JP2778334B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特にMOS型のトランジスタとこれらトランジスタの高
抵抗負荷素子とから構成されたフリップフロップ回路を
メモリセルに用いたスタティックRAM型の半導体記憶
装置に関する。
特にMOS型のトランジスタとこれらトランジスタの高
抵抗負荷素子とから構成されたフリップフロップ回路を
メモリセルに用いたスタティックRAM型の半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体記憶装置は、大容
量化とともに、低スタンドバイ電流の実現のため、近
年、メモリセルを構成するトランジスタの負荷素子の高
抵抗化が進み、メモリセルのデータ蓄積ノード(記憶ノ
ード)のリーク特性が、そのメモリセルのデータ保持特
性に悪影響を与えるようになってきている。
量化とともに、低スタンドバイ電流の実現のため、近
年、メモリセルを構成するトランジスタの負荷素子の高
抵抗化が進み、メモリセルのデータ蓄積ノード(記憶ノ
ード)のリーク特性が、そのメモリセルのデータ保持特
性に悪影響を与えるようになってきている。
【0003】従って記憶ノードリーク特性の測定の為、
測定用回路を通常のメモリセルが形成されている同一の
ウェハ上または同一のペレット上に配置していた。
測定用回路を通常のメモリセルが形成されている同一の
ウェハ上または同一のペレット上に配置していた。
【0004】この従来の半導体記憶装置のノードリーク
特性の測定用回路を図4に示す。
特性の測定用回路を図4に示す。
【0005】このノードリーク特性測定用回路は、ソー
スを共に基準電位点(接地電位点)と接続しドレインを
互いに相手方のゲートと接続するnチャネルの第1及び
第2のトランジスタQ11,Q12と、ソース,ドレイ
ンの一方を第1のトランジスタQ11のドレインと接続
し他方及びゲートを接地電位点と接続するnチャネルの
第3のトランジスタQ13と、ソース,ドレインの一方
を第2のトランジスタQ12のドレインと接続し他方及
びゲートを接続するnチャネルの第4のトランジスタQ
14と、多結晶シリコン等により形成され一端を第1の
トランジスタQ11のドレインと接続し他端を試験用の
パッドPDと接続する高抵抗値の負荷抵抗R11とをそ
れぞれ備えた複数の試験用メモリセルTMCbを有する
構成となっている。
スを共に基準電位点(接地電位点)と接続しドレインを
互いに相手方のゲートと接続するnチャネルの第1及び
第2のトランジスタQ11,Q12と、ソース,ドレイ
ンの一方を第1のトランジスタQ11のドレインと接続
し他方及びゲートを接地電位点と接続するnチャネルの
第3のトランジスタQ13と、ソース,ドレインの一方
を第2のトランジスタQ12のドレインと接続し他方及
びゲートを接続するnチャネルの第4のトランジスタQ
14と、多結晶シリコン等により形成され一端を第1の
トランジスタQ11のドレインと接続し他端を試験用の
パッドPDと接続する高抵抗値の負荷抵抗R11とをそ
れぞれ備えた複数の試験用メモリセルTMCbを有する
構成となっている。
【0006】これら試験用メモリセルTMCbは、第1
〜第4のトランジスタQ11〜Q14及び負荷抵抗R1
1の特性及びこれらの相互接続が第3,第4のトランジ
スタQ13,Q14のソース,ドレインの他方の接続を
除き通常のメモリセル(図4には示されていない、図1
のメモリセルMC参照)と同一になっている。
〜第4のトランジスタQ11〜Q14及び負荷抵抗R1
1の特性及びこれらの相互接続が第3,第4のトランジ
スタQ13,Q14のソース,ドレインの他方の接続を
除き通常のメモリセル(図4には示されていない、図1
のメモリセルMC参照)と同一になっている。
【0007】パッドPDに正の電源電圧Vccを印加す
ると、トランジスタQ12のゲート電位がそのしきい値
電圧を越えてオン状態となり、このトランジスタQ2の
ドレイン、つまりトランジスタQ11のゲート電位は低
レベルとなってこのトランジスタQ11はオフ状態とな
る。この状態の時、電源電圧Vcc供給源から接地電位
点に流れる電流は、記憶ノードN1にリーク抵抗Rnが
存在すれば、このリーク抵抗Rnを流れるリーク電流と
なる。
ると、トランジスタQ12のゲート電位がそのしきい値
電圧を越えてオン状態となり、このトランジスタQ2の
ドレイン、つまりトランジスタQ11のゲート電位は低
