JP2769249B2 - オシロメトリック式デジタル血圧計 - Google Patents

オシロメトリック式デジタル血圧計

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JP2769249B2 JP3129943A JP12994391A JP2769249B2 JP 2769249 B2 JP2769249 B2 JP 2769249B2 JP 3129943 A JP3129943 A JP 3129943A JP 12994391 A JP12994391 A JP 12994391A JP 2769249 B2 JP2769249 B2 JP 2769249B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は非観血式のデジタル血圧
計に関し、特にカフに加えた圧力を徐々に減少させる
際、血管径の伸縮運動によりカフ内に発現し消滅する脈
圧振動を圧力センサにより検出し、これを基に被験者の
血圧を判定するオシロメトリック式デジタル血圧計に関
する。 【0002】 【従来技術】従来より、非観血式のデジタル血圧計では
コロトコフ音の自動認識によるものが一般的である。と
ころで、この種の装置ではコロトコフ音の発現、消滅を
人によらないで認識する必要があるが、その音量は非常
に微弱であるために、カフ圧を制御する際、あるいは被
験者が腕を動かしたときに生じるマイクと皮膚との摩擦
雑音による影響を受けやすく、血圧測定を困難なものに
していた。また、かかる雑音による影響を除去するため
コロトコフ音によらないで、カフに加えた圧力を徐々に
減少させる際、該カフ内に発現し、消滅する脈圧振幅を
検出してこれをアナログ電気信号に変換し、該信号を増
幅した後その振幅軌跡曲線に基づいて血圧判定をすると
ころの、所謂オシロメトリック法なるものが試みられて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら何れの方
法にしても検出されたアナログ信号は非常に微弱であ
り、しかも被験者による個人差も大きいことから先ず検
出信号を低雑音高増幅率のアナログ増幅回路で前置増幅
しなければならない。一方、検出信号から血圧を判定す
る段では、1チップCPU等を応用したデジタル情報処
理が格段に高い信頼性の血圧判定を可能にしていること
は周知のところである。故に従来の装置ではこのアナロ
グ系とデジタル系の回路素子を混在させて血圧計を構成
しなければならないから、しばしば両系統の信号レベル
を変換するために余分な回路素子を必要としたり、この
ために高価な演算増幅器を用いたA/D変換器を使用し
たり、更にはこの微妙なアナログ系にデジタル系の信号
がノイズとして混入して血圧の測定誤りを引き起こした
り、これを防ぐために2重の電源系統がさらに複雑化し
たり、結果として装置が大型化、複雑化する等の種々の
欠点を有していた。 【0004】本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて
なされたものであって、その目的とする所は、小容量の
メモリで、血圧測定の可能な小型で軽量なオシロメトリ
ック式血圧計を提供することにある。好ましくは主要部
の全体が1チップのデジタルLSIで構成されるような
オシロメトリック式デジタル血圧計を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のオシロメトリッ
ク式デジタル血圧計は、上記目的を達成するため、カフ
に加えた圧力を徐々に減少させるに際し、検出したカフ
圧を電気的デジタル信号に変換する計測手段と、該計測
手段出力の一連のデジタル信号を処理して血圧判定を行
なう情報処理手段を備えるオシロメトリック式デジタル
血圧計において、前記情報処理手段は、前記一連のデジ
タル信号から血管の脈圧振動部分で生じる脈圧振動信号
のデータを抽出する脈圧抽出手段と、該脈圧抽出手段出
力の脈圧振動信号のデータについて計測進行と共に先ず
最高血圧判定に有用な部分のデータのみをメモリに記憶
させ、次に最低血圧の判定に有用な部分のデータのみを
前記メモリに記憶させるウインドウ手段と、前記メモリ
より読み出されるデータに基づいて血圧判定をする血圧
判定手段を備え、前記脈圧抽出手段は、先行する脈圧振
幅信号から所定時間以外で発生した脈圧振幅信号を血圧
判定に無用なノイズとして除去すると共に、所定値以上
(又は以下)の振幅信号を血圧判定に無用なノイズとし
て除去し、前記ウインドウ手段は、前記血圧判定手段が
メモリに記憶されている最高血圧(又は最低血圧)より
高い(又は低い)血圧を新たに判定すると、該ウインド
ウ手段がメモリから最高血圧(又は最低血圧)としての
旧データを消去し、この最高血圧(又は最低血圧)とし
ての新データをメモリに記憶させるとともに、振幅方向
及び時間方向のデータ取込み範囲の大きさを調整できる
ように構成されたものである。 【0006】 【作用】脈圧抽出手段が脈圧データ中から血圧判定に無
用なノイズを除去して有用なデータだけを抽出し、また
新たな最高血圧(又は最低血圧)が見つかると、ウイン
ドウ手段がメモリに記憶されている旧データを消去し、
この新たな最高血圧(又は最低血圧)についての新デー
タをメモリに記憶させるので、メモリには無用なデータ
を除いた血圧測定に必要なデータだけが記憶される。 【0007】 【実施例】以下、添付図面に従って本発明に好適なる一
実施例を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例
のデジタル血圧計を示すブロック構成図である。図にお
いて、1は腕帯(図示せず)のカフ圧を検出してこれを
デジタル信号に変換する計測部、2は計測部1出力のデ
ジタル信号を所定のアルゴリズムに従って処理しこれを
基に被験者の最高血圧と最低血圧を判定するデータ処理
部、3はデータ処理部2が判定した最高血圧値と最低血
圧値を表示する表示部、4は被験者に測定終了等を知ら
せるためのブザーである。 【0008】計測部1は腕帯よりパイプで導いたカフ圧
を入力とし、脈圧振動を含む該カフ圧を直接電気的信号
に変換する圧力トランスデューサ5と、圧力トランスデ
ューサ5の出力信号に応じた周波数で発振する発振器6
と、発振器6の発振周波数を計数する周波数カウンタ7
からなっている。データ処理部2はプログラムを内蔵し
たROMと、データ処理に必要なRAMと、処理データ
入出力のためのPIO等と共に、1チップ内に納められ
たセントラルプロセッシングユニット(CPU)からな
り、該データ処理部2のブロック中には前記プログラム
の実行により実現されるCPUの各種機能ブロックが示
されている。これらの機能ブロックについて簡単に説明
すると、8は計測部1出力のデジタル信号を所定の間隔
でサンプリング入力するデータ入力部、9は該サンプリ
ング入力データのうち血圧判定に有用な脈圧振動部分の
データを抽出するデータ抽出部、10は脈圧振動計測及
びそれに基づくデータ処理に必要な時間情報を発生する
時間発生部、11はデータ抽出部9からの血圧判定に有
用な脈圧振動データを記憶するメモリ、12は容量に限
りあるメモリ11を有効に使用するため、脈圧振動計測
の進行に伴って注目するデータの範囲を移動させるウイ
ンドウ制御部、13はウインドウ内にある脈圧振動デー
タの各ピーク値が描く軌跡を解析して被験者の最高血圧
と最低血圧を判定する血圧判定部である。 【0009】さて、実施例の計測部1には各種圧力トラ
ンスデューサが使用できる。例えば半導体ひずみゲージ
形、ワイヤひずみゲージ形、差動トランス形、キャパシ
タンス形等である。しかし電気的取扱いの容易性、発振
器6に高周波、高安定の発振特性が得やすいこと、並び
にコスト等を考えるとキャパシタンス形が好ましい。図
2(A)は計測部1にキャパシタンス形圧力トランスデ
ューサを用いた具体例1′を示す図である。図におい
て、腕帯よりパイプで導かれたカフ圧の変動は圧力トラ
ンスデューサ5′のダイアフラムDに変位を与え、この
変位に連動するコンデンサCはカフ圧が増すと容量が減
少しカフ圧を減少すると容量が増すように働く。該容量
を周波数決定要素とするパルス発振器6′はライン10
1を介して与えられる所定時間巾のタイミングゲート信
号TGがONの間に前記容量に逆比例する周波数で発振
する。このような発振器6′はデジタルインバータ回路
を含む極めて簡単な構成で実現できる。周波数カウンタ
7′は同じくタイミングゲート信号TGがONの間にパ
ルス発振器6′出力の発振クロック信号CLKを計数
し、タイミングゲート信号TGがOFFにされるとその
時点のカウント値Pをホールドし、ライン71に出力す
る。図2(B)は計測部1′の上述した動作を示すタイ
ミングチャートである。図のようにカフ圧が減少から増
加に転じると発振クロック信号CLKの周波数もこれに
比例して減少から増加に転じるようになっている。タイ
ミングゲート信号TGは時間発生部10から例えば5m
sの周期で出力され、周波数カウンタ7′はタイミング
ゲート信号TGがONである間に発振クロック信号CL
Kのパルス数をカウントし、結果として各ゲートタイミ
ングにカフ圧に応じたカウント値P1及びP2を計数し、
ライン71に出力する。本実施例装置は、例えばカフ圧
が100.0mmHgのときにカウント値が1000、
可負圧が101.4mmHgのときにカウント値が10
14になるように構成されており、該カウント値の10
の位より上がそのまま表示部3に表示される。 【0010】図2(C)は計測部1の他の実施例1″を
示す図である。同図(A)と同等の構成については同一
の番号を付して説明を省略する。図において、パルス発
振器6″はダイアフラムDの変位に連動するコンデンサ
Cの容量に逆比例する周波数で常に発振している。一
方、周期カウンタ7″には時間発生部10よりライン1
01及び103を介してタイミングゲート信号TGと高
周波基本クロック信号SCKが与えられる。周期カウン
タ7″は、タイミングゲート信号TGがONの間にパル
ス発振器6″出力の発振クロック信号CLKの立ち上り
から立ち上りまでの基本クロック信号SCKを計数し、
タイミングゲート信号TGがOFFされるまでに何回か
計数した周期のカウント値P′をその都度ホールドし、
ライン71に出力する。図2(D)は計測部1″の上述
した動作を示すタイミングチャートである。図のように
カフ圧が減少から増加に転じると発振クロック信号CL
Kの周波数もこれに比例して減少から増加に転じるよう
になっている。この場合のタイミングゲート信号TGは
時間発生部10から例えば2msの周期で出力され、周
期カウンタ7″は各タイミングゲート信号TGがONの
間に発振クロック信号CLKの立ち上りから立ち上りま
での基本クロック信号SCKを計数し、結果として各ゲ
ートタイミングにカフ圧を逆比例するようなカウント値
1′,P2′,…を計数し、ライン71に出力する。デ
ータ入力部8は各ゲートタイミングに受け取ったこれら
カウント値P1,P2′,…の平均をとり、更にその逆数
をとってデータ抽出部9に与える。この方法による利益
は、例えば発振クロック信号CLKに高い周波数が望め
ないような場合でも充分な密度でカフ圧をサンプリング
できることである。 【0011】以上の構成において、以下にその動作を説
明する。図3は腕帯に加えたカフ圧と血圧との関係を示
す図である。一般に行なわれているように、上腕にカフ
を巻き150〜200mmHgまでカフ圧を上昇させた
後徐々にその圧力を減じると、血管の脈圧連動と加えた
カフ圧との関係からカフ内に発現し消滅する脈圧振動
は、被験者の最高血圧付近でその振幅が急に増大し最低
血圧付近で振幅の減少が急にゆるやかになる性質があ
る。本実施例によれば図2(A)の計測部1′はこの脈
圧振動を直接電気信号に変換してカフ圧に比例するカウ
ント値Pを得るのであるから、各サンプリングデータP
を時間軸にそってプロットした波形は、図3に示す如く
一定の割合で減じられるカフ圧に対し発現し消滅する脈
圧振動が重畳された形のカフ圧検出信号Vになる。 【0012】実施例のデータ処理部2はこのカフ圧検出
信号Vを解析して被験者の最高血圧と最低血圧を判定す
るものであり、所謂オシロメトリック法とも言われる。
以下この動作を図1に従って説明すると、先ず計測部1
より出力されるカウント値Pはデータ入力部8にサンプ
リング入力され、データ抽出部9に送られる。データ抽
出部9は入力データの中から血圧判定に有用な脈圧振動
部分のデータを抽出する部分であってその具体的方法は
図4に示されている。一般に腕帯に加えられたカフ圧は
2〜4mmHg/secの速度で減圧されるから脈圧振
動が無い部分のカフ圧検出信号Vはこの減圧速度に比例
した一定の下降特性を示す。即ち、ある時刻tlでサン
プリングしたカウント値をPlとし次の時刻tmでサン
プリングしたカウント値をPmとすると所定のサンプリ
ング間隔(5mS)におけるPlとPmの差はほぼ一定
の範囲内にあるはずである。データ抽出部9はこの部分
のデータが後に行なう血圧判定に必要なことからその差
が一定の範囲内にあるものは除去する。図の例でいう
と、データの抽出部9はデータPlとPmの大きさを比
較判定した後にデータPlを除去する。データPlに先
行する同様のサンプリングデータ群についても同じこと
である。 【0013】しかし装置使用上の便宜からすると、特に
150〜200mmHgまでカフ圧を上昇させた後徐々
にその圧力が減じる計測開始点までの間は、被験者が表
示部3を介してカフ圧の変化を読み取れることが望まし
い。よってこの区間のサンプリングデータについては適
当な間隔で抽出され、ウインドウ制御部12及び血圧判
定部13を介して表示部3に送られ、表示される。 【0014】さて、データ抽出部9は次の時刻tnにお
いてサンプリングデータPnを受け取る。そしてこのデ
ータPnとPmの大きさを比較することによりカフ圧検
出信号Vが前記一定の下降特性から脱し、上昇に転じた
ことを知る。勿論、上述した処理はいくつかの連続した
サンプリングデータPl,Pm,Pn,…をプロットし
ておき、その傾きの変化をたどるようにして判断をすれ
ば更に精度の良い検出が得られることは明らかである。
この点については以下も同様である。データ抽出部9は
これを脈圧振動の開始点と判断しウインドウ制御部12
を介してサンプリングデータPmをメモリ11のバッフ
ァエリアに一時記憶される。引き続き脈圧振動部分に現
われる各サンプリングデータの大きさは、該データPm
に始まって所定勾配範囲内の上昇を示し、頂点に達した
後下降に転じ、更に所定勾配範囲内の下降を示した後サ
ンプリングデータPtに達する。データ抽出部9は上述
した部分のデータの変化を調べながらこれらをメモリ1
1のバッファエリアに記憶させる。次の時点でサンプリ
ングデータPuを受け取る。そしてデータPtとPuを
比較することによりこれがカフの減圧による一定の下降
特性の範囲内に入ったことを知ること、サンプリングデ
ータPuを除去する。データPuに後続する同様のサン
プリングデータ群についても同じである。このようにし
てカフ圧検出信号Vより血圧判定に有用な部分の脈圧振
幅信号A1,A2,…が抽出される分けである。尚、デー
タ抽出部9において処理に必要となる時間情報は時間発
生部10よりライン102を介して与えられる。 【0015】更にデータ抽出部9は上述した脈圧振幅信
号検出後に他の諸条件を判断する。例えば、ある脈圧振
幅信号A2はそれに先行する脈圧振幅信号A1から被験者
の心拍数等で決まるほぼ所定の時間間隔Tdよりも極端
に短い時点で、或いは極端に長い時点で発生する振幅信
号のデータは通常ノイズであり、血圧判定に無用である
という理由で除去される。時間間隔Tdは最初ある値に
設定され、脈圧振幅信号がいくつか検出されるとその平
均間隔を求める等して被験者に応じた値に変更され、妥
当な値に近づく。勿論、別ルートで検出した心拍同期音
を使用する方法でもよい。また、先行する脈圧振幅信号
1又は複数の脈圧振幅信号に比較して極端に振幅の大
きい、或いは極端に振幅の小さい振幅信号のデータも同
様の理由で除去される。更にまた振幅信号の巾が所定の
大きさを超えないようなものも通常ノイズであり、それ
がカフ圧の前記一定下降特性内に生ずるときは除去さ
れ、それが有効な脈圧振幅信号内に表れるときは滑らか
にされる等の補正がされる。このように、データ抽出部
9は既知の下降特性を示すカフ減圧の部分のデータを除
去し、被験者が腕を動かしたとき等に生ずるノイズ部分
のデータを除去するから、結果としてメモリ11には血
圧判定に有用な脈圧振幅信号のみが記憶され、相当数の
メモリが節約されることになる。尚、データ抽出部9は
脈圧振幅信号Aを検出した後に、更にその中のピークに
相当するデータのみを取り出すようにしてもよい。こう
することで更にメモリの節約が図れるからである。 【0016】ウインドウ制御部12はメモリ11へのデ
ータ書込みと読み出しを管理すると共に、容量に限りあ
るメモリ11を有効に使用するため、計測進行にともな
って血圧判定部13の注目すべきデータの範囲(ウイン
ドウ)を移動させるように働く。かかるウインドウ制御
部12の動作は血圧判定部13の動作と連動するもので
あるから、先ずこの点を図5に従って説明する。図5は
時間軸に対する脈圧振幅信号の大きさの変化を示す図で
ある。さて、図4の脈圧振幅信号A1,A2…よりカフ減
圧に基づく下降成分を差し引いた信号をA1′,A2′…
とし、これらを時間軸に沿って並べると図5のようにな
る。そして各脈圧振幅信号A1′からAm′に至る信号
振幅のピーク値をプロットしてゆくと脈圧振幅信号の大
きさの変化を示す軌跡Yが得られる。以下、説明の便宜
より脈圧振幅信号としてはA1′,A2′…を用いること
にする。ウインドウ制御部12は計測進行に伴って入力
される脈圧振幅信号A1′,A2′…のデータを順次メモ
リ11に記憶し、順次有効データが蓄積されている領域
(ウインドウ)Wを広げていく。そしてある時点におけ
るウインドウの大きさはW1である。一方このウインド
ウW1内のデータはライン121を介して血圧判定部1
3にも与えられ、該判定部13はこれに基づいて被験者
の最高血圧を判定しようとする。前述した如く脈圧振幅
信号A1′,A2′…のピーク値は被験者の最高血圧の所
で急な上昇を示す性質があるから、血圧判定部13は軌
跡Yの傾きを調べ、例えば先ず図Pa′点を最高血圧と
判定し、ライン132を介して表示部3に最高血圧値m
ax(本実施例の場合はその時点のカウント値Pがその
まま血圧値を表すようになっている)を送り、表示をホ
ールドする。またウインドウ制御部12は引き続き入力
される脈圧振幅信号のデータを蓄積し、ウインドウの大
きさを広げる。そして次のある時点におけるウインドウ
の大きさはW2である。しかしこの時点で血圧判定部1
3は再び軌道Yの急な上昇の変化を示すPa点を発見す
る。そこで血圧判定部13はPa′点近傍の勾配の変化
と比較し、且つこの時点までに記憶された軌跡Yの最高
値がいくつあるか調べ、更に他の諸条件、例えばPa点
近傍にノイズ的な振幅の変化を示すものがあるか否か等
の条件を判定し、最終的にどちらが真の最高血圧点かを
判定する。そしてもしPa点が妥当なら表示部3の最高
血圧値表示を更新し、ホールドする。このように血圧判
定部13は常にウインドウ内の前データをモニタできる
から最終的に信頼性の高い判定を行なうことができる。 【0017】血圧判定部13が最高血圧点を判定した旨
はライン131を介してウインドウ制御部12にも知ら
される。ウインドウ制御部12は新たな最高血圧点Pa
が判定されたことを知ると、自己の蓄積容量にも鑑み、
もはやPa′点を含むそれ以前のデータの中には最高血
圧が存在し得ないのであるなら、その部分のデータをメ
モリ11から消去する。データを消去する判断にはこの
時点までに記憶された軌跡Yの最高値がいくつであるか
が重要な意味を持つ。一般に軌跡Yのピークに相当する
値は被験者によって異なり、本実施例装置の最高血圧判
定のためにも重要な意味を持つ。即ち、軌跡Yのピーク
が相対的に大きければ最高血圧点の特徴を示す脈圧振幅
信号も大きくなる傾向があるからである。従ってこの時
点までに記憶された軌跡Yの最高値に比べてPa′点の
脈圧振幅が十分に小さいものであるなら、その部分まで
のデータはメモリ11から消去される。よって新たなウ
インドウの大きさはW2からW2′を除いた部分になる。 【0018】ウインドウ制御部12に更に入力データの
蓄積を続け、ある時点におけるウインドウの大きさはW
lである。一方血圧判定部13はこの時点で軌跡Yが上
昇から下降に転じ、更に所定範囲内の下降特性部分に入
っていることを検出し、ライン131を介してその旨を
ウインドウ制御部12に知らせる。ウインドウ制御部1
2はこの知らせを受けることにより今後は最高血圧判定
の可能性が無いことを知るから、軌道Yのピークに相当
する部分のデータを残してそれ以前のデータをメモリ1
1から消去する。勿論、軌跡Yのピークに相当する値を
他に保存するなら前記軌跡Yのピークに相当する部分の
データを消去してもよい。軌跡Yのピーク値は最低血圧
判定のためにも重要な意味を持つからである。従って新
たなウインドウの大きさはWlからWl′を除いた部分
である。 【0019】尚、実際に軌跡Yのピークが検出(認識)
されると、図5で振幅ウインドウFWで示したデータ取
込み範囲が決定され、例えば同図でP″a点で示した軌
跡Yのピークに近い軌跡Yの急な上昇を示す点のデータ
が除去され、振幅ウインドウFW内の最高血圧値を示す
値を真の値とする。これは、被験者によっては軌跡Yの
ピークに近い所で誤信号となるP″a点が観測される場
合があり、経験的、実験的に軌跡Yのピークの振幅絶対
値に対する比率を予め定めて振幅するウインドウFWを
決定することによって達成される。 【0020】更に計測処理を続け、ある時点におけるウ
インドウの大きさはWmである。血圧判定部13はこの
ウインドウWm内にあるデータから軌跡Yの下降が急な
部分から緩やかな部分に変化する点Pbを検出してこの
点を最低血圧と判定し、ライン133を介して表示部3
に最低血圧値m1nを送り、表示をホールとする。更に
計測処理を続け、新たな最高血圧を示す点Pb′が検出
されたときは何れが真の最低血圧であるかを判定する上
で再び軌跡Yのピークに相当する値との比が重要な意味
を持ってくる。即ち、本実施例では最低血圧点Pb′の
振幅が軌跡Yのピーク値に比べて極端に小さきときは最
低血圧判定の更新はなされないのである。このことはウ
インドウWmを広げる処理についても言える。即ち、例
えばウインドウWmに新たに蓄積されるデータAl′の
大きさが軌跡Yのピーク値に比べて十分に小さい値にな
っているときは、もはやそれ以上のデータをメモリ11
に蓄積する必要なないからである。そしてこの状態はそ
してこの状態は後述する計測系終了の判定要件にもなっ
ている。従って血圧判定部13は最低血圧を表示した後
に計測終了の要件を満足すると、ライン134を介して
ブザー4を鳴動させ、被験者に測定終了を知らせる。
尚、上述した説明では、新たな脈圧振幅信号の蓄積によ
りウインドウWが広げられ血圧判定に不要になったデー
タは所定の判断の下に消去されるから、ウインドウWの
大きさは一定でないが血圧判定部は必要なデータを何時
でも逆ぼれる利点があり、メモリ節約の効果もあり血圧
判定の信頼性が向上する。 【0021】図6はデータ処理部2において行なわれる
上述した血圧判定処理の主実行手順を示すフローチャー
トである。ステップS1ではデータ入力部8がカウント
値Pを入力する。ステップS2では後述するデータ抽出
処理を行なう。即ちカフ減圧にそって一定の下降特性を
示す部分のデータが取り除かれる。ステップS3ではデ
ータ抽出部9が血圧判定に有用な脈圧振幅信号Aを抽出
したか否かを判別する。該判別がNOのときは処理を抜
けて次のサンプリングデータを待ち、脈圧振幅信号Aが
得られるまで上述する処理を繰り返す。またステップS
3の判定がYESになるとステップS4に進みウインド
ウ制御部12を介して脈圧振幅信号Aをメモリ11の先
行する脈圧信号の後に蓄積する。ステップS5では後述
する血圧判定・表示処理を行なう。即ち、新たに蓄積さ
れた脈圧振幅信号Aを含めて最大又は最低の血圧判定を
行ない、判定があれは血圧の表示をしてホールドする。
ステップS6では後述するウインドウ処理を行ない、血
圧判定に不要なデータを消去してメモリの節約を図る。
ステップS7では計測終了か否かを判別する。計測の後
半においてメモリ11に蓄積される脈圧振幅信号Aの大
きさが軌跡Yのピーク値に比べて所定範囲より小さい値
になっていると計測終了と判別される。計測終了のとき
はステップS8に進みブザー4を鳴動させて被験者に測
定終了を知らせる。計測終了でないときは処理を抜けて
次のサンプリングデータを持つ。 【0022】図7はデータ抽出処理手順を示すフローチ
ャートである。ステップS21ではデータ抽出フラグが
ONか否かの判別を行なう。計測開始時には初期化によ
りデータ抽出フラグはリセットされている。従って処理
はステップS22に進みカフ圧検出信号Vの勾配検査を
行なう。ステップS23では該信号Vがカフ減圧による
一定の下降特性から所定範囲内の上昇勾配に変化したか
否かを判別する。該判別がNOのときはそのまま処理を
抜け、次のサンプリングデータを待つ。該判別がYES
のときはこの点を脈圧振幅信号Aの開始点と判断し、ス
テップS24で当該サンプリングデータをメモリ11の
バッファエリアにストアする。ステップS25では続く
一連のサンプリングデータが脈圧振幅信号である旨を示
すためデータ抽出フラグをONにする。次のサンプリン
グデータからはステップS26の処理を進む。ステップ
S26では入力データをバッファエリアにストアする。
ステップS27では脈圧振幅信号の後端を検出するため
かカフ圧検出信号Vの勾配検査を行なう。ステップS2
8では急な下降特性からカフ減圧による一定の下降特性
に変化したか否かを判別する。該判別がNOのときはそ
のまま処理を抜け、バッファエリアへの蓄積を続ける。
ステップS28の判別がYESになると脈圧振幅信号A
を検出したことになる。ステップS29ではデータ抽出
フラグをOFFにし、ステップS30では検出した脈圧
振幅信号Aについてこれに先行する脈圧振幅信号との振
幅比、脈間隔等の検査を行なう。ステップS31では検
査の結果脈圧振幅信号Aがノイズ信号か否かを判別す
る。ノイズ信号と判別したときはステップS32に進み
バッファエリアをクリアする。またノイズ信号でないと
きはステップS33に進み脈圧振幅信号検出フラグをO
Nにする。 【0023】図8は血圧判定・表示処理手順を示すフロ
ーチャートである。ステップS51では最低血圧判定モ
ードか否かを判別する。計測開始時には最高血圧を判定
するものであるから該判別はONである。処理はステッ
プS52に進み軌跡Yの上昇勾配を検査する。ステップ
S53では軌跡Yに最高血圧を示すような特徴点がある
か否かを判別する。特徴点があるときはステップS54
で最高血圧値の表示をホールドし、ステップS55で最
高血圧判定フラグをONにする。該フラグはウインドウ
処理部12におけるデータ消去実行の可否判断に使用さ
れる。またステップS53の判別で特徴点がないときは
ステップS54とS55の処理をスキップする。ステッ
プS56では軌跡Yのピーク勾配を検査する。ステップ
S57では軌跡Yが上昇から下降に転じたか否かを判別
する。該判別がYESのときはステップS58に進んで
最低血圧判定モードをONにし、ステップS59でピー
ク判定フラグをONにする。またステップS57の判別
がピーク勾配でないときはステップS58とS59の処
理をスキップする。次に最低血圧判定(フラグ)モード
がONにされた後はステップS60に進む。ステップS
60では軌跡Yの下降勾配を検査し、ステップS61で
は急な下降から緩やかな下降に変化したか否かを判別す
る。該判別がYESのときはステップS62に進んで最
低血圧値を表示ホールドし、ステップS63で最低血圧
判定フラグをONにする。またステップS61の判別が
NOとするときはステップS62とS63の処理をスキ
ップする。 【0024】図9はウインドウ処理手順を示すフローチ
ャートである。ステップS71では最高血圧判定フラグ
がONが否かを判別し、YESであればステップS72
に進んで最高血圧判定フラグをOFFにする。ステップ
S73では先行する脈圧振幅データに消去してもよいも
のがあるか否かを判別し、YESであればステップS7
4で該当データを消去する。消去できるデータがないと
きはステップS74の処理をスキップする。また、ステ
ップS71の判別で最高血圧判定フラグがONでないと
きはステップS75でピーク判定フラグがONか否かの
判別をする。ピーク判定フラグをOFFにし、ステップ
S77で最高血圧判定に不要なデータを消去する。更に
またステップS75の判別でピーク判定フラグがONか
否かを判別する。最低血圧判定フラグがONのときはス
テップS79で最低血圧フラグをOFFにする。ステッ
プS80では先行する脈圧振幅データに消去してもよい
ものがあるか否かを判別し、YESであればステップS
81では該当データを消去する。消去できるデータがな
いときはステップS81の処理をスキップする。更にま
た、ステップS78の判別で最低血圧判定フラグもON
でないときはそのままステップS82に進む。ステップ
S82では軌跡Yのピーク値と脈圧振幅信号の最新入力
値の大きさを比較し、ステップS83では脈圧振幅信号
の大きさが所定範囲より小さいか否かを判別する。小さ
いときはステップS84に進み計測終了フラグをONす
る。また小さくないときはそのまま処理を抜ける。 【0025】尚、上述した実施例では計測部1とデータ
処理部2を分けて説明したが、実際上計測部1は圧力と
ランスデューサ5を除き全てをデジタル回路で構成でき
るのであるから、この部分をデータ処理部2と共に1チ
ップのLSIで構成できることは明らかである。 【0026】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、最高血
圧(又は最低血圧)の測定に有用なデータだけがデータ
抽出部によって抽出されるので、またウインドウ手段に
よってデータの取り込み範囲の大きさが調整されるの
で、さらに新たな最高血圧(又は最低血圧)データが見
つかると、ウインドウ手段によってメモリに記憶されて
いる旧データが消去され、この新たに見つかった最高血
圧(又は最低血圧)としてのデータがメモリに記憶され
るので、小容量のメモリで、血圧測定の可能な小型かつ
軽量なオシロメトリック式デジタル血圧計が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る一実施例のデジタル血圧計を示す
ブロック図 【図2】(A)は計測部1にキャパシタンス形圧力トラ
ンスデューサを用いた具体例を示す図 (B)は図2(A)の動作を示すタイミングチャート (C)は計測部1の他の実施例を示す図 (D)は図2(C)の動作を示すタイミングチャート (D)は図2(C)の動作を示すタイミングチャート 【図3】腕帯に加えたカフ圧と血圧との関係を示す図 【図4】入力データからの血圧判定に有用な脈圧振動部
分のデータを抽出する方法を示す図 【図5】時間軸に対する脈圧振幅信号の大きさの変化を
示す図 【図6】データ処理部で行なわれる血圧計判定処理の主
実行手順を示すフローチャート 【図7】データ抽出処理手順を示すフローチャート 【図8】血圧判定・表示処理手順を示すフローチャート 【図9】ウインドウ処理手順を示すフローチャート 1 計測部 2 データ処理部 3 表示部 4 ブザー 5 圧力トランスデューサ 6 発振器 7 周波数カウンタ 8 データ入力部 9 データ抽出部 10 時間発生部 11 メモリ 12 ウインドウ制御部 13 血圧判定部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.カフに加えた圧力を徐々に減少させるに際し、検出
    したカフ圧を電気的デジタル信号に変換する計測手段
    と、該計測手段出力の一連のデジタル信号を処理して血
    圧判定を行なう情報処理手段を備えるオシロメトリック
    式デジタル血圧計において、前記情報処理手段は、前記
    一連のデジタル信号から血管の脈圧振動部分で生じる脈
    圧振動信号のデータを抽出する脈圧抽出手段と、該脈圧
    抽出手段出力の脈圧振動信号のデータについて計測進行
    と共に先ず最高血圧判定に有用な部分のデータのみをメ
    モリに記憶させ、次に最低血圧の判定に有用な部分のデ
    ータのみを前記メモリに記憶させるウインドウ手段と、
    前記メモリより読み出されるデータに基づいて血圧判定
    をする血圧判定手段を備え、前記脈圧抽出手段は、先行
    する脈圧振幅信号から所定時間以外で発生した脈圧振幅
    信号を血圧判定に無用なノイズとして除去すると共に、
    所定値以上(又は以下)の振幅信号を血圧判定に無用な
    ノイズとして除去し、前記ウインドウ手段は、前記血圧
    判定手段がメモリに記憶されている最高血圧(又は最低
    血圧)より高い(又は低い)血圧を新たに判定すると、
    該ウインドウ手段がメモリから最高血圧(又は最低血
    圧)としての旧データを消去し、この最高血圧(又は最
    低血圧)としての新データをメモリに記憶させるととも
    に、振幅方向及び時間方向のデータ取込み範囲の大きさ
    を調整できるように構成されたことを特徴とするオシロ
    メトリック式デジタル血圧計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4271844A (en) 1979-08-06 1981-06-09 Medtek Corporation Method and apparatus for performing non-invasive blood pressure and pulse rate measurements

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