JP2783097B2 - キーボード - Google Patents
キーボードInfo
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- JP2783097B2 JP2783097B2 JP4317018A JP31701892A JP2783097B2 JP 2783097 B2 JP2783097 B2 JP 2783097B2 JP 4317018 A JP4317018 A JP 4317018A JP 31701892 A JP31701892 A JP 31701892A JP 2783097 B2 JP2783097 B2 JP 2783097B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の入力機器
として広く用いられるキーボードに関し、特に多重打鍵
時にキーONしていないキーがONしたように誤動作し
てしまうゴーストキーを防止する機能(Nキーロールオ
ーバ機能)を備えたキーボードに関する。
として広く用いられるキーボードに関し、特に多重打鍵
時にキーONしていないキーがONしたように誤動作し
てしまうゴーストキーを防止する機能(Nキーロールオ
ーバ機能)を備えたキーボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるキーボードにおいては、多
重打鍵によるゴーストキーの発生が検討されている。こ
の多重打鍵におけるゴーストキー発生のメカニズムを説
明する。
重打鍵によるゴーストキーの発生が検討されている。こ
の多重打鍵におけるゴーストキー発生のメカニズムを説
明する。
【0003】図8は従来の一例を示すキーボードの回路
図である。図8に示すように、従来のキーボードはスイ
ッチ部S00〜S97を10×8のマトリクス状に配置
されたキーマトリクス1aと、このキーマトリクス1a
の行方向に接続された複数の走査線X0〜X9にダイオ
ード24を介し順次高レベルを出力していくマトリクス
ドライバ23と、キーマトリクス1aの列方向に接続さ
れた複数の検出線Y0〜Y7より信号を受信するマトリ
クスレシーバ22と、このマトリクスレシーバ22の信
号によりマトリクスドライバ23を制御するコントロー
ルユニット4aと、負荷抵抗RL0〜RL7とで構成さ
れている。
図である。図8に示すように、従来のキーボードはスイ
ッチ部S00〜S97を10×8のマトリクス状に配置
されたキーマトリクス1aと、このキーマトリクス1a
の行方向に接続された複数の走査線X0〜X9にダイオ
ード24を介し順次高レベルを出力していくマトリクス
ドライバ23と、キーマトリクス1aの列方向に接続さ
れた複数の検出線Y0〜Y7より信号を受信するマトリ
クスレシーバ22と、このマトリクスレシーバ22の信
号によりマトリクスドライバ23を制御するコントロー
ルユニット4aと、負荷抵抗RL0〜RL7とで構成さ
れている。
【0004】ここで、マトリクスドライバ23より走査
線X0へHiレベルが出力(他の走査線はすべてLow
レベル)されている状態で、スイッチ部のS00,S1
0,S11がONしたとすると、ゴースト電流IGは図
示したように、X0→Y0→X1→Y1→負荷抵抗RL
1の順に流れる。従って、検出線Y1がHiレベルに上
昇するので、ONしていないスイッチS01があたかも
ONしたような電圧が発生してしまう。これがゴースト
キーの発生メカニズムである。
線X0へHiレベルが出力(他の走査線はすべてLow
レベル)されている状態で、スイッチ部のS00,S1
0,S11がONしたとすると、ゴースト電流IGは図
示したように、X0→Y0→X1→Y1→負荷抵抗RL
1の順に流れる。従って、検出線Y1がHiレベルに上
昇するので、ONしていないスイッチS01があたかも
ONしたような電圧が発生してしまう。これがゴースト
キーの発生メカニズムである。
【0005】上述したゴーストキー発生を防止し、スイ
ッチONの順に必ず1スイッチのONを確定する機能を
Nキーロールオーバと言い、従来は行単位ではなく各ス
イッチ部に1個づつダイオードを実装する方式が一般的
である。
ッチONの順に必ず1スイッチのONを確定する機能を
Nキーロールオーバと言い、従来は行単位ではなく各ス
イッチ部に1個づつダイオードを実装する方式が一般的
である。
【0006】図9は従来の他の例を示すキーボードの回
路図である。図9に示すように、このキーボードはダイ
オード24を実装してNキーロールオーバを実現させた
ものであり、ここでも基本的な回路を示す。その構成は
図8と同様に、キーマトリクス1a,マトリクスドライ
バ23,マトリクスレシーバ22およびコントロールユ
ニット4aで構成される。特に、キーマトリクス1aの
各スイッチ部には、直列にダイオード24が実装されて
いる。このキーボードによると、マトリクスドライバ2
3よりX0へHiレベルが出力(他の走査線はすべてL
owレベル)されている状態で、スイッチ部のS00,
S10,S11をONしても、S10に実装されている
ダイオード24が逆バイアスされる。従って、電流がY
0→X1に流れないので、Y1がHiレベルにならず、
ゴーストキーも発生しない。
路図である。図9に示すように、このキーボードはダイ
オード24を実装してNキーロールオーバを実現させた
ものであり、ここでも基本的な回路を示す。その構成は
図8と同様に、キーマトリクス1a,マトリクスドライ
バ23,マトリクスレシーバ22およびコントロールユ
ニット4aで構成される。特に、キーマトリクス1aの
各スイッチ部には、直列にダイオード24が実装されて
いる。このキーボードによると、マトリクスドライバ2
3よりX0へHiレベルが出力(他の走査線はすべてL
owレベル)されている状態で、スイッチ部のS00,
S10,S11をONしても、S10に実装されている
ダイオード24が逆バイアスされる。従って、電流がY
0→X1に流れないので、Y1がHiレベルにならず、
ゴーストキーも発生しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のキーボー
ドは、Nキーロールオーバ機能を実現するために、各キ
ーもしくは行単位に1個づつダイオードを実装しなけれ
ばならないため、キー数もしくは行単位に等しい数量の
ダイオードが必要となり、寸法を小型化することが困難
であると共に、ダイオードの資材費及び実装作業工数増
加等によるコストアップをまねくという欠点がある。
ドは、Nキーロールオーバ機能を実現するために、各キ
ーもしくは行単位に1個づつダイオードを実装しなけれ
ばならないため、キー数もしくは行単位に等しい数量の
ダイオードが必要となり、寸法を小型化することが困難
であると共に、ダイオードの資材費及び実装作業工数増
加等によるコストアップをまねくという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、容易にNキーロルオーバ
機能を実現するとともに、小型化し且つ低価格のキーボ
ードを提供することにある。
機能を実現するとともに、小型化し且つ低価格のキーボ
ードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボードは、
スイッチ部に抵抗素子を直列接続したスイッチユニット
をマトリクス状に配置した抵抗式キーマトリクスと、前
記抵抗式キーマトリクスの行方向に接続された複数本の
走査線より順次走査信号を出力するD/Aコンバータ
と、前記抵抗式キーマトリクスの列方向に接続された複
数本の検出線より前記スイッチ部のON/OFFに基づ
くアナログ信号を受信してディジタルデータに変換する
A/Dコンバータと、前記D/Aコンバータおよび前記
A/Dコンバータを制御するコントロールユニットとを
含み、前記コントロールユニットは前記D/Aコンバー
タに走査信号を出力する命令語群および前記A/Dコン
バータを制御し且つA/D変換された前記ディジタルデ
ータとスレッショルド用データを比較し前記スイッチ部
のON/OFFを判断する命令語群を記憶するための読
み出し専用メモリと、前記A/Dコンバータで変換され
た前記ディジタルデータを記憶し書き込み/読み出し可
能なランダムアクセスメモリと、前記読み出し専用メモ
リに記憶されている命令語群を読み出し各命令語に基づ
いた制御情報を発生させる制御回路と、前記制御情報に
応答して演算操作を行う演算回路とを備え、前記A/D
コンバータの基準電圧と前記D/Aコンバータの基準電
圧を電源電圧として構成される。
スイッチ部に抵抗素子を直列接続したスイッチユニット
をマトリクス状に配置した抵抗式キーマトリクスと、前
記抵抗式キーマトリクスの行方向に接続された複数本の
走査線より順次走査信号を出力するD/Aコンバータ
と、前記抵抗式キーマトリクスの列方向に接続された複
数本の検出線より前記スイッチ部のON/OFFに基づ
くアナログ信号を受信してディジタルデータに変換する
A/Dコンバータと、前記D/Aコンバータおよび前記
A/Dコンバータを制御するコントロールユニットとを
含み、前記コントロールユニットは前記D/Aコンバー
タに走査信号を出力する命令語群および前記A/Dコン
バータを制御し且つA/D変換された前記ディジタルデ
ータとスレッショルド用データを比較し前記スイッチ部
のON/OFFを判断する命令語群を記憶するための読
み出し専用メモリと、前記A/Dコンバータで変換され
た前記ディジタルデータを記憶し書き込み/読み出し可
能なランダムアクセスメモリと、前記読み出し専用メモ
リに記憶されている命令語群を読み出し各命令語に基づ
