JP2782072B2 - 光ファイバ融着接続ケース - Google Patents

光ファイバ融着接続ケース

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JP2782072B2
JP2782072B2 JP1017673A JP1767389A JP2782072B2 JP 2782072 B2 JP2782072 B2 JP 2782072B2 JP 1017673 A JP1017673 A JP 1017673A JP 1767389 A JP1767389 A JP 1767389A JP 2782072 B2 JP2782072 B2 JP 2782072B2
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修一 豊重
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ファイバを放電によって突合融着させる
光ファイバ融着接続機のケースに関するものであり、カ
バーを利用して光ファイバの融着不良の発生を防止する
ものである。
〔従来技術及び課題〕
従来の光ファイバ融着接続機及びそのカバーは第3図
に示すとおりである。この光ファイバ融着接続機におい
ては、光ファイバクランプ及び融着接続部を、切欠き3
を有する着脱自在の風防カバー2によつて覆い、上記機
体上面に設けた操作スイッチ5を押して、突き合わされ
た光ファイバ4の先端を融着接続部で放電加熱して溶
融、融着させるものである。
使用しないときは、カバーBをかぶせてスイッチ5及
び融着接続部を覆ってこれらを保護するものである。そ
してカバー本体1と上面の取っ手6とを有するカバーB
を適宜の係止手段によって光ファイバ融着接続機Aに固
定し、取っ手6を把持して光ファイバ融着接続機Aを持
ち運ぶ。
以上の従来の光ファイバ融着接続機においては、融着
接続部は、風防カバー2によって覆われてはいるが、切
欠き3が存在すること、この切欠きと放電加熱部が近い
ことのために、外界の風(空調による室内の空気流、近
くを人間その他のものが移動することによって生じる空
気流等)が、この切欠き3から風防カバー2内に吹き込
み、放電加熱に外乱を与え、このために光ファイバ先端
に対する放電加熱が不均一になり、融着接続精度を悪く
することがある。
本発明は、上記の融着接続精度の低下を防ぐために、
風による放電加熱に対する外乱を無くすることをその課
題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために講じた手段は、光ファイバ
クランプ及び融着接続部を両側壁下端に切欠きを有する
脱着自在の風防カバーによって覆い、光ファイバ融着接
続機の機体上面に設けた操作スイッチを押して突き合わ
された光ファイバの先端を放電加熱して融着接続するも
のであり、かつカバーを被せて上記機体上面を保護する
光ファイバ融着接続ケースを前提として、次の要素
(イ)〜(ハ)によって構成されるものである。
(イ)上記カバーの幅を光ファイバ融着接続機の上面幅
よりも小さくしたこと、 (ロ)上記カバーの左右両側壁の下端に切欠きを設けた
こと、 (ハ)上記カバーを被せたときに上記操作スイッチがカ
バーの外に出るようにしたこと。
〔作用〕
カバーの幅を光ファイバ融着接続機の上面幅よりも小
さくして、当該カバーを被せたときに上記操作スイッチ
がカバーの外に出るようにしたので、当該カバーを装着
して光ファイバクランプ及び融着接続部を風防カバーと
カバーとによって二重にカバーした状態で、該カバーの
外に露出している操作スイッチを操作することができ
る。また、カバーの両側壁下端に切欠きを設けたことに
よって、光ファイバクランプに装着した光ファイバを上
記切欠で跨ぎ、カバーを装着したときにカバー下端が光
ファイバに接触することはない。したがってカバーで覆
ったときカバーが光ファイバに触れてこれに外力を作用
させて光ファイバの位置ずれを生じさせることはなく、
さらにカバーの下端は光ファイバ融着接続機の上面に密
着する。
以上のために上記光ファイバの端部を融着接続機の光
ファイバクランプによって固定し、風防カバーで覆った
後、さらにカバーによって風防カバーを覆って風防カバ
ーの外側の空間を相当大きい範囲で密閉することができ
る。したがってカバーの左右両側壁下端の切欠きから若
干の風が吹き込んだとしても、それはカバーと風防カバ
ーとの間の密閉された内部空間で拡散されるので、風防
カバーの切欠きから風防カバー内へ吹き込むことは実質
的にない。
それゆえ、風防カバーの外の空間の空気の流れ(風)
はカバーによって完全に遮断され、その影響が風防カバ
ーの中に及ぶことはない。
よって、風防カバーの外の空間の風による放電加熱に
対する外乱は完全に無くなる。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を第1図を参照しつつ説明する。
この実施例においてはカバー本体1全体の巾を光ファ
イバ融着接続機Aの上面の巾よりも小さくして、その側
壁7の下端が操作スイッチ5にかからないように、換言
すると操作スイッチ5が側壁の外に出るようにしてい
る。カバー本体1の操作スイッチ5に対応する部分をL
型に切欠いて巾を小さくしてもよいが、これではスイッ
チ操作のためには、カバー本体が邪魔になるので、図示
の実施例が好ましい。
カバー本体1の両側壁7の下端に小さな切欠き8が設
けてあり、この切欠きによって光ファイバ4、4をまた
がせる。
光ファイバを融着接続させる度にカバーBを開、閉し
なければならないので、カバーBの後側壁の下端をヒン
ジによって光ファイバ融着接続機上面後縁に連結する。
この方がカバーBの開、閉操作が容易になる。
さらに、カバー前側壁9に透明なのぞき窓10を設けて
いる。これによってカバーBの中を適宜外から目視でき
る。
上記実施例では、カバーした状態で外から操作スイッ
チを操作5できるようにするために、カバー本体1の巾
を小さくして操作スイッチをカバーBの外に露出させた
のであるが、操作スイッチ5を光ファイバ融着接続機の
側壁上端に設けてもよいのであって、この場合はカバー
の巾を光ファイバ融着接続機の上面の巾よりも小さくす
る必要はない。この実施態様は、本発明の要素(イ)の
均等手段であって、本発明の技術的範囲に含まれるもの
である。
〔効果〕
上記課題は、風防カバーを大きくし、かつ側壁を二重
壁として、吹き込んだ空気流をその内、外壁の間の空間
で拡散させることによってもある程度解決できる。この
構造の一例は第2図に示す如くである。
この解決手段による場合は、風防カバーの構造が複雑
になってコストが高くなる。しかし本発明は、従来のカ
バーBと同様のカバーに切欠き8を設けるだけで、風防
カバーとして利用するものであるから、そのためのコス
ト増はほとんどゼロであり、かつ空気流の拡散効果は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は本発明の
比較例の斜視図、第3図は従来技術の斜視図である。 図中、1……カバー本体、2……風防カバー、3……切
欠き、4……光ファイバ、5……操作スイッチ、6……
取っ手、7……側壁、8……切欠き、9……前側壁、10
……のぞき窓である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沼 幹夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバクランプ及び融着接続部を両側
    壁下端に切欠きを有する着脱自在の風防カバーによって
    覆い、光ファイバ融着接続機の機体上面に設けた操作ス
    イッチを押して突き合わされた光ファイバの先端を放電
    加熱して融着接続するものであり、かつカバーを被せて
    上記機体上面を保護する光ファイバ融着接続ケースにお
    いて、 上記カバーの幅を光ファイバ融着接続機の上面幅よりも
    小さくし、 上記カバーの左右両側壁の下端に切欠きを設け、 上記カバーを被せたときに上記操作スイッチがカバーの
    外に出るようにした光ファイバ融着接続ケース。
  2. 【請求項2】光ファイバクランプ及び融着接続部を両側
    壁下端に切欠きを有する脱着自在の風防カバーによって
    覆い、光ファイバ融着接続機の機体上面に設けた操作ス
    イッチを押して付き合わされた光ファイバの先端を放電
    加熱して融着接続するものであり、カバーを被せて上記
    機体上面を保護する光ファイバ融着接続ケースにおい
    て、 上記操作スイッチを光ファイバ融着接続機側壁上端に設
    け、 カバーの両側壁を下端に切欠きを設け、 カバーの被せたときに上記操作スイッチがカバーの外に
    出るようにした光ファイバ融着接続ケース。
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JP2010054689A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ接続用作業台
JPWO2022080382A1 (ja) * 2020-10-15 2022-04-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210407A (ja) * 1986-03-12 1987-09-16 Fujikura Ltd 高強度光フアイバの融着接続装置

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