JP2774199B2 - 可搬形のトイレット設備 - Google Patents

可搬形のトイレット設備

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JP2774199B2
JP2774199B2 JP6517249A JP51724994A JP2774199B2 JP 2774199 B2 JP2774199 B2 JP 2774199B2 JP 6517249 A JP6517249 A JP 6517249A JP 51724994 A JP51724994 A JP 51724994A JP 2774199 B2 JP2774199 B2 JP 2774199B2
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クリアー、クリストファー・ジェイ
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エアバック・インコーポレーテッド
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
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    • E03D11/02Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
    • E03D11/10Bowls with closure elements provided between bottom or outlet and the outlet pipe; Bowls with pivotally supported inserts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D5/00Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F1/00Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願に対するクロスリファレンス これは、John M.GroomsおよびBlake V.Ricks名義で
1992年1月31日に出願された米国特許出願番号第07/82
9,742号及びChristopher J.Clear及びJohn M.Grooms
名義で1992年10月28日に出願された米国特許出願番号第
07/967,454号の一部係属出願である。
発明の背景 本発明は、広くは、便器に繋がる貯槽から人間の排泄
物を真空圧により除去し、使用後これを洗浄するシステ
ムないしは設備に関し、特に、差圧作動式の排出弁、放
水弁及び制御弁を、保持貯槽及び真空源と共に、付帯す
る設備に関し、これらは全て持ち運び可能のものであ
る。
一般的にPORTA−JOHNとして知られている移動式トイ
レット構造体のごとき従来の移動式トイレット設備にお
いては、弁座が貯槽の上に直接装着される。人間の排泄
物が重力で貯槽の中に直接落下し、次の清掃処理のため
に集められる。このようなトイレット設備は設計が簡単
であり、建設現場、道路脇休憩所、公衆屋外会場等に容
易に設置し使用することが出来るが、これらはしばしば
不潔で、評判が悪く、又、一般的に水洗式ではない。多
くの人はこれを最終手段として使用している。
航空機工業は、航空機に、一般的便器と水洗装置を特
徴とするより衛生的で感じの良いトイレットの必要性を
以前から感じている。高高度における真空圧の簡便なソ
ースとして、ポンプで与えられるプラスの代わりに、差
圧を使ってこのシステムを動かしている。従って、Kemp
erの米国特許第3,922,730号は航空機等に使用する循環
式トイレット・システムを開示している。便器からの廃
棄物が大量の水と共に保持貯槽の中に排出され、これが
スクリーンを持ってして、重力により、排水の中の固形
物から液体を分離する。固形留分が、航空機の外の減圧
状態によって、保持貯槽から、従って飛行機から除去さ
れる一方、液体留分が化学処理され、次の水洗サイクル
の間の洗浄の目的で便器にポンプで送り戻される。然
し、簡単な隔膜作動式フラッパが排出弁として使用さ
れ、便器の排泄物を保持貯槽へ排出したり、洗浄廃水を
便器に流したりすることを調節するための制御手段は、
本来、完全に電気−機械的なもの(即ちソレノイド・
弁)である。Kemperが教示するような真空作動の移動式
トイレット設備は設計が複雑で、その費用は航空機自体
の製造および運転費から見て初めて納得できるようなも
のである。
Hellersの米国特許第4,199,828号は汽車やバスのよう
な移動機械のための真空トイレット装置を開示してい
る。便器の中の排泄物が真空圧力の影響の下で、その底
に簡単なフラップ弁を持つマテリアル・スルース(mate
rial sluice)の中に排出される。十分な量の排泄物と
液体がその中に溜まると、その重量でフラップ弁が開
き、後処理のために重力によって貯蔵タンクの中に排出
される。然し、Hellerのシステムは空圧エジェクタを動
かすための圧縮空気が必要なばかりでなく、それによっ
て作られる真空圧力の量が多くの場合小さい。更に、こ
のシステムを作動させるためには電気制御手段が必要で
ある。
Carolan et.al.の米国特許第3,995,328号は、一般的
にボーイング社製航空機に使われる真空トイレット・シ
ステムを開示している。ここでも、高高度で飛行中は、
機内の圧力と機外条件との間の差圧が使用されるが、航
空機が地上にある時は、ポンプによって作動する真空圧
トランスジューサが真空圧力源を提供し、便器および洗
面器からの排出物を保持貯槽に吸引する。保持貯槽の中
のフィルターを使って、排出物から十分な量の液体を回
収し、便器の洗浄に洗流し液として再使用することが出
来るようにする。洗流しおよび洗浄用弁の設計は開示さ
れていないが、このシステムの制御手段は本来エレクト
ロニックである。
発明の要約 本発明の目的は、一般的便器または洗面器が繋がる保
持貯槽から排泄物液(排泄物および水洗用の液体等を含
む廃液)を、後の処理のために、真空圧(負圧、すなわ
ち大気圧以下の圧力)によって収集タンクに排出するト
イレット設備を提供することである。
本発明の別の目的は、可搬式で、地方のお祭りやコン
サートのごとき大衆的な屋外イベントに便利に使うこと
の出来るトイレット設備を提供することである。
本発明の更に別の目的は、差圧によって完全に作動さ
せることの出来る排出弁および制御弁を持つトイレット
設備を提供することである。
本発明の更に別の目的は、独立した負圧源を持つトイ
レット設備を提供することである。
本発明の更に別の目的は、洗面器を備えた小さな個人
用シェルター構造体の中に十分に取り付けることの出来
るコンパクトなトイレット設備を提供することである。
これらの目的は、添付した図面を参照して本発明の明