レベルとなってこのトランジスタQ11はオフ状態とな
る。この状態の時、電源電圧Vcc供給源から接地電位
点に流れる電流は、記憶ノードN1にリーク抵抗Rnが
存在すれば、このリーク抵抗Rnを流れるリーク電流と
なる。
【0008】実際には、1つの記憶ノードN1を介して
接地電位点へ流れるリーク電流は極めて小さく、ノード
リーク特性測定用回路には1000個以上の試験用メモ
リセルTMCbを並列に接続配置し、パッドPDを介し
て流れる電流を測定し、1つの記憶ノードN1のリーク
特性はこの測定した電流を試験用メモリセルTMCbの
数で割った平均値として求めていた。
接地電位点へ流れるリーク電流は極めて小さく、ノード
リーク特性測定用回路には1000個以上の試験用メモ
リセルTMCbを並列に接続配置し、パッドPDを介し
て流れる電流を測定し、1つの記憶ノードN1のリーク
特性はこの測定した電流を試験用メモリセルTMCbの
数で割った平均値として求めていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体記憶
装置のノードリーク特性測定用回路は、1000個以上
の試験用メモリセルTMCbを通常のメモリセルと同一
のウェハ上または同一のペレット上に配置する構成とな
っているので、チップ面積が増大するという問題点があ
り、また、このノードリーク特性測定用回路で測定され
たリーク電流は、1000個以上の試験用メモリセルT
MCbの平均値であり、各々の記憶ノードのリーク電流
やリーク電流のばらつきを測定できないという問題点が
あった。
装置のノードリーク特性測定用回路は、1000個以上
の試験用メモリセルTMCbを通常のメモリセルと同一
のウェハ上または同一のペレット上に配置する構成とな
っているので、チップ面積が増大するという問題点があ
り、また、このノードリーク特性測定用回路で測定され
たリーク電流は、1000個以上の試験用メモリセルT
MCbの平均値であり、各々の記憶ノードのリーク電流
やリーク電流のばらつきを測定できないという問題点が
あった。
【0010】本発明の目的は、チップ面積を縮小するこ
とができ、かつ個々の試験用メモリセルのリーク電流の
推定値やそのばらつきを測定することができる半導体記
憶装置を提供することにある。
とができ、かつ個々の試験用メモリセルのリーク電流の
推定値やそのばらつきを測定することができる半導体記
憶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、対をなす第1及び第2のディジット線と、ソースを
共に基準電位点と接続しドレインを互いに相手方のゲー
トと接続する第1及び第2のトランジスタ、ソース,ド
レインの一方を前記第1のトランジスタのドレインと接
続し他方を前記第1のディジット線と接続しゲートに伝
達された信号が選択レベルのときオンとなる第3のトラ
ンジスタ、ソース,ドレインの一方を前記第2のトラン
ジスタのドレイと接続し他方を前記第2のディジット線
と接続しゲートに伝達された信号が選択レベルのときオ
ンとなる第4のトランジスタ、並びに電源供給端子と前
記第1及び第2のトランジスタのドレインとの間にそれ
ぞれ対応して接続された第1及び第2の抵抗を備えたメ
モリセルと、前記第3及び第4のトランジスタのゲート
に選択レベルの信号を伝達するワード線と、第1〜第4
のトランジスタの特性、これら第1〜第4のトランジス
タの相互接続、並びにこれら第1〜第4のトランジスタ
と基準電位点,前記第1及び第2のディジット線との間
の接続が前記メモリセルと同一に形成された試験用メモ
リセルと、この試験用メモリセルの第3及び第4のトラ
ンジスタのゲートに選択レベルの信号を伝達する試験用
ワード線と、通常動作時にはワード線選択信号に従って
前記ワード線を選択レベルにし、試験時には前記試験用
ワード線を選択レベルにするワード線選択切換手段と、
書込みデータを前記第1及び第2のディジット線に供給
するための書込み回路と、前記第1及び第2のディジッ
ト線のデータを外部へ出力するための読出し回路と、選
択信号に従って前記書込み回路からのデータを前記第1
及び第2のディジット線に、これら第1及び第2のディ
ジット線のデータを前記読出し回路に転送するデータ転
送回路とを有している。
は、対をなす第1及び第2のディジット線と、ソースを
共に基準電位点と接続しドレインを互いに相手方のゲー
トと接続する第1及び第2のトランジスタ、ソース,ド
レインの一方を前記第1のトランジスタのドレインと接
続し他方を前記第1のディジット線と接続しゲートに伝
達された信号が選択レベルのときオンとなる第3のトラ
ンジスタ、ソース,ドレインの一方を前記第2のトラン
ジスタのドレイと接続し他方を前記第2のディジット線
と接続しゲートに伝達された信号が選択レベルのときオ
ンとなる第4のトランジスタ、並びに電源供給端子と前
記第1及び第2のトランジスタのドレインとの間にそれ
ぞれ対応して接続された第1及び第2の抵抗を備えたメ
モリセルと、前記第3及び第4のトランジスタのゲート
に選択レベルの信号を伝達するワード線と、第1〜第4
のトランジスタの特性、これら第1〜第4のトランジス
タの相互接続、並びにこれら第1〜第4のトランジスタ
と基準電位点,前記第1及び第2のディジット線との間
の接続が前記メモリセルと同一に形成された試験用メモ
リセルと、この試験用メモリセルの第3及び第4のトラ
ンジスタのゲートに選択レベルの信号を伝達する試験用
ワード線と、通常動作時にはワード線選択信号に従って
前記ワード線を選択レベルにし、試験時には前記試験用
ワード線を選択レベルにするワード線選択切換手段と、
書込みデータを前記第1及び第2のディジット線に供給
するための書込み回路と、前記第1及び第2のディジッ
ト線のデータを外部へ出力するための読出し回路と、選
択信号に従って前記書込み回路からのデータを前記第1
及び第2のディジット線に、これら第1及び第2のディ
ジット線のデータを前記読出し回路に転送するデータ転
送回路とを有している。
【0012】また、試験用メモリセル内に、メモリセル
の第1及び第2の抵抗と同一特性で一端を前記試験用メ
モリセルの第1及び第2のトランジスタのドレンインと
それぞれ対応する第1及び第2の抵抗を設け、これら第
1及び第2の抵抗の他端と電源供給端子との間の接続・
非接続を制御する接続制御手段を設けて構成される。
の第1及び第2の抵抗と同一特性で一端を前記試験用メ
モリセルの第1及び第2のトランジスタのドレンインと
それぞれ対応する第1及び第2の抵抗を設け、これら第
1及び第2の抵抗の他端と電源供給端子との間の接続・
非接続を制御する接続制御手段を設けて構成される。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
である。
【0015】この実施例は、対をなす第1及び第2のデ
ィジット線DL1,DL2と、ソースを共に基準電位点
と接続しドレインを互いに相手方のゲートと接続する第
1及び第2のトランジスタQ1,Q2、ソース,ドレイ
ンの一方を第1のトランジスタQ1のドレインと接続し
他方を第1のディジット線DL1と接続しゲートに伝達
された信号が選択レベルのときオンとなる第3のトラン
ジスタQ3、ソース,ドレインの一方を第2のトランジ
スタQ2のドレインと接続し他方を第2のディジット線
DL2と接続しゲートに伝達された信号が選択レベルの
ときオンとなる第4のトランジスタQ4、並びに電源電
圧Vccの電源供給端子(以下電源供給端子(Vcc)
という)と第1及び第2のトランジスタQ1,Q2のド
レインとの間にそれぞれ対応して接続された第1及び第
2の負荷抵抗R1,R2を備えた通常のメモリセルMC
と、第3及び第4のトランジスタQ3,Q4のゲートに
選択レベルの信号を伝達するワード線WLと、第1〜第
4のトランジスタQ11〜Q14の特性、これら第1〜
第4のトランジスタQ11〜Q14の相互接続、並びに
これら第1〜第4のトランジスタQ11〜Q14と基準
電位点,第1及び第2のディジット線DL1,DL2と
の間の接続がメモリセルMCと同一に形成された試験用
メモリセルTMCと、この試験用メモリセルTMCの第
3及び第4のトランジスタQ13,Q14のゲートに選
択レベルの信号を伝達する試験用ワード線TWLと、通
常動作時にはワード線選択信号WSに従ってワード線W
Lを選択レベルにし、試験時には試験用ワード線TWL
を選択レベルにするワード線選択切換手段のプログラム
回路5及びワード線切換回路6と、書込みデータを第1
及び第2のディジット線DL1,DL2に供給するため
の書込み回路3と、第1及び第2のディジット線DL
1,DL2のデータを外部へ出力するための読出し回路
4と、選択信号YSに従って書込み回路3からのデータ
を第1及び第2のディジット線DL1,DL2に、これ
