JP2786290B2 - 傷手当て具 - Google Patents

傷手当て具

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JP2786290B2
JP2786290B2 JP1509313A JP50931389A JP2786290B2 JP 2786290 B2 JP2786290 B2 JP 2786290B2 JP 1509313 A JP1509313 A JP 1509313A JP 50931389 A JP50931389 A JP 50931389A JP 2786290 B2 JP2786290 B2 JP 2786290B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/22Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、人間または動物の身体の傷の手当て具に関
する。より詳細には、本発明は、アルギン酸塩繊維を組
み込んだ傷手当て具に関する。本明細書において使用さ
れている「傷手当て具」(“wound dressing")なる語
は、外科用手当て具を含むものである。「傷」(“woun
d")なる語は、火傷、切傷、ただれ・腫物、水疱、発疹
またはその他の疾患もしくは問題のある皮膚の領域を含
むものである。
外科用の手当て具に使用するアルギン酸塩の繊維は、
ある種のものが公知である。例えば、英国特許第065334
1号(GB−A−0653341)には、外科用手当て具において
アルギン酸カルシウム材料を使用することが早くも開示
されている。最も初期には、かかる材料は、アルギン酸
カルシウム繊維であったが、この材料は、水または傷か
らの滲出液には全く不溶であるという欠点を有してい
た。従って、アルギン酸カルシウムのカルシウムの一部
を、アルギン酸塩になると可溶となる別のカチオンと置
換することが提案されていた。例えば、ボニクセン(Bo
nniksen)の英国特許第0653341号には、混合アルギン酸
塩(mixed salt alginate)を形成するためのアルギン
酸カルシウムの「変換」(“conversion")として知ら
れるようになっている方法において、カルシウムイオン
の幾分かをナトリウムイオンと置換することが提案され
ている。
変換を行なうこの方法は、英国特許第1231506号およ
び英国特許第1394741号に見られるように、種々の研究
グループから注目を浴びることとなった。アルギン酸カ
ルシウム繊維が(等量基準で)50:50のCa:Naの混合塩繊
維に変換されているアルギン酸塩は、止血を促進するこ
とがある程度信じられていた。止血は、可溶化(例え
ば、ナトリウム)イオンの割合とともに増加する溶解度
と密度に関連すると信じられていたものと考えられる。
現在では、止血という特性は、完全には溶解度と関連さ
せることはできないと考えられている。
Ca:Naが50:50の混合塩繊維が一般的であるが、該塩
は、該塩を望ましいものとする溶解度のために、液体の
傷滲出物と接触すると取り扱いが困難となった。部分溶
解性の、カルシウム:ナトリウムが、50:50の混合塩ア
ルギン酸塩繊維は、水および水性媒体と接触すると膨潤
して、ゲル状のスラブを形成する。
傷の処置に関する現在の考え方は、傷の周囲の環境を
制御すると同時に、埃および細菌の侵入を防止しまたは
少なくするとともに、治療面に対する物理的損傷の可能
性をなくしまたは少なくすることを基本とするものであ
る。このため、公知の傷手当て具は、裏当て層と、一般
に綿からなる傷接触パッドとから構成されている。
英国特許第0243069号には、傷接触パッドがアルギン
酸塩から形成されている傷手当て具が開示されている。
特に例示されているこの唯一の傷接触パッドが、アルギ
ン酸カルシウム繊維から形成されている。
特定のカチオンの比率を有するある種のアルギン酸塩
材料、特に繊維は、傷手当て具の裏当て層が半透過性フ
ィルムからなる場合には特に、著しく有用な傷接触パッ
ドを形成するのに使用することができることがわかっ
た。
本発明の第1の観点によれば、裏当て層(backing la
yer)と傷接触パッド(wound contact pad)とからなる
傷手当て具が提供されており、傷接触パッドは、第1の
カチオンと第2のカチオンとを有する混合アルギン酸塩
からなり、第1のカチオンは不溶性のアルギン酸塩を形
成することができ、第2のカチオンは可溶性のアルギン
酸塩を形成することができ、第1カチオンの第2のカチ
オンに対する等量比(equivalent ratio)は40:60乃至9
0:10である。
上記した傷手当て具においては、上記範囲のカチオン
比を有する混合アルギン酸塩は、著しく有効な組み合わ
せ特性を呈することがわかった。混合アルギン酸塩に
は、傷滲出液により湿潤しても、傷接触パッドを比較的
容易に処理することができるように十分な不溶化カチオ
ン(insolubilizing cation)を有するとともに、傷接
触パッドを軟化させ、かつ、容易に除去することがで
き、しかも傷から望ましくない液体を除去することがで
きるように十分な可溶化カチオン(solubilising catio
n)を有する。
ある条件下では、アルギン酸塩のゲル、粉末またはフ
ィルムが有用であるが、アルギン酸塩は、混合アルギン
酸塩繊維からなるのが好ましい。
第1の(不溶化)カチオンの第2の(不溶化)カチオ
ンに対する比は、60:40または70:30乃至85:15の範囲に
あるのが好ましい。80:20の比が最も好ましいことがわ
かった。
傷接触パッドから傷へ徐々に移行するカルシウムカチ
オンは、手当て具に使用すると止血作用を呈すると考え
られているので、カルシウムが好ましい第1のカチオン
である。アルギン酸ナトリウムは容易に溶解するので、
好ましい第2のカチオンはナトリウムである。しかしな
がら、アルギン酸塩を可溶にする他のカチオンも使用す
ることができ、これには、例えば、カリウム、リチウ
ム、アンモニウムおよびマグネシウムがある。混合アル
ギン酸塩繊維には、わずかに2種のカチオンが存在する
のが一般的であるが、必ずしもこれだけではない。水素
イオンのような他のカチオンが存在することができる。
傷接触パッドは、不溶性である幾分かの繊維その他の
アルギン酸材料を含むことができる。不溶性繊維として
は、例えば、カルシウム含量の高いアルギン酸カルシウ
ム繊維がある。可溶性繊維と不溶性繊維とを組み合わせ
ることにより、迅速なゲル化性と特に安定した繊維構造
との双方を得ることができ、これにより傷接触パッドは
処置後に傷から容易かつ安全に除去することができる、
不溶性繊維その他の材料がアルギン酸塩である必要はな
く、これらは通常の条件において傷に悪影響を及ぼさな
い任意の繊維または材料とすることができる。
パッドは、一般的には、シートの形態で提供される。
シートは、第2の(可溶化)カチオンの特性により、傷
滲出液と接触するとある種のゲル状物質を取り上げる性
質を示す。シートは、不織であっても、織られていて
も、あるいは編まれていてもよい。不織布は製造が容易
であるだけでなく一般に寸法安定性があるので、シート
は不織性であるのが特に好ましく、不織布は編成布ほど
容易には伸長しない性質を示す。
パッドを形成するのに好ましいアルギン酸塩は、一般
に、不溶性繊維から形成されたシートを変換することに
より形成される。しかしながら、不溶性繊維を先づ変換
し、次に変換された繊維をシートまたはその他のパッド
に形成することもできる。シートまたはパッドを形成す
る際の取り扱いを容易にするために、変換をその後もそ
のままにしておくのが一般には好ましい。
アルギン酸カルシウム繊維の形態をなす不溶性のアル
ギン酸塩繊維は、ボニクセン(Bonniksen)の英国特許
第0415042号に開示の方法およびタリス(Tallis)の英
国特許第0568117号に開示の方法に従って得ることがで
きる。このようにして得られるカルシウム(その他の不
溶化カチオン)繊維は、次に、変換され、あるいは、好
ましくは、シートまたはその他の布片に形成することが
できる。不織布を得ようとし、かつ、これが選択された
布である場合には、綿カード(cotton card)を使用し
てウェブを形成することができ、ウェブは、次に、例え
ばガーネット・バイウォオータ・クロスラッパ(Garnet
Bywater cross−lapper)を使用してクロスラップさ
れ、その後ガーネット・バイウォータ・ニードル織機
(needle loom)においてニードルを用いて穿孔が行な
われる。
織布を得ようとする場合には、カルシウム(またはそ
の他の不溶性)アルギン酸塩の繊維をカードにし、次
に、糸を形成し、この糸は通常の織機において織ること
ができる。あるいは、繊維を、タリス(Tallis)の英国
特許第0568177号に記載の方法に従って紡糸ボックスに
おいて集め、織ることができる。編成布を得ようとする
場合には、繊維は(タリスの英国特許第0568177号に従
って)連続したフィラメント糸として形成することがで
き、次に、従来の編機で編まれる。
カルシウムまたは他の不溶化カチオンをナトリウムま
たは他の可溶化カチオンで置換するために、布の形成前
に繊維の束(tow)またはかかる繊維から得られた布に
対して種々の変換方法を使用することができる。先づ、
ミラー(Miller)とカルドウェル(Caldwell)の英国特
許第1231506号に記載の方法を使用することができる。
この方法の一実施例においては、カルシウム(または他
の不溶化カチオン)のアルギン酸塩の繊維または布と水
を染色機に入れる。所望のパーセントの不溶化カチオン
を除去するのに十分な量の塩化水素酸を導入し、30分間
循環させる。液体を引き抜き、繊維または布を、洗浄水
において酸度が検出されなくなるまで、水を洗浄する。
次に、染色機に50重量%の工業用メタノール変性アルコ
ール(IMS)水溶液を充填する。次いで、所望の可溶化
カチオンの水酸化物(例えば、苛性ソーダ)を加える。
苛性ソーダの場合には、添加は、非常に緩慢にかつ循環
させながら行なうべきである。pHが10を越えないように
注意すべきである。添加される水酸化物の量は、糸の酸
基を中和するのに十分な量とすべきであり、系は全ての
水酸化物が使用されるまで再循環される。次に、染色機
の排液を行ない、布または繊維を50%のIMS水溶液で洗
浄する。次に、布または繊維を遠心分離機に移し、乾燥
した糸にし、次いで、30乃至40℃の温度で空気乾燥を行
なう。
使用することができる別の変換方法として、英国特許
第1394741号[メディカル・アルギネーツ(Medical Alg
inates)]に開示された方法があり、この方法の実施例
もまた、染色機またはスレンレス鋼製の洗浄機を使用す
ることができる。英国特許第1394741号の実施例12に
は、アルギン酸カルシウムをカルシウム:ナトリウム混
合塩繊維に変換するのに適した実施例が示されている。
使用される酢酸ナトリウム三水塩の量は、ナトリウムイ
オンの所望の得られる割合に従って変えられる。無水物
として計算される4重量/容量%の酢酸ナトリウムを、
80:20カルシウム:ナトリウムアルギン酸塩を得るのに
使用することができ、これは、液体(liquor)100dm3
の6.6kgの酢酸ナトリウム三水塩約6.6kgに近いものとな
る。
使用することできる別の変換方法が、国際出願840370
5号(WO−A−8403705)[コートウルド(Courtaulds)
に開示されている。
布形成法については、上記した変換法は単なる例示で
あり、従って、任意の適宜の変換法を使用することがで
きる。
アルギン酸塩は、昆布類(Laminaria hyperborea)ま
たは他の適宜の源から得るのが好ましい。グルロン酸塩
/マンヌロン酸塩(guluronate/mannuronate)残留物の
比は、1.5:1乃至2.5:1、好ましくは1.75:1乃至2.4:1の
範囲とすることができ、約2:1または2.3:1とすることが
できる。
パッドは、1つ以上の抗微生物剤(例えば、抗菌剤ま
たは防かび剤)および/または1つ以上の麻酔剤(例え
ば、ノボカイン)を含むことができ、さらにまたはこれ
に代えて1つ以上の薬剤を含むことができる。
裏当て層には、傷の領域に手当て具を接着することが
できるように接着剤を被覆するか、あるいは接着手段を
設けることができる。接着手段はまた、傷接触パッドを
裏当て層の所定の位置に保持することができるように使
用することができる。これらの目的の全てを達成するた
めには、裏当て層には接着剤の層を被覆するのが最も好
都合であり、接着剤は通常、低アレルギー発現性(hypo
allergenic)であるべきである。1つ以上の防腐剤、ア
ストリンゼンおよび/または代表的な保護剤を接着剤層
に組み入れることができる。
裏当て層は布とすることができ、この場合には、布は
不織布、織布または編成布とすることができる。あるい
は、裏当て層は、プラスチック材料、例えば、実質上連
続するプラスチックの低アレルギー発現性フィルムから
形成することができる。裏当て層は、弾性層、例えば、
プラスチックの発泡フィルムを含みまたは該フィルムに
よって構成して、傷の保護及び傷に対する損傷の防止を
図ることができる。
裏当て層は、透過性、半透過性または不透過性とする
ことができる。裏当て層は、英国特許第1280631号に開
示されているような半透過性材料であるのが特に好まし
い。かかる裏当て層は接着剤を含み、接着剤は、パッド
を裏当て層に接着させるとともに、手当て具を傷領域に
接着させるように作用する。従って、裏当て層は動物の
皮膚と爪に使用する水蒸気透過性感圧接着剤材料である
のが好ましく、これは、少なくとも一方の面の身体接着
部の少なくとも略全体に感圧接着剤を有する裏当て材か
らなることができ、前記裏当て層と前記接着剤はいずれ
も水蒸気透過性でありかつ水により悪影響を受けず、前
記裏当て量と前記接着剤の少なくとも一方は合成ポリマ
からなり、連続しかつ液体水に対して不透過性であり、
前記接着剤材料は少なくとも300g/m2/24時間/40℃/80%
相対湿度の水蒸気透過性を有することができる。英国特
許第1280631号に開示されている好ましい構成は、本発
明に係る傷手当て具の裏当て層の好ましい特徴を構成す
る。
本発明の実施例の少なくとも幾つかは、傷の処置に関
しては数多くの特別の利点を発揮する。即ち、本発明に
係る手当て具は、シールされた環境を傷口の周囲に提供
するこができるとともに、傷に対する水蒸気と酸素の流
れを制御することができ、傷口を熱的に絶縁しかつ機械
的に保護し、傷への多量のヒドロコロイド物質の供給を
阻止し、傷において十分に生分解された物質を手当て具
の面内に含み、一層清浄な傷が得られるように傷からの
滲出物を保持し、しかも傷の治癒を促進すると考えられ
るカルシウムイオンを提供することができる。
本発明に係る手当て具はストリップ状の手当て具とす
ることができ、この場合には、傷接触パッドは裏当て層
に(通常は中央に配置される)ストリップを形成する。
しかしながら、本発明の利点は、手当て具が島状の手当
て具(island dressing)である場合には一層良好に達
成され、この場合には傷接触パッドは裏当て材料の縁部
まで達しない。少なくとも0.1cmもしくは0.5cm、更には
少なくとも1cmの縁取りを得ることができる。これによ
り、傷を周囲から一層良好に隔絶することができる。
本発明に係る手当て具は、殺菌性であるのが最も好ま
しい。
以下、本発明の種々の実施例を説明する。
処理1 アルギン酸カルシウム繊維の製造 アルギン酸ナトリウム粉末6.6kg(絶乾で6.0kg)を、
次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素60g)を含む脱イオン
水100dm3に、高速撹拌器を使用して溶解させた。過剰の
塩素を、亜硫酸ナトリウムを添加することにより25ppm
まで低下させ、得られた溶液をろ過して不完全溶解物質
を除去した。次に、溶液をビスコースタイプの紡糸ジェ
ットを介して、1%の塩化カルシウムと繊維の接着を紡
糸するのに十分な量の塩化セチルピリジニウム(第4ア
ンモニウム湿潤剤)とを含む紡糸浴へ入れて紡糸した。
繊維を蒸気室において引き伸ばした後に、糸を従来の洗
浄浴系において洗浄して紡糸浴の液体を除去し、乾燥
し、ボックスまたはチーズワインダ(cheese winder)
に集めた。
処理2 Ca:Naが80:20の繊維の製造 処理1において得た、紡糸機からのアルギン酸カルシ
ウムの束26.875kg(絶乾アルギン酸塩21.5kgと等量)
を、溜めタンク(sump tank)とポンプとを備えたステ
ンレス鋼製の遠心分離器に入れて、浴液を繊維を介して
再循環させた。水190dm3を溜めてタンクに加え、ポンプ
を始動させ、遠心分離器をゆっくりと回転させた。濃縮
塩化水素酸2dm3をこの水に加え、これらを10分間循環さ
せた。この液体をEDTAに対して滴定し、カルシウム含有
量を測定した。液体のカルシウム含量が繊維に当初存在
したカルシウムの20%の除去(20等量)に相当するま
で、塩化水素酸を少量添加した。次に、液体の排出操作
を行ない、操作において酸度が検出されなくなるまで、
繊維を新鮮な水で洗浄した。
溜めタンクに、50/50容量/容量の50工業用メタノー
ル変性アルコール(IMS)/水200dm3を充填した。この
液体を繊維を介して再循環させ、かつ50/50容量/容量
のIMS/水に溶解した水酸化ナトリウム800gを、pHが9.0
よりも上がらないように注意しながら、ゆっくり添加す
ることにより中和を行なった。中和の完了後は、糸のサ
ンプルは残留酸度を有していなかった。
束を、80容量/容量%のIMS/水において、次に純粋な
IMSにおいて洗浄し、遠心分離を行なってできるだけ乾
燥し、次いで40℃の空気中で乾燥した。次に、束を、通
常のカード、クロスラップおよびニードリパンチ技術に
より、クリンプ加工、ステープルカット(staple cut)
を行ない、不織布に変換させた。
処理3 Ca:Naが80:20の繊維の第1の別の製造 処理1において得たアルギン酸カルシウムの束を、通
常のカード、クロスラップおよびニードリパンチ技術に
より、クリンプ加工、ステープルカットを行ない、不織
布に変換させた。アルギン酸カルシウムの繊維4kg(絶
乾で3.2kg)をステンレス鋼製の小型ウィンチ染色機に
入れた。ウィンチに水酸化ナトリウム2kgと、氷酢酸4.7
kgと、IMS10dm3とを含み、水で100dm3とした溶液を充填
した。30分間ウィンチを行なった後に、液体を排除し、
繊維を8容量/容量%のIMS/水で連続して洗浄して酢酸
塩溶液を除去した。次に、繊維を空気乾燥した。
処理4 Ca:Naが80:20の繊維の第2の別の製造 商業的に入手することができ、40,000ホールジェット
(hole jet)により紡糸されたアルギン酸カルシウムの
繊維を、約0.5N(無水Na2CO3として25.5/dm3)の炭酸ナ
トリウム溶液を含む浴に供給した。浴を再循環ポンプに
より十分に撹拌し、糸を約30秒間浴に放置した。繊維の
接着を防止するために、アセトン(10重量/容量%)を
浴に存在させた、次に、繊維を、絞って乾燥する前に、
高濃度のアセトン/水で洗浄し、通気乾燥機において乾
燥させた。得られた繊維はカルシウムとナトリウムを8
0:20の等量基準で含んでおり、処置3に記載したように
して不織布に変換させた。
反応の途中で沈澱した炭酸カルシウムは、撹拌ポンプ
循環路にある溜めポンプの途中で見出され、反応の完了
時に容易に除去された。
処置5 Ca:Naが80:20の繊維の第3の別の製造 アルギン酸カルシウム繊維25.8kgを、ドラム内で繊維
を介して液体を再循環させるポンプを備えたタンクに出
口が連通された真空ポンプに入れた。水100リットルを
タンクに加え、ポンプを始動させ、ドラムをゆっくり回
転させた。十分な量の塩化水素酸を液体に加えて、繊維
に存在するカルシウムの20%を除去した。繊維の当初の
アルギン酸カルシウムは絶乾で21.5kg、即ち100等量で
あるので、20等量のカルシウムを除去することが必要で
あった。塩化水素酸の理論量は2リットルであるが、実
際には、液体中のカルシウムイオンの逆反応により、こ
の量よりもかなり多い酸が必要となった。液体中のカル
シウムは、EDTA滴定により定量した。所望量が液体に除
去されたときに、液体を排出し、酸がなくなるまで繊維
を水で洗浄した。次に、遠心分離器を全速で回転させ、
できるだけ多量の水を除去した。次いで、無水炭酸ナト
リウム1060gを含み、ゆっくり回転するドラムにおいて
ポンプにより繊維を介して循環される20重量/重量%の
アセトン/水100リットルの溶液を使用して、糸の中和
を行なった。これらの液体を50重量/重量%のアセトン
/水により置き換え、最後に純粋のアセトンを用いて全
速の遠心分離器で洗浄した。得られた繊維は、カルシウ
ム:ナトリウムが80:20のアルギン酸塩からなり、処置
3に記載したようにして不織布に変換させた。
処置6 Ca:Naが80:20の繊維の第4の別の製造 従来の紡糸機により紡糸したアルギン酸塩の束[サイ
ズ60,000ディー・テックス(d.tex)]を通常の束洗浄
機において水で洗浄して、紡糸浴の液体を除去した。湿
潤した束を、次に、約N/10の塩化水素酸を含む1m浴に10
m/分の速度で通し、次いで、第2の水浴に通した。酸の
強さおよび酸浴における糸の滞留時間は、既知重量の所
定の長さの糸の滴定濃度(titer)が20%の酸基の存在
に相当するように規制した。滴定は、指示薬としてフェ
ノールフタレインを使用して苛性ソーダに対して水中で
行なった、次に、酸性の束を約10%のアセトンと、炭酸
ナトリウムを添加することにより得られる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムの混合物とを含む3mの浴に通
した。この浴の組成は、最終の糸が残留酸度も残留アル
カリ度も示さないように、HCl/フェノールフタレインに
対して滴定により制御した。この浴により得られる糸
を、高い強度のアセトン/水溶液において洗浄し、遊離
の無機塩を除去した。糸を、液体を絞り出す前に、約5
分間最後の浴に浸漬放置した。次に、糸を通常の態様で
空気中で乾燥し、処置3に記載のようにして不織布に変
換した。
実施例1 裏当て層を英国特許第1280631号の実施例1に従って
製造し、処置2において得られたカルシウム:ナトリウ
ムアルギン酸塩のパッドを裏当て材に被着して、島状の
手当て具を形成した。シリコーン剥離紙を接着面とアル
ギン酸塩のパッドとに被着し、手当て具の殺菌をガンマ
線照射により行なった。
実施例2 裏当て層を英国特許第1280631号の実施例1に従って
製造し、処置3において得られたカルシウム:ナトリウ
ムアルギン酸塩のパッドを裏当て材に被着して、島状の
手当て具を形成した。シリコーン剥離紙を接着面とアル
ギン酸塩のパッドとに被着し、手当て具の殺菌をガンマ
線照射により行なった。
実施例3 商標オプサイト(OPSITE)が付されてスミス・アンド
・ネフェー(Smith&Nephew)から販売されている製品
のサンプルを、裏当て層として使用するために購入し
た。この製品は、英国特許第1280631号の記載の範囲に
含まれるものと理解されている。処置2において得られ
たカルシウム:ナトリウムアルギン酸塩繊維からなるパ
ッドを裏当て材に被着して、島状の手当て具を形成し
た。シリコーン剥離紙を接着面とアルギン酸塩パッドと
に被着し、手当て量をガンマ線照射により殺菌した。
実施例4 商標オプサイト(OPSITE)が付されてスミス・アンド
・ネフェー(Smith&Nephew)から販売されている製品
のサンプルを、裏当て層として使用するために購入し
た。この製品は、英国特許第1280631号の記載の範囲に
含まれるものと理解されている。処置3において得られ
たカルシウム:ナトリウムアルギン酸塩繊維からなるパ
ッドを裏当て材に被着して、島状の手当て具を形成し
た。シリコーン剥離紙を接着面とアルギン酸塩パッドと
に被着し、手当て具をガンマ線照射により殺菌した。
実施例5および6 商標メディフィックス(MEDIFIX)6013が付されてデ
ィー・アール・ジー(DRG)から入手することができる
半透過性接着性コーポリマフィルムを裏当て層に使用し
た点を除いて、実施例3および4の手順を繰り返した。
このフィルムは、ドラッグ・タリフ(Drug Tariff)(H
MSO)の仕様37に従って手当て具を形成するのに適して
おり、以下の特性を有していた。
乾燥重量 14g/m2 MVTR 624g/m2/24時間 接着力 >1.0kg/25mm (照射前) 引張り強さ 0.38kg/cm 伸び率 600% 接着剤物質の重量 25−35g/m2 弾性率 2.04N/cm 島状の手当て具をつくった後に、清浄な袋に封入し、
ガンマ線照射により殺菌した。接着力を再度測定したと
ころ、0.43kg/25mmであることがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61L 15/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏当て層と傷接触パッドとからなる傷手当
    て具において、傷接触パッドは第1と第2のカチオンを
    有する混合アルギン酸塩からなり、第1のカチオンは不
    溶性アルギン酸塩を形成することができ、第2のカチオ
    ンは可溶性アルギン酸塩を形成することができ、第1の
    カチオンの第2のカチオンに対する等量比は40:60乃至9
    0:10であることを特徴とする傷手当て具。
  2. 【請求項2】アルギン酸塩は混合アルギン酸塩の繊維か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の傷手当て具。
  3. 【請求項3】第1の(不溶化)カチオンの第2の(可溶
    化)カチオンに対する比は60:40乃至85:15の範囲にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の傷手当て具。
  4. 【請求項4】第1の(不溶化)カチオンの第2の(可溶
    化)カチオンに対する比は約80:20であることを特徴と
    する請求項1に記載の傷手当て具。
  5. 【請求項5】第1のカチオンはカルシウムであることを
    特徴とつる請求項1に記載の傷手当て具。
  6. 【請求項6】第2のカチオンはナトリウムであることを
    特徴とする請求項1に記載の傷手当て具。
  7. 【請求項7】パッドはアルギン酸塩の繊維の不織シート
    であることを特徴とする請求項1に記載の傷手当て具。
  8. 【請求項8】アルギン酸塩のグルロン酸塩/マンヌロン
    酸塩残留物の比は、1.5:1乃至2.5:1であることを特徴と
    する請求項1に記載の傷手当て具。
  9. 【請求項9】パッドは、1つ以上の抗微生物剤および/
    または1つ以上の局部麻酔剤と、更にまたはこれらに代
    えて1つ以上の薬剤とを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の傷手当て具。
  10. 【請求項10】裏当て層が、水蒸気透過性でありかつ液
    体の水に対して不透過性である半透過性材料からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の傷手当て具。
  11. 【請求項11】傷接触パッドが裏当て層に配置され、裏
    当て層のいずれの縁部にまで達していない島状の手当て
    具であることを特徴とする請求項1に記載の傷手当て
    具。
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