JP2776637B2 - 円錐形コンテナを備えた貯蔵用ドラム - Google Patents
円錐形コンテナを備えた貯蔵用ドラムInfo
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- JP2776637B2 JP2776637B2 JP8505836A JP50583695A JP2776637B2 JP 2776637 B2 JP2776637 B2 JP 2776637B2 JP 8505836 A JP8505836 A JP 8505836A JP 50583695 A JP50583695 A JP 50583695A JP 2776637 B2 JP2776637 B2 JP 2776637B2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D85/30—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure
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- B65D21/02—Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together
- B65D21/0201—Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together stackable or joined together side-by-side
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- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はドラム型貯蔵用コンテナに関し、特に、液体
及び個体の物品を格納し、輸送するための、新規なプラ
スチック製円錐形ドラムに関する。本発明は、本出願人
によって1994年７月23日に出願された、“Apparatus F
or Lifting Drums"という名称の米国特許出願第08/27
9,488号の内容に関連しており、ここでは該出願の明細
書も参照されたい。
及び個体の物品を格納し、輸送するための、新規なプラ
スチック製円錐形ドラムに関する。本発明は、本出願人
によって1994年７月23日に出願された、“Apparatus F
or Lifting Drums"という名称の米国特許出願第08/27
9,488号の内容に関連しており、ここでは該出願の明細
書も参照されたい。
発明の背景及び従来の技術 標準的な55ガロン（208.175リットル）入りドラム等
の貯蔵用コンテナは、液体及び固体の物品等の生産物の
格納、輸送用としては、一般的なタイプのコンテナであ
る。例えば、柑橘類の海外への輸送には、標準円筒形金
属製ドラム、標準円錐形プラスチック製ドラムを用いる
必要がある。
の貯蔵用コンテナは、液体及び固体の物品等の生産物の
格納、輸送用としては、一般的なタイプのコンテナであ
る。例えば、柑橘類の海外への輸送には、標準円筒形金
属製ドラム、標準円錐形プラスチック製ドラムを用いる
必要がある。
円筒形の金属製ドラムを用いることの不利な点は、従
来の円筒形金属製ドラムでは互いにはめ合わせることが
できないため、内容物が取り除かれた後に積み重ねた形
で運搬することができない点である。このように積み重
ねた形にすることができないために、空の円筒形ドラム
を送り返す際に必要以上のコストがかかることになる。
ひとたび目的地まで輸送されると、空になった円筒形ド
ラムは送り返される前に破壊されて再利用されることが
多く、これによってコストが増加することになるのであ
る。
来の円筒形金属製ドラムでは互いにはめ合わせることが
できないため、内容物が取り除かれた後に積み重ねた形
で運搬することができない点である。このように積み重
ねた形にすることができないために、空の円筒形ドラム
を送り返す際に必要以上のコストがかかることになる。
ひとたび目的地まで輸送されると、空になった円筒形ド
ラムは送り返される前に破壊されて再利用されることが
多く、これによってコストが増加することになるのであ
る。
従来のプラスチック製の円錐形ドラムに関する問題点
は、輸送中に発生する。例えば複数のプラスチック製円
錐形ドラムをまとめて格納する場合、円錐形の形状のた
めに、隣り合ったドラムの底部間においてデッドスペー
スが生ずる。このデッドスペースのために、海上輸送中
の横揺れによってドラムが横滑りしたり、時には壊れて
しまう可能性が生ずる。これらのドラムの海上輸送にお
いては、30゜以上の傾斜角でドラムが転倒し壊れること
が知られている。このような事態になると、ドラム及び
その内容物が実質的に損なわれることになる。更に、こ
のような事態の発生は、船やその乗組員にも同様に危険
を与えるものである。
は、輸送中に発生する。例えば複数のプラスチック製円
錐形ドラムをまとめて格納する場合、円錐形の形状のた
めに、隣り合ったドラムの底部間においてデッドスペー
スが生ずる。このデッドスペースのために、海上輸送中
の横揺れによってドラムが横滑りしたり、時には壊れて
しまう可能性が生ずる。これらのドラムの海上輸送にお
いては、30゜以上の傾斜角でドラムが転倒し壊れること
が知られている。このような事態になると、ドラム及び
その内容物が実質的に損なわれることになる。更に、こ
のような事態の発生は、船やその乗組員にも同様に危険
を与えるものである。
この円錐形ドラム輸送における問題を未然に防ぐため
の従来の解決法は、安全ストラップアタッチメント（st
rap attachment）と共にパレットを追加的に用いること
であった。しかし、パレットに載せて輸送することによ
って、総輸送重量とともに容積（荷積み料の要素）が増
加してしまう。荷積み料の増加とともに、パレットを用
いることによって掛かる追加のコスト（４つのドラムの
運搬に用いられる木製パレット１つ当たり約21ドル）、
及びストラップアタッチメントのコスト、更に必要な人
件費が加わって非常な高額となり、輸送費用が高くつい
てしまうことになる。
の従来の解決法は、安全ストラップアタッチメント（st
rap attachment）と共にパレットを追加的に用いること
であった。しかし、パレットに載せて輸送することによ
って、総輸送重量とともに容積（荷積み料の要素）が増
加してしまう。荷積み料の増加とともに、パレットを用
いることによって掛かる追加のコスト（４つのドラムの
運搬に用いられる木製パレット１つ当たり約21ドル）、
及びストラップアタッチメントのコスト、更に必要な人
件費が加わって非常な高額となり、輸送費用が高くつい
てしまうことになる。
従って、上述の従来の貯蔵用コンテナで生ずるような
問題のない、ドラム型貯蔵用コンテナが必要とされてい
る。
問題のない、ドラム型貯蔵用コンテナが必要とされてい
る。
発明の要約 本発明の第１の目的は、空の場合に互いに上に積み重
ねておくことができるプラスチック製ドラム型貯蔵用、
輸送用コンテナを提供することである。
ねておくことができるプラスチック製ドラム型貯蔵用、
輸送用コンテナを提供することである。
本発明の第２の目的は、輸送時にコンテナ間に大きな
デッドスペースを作ることなく他の貯蔵用コンテナと隣
り合わせに並べて配置できるドラム型貯蔵用、輸送用コ
ンテナを提供することである。
デッドスペースを作ることなく他の貯蔵用コンテナと隣
り合わせに並べて配置できるドラム型貯蔵用、輸送用コ
ンテナを提供することである。
本発明の第３の目的は、30゜以上の傾斜角が生ずるこ
とのある海上輸送において、並べて配置された形で積み
込まれているとき、横滑りしたり壊れたりすることのな
いドラム型貯蔵用、輸送用コンテナを提供することであ
る。
とのある海上輸送において、並べて配置された形で積み
込まれているとき、横滑りしたり壊れたりすることのな
いドラム型貯蔵用、輸送用コンテナを提供することであ
る。
本発明の第４の目的は、空ドラムの底部に格納でき
る、取り外し可能な可撓製を有する下部バンパーベルト
を備えることにより、輸送後の帰路において空ドラムの
占める容積が大きくならず、追加的な輸送コストが掛か
らずに済むようなドラム型貯蔵用、輸送用コンテナを提
供することである。
る、取り外し可能な可撓製を有する下部バンパーベルト
を備えることにより、輸送後の帰路において空ドラムの
占める容積が大きくならず、追加的な輸送コストが掛か
らずに済むようなドラム型貯蔵用、輸送用コンテナを提
供することである。
本発明の新規な円錐形貯蔵用、輸送用ドラムの好適実
施例は、上部、中央部、及び下部を有する一般的に円筒
形の中空コンテナを有する。コンテナの上部の外径は、
中央部及び下部の外径より大きく、また、上部及び下部
は円筒形の形状をなし、中央部は円錐形の形状をなすこ
とを特徴とする。弾力的で可撓製を有する取り外し可能
なバンパーベルトを、コンテナ下部の外周部に取着する
ことができる。ベルトの外径は、コンテナの上部の外径
と概ね等しい。従って、ドラムの輸送に際してドラムを
隣り合わせに並べて格納することができ、最大傾斜角が
30゜以上となっても、内容物で満たされたドラムが傾い
たり壊れたりする可能性を小さくすることができる。ド
ラムが空にされたときは、ベルト自体を取り外してドラ
ムの底部の中に格納しておくことができる。更に、ドラ
ムが形状が円錐形であるため、ドラムの内容物が除去さ
れて空になっているとき、ドラムを積み重ねておくこと
ができる。弾力的なベルトは、ゴム等の弾力性材料から
リング形状に予備成形（preform）することにより形成
することができ、延ばしてコンテナの下部の外周部に取
着することができる。別の実施例として、可撓性を有す
るループを用いてベルトをその場所に装着することも可
能である。更に別の実施例においては、散在する可撓性
を有するリンク部分を備えており、これが可撓性を有し
ていない部分とともにベルトを形成し、ループ形状にベ
ルトを結合するラッチ型結合機構を用いてベルトをドラ
ム下部の外周部に取着する。
施例は、上部、中央部、及び下部を有する一般的に円筒
形の中空コンテナを有する。コンテナの上部の外径は、
中央部及び下部の外径より大きく、また、上部及び下部
は円筒形の形状をなし、中央部は円錐形の形状をなすこ
とを特徴とする。弾力的で可撓製を有する取り外し可能
なバンパーベルトを、コンテナ下部の外周部に取着する
ことができる。ベルトの外径は、コンテナの上部の外径
と概ね等しい。従って、ドラムの輸送に際してドラムを
隣り合わせに並べて格納することができ、最大傾斜角が
30゜以上となっても、内容物で満たされたドラムが傾い
たり壊れたりする可能性を小さくすることができる。ド
ラムが空にされたときは、ベルト自体を取り外してドラ
ムの底部の中に格納しておくことができる。更に、ドラ
ムが形状が円錐形であるため、ドラムの内容物が除去さ
れて空になっているとき、ドラムを積み重ねておくこと
ができる。弾力的なベルトは、ゴム等の弾力性材料から
リング形状に予備成形（preform）することにより形成
することができ、延ばしてコンテナの下部の外周部に取
着することができる。別の実施例として、可撓性を有す
るループを用いてベルトをその場所に装着することも可
能である。更に別の実施例においては、散在する可撓性
を有するリンク部分を備えており、これが可撓性を有し
ていない部分とともにベルトを形成し、ループ形状にベ
ルトを結合するラッチ型結合機構を用いてベルトをドラ
ム下部の外周部に取着する。
本発明の他の目的及び利点は、図面に概略を示された
以下に詳細に述べる好適実施例により、より明らかとな
るであろう。
以下に詳細に述べる好適実施例により、より明らかとな
るであろう。
図面の簡単な説明 第1A図及び第1B図は、典型的な従来の貯蔵用ドラムの
外面図である。
外面図である。
第２図は、本発明の円錐形ドラムの第１好適実施例の
外面図である。
外面図である。
第３図は、第２図の矢印Ａの方向から見た本発明のド
ラムの蓋部を示す平面図である。
ラムの蓋部を示す平面図である。
第４図は、第２図の矢印Ｂの方向から見た本発明のド
ラムの底部を示す底面図である。
ラムの底部を示す底面図である。
第５図は、第２図の本発明のドラムを２つ隣り合わせ
に並べて用いたところを示す側面図である。
に並べて用いたところを示す側面図である。
第６図は、第５図のドラムが空で、積み重ねられた状
態にあるところを示す側面図である。
態にあるところを示す側面図である。
第７図は、第２図の矢印Ｃの方向から見た本発明のド
ラムの断面図である。
ラムの断面図である。
第８図は、本発明の円錐形ドラムの第２好適実施例の
外面図である。
外面図である。
第９図は、第８図の矢印Ｄの方向から見た本発明のド
ラムの底部を示す底面図である。
ラムの底部を示す底面図である。
第10図は、本発明の円錐形ドラムの第３好適実施例の
外面図である。
外面図である。
第11図は、第10図の矢印Ｅの方向から見た本発明のド
ラムの底部を示す底面図である。
ラムの底部を示す底面図である。
第12図は、第10図の本発明のベルト結合機構を示す外
面図である。
面図である。
発明の好適実施例の説明 本発明の好適実施例の詳細の説明の前に、本発明が、
ここに示す特定の実施例の詳細に限定されるものではな
い、ということを理解されたい。というのは、ここに述
べたもの以外の実施例も可能だからである。また、ここ
で用いた用語も、説明のために用いられているものであ
るから、これに限定されるものではない。
ここに示す特定の実施例の詳細に限定されるものではな
い、ということを理解されたい。というのは、ここに述
べたもの以外の実施例も可能だからである。また、ここ
で用いた用語も、説明のために用いられているものであ
るから、これに限定されるものではない。
第1A図に示すのは、従来の円筒形55ガロン入り金属製
貯蔵用、輸送用ドラム100の外面図である。輸送中、同
形のドラム100は位置を合わせて並べて配置される。各
円筒形ドラムは、通常蓋部112、蓋部112をドラム本体11
4に装着するための円形エッジリング113、及び円形に予
備成形され、ドラム本体の外周部に取着される膨出部11
6、118を有する。前に述べたように、円筒形ドラム100
は、輸送の帰路において互いに積み重ねた形にすること
ができない。更に、膨出部116、118及びリング113は円
筒形ドラム本体114の側面から延出しているため、複数
のドラムを、デッドスペースを作らずに側面が互いに当
接するように配置することができない。
貯蔵用、輸送用ドラム100の外面図である。輸送中、同
形のドラム100は位置を合わせて並べて配置される。各
円筒形ドラムは、通常蓋部112、蓋部112をドラム本体11
4に装着するための円形エッジリング113、及び円形に予
備成形され、ドラム本体の外周部に取着される膨出部11
6、118を有する。前に述べたように、円筒形ドラム100
は、輸送の帰路において互いに積み重ねた形にすること
ができない。更に、膨出部116、118及びリング113は円
筒形ドラム本体114の側面から延出しているため、複数
のドラムを、デッドスペースを作らずに側面が互いに当
接するように配置することができない。
第1B図に示すのは、従来の円錐形貯蔵用ドラム150の
外面図であって、典型的には蓋部152、蓋部152を本体15
4に装着するための蓋リング153、及び膨出部156、158を
有し、更に本体の部分157及び159が一般的に円錐形の形
状をなす。しかし、下部159の直径が上部154の直径より
も著しく小さいため、格納されたドラム150の底部の近
傍にデッドスペースが形成され、それに伴う問題が生ず
る。
外面図であって、典型的には蓋部152、蓋部152を本体15
4に装着するための蓋リング153、及び膨出部156、158を
有し、更に本体の部分157及び159が一般的に円錐形の形
状をなす。しかし、下部159の直径が上部154の直径より
も著しく小さいため、格納されたドラム150の底部の近
傍にデッドスペースが形成され、それに伴う問題が生ず
る。
第２図に示すのは、55ガロン入り貯蔵用コンテナとし
て用いられる、本発明の円錐形ドラム200の第１実施例
の外面図である。ドラム200の高さＨは約37.89インチ
（約96.24センチメートル）、上端部の直径Ｗは約23.86
インチ（60.60センチメートル）、下端部部の直径Ｘは
約21.31インチ（54.13センチメートル）である。蓋210
は、ドラム200の上端開口部に従来のエッジグリップ隆
起部212等を用いて装着される。
て用いられる、本発明の円錐形ドラム200の第１実施例
の外面図である。ドラム200の高さＨは約37.89インチ
（約96.24センチメートル）、上端部の直径Ｗは約23.86
インチ（60.60センチメートル）、下端部部の直径Ｘは
約21.31インチ（54.13センチメートル）である。蓋210
は、ドラム200の上端開口部に従来のエッジグリップ隆
起部212等を用いて装着される。
主たる本体部分上には上部バンパー領域220、中央部2
30、及び縮径部たる下部240があり、本体部分は、ポリ
エチレン等から、これに限られるものではないが、射出
成形等の周知の技術によって１つの形状として形成され
たプラスチックの構造体である。上部バンパー領域220
の外径は蓋部210の直径よりやや大きく、隣り合って格
納されたドラムのエッジグリップ隆起部212が互いに接
触しないようになっている。同様に、ベルト260を装着
した場合の、ベルトも含めた下部の外径Ｘも同じ直径と
なる。領域220及び240の直径は、第７図においても示さ
れている。
30、及び縮径部たる下部240があり、本体部分は、ポリ
エチレン等から、これに限られるものではないが、射出
成形等の周知の技術によって１つの形状として形成され
たプラスチックの構造体である。上部バンパー領域220
の外径は蓋部210の直径よりやや大きく、隣り合って格
納されたドラムのエッジグリップ隆起部212が互いに接
触しないようになっている。同様に、ベルト260を装着
した場合の、ベルトも含めた下部の外径Ｘも同じ直径と
なる。領域220及び240の直径は、第７図においても示さ
れている。
第３図は、第２図の矢印Ａの方向から見た本発明のド
ラムの蓋部210をエッジグリップ隆起部（edge gripping
ridges）212と共に示した平面図である。第４図は、第
２図の矢印Ｂの方向から見た本発明のドラムの底部244
及びベルト260を示す底面図である。
ラムの蓋部210をエッジグリップ隆起部（edge gripping
ridges）212と共に示した平面図である。第４図は、第
２図の矢印Ｂの方向から見た本発明のドラムの底部244
及びベルト260を示す底面図である。
再び第２図を参照されたい。縮径下部240には、これ
らに限られるものではないが、弾力性ゴム、エラストマ
ー材料等のような材料から形成された弾力的な可撓性を
有するバンド状ベルト260を取着することができる。バ
ンド状ベルト260は、延ばして縮径下部240にとまりばめ
することができる。ベルト260には、射出成形等の技術
を用いて（これに限られるものではない）１つの形状と
して形成されたリング形状のものを用いることができ、
約1.775インチ（約4.51センチメートル）の厚みを有す
る。また、このベルト260は、圧力等を加えることによ
って伸縮し、直径が変化するという意味で可撓性を有す
る。
らに限られるものではないが、弾力性ゴム、エラストマ
ー材料等のような材料から形成された弾力的な可撓性を
有するバンド状ベルト260を取着することができる。バ
ンド状ベルト260は、延ばして縮径下部240にとまりばめ
することができる。ベルト260には、射出成形等の技術
を用いて（これに限られるものではない）１つの形状と
して形成されたリング形状のものを用いることができ、
約1.775インチ（約4.51センチメートル）の厚みを有す
る。また、このベルト260は、圧力等を加えることによ
って伸縮し、直径が変化するという意味で可撓性を有す
る。
第５図は、第２図の円錐形ドラム200の側面図であっ
て、ドラム200が同形の円錐形ドラム200′と当接するよ
うに並べて配置され、輸送中に上部バンパー220、220′
及び下部バンパー260、260′が、それぞれ互いに当接し
合うようになっているとこらが示されている。この状態
では、下部バンパー260、260′はショックアブソーバー
としても機能することができる。
て、ドラム200が同形の円錐形ドラム200′と当接するよ
うに並べて配置され、輸送中に上部バンパー220、220′
及び下部バンパー260、260′が、それぞれ互いに当接し
合うようになっているとこらが示されている。この状態
では、下部バンパー260、260′はショックアブソーバー
としても機能することができる。
第６図は、第５図のドラム200及び200′が空で、一方
のドラムを他方のドラムの中に収めて積み重ねた状態に
あるところが示された側面図である。下部バンパーベル
ト260、260′は、丸めて欠くドラムの底部の中に収納し
ておくことができる。第７図は、第２図の矢印Ｃの方向
から見た本発明のドラムの断面図である。
のドラムを他方のドラムの中に収めて積み重ねた状態に
あるところが示された側面図である。下部バンパーベル
ト260、260′は、丸めて欠くドラムの底部の中に収納し
ておくことができる。第７図は、第２図の矢印Ｃの方向
から見た本発明のドラムの断面図である。
第８図は、本発明の円錐形ドラム300の第２好適実施
例の外面図である。この実施例においては、蓋部310、
エッジ部312、上部バンパー320、中央部330及び縮径下
部340、着脱自在のベルト360、及び底部344は、それぞ
れ第２図の要素210、212、220、230、240、260、及び24
4と概ね同形である。この実施例では、プラスチック材
料または織地材料等から形成された可撓性を有するベル
ト用ループが組み込まれて、弾力的なベルト360を所定
の位置に保持するようになっている。ループ372、374、
376、及び378は、型成形（molded）、プラスチック溶着
（plastic welded）、接着等により縮径下部に装着する
ことができる。図にはループが４つ示されているのみで
あるが、所望に応じてループの数はいくつでも可能であ
る。
例の外面図である。この実施例においては、蓋部310、
エッジ部312、上部バンパー320、中央部330及び縮径下
部340、着脱自在のベルト360、及び底部344は、それぞ
れ第２図の要素210、212、220、230、240、260、及び24
4と概ね同形である。この実施例では、プラスチック材
料または織地材料等から形成された可撓性を有するベル
ト用ループが組み込まれて、弾力的なベルト360を所定
の位置に保持するようになっている。ループ372、374、
376、及び378は、型成形（molded）、プラスチック溶着
（plastic welded）、接着等により縮径下部に装着する
ことができる。図にはループが４つ示されているのみで
あるが、所望に応じてループの数はいくつでも可能であ
る。
第９図は、第８図の矢印Ｄの方向から見た本発明のド
ラム300の底部344を示す底面図である。
ラム300の底部344を示す底面図である。
第10図は、本発明の円錐形ドラム400の第３好適実施
例の外面図である。この実施例においては、蓋部410、
エッジ部412、上部バンパー420、中央部430及び縮径下
部440、及び底部444は、それぞれ第２図の要素210、21
2、220、230、240、及び244と概ね同形である。バンパ
ーベルト480は、可撓性を有していないリンク部分481〜
489を有し、これらのリンク部分は、これに限られるも
のではないが、プラスチック等の材料から形成される。
バンパーベルト480は、更に散在する結合部分491〜496
を有し、これらの結合部分は、これに限られるものでは
ないが、第２図に関連して上述したベルト260と同じ材
料のような、可撓性を有する弾力的な材料から形成され
る。
例の外面図である。この実施例においては、蓋部410、
エッジ部412、上部バンパー420、中央部430及び縮径下
部440、及び底部444は、それぞれ第２図の要素210、21
2、220、230、240、及び244と概ね同形である。バンパ
ーベルト480は、可撓性を有していないリンク部分481〜
489を有し、これらのリンク部分は、これに限られるも
のではないが、プラスチック等の材料から形成される。
バンパーベルト480は、更に散在する結合部分491〜496
を有し、これらの結合部分は、これに限られるものでは
ないが、第２図に関連して上述したベルト260と同じ材
料のような、可撓性を有する弾力的な材料から形成され
る。
第10図を再び参照されたい。可撓性を有する結合部49
1〜496により、ベルト480を直径が大きくなるように伸
ばしてドラム400の縮径部分440に装着することが可能と
なる。第11図は、第10図の矢印Ｅの方向から見た本発明
のドラム400の底部444を示す底面図である。第10図〜第
12図においては、８つのリンク部分と７つの結合部分が
示されているが、これらを必要に応じていくつ設けても
よい。
1〜496により、ベルト480を直径が大きくなるように伸
ばしてドラム400の縮径部分440に装着することが可能と
なる。第11図は、第10図の矢印Ｅの方向から見た本発明
のドラム400の底部444を示す底面図である。第10図〜第
12図においては、８つのリンク部分と７つの結合部分が
示されているが、これらを必要に応じていくつ設けても
よい。
第12図は、第11図の本発明のラッチ型ベルト結合機構
470を示す外面図である。結合機構470は、点473におい
てタブ部474に結合された一種の蝶番として機能する埋
込部472を有する。タブ部474はその下側部において延出
部475を有し、この延出部475は必要なベルトの直径に応
じて異なる溝状スロット477に挿入される。
470を示す外面図である。結合機構470は、点473におい
てタブ部474に結合された一種の蝶番として機能する埋
込部472を有する。タブ部474はその下側部において延出
部475を有し、この延出部475は必要なベルトの直径に応
じて異なる溝状スロット477に挿入される。
上述の実施例においては、特定のベルト結合／固定機
構について言及したが、他の固定機構、例えば、これに
限られるものではないが、ドラムの上蓋にリング部材を
固定するのに用いられる既存のリングロック（ring loc
k）のような固定機構を採用することも可能である。
構について言及したが、他の固定機構、例えば、これに
限られるものではないが、ドラムの上蓋にリング部材を
固定するのに用いられる既存のリングロック（ring loc
k）のような固定機構を採用することも可能である。
好適実施例においては、この新規な円錐形ドラムをプ
ラスチック製のものに特定していたが、他の材料、例え
ば、金属に限られるものではないが、鉄、アルミニウ
ム、ファイバーグラス等の材料を用いることが可能であ
る。
ラスチック製のものに特定していたが、他の材料、例え
ば、金属に限られるものではないが、鉄、アルミニウ
ム、ファイバーグラス等の材料を用いることが可能であ
る。
好適実施例として容量が55ガロン入りの円錐形ドラム
について記述したが、所望に応じて他のサイズにすると
も可能である。
について記述したが、所望に応じて他のサイズにすると
も可能である。
本発明の特定の実施例、または実施を前提とした実施
例の変形について記述し、図示してきたが、本発明の範
囲はこれに限定されるものではなく、ここに示した技術
を用いた、特に以下の請求の範囲の内容に含まれるよう
な他の実施例、または実施例の変形も可能である。
例の変形について記述し、図示してきたが、本発明の範
囲はこれに限定されるものではなく、ここに示した技術
を用いた、特に以下の請求の範囲の内容に含まれるよう
な他の実施例、または実施例の変形も可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 8/00 - 8/10 B65D 25/20
Claims (12)
- 【請求項１】上部と、中央部と、下部とを有する一般的
に円筒形の中空コンテナと、 前記下部の外周部に取着されたバンパーベルトとを有
し、 前記中空コンテナの前記上部の外径が、前記中部及び前
記下部の外径より大きく、前記上部及び前記下部が円筒
形の形状をなし、前記中央部が円錐形の形状をなすこと
を特徴とし、 前記バンパーベルトの外径が、前記中空コンテナの上部
の外径と概ね等しいことを特徴とする輸送のための貯蔵
用ドラム。 - 【請求項２】前記バンパーベルトが弾力性材料を更に有
することを特徴とする請求項１に記載の貯蔵用ドラム。 - 【請求項３】前記弾力性材料がゴムであることを特徴と
する請求項２に記載の貯蔵用ドラム。 - 【請求項４】一般的に円筒形の第２中空コンテナを更に
有し、 前記中空コンテナと前記第２中空コンテナを内容物を満
たした状態で輸送する場合、前記第２コンテナを、前記
コンテナに隣接するように位置合わせして配置すること
が可能であることを特徴とする請求項１に記載の貯蔵用
ドラム。 - 【請求項５】一般的に円筒形の第２中空コンテナを更に
有し、 前記中空コンテナと前記第２中空コンテナの内容物が除
去されているとき、各コンテナ上の前記バンパーベルト
を除去した後、前記第２中空コンテナの底部を前記中空
コンテナに挿入することが可能であることを特徴とする
請求項１に記載の貯蔵用ドラム。 - 【請求項６】取り外し可能な前記バンパーベルトを装着
するための、前記下部の外周部に取着されたループを更
に有することを特徴とする請求項１に記載の貯蔵用ドラ
ム。 - 【請求項７】取り外し可能な前記バンパーベルトが、可
撓性を有していないリンク部分によって連結された可撓
性を有する弾力的結合部分を備えた、１つのストリップ
を有することを特徴とする請求項１に記載の貯蔵用ドラ
ム。 - 【請求項８】取り外し可能な前記バンパーベルトが、前
記ストリップを着脱するためのラッチファスナを更に有
することを特徴とする請求項７に記載の貯蔵用ドラム。 - 【請求項９】前記中空コンテナが、プラスチックを材料
として予備成形されることを特徴とする請求項１に記載
の貯蔵用ドラム。 - 【請求項１０】前記プラスチック製のコンテナが、射出
成形で予備成形されることを特徴とする請求項９に記載
の貯蔵用ドラム。 - 【請求項１１】円錐形の55ガロン入り貯蔵用ドラムであ
って、 上部と、中央部と、下部とを有する一般的に円筒形の中
空コンテナと、 前記下部の外周部に取着され、取り外して前記ドラムの
底部の内部に格納可能なバンパーベルトとを有し、 前記中空コンテナの前記上部の外径が、前記中部及び前
記下部の外径より大きく、前記上部及び前記下部が円筒
形の形状をなし、前記中央部が円錐形の形状をなすこと
を特徴とし、 前記バンパーベルトの外径が、前記中空コンテナの上部
の外径と概ね等しいことを特徴とする55ガロン入り貯蔵
用ドラム。 - 【請求項１２】前記上部末端の外径が約23.86インチ（6
0.60センチメートル）で、前記下部末端の外径が役21.3
1インチ（54.13センチメートル）であることを特徴とす
る請求項11に記載の貯蔵用ドラム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/279,502 US5390795A (en) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | Conical drum storage container |
| US279,502 | 1994-07-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09500348A JPH09500348A (ja) | 1997-01-14 |
| JP2776637B2 true JP2776637B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=23069275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8505836A Expired - Lifetime JP2776637B2 (ja) | 1994-07-22 | 1995-07-19 | 円錐形コンテナを備えた貯蔵用ドラム |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5390795A (ja) |
| EP (1) | EP0720567B1 (ja) |
| JP (1) | JP2776637B2 (ja) |
| AT (1) | ATE208337T1 (ja) |
| DE (1) | DE69523730T2 (ja) |
| DK (1) | DK0720567T3 (ja) |
| ES (1) | ES2167450T3 (ja) |
| PT (1) | PT720567E (ja) |
| WO (1) | WO1996003324A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5655873A (en) * | 1995-10-12 | 1997-08-12 | Wolfgang Jobmann | Drum lifting attachment for forklifts |
| WO2008073983A2 (en) * | 2006-12-12 | 2008-06-19 | Mcgee John W Jr | Receptacle positioning apparatus |
| US20080237249A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-02 | Mcgee John | Waste Receptacle With A Bumper to Maintain the Waste Receptacle a Predetermined Distance from a Wall or Other Vertical Surface |
| US10940086B2 (en) * | 2015-11-12 | 2021-03-09 | Scalpal Llc | Bottle support and protective collar |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2563352A (en) * | 1946-04-05 | 1951-08-07 | Malcolm W Morse | Insulated cup |
| US3327895A (en) * | 1965-01-05 | 1967-06-27 | Seymour C Graham | Nestable plastic container |
| US3355049A (en) * | 1965-05-20 | 1967-11-28 | Kelsey Hayes Co | Barrel |
| US3780899A (en) * | 1971-11-01 | 1973-12-25 | Wallace Expanding Machines | Container with concave belt and lock seam |
| US3940008A (en) * | 1972-05-22 | 1976-02-24 | Flanders Robert D | Collapsible reusable barrel for fluids |
| BE804759A (nl) * | 1973-09-12 | 1974-01-02 | Verlinden Marius A J | Vat in het bijzonder biervat |
| US3957171A (en) * | 1975-05-09 | 1976-05-18 | Inland Steel Company | Container with rolling hoops |
| US4022345A (en) * | 1976-03-15 | 1977-05-10 | Advanced Chemical Technology | Drum with handling rings |
| US4032031A (en) * | 1976-10-12 | 1977-06-28 | K And M Rubber Company | Plastic drum with lift ring |
| US4141459A (en) * | 1977-12-27 | 1979-02-27 | Eli John C Jr | Protecting device for containers |
| US4372458A (en) * | 1981-04-08 | 1983-02-08 | Carlson Franklin J | Protective skirt assembly for a container |
| US4511055A (en) * | 1983-01-10 | 1985-04-16 | Carlson Franklin J | Removable protective skirt for a tank |
| FR2606373A1 (fr) * | 1986-11-12 | 1988-05-13 | Roux Michel | Procede d'insonorisation de lignes de conditionnement utilisant des contenants en matiere sonore, contenant adapte pour la mise en oeuvre de ce procede et paquet de tels contenants |
| DE4034226C1 (en) * | 1990-10-29 | 1992-02-13 | Schuetz-Werke Gmbh & Co Kg, 5418 Selters, De | Wide necked plastics container - has border section below opening to accommodate tensioning ring for lid |
-
1994
- 1994-07-22 US US08/279,502 patent/US5390795A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-19 JP JP8505836A patent/JP2776637B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-19 WO PCT/US1995/009088 patent/WO1996003324A1/en active IP Right Grant
- 1995-07-19 AT AT95927274T patent/ATE208337T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-07-19 DK DK95927274T patent/DK0720567T3/da active
- 1995-07-19 EP EP95927274A patent/EP0720567B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-19 DE DE69523730T patent/DE69523730T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-19 ES ES95927274T patent/ES2167450T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-19 PT PT95927274T patent/PT720567E/pt unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69523730D1 (de) | 2001-12-13 |
| JPH09500348A (ja) | 1997-01-14 |
| WO1996003324A1 (en) | 1996-02-08 |
| US5390795A (en) | 1995-02-21 |
| DE69523730T2 (de) | 2002-05-08 |
| EP0720567A1 (en) | 1996-07-10 |
| ES2167450T3 (es) | 2002-05-16 |
| PT720567E (pt) | 2002-04-29 |
| DK0720567T3 (da) | 2001-12-27 |
| EP0720567A4 (en) | 1998-12-16 |
| ATE208337T1 (de) | 2001-11-15 |
| EP0720567B1 (en) | 2001-11-07 |
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