ら第1及び第2のデイジット線DL1,DQ2のデータ
を読出し回路4に転送するデータ転送回路2とを有する
構成となっている。
ィジット線DL1,DL2と、ソースを共に基準電位点
と接続しドレインを互いに相手方のゲートと接続する第
1及び第2のトランジスタQ1,Q2、ソース,ドレイ
ンの一方を第1のトランジスタQ1のドレインと接続し
他方を第1のディジット線DL1と接続しゲートに伝達
された信号が選択レベルのときオンとなる第3のトラン
ジスタQ3、ソース,ドレインの一方を第2のトランジ
スタQ2のドレインと接続し他方を第2のディジット線
DL2と接続しゲートに伝達された信号が選択レベルの
ときオンとなる第4のトランジスタQ4、並びに電源電
圧Vccの電源供給端子(以下電源供給端子(Vcc)
という)と第1及び第2のトランジスタQ1,Q2のド
レインとの間にそれぞれ対応して接続された第1及び第
2の負荷抵抗R1,R2を備えた通常のメモリセルMC
と、第3及び第4のトランジスタQ3,Q4のゲートに
選択レベルの信号を伝達するワード線WLと、第1〜第
4のトランジスタQ11〜Q14の特性、これら第1〜
第4のトランジスタQ11〜Q14の相互接続、並びに
これら第1〜第4のトランジスタQ11〜Q14と基準
電位点,第1及び第2のディジット線DL1,DL2と
の間の接続がメモリセルMCと同一に形成された試験用
メモリセルTMCと、この試験用メモリセルTMCの第
3及び第4のトランジスタQ13,Q14のゲートに選
択レベルの信号を伝達する試験用ワード線TWLと、通
常動作時にはワード線選択信号WSに従ってワード線W
Lを選択レベルにし、試験時には試験用ワード線TWL
を選択レベルにするワード線選択切換手段のプログラム
回路5及びワード線切換回路6と、書込みデータを第1
及び第2のディジット線DL1,DL2に供給するため
の書込み回路3と、第1及び第2のディジット線DL
1,DL2のデータを外部へ出力するための読出し回路
4と、選択信号YSに従って書込み回路3からのデータ
を第1及び第2のディジット線DL1,DL2に、これ
ら第1及び第2のデイジット線DL1,DQ2のデータ
を読出し回路4に転送するデータ転送回路2とを有する
構成となっている。
【0016】なお、プログラム回路5及びワード線切換
回路6の具体例を図2に示す。
回路6の具体例を図2に示す。
【0017】ヒューズF51未切断時には、プログラム
回路5の出力信号Ρが高レベルとなり、ワード線切換回
路6のANDゲートG61によりワード線選択信号WS
がマスクされて試験用ワード線TWLは非選択レベルと
なり、一方ワード線選択信号WSはANDゲートG62
を通過して通常のワード線WLをこのワード線選択信号
WSのレベルに応じて選択レベル,非選択レベルにす
る。従って通常のメモリセルMCに対するデータの書込
み、読出しができる。
回路5の出力信号Ρが高レベルとなり、ワード線切換回
路6のANDゲートG61によりワード線選択信号WS
がマスクされて試験用ワード線TWLは非選択レベルと
なり、一方ワード線選択信号WSはANDゲートG62
を通過して通常のワード線WLをこのワード線選択信号
WSのレベルに応じて選択レベル,非選択レベルにす
る。従って通常のメモリセルMCに対するデータの書込
み、読出しができる。
【0018】ヒューズF51切断時には、プログラム回
路5の出力信号Pが低レベルとなり、ワード線切換回路
6のANDゲートG62によりワード線選択信号WSが
マスクされてワード線WLは非選択レベルとなり、一方
ワード線選択信号WSはANDゲートG61を通過して
試験用ワード線TWLをこのワード線選択信号WSのレ
ベルに応じて選択レベル,非選択レベルにする。従って
試験用メモリセルTMCに対するデータの書込み、読出
しができる。
路5の出力信号Pが低レベルとなり、ワード線切換回路
6のANDゲートG62によりワード線選択信号WSが
マスクされてワード線WLは非選択レベルとなり、一方
ワード線選択信号WSはANDゲートG61を通過して
試験用ワード線TWLをこのワード線選択信号WSのレ
ベルに応じて選択レベル,非選択レベルにする。従って
試験用メモリセルTMCに対するデータの書込み、読出
しができる。
【0019】ヒューズF51を切断し、試験用メモリセ
ルTMCに、書込み回路3により、例えばディジット線
DL1を低レベルとし、ディジット線DL2を高レベル
とすると、トランジスタQ4を介して試験用メモリセル
TMCの記憶ノードN2が高レベルが供給され、記憶ノ
ードN2に寄生する記憶ノード容量Cnを充電する。
ルTMCに、書込み回路3により、例えばディジット線
DL1を低レベルとし、ディジット線DL2を高レベル
とすると、トランジスタQ4を介して試験用メモリセル
TMCの記憶ノードN2が高レベルが供給され、記憶ノ
ードN2に寄生する記憶ノード容量Cnを充電する。
【0020】書込み回路3から記憶ノードN2への充電
が終了すると、この充電された電荷は、記憶ノードN2
にリーク抵抗Rnが存在する場合、このリーク抵抗Rn
を介し、記憶ノード容量Cnとリーク抵抗Rnとによる
時定数で放電される。この時、記憶ノードN2は高レベ
ルのデータをこの時定数の時間内で保持していることに
なる。データを保持している時間内に読出し動作を行う
と、試験用メモリセルTMCについても、正しいデータ
の書込み,読出しが可能となる。また、書込み終了後、
前述した時定数より充分長い時間が経過後、読出し動作
を行う場合は、誤りデータを読出す。従って、正しいデ
ータが読出し可能な書込み終了後から読出しまでの時
間、つまり試験用メモリセルTMCのデータ保持時間を
測定することがっ可能となる。
が終了すると、この充電された電荷は、記憶ノードN2
にリーク抵抗Rnが存在する場合、このリーク抵抗Rn
を介し、記憶ノード容量Cnとリーク抵抗Rnとによる
時定数で放電される。この時、記憶ノードN2は高レベ
ルのデータをこの時定数の時間内で保持していることに
なる。データを保持している時間内に読出し動作を行う
と、試験用メモリセルTMCについても、正しいデータ
の書込み,読出しが可能となる。また、書込み終了後、
前述した時定数より充分長い時間が経過後、読出し動作
を行う場合は、誤りデータを読出す。従って、正しいデ
ータが読出し可能な書込み終了後から読出しまでの時
間、つまり試験用メモリセルTMCのデータ保持時間を
測定することがっ可能となる。
【0021】このように、電源電圧Vccが供給されな
い試験用メモリセルTMCを、各ディジット線対に対応
して備え、各々の試験用メモリセルTMCのデータ保持
時間を測定することにより、各々の記憶ノードの設置電
位点へのリーク抵抗と記憶ノード容量との積が分かる。
また、半導体記憶装置製造上、記憶ノード容量のばらつ
きより、記憶ノードのリーク抵抗のばらつきの方が大き
いので、データ保持時間のばらつきは実質上記憶ノード
のリーム抵抗のばらつきと考えられ、従って各々の試験
用メモリセルTMCの記憶ノードのリーク抵抗の値の推
定及びそのばらつきを推定することができる。
い試験用メモリセルTMCを、各ディジット線対に対応
して備え、各々の試験用メモリセルTMCのデータ保持
時間を測定することにより、各々の記憶ノードの設置電
位点へのリーク抵抗と記憶ノード容量との積が分かる。
また、半導体記憶装置製造上、記憶ノード容量のばらつ
きより、記憶ノードのリーク抵抗のばらつきの方が大き
いので、データ保持時間のばらつきは実質上記憶ノード
のリーム抵抗のばらつきと考えられ、従って各々の試験
用メモリセルTMCの記憶ノードのリーク抵抗の値の推
定及びそのばらつきを推定することができる。
【0022】また、リーク抵抗のばらつきが推定できる
程度の数だけ試験用メモリセルTMCを設ければよいの
で、従来例よりこの試験用メモリセルの数を低減でき、
チップ面積を縮小することができる。
程度の数だけ試験用メモリセルTMCを設ければよいの
で、従来例よりこの試験用メモリセルの数を低減でき、
チップ面積を縮小することができる。
【0023】なお、この実施例においては、ヒューズF
51を切断したとき試験用メモリセルTMCに対するデ
ータの書込み,読出しを可能にしているが、ヒューズF
51の未切断時に試験用メモリセルTMCに対するデー
タの書込み,読出しを可能にするようにしてもよい。
51を切断したとき試験用メモリセルTMCに対するデ
ータの書込み,読出しを可能にしているが、ヒューズF
51の未切断時に試験用メモリセルTMCに対するデー
タの書込み,読出しを可能にするようにしてもよい。
【0024】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
である。
【0025】この実施例は、第1の実施例の試験用メモ
リセルTMCに、メモリセルMCの第1及び第2の負荷
抵抗R1,R2と同一特性で一端をこの試験用メモリセ
ルTMCの第1及び第2のトランジスタQ11,Q12
のドレインとそれぞれ対応する第1及び第2の負荷抵抗
R11,R12を設けて試験用メモリセルTMCaと
し、これら第1及び第2の負荷抵抗R11,R12の他
端と電源供給端子(Vcc)との間の接続・非接続を制
御する接続制御手段のヒューズF1を設けたものであ
る。
リセルTMCに、メモリセルMCの第1及び第2の負荷
抵抗R1,R2と同一特性で一端をこの試験用メモリセ
ルTMCの第1及び第2のトランジスタQ11,Q12
のドレインとそれぞれ対応する第1及び第2の負荷抵抗
R11,R12を設けて試験用メモリセルTMCaと
し、これら第1及び第2の負荷抵抗R11,R12の他
端と電源供給端子(Vcc)との間の接続・非接続を制
御する接続制御手段のヒューズF1を設けたものであ
る。
【0026】この実施例では、ヒューズF1を切断した
時は第1の実施例と同様の動作となり、試験用メモリセ
ルTMCaのノードリーク特性が測定可能となる。一
方、ヒューズF1未切断時には、試験用メモリセルTM
Caは通常のメモリセルMCの構成と全く同一となり、
通常のメモリセルMCが不良となった場合、プログラム
回路5のヒューズF51を切断することにより、不良の
メモリセルMCの代りに試験用メモリセルTMCaを置
換して使用することが可能となり、不良品となる半導体
記憶装置を良品として救済することができる。
時は第1の実施例と同様の動作となり、試験用メモリセ
ルTMCaのノードリーク特性が測定可能となる。一
方、ヒューズF1未切断時には、試験用メモリセルTM
Caは通常のメモリセルMCの構成と全く同一となり、
通常のメモリセルMCが不良となった場合、プログラム
回路5のヒューズF51を切断することにより、不良の
メモリセルMCの代りに試験用メモリセルTMCaを置
換して使用することが可能となり、不良品となる半導体
記憶装置を良品として救済することができる。
【0027】なお、この実施例においては、接続制御手
段をヒューズF1としてこのヒューズF1切断時にノー
ドリーク特性の測定が可能となるようにしたが、接続制
御手段をヒューズF1未切断時にノードリーク特性の測
定が可能になるようにすることもできる。
段をヒューズF1としてこのヒューズF1切断時にノー
ドリーク特性の測定が可能となるようにしたが、接続制
御手段をヒューズF1未切断時にノードリーク特性の測
定が可能になるようにすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通常のメ
モリセルのうちの第1及び2の負荷抵抗がないもの、又
はこれら第1及び第2の負荷抵抗がある場合にはこれら
負荷抵抗への電源電圧の供給が制御される試験用メモリ
セルをディジット線対間に設け、通常のメモリセル及び
試験用メモリセルの一方をワード線選択切換手段により
選択してデータの書込み,読出しを行い、試験用メモリ
セルのデータ保持時間を測定する構成とすることによ
り、データ保持時間から各試験用メモリセルのリーク抵
抗,リーク電流及びそのばらつきを推定することがで
き、かつ試験用メモリセルの数を低減することができる
ので、チップ面積を縮小することができる効果がある。
モリセルのうちの第1及び2の負荷抵抗がないもの、又
はこれら第1及び第2の負荷抵抗がある場合にはこれら
負荷抵抗への電源電圧の供給が制御される試験用メモリ
セルをディジット線対間に設け、通常のメモリセル及び
試験用メモリセルの一方をワード線選択切換手段により
選択してデータの書込み,読出しを行い、試験用メモリ
セルのデータ保持時間を測定する構成とすることによ
り、データ保持時間から各試験用メモリセルのリーク抵
抗,リーク電流及びそのばらつきを推定することがで
き、かつ試験用メモリセルの数を低減することができる
ので、チップ面積を縮小することができる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例のワード線選択切換手段
の具体例を示す回路図である。
の具体例を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】従来の半導体記憶装置の一例を示す回路図であ
る。
る。
