JP2751978B2 - 無侵襲連続血糖値測定装置 - Google Patents
無侵襲連続血糖値測定装置Info
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- JP2751978B2 JP2751978B2 JP4109960A JP10996092A JP2751978B2 JP 2751978 B2 JP2751978 B2 JP 2751978B2 JP 4109960 A JP4109960 A JP 4109960A JP 10996092 A JP10996092 A JP 10996092A JP 2751978 B2 JP2751978 B2 JP 2751978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- unit
- tissue fluid
- blood glucose
- pump
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は血糖値の測定に関し、特
に吸引組織液を採取して、血糖値を連続的に測定する装
置に関する。
に吸引組織液を採取して、血糖値を連続的に測定する装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、糖尿病患者は、１日数回の採血を
行い、血液を検査装置に入れて血糖値を測定し、血糖値
の経時変化を管理している。
行い、血液を検査装置に入れて血糖値を測定し、血糖値
の経時変化を管理している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の血糖値管理方法
では、注射器による採血を行うため、皮膚の侵襲を伴な
い、患者に苦痛を与えるという問題があった。また連続
的に測定することは困難であるため、血糖値の経時変化
を知るのは容易ではないという問題があった。
では、注射器による採血を行うため、皮膚の侵襲を伴な
い、患者に苦痛を与えるという問題があった。また連続
的に測定することは困難であるため、血糖値の経時変化
を知るのは容易ではないという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】皮膚を陰圧吸引すると、
血糖値に比例したグルコースを含む吸引組織液が得られ
るが、本発明の無侵襲連続血糖値測定システムは、吸引
組織液を吸引し、血糖値を自動的に測定するために、吸
引ポンプとグルコースセンサを内蔵したセンサ部と、セ
ンサ部に希釈液を送液する送液ポンプと、吸引組織液を
秤量する試料秤量部と、吸引組織液をセンサ部に送液す
る定量送液ポンプと、システム全体を制御し、センサの
出力信号を入力し、表示するデータ処理制御部を備えて
いる。
血糖値に比例したグルコースを含む吸引組織液が得られ
るが、本発明の無侵襲連続血糖値測定システムは、吸引
組織液を吸引し、血糖値を自動的に測定するために、吸
引ポンプとグルコースセンサを内蔵したセンサ部と、セ
ンサ部に希釈液を送液する送液ポンプと、吸引組織液を
秤量する試料秤量部と、吸引組織液をセンサ部に送液す
る定量送液ポンプと、システム全体を制御し、センサの
出力信号を入力し、表示するデータ処理制御部を備えて
いる。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。試料
秤量部５を皮膚に装着し、吸引ポンプ２で陰圧を吸引を
行なう。センサ部６には、あらかじめ、送液ポンプ４に
よって希釈液部７にある希釈液を充填しておく。吸引開
始後、数十分で測定に必要な吸引組織液が得られるの
で、定量層液ポンプ３によって希釈液とともに吸引組織
液を一定量、センサ部６に送り込む。吸引組織液はセン
サ部内で希釈され、この中に内蔵されたグルコースセン
サが吸引組織液中に含まれたグルコースと反応して、グ
ルコース濃度に比例した出力信号が、データ処理制御部
１に取り込まれる構成になっている。データ処理制御部
は、吸引ポンプ、定量送液ポンプ、送液ポンプのＯＮ，
ＯＦＦ制御と、試料秤量部に内蔵された秤量バルブ９を
回転させるモータ１０の制御、並びにグルコースセンサ
出力のＡ／Ｄ入力、血糖値換算などの処理を行ってい
る。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。試料
秤量部５を皮膚に装着し、吸引ポンプ２で陰圧を吸引を
行なう。センサ部６には、あらかじめ、送液ポンプ４に
よって希釈液部７にある希釈液を充填しておく。吸引開
始後、数十分で測定に必要な吸引組織液が得られるの
で、定量層液ポンプ３によって希釈液とともに吸引組織
液を一定量、センサ部６に送り込む。吸引組織液はセン
サ部内で希釈され、この中に内蔵されたグルコースセン
サが吸引組織液中に含まれたグルコースと反応して、グ
ルコース濃度に比例した出力信号が、データ処理制御部
１に取り込まれる構成になっている。データ処理制御部
は、吸引ポンプ、定量送液ポンプ、送液ポンプのＯＮ，
ＯＦＦ制御と、試料秤量部に内蔵された秤量バルブ９を
回転させるモータ１０の制御、並びにグルコースセンサ
出力のＡ／Ｄ入力、血糖値換算などの処理を行ってい
る。
【０００６】図２は試料秤量部の断面図を示したもので
ある。試料秤量部は皮膚１１に密着させて装着する。ま
ず、秤量バルブ９を垂直方向にセットし、吸引を開始す
ると、矢印の方向に吸引され、やがて秤量バルブ内に吸
引組織液１２が得られる。次に秤量バルブをモータ１０
によって、矢印ｄ方向に回転させて水平方向にセットす
る。ここで、矢印ｂ方向から定量送液ポンプで一定量だ
け送液動作を行なうと、吸引組織液は矢印ｃ方向に押し
出されて、センサ部に到達する。この後、秤量バルブを
再び垂直方向に戻し、再び吸引を再開する。以上の動作
を繰り返すことによって、血糖値を一定時間間隔で測定
することが可能である。
ある。試料秤量部は皮膚１１に密着させて装着する。ま
ず、秤量バルブ９を垂直方向にセットし、吸引を開始す
ると、矢印の方向に吸引され、やがて秤量バルブ内に吸
引組織液１２が得られる。次に秤量バルブをモータ１０
によって、矢印ｄ方向に回転させて水平方向にセットす
る。ここで、矢印ｂ方向から定量送液ポンプで一定量だ
け送液動作を行なうと、吸引組織液は矢印ｃ方向に押し
出されて、センサ部に到達する。この後、秤量バルブを
再び垂直方向に戻し、再び吸引を再開する。以上の動作
を繰り返すことによって、血糖値を一定時間間隔で測定
することが可能である。
【０００７】図３は、本装置システムの基本的なフロー
チャートを示した図である。電源ＯＮとともにデータ処
理制御部のプログラムがスタートし、吸引ポンプを駆動
させて、吸引を開始する。数十分後、吸引組織液が採取
できたか、どうかを、目視にて確認する。吸引組織液が
十分採取できているならば、データ処理制御部を操作
し、秤量バルブを回転させて、センサ部へ吸引組織液を
送液する。送液後直ちに測定を開始し、グルコースセン
サの出力信号をデータ処理制御部に入力し、グルコース
値に換算して表示する。測定終了後、送液ポンプでセン
サ部を洗浄して、次の測定に備える。データ処理制御部
では一定の時間間隔で測定可能なように時計を監視し、
指定時刻になると、次の測定を促す表示を行う機能を有
している。以上のように測定，洗浄，時間監視を繰り返
すことによって、吸引組織液から、連続的に血糖値を測
定することが可能である。
チャートを示した図である。電源ＯＮとともにデータ処
理制御部のプログラムがスタートし、吸引ポンプを駆動
させて、吸引を開始する。数十分後、吸引組織液が採取
できたか、どうかを、目視にて確認する。吸引組織液が
十分採取できているならば、データ処理制御部を操作
し、秤量バルブを回転させて、センサ部へ吸引組織液を
送液する。送液後直ちに測定を開始し、グルコースセン
サの出力信号をデータ処理制御部に入力し、グルコース
値に換算して表示する。測定終了後、送液ポンプでセン
サ部を洗浄して、次の測定に備える。データ処理制御部
では一定の時間間隔で測定可能なように時計を監視し、
指定時刻になると、次の測定を促す表示を行う機能を有
している。以上のように測定，洗浄，時間監視を繰り返
すことによって、吸引組織液から、連続的に血糖値を測
定することが可能である。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、採血の必
要がない吸引組織液を自動的採取して秤量，測定，洗浄
する一連の動作を一体化させたので、血糖値を連続的に
測定が可能であるという効果を有する。
要がない吸引組織液を自動的採取して秤量，測定，洗浄
する一連の動作を一体化させたので、血糖値を連続的に
測定が可能であるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図
【図２】試料秤量部の断面図
【図３】システムの流れ図
１ データ処理制御部 ２ 吸引ポンプ ３ 定量送液ポンプ ４ 送液ポンプ ５ 試料秤量部 ６ センサ部 ７ 希釈液部 ８ 廃液部 ９ 秤量バルブ １０ モータ １１ 皮膚 １２ 吸引組織液
Claims (1)
- 【請求項１】 皮膚の表面を陰圧吸引する吸引ポンプ
と、グルコースセンサを内蔵したセンサ部と、センサ部
に希釈液を送液する送液ポンプと、吸引組織液を秤量す
る試料秤量部と、吸引組織液をセンサ部に送液する定量
送液ポンプと、システム全体を制御し、センサの出力信
号を入力し、表示するデータ処理制御部を備えることを
特徴とする無侵襲連続血糖値測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109960A JP2751978B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 無侵襲連続血糖値測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109960A JP2751978B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 無侵襲連続血糖値測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154902A JPH08154902A (ja) | 1996-06-18 |
| JP2751978B2 true JP2751978B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14523508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4109960A Expired - Fee Related JP2751978B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 無侵襲連続血糖値測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751978B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU5004299A (en) * | 1998-07-21 | 2000-02-14 | Altea Technologies, Inc. | System and method for continuous analyte monitoring |
| KR20010067623A (ko) * | 2001-02-23 | 2001-07-13 | 홍영표 | 전기삼투압을 이용한 무채혈 글루코스 추출법 |
| KR100453483B1 (ko) * | 2001-10-26 | 2004-10-20 | 케이엠에이치 주식회사 | 글루코스 추출장치용 패치 및 그 제작방법 |
| KR101760899B1 (ko) * | 2015-10-14 | 2017-07-25 | 주식회사 아이센스 | 자동 검교정 기능을 갖는 혈당 측정 센싱 모듈 및 이를 이용한 연속 혈당 측정 장치 |
| CN114041787B (zh) * | 2021-09-30 | 2024-01-23 | 曾宇希 | 一种无创血糖监测装置及穿戴式无创血糖仪 |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP4109960A patent/JP2751978B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08154902A (ja) | 1996-06-18 |
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