JP2788335B2 - スパイラルチューブの取付装置 - Google Patents

スパイラルチューブの取付装置

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JP2788335B2 JP24536390A JP24536390A JP2788335B2 JP 2788335 B2 JP2788335 B2 JP 2788335B2 JP 24536390 A JP24536390 A JP 24536390A JP 24536390 A JP24536390 A JP 24536390A JP 2788335 B2 JP2788335 B2 JP 2788335B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車部品としてのゴムホースの外周部に
プロテクタとして取付けたり、電線を束ねる際のチュー
ブとして用いたり、その他長尺物の外周部に取付けるた
めのスパイラルチューブの取付装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、ゴムホース等の長尺物にスパイラルチューブを
取付ける場合、長尺物の端部にスパイラルチューブの一
端をあてがい、スパイラルチューブをその一端から少し
ずつ手で押し広げながらスパイラルチューブを長尺物に
挿入してゆくか、又はスパイラルチューブを一端から一
巻きずつ手で広げて長尺物の外周部に巻いていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の取付方法では、スパイラルチュ
ーブ自体が柔軟で変形しやすいため、被装着物に対する
スパイラルチューブの装着がしずらく、しかも装着に時
間を要するという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、スパイラルチューブを被装
着物に容易かつ確実に取付けることができるとともに、
取付けを速やかに行うことができるスパイラルチューブ
の取付装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では被装着物の一
端を支持し、回転可能に形成された取付部を有する回転
駆動部材と、前記被装着物を収容し、その一部が長孔状
に切欠かれた筒状の収容部材と、前記被装着物の外周部
に装着されるスパイラルチューブを支持し、前記被装着
物に沿ってその近傍位置に配置された棒状の支持部材と
を備えるという構成を採用している。
〔作用〕
上記構成を採用したことにより、まずスパイラルチュ
ーブを棒状の支持部材に外嵌して支持するとともに、被
装着物を筒状の収容部材内に収容し、その一端を回転駆
動部材の取付部に取付け、上記スパイラルチューブの端
部を被装着部の端部外周に装着する。そして、回転具駆
動部材を回転駆動させてその取付部を回転させると、ス
パイラルチューブはその支持部材から順次離れ、被装着
物の収容部材の長孔状に切欠かれた部分から被装着物の
外周に順次螺旋状に巻き取られ、スパイラルチューブ全
体が被装着物の外周に装着される。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜7図に従
って説明する。
第1〜3図に示すように、スパイラルチューブ取付装
置1のベース2上の中央部両側には回転駆動部材として
のモータ3及び固定ブロック支持部材4が取付固定され
ており、さらに一隅にはスパイラルチューブ取付装置1
を作動させるためのタッチスイッチ5が取付けられてい
る。
前記モータ3は直角に折曲げ形成された支持部材7に
支持されることによってベース2に固定され、その回転
軸6が同支持部材7より右側方向へ突出している。上記
固定ブロック支持部材4の上には、固定ブロック8が回
動軸9によって回動可能に支持されており、この固定ブ
ロック8には収容部材としてのパイプ10が第2図の左方
へ延びるように取付けられ、支持部材としての固定シャ
フト11がパイプ10の近傍位置において左上方へ延びるよ
うに取付けられている。
パイプ10は樹脂製の円筒状のもので、その内径は後述
する被装着物としてのゴムホース13にスパイラルチュー
ブ12を装着したものが挿入できるほどの大きさほどであ
り、このパイプ10には2〜10mmの幅の長孔10aが長さ方
向に延びるように切欠き形成されている。このパイプ10
は固定ブロック8の前面(第1図左面)から背面に貫通
された状態に取付けられており、従ってパイプ10の先端
側と固定ブロック8の背面側は連通している。
前記スパイラルチューブ12は、第4図に示すように、
断面が四角偏平形状の部材が螺旋状に巻回されて形成さ
れている。同スパイラルチューブ12は、長さ数十cm、内
径数cm、厚さ数mmで、隣接するスパイラルチューブ12間
の間隙はほとんどない。このスパイラルチューブ12の材
質は、ナイロンやポリエチレン等であり、一定の柔軟性
を有している。
また、ゴムホース13は、長さが前記スパイラルチュー
ブ12よりも多少長く、その外径はスパイラルチューブ12
の自然状態における内径よりも多少大きいものである。
このゴムホース13は、ブレーキ液やクラッチ液が通る自
動車部品としての高圧ホース等の、特に外周部に保護を
必要とするホースが好適に用いられる。
前記固定シャフト11は例えば金属製の細い棒状のもの
から形成され、固定ブロック8側には円板状のストッパ
ー11aが取着されており、前記パイプ10の延びる方向に
対して10〜60゜内の角度で延びるよう調節可能に固定ブ
ロック8に支持されている。
また、固定ブロック8へのパイプ10の取付け位置は、
第1図及び第2図の二点鎖線で示されるように固定ブロ
ック8を第3図において、回動軸9を中心にして時計方
向へ回動させたとき前記回転軸6の軸線Lとパイプ10の
軸線Lとが一致するように設定されている。なお、前記
タッチスイッチ5は手で触れると電源が投入されてモー
タ3が回転駆動されるようになっている。
次に、上記のように構成されたスパイラルチューブ取
付装置1について、作用及び効果を説明する。
まず、第1図の実線の状態において、固定シャフト11
にスパイラルチューブ12をストッパー11aの位置まで挿
通する。次に、ゴムホース13をパイプ10の左側から挿入
した後、固定ブロック8を第3図の時計方向へ回動させ
て倒し、回転軸6の軸線Lとパイプ10の軸線Lを一致さ
せる。そして、回転軸6と対向したゴムホース13の一端
部を回転軸6に外嵌してゴムホース13と回転軸6を連結
させる。次に、スパイラルチューブ12の左側の一端部を
パイプ10から露出しているゴムホース13に半巻から一巻
巻装する。そして、第5図に示すように、スパイラルチ
ューブ12をパイプ10の長孔10aから引き出すようにす
る。
このとき、パイプ10とスパイラルチューブ12の相対位
置を、第5図に示すようにスパイラルチューブ12の切込
み線12aとパイプ10の軸線Lが直角になるように固定シ
ャフト11の位置を調節することにより、ゴムホース13の
外周部にスパイラルチューブ12を巻装したときにスパイ
ラルチューブ12間の重なり及び隙間をなくすことができ
る。
この状態でタッチスイッチ5に手を触れると、回転軸
6が第3図において反時計方向へ回転されるとともに、
ゴムホース13も同方向に回転される。このゴムホース13
の回転に伴って固定シャフト11に挿通されているスパイ
ラルチューブ12は、パイプ10の長孔10aを経てゴムホー
ス13の左側から右側方向へスパイラルチューブ12間の隙
間がほとんどない状態で順次螺旋状に巻き取られる。そ
して、スパイラルチューブ12がゴムホース13に自動的に
全部巻装されるとモータ3の回転は停止される。
これでゴムホース13へのスパイラルチューブ12の取付
けは完了し、次いで回転軸6と連結されているゴムホー
ス13の一端部を引き抜き、固定ブロック8を第3図にお
いて、反時計方向に回動して元の位置に戻す。そして、
第6図に示すように、次にスパイラルチューブ12を取付
けようとしているゴムホース13をパイプ10の左側から挿
入することにより、スパイラルチューブ12を取付けたゴ
ムホース13は第7図のような状態で固定ブロック8の背
面側から押し出される。なお、次のゴムホース13へのス
パイラルチューブ12の取付け方法も前記取付け方法と同
様に行うことができる。
上記のように、本実施例のスパイラルチューブ取付装
置1は、柔軟で変形しやすいスパイラルチューブ12のゴ
ムホース13への取付けも、スパイラルチューブ12が支持
された固定シャフト11をゴムホース13が収容されたパイ
プ10に対し、近傍位置において一定の傾斜を有する状態
に配置し、ゴムホース13をモータ3によって回転させて
スパイラルチューブ12を巻き取るように巻装させたの
で、スパイラルチューブ12の取付けが容易かつ確実であ
るとともに、この操作を速やかに行なうことができる。
また、スパイラルチューブ12を支持している固定シャ
フト11の角度調節が可能なため、スパイラルチューブ12
をゴムホース13へ取付けた際のスパイラルチューブ12間
の重なり及び隙間をなくすことができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で例えば以下のように構成す
ることもできる。
即ち、上記実施例では、パイプ10へのゴムホース13の
挿入、回転軸6へのゴムホース13の外嵌、ゴムホース13
へのスパイラルチューブ12の半巻から一巻の巻装等の作
業を人手で行なっていたが、これらの作業を付属設備の
取付けによって自動化することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明のスパイラルチューブの取付装置は、スパイラ
ルチューブを被装着物の外周部に容易かつ確実に、しか
も速やかに取付けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の実施例を示す図であって、第1図
はスパイラルチューブ取付装置の平面図、第2図はスパ
イラルチューブ取付装置の正面図、第3図はスパイラル
チューブ取付装置の側面図、第4図はスパイラルチュー
ブを示す正面図、第5図はゴムホースにスパイラルチュ
ーブを取付る際の状態を示すスパイラルチューブ取付装
置の平面図、第6図は次にスパイラルチューブを取付け
ようとするゴムホースと既にスパイラルチューブを取付
け付けたゴムホースとの入替え状態を示す斜視図、第7
図はスパイラルチューブをゴムホースに装着した状態を
示す斜視図である。 3……回転駆動部材としてのモータ、6……取付部とし
ての回転軸、10……収容部材としてのパイプ、11……支
持部材としての固定シャフト、12……スパイラルチュー
ブ、13……被装着物としてのゴムホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−74306(JP,A) 特開 昭59−145114(JP,A) 特開 昭56−6726(JP,A) 実開 昭63−171798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 17/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被装着物(13)の一端を支持し、回転可能
    に形成された取付部(6)を有する回転駆動部材(3)
    と、前記被装着物(13)を収容し、その一部が長孔状に
    切欠かれた筒状の収容部材(10)と、前記被装着物(1
    3)の外周部に装着されるスパイラルチューブ(12)を
    支持し、前記被装着物(13)に沿ってその近傍位置に配
    置された棒状の支持部材(11)とを備えたスパイラルチ
    ューブの取付装置。
JP24536390A 1990-09-13 1990-09-13 スパイラルチューブの取付装置 Expired - Fee Related JP2788335B2 (ja)

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