1 ディジット線負荷回路 2 データ転送回路 3 書込み回路 4 読出し回路 5 プログラム回路 6 ワード線切換回路 DL1,DL2 ディジット線 F1,F51 ヒューズ G61,G62 ANDゲート IV51,IV52,IV61 インバータ Q1〜Q4,Q11〜Q14,Q51 トランジスタ R1,R2,R11,R12 負荷抵抗 TMC,TMCa,TMCb 試験用メモリセル TWL 試験用ワード線 WL ワード線
Claims (2)
- 【請求項1】 対をなす第1及び第2のディジット線
と、ソースを共に基準電位点と接続しドレインを互いに
相手方のゲートと接続する第1及び第2のトランジス
タ、ソース,ドレインの一方を前記第1のトランジスタ
のドレインと接続し他方を前記第1のディジット線と接
続しゲートに伝達された信号が選択レベルのときオンと
なる第3のトランジスタ、ソース,ドレインの一方を前
記第2のトランジスタのドレイと接続し他方を前記第2
のディジット線と接続しゲートに伝達された信号が選択
レベルのときオンとなる第4のトランジスタ、並びに電
源供給端子と前記第1及び第2のトランジスタのドレイ
ンとの間にそれぞれ対応して接続された第1及び第2の
抵抗を備えたメモリセルと、前記第3及び第4のトラン
ジスタのゲートに選択レベルの信号を伝達するワード線
と、第1〜第4のトランジスタの特性、これら第1〜第
4のトランジスタの相互接続、並びにこれら第1〜第4
のトランジスタと基準電位点,前記第1及び第2のディ
ジット線との間の接続が前記メモリセルと同一に形成さ
れた試験用メモリセルと、この試験用メモリセルの第3
及び第4のトランジスタのゲートに選択レベルの信号を
伝達する試験用ワード線と、通常動作時にはワード線選
択信号に従って前記ワード線を選択レベルにし、試験時
には前記試験用ワード線を選択レベルにするワード線選
択切換手段と、書込みデータを前記第1及び第2のディ
ジット線に供給するための書込み回路と、前記第1及び
第2のディジット線のデータを外部へ出力するための読
出し回路と、選択信号に従って前記書込み回路からのデ
ータを前記第1及び第2のディジット線に、これら第1
及び第2のディジット線のデータを前記読出し回路に転
送するデータ転送回路とを有することを特徴とする半導
体記憶装置。 - 【請求項2】 試験用メモリセル内に、メモリセルの第
1及び第2の抵抗と同一特性で一端を前記試験用メモリ
セルの第1及び第2のトランジスタのドレンインとそれ
ぞれ対応する第1及び第2の抵抗を設け、これら第1及
び第2の抵抗の他端と電源供給端子との間の接続・非接
続を制御する接続制御手段を設けた請求項1記載の半導
体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042634A JP2778334B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042634A JP2778334B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250897A JPH05250897A (ja) | 1993-09-28 |
JP2778334B2 true JP2778334B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12641448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042634A Expired - Lifetime JP2778334B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778334B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5044868B2 (ja) * | 2000-11-17 | 2012-10-10 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置およびマルチチップモジュール |
JP4693880B2 (ja) * | 2008-08-12 | 2011-06-01 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042634A patent/JP2778334B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05250897A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |