JP2784730B2 - 本設用照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法 - Google Patents
本設用照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法Info
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- JP2784730B2 JP2784730B2 JP6270198A JP27019894A JP2784730B2 JP 2784730 B2 JP2784730 B2 JP 2784730B2 JP 6270198 A JP6270198 A JP 6270198A JP 27019894 A JP27019894 A JP 27019894A JP 2784730 B2 JP2784730 B2 JP 2784730B2
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Description
式により電流トランスを用いて照明器具に給電する場合
の本設用照明器具が設置されるまでの工事期間中に本設
用照明システムを利用して仮設用照明器具に給電するた
めの施工法に関する。
明設備が施工されて点灯可能となるまでの間は工事用の
照明として仮設用照明器具を設置する必要があった。そ
して、仮設用照明器具およびそのための天井内配線ケー
ブルは工事期間中だけ使用され、建物竣工時には撤去す
るかそのまま天井裏に放置されるため、照明設備は仮設
用と本設用と同様な機能を備えたものを2重に設置する
必要があり手間および費用が無駄になっていた。
記従来方法の欠点を解消することであり、仮設用照明器
具のための配線が不要で仮設用照明器具が無駄になるこ
とのない本設用照明システムを利用した仮設用照明器具
の施工法を提供することである。
めに、この発明の本設用照明システムを利用した仮設用
照明器具の施工法は、高周波定電流電源に接続するルー
プケーブルをコンクリートスラブの下に設置したのち先
端にコネクターを備えたケーブルを接続したクランプ式
電流トランスを前記ループケーブルに係合させて本設用
照明システムの配線を行ない、仮設用照明器具を前記コ
ネクターに接続し、本設用照明器具を接続する際に前記
仮設用照明器具をコネクターから外すようにしている。
ムの配線は、高周波定電流電源に接続するループケーブ
ルを設置しこれにクランプ式電流トランスを係合させる
ところまでを、建物のコンクリートスラブが施工された
直後に設置することができるから、このクランプ式電流
トランスに接続されたケーブルの(本設用照明器具を接
続するための)コネクターに仮設用照明器具を接続して
工事期間中だけ使用し、本設用照明器具が設置されこれ
をコネクターに接続する段階になったら仮設用照明器具
を外して本設用照明器具を接続する。
ら説明する。図1は、本設用照明システムの配線に仮設
用照明器具を接続した状態を示す説明図、図2はクラン
プ式電流トランスの斜視図、また、図3は本設用照明シ
ステムが完成した状態を示す説明図である。本設用照明
システムの配線を行なう手順は、まず、建物のコンクリ
ートスラブ1に予め多数設けられた配線用のアンカーボ
ルト2の下端に、定電流インバータ3およびこれに接続
されるループケーブル4を懸架し周知の適当な手段で固
定する。ループケーブル4は2本からなり、その終端
(図において右端)が短絡されてループ状になっている
から、そのループケーブル4の一本だけに、本設用照明
器具を設置する個所ごとにクランプ式電流トランス5を
それぞれ係合させる。
ば65kHz、20Aの)高周波定電流に変換しこれをそ
の出力端子に接続されたループケーブル4に供給するよ
うになっている。クランプ式電流トランス5は、図2に
示されるように、内蔵された環状トランスの一部を回動
式の可動部5aとしたものであり、内蔵環状トランスに
二次巻線が(例えば30ターン)巻回され、二次巻線に
接続されたケーブルの先端にコネクター6が設けられて
いる。このケーブルの長さは、ループケーブル4から本
設用照明器具が設置される天井面までの距離にほぼ等し
くなるように設定されている。クランプ式電流トランス
5をループケーブル4に係合させるには、可動部5aを
開いてループケーブル4の一本をその中に通した後可動
部5aを閉じるだけでよい。
けられたコネクター6には、開放防止用(定電流給電で
は端子が開放されると高い電圧が現れて危険)の短絡コ
ネクター7が接続されているから、仮設用照明器具8を
接続する必要がある個所のコネクター6から短絡コネク
ター7を外し仮設用照明器具8を接続する。そして、仮
設用照明器具8に付属している脱落防止用のチェーン9
をコネクター6の上側に係合させる。工事期間中はこの
仮設用照明器具8を使用して照明し、本設用照明器具が
設置され点灯することができる段階になったら、各コネ
クター6から仮設用照明器具8(または短絡コネクター
7)を外し、図3に示されるように、本設用照明器具1
0をそれぞれ接続する。
照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法は、建
物のコンクリートスラブが施工された直後に設置される
本設用照明システムの配線に仮設用照明器具を接続する
ようにしたことにより、仮設用照明のための配線を施工
し撤去する必要がなくそのための資材および手間が節約
でき、仮設用照明器具の取付けおよび取外しが簡単であ
ることと相俟って、従来仮設用照明のためにかかってい
た手間および費用が大幅に削減でき工期を短縮すること
ができるという効果を奏する。
を接続した状態を示す説明図
明図
ボルト 3 定電流インバータ 4 ループケーブル 5 クランプ式電流トランス 6 コネクター
7 短絡コネクター 8 仮設用照明器具 9 チェーン 1
0 本設用照明器具
Claims (1)
- 【請求項1】 高周波定電流電源に接続するループケー
ブルをコンクリートスラブの下に設置したのち先端にコ
ネクターを備えたケーブルを接続したクランプ式電流ト
ランスを前記ループケーブルに係合させて本設用照明シ
ステムの配線を行ない、仮設用照明器具を前記コネクタ
ーに接続し、本設用照明器具を接続する際に前記仮設用
照明器具をコネクターから外すことを特徴とする本設用
照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270198A JP2784730B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 本設用照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270198A JP2784730B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 本設用照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111924A JPH08111924A (ja) | 1996-04-30 |
JP2784730B2 true JP2784730B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=17482901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270198A Expired - Lifetime JP2784730B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 本設用照明システムを利用した仮設用照明器具の施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784730B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11298299B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-04-12 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for preparing oil-in-water type emulsion composition, and cosmetic material |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP6270198A patent/JP2784730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11298299B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-04-12 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for preparing oil-in-water type emulsion composition, and cosmetic material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08111924A (ja) | 1996-04-30 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041125 |
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