JP2771300B2 - フロツピイデイスク装置 - Google Patents
フロツピイデイスク装置Info
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- JP2771300B2 JP2771300B2 JP2852990A JP2852990A JP2771300B2 JP 2771300 B2 JP2771300 B2 JP 2771300B2 JP 2852990 A JP2852990 A JP 2852990A JP 2852990 A JP2852990 A JP 2852990A JP 2771300 B2 JP2771300 B2 JP 2771300B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフロツピイデイスク装置に関するものであ
る。
る。
近年のフロツピイデイスク装置の小型化，大容量化に
伴ない、磁気ヘツドの位置決めに各種のトラツキングサ
ーボ方式が検討されている。データ面にサーボ信号を記
録する方式で常にサーボ信号が連続して得られる方式に
深層サーボ方式（Embedded Servo）がある。この方式
は、第２図に示すように磁気ヘツド10と対向してベース
フイルム11上に形成された磁性層表層部分12,DCイレー
ズ領域13および磁性層深層部分14からなる磁気記録媒体
としての磁性層15の深層部分14にサーボ信号を、表層部
分12にデータ信号を記録する方式であり、サーボ信号を
常時読み出しながら、データの読み出し，書き込みを行
なうため、セクタ・サーボ等の他の方式に比べて理論的
にはトラツキング精度の向上が見込まれる。
伴ない、磁気ヘツドの位置決めに各種のトラツキングサ
ーボ方式が検討されている。データ面にサーボ信号を記
録する方式で常にサーボ信号が連続して得られる方式に
深層サーボ方式（Embedded Servo）がある。この方式
は、第２図に示すように磁気ヘツド10と対向してベース
フイルム11上に形成された磁性層表層部分12,DCイレー
ズ領域13および磁性層深層部分14からなる磁気記録媒体
としての磁性層15の深層部分14にサーボ信号を、表層部
分12にデータ信号を記録する方式であり、サーボ信号を
常時読み出しながら、データの読み出し，書き込みを行
なうため、セクタ・サーボ等の他の方式に比べて理論的
にはトラツキング精度の向上が見込まれる。
上述した従来の深層サーボ方式は、サーボ信号とデー
タ信号との双方が重畳した波形で再生出力が得られる
が、データ信号部分に数ビツト〜数十ビツトの連続する
繰り返しデータパタンが記録されている場合、データ信
号部の再生出力のスペクトルにはDCに近い成分が大量に
含まれるため、通常データ信号周波数の1/10以下の低周
波で書かれるサーボ信号にデータ信号から発生した低周
波成分が重畳してサーボによるトラツキング精度を著し
く悪化させていた。
タ信号との双方が重畳した波形で再生出力が得られる
が、データ信号部分に数ビツト〜数十ビツトの連続する
繰り返しデータパタンが記録されている場合、データ信
号部の再生出力のスペクトルにはDCに近い成分が大量に
含まれるため、通常データ信号周波数の1/10以下の低周
波で書かれるサーボ信号にデータ信号から発生した低周
波成分が重畳してサーボによるトラツキング精度を著し
く悪化させていた。
本発明は、ライトデータを二分周するフリップフロッ
プ回路の出力をデータ供給手段から磁気ヘッドに供給す
るフロッピィディスク装置において、フリップフロップ
回路の出力を濾波するローパスフィルタと、ローパスフ
ィルタの出力の位相を変換してデータ供給手段の出力の
位相と反転した位相で磁気ヘッドに供給する位相変換手
段とを備えたものである。
プ回路の出力をデータ供給手段から磁気ヘッドに供給す
るフロッピィディスク装置において、フリップフロップ
回路の出力を濾波するローパスフィルタと、ローパスフ
ィルタの出力の位相を変換してデータ供給手段の出力の
位相と反転した位相で磁気ヘッドに供給する位相変換手
段とを備えたものである。
さらに、データ供給手段は、フリップフロップ回路の
出力を電力増幅する第１のライト・ドライバと、この第
１のライト・ドライバの出力を前記磁気ヘッドに供給す
る第１のコイルとを含み、位相変換手段は、ローパスフ
ィルタの出力を電力増幅する第２のライト・ドライバ
と、この第２のライト・ドライバの出力を磁気ヘッドに
供給する第２のコイルとを含んだものである。
出力を電力増幅する第１のライト・ドライバと、この第
１のライト・ドライバの出力を前記磁気ヘッドに供給す
る第１のコイルとを含み、位相変換手段は、ローパスフ
ィルタの出力を電力増幅する第２のライト・ドライバ
と、この第２のライト・ドライバの出力を磁気ヘッドに
供給する第２のコイルとを含んだものである。
本発明においては、ローパスフイルタにより、記録す
るデータパタンの低周波成分のみを取り出し、位相を反
転させて第２のコイルに書き込み電流として供給すると
によつて記録されるデータパタン中に含まれる低周波成
分が打ち消されることになる。
るデータパタンの低周波成分のみを取り出し、位相を反
転させて第２のコイルに書き込み電流として供給すると
によつて記録されるデータパタン中に含まれる低周波成
分が打ち消されることになる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例によるフロツピイデイスク
装置のブロツク図である。同図において、ライトデータ
入力端子１に入力されたライトデータWDはフリツプフロ
ツプ回路２を通過し、書き込み電流波形と同一の位相及
び周波数成分をもつデイジタル信号に変換される。この
変換されたデイジタル信号は従来から使用されている第
１のライトドライバ３とローパスフイルタ４とにそれぞ
れ分岐して入力され、ローパスフイルタ４の出力は第２
のライトドライバ５に入力される。ここでライトゲート
信号入力端子６にライトゲート信号WGが書込み状態に設
定された場合には、磁気ヘツド７にそれぞれ巻回された
第１のコイル８および第２のコイル９にはそれぞれ従来
通りのデイジタル信号電流及びローパスフイルタ４によ
り選別された低周波のサイン波形状の電流が発生する。
装置のブロツク図である。同図において、ライトデータ
入力端子１に入力されたライトデータWDはフリツプフロ
ツプ回路２を通過し、書き込み電流波形と同一の位相及
び周波数成分をもつデイジタル信号に変換される。この
変換されたデイジタル信号は従来から使用されている第
１のライトドライバ３とローパスフイルタ４とにそれぞ
れ分岐して入力され、ローパスフイルタ４の出力は第２
のライトドライバ５に入力される。ここでライトゲート
信号入力端子６にライトゲート信号WGが書込み状態に設
定された場合には、磁気ヘツド７にそれぞれ巻回された
第１のコイル８および第２のコイル９にはそれぞれ従来
通りのデイジタル信号電流及びローパスフイルタ４によ
り選別された低周波のサイン波形状の電流が発生する。
なお、第１のライトドライバ３および第１のコイル８
はデータ供給手段を構成し、第２のライトドライバ５お
よび第２のコイル９は位相変換手段を構成する。位相変
換手段によって第１のコイル８と第２のコイルとに流れ
る電流の位相を反転させておくことにより、データ信号
中に含まれる低域のスペクトルはローパスフイルタ４の
カツトオフ周波数以下の範囲で書込み時に打消され、書
込まれたデータ信号中には低周波のスペクトルは検出さ
れなくなり、これに伴なつてサーボ回路の誤動作が著し
く減少できる。
はデータ供給手段を構成し、第２のライトドライバ５お
よび第２のコイル９は位相変換手段を構成する。位相変
換手段によって第１のコイル８と第２のコイルとに流れ
る電流の位相を反転させておくことにより、データ信号
中に含まれる低域のスペクトルはローパスフイルタ４の
カツトオフ周波数以下の範囲で書込み時に打消され、書
込まれたデータ信号中には低周波のスペクトルは検出さ
れなくなり、これに伴なつてサーボ回路の誤動作が著し
く減少できる。
以上説明したように本発明は、数ビツト〜数十ビツト
の繰り返しデータパタンを記録する際、ローパスフイル
タによりその低周波成分のみを取り出し、位相を反転さ
せた後にデータ信号を記録する磁気ヘツドに巻回された
第２のコイルに書き込み電流として供給することによ
り、記録されるデータパタンの中に含まれる低周波成分
を打ち消し、よつてその再生信号中には前出の低周波成
分は含まれず、これによつて低周波数域にて記録されて
いるサーボ信号へのノイズ成分の重畳を防ぐことができ
る効果がある。
の繰り返しデータパタンを記録する際、ローパスフイル
タによりその低周波成分のみを取り出し、位相を反転さ
せた後にデータ信号を記録する磁気ヘツドに巻回された
第２のコイルに書き込み電流として供給することによ
り、記録されるデータパタンの中に含まれる低周波成分
を打ち消し、よつてその再生信号中には前出の低周波成
分は含まれず、これによつて低周波数域にて記録されて
いるサーボ信号へのノイズ成分の重畳を防ぐことができ
る効果がある。
第１図は本発明の一実施例によるフロツピイデイスク装
置の構成を示すブロツク図、第２図は従来の深層サーボ
方式の概略構成を示す断面図である。 １……ライトデータ（WD）入力端子、２……フリツプフ
ロツプ回路、３……第１のライト・ドライバ、４……ロ
ーパスフイルタ、５……第２のライト・ドライバ、６…
…ライトゲート信号入力端子、７……磁気ヘツド、８…
…第１のコイル、９……第２のコイル。
置の構成を示すブロツク図、第２図は従来の深層サーボ
方式の概略構成を示す断面図である。 １……ライトデータ（WD）入力端子、２……フリツプフ
ロツプ回路、３……第１のライト・ドライバ、４……ロ
ーパスフイルタ、５……第２のライト・ドライバ、６…
…ライトゲート信号入力端子、７……磁気ヘツド、８…
…第１のコイル、９……第２のコイル。
Claims (2)
- 【請求項１】ライトデータを二分周するフリップフロッ
プ回路の出力をデータ供給手段から磁気ヘッドに供給す
るフロッピィディスク装置において、 前記フリップフロップ回路の出力を濾波するローパスフ
ィルタと、 前記ローパスフィルタの出力の位相を変換して前記デー
タ供給手段の出力の位相と反転した位相で前記磁気ヘッ
ドに供給する位相変換手段とを備えたことを特徴とする
フロッピィディスク装置。 - 【請求項２】請求項１において、 前記データ供給手段は、 前記フリップフロップ回路の出力を電力増幅する第１の
ライト・ドライバと、 前記第１のライト・ドライバの出力を前記磁気ヘッドに
供給する第１のコイルとを含み、 前記位相変換手段は、 前記ローパスフィルタの出力を電力増幅する第２のライ
ト・ドライバと、 前記第２のライト・ドライバの出力を前記磁気ヘッドに
供給する第２のコイルとを含むことを特徴とするフロッ
ピィディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852990A JP2771300B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | フロツピイデイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852990A JP2771300B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | フロツピイデイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03235205A JPH03235205A (ja) | 1991-10-21 |
| JP2771300B2 true JP2771300B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12251193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2852990A Expired - Fee Related JP2771300B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | フロツピイデイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2771300B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2852990A patent/JP2771300B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03235205A (ja) | 1991-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |