ぶ)6cの三層構造になっており、PTFE層6cのと
ころどころにはメッキが付いていない部分6dがある。
そしてメッキ面の表面に生じた凹凸の差の平均(以下、
面粗度と呼ぶ)は、図9に示されるように大きくばらつ
き、かつその最高値(以下、Rmax値と呼ぶ)も大き
い値となっている。即ち、PTFE層6cの面粗度のR
max値は、1.40μmとなっている。このように面
粗度が大きいと摺動特性にも悪影響を与え、コンパクト
デイスク駆動装置用の光ピックアップの軸部材に用いる
と特性への影響も無視できなくなることが判明した。即
ち、図11(A)に示されるように、Rmax値が2μ
mであるとコンパクトデイスク駆動装置用の光ピックア
ップの可動中点速度(保持部材8の軸方向変位、即ち、
レンズホルダ−のフオ−カス方向の時間に対する変位量
を積分して得た値のうち最大のもの)の上で、停止時間
が長くなり、コンパクトデイスク駆動装置用の光ピック
アップの規格上、問題となる。他方、図11(B),
(C)に見られるように、PTFE層6cの面粗度が細
かくなるほど保持部材8の動きがスム−ズになる。そし
て、Rmax値で1μm以下とする場合、ピックアップ
の規格(市場要求に基づいて本件出願人が独自に定めた
市場要求より厳しい規格)を達する上で必要があること
がわかった。したがって、バレルメッキ方法によってメ
ッキ処理される軸部材6は、コンパクトデイスク駆動装
置用の光ピックアップ装置には適さないことが判明し
た。
【0021】これに対し、上述の各実施例の工法では、
軸部材6同士が接触することは無いので、そのメッキ面
は、図6の金属表面組織を示す電子顕微鏡写真に見られ
るように、メッキがつかない部分はほとんど無い状態と
なる。図8にその断面状態を示す。素地6aと、無電解
ニッケル−燐メッキ層6bと、PTFE層6cの三層構
造となっているのはバレルメッキ方法と同様であるが、
PTFE層6cにはメッキが付いていない箇所はほとん
どない。図10に示されるように、PTFE層6cの表
面のRmax値は1μm以下となっており、コンパクト
デイスク駆動装置用の光ピックアップ装置の可動中点速
度に関する規格を満足するものとなることが確認され
た。ここでPTFE層6cの厚さは、上記各実施例およ
びバレルメッキ方法のいずれにおいても約2〜3μmと
なっているが、下地のニッケルメッキ6bとの兼ね合い
で摺動性を上げるには、もっと薄く、例えば1μmとす
ることが好ましい。
軸部材6同士が接触することは無いので、そのメッキ面
は、図6の金属表面組織を示す電子顕微鏡写真に見られ
るように、メッキがつかない部分はほとんど無い状態と
なる。図8にその断面状態を示す。素地6aと、無電解
ニッケル−燐メッキ層6bと、PTFE層6cの三層構
造となっているのはバレルメッキ方法と同様であるが、
PTFE層6cにはメッキが付いていない箇所はほとん
どない。図10に示されるように、PTFE層6cの表
面のRmax値は1μm以下となっており、コンパクト
デイスク駆動装置用の光ピックアップ装置の可動中点速
度に関する規格を満足するものとなることが確認され
た。ここでPTFE層6cの厚さは、上記各実施例およ
びバレルメッキ方法のいずれにおいても約2〜3μmと
なっているが、下地のニッケルメッキ6bとの兼ね合い
で摺動性を上げるには、もっと薄く、例えば1μmとす
ることが好ましい。
【0022】各実施例のPTFE層6cは、塗装とは異
なり、無電解メッキにて処理されるので被膜厚さのコン
トロ−ルができ、軸部材6の軸外径のバラツキや表面粗
度が管理し易くなり、後加工も不要もしくは低減され
る。したがって、表面処理費の大幅な低減が図れる。
なり、無電解メッキにて処理されるので被膜厚さのコン
トロ−ルができ、軸部材6の軸外径のバラツキや表面粗
度が管理し易くなり、後加工も不要もしくは低減され
る。したがって、表面処理費の大幅な低減が図れる。
【0023】なお、上述の各実施例は、本発明の好適な
実施例の一例ではあるが、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。例えば、無電解Ni−P−PTFEメッ
キの代わりにポリテトラフルオロエチレンを分散した無
電解ニッケル−ほう素メッキでも同様に高摺動性などの
特性を持った軸部材6が得られる。また上記各実施例で
は、2個または4個の軸部材6を保持する器具が利用さ
れているが、必要により、もっと多数または少数の軸部
材6を扱える形の器具を使用しても良い。更に、各実施
例においては、バレルメッキ方法を採用していないが、
コンパクトデイスク駆動装置用以外の光ピックアップ装
置には、バレルメッキ方法を適宜採用することも可能で
ある。またコンパクトデイスク駆動装置の規格が緩やか
になることなどがあれば、バレルメッキ方法をコンパク
トデイスク駆動装置用に採用しても良い。なお第三の実
施例において、ボ−ル状物体を入れ、全面にPTFE層
を施すと、ボ−ルベアリングの代替えとして利用でき
る。またPTFE層の厚さは、他の用途では5〜10μ
m程度となることが多いが、コンパクトデイスク駆動装
置用光ピックアップの軸部材6においては上述のように
非常に薄い膜となる。
実施例の一例ではあるが、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。例えば、無電解Ni−P−PTFEメッ
キの代わりにポリテトラフルオロエチレンを分散した無
電解ニッケル−ほう素メッキでも同様に高摺動性などの
特性を持った軸部材6が得られる。また上記各実施例で
は、2個または4個の軸部材6を保持する器具が利用さ
れているが、必要により、もっと多数または少数の軸部
材6を扱える形の器具を使用しても良い。更に、各実施
例においては、バレルメッキ方法を採用していないが、
コンパクトデイスク駆動装置用以外の光ピックアップ装
置には、バレルメッキ方法を適宜採用することも可能で
ある。またコンパクトデイスク駆動装置の規格が緩やか
になることなどがあれば、バレルメッキ方法をコンパク
トデイスク駆動装置用に採用しても良い。なお第三の実
施例において、ボ−ル状物体を入れ、全面にPTFE層
を施すと、ボ−ルベアリングの代替えとして利用でき
る。またPTFE層の厚さは、他の用途では5〜10μ
m程度となることが多いが、コンパクトデイスク駆動装
置用光ピックアップの軸部材6においては上述のように
非常に薄い膜となる。
【0024】更に、保持部材8の軸部材挿入内周部8a
にも上記と同様なポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施せば、摺動性が一層向上する。軸部材6の素地
としてはステンレスやSK材などでも良いが、アルミ材
が加工性の面ですぐれており、コスト低減が可能とな
る。
にも上記と同様なポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施せば、摺動性が一層向上する。軸部材6の素地
としてはステンレスやSK材などでも良いが、アルミ材
が加工性の面ですぐれており、コスト低減が可能とな
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明の光ピックアップ装置は、軸部材の摺動面がポ
リテトラフルオロエチレンを分散させたニッケル−燐メ
ッキ、もしくはニッケル−ほう素メッキを施しているの
で、高摺動性が得られるとともに、組み立て時、ポリテ
トラフルオロエチレン系のメッキが施されていない部分
を取付部として基板に嵌合させることができるので、メ
ッキ部分を嵌合するのに比べ嵌合精度を出しやすい。
1の発明の光ピックアップ装置は、軸部材の摺動面がポ
リテトラフルオロエチレンを分散させたニッケル−燐メ
ッキ、もしくはニッケル−ほう素メッキを施しているの
で、高摺動性が得られるとともに、組み立て時、ポリテ
トラフルオロエチレン系のメッキが施されていない部分
を取付部として基板に嵌合させることができるので、メ
ッキ部分を嵌合するのに比べ嵌合精度を出しやすい。
【0026】また、請求項2の発明の光ピックアップ装
置では、軸部材の外周面全体にポリテトラフルオロエチ
レンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケ
ル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が得られ
るとともに、組み立て時、方向性を考えることなく軸部
材を基板に嵌合させることができるので組立ての自動化
が容易となる。しかも、軸部材の端面には該メッキを施
さないようにしているので、軸部材の長さ方向の精度を
維持できる。
置では、軸部材の外周面全体にポリテトラフルオロエチ
レンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケ
ル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が得られ
るとともに、組み立て時、方向性を考えることなく軸部
材を基板に嵌合させることができるので組立ての自動化
が容易となる。しかも、軸部材の端面には該メッキを施
さないようにしているので、軸部材の長さ方向の精度を
維持できる。
【0027】また、請求項3の発明の光ピックアップ装
置では、軸部材の外周面全体と端面にポリテトラフルオ
ロエチレンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくは
ニッケル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が
得られるとともに、組み立て時、方向性を考えることな
く軸部材を基板に嵌合させることができるので組立ての
自動化が容易となる。しかも、柱形の軸部材の角部もメ
ッキされるので、角部からメッキがはげる危険性がなく
なる。
置では、軸部材の外周面全体と端面にポリテトラフルオ
ロエチレンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくは
ニッケル−ほう素メッキを施しているので、高摺動性が
得られるとともに、組み立て時、方向性を考えることな
く軸部材を基板に嵌合させることができるので組立ての
自動化が容易となる。しかも、柱形の軸部材の角部もメ
ッキされるので、角部からメッキがはげる危険性がなく
なる。
【0028】更に、請求項4の発明の光ピックアップ装
置では、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均
が1μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分
散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう
素メッキを施しているので、摺動特性が極めて良いもの
となる。その結果、摺動特性の規格が厳しい製品への対
応も容易に行える。
置では、軸部材の少なくとも摺動面に、凹凸の差の平均
が1μm以下となる、ポリテトラフルオロエチレンを分
散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう
素メッキを施しているので、摺動特性が極めて良いもの
となる。その結果、摺動特性の規格が厳しい製品への対
応も容易に行える。
【図1】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材の一例を示す斜視図である。
材の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材を得るための表面処理工程図である。
材を得るための表面処理工程図である。
【図3】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材の第二の実施例と該実施例に対する無電解Ni−P−
PTFEメッキの方法を示す図で、(A)は軸部材の斜
視図、(B)はメッキ治具を含めた斜視図である。
材の第二の実施例と該実施例に対する無電解Ni−P−
PTFEメッキの方法を示す図で、(A)は軸部材の斜
視図、(B)はメッキ治具を含めた斜視図である。
【図4】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材の第三の実施例と該実施例に対する無電解Ni−P−
PTFEメッキの方法を示す図で、(A)は軸部材の斜
視図、(B)はメッキ治具を含めた斜視図である。
材の第三の実施例と該実施例に対する無電解Ni−P−
PTFEメッキの方法を示す図で、(A)は軸部材の斜
視図、(B)はメッキ治具を含めた斜視図である。
【図5】バレルメッキ方法でメッキされた軸部材の表面
の金属組織を示した電子顕微鏡写真である。
の金属組織を示した電子顕微鏡写真である。
【図6】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材の表面の金属組織を示した電子顕微鏡写真である。
材の表面の金属組織を示した電子顕微鏡写真である。
【図7】バレルメッキ方法でメッキされた軸部材の表面
状況を示す断面構造図である。
状況を示す断面構造図である。
【図8】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸部
材の表面状況を示す断面構造図である。
材の表面状況を示す断面構造図である。
【図9】バレルメッキ方法でメッキされた軸部材の面粗
度を示すグラフである。
度を示すグラフである。
【図10】本発明の光ピックアップ装置に使用される軸
部材の面粗度を示すグラフである。
部材の面粗度を示すグラフである。
【図11】X軸に時間経過をとり、Y軸に保持部材の変
位をとったグラフで、(A)はRmax値が2μmのも
ので、(B)はRmax値が1μmのもので、(C)は
Rmax値が0.5μmのものである。
位をとったグラフで、(A)はRmax値が2μmのも
ので、(B)はRmax値が1μmのもので、(C)は
Rmax値が0.5μmのものである。
【図12】コンパクトデイスク駆動装置用の光ピックア
ップ装置の要部断面図である。
ップ装置の要部断面図である。
6 軸部材 7 対物レンズ 8 レンズホルダ− 9 支持台 61 端面 62 外周面
Claims (4)
- 【請求項1】 対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、前記対物レンズを保持する保持部材が摺動する
軸部材を有する光ピックアップ装置において、前記軸部
材の外周面で摺動面となる部分にポリテトラフルオロエ
チレンを分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッ
ケル−ほう素メッキを施し、かつ前記外周面の一端部に
は該メッキを施さず、その部分を軸部材の取付部とした
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項2】 対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、前記対物レンズを保持する保持部材が摺動する
軸部材を有する光ピックアップ装置において、前記軸部
材の外周面全体にポリテトラフルオロエチレンを分散さ
せたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メ
ッキを施し、かつ前記軸部材の端面には該メッキを施さ
ないことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項3】 対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、前記対物レンズを保持する保持部材が摺動する
軸部材を有する光ピックアップ装置において、前記軸部
材の外周面全体と端面にポリテトラフルオロエチレンを
分散させたニッケル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほ
う素メッキを施したことを特徴とする光ピックアップ装
置。 - 【請求項4】 対物レンズをデイスクの動きに追従させ
るため、前記対物レンズを保持する保持部材が摺動する
軸部材を有する光ピックアップ装置において、前記軸部
材の少なくとも摺動面に凹凸の差の平均が1μm以下と
なる、ポリテトラフルオロエチレンを分散させたニッケ
ル−燐メッキ、もしくはニッケル−ほう素メッキを施し
たことを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17159794A JP2788711B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17159794A JP2788711B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 光ピックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0822637A JPH0822637A (ja) | 1996-01-23 |
JP2788711B2 true JP2788711B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=15926121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17159794A Expired - Fee Related JP2788711B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2788711B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP17159794A patent/JP2788711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0822637A (ja) | 1996-01-23 |
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