JP2779082B2 - 成形機における型締力の調整方法 - Google Patents

成形機における型締力の調整方法

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JP2779082B2 JP3258778A JP25877891A JP2779082B2 JP 2779082 B2 JP2779082 B2 JP 2779082B2 JP 3258778 A JP3258778 A JP 3258778A JP 25877891 A JP25877891 A JP 25877891A JP 2779082 B2 JP2779082 B2 JP 2779082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機やダイカスト
マシン等の成形機における型締力の調整方法に係り、特
に、トグル機構によってタイバーを伸長させて型締力
(増締力)を得るようにした成形機において、正確な型
締力の自動設定を可能とした型締力の調整方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近のマイコン制御の射出成形機は、カ
ラーCRTディスプレイ、カラーLCDディスプレイ等
の表示装置を具備しており、この表示装置によって、自
動成形運転のための成形運転条件を設定または確認する
ための各種運転条件設定モード画像、自動成形運転中の
多数の計測項目の実測データを表示するための各種実測
データ表示モード画像、定期点検時期に自動的に点検項
目を表示して定期点検を促すための定期点検モード画
像、異常発生時にこの旨を認知させるためのアラームモ
ード画像等々を表示するようになっている。
【0003】ところで、トグル機構によってタイバーを
伸長させて型締力(増締力)を得るようにした射出成形
機においては、金型交換時に金型の型厚に応じて固定ダ
イプレートに対する支持盤(テールストック)の位置
(固定ダイプレートと支持盤との間の距離)を可変調整
するダイハイト調整と称する調整作業を必要とする。こ
のダイハイト調整も最近の射出成形機では自動動作化さ
れつつあり、斯様な射出成形機においては、ダイハイト
調整設定モード画像(自動増締設定モード画像)を呼び
出した状態で、この表示画像と対話式に型厚値と型締力
値(増締力値)とを入力・設定することによって、シス
テムコントローラ(マイコン)がダイハイト調整用モー
タを駆動してタイバーナットを回転させ、固定ダイプレ
ートに対する支持盤の位置を自動調整するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のダイハイト調整手法においては、金型の幅(上面か
ら見た金型の離型面に沿った長さ)や金型の高さ(正面
から見た金型の垂直方向の長さ)が異なると、同一型厚
と同一型締力とを設定した場合であっても(同じ型厚と
同じ型締力で計算したダイハイト調整(増締力設定)を
行っても)、実際の型締力(増締力)が変わってしまう
という問題があった。このため、予想外の型締力がかか
った場合にはタイバーの負担が増大し、最悪の場合には
タイバー折損という重大事故につながる虞もあった。こ
れは同一型厚であっても、金型の幅や高さなどが異なる
とダイプレートのたわみ量が変化するため、ダイプレー
トのたわみが関与するトグル効率が個々の金型によって
違ってくるためと考えられる。
【0005】従って本発明の解決すべき技術的課題は上
記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、そ
の目的とするところは、金型形状変化の如何にかかわら
ず、常にオペレータの所望する型締力と一致する正確な
型締力の自動設定を可能とする成形機における型締力の
調整方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、各種モード画像を表示可能な表示装置を
備え、この表示装置の表示再面上に所望の運転条件設定
モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の
設定を可能とし、また、型締駆動源を搭載した支持盤
(テールストック)と、上記型締駆動源によりトグル機
構を介して駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動
ダイプレートと、固定側金型が取付けられる固定ダイプ
レートと、該固定ダイプレートにその一方端側が固定さ
れその他方端側には上記支持盤が位置調整可能であるよ
うに設置された複数本のタイバーと、該タイバーに螺合
されて上記支持盤の上記固定ダイプレートに対する距離
を可変制御するためのタイバーナットと、該タイバーナ
ットを回転駆動させるためのダイハイト調整用モータ
と、上記支持盤の位置を検出する支持盤位置検出センサ
と、上記ダイハイト調整用モータの回転量を検出するモ
ータ回転センサとを具備し、システムコントローラの指
令で上記ダイハイト調整用モータを駆動して上記タイバ
ーナットを回転させ、上記支持盤の上記固定ダイプレー
トに対する距離を調整可能な成形機において、型締力を
検出する型締力検出センサを設け、自動増締設定モード
画像を呼び出してこの再像上で所望型締力を入力して自
動増締設定動作の開始を指示することにより、上記シス
テムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、これによりこの
試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、上記タイ
バーの伸び量を算出するための演算式中のマシンによっ
て異なる定数値たるオーバーラン量(上記ダイハイト調
整用モータの特性により異なるオーバーラン量)ΔL
が既知である場合には、上記実測型締力を用いて上記タ
イバーの伸び量を算出するための演算式中の取付け金型
によって異なる定数値たるトグル効率ηを求め、この求
められたトグル効率ηを用いた上記演算式によりオペレ
ータの所望する型締力に対応した上記タイバーの伸び量
を求めて、これに相当する増締追い込み量の支持盤位置
調整を自動的に実行するようにされる。
【0007】
【作用】金型の交換後に自動増締設定を所望すると、オ
ペレータは自動増締設定用の設定モード画像を呼び出
す。そして、この自動増締設定用の設定モード画像上に
おいて、型締力(型締トン数)を入力・設定し、然る
後、自動増締設定動作の開始を指示することによって、
マイコン(システムコントローラ)は自動増締設定動作
モードとなる。この自動増締設定動作モードにおいて
は、マイコンは先ずオペレターの所望する型締力より小
さい任意の型締力(任意の増締追い込み量)を初期設定
して、これに基づく試験型締運転を実行してこの試験型
締運転時の型締力(増締力)を測定し、この実測型締力
を用いて少なくともタイバーの伸び量を算出するための
図5の(3)式で示される演算式中の取付け金型によっ
て異なる定数値(トグル効率η)を求める。そして、こ
の求められた定数値(トグル効率η)を上記図5の
(3)式に代入してオペレータの所望する型締力に対応
したタイバーの伸び量ΔLP を求める。金型に応じたタ
イバーの伸び量ΔLP が正確に算出されると、この伸び
量ΔLP が増締追い込み量(トグル機構が突っ張った状
態で且つ固定側金型と可動側金型とが無負荷圧で密着し
た状態からの支持盤の前進量)に相当するので、マイコ
ンはダイハイト調整用モータを駆動して、決定した増締
追い込み量に相当するだけタイバーナットを回転させて
支持盤を増締原点から固定ダイプレートに対して所定量
だけ前進させ、これによって自動増締設定動作を完了さ
せる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図9によっ
て説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の制御系
統の簡略化したブロック図である。図1において、1は
マシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御などを
司るマイコン(マイクロコンピュータ)、2はマシンの
各部に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、
3はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御
するための多数のドライバ回路で構成されたドライバ
群、4はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、5
は上記キー入力装置に隣接して配設された例えばカラー
CRTディスプレイ、カラーLCD等よりなる表示装置
である。
【0009】図1の前記マイコン1は、チャージ動作、
射出動作、型開閉動作、エジェクト動作等の成形行程全
体の制御や、後述する自動増締設定のための運転制御や
数式演算処理、実測データの演算・格納処理、あるいは
前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各種処
理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I/O
インターフェイス、ROM、RAM、CPU等を具備し
たもので構成され、予め作成された各種プログラムによ
り各種処理を実行するも、本実施例においては、成形条
件設定記憶部11、運転条件制御部12、実測値記憶部
13、表示処理部14、型締力自動調整処理部15、型
締力演算処理部16等を備えたものとして、以下の説明
を行なう。
【0010】上記成形条件設定記憶部11には、キー入
力装置4等によって入力された各種運転条件値が、書き
替え可能な形で記憶されている。この運転条件値として
は、例えば、チャージ行程時のスクリュー位置とスクリ
ュー回転数,スクリュー後退速度,及び背圧との関係、
サックバック制御条件、射出開始から保圧切替までの射
出速度条件並びに1次射出圧力条件、2次圧(保圧)切
替え条件、保圧切替時点から保圧終了時点までの保圧圧
力条件、各部のバンドヒータ温度、型閉じ(型締め)ス
トロークと速度制御条件並びに型締力、型開きストロー
クと速度制御条件、エジェクト制御条件等々が挙げられ
る。
【0011】前記運転条件制御部12は、予め作成され
た成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記憶部
11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各部
に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セン
サ、温度センサ等々)からの計測情報をリアルタイムで
取り込む実測値記憶部13からのデータ及び自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群3(モータドライバ、油圧制御弁ドライバ、ヒー
タドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御
し、一連の成形行程を実行させる。また、金型交換後の
自動増締設定動作時には、運転条件制御部12は前記型
締力自動調整処理部15からの制御指令に従って、ダイ
ハイト調整モータや型開閉メカニズムの型締シリンダを
適宜駆動制御する。
【0012】前記実測値記憶部13には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたってリアル
タイムで取り込まれる。取り込まれるモニタ項目として
は、時間監視項目、位置監視項目、回転数監視項
目、速度監視項目、圧力監視項目、温度監視項
目、電力監視項目等が挙げられ、前記した成形運転条
件設定項目の重要項目がほぼオーバーラップするように
なっている。また、金型交換後の自動増締設定動作時に
は、実測値記憶部13は、ダイハイト調整モータの回転
量及びその回転状態、支持盤の絶対位置、型締力等の実
測データがリアルタイムで取り込まれるようになってい
る。
【0013】前記表示処理部14は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部14は、
必要に応じ前記成形条件設定記憶部11や実測値記憶部
13に格納された情報から当該表示モード画像の表示に
用いるためのデータを抽出すると共に、これらを指定さ
れた当該表示モード画像の表示形態に対応した形に変換
処理する。例えば、指定された表示モードが或る行程の
グラフィック画像であると、抽出したデータを所定拡大
/縮小率で線描化処理した画像データに変換処理した
り、また、指定された表示モードが或る行程の運転状態
設定画像であると、抽出したデータを数値画像データに
変換処理等する。さらに、表示処理部14は、予め作成
されて格納されている多数のモード画像用の固定データ
たる文字,記号,グラフィック図形,罫線データ等々か
ら、当該表示モード画像の表示に用いるためのデータを
抽出し、これら固定データと上記変換処理した画像デー
タとを合成して、指定された表示モード用の画像データ
を作成し、これを前記表示装置5の表示画面上に表示さ
せる。
【0014】前記型締力自動調整処理部15は、オペレ
ータによって自動増締設定動作モードが選択されると、
予め定められた自動増締設定のための制御プログラムに
基づき、前記運転条件制御部12によって型開閉メカニ
ズム(型締シリンダ)やダイハイト調整用モータを所定
動作順序で駆動させる。すなわち、先ず増締原点(トグ
ル機構が突っ張った状態で且つ固定側金型と可動側金型
