JP2779824B2 - 免疫学的凝集反応検出装置 - Google Patents

免疫学的凝集反応検出装置

Info

Publication number
JP2779824B2
JP2779824B2 JP1030725A JP3072589A JP2779824B2 JP 2779824 B2 JP2779824 B2 JP 2779824B2 JP 1030725 A JP1030725 A JP 1030725A JP 3072589 A JP3072589 A JP 3072589A JP 2779824 B2 JP2779824 B2 JP 2779824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reaction
agglutination
microplate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1030725A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02208541A (ja
Inventor
直樹 小沢
幸典 原田
保彦 横森
正人 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP1030725A priority Critical patent/JP2779824B2/ja
Publication of JPH02208541A publication Critical patent/JPH02208541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2779824B2 publication Critical patent/JP2779824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N21/82Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator producing a precipitate or turbidity
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/251Colorimeters; Construction thereof
    • G01N21/253Colorimeters; Construction thereof for batch operation, i.e. multisample apparatus
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N21/82Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator producing a precipitate or turbidity
    • G01N2021/825Agglutination
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/06Illumination; Optics
    • G01N2201/062LED's
    • G01N2201/0626Use of several LED's for spatial resolution

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は免疫学的凝集反応検出装置に係り、とくに、
血球粒子の凝集反応パターンからの各種の血液型の判定
や、抗原・抗体の検出用として好適な免疫学的凝集反応
検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、医療分野においては、血球粒子、ラテック
ス粒子および炭素粒子の凝集パターンを判別して、血液
中の種々の成分(例えば、血液型、各種抗体、各種蛋白
等)やビールス等を検出分析することが広く行われてい
る。
この種の粒子凝集パターンを検出する免疫学的凝集反
応検出装置は、従来より多く研究開発され、実用に供さ
れている。
第10図にこの種の装置の従来例を示す。
この第10図に示す従来例は、底面が円錐状に形成され
た多数の反応容器51aをマトリックス状に配列形成した
透光性の基板51bから成るマイクロプレート51と、この
マイクロプレート51を介して上方に配設された発光ダイ
オード52A,52A,……と、下方に配設された一次元CCDセ
ンンサ53Aとを備えている。
発光ダアオード52A,52A,……とマイクロプレート51と
の間には、散光板61A,61Bが当該マイクロプレート51に
平行に且つ一定の間隔で配設されている。このため、マ
クロプレート51にほぼ均一な平行光が照射されるように
なっている。一方、マイクロプレート51と一次元CCDセ
ンンサ53Aとの間には、各反応容器51aに対応して各一つ
づつ集光レンズ54が配設されている。これらの集光レン
ズ54,54,……は、一次元CCDセンサ53Aを底部に装備する
レンズホルダー55に保持されている。
これについて詳述すると、このレンズホルダー55に
は、その長手方向に沿って隣接する反応容器51a,51a相
互間の距離に等しい間隔に複数の孔55a,55a,……が穿設
されており、この各孔55aの周壁部に、各集光レンズ54
が固定されている。このレンズホルダー55の底部には、
前述した一次元CCDセンサ53Aが、集光レンズ54,54,……
から下方に一定の距離,即ち当該集光レンズ54の焦点距
離とほぼ同じ距離だけ隔てて且つマイクロプレート51に
平行に保持されている。この第10図において、符号58は
LED駆動用のLEDドライバ回路を示し、符号59は一次元CC
Dセンサ駆動用のCCDドライバ回路を示す。
発光ダイオード52A,52A,……からの照射光によりマイ
クロプレート51にマトリックス状に配設され形成された
もののうち四つの反応容器51a,51a……の底面に形成さ
れる凝集パターンの各々の像が、集光レンズ54を介して
一次元CCDセンサ53A上に結像するようになっており、一
次元CCDセンサ53Aが各反応容器51aの中央に位置するよ
うにレンズホルダー55を移動させることにより、4つの
反応容器51a,51a……の底面に形成される凝集パターン
の像が一度に検出可能な構造となっている。
所謂ABO式血液型の判定方法は、各血液型の各々の赤
血球に希釈液を注入した二つのサンプル液を作り、それ
ぞれに判定液としての抗A血清(B型血清)及び抗B血
清(A型血清)を滴下する手法によって被検査体の血液
型を判別すものである。そして、被検者の血液がA型で
抗A血清を加えて凝集したが抗B血清では凝集しなかっ
た試料血液はA型であり、抗A血清では凝集しなかった
が抗B血清で凝集したものはB型である。抗A,抗B血清
の双方で凝集したものは、AB型であり、抗A,抗B血清の
双方で凝集しなかったものはO型であると判定される。
この場合、凝集反応が起こると互いに血清を介して結
合した血球粒子の塊は反応容器51aの円錐形底面に雪の
ように一様に堆積する。
第9図は、凝集が起こって血球粒子の塊が一様に堆積
した場合の反応容器51aの底面の拡大図である。この一
様堆積パターンを詳細に観察すると中央の最下部A点に
は相当厚く堆積しているのに対し、周辺部C点ではそれ
に比べてややうすく堆積しており、それらの間の中間部
B点ではほぼ連続的に厚さが変化している。この場合、
光の透過量はA点で最小値をとり、A点から周辺部に向
かって徐々に増加しC点付近で最大となる。
凝集反応が起こらない場合は血球粒子は互いに血清を
介さずに離散したまま沈降し円錐状底面に達するとその
斜面を転がり落ち底面中央部に集合して堆積する。第11
図はこのような集積パターンが左二つの反応容器に生じ
た場合に、一次元CCDセンサ53Aの受光面上に結像する凝
集パターンの像と一次元CCDセンサ53Aの出力を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、例えば第10図
に示す左から2番目の反応容器を判定しようとする場
合、同図に点線D,D´で示すように、隣接する他の反応
容器を透過した光線が当該集光レンズに入射することに
よりCCDセンサ受光面上に結ばれる像がぼやけ、このた
め、誤判定を下すという不都合が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、判定目標の反応容器以外からの透過光により誤判定
が生じるのを有効に防止することが可能な免疫学的凝集
反応検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、底面の少なくとも一部を傾斜面とした多
数の反応容器を基板にマトリックス状に配列形成した凝
集反応検査用プレートと、この凝集反応検査用プレート
を介して一方の側に配設された発光手段と、他方の側に
配設された受光手段とを備え、発光手段からの照射光に
より多数の反応容器の底面に形成される凝集パターンの
各々の像を、レンズを介して受光手段上に結像せしめて
電気的手法により凝集パターンを検出するようになって
いる。更に、凝集反応検査用プレート各反応容器に対応
して各一つづつ,光が透過可能な窓部を有する遮光性マ
スクを設ける。
そして、この遮光性マスクの各窓部に前述した各反応
容器の底面部を遊嵌した状態で当該遮光性マスク上に凝
集反応検査用プレートを載置する、という構成を彩って
いる。これによって、前述した目的を達成しようとする
ものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
最初に、第1図乃至第6図に基づいて本実施例の基本
的な形成を説明する。この第1図乃至第6図に示す基本
構成は、まず、底面が円錐状に形成された多数の反応容
器1aをマトリックス状に配列形成した(第2,4図参照)
透光性の基板1bから成る凝集反応検査用プレートとして
のマイクロプレート1と、このマイクロプレート1を介
して一方の側(第1図の上方)に配設された発光手段と
しての発光ダイオード2A,2A,……と、他方の側(第1図
の下方)に配設された受光手段としての一次元CCDセン
サ3Aとを備えている。
発光ダイオード2A,2A,……とマイクロプレート1との
間には、散光板31A,31Bが当該マイクロプレート1に平
行に且つ一定の間隔で配設されている。このため、本実
施例では、マイクロプレート1にはほぼ均一な平行光が
照射されるようになっている。一方、マイクロプレート
1と一次元CCDセンサ3Aとの間には、前述した各反応容
器1aに対応して集光レンズ4が各一つ配設されている。
この集光レンズ4は実際には、第3図に示す外観を有
するレンズホルダー5に保持されている。具体的には、
このレンズホルダー5には、その長手方向に沿って隣接
する反応容器1a,1a相互間の距離に等しい間隔に複数の
孔(第1図の例では4つ)5a,5a,……が穿設されてお
り、この各孔5aの周壁部に、各集光レンズ4が固定され
ている。このレンズホルダー5の底部には、前述した一
次元CCDセンサ3Aが、集光レンズ4から下方に一定の距
離,即ち,当該集光レンズ4の焦点距離とほぼ同じ距離
だけ隔てて且つ前述したマイクロプレート1に平行に保
持されている。そして、ここでは、上述した一次元CCD
センサ3A,4つの集光レンズ4,4,……及びレンズホルダー
5とによって受光ユニット10が構成されている(第3図
参照)。
更に、本実施例では、マイクロプレート1の各反応容
器1aに対応して各一つづつ,光が透過可能な窓部11aを
有する遮光性マスクとしての水平板11が、マイクロプレ
ート1に近接して配設されている。
この水平板11は実際には第5図に示す免疫学的凝集反
応検出装置20の一部を構成し、この水平板11の上にマイ
クロプレート1が載置されるようになっている。マイク
ロプレート1は、第4図に示すように8行12列のマトリ
ックス状に反応容器1a,1a,……が配列形成されている。
そして、水平板11には、第2図に示すように、これらの
反応容器1a,1a,……に対向する部分に前述した光が透過
できる窓部11a,11a,……が形成されている。
これを更に詳述すると、窓部11aの直径は、反応容器1
aの外形よりはやや小さいが検査対象とする反応容器1a
からの光線が通過するには十分な大きさに形成されてい
る(第1図参照)。
水平板11は、本実施例では、全体を透明なプラスチッ
クで作り、その上に窓部11a,11a,……が形成された遮光
性シール11bを貼付して形成されている。このため、窓
部11a以外の部分は光を透過させないようになってい
る。この場合、遮光性シール11bの代わりに着色を施し
てもよく、また、窓部11aを透明な硝子あるいは樹脂で
形成し,他の部分は遮光性のある材質で形成して両者を
組み合わせることも可能である。更に、所謂光学フィル
タを利用することも可能である。
この実施例における免疫学的凝集反応検出装置20は、
第5図に示すように、水平板11と,この水平板11を下方
から支持する一方の支持部材12Aと,他方の支持部材12B
とを備えている。この内、支持部材12A,12B間には、こ
れら両者を連結し固定する補強板12Cが、架設されてい
る。また、支持部材12A,12B間には、第6図に示すよう
に水平板11の長手方向に沿ってガイドシャフト13が架設
されている。更に、支持部材12A,12B間には、ボールネ
ジの雄ネジがその全長に亘って形成された別のシャフト
14が、ガイドシャフト13に平行に配設され、回転自在に
装備されている。
一方、これらの両シャフト13,14には、第5図ないし
第6図に示すボックス15が当該両シャフト13,14に沿っ
て往復移動可能に装備されている。具体的には、ボック
ス15には、シャフト13の直径とほぼ同程度の直径を有す
る孔15aおよびシャフト14の直径とほぼ同程度の直径を
有する孔15bが設けられている。また、このボックス15
の内部には、前述した雄ネジに図示しないボールを介し
て対抗する図示しない雌ネジが形成されたボールネジの
雌ネジ部が内蔵されている。
ボックス15の上面には、前述した受光ユニット10を搭
載するための可動板16が、水平板11に平行に配設され、
固定されている。この可動板16の上面には、前述した発
光ダイオード2A,2A,……がその下面に固定された上板17
を両端で支持する支持板18A,18Bが、当該可動板16に直
交して固定されている。上板17の下面には、前述した散
光板31A,31Bが一体的に保持されている。また、上板17
の下面には、IC等で構成される前述した発光ダイオード
2A,2A,……駆動用のLEDドライバ回路8が設けられてい
る。
又、可動板16の上面には、当該可動板16と平行に配設
された基板19が固定されている。この基板19には、IC等
で構成される一次元CCDセンサ3A駆動用のCCDドライバ回
路9が搭載されている。
更に、可動板16の上面には、前述した構成の受光ユニ
ット10が二つ、それぞれの長手方向の一部が相互に重複
する状態で且つ前記マイクロプレート1にマトリックス
状に配設された反応容器1a,1a,……の縦列に沿って配置
されている。これらの受光ユニット10,10は、実際に
は、第3図に示すように連結部材10Aにて連結されてい
る。この場合、各受光ユニット10は第6図に示すように
配置され、それぞれの長手方向に沿って隣接する反応容
器1a,1a相互間の距離に等しい間隔で穿設された4つの
孔5a,5a,……が、反応容器1a,1aと一致するようになっ
ている。
支持部材12Aの外方には前述したシャフト14に図示し
ないギヤ機構を介して回転力を付勢するモータ21が装備
されている。このため、本実施例では、モータ21が駆動
されると、可動板16,上板17が、水平板11およびマイク
ロプレート1を上下から挟んだ状態で一体的に、第5図
の矢印P方向即ちマイクロプレート1にマトリックス状
に配設された反応容器1a,1a,……の横列に沿って往復移
動するようになっている。
ここで、、上述のように構成された免疫学的凝集反応
検出装置20の動作について説明する。
モータ21が駆動されると可動板16が移動を始め、図示
しない位置決め手段が図示しないCPUに制御され、第3
図に示す受光ユニット10,10が、マイクロプレート1に
形成された反応容器1a,1a,……の任意縦列下方に移動設
定されると、発光ダイオード2A,2A,……からの光が散光
板31A,31Bを介してマイクロプレート1に照射され、発
光ダイオード2A,2A,……からの照射光により受光ユニッ
ト10の上方に位置する合計八つの反応容器1a,1a……の
底面に形成される凝集パターンの各々の像が、各集光レ
ンズ4を介して一次元CCDセンサ3A,3A上に結像する。こ
の一次元CCDセンサ3A,3Aからの出力信号が図示しないA/
D変換器を介して図示しないCPUに送られ、該CPUでは、
可動板16の移動量をモータの送り量(回転量)から求め
てどの列の反応容器を検査中かを算出し、それぞれの反
応容器内の被検体の凝集パターンを自動的に判定するよ
うになっている。
以上説明した本実施例における基本的構成にあって
は、水平板にマイクロプレート1の反応容器1a,1a,……
に対応して光が透過し得る窓部11a,11a,……を有する遮
光性シール11bを水平板11を形成する透明部材の上に貼
付する等の構成としたことから、検査対象の反応容器以
外からの光の進入,即ち隣接する反応容器を透過した光
が集光レンズ4部分に進入するのを有効に防止すること
ができ(第1図矢印E,E'参照)、これにより検査精度の
向上を図ることができるという利点がある。また、発光
ダイオード2A,2A……と一次元CCDセンサ3A,3Aとが一体
的に移動する構造となっているので、これら両者の位置
関係が固定化しているのでこの点においても、検査精度
の一層の向上を図ることが出来る。更に、マイクロプレ
ート1が固定となっているため、反応容器1a中で凝集
し、堆積した粒子が振動等で拡散されることがなく、反
応結果を安定に保持できるという利点をも有している。
更に、また、マイクロプレートを載置していない時に誤
って異物を落下させても、水平板11によりレンズホルダ
ー5,集光レンズ4への異物の進入を防ぐことができ、光
学系駆動用のボールネジ部分への異物の進入を防ぐこと
もできる。
第7図ないし第8図に、上述した基本構成を更に一部
改良し発展させた場合の例を示す。
ここで、前述した第1図ないし第6図の場合と同一の
構成部材については同一の符号を用いるものとする。
この第7図ないし第8図に示す例は、前述した第1図
における水平板11に換えて遮光性マスクとしての水平板
41が使用されている。
この水平板41は、第7図ないし第8図に示すように、
マイクロプレート1を載置する部分が上方に突設されて
おり、この突出した部分にマイクロプレート1の反応容
器1a,1a,……に対向する光が透過できる窓部としての丸
穴41a,41a,……が形成されている。この丸穴41aの直径
は、反応容器1aの外径よりやや小さくマイクロプレート
を当該水平板41上に載置した際に反応容器1a底面部が当
該丸穴41aの中に極僅かの隙間をもって入るような寸法
に形成されている。
そして、第7図に示すように、当該遮光性マスクとし
ての水平板41の丸穴(窓部)41aに前述した各反応容器
の底面部を遊嵌した状態で当該遮光性マスク上に凝集反
応検査用プレートが載置されている。
その他の構成は前述した第1図ないし第6図の場合と
同一になっている。
このように構成しても前述した第1図ないし第6図の
場合とほぼ同一の作用効果を有するほか、マイクロプレ
ート1が正規な位置からはずれると反応容器1aの底部
(底面部)のテーパ部と丸穴41aとが相互に作用し合っ
て当該マイクロプレート1が誤った位置に装填されるの
を防ぐことができ、該マイクロプレート1の位置決めを
一層容易にできるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によると、凝集反応検査用
プレートの各反応容器に対応して貫通した丸穴を有する
遮光性マスクを装備すると共にこの丸穴部分に前述した
反応容器が嵌め込まれた状態で当該遮光性マスク上に凝
集反応検査用プレートを載置したことから、当該遮光性
マスクの作用により、検査対象の反応容器以外からの光
の、進入,即ち隣接する反応容器を透過した光が集光レ
ンズ部分に進入するのを有効に防止することができるば
かりでなく、マイクロプレートが正規の位置からずれる
と反応容器の底部のテーパ部と丸穴とが相互に作用し合
って当該マイクロプレートが誤った位置に装填されるの
を防ぐことができ、該マイクロプレートの位置決めを一
層容易にでき、これにより測定精度をより一層向上せし
めることができるという従来にない優れた免疫学的凝集
反応検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示す概念図、第2
図は第1図の水平板の外観,及び窓部と反応容器との実
際の位置関係を示す説明図、第3図は第1図の受光ユニ
ットを示す外観斜視図、第4図は第1図のマイクロプレ
ートを示す斜視図、第5図は第1図の実施例に係る免疫
学的凝集反応検出装置の全体を示す斜視図、第6図は第
5図のVI−VI線に沿って見た状態を示す図、第7図は本
発明の第2実施例の構成を示す概念図、第8図は第7図
の水平板の外観,及び窓部と反応容器との実際の位置関
係を示す説明図、第9図ないし第11図はそれぞれ従来例
を示す説明図である。 1……凝集反応検査用プレートとしてのマイクロプレー
ト、1a……反応容器、2A……発光手段としての発光ダイ
オード、3A……受光手段としての一次元CCDセンサ、11
……遮光性マスクとしての水平板、11a……窓部、41a…
…窓部としての丸穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−182651(JP,A) 特開 昭63−8537(JP,A) 特開 昭57−186169(JP,A) 実開 昭58−91164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/00 - 21/61 G01N 21/75 - 21/83 G01N 33/48 - 33/98

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面の少なくとも一部を傾斜面とした多数
    の反応容器を基板にマトリックス状に配列形成した凝集
    反応検査用プレートと、この凝集反応検査用プレートを
    介して一方の側に配設された発光手段と、他方の側に配
    設された受光手段とを備え、 前記発光手段からの照射光により前記多数の反応容器の
    底面に形成される凝集パターンの各々の像をレンズを介
    して前記受光手段上に結像せしめて電気的手法により前
    記凝集パターンを検出する免疫学的凝集反応検出装置に
    おいて、 前記凝集反応検査用プレートの各反応容器に対応して各
    一つづつ,光が透過可能な窓部を有する遮光性マスクを
    設けると共に、 当該遮光性マスクの窓部に前記に前記各反応容器の底面
    部を遊嵌した状態で当該遮光性マスク上に前記凝集反応
    検査用プレートを載置したことを特徴とする免疫学的凝
    集反応検出装置。
JP1030725A 1989-02-09 1989-02-09 免疫学的凝集反応検出装置 Expired - Fee Related JP2779824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030725A JP2779824B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 免疫学的凝集反応検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030725A JP2779824B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 免疫学的凝集反応検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02208541A JPH02208541A (ja) 1990-08-20
JP2779824B2 true JP2779824B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=12311631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1030725A Expired - Fee Related JP2779824B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 免疫学的凝集反応検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2779824B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678978B2 (ja) * 1990-05-25 1994-10-05 スズキ株式会社 凝集パターン検出装置
JPH04316478A (ja) * 1991-04-12 1992-11-06 Nec Corp 生物試料観察装置、システムおよび方法
JP4846152B2 (ja) * 1999-11-12 2011-12-28 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 低発熱光源を有する蛍光測定器
JP2008524578A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ マルチスポット調査装置
US7315376B2 (en) * 2005-01-07 2008-01-01 Advanced Molecular Systems, Llc Fluorescence detection system
KR100923461B1 (ko) * 2007-10-31 2009-10-27 전자부품연구원 마이크로 플레이트 시료분석 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182651A (en) * 1981-05-07 1982-11-10 Olympus Optical Co Ltd Detection apparatus of particle agglomeration pattern
JPH0619321B2 (ja) * 1986-06-27 1994-03-16 東ソー株式会社 マイクロプレ−ト用吸光度測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02208541A (ja) 1990-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5169601A (en) Immunological agglutination detecting apparatus with separately controlled supplementary light sources
JP2897027B2 (ja) 免疫学的凝集反応検出装置
US4980278A (en) Method of effecting immunological analysis and apparatus for carrying out the same
EP0479231B1 (en) Apparatus and method for measuring specimen
US10113962B2 (en) Automatic analyzer
CA2176053C (en) Method and apparatus for agglutination immunoassay
JP3036049B2 (ja) 粒子凝集パターン判定方法
US20090067669A1 (en) Liquid level detecting apparatus
EP0504432A1 (en) Method of immunological quantitative analysis
US20050213101A1 (en) Plasmon resonance measuring method and apparatus
JP2750605B2 (ja) 粒子凝集パターン判定方法
AU2020314729B2 (en) Assay apparatuses, methods and reagents
JP2779824B2 (ja) 免疫学的凝集反応検出装置
JP3157601B2 (ja) 自動血液分析機
JPH0972843A (ja) ウェルプレート
JPS61215947A (ja) マイクロタイタ−用マイクロプレ−ト
US4447396A (en) System for discriminating a precipitation pattern of particles
JPS63298137A (ja) イメ−ジファイバを用いた検体分析装置
JP2897026B2 (ja) 免疫学的凝集反応検出装置
JP2751316B2 (ja) 免疫学的凝集反応検出装置
JPH0121453B2 (ja)
JP2007017310A (ja) 分析装置
JPH0643726Y2 (ja) 免疫学的凝集反応検出装置
JP2628302B2 (ja) 凝集判定方法および装置
CN107462700A (zh) 免疫层析便携式分析仪

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees