JP2777457B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2777457B2
JP2777457B2 JP10432590A JP10432590A JP2777457B2 JP 2777457 B2 JP2777457 B2 JP 2777457B2 JP 10432590 A JP10432590 A JP 10432590A JP 10432590 A JP10432590 A JP 10432590A JP 2777457 B2 JP2777457 B2 JP 2777457B2
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章 横江
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Matsushita Refrigeration Co
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫に関するもので、より詳しくは冷蔵庫
内の冷蔵室の温度を調整する手段に関するものである。
従来の技術 従来の冷蔵庫における冷蔵室の温度を調整する手段と
しては、例えば実開昭64−35385号公報に示されたもの
があり、この例を第6図〜第8図で説明する。
第6図乃至第8図において、20は冷蔵庫本体、21は冷
凍室、22は冷却器室、23はダクトでチルド室用ダクト23
aと冷蔵室用ダクト23bに分岐されている。24は冷蔵室、
25はチルド室、26はコントロールボックスで、26a、26
b、26cは吹出口で、冷蔵室24へ冷風を吹き出すようコン
トロールボックス26に配設されている。27は冷蔵室温度
調節器、28はチルド室温度調節器、29はファン、30は野
菜室、31はチルド室用風路、32は冷蔵室用風路、33a、3
3bは冷蔵室内の棚、34a、34bはサーミスタ、35a、35bは
風よけ、36は冷蔵室床仕切りである。
上記のような構成において、冷却器室22の冷気は、フ
ァン29によって、大部分は冷凍室21に吹き出され、一部
はダクト23を通って下方へ送られる。ダクト23内を下降
した冷気はダクト23aと23bとに分岐して下降する。ダク
ト23bを下降した冷気は、温度調節器27によって開閉が
制御されるダンパーを通って、コントロールボックス26
の冷蔵室用風路32に入る。コントロールボックス26は冷
蔵室24内の高さ一杯に形成されており、コントロールボ
ックス26の風路32に入った冷気は吹出口26a、26b、26c
から冷蔵室24内へ吹き出す。吹出口26aは棚33aの上の空
間の最上部に向けて開口し、吹出口26bは棚33bの上の空
間の最上部に向けて開口し、吹出口26cは冷蔵室床仕切
り36の上の空間の最上部に向けて開口している。これら
の箇所は冷蔵室24内に食品等を大量に収納した場合でも
隙間が多い箇所であるため、吹き出された冷気は冷蔵室
24内に行きわたりやすい。
冷蔵室24内の収納品の積載段数に応じて、この実施例
の場合は3段であり、角積載物の上方の空所に冷風を吹
き出すべく3箇所に吹出口26a、26b、26cを設けたの
で、冷蔵室内の食品は均等に冷却され、冷蔵室内の温度
分布の不均一を防止することができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成においては、冷蔵室内の棚
33a、33bの位置を調節しない場合にあっては有効である
が、棚33a、33bを連続的、あるいは段階的に上下方向に
棚位置を調節する場合にあっては、棚の調節位置によっ
て棚で区切られた空間のそれぞれの最上部に向けて吹き
出すような位置関係がとれないことがある。例えば、棚
33bが吹出口26cの前もしくはやや下方に位置した場合に
は、吹出口26cから出た冷気が棚33b上に吹き出すことと
なるので、棚33bで区切られた下方に位置する冷蔵室床
仕切り36には冷気吹出口がなくなり、収納室には冷気が
届かず、温度分布が悪くなり、冷蔵室5内の温度分布が
均一にならないという問題があった。
さらに、棚33bに食品等の収納品を大量に収納した場
合には、吹出口26cが塞がれ、冷気が棚の前の方まで届
かず棚33bの後方と前方との温度差が大きくなり、温度
分布が均一にならないという問題をも有していた。
本発明の目的は上記のような問題点を解消し、収納品
の量によって棚位置を上下方向に連続的、あるいは段階
的に調節する場合にあっても冷蔵室の温度が設定温度か
らあまり相違がなく、冷蔵室内の温度分布が均一になる
冷蔵庫を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、冷蔵室内に配設さ
れる棚と、この棚を保持するフレームと、このフレーム
を上下方向に移動する移動手段と、吹出口からの冷風の
送入を制御するコントロールボックスとを備え、前記コ
ントロールボックスには前記棚の上下方向の調節範囲を
包含するように、上下方向に前記吹出口を複数個配設す
ると共に前記フレームには前記吹出口に近接して冷気を
分散する冷気遮蔽板を設けた冷蔵庫とした。
作用 本発明は上記した構成のように、コントロールボック
スには冷蔵室内の棚の調節範囲を包含するように上下方
向に複数の吹出口を配設すると共に、前記フレームには
前記吹出口よりの冷気を遮蔽する冷気遮蔽板を設けたの
で、棚位置を上下方向に連続的、あるいは段階的に調節
する場合であっても、棚位置に関係なく冷気吹出口を確
保でき、冷蔵室内の棚に多量の食品が収納された場合で
あっても、冷気吹出口の確保が容易となり、冷蔵室各部
をくまなく冷やすことができるので冷蔵室の温度が設定
温度からあまり相違がなく、冷蔵室内の温度分布の不均
一をなくすことができる。又、棚の直近に冷気吹出口が
位置する場合であっても、冷気遮蔽板により棚と吹出口
の間隔を所定距離確保できるので、冷気を分散でき食品
を過冷却し、凍らせるという弊害も生ずることがない。
実施例 以下、本発明の実施例である冷蔵庫について、第1図
〜第5図に従い説明する。
第1図、第2図、第3図において、1は冷蔵庫本体、
2は冷凍室、3は冷却器室、4はダクトでチルド室用ダ
クト4aと冷蔵室用ダクト4bに分岐されている。5は冷蔵
室、6はチルド室、7はコントロールボックスで、チル
ド室用ダクト4aと冷蔵室用ダクト4bに応じて、冷風の送
入を制御して温度調節するようになっている。8a、8bは
吹出口で、冷蔵室5へ冷風を吹き出す。9は冷蔵室温度
調節器、10はチルド室温度調節器で、これらはコントロ
ールボックス7内の温度調節をしている。11はファン、
12は野菜室、13はチルド室用風路、14は冷蔵室用風路、
15は冷蔵室内の棚で、それぞれフレーム16によって保持
されている。17は冷気遮蔽板である。棚15は冷蔵室5内
を上下方向に連続的、あるいは段階的に調節できる方式
であり、その機構としては、例えば連続的に調節する場
合は、米国特許第2841459号明細書に示されている機
構、段階的に調節する場合は、カンチレバー機構にて棚
を段階的に掛け変える等その他の公知の機構により調節
されるようになっている。18a、18bはサーミスタ、19
a、19bは風よけ、20は冷蔵室床仕切りである。
第4図に示すようにフレーム16は左右フレーム枠16
a、16bと後フレーム16c及び連結ステー16dによって構成
され、後方に冷気遮蔽板17を取りつけている。
第5図は上記フレーム16上に棚15を配設した状態を示
している。コントロールボックス7内に2列設けられた
吹出口8a、8bは、棚15が上下方向に移動する調節範囲を
包含するように開口しており、上下方向全高にわたって
開口、あるいは棚の調節間隔に応じて所定の間隔毎に開
口してもよい。
次にこの実施例の動作について説明する。第1図に示
すように冷却器室3の冷気は、ファン11によって、大部
分は冷凍室2へ吹き出されるが、一部はダクト4を通っ
て下方へ送られる。第2図に示すようにダクト4内を下
降した冷気はダクト4aと4bとに分岐して下降する。ダク
ト4bを下降した冷気は温度調節器9によって開閉が制御
されるダンパーを通ってコントロールボックス7の冷蔵
室用風路14に入る。コントロールボックス7は冷蔵室5
内の高さ一杯に形成されており、2列の吹出口8a、8bが
設けられているので、コントロールボックス7の風路14
に入った冷気は、この吹出口8a、8bから冷蔵室5内へ吹
き出す。
吹出口8a、8bは、棚15の上下方向の調節範囲を包含す
るように開口しており、且つ棚15を保持しているフレー
ム16には、冷気遮蔽板17を取付けているので、吹出口と
棚とは冷気遮蔽板17の高さにおいて、常に間隔を有して
いるので、棚位置の調節により吹出口が閉塞されること
はない。
又、冷気遮蔽板17を設けたことにより、棚の直近に冷
気吹出口が位置して食品が過冷却され凍るという弊害を
防止することができる。
このように、食品量に応じて棚位置を任意に調節して
も、棚位置に対応した適切な吹出口の確保が容易になる
ため、冷蔵室内の収納品は均等に冷却され従来以上に使
い勝手を向上させながら、且つ冷蔵室内の温度分布の不
均一を防止することができると共に冷気遮蔽板を設けた
ことにより食品の過冷却を防止できるので食品が凍って
使いものにならなくなるという弊害をも防止できるよう
になった。
発明の効果 本発明は、上記のような構成をとったので、棚位置を
上下方向に連続的、あるいは段階的に調節した場合に
も、棚位置に関係なく冷気吹出口を確保でき、又、冷蔵
室内に多量の食品を収納した場合にあっても、冷気吹出
口が閉塞されることなく冷気吹出口の確保が容易とな
り、冷蔵室各部をくまなく冷やすことができ、冷蔵室の
温度が設定温度からあまり相違がなく冷蔵室内の温度分
布の均一化を実現することができるようになった。
さらに、冷気遮蔽板により棚と吹出口の間隔を所定距
離確保できるので、棚の直近に冷気吹出口が位置して食
品を過冷却し凍らせるというような弊害を防止すること
もできる等その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷蔵庫の側面断面図、第2図は同冷蔵
庫の正面断面図、第3図は同冷蔵庫のコントロールボッ
クスの拡大正面図、第4図はフレームの拡大斜視図、第
5図はフレーム上に棚をのせた場合の拡大斜視図、第6
図は従来の冷蔵庫の側面断面図、第7図は従来の冷蔵庫
の正面断面図、第8図は従来の冷蔵庫のコントロールボ
ックスの拡大正面図である。 5……冷蔵室、7……コントロールボックス 8a、8b……吹出口、15……棚 16……フレーム、17……冷気遮蔽板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室内に配設される棚と、この棚を保持
    するフレームと、このフレームを上下方向に移動する移
    動手段と、吹出口からの冷風の送入を制御するコントロ
    ールボックスとを備え、前記コントロールボックスには
    前記棚の上下方向の調節範囲を包含するように、上下方
    向に前記吹出口を複数個配設すると共に前記フレームに
    は前記吹出口に近接して冷気を分散する冷気遮蔽板を設
    けたことを特徴とする冷蔵庫。
JP10432590A 1990-04-18 1990-04-18 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2777457B2 (ja)

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