JP2784751B2 - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JP2784751B2 JP2257990A JP25799090A JP2784751B2 JP 2784751 B2 JP2784751 B2 JP 2784751B2 JP 2257990 A JP2257990 A JP 2257990A JP 25799090 A JP25799090 A JP 25799090A JP 2784751 B2 JP2784751 B2 JP 2784751B2
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光晴 芳本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、背表紙内面側に接着剤又は接着剤付き電気
発熱体を有するバインダーの装填部に、前記接着剤を加
熱するための熱源又は前記電気発熱体に通電するための
電極を設けて、前記熱源又は電気発熱体による接着剤の
加熱溶融により、前記バインダーに挟んだ複数枚の用紙
を当該バインダーの背表紙内面側に接着させるように構
成した製本装置に関する。
〔従来の技術〕
複数枚の用紙をバインダーに接着させて製本化させる
技術として、第10図および第11図(A),(B)に示す
ように、接着剤b付きの電気発熱体cを背表紙aの内面
側に有するバインダーdに複数枚の用紙eを挟み、前記
電気発熱体cに通電するための電極f,fが設けられたバ
インダー装填部hに前記バインダーdを装填し、前記電
極f,fを通して電気発熱体cに電流を印加させて当該電
気発熱体cにより接着剤bを加熱溶融させ、前記複数枚
の用紙eをバインダーdの背表紙aの内面側に接着させ
る製本技術が知られている。
尚、図中のi,iは鳩目状を呈する受電用端子であり、
電気発熱体cの両端部において電気発熱体cおよび背表
紙aを貫通し、背表紙aの外面側に露出している。
あるいは、第12図(A),(B)に示すように、バイ
ンダーdの背表紙a内側に接着剤bのみを有せしめて、
バインダー装填部hの内部に設けた熱源jにより接着剤
bを加熱溶融させて、複数枚の用紙eをバインダーdの
背表紙aの内面側に接着させる製本技術も知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種の製本装置において、接着剤bの加熱溶融を十
分に行わせるためには、バインダー装填部hへのバイン
ダーdの装填下において、当該バインダーdの背表紙a
と熱源j、又は、電気発熱体cの受電用端子i,iと電極
f,fを、互いに密着させることが極めて肝要である。
しかし、製本装置の不使用時に埃や紙粉などがバイン
ダー装填部内に侵入したり、あるいは、製本作業を繰り
返す間にバインダー装填部内に紙粉が落下したりして、
これらの異物が熱源j又は電極f,fのバインダーと当接
する面に付着し、前記熱源jに対するバインダー背表紙
aの接触不良や、前記電極f,fに対する受電用端子i,iの
接触不良が生じて、接着剤bの加熱ムラや加熱不足を起
こす原因となっていた。
殊に、バインダー挿抜口を上方に開設させてバインダ
ーを上方から装填させるタイプにおいて上記異物が侵入
する傾向が顕著であった。
本発明は、上記の実情に鑑みて成されたものであっ
て、バインダー装填部に異物が侵入して、これが熱源又
は電極のバインダーと当接する面に付着したとしても、
この異物を排除させるようにして、接触不良を起因する
接着剤の加熱ムラや加熱不足を生じさせないようにした
画像形成装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、冒頭に記載し
た製本装置において、前記熱源又は電極のバインダーと
当接する面に対する清掃手段を設けると共に、製本操作
時に前記清掃手段を作動させる手段を設けた点に特徴が
ある。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、バインダー挿抜口を通して
バインダー装填部内に異物が侵入し、当該異物が熱源又
は電極に付着することがあっても、製本操作時に清掃手
段が作動して前記熱源又は電極のバインダーと当接する
面が清掃されるので、熱源に対するバインダー背表紙の
接触不良や電極に対する受電用端子の接触不良が防止さ
れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
〔第1実施例〕 第1図は前面部に製本装置1を装備させた画像形成装
置の一例である静電写真複写機を示し、図において、2
は複写機本体、3は原稿押え、4は給紙カセット、5は
手差し給紙台、6は排紙トレイである。
前記製本装置1は次のように構成されている。即ち、
第2図に示すように且つ第10図および第11図(A),
(B)を参照して明らかなように、背表紙aの内面側に
接着剤b付きの電気発熱体cを有するバインダーdの装
填部7を、そのバインダー挿抜口8を上方に向けて複写
機本体2の前カバー9に設けると共に、このバインダー
装填部7の内底部に、前記電気発熱体cの一対の受電用
端子i,iに対する一対の給電用電極f,fを設け、かつ、前
記バインダー装填部7内の給電用電極f,fに対する清掃
手段Aと、製本操作時に前記清掃手段Aを作動させる作
動手段Bとを設けてある。
上記の構成によれば、前記バインダー装填部7に複数
枚の用紙eを挟んだバインダーdを装填し、前記給電用
電極f,fから電気発熱体cに電流を印加させて、当該電
気発熱体cの発熱により接着剤bを加熱溶融させ、前記
用紙eをバインダーdの背表紙a内面側に接着させるこ
とで、前記複数枚の用紙eの製本化が達成される。
そして、前記給電用電極f,fのバインダーdと当接す
る面に紙粉等の異物が付着していても、製本操作の度に
当該バインダーdと当接する面が清掃されることで、前
記電気発熱体cの受電用端子i,iが給電用電極f,fに確実
に接触し、而して、前記電気発熱体cが所定通りに発熱
され、前記接着剤bの加熱溶融が所定通りに達成され
る。
前記清掃手段Aは、バインダー装填部7の底部近傍の
前壁部7aに膨出部10を形成すると共に、当該膨出部10内
の上部側には、前記給電用電極f,fよりも上方で且つバ
インダーdの挿入に邪魔にならない位置に揺動軸11を横
架し、この揺動軸11の両側に、各給電用電極f,fに対応
させてブラシ(清掃具の一例。以下同じ)12を取り付け
て、当該ブラシ12を、前記揺動軸11の正逆転作動に伴っ
て、同図に仮想線で示す製本位置と実線で示すバインダ
ー装填部7からの退避位置とにわたって移動自在に構成
して成る。
一方、前記作動手段Bは、バインダー装填部7から外
方に突出させた揺動軸11の一端側にリンク13を設けると
共に、当該リンク13を介して揺動軸11を正逆転駆動させ
ることて、前記ブラシ12を製本位置と退避位置とにわた
って作動させるソレノイド14と、前記バインダー装填部
7へのバインダーdの装填を検出して前記ソレノイド14
を駆動させるマイクロスイッチ(センサー)15から成
る。16はバインダー装填部7の底面に設けた異物落下口
である。
上記の実施例によれば、バインダー装填部7にバイン
ダーdが挿入されていないときには、ブラシ12が第2図
に仮想線で示す製本位置にある。
そして、前記バインダー装填部7にバインダーdを装
填すると、当該バインダーdの装填がセンサー15で検出
されてソレノイド14が駆動され、揺動軸11が回転してブ
ラシ12が第2図に実線で示す退避位置に揺動される。
これによって、前記給電用電極f,fのバインダーdと
当接する面に紙粉等の異物が付着していても、当該異物
がブラシ12によって払われてバインダーdと当接する面
が清掃されると共に、払い落とされた異物は異物落下口
16を通してバインダー装填部7の外に排出されること
で、前記電気発熱体cの受電用端子i,iが給電用電極f,f
に確実に接触し、前記電気発熱体cが所定通りに発熱し
て接着剤bが十分に加熱溶融される。
〔第2実施例〕 第3図は第2実施例による清掃装置Aをも示すもの
で、この実施例では、前記清掃手段Aとして、バインダ
ー装填部7の内部に、棒状基材12aの下面に立毛群(図
示せず)を植立させたブラシ12を設け、該ブラシ12をソ
レノイド14により平行四連リンク17を介して水平面内で
往復移動させるように構成した点に特徴がある。
その他の構成は先の第1実施例と同じであるため、同
一構成部材に同符号を付してその説明を省略する。
〔第3実施例〕 第4図は第3実施例による清掃装置Aを示すもので、
この実施例では、バインダー装填部7下部側の後壁部7a
に開口18を開設すると共に、この開口18を通して揺動軸
19まわりで揺動自在に電極受け部材20を設け、かつ、こ
の電極受け部材20を揺動させるソレノイド14を設けると
共に、前記電極受け部材20の上面側の給電用電極f,fを
配設して、当該給電用電極f,fのバインダーと当接する
面を、実線で示す製本位置と仮想線で示すバインダー装
填部7からの退避位置とに切り換え自在に構成する一
方、板スプリング12bの下面側にブラシ材12cを植立させ
たブラシ12を、その内のブラシ材12cを給電用電極f,fの
移動範囲内に突入させてバインダー装填部7の下部側に
設け、前記給電用電極f,fの移動に伴って相対的に当該
給電用電極f,fのバインダーを当接する面を清掃させる
点に特徴がある。
その他の構成は先の第1実施例と同じであるため、同
一構成部材に同符号を付してその説明を省略する。
〔第4実施例〕 第5図は第4実施例による清掃装置Aと作動装置Bを
示すもので、この実施例では、前カバー9の前面部に凹
入部によるバインダー装填部7の収容部9aを形成すると
共に、この収容部9aの下部側にバインダー装填部7を枢
着して、当該バインダー装填部7を、不使用時(製本操
作以外の時)に前記収容部9aに収めておく第1状態と、
製本操作時に前記収容部9aから前方に引き出してバイン
ダー挿抜口8を収容部9aの外部に突出させる第2状態と
に切り換え自在に構成してある。
そして、前記収容部9aの上壁9bに板状の弾性部材9cを
設けて、前記第1状態への切り換え下において、バイン
ダー装填部7内への異物の侵入を防止させるように、前
記バインダー挿抜口8を弾性部材9cで閉塞させるように
すると共に、その第1状態を弾性的に保持させるように
し、更に、前記給電用電極f,fに対する清掃手段Aをバ
インダー装填部7の内部に設けると共に、当該清掃手段
Aを作動させる作動手段Bを設けてある。
前記清掃手段Aは、製本操作時における前記バインダ
ー装填部7の第2状態への移動に連動して作動されるよ
うに構成されている。
即ち、前記バインダー装填部7の底部近傍の前壁部7a
に膨出部10を形成して、この膨出部10内に、製本位置と
バインダー装填部7からの退避位置とにわたって移動自
在にブラシ12を設けて、当該ブラシ12の揺動によって前
記給電用電極f,fのバインダーと当接する面を清掃する
清掃手段Aを構成する一方、揺動軸21を正逆転駆動させ
てブラシ12を作動させるソレノイド14をバインダー装填
部7側に設け、かつ、前記バインダー装填部7の第2状
態への切り換えを検出して前記ソレノイド14を作動させ
るセンサー15を複写機本体2側に設けたものであって、
製本操作時に前記バインダー装填部7を第2状態に切り
換えることに連動して給電用電極f,fのバインダーと当
接する面を清掃させる点に特徴がある。
その他の構成は先の第1実施例と同じであるため、同
一構成部材に同符号を付してその説明を省略する。
〔第5実施例〕 第6図(A),(B)は第5実施例による清掃装置A
と作動装置Bを示し、この実施例では、上記した第5実
施例と同様に、前カバー9の前面部に形成した収容部9a
の下側部にバインダー装填部7を枢着して、当該バイン
ダー装填部7を収容部9aに収める第1状態と収容部9aか
ら張り出させる第2状態とに切り換え自在に構成すると
共に、バインダー装填部7の第1状態を弾性的に保持し
且つバインダー挿抜口8を閉塞する弾性部材9cを収容部
9aの上壁9bに設けてある。
そして、前記バインダー装填部7の底部近傍の前壁部
7aに膨出部10を形成すると共に、この膨出部10内に、製
本位置とバインダー装填部7からの退避位置とにわたっ
て移動自在にブラシ12を設けて、当該ブラシ12の揺動に
よって前記給電用電極f,fのバインダーと当接する面を
清掃する清掃手段Aを構成し、かつ、前記ブラシ12を後
壁部7a側に付勢するスプリング22を設けてある。
一方、前記バインダー装填部7の外部に設けた2個の
プーリー23a,23bにワイヤー24を巻き掛けると共に、当
該ワイヤー24を、揺動軸21に連設したアーム25と複写機
本体2とにわたって連結したものであって、前記バイン
ダー装填部7の第2状態への切り換えに伴うブラシ12の
揺動軸21の移動によってワイヤー24を引っ張らせ、前記
ブラシ12をスプリング22に抗して退避位置に揺動させ
て、その間に前記給電用電極f,fのバインダーと当接す
る面を清掃させるように構成した点に特徴がある。
その他の構成は先の第1実施例と同じであるため、同
一構成部材に同符号を付してその説明を省略する。
〔第6実施例〕 第7図は第6実施例による清掃装置Aと作動装置Bを
示すもので、この実施例でも上記した第5実施例と同様
に、前カバー9の断面部の収容部9aの下部側に第1状態
と第2状態とに切り換え自在にバインダー装填部7を枢
着すると共に、当該バインダー装填部7の第1状態を弾
性的に保持し且つバインター挿抜口8を閉塞する弾性部
材9cを収容部9aの上壁9bに設ける一方、バインダー装填
部7下部側の前壁部7aに膨出部10を形成して、この膨出
部10内の上部に揺動軸21まわりで揺動自在に電極受け部
材20を設け、かつ、この電極受け部材20の上面側に給電
用電極f,fを配設して、当該給電用電極f,fのバインダー
と当接する面を、実線で示す製本位置と仮想線で示すバ
インダー装填部7からの退避位置とに切り換え自在に構
成してある。
そして、板スプリング12bの下面側にブラシ材12cを植
立させたブラシ12を、その内のブラシ材12cを給電用電
極f,fの移動範囲内に突入させてバインダー装填部7の
下部側に設けて、前記給電用電極f,fの移動に伴って相
対的に当該給電用電極f,fのバインダーと当接する面を
清掃する清掃手段Aを構成してある。
更に、前記電極受け部材20を揺動させてブラシ12を作
動させるソレノイド14をバインダー装填部7側に設ける
と共に、前記バインダー装填部7の第2状態への切り換
えを検出して前記ソレノイド14を作動させるセンサー15
複写機本体2側に設けてあって、製本操作時に前記バイ
ンダー装填部7を第2状態に切り換えることに連動し
て、前記給電用電極f,fを製本位置に切り換えさせると
共に、この間に相対的に給電用電極f,fのバインダーと
当接するブラシ12で清掃させる点に特徴がある。
その他の構成は先の第1実施例と同じであるため、同
一構成部材に同符号を付してその説明を省略する。
〔第7実施例〕 第8図(A),(B)は第7実施例による清掃装置A
と作動装置Bを示し、この実施例では、前記バインダー
装填部7を第1及び第2状態に切り換え自在に構成する
点と、揺動軸21まわりで騒動自在な電極受け部材20の上
面側に給電用電極f,fを設けて、当該給電用電極f,fのバ
インダーと当接する面を製本装置とバインダー装填部7
からの退避位置とに切り換え自在に構成する点、及び、
板スプリング12bの下面側にブラシ材12cを植立させたブ
ラシ12を、その内のブラシ材12cを給電用電極f,fの移動
範囲内に突入させてバインダー装填部7の下部側に設け
て、前記給電用電極f,fの移動に伴って相対的に当該給
電用電極f,fのバインダーと当接する面を清掃させる点
については、先の第6実施例と同じであり、製本操作時
に前記給電用電極f,fのバインダーと当接する面を清掃
させる手段Bを次のように構成した点が異なるものであ
る。
即ち、前記給電用電極f,fのバインダーと当接する面
を退避位置画当に付勢するスプリング26を設け、前記バ
インダー装置部7の外部にはプーリー27を設ける一方、
当該プーリー27にワイヤ28に巻き掛け、このワイヤー28
を、電極受け部材20に連設したアーム29と複写機本体2
とにわたって連結して、前記バインダー装填部7の第2
状態への切り換えに伴う給電用電極f,fの揺動軸21の移
動によってワイヤー28を引っ張らせ、前記給電用電極f,
fをスプリング26に抗して製本位置に切り換えさせると
共に、この間に相対的に給電用電極f,fのバインダーと
当接する面をブラシ12で清掃させるように構成した点に
特徴がある。
尚、上記した第3,5,7実施例において、図示はしない
が、前記ブラシ12および給電用電極f,fの双方を互いに
逆方向に移動させる清掃形態をとることもできる。
また、上記した第4〜7実施例において、弾性部材9c
でバインダー装填部7の第1状態を保持させ且つバイン
ダー挿抜口8を閉塞させるように構成しているが、弾性
部材9cを設けないで、前記バインダー挿抜口8を収容部
9aの上壁9bで閉塞させるようにして実施可能である。
〔第8実施例〕 第9図(A),(B)は第8実施例による清掃装置A
と作動装置Bを示し、この実施例では、バインダー装填
部7の内部に、バインダー7dの挿入に伴って当該バイン
ダーdで押圧操作される蛇腹状のエアポンプ30と、該エ
アポンプ30から噴出されるエアを給電用電極f,fに向け
て吹き付けるノズル部31を設けて清掃手段Aを構成した
点に特徴がある。32はエアポンプ30の受圧用可動板部、
33は復帰用のスプリングである。
この実施例によれば、給電用電極f,fに付着した紙粉
等の異物をエア圧で吹き飛ばすことができ、しかも、バ
インダーdを挿入した状態において、第9図(B)に示
すように、エアポンプ30の可動板部32がスプリング33の
力によってバインダーdの下端近傍部をその厚さ方向に
締め付けるので、用紙eの押し付け不足による製本不良
が効果的に防止される。
上記した実施例では、第10図、第11図(A),(B)
に示した従来例と同様に、バインダーdとして、接着剤
b付き電気発熱体cを有するものを使用し、バインダー
装填部7の内部に、前記電気発熱体cに通過するための
給電用電極f,fを設けた製本装置1のみを図示したが、
本発明は、第12図(A),(B)で説明した従来例と同
じタイプの製本装置についても同様に実施できる。この
場合は、図示された一対の給電用電極f,fに代えて、バ
インダー装填部7の略全長にわたって連続した一つの熱
源iが設けられることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の製本装置によれば、バ
インダー挿抜口を通してバインダー装填部内に異物が侵
入してこれが熱源又は電極のバインダーと当接する面に
付着することがあっても、製本操作時に清掃手段が作動
して熱源又は電極のバインダーと当接する面が清掃され
るので、熱源に対するバインダー背表紙の接触不良や電
極に対する受電用端子の接触不良が確実に防止させるこ
とになり、異物の付着に起因した接触不良による接着剤
の加熱ムラや加熱不足が効果的に解消されるに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は製本装置を装備させた静電写真複写機全体の斜
視図、第2図は製本装置の要部の縦断側面図である。第
3図は第2実施例による製本装置の要部の横断面平行
図、第4図乃至第9図(A),(B)は第3乃至第8実
施例による製本装置の要部の縦断側面図である。 第10図および第11図(A),(B)は従来例の製本装置
を示す説明図、第12図(A),(B)は従来例の別態様
の製本装置を示す説明図である。 7……バインダー装填部、A……清掃手段、B……清掃
手段を作動させる手段、a……背表紙、b……接着剤、
c……電気発熱体、d……バインダー、e……用紙、f
……電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅沢 秀夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 芳本 光晴 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 矢野 哲 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 大浦 純一 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−70496(JP,A) 特開 昭47−6716(JP,A) 特開 昭58−5296(JP,A) 実開 昭56−48670(JP,U) 米国特許3840254(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42C 9/00 B42C 11/00 B42C 11/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背表紙内面側に接着剤又は接着剤付き電気
    発熱体を有するバインダーの装填部に、前記接着剤を加
    熱するための熱源又は前記電気発熱体に通電するための
    電極を設け、前記熱源又は電気発熱体による接着剤の加
    熱溶融により、前記バインダーに挟んだ複数枚の用紙を
    当該バインダーの背表紙内面側に接着させるように構成
    した製本装置において、前記熱源又は電極のバインダー
    と当接する面に対する清掃手段を設けると共に、製本操
    作時に前記清掃手段を作動させる手段を設けてあること
    を特徴とする製本装置。
JP2257990A 1989-09-28 1990-09-26 製本装置 Expired - Lifetime JP2784751B2 (ja)

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