JP2763281B2 - レーザーロッドの衝突冷却のための方法と装置 - Google Patents

レーザーロッドの衝突冷却のための方法と装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザーロッドを有
する固体レーザー装置に関する。詳しくは、レーザーロ
ッドに冷却液をレーザーロッド軸に直交する放射向きに
供給して余分な熱エネルギーを効率良く放散させる固体
レーザー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体レーザー装置は活性レーザー媒体と
して空洞内にレーザーロッドを備えている。レーザーロ
ッドは、ダイオードアレイ等から励起エネルギーを受
け、装置を加熱する。固体レーザーの設計上の考慮すべ
き主要な点のひとつは、レーザーロッドをどのように冷
却するかである。冷却の効率が良いほど、大きい出力が
レーザーで得られる。
【0003】現在知られている技術では、レーザーロッ
ドを冷却するため、レーザーロッドの周囲の貯蔵室に冷
却液が閉じ込められる。レーザーロッドと冷却液の間の
冷却効率を最大にすることが望ましい。これを用いた従
来の技術は、レーザーロッドの最大外側周囲を与える。
外側周囲は、レーザーの動作に影響を与えることなく過
去の標準形状を越えて増加させることはできないので、
レーザーロッドの最大冷却効率は、現在入手できるレー
ザー技術およびレーザーロッド/冷却流形態を使用した
ままで過去の値を大幅に増加させることはできない。
【0004】ロッドの冷却の現在の技術は、ロッドの長
手軸に平行に流れるように、ロッドの表面にクーラント
液を供給している。この冷却技術は軸流冷却(axial fl
ow cooling)として知られている。
【0005】レーザーの効率的な励起を達成する公知の
技術のひとつは、レーザーロッドを励起するために使用
する光放射に対して透明な物質でレーザーロッドを包む
ことである。このレーザーの形態は、1990年11月
6日付けでカーン氏(O. Kahan)に発行された「集積化
レーザーダイオード励起レーザー応用法(Integrating
Laser Diode Pumped Laser Application)」と題した米
国特許第4,969,155号に示されている。カーン
氏の特許の図3には、冷却液がレーザーロッドの周囲を
軸方向の流れる装置が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高効
率冷却を提供するレーザーのためのレーザーロッドの冷
却機構を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、レーザーロッドを励
起する能力に影響を与えない、固体レーザー用の冷却シ
ステムを提供することである。
【0008】本発明の更に別の目的は、ロッドの長手軸
に直交する向きで冷却液がロッドに衝突する、レーザー
ロッド用の放射状冷却システムを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、レーザーロッドと冷
却液の温度差が可能な限り小さい、レーザーロッド用の
放射状冷却システムを提供することである。
【0010】固体レーザーにおいて励起活性媒体として
働くレーザーロッドは、高出力密度を放散する。従っ
て、レーザーロッドの温度は、効率的なレーザー動作を
行なうために、比較的低い温度レベルに維持されなけれ
ばならない。通常のレーザーロッドはほぼ円形の断面を
しており、大抵は固体YAG物質で作られる。
【0011】強制対流冷却の効率の尺度は、熱伝達係数
と呼ばれるパラメーターである。この係数はHで表記さ
れ、次の英単位系(English units )ではBTU/Hr
−Ft2 −°Fで表現される。ロッド表面と冷却液の間
の温度差は次式で表現される。
【0012】 ΔT=q/H (1) ここで、ΔTは冷却液とレーザーロッドの間の温度差、
qは単位面積当たりに放散される出力(BTU/Hr−
Ft2 )、Hは熱伝達係数である。
【0013】非常に効率良いレーザー動作のためには、
温度差Δtは可能な限り小さくすべきである。
【0014】前述の式は、Hが高いほど、ロッド表面と
クーラントの間の温度差Δtは低くなることを示してい
る。
【0015】単位面積当たりのレーザーロッドの放散出
力は、典型的な実施形態では、100ワット/cm2
なわち317,100BTU/Hr−Ft2 である。タ
ーゲットレーザー効率を達成するため、冷却液とレーザ
ーロッドの間の温度差は10℃以下でなければならな
い。17,617BTU/時の熱除去値はこの温度差限
界の適合する。
【0016】この値は、実際的でない程の非常に高いク
ーラント速度なしで(層状温度による)軸流冷却により
達成することは難しいことが計算により示されている。
この様なクーラント流を得るには、流速を上げるか、流
れ断面積を減らすことが必要である。流れ断面積を減ら
すことは、ロッドとスリーブの間の空間を小さくするす
ることを意味する。これは、設計に固有の機械的公差に
影響される程度の僅かな寸法の変化に対しても、圧力低
下が非常に敏感になるという理由により望ましくない。
流れ面積の寸法公差による圧力低下の急激な変化は、不
均一な冷却を引き起こす可能性がある。流速を、軸流冷
却を達成し得るクーラント流速度に上げることは、十分
に高い熱除去率Hを達成しない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、衝突冷却(im
pingement cooling )として知られた、レーザーロッド
のための改善された冷却システムを提供する。レーザー
ロッドの衝突冷却は、本発明ではロッドに沿って均一に
配置された多くの冷却液の噴射によってロッドの表面に
ほぼ垂直にクーラントを供給するので、軸流に関する問
題を解消する。噴射ノズルでは多くの圧力変化が起こ
り、それは噴射口径に依存するが、噴射ノズルの圧力低
下はすべて等しいので、冷却の均一さは圧力低下の影響
を受けない。これは、軸流冷却では発生した圧力低下の
敏感化を引き起こすことなく、ロッド面に衝突する高い
クーラント速度を可能にする。試験データに基づく解析
的予測では、放射状衝突冷却を用いるにより、軸流のH
値の二倍ないし四倍といった高いH値が得られることが
示された。このような改善により、10℃以下の値の冷
却効率最大温度差ΔTを達成することができる。
【0018】ここで述べる発明は、高出力密度(単位面
積当たり高出力)を放散する固体レーザーロッドを冷却
する技術であり、その動作温度が要求される効率を達成
するために比較的低く維持されなければならない固体レ
ーザーロッドを冷却する技術である。本発明は、アレイ
状のクーラント液噴射またはクーラント液流がレーザー
ロッドの加熱面に向けられた衝突冷却を行なう。クーラ
ントには、適切な光学特性を有し、動作温度範囲におい
て凍ったり沸騰したりすることのない、メタノール等の
液体が使用される。
【0019】
【発明の実施の形態】図において、図1と図2はレーザ
ー励起ヘッドと呼ばれるレーザー装置のある部分10の
側面と端面をそれぞれ示している。レーザー装置部分1
0は、例えばネオジウムを注入したイットリウム・アル
ミニウム・ガーネット(Nd+3YAG)から成る、細長
のほぼ円柱状のレーザーロッド12を有している。レー
ザーロッド12は各端がロッド固定具16により固定さ
れている。各ロッド固定具16はそれぞれの伝熱性端部
マニホールド18に固定されている。
【0020】シールスリーブ20は、各端部マニホール
ド18とそれぞれのロッド固定具16の間のシールとな
っている。一対のOリング22は、レーザーロッドと各
ロッド固定具16の間のシールとなっている。その内側
に例えばサファイア・クリスタル16により空洞が形成
される内側スリーブ24は、Oリング26により保持さ
れている。
【0021】クーラント注入口32は伝熱性端部マニホ
ールドの各々を通り、内側スリーブ24と外側スリーブ
28の間の筒状液路34に連絡している。矢印で示され
るクーラントは各クーラント注入口32から導入され
る。クーラント排出口36は端部マニホールド18の各
々を通り、空洞14に連絡している。
【0022】図1と図2に示すように、噴射孔と呼ばれ
る複数の放射状延在孔38は、筒状液路34と空洞14
の間の内側スリーブ12の中を、レーザーロッド12に
対して放射状に延びている。クーラント液は注入口32
を通って液路34に入り、放射状孔38を通過してレー
ザー空洞14に入る。放射状延在孔38は、クーラント
を噴射してレーザーロッド12に衝突させる、内側スリ
ーブ24の中を延びる小さな噴射孔として機能する。ク
ーラントは、レーザーロッド12に衝突した後、端部マ
ニホールド18を通り、クーラント排出口36へ至り、
両端から流れ落ちる。冷却液をほぼ軸向きで供給する従
来の技術に比べ、本発明ではクーラント液がレーザーロ
ッド12にほぼ直交する放射向きでレーザーロッド12
に供給される点が重要である。
【0023】レーザーロッド12へのクーラント液の放
射状衝突は、従来の軸流技術に比べて、改善された冷却
を提供する。放射向きに入る冷却液は、軸流冷却液レー
ザー励起ヘッドに比べて、激しい乱流(turbulent flo
w)を示す傾向がある。乱流は、層流に比べて高い熱伝
達率を与える。本発明による乱流的放射状衝突冷却装置
では境界層は小さくなり、これによりクーラントとレー
ザーロッドの間の温度差(Δt)は小さくなる。
【0024】本発明は、比較的シンプルな構成で、比較
的低いクーラント流率でしかも妥当なクーラント供給圧
力で達成可能な、高出力密度固体レーザー装置の高効率
冷却を提供することが可能とする。クーラント流率、供
給温度、供給圧力の所定の様式に対して、衝突冷却は、
これらの様式のレーザーロッドの現在の冷却方法より
も、非常に効率的(二倍以上)である。さらに、衝突冷
却は、圧力低下の敏感さや冷却の不均一さ等といった現
在の冷却方法にまつわる他の問題も解消する。
【0025】高出力密度レーザーの設計における解決す
べき困難な問題のひとつは、いかに熱を効果的に取り除
いて、比較的低いロッド動作温度に維持するかである。
本発明は冷却効率を改善し、高出力で非常に限られた体
積を占める固体レーザーの設計を可能にする。溶接や穴
開けや切断用の工業用加工レーザーならびにX線撮影用
のレーザープラズマ源は、本発明から利益を受けること
ができる。本発明の冷却の思想は、レーザー装置で励起
されたフラッシュランプを冷却することで、レーザーラ
ンプに適用することも可能である。
【0026】活性熱伝達係数(H)は、クーラント流率
だけで決まるものではなく、放射状延在孔38の径、使
用する孔38の数、孔38の間隔、内側スリーブ24の
内側面での孔38とレーザーロッド12の間の距離で決
まる。与えられたレーザー装置の大きさと機能的要求に
対して、最も高いH値を与える最適の構成が計算可能で
ある。
【0027】図3の試験装置を用いて、レーザーロッド
の等価物を試験モデルとして使用して、52ワット/c
2 の出力密度すなわちレーザーロッドの出力密度の5
2パーセントまで発生することができた。試験ユニット
は、加熱表面の全体に渡り均等に配置された放射状のク
ーラント流を提供する0.015インチ径の70個の孔
からなるアレイを有していた。流体ポンプ及び冷却器4
6によりバルブ42と44を通って循環されるクーラン
トには、32重量パーセントのエチレングリコール水溶
液を使用した。
【0028】種々のクーラント流率と種々の出力密度に
対して試験データを得た。予測H値と、52ワット/c
2 の出力密度と種々のクーラント流率に対する測定温
度データから補正した測定H値とを比較したものを後記
の表1に示す。予測対測定ΔTのプロットを0.89G
PMのクーラント流率に対するワット密度の関数として
図4に示した。図5は、52ワット/cm2 の一定の出
力密度の基で種々のクーラント流率に対して、クーラン
ト温度に対する予測と測定のロッド表面温度の差を示し
ている。
【0029】図4と図5のデータは、本発明の衝突冷却
の活性冷却効率が、表1に示されるように、予測に合っ
ているか上回っていることを示している。
【0030】 表1 予測対測定強制対流熱伝達係数 (出力密度は52ワット/cm2 と一定) クーラント流率 熱伝達係数(Btu/Hr−Ft2 °F) (GPM) 予測 測定 0.3 2604 3188 0.4 3155 3633 0.5 3661 4219 0.6 4134 4679 0.7 4581 5091 0.8 5009 5550 0.89 5378 5788 本発明について好適な実施形態に関連させて説明した
が、本発明は上述した特定の形態に限られるものではな
く、請求の範囲に記載される発明の要旨を逸脱しない範
囲において成される変形や変更や等価物を含むことは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、固体レーザーのレーザーロッド
用の冷却システムの一実施形態の側断面図である。
【図2】図1のA−A断面線に沿って破断した断面図で
ある。
【図3】図1のレーザーを試験するために用いる試験装
置の模式図である。
【図4】図3の試験装置において、0.89ガロン/分
のクーラント流率の対する、レーザーロッドとクーラン
ト液の間の予測温度差対測定温度差をワット密度の関数
としてプロットしたものである。
【図5】ロッド表面とクーラント間の予測温度差対測定
温度差を52ワット/cm2 の一定出力の基で種々のク
ーラント流率に対してプロットしたものである。
【符号の説明】
12…レーザーロッド、24…内側スリーブ、34…筒
状液路、38…放射状延在孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドン・エー・ストラットン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 90293、プレイア・デル・レイ、キャン プデル・ストリート 400 (72)発明者 ビクラム・ディー・デサイ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92630、レイク・フォーレスト、ブロー ドリーフ 22915 (56)参考文献 特開 平2−209778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/042

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励起レーザー装置内に収容された長手軸を
    有するレーザーロッド(12)の冷却装置であり、 前記レーザーロッド(12)の周囲に設けられた筒状液
    路(34)と、 前記筒状液路(34)と前記レーザーロッド(12)の
    間に設けられた冷却部材とを有し、前記冷却部材(2
    4)はレーザーロッド(12)から放射状に延びた少な
    くとも一つの孔(38)を有しており、前記孔(38)
    を通して前記筒状液路(34)から冷却液を前記レーザ
    ーロッドにほぼ垂直に衝突させる、レーザーロッドの冷
    却装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記筒状液路(34)
    と前記レーザーロッド(12)の間に設けられた前記冷
    却部材(24)は、前記レーザーロッド(12)の周囲
    に、前記レーザーロッド(12)の前記長手軸に共直線
    的(co-linear )に設けられた筒状内側スリーブ(2
    4)を有し、前記内側スリーブ(24)は、前記内側ス
    リーブ(24)の外側表面から前記内側スリーブ(2
    4)の内側表面に前記内側スリーブ(24)を貫通し
    た、前記レーザーロッド(12)の前記長手軸にほぼ垂
    直な少なくとも一つの放射状孔(38)を有し、前記冷
    却装置は、前記内側スリーブ部材(24)の周囲に、前
    記レーザーロッド(12)と前記内側スリーブ(24)
    に共直線的(co-linear )に設けられた筒状外側スリー
    ブ(28)を更に有し、前記外側スリーブ(28)はそ
    の内側表面が前記内側スリーブ(24)の前記外側表面
    から所定距離離れており、前記内側スリーブ(24)と
    前記外側スリーブ(28)は前記筒状液路(34)を形
    成している、レーザーロッドの冷却装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記筒状内側スリーブ
    (24)はその長手方向に沿って間隔を置いて設けられ
    た複数の放射状孔(38)を有している、レーザーロッ
    ドの冷却装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記内側スリーブ(24)と前記外側スリーブ(28)
    の間の前記液路(34)内に冷却液を導入するための少
    なくとも一つの注入口(32)を前記外側スリーブ(2
    8)に更に有し、これにより前記液路(34)内の前記
    冷却液は前記内側スリーブ(24)の前記孔(38)を
    通って前記レーザーロッド(12)にその前記長手軸に
    ほぼ垂直に衝突する、レーザーロッドの冷却装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記内側スリーブ(2
    4)の内側と前記レーザーロッド(12)の間の領域か
    ら前記冷却液を取り除くための少なくとも一つの排出口
    (36)を前記内側スリーブ(24)に更に有してい
    る、レーザーロッドの冷却装置。
  6. 【請求項6】励起レーザー装置内に収容された長手軸を
    有するレーザーロッドの冷却方法であり、 前記レーザー装置内の液路(34)に冷却液を供給する
    工程と、 前記レーザーロッド(12)に対してほぼ放射状に延び
    た少なくとも一つの孔(38)を備えたスリーブ部材
    (24)を通して前記液路(34)から前記冷却液を射
    出する工程とを有し、これにより前記冷却液は前記孔
    (38)から射出されて前記レーザーロッド(12)に
    前記長手軸に垂直な向きで衝突する、レーザーロッドの
    冷却方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、冷却液が前記レーザー
    ロッド(12)に衝突した後、冷却液を閉じ込める工程
    を更に有している、冷却方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、閉じ込められた冷却液
    の少なくとも一部が乱流となって流れる、冷却方法。
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