とが無負荷圧で密着した状態に対応する支持盤の位置)
のサーチを行い、これによって型厚値を測定させて、こ
れを実測値記憶部13から前記型締力演算処理部16に
転送させる。次に、先ずオペレターの所望する型締力よ
り小さい任意の型締力(任意の増締追い込み量)を初期
設定してこれに基づく試験型締運転を実行し、この試験
型締運転時の型締力(増締力)を測定させて、これを同
じく実測値記憶部13から型締力演算処理部16に転送
させる。この後、タイバーの伸び量を算出するための演
算式中の定数値のうち、マシンによって定まる定数が総
て既知であるかを否かを型締力演算処理部16に問っ
て、マシンによって定まる定数が総て既知である場合に
は、型締力自動調整処理部15は、オペレータの所望す
る型締力に正確に対応したタイバー伸び量ΔLP の演算
結果の送出を待つ。すなわちこの場合は、後述するよう
に型締力演算処理部16が、タイバーの伸び量を算出す
るための演算式中の取付け金型により異なる定数値(ト
グル効率η)を算出し、これに基いてオペレータの所望
する型締力に正確に対応したタイバー伸び量ΔLP を演
算して、該演算結果の型締力自動調整処理部15への送
出を行う。そして、この伸び量ΔLP が上記増締原点か
らの増締追い込み量に相当するので、型締力自動調整処
理部15は運転条件制御部12をしてこれに基づく増締
追い込み動作を行わせ(ダイハイト調整用モータを駆動
して、決定した増締追い込み量に相当するだけタイバー
ナットを回転させて支持盤を増締原点から固定ダイプレ
ートに対して所定量だけ前進させ)、自動増締設定動作
を完了させる。
【0015】一方、上記1回目の試験型締運転を実行し
た後、タイバーの伸び量を算出するための演算式中の定
数値のうち、マシンによって定まる定数中のオーバーラ
ン量(ダイハイトモータ特性により異なるオーバーラン
量)ΔLOが未だ既知でない場合には、型締力自動調整
処理部15は、1回目の試験型締運転時の例えば1/2
の型締力を設定してこれに基づく2回目の試験型締運転
を実行し、この2回目の試験型締運転時の型締力(増締
力)を測定させて、これを同じく実測値記憶部13から
型締力演算処理部16に転送させる。これによって、型
締力演算処理部16は、上記オーバーラン量ΔLO 並び
に前記トグル効率ηを算出し、これに基いてオペレータ
の所望する型締力に正確に対応したタイバー伸び量ΔL
P を演算して、該演算結果を同様に型締力自動調整処理
部15に送出する。これによって、型締力自動調整処理
部15は先と同様に増締追い込み動作を行わせて、自動
増締設定動作を完了させる。
【0016】前記型締力演算処理部16は、上述した試
験型締運転による実測型締力の送出を受け、予め定めら
れた演算プログラムに従って、前記オーバーラン量ΔL
O とトグル効率ηという定数値を先ず算出し、また、こ
の求めた定数値を前記タイバーの伸び量を算出するため
の演算式中に代入して、オペレータの所望する型締力に
対応したタイバーの伸び量ΔLP を求めるという演算処
理を実行する。16aは型締力演算処理部16に付設さ
れた定数格納部で、ここには、初期状態において、オー
バーラン量ΔLO とトグル効率η以外の既知の値が予め
格納してあり、また、一旦オーバーラン量ΔLO が算出
されるとこのΔLO も自動的に記憶されるようになって
いる。さらには、トグル効率ηが算出されると、このη
の値も金型番号に関連付けて定数格納部16aに記憶さ
れるようになっている。なお、型締力演算処理部16で
実行される算出手法については後で詳述する。
【0017】図2は、本実施例の射出成形機の型開閉メ
カニズム部を簡略化して示す説明図である。同図におい
て、21はベース、22は該ベース21上に固定配置さ
れた固定ダイプレート、23は、ベース21上に延設さ
れたスライドベース21a上に設置された支持盤(テー
ルストック)である。上記固定ダイプレート22と支持
盤23との間には互いに平行な4本のタイバー24が架
設されており、各タイバー24は固定ダイプレート22
に対しては固定ナット25により定位置で固定されてい
るも、支持盤23に対しては位置調整可能なタイバーナ
ット26で掛止されている。すなわち、支持盤23は上
記スライドベース21a上をスライド可能なプレート部
材として構成されており、各タイバーナット26と一体
のナットギヤ27を、支持盤23上のダイハイト調整用
モータ28で同期回転させることにより、支持盤23は
固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退するよ
うになっている。
【0018】また、支持盤23には型締シリンダ(油圧
シリンダ)29が固設されていて、この型締シリンダ2
9のピストンロッド29aの先端部には、公知のトグル
機構30を介してタイバー24に挿通された可動ダイプ
レート31が連結されている。そして、ピストンロッド
29aを前後進させることにより、可動ダイプレート3
1が固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退す
るようになっている。前記固定ダイプレート22と可動
ダイプレート31の相対向する面には、固定側金型32
と可動側金型33とがそれぞれ図示せぬ固定ボルト等で
固定されている。そして、成形サイクル中の型締行程時
には、ピストンロッド29aの前進でトグル機構30が
屈曲状態から徐々に伸長されて可動ダイプレート31を
前進させ、これにより両金型32,33を密着させ、続
いてトグル機構30を突っ張らせてタイバー24を伸ば
して型締力を与えるようになっている。一方、成形サイ
クル中の型開き行程時には、ピストンロッド29aの後
退でトグル機構30を折り縮めて可動ダイプレート31
を後退させ、両金型32,33を離間させるようになっ
ている。なお、トグル機構30が突っ張った状態にある
際に、前記ダイハイト調整用モータ28を駆動してタイ
バーナット26を回転させると、支持盤23と一体とな
って可動ダイプレート31が前後進することは言うまで
もない。
【0019】また図2において、35はロードセル等か
らなる型締力検出センサ、36はリニアエンコーダ等か
らなる支持盤位置検出センサ、37は、前記ダイハイト
調整用モータ28の回転量及び回転状態を検出する回転
エンコーダ等よりなるモータ回転センサで、これらの検
出情報(実測型締力、支持盤23の絶対位置、モータ回
転量)は、前記実測値記憶部13から前記型締力自動調
整処理部15並びに型締力演算処理部16へリアルタイ
ムで転送される。なお、上記モータ回転センサ37は、
トグル機構30を突っ張らせた状態でタイバーナット2
6を回転させて、金型32,33が離間した状態から金
型タッチさせたときのモータスリップを検出し、これに
よって金型タッチ(PL面閉じ)を検出するためのセン
サとしても利用されるようになっている。
【0020】図3はオペレータがキー入力装置4による
所定キー操作で呼び出した自動増締設定用の設定モード
画像を示す図である。本実施例においては、例えば金型
交換後の適宜時期に、同図に示す画像を表示装置5上に
呼び出し、先ず「型締トン数」の設定欄41へカーソル
を移動させ、ここに所望する型締トン数(型締力、すな
わち増締力)を入力・設定し、次に、「自動増締」モー
ド指定欄42へカーソルを移動させて実行(スタート)
キーをプッシュすることによって、システム(マイコン
1)は自動増締設定動作モードをとり、前記型締力自動
調整処理部15による運転制御処理や前記型締力演算処
理部16による演算処理を実行させる。
【0021】次に、前記型締力演算処理部16によって
実行される定数算出処理並びにこれに基づくタイバー伸
び量ΔLP の算出処理について説明する。いま、前記タ
イバー24の実効長をL、タイバー24の伸び量をΔ
L、タイバー24の本数を4本、ヤング率をE、各タイ
バー24の断面積をAとすると、このときの型締力(増
締力)Fは、公知のように図5の(1)式で表わされ
る。そして図4に示すように、最小型厚時の実効タイバ
ー長をLN、「実際の型厚−最小型厚」をDとし、タイ
バー伸び量をΔLP 、前記ダイハイト調整用モータ28
のオーバーラン量をΔLO 、トグル効率をηとすると、
上記(1)式は図5の(2)式で示されるものとなり、
この(2)式から図5の(3)式に示すようにタイバー
伸び量ΔLP が求められることとなる。ここで、図5の
(3)式の右辺におけるLN、E、Aは既知であって、
前記型締力演算処理部16の定数格納部16aに予め格
納されている。また、Dは金型タッチ時の前記支持盤位
置検出センサ36による計測情報によって容易に求めら
れる値である。従って、オーバーラン量ΔLO とトグル
効率ηとが判れば、オペレータの所望する型締力Fに見
合った正確なタイバー伸び量ΔLP が求められることと
なる。ところで、オーバーラン量ΔLO はダイハイト調
整用モータ28の特性によって異なる定数値であって、
マシン毎に異なるため当初の段階では不明である。ま
た、トグル効率ηは取付けられる金型毎に異なる定数値
であって、新しい金型を取付けたときには不明な値であ
る。そこでシステム(マイコン1)は、オーバーラン量
ΔLO とトグル効率ηとが共に既知ではない場合には、
両定数値を求める処理を行う。以下、これについて説明
する。
【0022】上記したオーバーラン量ΔLO とトグル効
率ηとを求めるため、システム(マイコン1)は試験型
締運転を2回実行して、このときの型締力(増締力)を
前記型締力検出センサ35で実測し、2つの実測型締力
からオーバーラン量ΔLO とトグル効率ηとを求める演
算を実行する。すなわちマイコン1は先ず、オーバーラ
ン量ΔLO の初期値をオーバーラン(overrun )=Ov
O 、トグル効率ηの初期値をη=ηO とし、1回目の試
験型締運転の設定型締力を安全性を見込んだ任意の値
(オペレータの所望する型締力に対して充分小さい値)
に設定して、このときのタイバー伸び量ΔLP の値(増
締幅の値)をi1 として、1回目の試験型締運転を実行
してこのときの実測型締力cf1 を測定する。続いて、
同様にオーバーラン(overrun )=OvO 、η=ηO
し、2回目の試験型締運転の設定型締力を1回目の1/
2に設定して、このときのタイバー伸び量ΔLP の値
(増締幅の値)をi2 として、2回目の試験型締運転を
実行してこのときの実測型締力cf2 を測定する。これ
によって、実測型締力cf1 ,cf2 は図5の(4)式
及び(5)式で示されるものとなる。ここで、図5の
(4),(5)式中のx1 はオーバラン量の足りない
量、x2 はトグル効率の足りない割合を表わすもので、
求めたい定数オーバーランΔLO (overrun )は図5の
(6)式で、また、求めたい定数トグル効率ηは図5の
(7)式でそれぞれ示されるものとなる。図5の
(4),(5)式から、上記x1 とx2 とをそれぞれ求
めると、x1 は図5の(8)式で、x2は図5の(9)
式で表わされるものとなるから、これから、オーバーラ
ンΔLO(overrun )は図6の(10)式で求められ、
トグル効率ηは図6の(11)式で求められることとな
る。
【0023】斯様にしてオーバーランΔLO (overrun
)とトグル効率ηとが求められると、前記図5の
(3)式からオペレータの所望する型締力に対応した正
確なタイバー伸び量ΔLP が算出でき、この伸び量ΔL
P が増締追い込み量(トグル機構30が突っ張った状態
で且つ固定側金型32と可動側金型33とが無型締圧下
で密着した状態(増締原点)からの支持盤23の前進
量)に相当するので、マイコン1は支持盤23を増締原
点において且つトグル機構30を屈曲させた状態で、ダ
イハイト調整用モータ28を駆動して、決定した増締追
い込み量に相当するだけタイバーナット26を回転させ
て支持盤23を固定ダイプレート22に対して所定量だ
け前進させ、これによって自動増締設定動作を行わせ
る。なお、求められた定数オーバーランΔLO (overru
n )とトグル効率ηとは、前述したように前記定数格納
部16aに記憶される。
【0024】ここで、定数オーバーランΔLO (overru
n )が測定・計算済みである場合には、この定数オーバ
ーランΔLO (overrun )はマシンによって定まる一定
値であるので、マイコン1はトグル効率ηのみを求める
ために試験型締運転を1回だけ実行する。すなわちこの
場合は、マイコン1は、トグル効率ηの初期値をη=η
O とし、試験型締運転の設定型締力を安全性を見込んだ
任意の値(オペレータの所望する型締力に対して充分小
さい値)に設定して、このときのタイバー伸び量ΔLP
の値(増締幅の値)をi1 として、試験型締運転を実行
してこのときの実測型締力cf1 を測定する。これによ
って、cf1 は図6の(12)式で示されるものとなっ
て、この(12)式から前記トグル効率の足りない割合
2 が図6の(13)式によって求められ、従ってトグ
ル効率ηが図6の(14)式で求められることとなる。
【0025】図7はマイコン1で実行される自動増締設
定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図であり、同
図に示すように、増締原点サーチ(トグル機構30が突
っ張った状態で且つ無負荷圧で金型がタッチする(PL
面が閉じる)支持盤23の位置の割り出し)を行い、次
に型厚値(前記した「実際の型厚−最小型厚」D)を測
定する。次にタイバー伸び量のダミー設定を行ってこれ
に基づく増締(増締追い込み動作、すなわち、増締原点
位置から設定した増締追い込み量に相当するだけタイバ
ーナットを回転させて支持盤23前進させる動作)を行
い、然る後、型締動作(前記型締シリンダ29による型
締動作)を行って型締力チェック(型締力の測定)を行
う。この後、前記オーバーランΔLO (overrun )が測
定・計算済みである場合には、前記した手法でトグル効
率ηを求め、これに基づきオペレータの所望する型締力
に正確に対応する真のタイバー伸び量ΔLP を演算し
て、この算出したタイバー伸び量ΔLP に従った真の増
締動作(増締原点位置からの増締追い込み動作)を行
い、この後図示の一連の動作を行って自動増締設定動作
を完了させる。また、1回目のダミー増締設定と型締力
の測定とを行った後、オーバーランΔLO (overrun )
が未計算の場合には、先の1/2のタイバー伸び量のダ
ミー設定を行ってこれに基づくダミー増締設定と型締動
作とを行って2回目の型締力の測定を行い、前記したよ
うにオーバーランΔLO (overrun )とトグル効率ηを
求める。そして、これに基づきオペレータの所望する型
締力に正確に対応する真のタイバー伸び量ΔLP を演算
して、この算出したタイバー伸び量ΔLP に従った真の
増締動作(増締原点位置からの増締追い込み動作)を行
い、この後図示の一連の動作を行って自動増締設定動作
を完了させる。
【0026】図8は図7の増締原点サーチの詳細手順を
示す状態遷移図である。同図に示すにように、型開き
と、支持盤23の後退並びに型締とを必要に応じ何度か
繰り返して行って、トグル機構30が突っ張った状態に
おいて可動側金型33が固定側金型32から所定範囲量
だけ離間していることが確認できる支持盤23の位置
(前進限セット位置)から、ダイハイト調整用モータ2
8により支持盤23を前進させ、金型タッチによってモ
ータスリップが確認されたら、このときの支持盤23の
位置を増締原点位置として登録し、この増締原点サーチ
処理を完了させる。図9は図7の増締の詳細手順を示す
状態遷移図である。同図に示すように、型開き後、型厚
前進で増締追い込み動作を行い、この後図示の一連の動
作を行って、この増締処理を完了せる。
【0027】以上のように本実施例においては、金型の
形状(型厚、幅、高さ)によって変化するダイプレート
のたわみを反映するトグル効率ηを求めて、これによっ
てオペレータの所望する型締力に正確に対応する真のタ
イバー伸び量ΔLP を演算するようにしているので、常
に正確な型締力を自動設定することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タイバー
の伸び量を算出するための演算式中の取付け金型によっ
て異なる定数値、すなわち、金型の形状(型厚、幅、高
さ)によって変化するダイプレートのたわみを反映する
トグル効率を求めて、これによって、オペレータの所望
する型締力に正確に反映する真のタイバー伸び量を演算
するようにしているので、金型形状変化の如何にかかわ
らず、常に、オペレータの所望する型締力と一致する正
確な型締力の自動設定が可能となる。したがって、従来
のように、同一型厚と同一型締力とを設定した場合であ
っても、金型形状が異なると、型締力(増締力)がばら
ついて予想外の型締力がかかる虞がなくなる。 さらに、
タイバーの伸び量を算出するための演算式中のマシンに
よって異なる定数値を求めるようにしているので、マシ
ンの種別の如何にかかわらず、常に、オペレータの所望
する型締力と一致する正確な型締力の自動設定が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る射出成形機の制御系統の
簡略化したブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る射出成形機の型開閉メカ
ニズム部を簡略化して示す説明図である。
【図3】本発明の実施例による自動増締設定用の設定モ
ード画像の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例によるタイバー伸び量の算出式
で用いる長さ等を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例で用いられる数式を一覧表の形
態で示す説明図である。
【図6】本発明の実施例で用いられる数式を一覧表の形
態で示す説明図である。
【図7】本発明の実施例によるマイコンで実行される自
動増締設定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図で
ある。
【図8】図7の増締原点サーチの詳細手順を示す状態遷
移図である。
【図9】図7の増締の詳細手順を示す状態遷移図であ
る。
【符号の説明】
1 マイコン(システムコントローラ) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 表示装置 11 成形条件設定記憶部 12 運転条件制御部 13 実測値記憶部 14 表示処理部 15 型締力自動調整処理部 16 型締力演算処理部 16a 定数格納部 21 ベース 22 固定ダイプレート 23 支持盤(テールストック) 24 タイバー 26 タイバーナット 28 ダイハイト調整用モータ 29 型締シリンダ(油圧シリンダ) 29a ピストンロッド 30 トグル機構 31 可動ダイプレート 32 固定側金型 33 可動側金型 35 型締力検出センサ 36 支持盤位置検出センサ 37 モータ回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/64 - 45/68 B29C 45/76 - 45/82 B22D 17/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種モード画像を表示可能な表示装置を
    備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定
    モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の
    設定を可能とし、また、型締駆動源を搭載した支持盤
    (テールストック)と、上記型締駆動源によりトグル機
    構を介して駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動
    ダイプレートと、固定側金型が取付けられる固定ダイプ
    レートと、該固定ダイプレートにその一方端側が固定さ
    れその他方端側には上記支持盤が位置調整可能であるよ
    うに設置された複数本のタイバーと、該タイバーに螺合
    されて上記支持盤の上記固定ダイプレートに対する距離
    を可変制御するためのタイバーナットと、該タイバーナ
    ットを回転駆動させるためのダイハイト調整用モータ
    と、上記支持盤の位置を検出する支持盤位置検出センサ
    と、上記ダイハイト調整用モータの回転量を検出するモ
    ータ回転センサとを具備し、システムコントローラの指
    令で上記ダイハイト調整用モータを駆動して上記タイバ
    ーナットを回転させ、上記支持盤の上記固定ダイプレー
    トに対する距離を調整可能な成形機において、 型締力を検出する型締力検出センサを設け、自動増締設
    定モード画像を呼び出してこの画像上で所望型締力を入
    力して自動増締設定動作の開始を指示することにより、
    上記システムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追
    い込み量)を設定して試験型締運転を実行し、これによ
    りこの試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、
    記タイバーの伸び量を算出するための演算式中のマシン
    によって異なる定数値たるオーバーラン量(上記ダイハ
    イト調整用モータの特性により異なるオーバーラン量)
    ΔL が既知である場合には、上記実測型締力を用いて
    上記タイバーの伸び量を算出するための演算式中の取付
    け金型によって異なる定数値たるトグル効率ηを求め、
    この求められたトグル効率ηを用いた上記演算式により
    オペレータの所望する型締力に対応した上記タイバーの
    伸び量を求めて、これに相当する増締追い込み量の支持
    盤位置調整を自動的に実行するようにしたことを特徴と
    する成形機における型締力の調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記オーバーラン量ΔL が既知でない場合には、前記
    システムコントローラ は、それぞれ異なる仮の型締力
    (仮の増締追い込み量)を設定して2回の試験型締運転
    を実行し、これにより各試験型締運転時の型締力(増締
    力)を測定し、測定した2つの実測型締力を用いて、前
    記タイバーの伸び量を算出するための演算式中の前記オ
    ーバーラン量ΔL と前記トグル効率ηとを求めるよう
    にした ことを特徴とする成形機における型締力の調整方
    法。
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