JP2772989B2 - 血圧測定装置 - Google Patents
血圧測定装置Info
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- JP2772989B2 JP2772989B2 JP2028967A JP2896790A JP2772989B2 JP 2772989 B2 JP2772989 B2 JP 2772989B2 JP 2028967 A JP2028967 A JP 2028967A JP 2896790 A JP2896790 A JP 2896790A JP 2772989 B2 JP2772989 B2 JP 2772989B2
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- blood pressure
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、所定の時間をおいて連続的に測定が可能
な血圧測定装置に関する。
な血圧測定装置に関する。
（ロ）従来の技術 近年、患者の１日の、あるいは１週間に亘りといった
ある期間の血圧変化を知るために、連続的に血圧測定が
可能な携帯型の血圧測定装置が開発されている。この種
の血圧測定装置は、従来、第７図に示すように、上腕あ
るいは指に装着するカフ71と、カフを加／減圧する加
圧、減圧部74と、加減圧過程で血圧を測定する血圧測定
部75、76、測定した血圧を記憶する測定値記憶部77等を
備える血圧測定本体部70からなり、この血圧測定本体部
70は患者の腰部に取付けるものであった。また、測定値
記憶部77としてはICカードやカセット磁気テープが使用
されており、目的とする期間の測定が終了すると、この
ICカードやカセット磁気テープを取り外し、別に設ける
パソコン等に再セットし、パソコンの表示装置78に血圧
の時系列的な変化を表示し、種々の血圧に関する障害の
有無の判断に使用している。
ある期間の血圧変化を知るために、連続的に血圧測定が
可能な携帯型の血圧測定装置が開発されている。この種
の血圧測定装置は、従来、第７図に示すように、上腕あ
るいは指に装着するカフ71と、カフを加／減圧する加
圧、減圧部74と、加減圧過程で血圧を測定する血圧測定
部75、76、測定した血圧を記憶する測定値記憶部77等を
備える血圧測定本体部70からなり、この血圧測定本体部
70は患者の腰部に取付けるものであった。また、測定値
記憶部77としてはICカードやカセット磁気テープが使用
されており、目的とする期間の測定が終了すると、この
ICカードやカセット磁気テープを取り外し、別に設ける
パソコン等に再セットし、パソコンの表示装置78に血圧
の時系列的な変化を表示し、種々の血圧に関する障害の
有無の判断に使用している。
（ハ）発明が解決しようとする課題 上記した従来の連続測定用の血圧測定装置は、患者に
取り付ける血圧測定本体部内の、これに装着される記憶
媒体（測定値記憶部）に、一旦測定値が落とし込まれた
後、測定終了時に、記憶媒体の測定値を表示装置に表示
するものであるから、血圧値の変化をリアルタイムで表
示することができなかった。また、記憶媒体を血圧測定
本体部（患者用測定部）に脱着するものであるから、そ
の取扱い、管理にも注意を払う必要がある。その上、血
圧測定本体部に測定値記憶部を含むものであるから、こ
れが大型となり、またこれを患者用測定部として患者の
腰部に取り付け、測定用カフまで配管を通す構成となる
ので、大型の装置、及び腰部からカフまでの配管が患者
に苦痛を与え、余り長時間の測定には使用できないとい
う問題があった。
取り付ける血圧測定本体部内の、これに装着される記憶
媒体（測定値記憶部）に、一旦測定値が落とし込まれた
後、測定終了時に、記憶媒体の測定値を表示装置に表示
するものであるから、血圧値の変化をリアルタイムで表
示することができなかった。また、記憶媒体を血圧測定
本体部（患者用測定部）に脱着するものであるから、そ
の取扱い、管理にも注意を払う必要がある。その上、血
圧測定本体部に測定値記憶部を含むものであるから、こ
れが大型となり、またこれを患者用測定部として患者の
腰部に取り付け、測定用カフまで配管を通す構成となる
ので、大型の装置、及び腰部からカフまでの配管が患者
に苦痛を与え、余り長時間の測定には使用できないとい
う問題があった。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであ
って、患者に取付ける患者用測定部を小型にし、患者の
苦痛を軽減し、長時間の連続測定を可能とし、しかも測
定値をリアルタイムで表示し得る血圧測定装置を提供す
ることを目的としている。
って、患者に取付ける患者用測定部を小型にし、患者の
苦痛を軽減し、長時間の連続測定を可能とし、しかも測
定値をリアルタイムで表示し得る血圧測定装置を提供す
ることを目的としている。
（ニ）課題を解決するための手段及び作用 この発明の血圧測定装置は、人体に装着される患者用
測定部と、この患者用測定部とは離隔して配置される本
体部とから構成される血圧測定装置であって、前記患者
用測定部に、血圧を測定するために人体の一部に装着さ
れるカフと、所定時間毎にこのカフを加圧し、減圧する
手段と、前記カフを加圧し、あるいは減圧する過程で血
圧決定用のデータを抽出する手段と、抽出された血圧決
定用のデータを所定時間間隔で、無線で送信する送信手
段と、を備え、前記本体部に、前記送信されて来た血圧
決定用のデータを受信する受信手段と、このデータに基
づいて血圧値を決定する手段と、決定された血圧値と時
間とを対応して記憶する記憶手段と、決定された血圧値
を表示する表示手段とを備えている。
測定部と、この患者用測定部とは離隔して配置される本
体部とから構成される血圧測定装置であって、前記患者
用測定部に、血圧を測定するために人体の一部に装着さ
れるカフと、所定時間毎にこのカフを加圧し、減圧する
手段と、前記カフを加圧し、あるいは減圧する過程で血
圧決定用のデータを抽出する手段と、抽出された血圧決
定用のデータを所定時間間隔で、無線で送信する送信手
段と、を備え、前記本体部に、前記送信されて来た血圧
決定用のデータを受信する受信手段と、このデータに基
づいて血圧値を決定する手段と、決定された血圧値と時
間とを対応して記憶する記憶手段と、決定された血圧値
を表示する表示手段とを備えている。
この血圧測定装置では、動作が開始されると、所定時
間毎にカフを加減圧し、その圧力変化過程で、血圧決定
用のデータ、例えばカフ圧が抽出され、このデータが送
信手段により無線で患者用測定部から送信される。
間毎にカフを加減圧し、その圧力変化過程で、血圧決定
用のデータ、例えばカフ圧が抽出され、このデータが送
信手段により無線で患者用測定部から送信される。
送信された血圧決定用のデータは本体部の受信手段で
受信され、このデータに基づいて、例えばカフ圧とその
カフ圧中に重畳される脈波振幅から血圧値が決定され、
決定された血圧値と時間を対応して順次記憶手段に記憶
される。記憶された血圧値は、同時に表示手段に表示さ
れる。この表示手段には現測定時の血圧とともに、それ
までの過去のデータも併せて表示される。
受信され、このデータに基づいて、例えばカフ圧とその
カフ圧中に重畳される脈波振幅から血圧値が決定され、
決定された血圧値と時間を対応して順次記憶手段に記憶
される。記憶された血圧値は、同時に表示手段に表示さ
れる。この表示手段には現測定時の血圧とともに、それ
までの過去のデータも併せて表示される。
（ホ）実施例 以下、実施例より、この発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
第１図は、この発明の一実施例を示す血圧測定システ
ムのブロック図である。この血圧測定システムは、カフ
１を付設した患者用測定部２と、本体部３とから構成さ
れている。患者用測定部２は、本体部３から無線で送信
されて来るトリガ信号を受信する測定トリガ受信部21、
このトリガ信号に応対してカフ１への加圧を開始し、所
定の圧力で減圧を行うための加圧・減圧部22、カフ１の
圧力を検出するカフ測定部23、例えばこのカフ圧を血圧
決定用のデータとして本体部３に無線で送信する測定値
送信部24を備えている。
ムのブロック図である。この血圧測定システムは、カフ
１を付設した患者用測定部２と、本体部３とから構成さ
れている。患者用測定部２は、本体部３から無線で送信
されて来るトリガ信号を受信する測定トリガ受信部21、
このトリガ信号に応対してカフ１への加圧を開始し、所
定の圧力で減圧を行うための加圧・減圧部22、カフ１の
圧力を検出するカフ測定部23、例えばこのカフ圧を血圧
決定用のデータとして本体部３に無線で送信する測定値
送信部24を備えている。
また、本体部３は、所定時間、例えば５分毎にトリガ
信号を出力する時計部31、このトリガ信号を無線で患者
用測定部２に送信する測定トリガ送信部32、患者用測定
部２からの測定値データを受信する測定値受信部33、測
定値データに基づき、最高血圧、最低血圧等の血圧値を
決定する血圧値決定部34、決定された血圧値を時刻デー
タとともに順次記憶する記憶部35及び記憶されたデータ
を表示する表示部36を備えている。患者用測定部２は、
例えば第２図に示すようにベルト2aで患者の下腕に取付
けられ、指用のカフ１とは管1aで接続されている。しか
し、本体部３は、患者とは離隔した診察室等に配置され
る。
信号を出力する時計部31、このトリガ信号を無線で患者
用測定部２に送信する測定トリガ送信部32、患者用測定
部２からの測定値データを受信する測定値受信部33、測
定値データに基づき、最高血圧、最低血圧等の血圧値を
決定する血圧値決定部34、決定された血圧値を時刻デー
タとともに順次記憶する記憶部35及び記憶されたデータ
を表示する表示部36を備えている。患者用測定部２は、
例えば第２図に示すようにベルト2aで患者の下腕に取付
けられ、指用のカフ１とは管1aで接続されている。しか
し、本体部３は、患者とは離隔した診察室等に配置され
る。
この実施例血圧測定システムは、患者用測定部２とカ
フ１で血圧を決定するためのデータ、例えばカフ圧を測
定し、このデータをそのまま本体部３に送信し、本体部
３で送られて来たデータに基づいて血圧値例えば最高血
圧、最低血圧を決定する。もっとも一連の血圧決定に至
る手順は従来周知のＫ音法、振動法等が使用される。
フ１で血圧を決定するためのデータ、例えばカフ圧を測
定し、このデータをそのまま本体部３に送信し、本体部
３で送られて来たデータに基づいて血圧値例えば最高血
圧、最低血圧を決定する。もっとも一連の血圧決定に至
る手順は従来周知のＫ音法、振動法等が使用される。
次に、この実施例血圧測定システム動作を第３図に示
すフロー図により説明する。なお、患者用測定部２は、
第２図に示すように患者の下腕に取付けられ、電源ONの
状態にあるものとする。
すフロー図により説明する。なお、患者用測定部２は、
第２図に示すように患者の下腕に取付けられ、電源ONの
状態にあるものとする。
本体部３では、所定時間毎の例えば５分毎の測定時刻
が到来すると、ステップST1の“測定時刻か”の判定がY
ESとなり、時計部31より測定トリガ信号を出力し、測定
トリガ信号送信部32より、その測定トリガ信号が送信さ
れる（ステップST2）。一方、患者用測定部２では“測
定トリガ信号受信か”の判定を行い、トリガ信号が送信
されて来るのを待機しており（ステップST11）、測定ト
リガ受信部21でトリガ信号を受信すると、ステップST11
の判定がYESとなり、このトリガ信号に応答して加圧、
減圧部22を動作させ、カフ１を所定値まで加圧し、その
後減圧させ、一連のカフ圧変化を、カフ測定部23で測定
する（ステップST12）。そして、この測定値、つまりカ
フ圧を測定値送信部24より本体部３に無線で送信する
（ステップST13）。
が到来すると、ステップST1の“測定時刻か”の判定がY
ESとなり、時計部31より測定トリガ信号を出力し、測定
トリガ信号送信部32より、その測定トリガ信号が送信さ
れる（ステップST2）。一方、患者用測定部２では“測
定トリガ信号受信か”の判定を行い、トリガ信号が送信
されて来るのを待機しており（ステップST11）、測定ト
リガ受信部21でトリガ信号を受信すると、ステップST11
の判定がYESとなり、このトリガ信号に応答して加圧、
減圧部22を動作させ、カフ１を所定値まで加圧し、その
後減圧させ、一連のカフ圧変化を、カフ測定部23で測定
する（ステップST12）。そして、この測定値、つまりカ
フ圧を測定値送信部24より本体部３に無線で送信する
（ステップST13）。
この患者用測定部２からの測定データは本体部３の測
定値受信部33で受信され（ステップST3）、得られた一
連のカフ圧より、例えば脈波成分も抽出し、従来より周
知のアルゴリズムに基づいて、今回の最高血圧値及び最
低血圧値を血圧値決定部34で決定する（ステップST
4）。そして決定された血圧値は時刻データと対で記憶
部35に記憶される（ステップST5）。ここで、本体部３
において、リアルタイム表示がキー等により選択されて
いる場合には、表示部36に、その測定値を表示する（ス
テップST6、ST7）。測定を継続する場合は、ステップST
8の“次測定か”の判定がYESであり、ステップST1に戻
り、次の時刻到来までステップST1で待機し、５分後に
上記と同様に本体部３より測定トリガ信号を送信し、血
圧測定を連続的に継続する。この場合、表示部36には、
時刻の経過とともに、過去からの表示可能な一連の血圧
がトレンド表示される。そのため、現在の血圧値を即知
り得るとともに、過去からの一連の血圧変化を知ること
ができる。
定値受信部33で受信され（ステップST3）、得られた一
連のカフ圧より、例えば脈波成分も抽出し、従来より周
知のアルゴリズムに基づいて、今回の最高血圧値及び最
低血圧値を血圧値決定部34で決定する（ステップST
4）。そして決定された血圧値は時刻データと対で記憶
部35に記憶される（ステップST5）。ここで、本体部３
において、リアルタイム表示がキー等により選択されて
いる場合には、表示部36に、その測定値を表示する（ス
テップST6、ST7）。測定を継続する場合は、ステップST
8の“次測定か”の判定がYESであり、ステップST1に戻
り、次の時刻到来までステップST1で待機し、５分後に
上記と同様に本体部３より測定トリガ信号を送信し、血
圧測定を連続的に継続する。この場合、表示部36には、
時刻の経過とともに、過去からの表示可能な一連の血圧
がトレンド表示される。そのため、現在の血圧値を即知
り得るとともに、過去からの一連の血圧変化を知ること
ができる。
本体部３で表示が不要の場合には、連続測定のみを選
択しておけば、ステップST6の判定がNO、つまり次測定
となり、５分毎の測定と測定値の記憶のみが連続するこ
とになる。
択しておけば、ステップST6の判定がNO、つまり次測定
となり、５分毎の測定と測定値の記憶のみが連続するこ
とになる。
この実施例血圧測定システムによれば、患者用測定部
は、血圧値決定部や記憶部を有せず、血圧決定用のデー
タを測定して送信するのみなので、小型ですみ、患者は
装着が楽となり、苦痛を感じない。また、データは無線
で送信され本体部で血圧決定がなされるとともに記憶さ
れ、リアルタイムでも表示できるので、現時点の測定値
を即知ることができる。
は、血圧値決定部や記憶部を有せず、血圧決定用のデー
タを測定して送信するのみなので、小型ですみ、患者は
装着が楽となり、苦痛を感じない。また、データは無線
で送信され本体部で血圧決定がなされるとともに記憶さ
れ、リアルタイムでも表示できるので、現時点の測定値
を即知ることができる。
第４図は、この発明の他の実施例を示す血圧測定シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
この実施例血圧測定システムも、患者用測定部２と本
体部３間を無線で測定トリガ信号と測定値データを授受
する点で同じである。しかし、第１図に示した血圧測定
システムは本体部３と患者用測定部２が1:1に対応した
ものであるが、この実施例血圧測定システムは１台の本
体部３で複数の患者用測定部とデータ授受をなし得るも
のである点で相違する。
体部３間を無線で測定トリガ信号と測定値データを授受
する点で同じである。しかし、第１図に示した血圧測定
システムは本体部３と患者用測定部２が1:1に対応した
ものであるが、この実施例血圧測定システムは１台の本
体部３で複数の患者用測定部とデータ授受をなし得るも
のである点で相違する。
したがって、この実施例血圧測定システムの患者用測
定部２は、受信部21、加圧・減圧部22、カフ測定部23、
測定値送信部24の他に患者名判別部25を備え、また受信
部21は判定トリガ信号の他に患者名をも受信する機能を
備えている。
定部２は、受信部21、加圧・減圧部22、カフ測定部23、
測定値送信部24の他に患者名判別部25を備え、また受信
部21は判定トリガ信号の他に患者名をも受信する機能を
備えている。
本体部３は、１個のデータ処理部3aと複数の送受信部
3b1、3b2、…から成り、例えばデータ処理部3aは診察室
に配置され、送受信部3b1、3b2、…は病室に配置され、
両者はケーブルで接続されている。データ処理部3aは、
所定時間毎にトリガ信号を出力する時計部31、このトリ
ガ信号に応じ、順次異なる患者名とともに、各送信受信
部3b1、3b2、…に順次、患者名を出力する患者名選択部
37、送受信部3b1、3b2、…からの測定値データに基づい
て血圧値を決定する血圧値決定部34、血圧値を時刻及び
患者名とともに記憶する記憶部35、患者名毎に測定デー
タを表示する表示部36を備えている。送受信部3b1、3
b2、…は、各々に患者名測定トリガ信号送信部32、測定
値受信部33を備えている。
3b1、3b2、…から成り、例えばデータ処理部3aは診察室
に配置され、送受信部3b1、3b2、…は病室に配置され、
両者はケーブルで接続されている。データ処理部3aは、
所定時間毎にトリガ信号を出力する時計部31、このトリ
ガ信号に応じ、順次異なる患者名とともに、各送信受信
部3b1、3b2、…に順次、患者名を出力する患者名選択部
37、送受信部3b1、3b2、…からの測定値データに基づい
て血圧値を決定する血圧値決定部34、血圧値を時刻及び
患者名とともに記憶する記憶部35、患者名毎に測定デー
タを表示する表示部36を備えている。送受信部3b1、3
b2、…は、各々に患者名測定トリガ信号送信部32、測定
値受信部33を備えている。
第５図に、この実地例血圧測定システムの模型配置を
示している。ここではデータ処理部3aを診察室50に設置
し、送受信部3b1、3b2、3b3、3b4をそれぞれ病室51、5
2、53、54に設置している。そして、患者用測定部2Aを
装着した患者Ａが病室53に、患者用測定部2Bを装着した
患者Ｂが病室51に居る場合を示している。
示している。ここではデータ処理部3aを診察室50に設置
し、送受信部3b1、3b2、3b3、3b4をそれぞれ病室51、5
2、53、54に設置している。そして、患者用測定部2Aを
装着した患者Ａが病室53に、患者用測定部2Bを装着した
患者Ｂが病室51に居る場合を示している。
次に、この実施例血圧測定システムの動作を第６図に
示すフロー図を参照して説明する。
示すフロー図を参照して説明する。
本体部３の時計部31より所定時間の到来でトリガ信号
が出力され（ステップST21）、患者名選択部37で、次に
測定すべき患者名が決定され（ステップST22）、各送信
部3b1、3b2、…の送信部32より患者名、測定トリガ信号
が無線で送信される（ステップST23）。
が出力され（ステップST21）、患者名選択部37で、次に
測定すべき患者名が決定され（ステップST22）、各送信
部3b1、3b2、…の送信部32より患者名、測定トリガ信号
が無線で送信される（ステップST23）。
一方、患者用測定部２（2A、2B、2C、…）は、“患者
名受信か”の判別を行い（ステップST31）、受信部21で
患者名測定トリガ信号を受信すると、ステップST31の判
定がYESとなり、次に受信した患者名が自己であるか否
かを患者名判別部25で判別し（ステップST32）、一致し
ないと（ステップST33）、これを無視し、ステップST31
に戻り、次に患者名が受信されるまで待機する。受信し
た患者名が自己に対するものであり、患者名OKであると
（ステップST33）、加圧・減圧部32、カフ測定部23を動
作させて、血圧決定用のデータ、例えばカフ圧を測定し
（ステップST34）、このデータを測定値送信部24より無
線で送信する。この測定値データは、近傍の送受信部3b
1、3b2、…の測定値受信部33で受信され（ステップST2
4）、その測定値データがデータ処理部3aに送られ、デ
ータ処理部3aでは第１図の本体部３の処理と全く同様に
測定値データに基づいて血圧値を決定し（ステップST2
5）、その血圧値を測定時刻、患者名とともに、記憶部3
5に記憶する（ステップST26）。そして、全患者につい
て“今回の測定が終了したか否か”を判別し（ステップ
ST27）、全患者が測定終了していない場合は、ステップ
ST22に戻り、次の患者名を指名決定し、順次測定を継続
する。患者名は予め定めた順で変えていってもよい。全
患者の測定が終了すると、ステップST27の判定がYESと
なる。後の処理は、第１図のシステムと同様である。す
なわち表示を要しない場合は、ステップST28からステッ
プST29に戻り、つまり表示処理を経ないで、次の測定時
刻の到来を待機する。しかし、測定データをリアルで表
示したい場合は、ステップST28に続いて、表示処理を行
い（ステップST29）、しかる後に測定を終了する場合で
ない限り（ステップST30）、ステップST21に戻り、次の
測定時刻を待機し、測定時刻の到来毎に上記と同様の処
理で血圧決定用データ測定、血圧値決定、記憶、表示を
繰り返す。
名受信か”の判別を行い（ステップST31）、受信部21で
患者名測定トリガ信号を受信すると、ステップST31の判
定がYESとなり、次に受信した患者名が自己であるか否
かを患者名判別部25で判別し（ステップST32）、一致し
ないと（ステップST33）、これを無視し、ステップST31
に戻り、次に患者名が受信されるまで待機する。受信し
た患者名が自己に対するものであり、患者名OKであると
（ステップST33）、加圧・減圧部32、カフ測定部23を動
作させて、血圧決定用のデータ、例えばカフ圧を測定し
（ステップST34）、このデータを測定値送信部24より無
線で送信する。この測定値データは、近傍の送受信部3b
1、3b2、…の測定値受信部33で受信され（ステップST2
4）、その測定値データがデータ処理部3aに送られ、デ
ータ処理部3aでは第１図の本体部３の処理と全く同様に
測定値データに基づいて血圧値を決定し（ステップST2
5）、その血圧値を測定時刻、患者名とともに、記憶部3
5に記憶する（ステップST26）。そして、全患者につい
て“今回の測定が終了したか否か”を判別し（ステップ
ST27）、全患者が測定終了していない場合は、ステップ
ST22に戻り、次の患者名を指名決定し、順次測定を継続
する。患者名は予め定めた順で変えていってもよい。全
患者の測定が終了すると、ステップST27の判定がYESと
なる。後の処理は、第１図のシステムと同様である。す
なわち表示を要しない場合は、ステップST28からステッ
プST29に戻り、つまり表示処理を経ないで、次の測定時
刻の到来を待機する。しかし、測定データをリアルで表
示したい場合は、ステップST28に続いて、表示処理を行
い（ステップST29）、しかる後に測定を終了する場合で
ない限り（ステップST30）、ステップST21に戻り、次の
測定時刻を待機し、測定時刻の到来毎に上記と同様の処
理で血圧決定用データ測定、血圧値決定、記憶、表示を
繰り返す。
この実施例血圧測定システムによれば、複数の患者の
血圧を患者の居場所と異なる場所で同時測定、集中的に
記憶、表示することができる。
血圧を患者の居場所と異なる場所で同時測定、集中的に
記憶、表示することができる。
（ヘ）発明の効果 この発明によれば、患者用測定部は、測定した血圧の
連続するデータを記憶する記憶部を備えず、無線で本体
部に送信し、記憶するようにしたので、最小限の小型と
なり、患者に苦痛を与えることなく、長時間の測定がで
きる。また、患者用測定部から送られた血圧決定用デー
タで血圧値が決定され、その血圧値がリアルタイムで表
示されるので、必要時に、即現時点の血圧値を離隔した
場所で知ることができる。また、記憶部は本体部に備え
られるものであり、患者用測定部に記憶媒体を何ら脱着
せずともよいので、記憶媒体の取り扱い、管理に注意を
払う必要がなくなり、患者、病院双方に好都合である。
連続するデータを記憶する記憶部を備えず、無線で本体
部に送信し、記憶するようにしたので、最小限の小型と
なり、患者に苦痛を与えることなく、長時間の測定がで
きる。また、患者用測定部から送られた血圧決定用デー
タで血圧値が決定され、その血圧値がリアルタイムで表
示されるので、必要時に、即現時点の血圧値を離隔した
場所で知ることができる。また、記憶部は本体部に備え
られるものであり、患者用測定部に記憶媒体を何ら脱着
せずともよいので、記憶媒体の取り扱い、管理に注意を
払う必要がなくなり、患者、病院双方に好都合である。
第１図は、この発明の実施例を示す血圧測定システムの
ブロック図、第２図は、同血圧測定システムの患者用測
定部の取り付け例を示す斜視図、第３図は、同血圧測定
システムの動作を説明するためのフロー図、第４図は、
この発明の他の実施例を示す血圧測定システムのブロッ
ク図、第５図は、同血圧測定システムの配置模型を示す
斜視図、第６図は、同血圧測定システムの動作を説明す
るためのフロー図、第７図は、従来の携帯型の血圧測定
装置を示すブロック図である。 1:カフ、2:患者用測定部、3:本体部、22:加圧・減圧
部、23:カフ測定部、24:測定値送信部、33:測定値受信
部、34:血圧値決定部、35:記憶部、36:表示部。
ブロック図、第２図は、同血圧測定システムの患者用測
定部の取り付け例を示す斜視図、第３図は、同血圧測定
システムの動作を説明するためのフロー図、第４図は、
この発明の他の実施例を示す血圧測定システムのブロッ
ク図、第５図は、同血圧測定システムの配置模型を示す
斜視図、第６図は、同血圧測定システムの動作を説明す
るためのフロー図、第７図は、従来の携帯型の血圧測定
装置を示すブロック図である。 1:カフ、2:患者用測定部、3:本体部、22:加圧・減圧
部、23:カフ測定部、24:測定値送信部、33:測定値受信
部、34:血圧値決定部、35:記憶部、36:表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 義徳 京都府京都市下京区中堂寺南町17番地 サイエンスセンタービル株式会社オムロ ンライフサイエンス研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−77468（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−32502（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61B 5/02
Claims (1)
- 【請求項１】人体に装着される患者用測定部と、この患
者用測定部とは離隔して配置される本体部とから構成さ
れる血圧測定装置であって、 前記患者用測定部に、 血圧を測定するために人体の一部に装着されるカフと、 所定時間毎にこのカフを加圧し、減圧する手段と、 前記カフを加圧し、あるいは減圧する過程で血圧決定用
のデータを抽出する手段と、 抽出された血圧決定用のデータを所定時間間隔で、無線
で送信する送信手段と、を備え、 前記本体部に、 前記送信されて来た血圧決定用のデータを受信する受信
手段と、 このデータに基づいて血圧値を決定する手段と、 決定された血圧値と時間とを対応して記憶する記憶手段
と、 決定された血圧値を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする血圧測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028967A JP2772989B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 血圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028967A JP2772989B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 血圧測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03234237A JPH03234237A (ja) | 1991-10-18 |
| JP2772989B2 true JP2772989B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12263184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2028967A Expired - Fee Related JP2772989B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 血圧測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772989B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5297008B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2013-09-25 | フクダ電子株式会社 | 生体情報処理装置及び生体情報処理方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6377468A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | 株式会社南部電機製作所 | 安全確認監視装置 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2028967A patent/JP2772989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03234237A (ja) | 1991-10-18 |
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