細書を説明することによって容易に理解することが出来
る。
要するに、本発明はコンパクトで独立し、持ち運びの
出来る真空トイレット設備を目指しており、これが、重
力によって排泄物液を集める保持貯槽と、搬送サイクル
の間に、排泄物液を搬送のための保持貯槽から真空収集
タンクに抜き取る作業を調節する差圧作動式の排出弁
と、保持貯槽の中の静水圧条件に応じた排出弁の作動を
調節するための差圧作動時のセンサ手段および制御手段
と、水洗サイクルの間および直後に便器に水を流すため
の押しボタン式放水弁とを備えている。押しボタン式放
水弁を持つシンクを設けても良い。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の可搬式トイレット設備の一部を切り
欠いて示す図である。
図2は、図1に示すトイレット設備に設けられる収集
タンクと負圧および水の供給装置を示す図である。
図3は、閉められ待機している状態の排出弁の断面図
を示している。
図4は、開いた状態の図3の排出弁の断面図を示して
いる。
図5は、閉められ待機している状態の排出弁の別の実
施例の断面図を示している。
図6は、図5に示す排出弁のダイヤフラムと弁座の部
分との側面図を示している。
図7は、図6に示す排出弁のダイヤフラムと弁座の部
分との平面図を示している。
図8は、排出弁の他の実施例の側面図を示している。
図9は、貯槽およびセンサ弁の横断面図を含む、本発
明の構成部品と圧空回路の拡大図を示し、この場合、セ
ンサ弁は閉ざされ待機の姿勢で示されている。
図10は、図8の構成部品および空圧回路とを示してい
るが、センサ弁は開いた状態で示されている。
図11は、図9の線11−11に沿うセンサ弁の断面図を示
している。
図12は、図10の線12−12に沿うセンサ弁の断面図を示
している。
図13は、閉ざされ待機している状態で示す制御弁の断
面図を示している。
図14は、開かれた状態の制御弁の断面図を示してい
る。
図15は、閉ざされ待機状態で示す放水弁の断面図を示
している。
図16は、開かれた状態で示す放水弁の断面図を示す。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明の可搬式真空トイレット設備10が図1および図
2に示されている。集合型洗面所のハウジング(シェル
ター構造体)12が示されているが、独立の洗面所をトレ
ーラー、汽車、飛行機、野外等に同じような形で置くこ
とが出来る。
図1には、このハウジング12が一部を切り欠いて示さ
れている。例えば0.8リットルの水洗容積を持つ一般的
ローフラッシュ(水洗水量の少ないことを言う)便器14
が、多数回の水洗回数で便器から排出される量を蓄える
ことの出来る十分な容量を持つ保持貯槽16の上に装着さ
れる。この実施例では、保持貯槽16には少なくとも40リ
ットル入る。
水洗押しボタン20を持つ手動式放水弁18がハウジング
12のキャビネットに装着され、押しボタンを押すと、所
定量の水が便器の中に一般的形で(例えば、便器の内周
面の上部を囲んで設けられたスプレー・リングを介し
て)水洗サイクルを開始する。便器の底に設けられたバ
ネ圧式フラップ式(バリア手段)24が、水洗サイクルの
間、便器の中に所定量(および重量)の水と排泄物が溜
まったとき開かれ、これらの液(排泄物液)を重力によ
って保持貯槽16に排出する。放水弁18からの水は、フラ
ップ弁24を開くための便器12の中の体積を増やすばかり
でなく、バネの力でフラップ弁を再び閉ざした後、所定
量の清水で便器を洗浄し且つこれを満たし、水洗サイク
ルを終えるようになっている。
真空ポンプ30が、負圧または大気圧以下の圧力(亜大
気圧)のレディーソース(ready source)をホース34に
よって収集タンク32に送る。これと同時に、収集ホース
36が収集タンク32をコンジット38に接続し、次に、これ
が、ハウジング12の中に置かれた排出弁(インジェクシ
ョン手段)40に繋がれる。排出弁40の上流側端部が吸引
パイプ42に繋げられ、その開放端部が保持貯槽16の中に
置かれる。
大量の排泄物液が保持貯槽16の中に蓄積すると、その
中の静水圧もまた同様に増加する。センサ・パイプ44が
静水圧のレベルをホース46を介してセンサ弁48に伝え
る。次に、センサ弁がホース51によって制御弁50に作動
可能に接続される。この制御弁は、その作動を調節する
ために排出弁40の上部ハウジングに繋がれている。
制御弁50が排出弁40を開いて、搬送サイクルを開始す
ると、管路38の中の負圧または亜大気圧条件によって保
持貯槽16の中に溜まった排泄物液が差圧によって汲み出
され、これが開放した排出弁40を通過し、搬送用収集ホ
ース36に入り、次の処理のための真空収集タンク32に至
る。換気パイプ22が保持貯槽16に繋がれ、これによって
大気圧のレデーソースが与えられ、搬送サイクルの間、
保持貯槽が負圧または亜大気圧状態になっても、保持貯
槽の壁が圧壊したり、フラップ弁24が開放位置に引かれ
たりしないようにする。然し、制御弁50が排出弁40を閉
じ、搬送サイクルが終わると、負圧/亜大気圧状態が管
路38および収集ホース36に戻り、排泄物液が次の水洗サ
イクルの間に保持貯槽16に加えられる。キャビネット52
を使用して、センサ弁48,制御弁50,排出弁40,センサ・
パイプ44,センサ・パイプ42及び管路38を、それらのホ
ースと共に隠し、一方、これらを保守および修理の目的
で容易に扱うことが出来るようにしてもよい。
図3は待機閉鎖状態の排出弁40を示す。これは、各々
の長手方向軸が同心線上にない入口部56及び出口部58を
持つオフセット管路54を持つ。この場合、入口部56の直
径が好ましくは出口部58の直径より大きくなるようにし
て、弁を介しての排泄物液がより多く流れるようにし、
又、パイプに鋭い角が出来ないようにする。弁ストップ
60が管路54に沿って、管路の入口部と出口部との間に置
かれる。
開口部62が管路54の上端部分に形成される。適宜の方
法でこれにボンネット64が取り付けられており、もって
弁本体を構成している。図3の実施例では、ナットとボ
ルトとが示されているが、別の手段、例えば「ツイスト
・オン」ロッキング機構を使用することも出来る。排出
弁の管路およびボンネット部分は一般的に厳しい環境の
下で操作しなければならず、従って、これらはABS、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、またはPVCのごとき適切
な材料で作るべきである。
可撓性のダイヤフラム66の縁はボンネット64と管路54
との間に取り付けられ、圧力タイトの室67がダイヤフラ
ムおよびボンネットによって形成されるようにする。ス
ピゴット68がボンネット64の外面上の1点から延出し、
ボンネットの上に入口70を形成する。ボンネット64の上
部の内面から垂れ下がるようにして環状壁72が、ボンネ
ット64の直径に対して非対称に形成されている。この目
的は間もなく明らかになる。
ダイヤフラム66の一部分はピストンカップ76と弁座ス
ペーサ78との間にサンドイッチのように挟まれている。
弁座80がこの弁座スペーサ78に隣接して置かれ、弁座リ
テーナ81が弁座の反対面に隣接して置かれている。ボル
ト(軸)82の軸部がこの弁座リテーナ、弁座、弁座スペ
ーサ、ダイヤフラムおよびピストンカップの中を通過
し、この場合、ナット84には螺条が切られており、これ
らの部分すべてとしっかり結合し、弁アセンブリを構成
する。
環状壁86がピストンカップ76の内面にナット84を囲ん
で延出している。環状壁はピストンカップ76の直径に対
して同心ではない。可撓性のストリップ90上のフランジ
88はピストンカップ76の底の穴92の中に納まり、可撓性
ストリップの他の端部は位置決めピン61とボンネット64
の間に固定されている。バネ94がボンネット64およびダ
イヤフラム66によって形成された弁室67の内側に置か
れ、その一端が環状壁72によって支持され、他端が環状
壁86によって確保されている。
弁ストップ60の幾何学形状は、弁座リテーナ81の側面
の縁が正確に組み合わさるような形をしている。弁座80
はEPDMのごときゴム状の化合物で作られており、弁座ス
ペーサ78および弁座リテーナ81の縁を越えて延び、弁ス
トップを通って排泄物液が移動するのを防ぐ閉鎖位置に
排出弁40がある時に、弁ストップ60に圧接するようにな
っており、又、耐圧シールになっており、排出弁の直ぐ
下流の管路38および収集ホース36の中を負圧または亜大
気圧にする。更に、ボンネット64の上の環状壁72および
ピストンカップ76の中の環状壁86の非同心の幾何学形状
によって、可撓性ストリップ90の長さによって規定され
る弧の中で、バネ94が弁座80を枢動させる。この枢動す
る弁座ないしは弁アセンブリによって、ピストンシャフ
トを持つ先行技術の真空弁の場合以上に小型の弁室67の
使用が可能となる。
ダイヤフラム66はEPDMのごとき可撓性で弾力性のある
ゴム状の材料で作り、開閉両位置の間での排出弁40の反
復使用においても所要の動作がおこなわれるようにすべ
きである。可撓性ストリップ90はデュポン社から発売さ
れているDELRINrのごとき可撓性のあるプラスチック・
アセチル材料で作り、不都合な伸びを起こすことなく可
撓性を保つようにすべきである。
その他の排出弁の設計は本発明の可搬式真空トイレッ
ト設備において同じように機能することは言うまでもな
い。このような設計が、本発明の譲請人の米国特許第5,
082,238号に開示されている。
排出弁40の別の実施例が図5に示されている。照合の
目的で同じ部分には同じ参照符号が使われている。可撓
性ストリップ90の代わりに、ダイヤフラム66がその一側
に沿って可撓性補強部分66aを持っており、これが図6
および図7に明瞭に示されている。図6の断面図に示す
ごとく、ダイヤフラム66は補強周囲カラー65から垂れ下
がって側面65aおよび65bを形成しており、排出弁が閉じ
ているとき、これらの側面はカラー部分65に対して略々
45゜の角度を成している。側面65bの垂直部分は可撓性
部分66aを形成するために厚くなっている。直径1.5イン
チの弁ストップ60に対して、可撓性部分66aは弁アパー
チャの大きさの約2/3、ダイヤフラム壁のその他の部分
の厚さの2〜3倍にすべきである。この可撓性補強部分
は、弁作動の間、ダイヤフラム壁の他の部分ほど引っ張
られないので、往復動作の間、弁座の動作の弧を制御す
ることが出来る。この可撓性補強部分66aは弁の反復使
用の間プラスチックの可撓性ストリップ90より丈夫なこ
とが判った。
図5の排出弁は、真っ直ぐな流路を作るために、同心
の入口部56および出口部58にすることが出来る。又、こ
れらのパイプを同一直径にして、排泄物液を流すことも
出来る。このような弁が図8に示されており、この図は
同時に、前に説明したツイスト・オン・ボンネットも示
している。
図3に示すごとく、排出弁40が閉鎖姿勢を採っている
とき、弁室67の中は大気圧に保たれている。制御弁50に
よって弁室67が負圧/亜大気圧になると、ダイヤフラム
66に差圧が生じ、バネ94の力に打ち勝つ。これでダイヤ
フラムが図4に示す作動位置に移動し、排出弁40を開
き、保持貯槽16の中の排泄物液が管路38および収集ホー
ス36の中に流れ込み、最後に、負圧収集タンク32の中に
入る。然し、弁室67が大気圧に戻ると、工程が逆転し、
排出弁40が図3に示すごとく閉鎖位置に戻る。
センサ弁48および制御弁50を使用して、保持貯槽16の
中の静水圧に応答して、排出弁40の弁室67に至る負圧/
大気圧の通路を制御することが出来る。ホース46は保持
貯槽16とセンサ弁48との間の圧力連絡手段を提供し、こ
れにより、保持貯槽の中の静圧レベルをセンサ弁に送
る。
真空トイレット設備10のキーとなる構成部分が図9お
よび図10に明瞭に示されており、断面図の中に保持貯槽
16およびセンサ弁48が含まれている。排泄物液114が、
前に説明したごとく、フラップ弁24を経て貯槽に入り、
そこに溜められる。排泄物液が溜まるのにつれて、その
中の静水圧が上り、この圧力がセンサ・パイプ44(これ
は保持貯槽16の側壁面を経て差し込まれている)とホー
ス46とに伝えられる。
ノズル124によってホース46に繋がれてセンサ弁48が
ある。このセンサ弁は、プラスチック等適宜の材料で作
られたハウジングを構成するソリッドな本体126と底板1
27を含み、これらが組み合わされて、その間に液密およ
び気密のシールを行う。本体126の裏面と底板127との間
にトラップされて(挟まれて)、EPDM等ゴム状の材料で
作られた柔軟なダイヤフラム128があり、これがセンサ
弁48を室130と室132とに分割する働きをする。ダイヤフ
ラム128の内面に装着されて圧力板134があり、これから
プランジャ軸136が延出している。プランジャ軸136は本
体126の溝138の中を往復する。溝138は、本体126の頂に
置かれたノズル140(図11および12参照)で終わってお
り、このノズルがその中に空気通路(開口)142を持っ
ている。
ベント154は常に大気圧を室132に送っている。フィル
ター155がベント154の開口部を覆って設けられ、大気中
の微粒子がセンサ弁48に入るのを防いでいる。更に、ホ
ース210、ノズル150および空気通路152を介して溝138に
は真空/亜大気圧が繋がっている。
バネ144が本体126とダイヤフラム圧力板134との間に
置かれ、ダイヤフラム128、従ってプランジャ軸136を溝
138からずらしている。プランジャ軸136の中の切欠流路
146(図11および12参照)によって、空気の通路が作ら
れる。普通、この切欠流路146は、プランジャ軸136に隣
接して本体126に装着されるゴムシール148の下に設けら
れ、大気圧が室132からプランジャ軸136を経て溝138
に、又、ノズル140を経て制御弁50の入口ポートに繋が
らないようにする(図9および図11参照)。この場合、
溝138の中の標準的負圧/亜大気圧は制御弁50に直接繋
げられる。
然し、溜まった排泄物液114が室130内に、ダイヤフラ
ム128に対して作用するのに十分なレベルの静水圧を作
り出したとき、プランジャ軸136が溝138の中を移動し、
切欠流路146がゴムシール148をバイパスする(図10およ
び図12参照)。この時点で、大気圧が室132から溝138
に、従ってノズル140を経て制御弁50に繋がるホース51
に繋がる。静水圧のレベルが、保持貯槽16の汲み出しで
十分に下がると、工程が逆転し、大気圧は最早センサ弁
48によって制御弁50には繋がらない。その代わりに、負
圧/亜大気圧が再び空気通路152およびノズル150を介し
て溝138に繋がり、従って、ノズル140を経て制御弁50の
入口ポートに繋がる。
制御弁50が図13および図14に示されている。これは、
上部ハウジング157、中央ハウジング158、および下部ハ
ウジング160からなっている。上部ハウジング157は、ス
ナップ・フィット・フランジ157aおよび158aによって中
央ハウジング158に接続しており、下部ハウジング160の
壁はフランジ162で終わり、このフランジが中央ハウジ
ング158の下の部分の周りにスナップ・フィットし、制
御弁のハウジングを完成している。ゴムのO−リング15
9が上部および中央ハウジングの間に置かれ、気密およ
び液密のシール部を形成している。中央ハウジング158
の下の部分は階段状のリップ164の形をしており、これ
が下部ハウジング160の内面と共同して、環状ニッチ
(嵌合部)を作っている。中央および下部ハウジング15
8および160の係合部の間に置かれて、EPDM等のゴム状材
料で作られた可撓性ダイヤフラム168があり、ロック位
置で環状ニッチ166と係合するその周辺縁部に沿うリッ
プ170を含む。ダイヤフラム168は、制御弁ハウジングを
第1の室172と第2の室174に分割し、これら2つの室間
の気密および液密を確保する働きをする。
ダイヤフラム168に当接し、中央および上部ハウジン
グ158および157の中に延出してプランジャ176があり、
これが、その遠位端部近くに横方向に延びるリップ178
および180を持ち、これらが協動して環状ニッチ182を形
成する。プランジャ176の側部の縁と、中央ハウジング1
58の内面に沿って中頃に位置する階段状ステップ部との
間に挟まれて、ラバー・シール184がある。このシール
は2つの機能を持ち、即ち、中央ハウジングを第2の室
174と真空室186とに分割し、又、これら2つの室の間を
気密および液密に保つ働きをする。
下部ハウジング160の底近くに入口ポート188があり、
これにホース51が繋がれ、センサ弁48の溝138から圧力
条件を第1の室172に連絡する働きをする。次に、第1
の負圧入口ポート190は真空圧を、ホース216によって常
に第2の室174に送っている。中央ハウジング158も又ホ
ース218に繋げられた第2の負圧入口ポート192を持ち、
一方、上部ハウジング157は、その上側部に沿う大気入
口ポート194を持つ。上部ハウジング157の下部には圧力
出口ポート196がある。
EPDM等のゴム状材料で作られたU形キャップ198がプ
ランジャ176の環状ニッチ182と係合し、その遠位端部を
囲んでいる。このキャップはその下縁部から横に放射状
に拡がるフランジ200を含む。バネ202がプランジャ176
のリップ177とワッシャ185との間に置かれ、プランジャ
176を、従ってキャップ198を、大気入口ポート194から
離している。
負圧または亜大気圧が、ホース51および入口ポート18
8を介して制御弁50の第1の室172にセンサ弁48によって
伝えられ、等しい圧力がダイヤフラム168の両側に掛け
られ、バネ202がプランジャ176とキャップ198とを、大
気ポート194との結合からずらし、これによって、フラ
ンジ200が中央ハウジング158の内壁と当接する。こうす
ることで、真空室186からの負圧または亜大気圧が遮断
され、大気圧が代わりに制御室204に、従って出口ポー
ト196に、送られ(図13参照)、ホース220を介して排出
弁40の弁室67に繋がり、これを閉ざす。一方、大気圧が
センサ弁48によって第1の室172に送られる場合は、ダ
イヤフラム168に掛けられた差圧がバネ202の力に打ち勝
ち、これによって、プランジャ・キャップ198が大気入
口ポート194に当接し、代わりに、真空室186からの通路
を制御室204に開放する(図14参照)。ここで、負圧ま
たは亜大気圧が出口ポート196およびホース220を介して
排出弁40に連通し、これを開状態とする。
前に説明したごとく、別々のセンサ弁48及び制御弁50
の代わりに、本発明においては、一体の単一のセンサ・
制御弁(単一の制御手段)を使うことが出来る。Forema
n et.al.および本発明の譲請人の米国特許第4,373,838
号は、このようなセンサ・制御弁を開示しており、これ
が、保持貯槽16内の静水圧に応答して、負圧/亜大気圧
を排出弁40の弁室47に伝える。
ホース222は真空トイレット設備10の制御回路に負圧
/亜大気圧を送る働きをする。一端が排出弁40の直ぐ上
流の管路38に接続され、これは一般的に負圧収集タンク
32によって負圧/亜大気圧に保たれている。ホース222
の中間にチェック弁224があり、これが、管路38の中の
排泄物液が制御弁50またはセンサ弁48に流れ込むのを防
止する。ホース222の他方の端部は、ホース218およびホ
ース228を繋ぐT形継手226に繋がっている。次いで、ホ
ース228がT形継手230に繋がり、これもまたホース216
および212に繋げられている。第2のチェック弁232が予
防手段としてホース228の中間に設けられる。
従って、負圧/亜大気圧の信頼性のあるソースがホー
ス222によってT形継手226、ホース228およびT形継手2
30に繋がっている。ここから、ホース218および216によ
って、この負圧/亜大気圧を制御弁50の入口ポート192
および190に容易に送ることが出来る。同様に、ホース2
12によってセンサ弁48の入口ノズル150に繋くこともで
きる。真空トイレット設備10の構成部分は滅多に水に潜
ることがないから、センサ弁48のベント154および制御
弁50の入力ポート194によって、大気を制御回路に送る
ことが出来る。
ホース212の中間にニードル弁234がある。上述したご
とく、圧空回路工程が逆転され、センサ弁48の室130に
伝えられた静水圧条件が、バネ144がプランジャ軸136を
待機位置に戻す点にまで戻され、その結果、溝138は、
室132の大気圧条件を溝138に伝えるのに必要とする位置
にはいなくなる。然し、プランジャ軸136がその待機位
置に戻された直後は、溝138は依然として大気圧にあ
り、ホース212および入口ノズル150によって徐々に負圧
/亜大気圧条件に戻される。従って、ニードル弁234は
ホース212を通る負圧/亜大気圧の通路を制限して、溝1
38の中の大気圧条件を置き換えるのに必要な時間を遅ら
せる調整手段としての働きをする。この遅れによって、
保持貯槽16が空になり、静水圧条件がゼロになった後、
排出弁40が搬送サイクルの間、所定時間だけ確実に開い
たままでいる。これによって、(大気ベント22によって
繋がる)保持貯槽16の中の所定強さの大気圧が開かれて
いる排出弁40を通過して、管路38に入り、排泄物液に必
要な差圧を与え、これを収集タンク32に完全に汲み出す
ようにする。ニードル弁234は、可変調節して、遅れ時
間を同様に調整することが出来る。
水洗サイクルを開始するために便器14に所定量の洗浄
水を送るときに使用する押しボタン式放水弁18が図15及
び図16に示されている。これは下部ハウジング240を含
み、これに上部ハウジング242がスナップ止めされてい
る。この下部ハウジング240には水入口ポート244と水出
口ポート246とが設けられている。水出口ポート246の近
くの環状壁248の上表面には弁ストップ250が形成されて
いる。
ベル形のシース252は長い突起254とベル形ベース256
とを特徴とし、構造的に堅固である。突起254はピスト
ン流路258を形成している。EPDM等のゴム状材料で作ら
れた可撓性ダイヤフラム260の周辺部がシース252の下面
によって下部ハウジング240に設けられた環状ニッチの
中に固定されている。ダイヤフラム260は、シース252の
ベル形部分の中に上部室264と、下部ハウジング240の中
に設けられ水出口ポート246と機能的に繋がる下部室266
と、を形成している。
アーマチャ(心棒)270がピストン溝258の中に設けら
れている。その下端部はテーパ状のプロング(尖った部
分)272で終り、これがダイヤフラム260の中心の円錐形
の室274に嵌合し、室274の通路276をブロックしてい
る。アーマチャ270の上端部278は面取りされている。バ
ネ280がアーマチャ270の面取り端部278の回りに取り付
けられ、シース252の上部内表面に当接し、アーマチャ2
70のテーパ部272を室272の中に押し込み、水の通路274
を閉ざす。
一方、押しボタン20は上部ハウジング242の上表面の
穴の中に延出し、そこにフランジ280を持ち、押しボタ
ンが上部ハウジング242から外れないようにしている。
バネ282はシース252の周囲にフランジ280と環状壁248と
の間に置かれ、押しボタン20を、図15に示す如く、上部
ハウジング242から遠ざかる待機位置に押しやってい
る。環状磁石284が押しボタン20の内部下端部に、同様
にシース252を取り囲むようにして取り付けられてい
る。
水はパイプ286によって水入口ポート244に送られる。
このパイプは水供給ホース37(図2参照)に接続されて
いる。図15は放水弁18が待機状態にあるときを示してお
り、ダイヤフラム260の小さな穴(図示せず)によって
水が溝288から上部室264に徐々にしみ出る。このことに
よって、ダイヤフラムの両面が同一水圧になる。
押しボタン20が図16に示す位置に押し下げられると、
磁石284がその反発力でアーマチャ270をピストン流路25
8の上端部に移動させる。すると、アーマチャ270のテー
パ部272が円錐形室274から離れ、上部室264の中の水が
通路274を自由に通過し、下部室266に入る。上部室264
内の水圧の降下によって生じたダイヤフラム260におけ
る不等圧によって、ダイヤフラム260が弁ストップ250か
ら離れ、水弁18を開く。すると、溝288の中の水が下部
室266を通過して水出口ポート246を経て便器14に行ける
ようになる。
押しボタン20に圧力が掛からなくなると、バネ282が
これを図15に示す待機位置に戻す。すると、磁石284の
反発力が、バネ290のバネ力と共に、アーマチャをピス
トン流路258の中で押し下げ、従ってテーパ部272が通路
276を閉ざす。水圧が再び徐々に上部室264の中に形成さ
れ、ダイヤフラム260を跨いで等しくなった圧力がダイ
ヤフラムを再び弁ストップ250に向かって動かし、放水
弁を閉ざす。
Morton Grove,IllinoisのDole Water Vlve社製、E
aton社販売の電磁ソレノイド放水弁が本発明の放水弁18
の基礎となっているが、Dole valveの電磁コイルは外
されて、バネ力による押しボタンと磁石との集合体とに
置き換えており、磁石を持つ機械的弁になっている。こ
れにより、電気設備の使えないことの多い方面におい
て、放射弁18が可搬式真空トイレット設備に使えるよう
にする。
放水弁に遅延特性を持たせ、十分な量の水を便器14に
送り、フラップ弁24を開き水洗サイクルを開始し、フラ
ップ弁が閉じた後便器を水で満たすようにすることが出
来る。このことは、ダイヤフラム260の穴(図示なし)
の寸法を十分に小さくして、通路274がアーマチャ270の
テーパ部272で閉ざされた後、便器14の中の大量の液体
を保持貯槽16に流し、且つ、便器を水で満たすのに必要
な時間を考慮しながら、上部室264を水で満たすのに必
要とする時間を延ばすことによって達成される。
又、ハウジング12(図1参照)の中には手洗器26があ
る。放水弁29が兼用され、この放水弁29が水ホース300
からの水を受け止め、押しボタンを押すとホース302に
よって蛇口27に水を送る。使用後の水がドレン(流しボ
ウル)28を通ってホース304の中に流れ込み、保持貯槽1
6に運ばれ、前に説明した如く、次の汲み取りサイクル
の時に排出するようにする。
本発明の特定の実施例に就いて図示説明したが、多く
の変形が可能で、本発明はこの実施例に制限されるもの
ではない。従って、本発明は、本出願によって、ここに
開示し請求する基本的趣旨の思想及び範囲内に含まれる
ことになるようないかなる及び全ての変形を包含するも
のと考える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リックス、ブレイク・ブイ アメリカ合衆国、インディアナ州 46975、ロチェスター、カントリー・ク ラブ・ドライブ 2424 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 11/00 E03D 5/00

Claims (41)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排泄物液を捕集貯蔵して処理する貯蔵形の
    可搬形トイレット設備であって: (a)可搬形のシェルター構造体(12)と、 (b)可搬形の収集タンク(32)と、 (c)大気圧源(154)と、 (d)前記収集タンクと連通された、負圧すなわち大気
    圧以下の圧力を発生させる負圧源(30)と、 を具備しており、 前記シェルター構造体は: (i)排泄物液の供給源となる排泄物液源(14又は28)
    を備え; (ii)前記排泄物液源と接続され所定量の排泄物液を貯