いた制御情報を発生させる制御回路と、前記制御情報に
応答して演算操作を行う演算回路とを備え、前記A/D
コンバータの基準電圧と前記D/Aコンバータの基準電
圧を電源電圧として構成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すキーボード
の回路図である。図1に示すように、本実施例は抵抗マ
トリクス1と、この抵抗マトリクス1に接続されるD/
Aコンバータ6及びA/Dコンバータ5と、これらのD
/Aコンバータ6,A/Dコンバータ5を制御するコン
トロールユニット4と、負荷抵抗RL0〜RL7とを有
する。コントロールユニット4とD/Aコンバータ6お
よびA/Dコンバータ5は、1チップ上に集積されたワ
ンチップマイクロコンピュータ3を構成する。また、抵
抗マトリクス1は、R00〜R157の抵抗素子および
S00〜S157のスイッチ部を直列接続したスイッチ
ユニット2を16×8のマトリクス状に配置して構成さ
れ、抵抗マトリクス1の行方向の走査線X0〜X15は
D/Aコンバータ6に接続されている。しかも、抵抗マ
トリクス1の列方向の検出線Y0〜Y7はA/Dコンバ
ータ5に接続されると共に、負荷抵抗RL0〜RL7に
より信号グランド(以下、SGと略す。)にプルダウン
されている。一方、コントロールユニット4はD/Aコ
ンバータ6およびA/Dコンバータ5を制御し且つデー
タ処理する命令語群が書き込まれたROM9と、少なく
ともA/Dコンバータ5のデータを読み書きすることが
可能なRAM10と、各種演算を行うALU12と、A
/Dコンバータ5とのインターフェースを行う入出力チ
ャネル7と、D/Aコンバータ6とのインタフェースを
行う出力チャネル8と、ROM9の命令語を読み出し且
つRAM10,ALU12,入出力チャネル7,出力チ
ャネル8の各コントロール及び制御線とのデータ送受信
を行う制御回路11と、内部バス13とで構成される。
この内部バス13はROM9,RAM10,ALU1
2,入出力チャネル7,出力チャネル8および制御回路
11を相互に接続する。また、A/Dコンバータ5の基
準電圧VREF1とD/Aコンバータ6の基準電圧VR
EF2は、電源電圧VCCに接続されている。
の回路図である。図1に示すように、本実施例は抵抗マ
トリクス1と、この抵抗マトリクス1に接続されるD/
Aコンバータ6及びA/Dコンバータ5と、これらのD
/Aコンバータ6,A/Dコンバータ5を制御するコン
トロールユニット4と、負荷抵抗RL0〜RL7とを有
する。コントロールユニット4とD/Aコンバータ6お
よびA/Dコンバータ5は、1チップ上に集積されたワ
ンチップマイクロコンピュータ3を構成する。また、抵
抗マトリクス1は、R00〜R157の抵抗素子および
S00〜S157のスイッチ部を直列接続したスイッチ
ユニット2を16×8のマトリクス状に配置して構成さ
れ、抵抗マトリクス1の行方向の走査線X0〜X15は
D/Aコンバータ6に接続されている。しかも、抵抗マ
トリクス1の列方向の検出線Y0〜Y7はA/Dコンバ
ータ5に接続されると共に、負荷抵抗RL0〜RL7に
より信号グランド(以下、SGと略す。)にプルダウン
されている。一方、コントロールユニット4はD/Aコ
ンバータ6およびA/Dコンバータ5を制御し且つデー
タ処理する命令語群が書き込まれたROM9と、少なく
ともA/Dコンバータ5のデータを読み書きすることが
可能なRAM10と、各種演算を行うALU12と、A
/Dコンバータ5とのインターフェースを行う入出力チ
ャネル7と、D/Aコンバータ6とのインタフェースを
行う出力チャネル8と、ROM9の命令語を読み出し且
つRAM10,ALU12,入出力チャネル7,出力チ
ャネル8の各コントロール及び制御線とのデータ送受信
を行う制御回路11と、内部バス13とで構成される。
この内部バス13はROM9,RAM10,ALU1
2,入出力チャネル7,出力チャネル8および制御回路
11を相互に接続する。また、A/Dコンバータ5の基
準電圧VREF1とD/Aコンバータ6の基準電圧VR
EF2は、電源電圧VCCに接続されている。
【0012】図2は図1に示すA/Dコンバータ5の構
成図である。図2に示すように、このA/Dコンバータ
5は8ビットの逐次比較型A/D変換器を構成してお
り、アナログマルチプレクサ14,ラッチ15と、VC
CおよびSG間に接続された直列抵抗ストリングス17
aと、ラッチ15,直列抵抗ストリングス17aの値を
比較する逐次比較レジスタ18およびバッファ19と、
各部を制御するシーケンスコントローラ16とを有す
る。まず、8入力のアナログ信号AN0〜AN7はアナ
ログマルチプレクサ14で1入力に選択され、ラッチ1
5で保持される。このアナログデータは、基準電圧VR
EF1とSG間を直列抵抗ストリングス17aのタップ
デコーダで分割した値と比較されながら、逐次比較法に
より逐次比較レジスタ18に記憶される。このレジスタ
18によりディジタルデータに変換された8ビットデー
タはバッファ19に格納される。
成図である。図2に示すように、このA/Dコンバータ
5は8ビットの逐次比較型A/D変換器を構成してお
り、アナログマルチプレクサ14,ラッチ15と、VC
CおよびSG間に接続された直列抵抗ストリングス17
aと、ラッチ15,直列抵抗ストリングス17aの値を
比較する逐次比較レジスタ18およびバッファ19と、
各部を制御するシーケンスコントローラ16とを有す
る。まず、8入力のアナログ信号AN0〜AN7はアナ
ログマルチプレクサ14で1入力に選択され、ラッチ1
5で保持される。このアナログデータは、基準電圧VR
EF1とSG間を直列抵抗ストリングス17aのタップ
デコーダで分割した値と比較されながら、逐次比較法に
より逐次比較レジスタ18に記憶される。このレジスタ
18によりディジタルデータに変換された8ビットデー
タはバッファ19に格納される。
【0013】また、直列抵抗ストリングス17aのタッ
プデコーダは基準電圧VREF1とSG間の電圧を2の
8乗(=256)に分割することが可能である。更に、
シーケンスコントローラ16はアナログマルチプレクサ
14,ラッチ15,逐次比較レジスタ18およびバッフ
ァ19をコントロールしている。これらバッファ19に
格納されたデータやシーケンスコントローラ16の信号
は、入出力チャネル7との間でデータ転送が行われる。
しかるに、VREF1はVCCに接続されているため、
アナログ信号AN0〜AN7に入力されるアナログデー
タは、次の(1)式で表わすように、ディジタルデータ
に変換される。
プデコーダは基準電圧VREF1とSG間の電圧を2の
8乗(=256)に分割することが可能である。更に、
シーケンスコントローラ16はアナログマルチプレクサ
14,ラッチ15,逐次比較レジスタ18およびバッフ
ァ19をコントロールしている。これらバッファ19に
格納されたデータやシーケンスコントローラ16の信号
は、入出力チャネル7との間でデータ転送が行われる。
しかるに、VREF1はVCCに接続されているため、
アナログ信号AN0〜AN7に入力されるアナログデー
タは、次の(1)式で表わすように、ディジタルデータ
に変換される。
【0014】
【0015】図3は図1に示すD/Aコンバータの構成
図である。図3に示すように、このD/Aコンバータ6
は8ビット分解能の抵抗ストリングス式D/A変換器を
構成しており、直列抵抗ストリングス17bおよびタッ
プを選択して走査線X0に出力するタップセレクタ21
と、このタップセレクタ21を制御するD/A変換設定
レジスタ20とを備えたブロックを複数個有する。
図である。図3に示すように、このD/Aコンバータ6
は8ビット分解能の抵抗ストリングス式D/A変換器を
構成しており、直列抵抗ストリングス17bおよびタッ
プを選択して走査線X0に出力するタップセレクタ21
と、このタップセレクタ21を制御するD/A変換設定
レジスタ20とを備えたブロックを複数個有する。
【0016】このD/Aコンバータ6の動作は出力した
い値を8ビットのD/A変換値設定レジスタ20に書き
込むことにより、アナログ値を出力する。この出力電圧
範囲はVREF2に加えた電圧を直列抵抗ストリングス
17bのタップセレクタ21で分割した値を出力しる。
すなわち、直列抵抗ストリングス17bのタップセレク
タは基準電圧VREF2とSG間の電圧を2の8乗(=
256)に分割して出力することが可能である。アナロ
グ出力端子に出力されるアナログデータは次の(2)式
で示すように変換される。
い値を8ビットのD/A変換値設定レジスタ20に書き
込むことにより、アナログ値を出力する。この出力電圧
範囲はVREF2に加えた電圧を直列抵抗ストリングス
17bのタップセレクタ21で分割した値を出力しる。
すなわち、直列抵抗ストリングス17bのタップセレク
タは基準電圧VREF2とSG間の電圧を2の8乗(=
256)に分割して出力することが可能である。アナロ
グ出力端子に出力されるアナログデータは次の(2)式
で示すように変換される。
【0017】
【0018】次に、図1乃至図3で説明した回路の動作
について、図4乃至図7を参照して説明する。
について、図4乃至図7を参照して説明する。
【0019】まず、ROM9内に書き込まれた命令群に
基ずき、D/Aコンバータ6は走査線X0〜X15を順
次Hiレベルにし、それ以外を任意のアナログ値にする
走査信号を抵抗マトリクスス1に出力する。この走査信
号に同期し且つ行方向の1ラインをHiレベルにした状
態で、A/Dコンバータ5のアナログマルチプレクサ1
4を順次選択し、検出線Y0〜Y7の各検出信号レベル
を順次A/D変換する。そのディジタルデータを順次R
AM10に格納していく。
基ずき、D/Aコンバータ6は走査線X0〜X15を順
次Hiレベルにし、それ以外を任意のアナログ値にする
走査信号を抵抗マトリクスス1に出力する。この走査信
号に同期し且つ行方向の1ラインをHiレベルにした状
態で、A/Dコンバータ5のアナログマルチプレクサ1
4を順次選択し、検出線Y0〜Y7の各検出信号レベル
を順次A/D変換する。そのディジタルデータを順次R
AM10に格納していく。
【0020】図4(a)〜(c)はそれぞれ図1におけ
る同一Yライン多重打鍵時の動作を説明するための等価
回路図である。まず、図4(a)に示すように、例えば
X0に高レベルを出力している状態(信号レベル:VC
C)でスイッチ部S00がONすると、このスイッチ部
S00に接続されている抵抗素子R00とY0ラインの
負荷抵抗RL0との抵抗比できまる検出信号V00は、
次の(3)式で表わすことができる。
る同一Yライン多重打鍵時の動作を説明するための等価
回路図である。まず、図4(a)に示すように、例えば
X0に高レベルを出力している状態(信号レベル:VC
C)でスイッチ部S00がONすると、このスイッチ部
S00に接続されている抵抗素子R00とY0ラインの
負荷抵抗RL0との抵抗比できまる検出信号V00は、
次の(3)式で表わすことができる。
【0021】
【0022】ここで、VCC=5V,RL0=100k
Ω,R00=10kΩと仮定すると、V00=4.55
Vとなる。
Ω,R00=10kΩと仮定すると、V00=4.55
Vとなる。
【0023】また、(1)式よりディジタルデータに変
換されたV00(ディジタル)は“233(=E8
h)”となる。スイッチ部S00以外のX0ラインに配
置されているスイッチ部は全てOFFしていると仮定す
ると、X0ラインのY0〜Y7に割り当ててあるRAM
10にはY0のみE8hが格納され、Y1〜Y7には0
0hが格納される。このRAM10に格納されたデータ
と、以下に説明する手段にて設定されたスレッシュルド
用データとを比較することにより、スイッチ部のON/
OFFを判断する。
換されたV00(ディジタル)は“233(=E8
h)”となる。スイッチ部S00以外のX0ラインに配
置されているスイッチ部は全てOFFしていると仮定す
ると、X0ラインのY0〜Y7に割り当ててあるRAM
10にはY0のみE8hが格納され、Y1〜Y7には0
0hが格納される。このRAM10に格納されたデータ
と、以下に説明する手段にて設定されたスレッシュルド
用データとを比較することにより、スイッチ部のON/
OFFを判断する。
【0024】次に、図4(b)に示すように、X0にH
iレベルを出力している状態で且つスイッチ部S00,
S10がONすると、走査線X1には任意のアナログ値
VGが出力されている状態であるため、V00は次の
(4)式で表わすことができる。
iレベルを出力している状態で且つスイッチ部S00,
S10がONすると、走査線X1には任意のアナログ値
VGが出力されている状態であるため、V00は次の
(4)式で表わすことができる。
【0025】
【0026】ここで、R00=R10とすると、上述し
た(4)式は次の(5)式に変形される。
た(4)式は次の(5)式に変形される。
【0027】
【0028】同様に、図4(c)に示すように、Y0ラ
インに実装してあるスイッチ部(S00〜S90)のO
Nしているキー数をNとし、抵抗素子(R00〜R9
0)の抵抗値を全て同じ(R00=R10=…R90)
とすると、この場合のV00は次の(6)式で表わすこ
とができる。
インに実装してあるスイッチ部(S00〜S90)のO
Nしているキー数をNとし、抵抗素子(R00〜R9
0)の抵抗値を全て同じ(R00=R10=…R90)
とすると、この場合のV00は次の(6)式で表わすこ
とができる。
【0029】
【0030】ここで、上述した(1)式を用いてこの
(6)式のV00をディジタルデータに変換したV00
(ディジタル)を計算すると(7)式となる。
(6)式のV00をディジタルデータに変換したV00
(ディジタル)を計算すると(7)式となる。
【0031】
【0032】図5は図4における同一Yライン多重打鍵
時の検出電圧特性図である。図5に示すように、この特
性は図4(c)で、VCC=5V,VG=VCC/5,
RL0=100kΩ,R00=10kΩと仮定し、前述
した(7)式を計算した結果を示している。このV00
(ディジタル)を16進法にて表現された8ビットのデ
ータがRAM10に格納されるデータである。そこで、
Yラインに配置されている全てのスイッチがONされて
いる状態(図5のN=15)でも検出電圧V00(ディ
ジタル)がHiレベルとなるように、スレッショルド用
データVTHを設定する。
時の検出電圧特性図である。図5に示すように、この特
性は図4(c)で、VCC=5V,VG=VCC/5,
RL0=100kΩ,R00=10kΩと仮定し、前述
した(7)式を計算した結果を示している。このV00
(ディジタル)を16進法にて表現された8ビットのデ
ータがRAM10に格納されるデータである。そこで、
Yラインに配置されている全てのスイッチがONされて
いる状態(図5のN=15)でも検出電圧V00(ディ
ジタル)がHiレベルとなるように、スレッショルド用
データVTHを設定する。
【0033】図6は図4におけるゴーストキー発生パタ
ーンを説明するための多重打鍵時の等価回路図である。
図6に示すように、この回路はX0にHiレベルを出力
している状態でスイッチ部のS00,S10,S11が
各々ONしている状態での等価回路を示す。この状態で
も、Y1の検出電圧(V01)がHiレベルにならない
ようなスレッショルド用データVTHを設定することに
より、ゴーストキーの発生を防止することが可能であ
る。このY1の検出電圧V01(ディジタル)は次の
(8)式から求められる。
ーンを説明するための多重打鍵時の等価回路図である。
図6に示すように、この回路はX0にHiレベルを出力
している状態でスイッチ部のS00,S10,S11が
各々ONしている状態での等価回路を示す。この状態で
も、Y1の検出電圧(V01)がHiレベルにならない
ようなスレッショルド用データVTHを設定することに
より、ゴーストキーの発生を防止することが可能であ
る。このY1の検出電圧V01(ディジタル)は次の
(8)式から求められる。
【0034】
【0035】ここで、VCC=5V,VG=VCC/
5,RL1=100kΩ,R11=10kΩと仮定して
(8)式を計算すると、Y1の検出電圧V01(ディジ
タル)は2Dhになる。また、Yラインに配置されてい
る全てのスイッチがONされている状態でも、検出電圧
V00(ディジタル)がHiレベルとなる。さらに、X
0にHiレベルを出力している状態で且つスイッチ部の
S00,S10,S11が各々ONしている状態でも、
Y1の検出電圧V00(ディジタル)がHiレベルにな
らないようなスレッショルド用データVTHを設定する
ことより、Nキーロールオーバが実現可能となる。前述
した図5に示すVTH(10進数=50,16進数=3
2h)は上述した方法により設定されたスレッショルド
用データVTHの1例である。
5,RL1=100kΩ,R11=10kΩと仮定して
(8)式を計算すると、Y1の検出電圧V01(ディジ
タル)は2Dhになる。また、Yラインに配置されてい
る全てのスイッチがONされている状態でも、検出電圧
V00(ディジタル)がHiレベルとなる。さらに、X
0にHiレベルを出力している状態で且つスイッチ部の
S00,S10,S11が各々ONしている状態でも、
Y1の検出電圧V00(ディジタル)がHiレベルにな
らないようなスレッショルド用データVTHを設定する
ことより、Nキーロールオーバが実現可能となる。前述
した図5に示すVTH(10進数=50,16進数=3
2h)は上述した方法により設定されたスレッショルド
用データVTHの1例である。
【0036】図7は図4における同一Yライン多重打鍵
時の検出電圧特性図である。図7に示すように、この特
性は図4(c)においてVCC=5V,VG=0V,R
L0=100kΩ,R00=10kΩと仮定し、前述し
た(7)式を計算した結果を示している。
時の検出電圧特性図である。図7に示すように、この特
性は図4(c)においてVCC=5V,VG=0V,R
L0=100kΩ,R00=10kΩと仮定し、前述し
た(7)式を計算した結果を示している。
【0037】ここで、図5および図7を比較する。走査
信号のLowレベルで任意のアナログ値を出力するの
と、CMOSレベルを出力するのとを比較すると、任意
のアナログ値を出力した方が検出電圧が高いため、Yラ
インにあるスイッチの数を増やすことができ、結果的に
キーボードのスイッチ数を増加させることが出来る。
信号のLowレベルで任意のアナログ値を出力するの
と、CMOSレベルを出力するのとを比較すると、任意
のアナログ値を出力した方が検出電圧が高いため、Yラ
インにあるスイッチの数を増やすことができ、結果的に
キーボードのスイッチ数を増加させることが出来る。
【0038】また、D/Aコンバータ6の基準電圧は電
源電圧VCCに接続されているため、電源電圧VCCと
任意のアナログ値VGは比例関係にある。そこで、VG
=VCC/5として計算すると、次の(9)式になる。
源電圧VCCに接続されているため、電源電圧VCCと
任意のアナログ値VGは比例関係にある。そこで、VG
=VCC/5として計算すると、次の(9)式になる。
【0039】
【0040】この場合、(9)式にはVCCに依存する
項がない。従って、ディジタルに変換後のデータV00
(ディジタル)は、電源電圧が変動しても一定の値をと
るため、電源電圧に依存せずにA/D変換された検出電
圧とスレッショルド用データの差が一定に保たれてお
り、電源電圧にかかわらずNキーロールオーバ機能を実
現することが可能となる。
項がない。従って、ディジタルに変換後のデータV00
(ディジタル)は、電源電圧が変動しても一定の値をと
るため、電源電圧に依存せずにA/D変換された検出電
圧とスレッショルド用データの差が一定に保たれてお
り、電源電圧にかかわらずNキーロールオーバ機能を実
現することが可能となる。
【0041】上述した実施例においては、A/Dコンバ
ータ5の基準電圧VREF1とD/Aコンバータ6の基
準電圧VREF2とVCCとをワンチップマイコン3の
外部端子として設定し、パターンで接続しているが、ワ
ンチップマイコン3の内部配線により接続しても構わな
い。
ータ5の基準電圧VREF1とD/Aコンバータ6の基
準電圧VREF2とVCCとをワンチップマイコン3の
外部端子として設定し、パターンで接続しているが、ワ
ンチップマイコン3の内部配線により接続しても構わな
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキーボー
ドは、HiレベルではCMOSレベル、Lowレベルで
は任意のアナログ値VGの走査信号を出力するD/Aコ
ンバータにより抵抗マトリクスを走査し、検出信号をA
/Dコンバータでディジタルデータに変換してからスレ
ッショルド用データとの比較を行い、スイッチ部のON
/OFFを判断することにより、容易にNキーロールオ
ーバ機能を実現するとともに、小型化および低価格化を
実現できるという効果がある。また、本発明はディジタ
ルデータに変換された検出信号がVCCに依存せず一定
値となるため、VCCの変動を無視することができ、電
源電圧にかかわらずNキーロールオーバ機能を実現する
ことが可能である。更に、本発明は走査信号のLowレ
ベルを任意のアナログ値VGすることにより、キーボー
ドのスイッチ数の増加に対応することができる。
ドは、HiレベルではCMOSレベル、Lowレベルで
は任意のアナログ値VGの走査信号を出力するD/Aコ
ンバータにより抵抗マトリクスを走査し、検出信号をA
/Dコンバータでディジタルデータに変換してからスレ
ッショルド用データとの比較を行い、スイッチ部のON
/OFFを判断することにより、容易にNキーロールオ
ーバ機能を実現するとともに、小型化および低価格化を
実現できるという効果がある。また、本発明はディジタ
ルデータに変換された検出信号がVCCに依存せず一定
値となるため、VCCの変動を無視することができ、電
源電圧にかかわらずNキーロールオーバ機能を実現する
ことが可能である。更に、本発明は走査信号のLowレ
ベルを任意のアナログ値VGすることにより、キーボー
ドのスイッチ数の増加に対応することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すキーボードの回路図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すA/Dコンバータの構成図である。
【図3】図1に示すD/Aコンバータの構成図である。
【図4】図1における同一Yライン多重打鍵時の動作を
説明するための等価回路図である。
説明するための等価回路図である。
【図5】図4における同一Yラインの多重打鍵時の検出
電圧特性図である。
電圧特性図である。
【図6】図4におけるゴーストキー発生パターンを説明
するための多重打鍵時の等価回路図である。
するための多重打鍵時の等価回路図である。
【図7】図4におけるLowレベルを0Vにした時の同
一Yラインの多重打鍵時の検出電圧特性図である。
一Yラインの多重打鍵時の検出電圧特性図である。
【図8】従来の一例を示すキーボードの回路図である。
【図9】従来の他の例を示すキーボードの回路図であ
る。
る。
1 抵抗マトリクス 2 スイッチユニット 3 ワンチップマイクロコンピュータ 4 コントロールユニット 5 A/Dコンバータ 6 D/Aコンバータ 7 入出力チャネル 8 出力チャネル 9 ROM 10 RAM 11 制御回路 12 ALU 13 内部バス 14 アナログマルチプレクサ 15 ラッチ 16 シーケンスコントローラ 17a,17b 直列抵抗ストリングス 18 逐次比較レジスタ 19 バッファ 20 D/A変換値設定レジスタ 21 タップセレクタ
Claims (5)
- 【請求項1】 スイッチ部に抵抗素子を直列接続したス
イッチユニットをマトリクス状に配置した抵抗式キーマ
トリクスと、前記抵抗式キーマトリクスの行方向に接続
された複数本の走査線より順次走査信号を出力するD/
Aコンバータと、前記抵抗式キーマトリクスの列方向に
接続された複数本の検出線より前記スイッチ部のON/
OFFに基づくアナログ信号を受信してディジタルデー
タに変換するA/Dコンバータと、前記D/Aコンバー
タおよび前記A/Dコンバータを制御するコントロール
ユニットとを含み、前記コントロールユニットは前記D
/Aコンバータに走査信号を出力する命令語群および前
記A/Dコンバータを制御し且つA/D変換された前記
ディジタルデータとスレッショルド用データを比較し前
記スイッチ部のON/OFFを判断する命令語群を記憶
するための読み出し専用メモリと、前記A/Dコンバー
タで変換された前記ディジタルデータを記憶し書き込み
/読み出し可能なランダムアクセスメモリと、前記読み
出し専用メモリに記憶されている命令語群を読み出し各
命令語に基づいた制御情報を発生させる制御回路と、前
記制御情報に応答して演算操作を行う演算回路とを備
え、前記A/Dコンバータの基準電圧と前記D/Aコン
バータの基準電圧を電源電圧とすることを特徴とするキ
ーボード。 - 【請求項2】 前記コントロールユニットと前記D/A
コンバータおよび前記A/Dコンバータは、1チップ上
に集積されたワンチップマイクロコンピュータを構成す
る請求項1記載のキーボード。 - 【請求項3】 前記コントロールユニットは、前記D/
Aコンバータおよび前記A/Dコンバータにそれぞれ接
続するための出力チャネルおよび入出力チャネルを有
し、前記出力チャネルおよび前記入出力チャネルは前記
読み出し専用メモリ等に内部バスを介して接続される請
求項1記載のキーボード。 - 【請求項4】 電源電圧にかかわらず、ゴーストキーを
防止する機能を実現した請求項1記載のキーボード。 - 【請求項5】 前記D/Aコンバータの出力する走査信
号のレベルがハイレベルのときはCMOSレベルを出力
し、ロウレベルのときは任意のアナログ値を出力する請
求項1記載のキーボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4317018A JP2783097B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | キーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4317018A JP2783097B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | キーボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161627A JPH06161627A (ja) | 1994-06-10 |
JP2783097B2 true JP2783097B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=18083504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4317018A Expired - Lifetime JP2783097B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | キーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783097B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100905283B1 (ko) * | 2008-03-27 | 2009-06-29 | 배정식 | 다수 키의 동시 입력을 인식할 수 있는 키보드 |
KR101633949B1 (ko) | 2008-12-24 | 2016-06-27 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 터치 패널 및 그 구동 방법 |
TWI510969B (zh) | 2013-08-23 | 2015-12-01 | Nuvoton Technology Corp | 輸入裝置及控制單元 |
CN110398917A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-11-01 | 深圳市迈凯诺电气股份有限公司 | 一种同时兼容旋转数字电位器和模拟电位器的控制电路 |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP4317018A patent/JP2783097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06161627A (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980421 |