JP2761521B2 - 自動車運搬車 - Google Patents

自動車運搬車

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JP2761521B2
JP2761521B2 JP1120993A JP12099389A JP2761521B2 JP 2761521 B2 JP2761521 B2 JP 2761521B2 JP 1120993 A JP1120993 A JP 1120993A JP 12099389 A JP12099389 A JP 12099389A JP 2761521 B2 JP2761521 B2 JP 2761521B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は自動車運搬車に係り、特に、乗用車、中型
トラツクキヤブ付シヤシー及び完成中型トラツクのいず
れの車両も運搬できるようにした自動車運搬車に関す
る。
【従来の技術】
従来、例えば実公昭55−50019号公報に開示されるよ
うな、上記デツキの高さ及び傾きを適宜変更することに
よつて、乗用車、小型トラツク、中型トラツクを運び分
けできようにした自動車運搬車がある。 これは、前記上段デツキ前端をフレーム側に揺動自在
に枢支し、且つ、前下りに傾斜させて、1台の完成中型
トラツクを前向きに積載し、他の1台の完成中型トラツ
クを後向きに、その荷台が上段デツキと下段デツキ間に
入り込むように積載し、前記上段デツキと下段デツキを
共に略水平とし、該上段デツキ及び下段デツキ上に乗用
車積載可能とした自動車運搬車である。 この自動車運搬車においては、完成中型トラツクより
も小さい中型トラツクキヤブ付シヤシーを積載する場合
も、中型トラツクと同様にして積載しなければならない
ので、わずか2台が積載可能であり、積載効率が低いと
いう問題点があつた。 この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、上記のような、乗用車及び完成中型トラツクを
積載できる自動車運搬車において、完成中型トラツクよ
りも多くの中型トラツクキヤブ付シヤシーを積載できる
ようにした自動車運搬車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、フレームの底部近傍に、一定範囲で揺動
可能に配置された下段デツキと、この下段デツキの上方
に配置され、前端がフレームに枢支可能とされた上段デ
ツキと、この上段デツキの前側部に、上端が係合される
と共に下端が前記フレーム底部に略水平方向に滑動自在
に支持されるフロントメインリンクを含むフロントスコ
ツトラツセル機構と、前記上段デツキの後側部に、上端
が係脱自在、且つ、前後方向揺動可能に係合され、下端
が前記フレームの底部に略水平方向に滑動自在に支持さ
れるリヤメインリンクを含むリヤスコツトラツセル機構
と、を有してなり、前記上段デツキ前端を前記フレーム
側に揺動自在に枢支し、且つ、前記上段デツキを前記フ
ロントメインリンク上端に対して、前後方向摺動自在に
係合されると共に前記リヤメインリンクを上段デツキと
非係合とし、前記上段デツキを前下りに傾斜させて、完
成中型トラツクを前向きに積載可能とし、前記下段デツ
キを前下りに傾斜させて、完成中型トラツクを後向き
に、その荷台が上段デツキと下段デツキ間に入り込むよ
うに積載可能とし、前記上段デツキを前記フロントメイ
ンリンク上端に対して、前後方向摺動自在に係合させる
と共に、前記リヤメインリンク上端にピン結合して、前
記上段デツキと下段デツキを共に略水平とし、該上段デ
ツキ及び下段デツキ上に乗用車積載可能とし、前記上段
デツキ前端を前記フレームに揺動可能に枢支させると共
に、該上段デツキを、前記フロント及びリヤのメインリ
ンク上端に前後方向摺動自在に支持され、前記上段デツ
キをわずかに前下りに傾斜させると共に、下段デツキを
前下りに傾斜させ、上段デツキに、2台の中型トラツク
キヤブ付シヤシーを前向きに、又下段デツキに、1台の
中型トラツクキヤブ付シヤシーを後向きに、その後部フ
レーム部分が前記上段デツキと下段デツキの間に入り込
むようにそれぞれ載荷可能とし、上記目的を達成するも
のである。
【作用】
この発明においては、リヤメインリンク上端に対して
上段デツキを前後方向摺動自在としたので、上段デツキ
前端をフレームに枢支させた状態で、できるだけ低く、
且つゆるい傾斜状態に維持し、該上段デツキの下側に、
下段デツキ上の後向きの中型トラツクキヤブ付シヤシー
の後部フレーム部分が入り込むようにし、更に上段デツ
キに中型トラツクキヤブ付シヤシーを前向きに2台積載
可能としている。 従つて、中型トラツクキヤブ付シヤシーは、完成中型
トラツクよりも1台多く積載することができる。
【実施例】
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図乃至第3図に示されるように、
トレーラ10におけるフレーム12の底部近傍に一定範囲で
揺動可能に配置された下段デツキ14と、この下段デツキ
14の上方に配置され、前端がフレーム12に枢支可能とさ
れた上段デツキ16と、この上段デツキ16の前端部に、上
端が係合されると共に下端が前記フレーム底部に略水平
方向に滑動自在に支持されるフロントメインリンク18を
含むフロントスコツトラツセル機構20と、前記上段デツ
キ16の後側部に、上端が係脱自在、且つ、前後方向摺動
可能に係合され、下端が前記フレーム12の底部に水平方
向に滑動自在に支持されるリヤメインリンク22を含むリ
ヤスコツトラツセル機構24と、を有してなり、前記上段
デツキ16前端を前記フレーム12側に揺動自在に枢支し、
且つ、前記上段デツキ16を前記フロントメインリンク18
上端に対して、前後方向摺動自在に係合させると共に前
記リヤメインリンク22を上段デツキ16と非係合とし、前
記上段デツキ16を前下りに傾斜させて、完成中型トラツ
ク26を前向きに積載し、前記下段デツキ14を前下りに傾
斜させて、完成中型トラツク26を後向きに、その荷台26
Aが上段デツキ16と下段デツキ14間に入り込むように積
載可能とし(第1図参照)、前記上段デツキ16を前記フ
ロントメインリンク18上端に対して、前後方向摺動自在
に係合させると共に、前記リヤメインリンク22上端にピ
ン結合して、前記上段デツキ16と下段デツキ14を共に略
水平とし、該上段デツキ16及び下段デツキ14上に各々3
台の乗用車28を積載可能とし(第2図参照)、前記上段
デツキ16前端を前記フレーム12に揺動可能に枢支させる
と共に、該上段デツキ16を、前記フロント及びリヤのメ
インリンク18、22上端に前後方向摺動自在に支持させ、
前記上段デツキ16をわずかに前下りに傾斜させると共
に、下段デツキ14を前下りに傾斜させ、上段デツキ16
に、2台の中型トラツクキヤブ付シヤシー32を前向き
に、又下段デツキ14に、1台の中型トラツクキヤブ付シ
ヤシー32を後向きに、その後部フレーム32A部分(キヤ
ブよりもも後側部分)が前記上段デツキ16と下段デツキ
14の間に入り込むようにそれぞれ積載可能(第3図参
照)としたものである。 前記下段デツキ14は、第4図に示されるようにその前
側及び後側を、フロントリンク機構34とリヤリング機構
36とにより、その高さ及び傾斜角度が制御されるように
なつている。詳細は後述される。 第5図に拡大して示されるように、前記フロントスコ
ツトラツセル機構20におけるフロントメインリンク18
は、その上端がピン18Aを介して上段デツキ16に取り付
けられたスライダ16Aに揺動自在に係合されている。 又、フロントメインリンク18の下端は、フレーム12に
沿つて水平方向摺動自在に配置されたスライダ18Bにピ
ン18Cを介して揺動可能に連結されている。このスライ
ダ18Bはストツパ18Dによりフレーム12の一定位置で固定
され得るようになつている。 前記フロントメインリンク18のピン18Aと18Cの中間位
置には、ピン18Eを介してリンク19の上端に揺動可能に
連結されている。 このリンク19の下端はピン19Aを介してフレーム12側
に揺動自在に枢支され、且つ該リンク19と一体的揺動可
能とされたサブリンク19Bの先端を油圧シリンダ装置38
により駆動されることによつて、ピン19A周りに揺動さ
れ得るようになつている。 従つて、前記フロントスコツトラツセル機構20は、油
圧シリンダ装置38によつてリンク19を揺動させることに
より、フロントメインリンク18の下端がスライダ18Bに
よつて水平方向に摺動され、且つこのとき、上端のピン
18Aが鉛直方向に変位する直線機構を構成している。 前記フロントメインリンク18上端のピン18Aが係合さ
れるスライダ16Aは、第5図及び第6図に示されるよう
に、上段デツキ16の側面にその長手方向に取り付けられ
たガイドレール40内に摺動可能に嵌合されている。 前記リヤスコツトラツセル機構24は、第7図に示され
るように、ピン22A、22C、22E及び23Aと、スライダ22
B、ストツパ22D、リンク23、サブリンク23Bとから構成
され、油圧シリンダ装置39によって駆動され得るように
なつている。 このリヤスコツトラツセル機構24は、前記フロントス
コツトラツセル機構20と同様の構成であるので、詳細な
説明は省略する。 又、リヤメインリンク22の上端は、第8図に示される
ように、前記フロントメインリンク18の上端と同様に、
上段デツキ14の側面に取り付けられた前後方向のガイド
レール41に摺動自在に嵌合するスライダ16Bと、ピン22A
を介して連結されている。 ここで、ピン22Aは、着脱機構42によつてリヤメイン
リンク22の上端に係脱自在とされている。 この着脱機構42は、第9図に拡大して示されるよう
に、上向きの略U字形状の開口43Aを備えた受座42Aと、
この受座42A内で、該受座42Aと同一のU字形状の開口43
Bを備えたローター42Bと、このローター42Bを受座42Aに
対して駆動するレバー42Cとから構成され、第9図の実
線位置から二点鎖線位置までレバー42Cが回動したと
き、ローター42Bの略U字形状の開口43Bが受座42Aの略
U字形状の開口43Aと一致し、この状態でピン22Aが開口
内に入り込み、且つ抜け出すことができるようにされ、
レバー42Cが図の実線位置まで回動したとき、開口内で
ピン22Aが拘束されるようにされている。 前記上段デツキ16の先端にはピン17が取り付けられ、
このピン17は、フレーム12の先端に取り付けられた前記
着脱機構42と同様の着脱機構44によつて、下段デツキ14
の先端に係脱自在とされている。 着脱機構44の構成は前記着脱機構42と同様であるので
詳細な説明は省略する。 次に、第4図を参照して前記下段デツキ14の高さ及び
姿勢を制御するフロントリンク機構34とリヤリンク機構
36について説明する。 フロントリンク機構34は第4図に示されるように、下
段デツキ14の前端から少し後端寄りの位置に、ピン34A
を介して揺動自在に連結されるL字型リンク34Bと、こ
のL字型リンク34Bを駆動するための油圧シリンダ装置3
4Cと、から構成されている。前記L字型リンク34Bは長
辺と短辺がピン34Dにより連結され、ピン34A側の短辺は
ピン34Dを中心に少しの角度範囲で揺動可能とされてい
る。 フロントリンク機構34は、第4図の実線に示される、
フレーム12の底面から間隔を置いて略水平状態となる位
置及び下段デツキ14の前端がフレーム12の底面位置にく
る状態の間で、該下段デツキ14の高さ及び姿勢を制御で
きるようにされている。 リヤリンク機構36は、下段デツキ14の後端にピン36A
を介して連結されたリンク36Bと、このリンク36Bに対し
て、長手方向略中間位置でピン36Cを介して連結された
サブリンク36Dと、このサブリンク36Dの下端に、ピン36
Eを介して連結されたスライダ36Fと、このスライダ36F
をフレーム12の底面に沿つて略水平方向に駆動される油
圧シリンダ装置36Gと、から構成されている。 このリヤリンク機構36は、油圧シリンダ装置36Gが最
も伸長されたとき、第4図の実線で示されるように、下
段デツキ14の後端を最も高い位置にまで持ち上げ、油圧
シリンダ装置36Gが最も収縮したとき、下段デツキ14の
下端がフレーム12の底面に接触する位置となり得るよう
にされている。 前記第8図に示されるリヤスコツトラツセル機構24に
おけるガイドレール41には、その途中に、上方から一対
のストツパピン46が取り外し可能に打ち込むことができ
るようにされている。 このストツパピン46は、ガイドレール41内で、スライ
ダ22Bを位置固定するものであり、ストツパピン46が引
き抜かれたときは、スライダ22Bはガイドレール41に対
して摺動自在とされるものである。 第7図の符号48は上段デツキ16に取付けられた油圧シ
リンダ装置、50はこの油圧シリンダ装置48により上段デ
ツキ16後端から出没出在に駆動されるスライドデツキを
それぞれ示す。 次に、上記実施例の作用を説明する。 まず、第1図に示されるように、完成した中型トラツ
ク26を運搬する場合は、上段デツキ16の前端のピン17
を、フレーム12前端に設けられた着脱機構44によつて回
動可能に拘束する。 次に、リヤメインリンク22の上端を、着脱機能42によ
つてピン22Aから開放する。 このとき、前記レール41及びスライダー22Bは、上段
デツキ16の側面から取外しておいてもよい。 開放されたリヤメインリンク22は、スコツトラツセル
機構24における油圧シリンダ装置39を引込めることによ
り、第7図の一点鎖線の位置にまで倒しておく。この状
態で、ストツパ22Dによりスライダ22Bをフレーム12に固
定しておく。 次に、下段デツキ14は、リンク機構36によつて後端を
上方位置に維持したまま、リンク機構34によつて前端を
第4図で二点鎖線により示される位置にまで低くして、
フレーム12の底面に接触した状態としておく。 次に、フロントスコツトラツセル機構20により、上段
デツキ16の後端を最下端位置にまで駆動し、この状態で
完成中型トラツク26を前向けに、上段デツキ16上に乗込
ませ、次いで、フロントスコツトラツセル機構20により
上段デツキを第1図の実線位置にまで駆動して、完成中
型トラツク26と共に前傾位置としておく。 この状態で、フロントスコツトラツセル機構20におけ
るストツパ18Dにより、スライダー18Bを固定する。次
に、2台目の完成中型トラツク26を後向きのまま下段デ
ツキ14上に載置する。 このとき完成中型トラツク26の荷台26Aは、上段デツ
キ16の下側に入込むようにする。 次に、乗用車28を運搬する場合について説明する。 この場合は、上段デツキ16の前端のピン17を、フレー
ム12の着脱機構44から開放する。 又、リヤメインリンク22の上端は、着脱機構42により
ピン22Aに係合した状態に拘束する。 このとき、スライダー22Bは、ストツパピン46により
第7図で実線で示される状態に固定する。 従つて、リヤメインリンク22の上端と上段デツキ16と
はピン係合されることになる。 次に、上段デツキ16の後端から、油圧シリンダ装置48
によりスライドデツキ50を後方に押出し、ここに、最後
尾の乗用車28の後輪が載るようにする。 この状態でフロント及びリヤのスコツトラツセル機構
20、24により上段デツキ14を降下させ、3台の乗用車28
を積載し、更に、これらフロント及びリヤスコツトラツ
セル機構20、24を駆動して、上段デツキ16を水平状態の
まま、第2図に示される状態(第5図及び第7図の実線
状態)で水平に上方に持上げ、該上段デツキ16の下方
で、下段デツキ14上に3台の乗用車28を積込む。このと
き、下段デツキ14は、第2図に示されるように、フロン
ト及びリヤリンク機構34、36により略水平状態に維持す
る。 次に、第3図に示されるように、中型トラツクキヤブ
付シヤシー32を積載する場合について説明する。 この場合は、上段デツキ16の前端のピン17を、フレー
ム12側の着脱機構44によつて揺動自在に拘束する。 又、リヤメインリンク22の上端がピン22Aを介して係
合されるスライダー22Bは、ストツパピン46を取外すこ
とによつて、ガイドレール41に沿つて一定範囲で摺動自
在とする。 この状態で、上段デツキ16の後端側を最も低い位置と
し、ここから、2台の中型トラツクキヤブ付シヤシー32
を積載し、次いで、フロント及びリヤスコツトラツセル
機構20、24により、後端側を持ち上げ、上段デツキ16を
僅かな前傾状態に保持する。 このとき、上段デツキ16と下段デツキ14のとの間に生
じた略水平の隙間内に後部フレーム32Aが入込むよう
に、中型トラツクキヤブ付シヤシー32をバツクで下段デ
ツキ14上に積載する。 なお、下段デツキ14はこのとき、第1図の場合と同様
に、前端がフレーム12の底部位置としておく。 上記のように、上段デツキ16を僅かに前傾した状態で
その上面に2台の中型トラツクキヤブ付シヤシー32を積
載するようにしているので、例えば第1図に示されるよ
うに、上段デツキ16を大きく前傾させた場合には、後側
の中型トラツクキヤブ付シヤシー32が法規上の高さ制限
を越える恐れがあるが、本発明の場合はこのようなこと
がない。このように、上段デツキ16を僅かに前傾状態に
維持できるのは、フロントメインリンク18上端のみなら
ず、リヤメインリンク22もスライダー22Bを用いて略水
平方向に摺動可能としたためである。
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、従来、完成中
型トラツクと同数しか積載できなかつた中型トラツクキ
ヤブ付シヤシーを、完成中型トラツクよりも1台多く積
載することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車運搬車の実施例を示す側面
図、第2図及び第3図は同実施例により乗用車及び中型
トラツクキヤブ付シヤシーを運搬する場合の状態を示す
側面図、第4図は下段デツキを駆動するためのリンク機
構を示す側面図、第5図は同実施例におけるフロントス
コツトラツセル機構近傍を示す側面図、第6図は第5図
のVI−VI線に沿う拡大断面図、第7図は同実施例におけ
るリヤスコツトラツセル機構近傍を示す側面図、第8図
は第7図のVIII−VIII線に沿う拡大断面図、第9図は同
実施例におけるメインリンク着脱機構を示す側面図であ
る。 10…トレーラ、12…フレーム、14…下段デツキ、16…上
段デツキ、17…ピン、18…フロントメインリンク、20…
フロントスコツトラツセル機構、22…リヤメインリン
ク、24…リヤスコツトラツセル機構、26…完成中型トラ
ツク、26A…荷台、28…乗用車、30…自動車運搬車、32
…中型トラツクキヤブ付シヤシー、32A…後部フレー
ム、42、44…着脱機構、46…ストツパピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの底部近傍に、一定範囲で揺動可
    能に配置された下段デツキと、この下段デツキの上方に
    配置され、前端がフレームに枢支可能とされた上段デツ
    キと、この上段デツキの前側部に、上端が係合されると
    共に下端が前記フレーム底部に略水平方向に滑動自在に
    支持されるフロントメインリンクを含むフロントスコツ
    トラツセル機構と、前記上段デツキの後側部に、上端が
    係脱自在、且つ、前後方向摺動可能に係合され、下端が
    前記フレームの底部に略水平方向に滑動自在に支持され
    るリヤメインリンクを含むリヤスコツトラツセル機構
    と、を有してなり、前記上段デツキ前端を前記フレーム
    側に揺動自在に枢支し、且つ、前記上段デツキを前記フ
    ロントメインリンク上端に対して、前後方向摺動自在に
    係合させると共に前記リヤメインリンクを上段デツキと
    非係合とし、前記上段デツキを前下りに傾斜させて、完
    成中型トラツクを前向きに積載可能とし、前記下段デツ
    キを前下りに傾斜させて、完成中型トラツクを後向き
    に、その荷台が上段デツキと下段デツキ間に入り込むよ
    うに積載可能とし、前記上段デツキを前記フロントメイ
    ンリンク上端に対して、前後方向摺動自在に係合させる
    と共に、前記リヤメインリンク上端にピン結合して、前
    記上段デツキと下段デツキを共に略水平とし、該上段デ
    ツキ及び下段デツキ上に乗用車積載可能とし、前記上段
    デツキ前端を前記フレームに揺動可能に枢支させると共
    に、該上段デツキを、前記フロント及びリヤのメインリ
    ンク上端に前後方向摺動自在に支持させ、前記上段デツ
    キをわずかに前下りに傾斜させると共に、下段デツキを
    前下りに傾斜させ、上段デツキに、2台の中型トラツク
    キヤブ付シヤシーを前向きに、又下段デツキに、1台の
    中型トラツクキヤブ付シヤシーを後向きに、その後部フ
    レーム部分が前記上段デツキと下段デツキの間に入り込
    むようにそれぞれ積載可能としたことを特徴とする自動
    車運搬車。
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