    溜する保持貯槽(16)を備え; (iii)負圧状態すなわち大気圧以下の圧力状態または
    取出し圧力状態である大気圧状態を伝えるべく、前記保
    持貯槽と連通するようになっており、第1の不作動状態
    と前記保持貯槽内に所定量の排泄物液が貯溜された場合
    に作動する第2の作動状態とを有する差圧作動式のセン
    サ手段であって、一方の状態の場合に前記の負圧すなわ
    ち大気圧以下の圧力を供給し、他の状態の場合に上記の
    大気圧を供給するように構成されているセンサ手段(4
    8)を備え; (iv)前記の圧力状態のいずれかを取出し圧力状態とし
    て伝えるべく、前記センサ手段によって供給される取出
    し圧力状態と連通するようになっており、第1の状態お
    よび第2の状態を有する差圧作動式の制御手段であっ
    て、一方の状態の場合に負圧すなわち大気圧以下の圧力
    を供給し、他の状態の場合に上記の大気圧を供給するよ
    うに構成されている制御手段(50)を備え; (v)前記制御手段によって供給される取出し圧力状態
    と連通するようになっており、前記保持貯槽から負圧搬
    送ホースまでの間の排泄物液の通路を連通させてこの排
    泄物液の搬送サイクルを開始させる開状態と、前記通路
    を閉塞して上記の搬送サイクルを停止させる閉状態とを
    有する差圧作動式のインジェクション手段であって、前
    記制御手段から供給される圧力状態に基づいて前記開状
    態と前記閉状態とに切り替え作動されるように構成され
    ているインジェクション手段(40)を備え: 前記収集タンクは、前記負圧搬送ホースに接続され、負
    圧すなわち大気圧以下の圧力に維持されており、上記の
    搬送サイクルの際に排泄物液を収容し、後の処理のため
    にこの排泄物液を貯溜し、またこの収集タンクは前記負
    圧搬送ホースに負圧すなわち大気圧以下の圧力を伝える
    ように構成されている、可搬形のトイレット設備。
  2. 【請求項2】前記センサ手段は2ウエイ、2ポジション
    形のセンサ弁であることを特徴とする請求の範囲第1項
    に記載の可搬形のトイレット設備。
  3. 【請求項3】前記センサ弁は、前記保持貯槽内に貯溜さ
    れた排泄物液の静水圧によって作動するものであること
    を特徴とする請求の範囲第2項に記載の可搬形のトイレ
    ット設備。
  4. 【請求項4】前記センサ弁は: a.ハウジングを備え; b.前記ハウジングに気密をもって取り付けられ、前記ハ
    ウジング内を第1の室および第2の室に仕切る可撓性の
    ダイヤフラムを備え; c.前記ハウジングの壁に形成され、前記保持貯槽からの
    静水圧を前記第1の室に導入して前記ダイヤフラムに作
    用させる入口手段を備え; d.前記第2の室に向かって延びる環状壁を有する前記ハ
    ウジングの壁面には開口が形成されており、前記環状壁
    は通路を構成し、この通路は前記開口を経て前記ハウジ
    ングに形成されたノズルにより外部に連通されており; e.前記ダイヤフラムに取り付けられた第1の端部と、前
    記通路内に往復自在に収容された第2の端部とを有し、
    前記第2の室内に収容されたプランジャ軸であって、前
    記環状壁との間に気密シールを構成するシール部材が配
    置されているプランジャ軸を備え; f.前記ダイヤフラムを前記通路から離す方向に付勢すべ
    く、前記ダイヤフラムと前記ハウジングとの間に設けら
    れたバネ手段を備え; g.前記プランジャ軸の側面の一部に形成された切欠流路
    を備え; 前記切欠流路は、通常の場合には、前記第2の室内に位
    置して、前記第2の室内の圧力状態が前記通路内に連通
    するのを防止すると共に、ホースで接続された圧力源に
    よって前記通路内に待機圧力状態が直接連通されるのを
    維持し、前記静水圧が前記ダイヤフラムに作用して前記
    バネ手段の付勢力に打ち勝った場合には、前記プランジ
    ャ軸が前記通路内で往復動し、前記切欠流路が前記第2
    の室と前記通路内とを連通し、前記第2の室内の圧力状
    態を前記通路内に導くようにしていることを特徴とする
    請求の範囲第3項に記載の可搬形のトイレット設備。
  5. 【請求項5】前記搬送サイクルの継続時間を制御する手
    段が設けられていることを特徴とする請求の範囲第2項
    に記載の可搬形のトイレット設備。
  6. 【請求項6】前記の継続時間を制御する手段は、前記セ
    ンサ手段を不作動状態に戻すべく、前記待機圧力状態を
    前記センサ手段に連通する前記ホースの口径の寸法を調
    整する調整手段を備えていることを特徴とする請求の範
    囲第5項に記載の可搬形のトイレット設備。
  7. 【請求項7】前記調整手段は絞り通路を有するニードル
    弁であることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の可
    搬形のトイレット設備。
  8. 【請求項8】前記制御手段は3ウエイ、2ポジション形
    の制御弁であることを特徴とする請求の範囲第1項に記
    載の可搬形のトイレット設備。
  9. 【請求項9】前記制御弁は: a.ハウジングを備え; b.前記ハウジングに気密をもって取り付けられ、前記ハ
    ウジング内を第1の室と第2の室とに仕切る可撓性のダ
    イヤフラムを備え; c.前記ハウジングの壁に設けられ、前記センサ手段によ
    って連通された取出し圧力状態を前記第1の室内に連通
    させる第1の入口手段を備え; d.前記ダイヤフラムに取り付けられた第1の端部と、弾
    性材料で形成されたフランジ付キャップに取り付けられ
    た第2の端部を有するプランジャ軸であって、前記ハウ
    ジングの壁の内面に沿って配置されたシール部材と協働
    して前記第2の室から第3の室を仕切るプランジャ軸を
    備え; e.前記ハウジングに設けられ、前記第3の室と連通する
    ようになっている出口室を備え; f.前記ハウジング内に設けられ、負圧すなわち大気圧以
    下の圧力を前記第2の室内に伝えるようになっている第
    2の入口手段を備え; g.前記ハウジングの壁に設けられ、負圧すなわち大気圧
    以下の圧力を前記第3の室内に伝えるようになっている
    第3の入口手段を備え; h.前記ハウジングの壁に設けられ、前記出口室に大気圧
    を連通させるようになっている第4の入口手段を備え; i.前記ハウジングの壁に設けられ、前記出口室内の圧力
    状態を放出するようになっている出口手段を備え; j.前記ダイヤフラムと前記第2の室の壁の間に配置され
    たバネ手段を備え; 前記バネ手段は、通常の場合には、前記第3の室と前記
    出口室との間の圧力の連通を遮断するように前記プラン
    ジャ軸に取り付けられた前記フランジ付キャップを閉
    じ、大気圧が前記出口手段を介して前記インジェクショ
    ン手段に供給される状態とし、前記ダイヤフラムに差圧
    が作用した場合には、前記フランジ付キャップが前記第
    4の入口手段を閉じ、前記出口手段を介して負圧すなわ
    ち大気圧以下の圧力が供給される状態とするようにして
    いることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の可搬形
    のトイレット設備。
  10. 【請求項10】前記センサ手段および前記制御手段は、
    単一の差圧作動式制御弁を構成するように結合されてお
    り、この単一の制御弁は前記保持貯槽内に貯溜された排
    泄物液による静水圧の状態に対応して前記インジェクシ
    ョン手段の作動を自動的に制御するものであり、この単
    一の制御弁は圧力センサ手段を備えており、この圧力セ
    ンサ手段は前記の静水圧レベルに対応して作動するよう
    に構成され、前記保持貯槽内の排泄物液が所定の体積に
    なった場合にいずれか一方の圧力状態を前記インジェク
    ション手段に連通させてこのインジェクション手段を開
    状態とし、前記圧力センサ手段と前記インジェクション
    手段との間に配置された差圧に対応して作動する制御要
    素を作動させて搬送サイクルを開始させ、また前記保持
    貯槽内の排泄物液が所定のレベル以下になった場合に上
    記の差圧に対応して作動される制御要素を逆に作動させ
    て前記インジェクション手段を閉状態として搬送サイク
    ルを停止させるものであることを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載の可搬形のトイレット設備。
  11. 【請求項11】前記制御弁によって順次作動され前記イ
    ンジェクション手段を開状態から閉状態に復帰させる差
    圧手段の作動を調整する調整手段を備えることを特徴と
    する請求の範囲第10項に記載の可搬形のトイレット設
    備。
  12. 【請求項12】前記調整手段は、絞り通路を有するニー
    ドル弁であり、このニードル弁は前記順次作動される差
    圧手段と圧力源との間に配置されていることを特徴とす
    る請求の範囲第11項に記載の可搬形のトイレット設備。
  13. 【請求項13】前記ニードル弁の絞り通路は調整自在で
    あることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のトイレ
    ット設備。
  14. 【請求項14】前記インジェクション手段は開位置と閉
    位置を有する排出弁であることを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載の可搬形のトイレット設備。
  15. 【請求項15】前記排出弁は: (a)入口部と出口部とを有する弁本体を備え; (b)前記弁本体内に設けられ、当該排出弁が閉位置の
    場合に前記入口部と前記出口部とを仕切る弁ストップを
    備え; (c)前記弁本体内に設けられ、且つ、前記弁ストップ
    に対して往復自在に設けられた、当該排出弁を開閉する
    ための弁アセンブリであって、第1の端部とこの第1の
    端部と反対側の第2の端部とを有し、前記第1の端部に
    は、当該排出弁が液密または気密を維持して閉状態とな
    るように前記弁ストップに着座可能である着座手段が接
    続されている弁アセンブリを備え; (d)前記弁アセンブリに接続され、前記制御弁によっ
    て連通される圧力状態に対応して当該排出弁を選択的に
    開閉する制御手段を備える、ことを特徴とする請求の範
    囲第14項に記載の可搬形のトイレット便所設備。
  16. 【請求項16】前記弁アセンブリは、前記第1の端部か
    ら前記第2の端部に向けてその直径が連続的かつ急激に
    縮小するように構成されており、当該排出弁を確実に開
    弁させるとともに、この弁アセンブリと前記弁本体との
    間に異物が堆積することによる当該排出弁の詰まりを防
    止するように構成されていることを特徴とする請求の範
    囲第15項に記載の可搬形のトイレット設備。
  17. 【請求項17】前記弁アセンブリの前記第1の端部にお
    ける前記着座手段は、同軸状に配置され略環状の円錐形
    の着座手段を構成する複数の着座要素の組立体から構成
    され、前記着座手段は前記着座要素の間に異物が堆積す
    るのを防止して閉弁を確実にするようになっていること
    を特徴とする請求の範囲第15項に記載の可搬形のトイレ
    ット設備。
  18. 【請求項18】前記制御手段は、その第1の端部が前記
    弁アセンブリに接続され且つ第2の端部が弁アセンブリ
    作動手段に接続された、同軸状に配置された軸を備えて
    いる請求の範囲第15項に記載の可搬形のトイレット設
    備。
  19. 【請求項19】前記弁アセンブリに対して軸シール手段
    が設けられ、前記排出弁が閉弁している際に前記軸に沿
    って液体が漏洩するのを防止していることを特徴とする
    請求の範囲第18項に記載の可搬形のトイレット設備。
  20. 【請求項20】前記弁アセンブリと前記弁アセンブリ作
    動手段との間に配置された支持手段を備えており、この
    支持手段は前記軸と前記弁アセンブリを前記弁座に対し
    て所定の角度関係に配向し、前記排出弁の反復作動の際
    に閉弁を確保するようにしたことを特徴とする請求の範
    囲第18項に記載の可搬形のトイレット設備。
  21. 【請求項21】前記支持手段の近傍には摺動式の液密軸
    シール手段が設けられ、この軸シール手段は液体および
    この液体中の異物がこの軸に沿って前記弁アセンブリ作
    動手段内に侵入するのを防止するものであることを特徴
    とする請求の範囲第18項に記載の可搬形のトイレット設
    備。
  22. 【請求項22】前記制御手段は、第1の端部が前記弁ア
    センブリに接続され第2の端部が前記弁本体に接続され
    た可撓性のストリップを備えており、この可撓性のスト
    リップは前記弁アセンブリ作動手段にも接続されている
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の可搬形のト
    イレット設備。
  23. 【請求項23】前記弁アセンブリ作動手段は前記弁本体
    に非同心的な関係で固定されており、これによって前記
    弁アセンブリは前記可撓性のストリップが規制する弧状
    の軌跡で移動して開位置と閉位置との間を往復移動し、
    前記弁本体を小形化するようになっていることを特徴と
    する請求の範囲第22項に記載の可搬形のトイレット設
    備。
  24. 【請求項24】前記弁アセンブリ作動手段は、環状壁が
    接続されたピストンカップと、このピストンカップの前
    記環状壁と前記弁本体の内面に形成された環状壁との間
    に配置されたバネとからなり、これらの環状壁は前記弁
    アセンブリが閉位置にある場合に互いに非同心的な関係
    にあることを特徴とする請求の範囲第23項に記載の可搬
    形のトイレット設備。
  25. 【請求項25】前記制御手段は、前記ダイヤフラム上の
    補強部分を備えており、前記弁アセンブリ作動手段は前
    記弁本体に対して非同心的な関係であり、これによって
    前記弁アセンブリは開位置と閉位置との間を弧状の軌跡
    で移動して前記弁本体を小形化するようになっており、
    前記ダイヤフラムの前記補強部分は前記弁アセンブリの
    弧状の移動軌跡を規制するものであることを特徴とする
    請求の範囲第15項に記載の可搬形のトイレット設備。
  26. 【請求項26】前記弁アセンブリ作動手段は、環状壁が
    接続されたピストンカップと、このピストンカップの前
    記環状壁と前記弁本体の内面に形成された環状壁との間
    に配置されたばねとからなり、これらの環状壁は前記弁
    アセンブリが閉位置にある場合に非同心的な関係にある
    ことを特徴とする請求の範囲第25項に記載の可搬形のト
    イレット設備。
  27. 【請求項27】前記弁アセンブリに対してシール手段が
    設けられ、前記排出弁が閉弁している際に前記弁アセン
    ブリ作動手段内に液体が漏洩するのを防止していること
    を特徴とする請求の範囲第22項に記載の可搬形のトイレ
    ット設備。
  28. 【請求項28】前記弁本体の前記入口部は前記出口部と
    は異なる直径であることを特徴とする請求の範囲第15項
    に記載の可搬形のトイレット設備。
  29. 【請求項29】前記入口部は前記出口部より大きな直径
    であることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の可搬
    形のトイレット設備。
  30. 【請求項30】前記排泄物液源は便器であり、該便器は
    前記保持貯槽にバリア手段を介して接続されていること
    を特徴とする請求の範囲第1項に記載の可搬形のトイレ
    ット設備。
  31. 【請求項31】前記バリア手段はばねで付勢されるフラ
    ップ弁であることを特徴とする請求の範囲第30項に記載
    の可搬形のトイレット設備。
  32. 【請求項32】入力状態に対応して前記便器に所定量の
    水を流す放水弁が設けられており、この水は前記フラッ
    プ弁を開弁するに必要な力を作用させると共に、前記便
    器を洗浄するものであることを特徴とする請求の範囲第
    31項に記載の可搬形のトイレット設備。
  33. 【請求項33】前記入力状態は使用者が操作する押しボ
    タンにより生ぜられるものであることを特徴とする請求
    の範囲第32項に記載の可搬形のトイレット設備。
  34. 【請求項34】前記放水弁は: (a)水入口ポートと水出口ポートとを有するハウジン
    グを備え; (b)前記水出口ポートに隣接して配置された弁ストッ
    プを備え; (c)前記ハウジング内に配置され、ピストン流路と弁
    室を形成するベル形のシースを備え; (d)外周部が前記ハウジングの壁と前記シースの壁と
    の間に固定され、前記ハウジングを横断し前記水出口ポ
    ートから前記弁室を区画する可撓性のダイヤフラムを備
    え; (e)前記ピストン流路内に配置され、一端に面取り部
    を有し他端にテーパ部を有するアーマチャであって、前
    記面取り部には、前記ピストン流路内に配置されたバネ
    が固定されており、前記テーパ部を前記ダイヤフラム内
    の通路に押圧し、当該放水弁が不作動状態の場合にこの
    通路を閉じるようになっているアーマチャを備え; (f)前記シースの周囲を取り囲み、前記ハウジングの
    上面から突出するように設けられたバネ付勢式の押しボ
    タンを備え; (g)前記押しボタン内で前記シースおよび前記アーマ
    チャに隣接して配置された磁石を備え; 前記押しボタンが押された場合には、前記磁石は前記ア
    ーマチャを反発して、前記ダイヤフラムの通路を閉塞す
    るように嵌合している状態を解除させるよう前記アーマ
    チャを移動させ、前記弁室内の水を開いた通路を介して
    流通させて該弁室内の水圧を低下させ、もっと前記弁ス
    トップに嵌合してこれを閉塞している前記ダイヤフラム
    の両側に差圧を作用させて前記弁ストップを開放し、前
    記水入口ポートから前記水出口ポートに水を流通させ、
    一方、前記押しボタンの押圧を解除した場合には、上記
    と逆の作動で当該放水弁を閉弁するようになっているこ
    とを特徴とする請求の範囲第33項に記載の可搬形のトイ
    レット設備。
  35. 【請求項35】前記放水弁は、前記バネで付勢されたフ
    ラップ弁が閉弁した後に所定の時間が経過するまで開状
    態を維持し、閉じられた便器に所定量の水を供給するも
    のであることを特徴とする請求の範囲第32項に記載の可
    搬形のトイレット設備。
  36. 【請求項36】前記排泄物液源は前記の保持貯槽に接続
    された流しボウルであることを特徴とする請求の範囲第
    1項に記載の可搬形のトイレット設備。
  37. 【請求項37】入力状態に対応して蛇口に水を供給する
    放水弁を備えていることを特徴とする請求の範囲第36項
    に記載の可搬形のトイレット設備。
  38. 【請求項38】前記入力状態は使用者が操作する押しボ
    タンによって生ぜられるものであることを特徴とする請
    求の範囲第37項に記載の可搬形のトイレット設備。
  39. 【請求項39】前記放水弁は請求の範囲第34項に記載さ
    れた放水弁であることを特徴とする請求の範囲第38項に
    記載の可搬形のトイレット設備。
  40. 【請求項40】前記保持貯槽は容量が約40リッターの容
    器であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の可
    搬形のトイレット設備。
  41. 【請求項41】前記収集タンクは容量が約2000リッター
    の容器であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載
    の可搬形のトイレット設備。
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