JP2751663B2 - 光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法 - Google Patents
光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法Info
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- JP2751663B2 JP2751663B2 JP12932291A JP12932291A JP2751663B2 JP 2751663 B2 JP2751663 B2 JP 2751663B2 JP 12932291 A JP12932291 A JP 12932291A JP 12932291 A JP12932291 A JP 12932291A JP 2751663 B2 JP2751663 B2 JP 2751663B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信や光情報処理装
置等で使用される光デバイスの接続構造の加工方法に係
わり、特に基板上に設けた光導波路中に、光を閉じ込め
て制御を行う導波路型光デバイスと光ファイバとの接続
構造の加工方法に関する。
置等で使用される光デバイスの接続構造の加工方法に係
わり、特に基板上に設けた光導波路中に、光を閉じ込め
て制御を行う導波路型光デバイスと光ファイバとの接続
構造の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信技術の発展に伴って、より高度の
性能および機能をもった光デバイスの実現が求められて
いる。例えば、光伝送路網の交換機能、光データバスに
おける端末間高速切り換え機能等を実現するために、高
速、広帯域の光スイッチが必要であり、光信号の多重
化、端末への分配等を行うためには、多チャンネルの分
波器、スターカプラ等のデバイスが必要である。
性能および機能をもった光デバイスの実現が求められて
いる。例えば、光伝送路網の交換機能、光データバスに
おける端末間高速切り換え機能等を実現するために、高
速、広帯域の光スイッチが必要であり、光信号の多重
化、端末への分配等を行うためには、多チャンネルの分
波器、スターカプラ等のデバイスが必要である。
【0003】現在、実用化されている上述のような機能
を持つ光デバイスは、主として従来のプリズム、マイク
ロレンズ等を使ったバルク型のデバイスであり、スイッ
チ速度、多重度等の性能面で不十分であり、また集積化
に不向きであり形状が大きくなってしまうという等の問
題点がある。
を持つ光デバイスは、主として従来のプリズム、マイク
ロレンズ等を使ったバルク型のデバイスであり、スイッ
チ速度、多重度等の性能面で不十分であり、また集積化
に不向きであり形状が大きくなってしまうという等の問
題点がある。
【0004】このような問題点を解消する手段として、
基板上に設置した光導波路を用いて光を制御する導波路
型の光デバイスの開発が進められている。導波路型の光
デバイスは、位相や変更を利用でき、また小型で集積化
に適したデバイスであり、このためマトリクス光スイッ
チ、高速光変換器が実現できる。光スイッチング機能や
光変調機能を有する能動導波路型光デバイスとしては、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )のもつ高効率な電気
光学効果を利用したLiNbO3 導波路型光デバイスの
研究・開発が活発に行われており、またスターカプラや
16分岐等多分岐デバイスなどの受動導波路型光デバイ
スとしては、低損失化に有利な石英光導波路の研究・開
発が活発に行われている。
基板上に設置した光導波路を用いて光を制御する導波路
型の光デバイスの開発が進められている。導波路型の光
デバイスは、位相や変更を利用でき、また小型で集積化
に適したデバイスであり、このためマトリクス光スイッ
チ、高速光変換器が実現できる。光スイッチング機能や
光変調機能を有する能動導波路型光デバイスとしては、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )のもつ高効率な電気
光学効果を利用したLiNbO3 導波路型光デバイスの
研究・開発が活発に行われており、またスターカプラや
16分岐等多分岐デバイスなどの受動導波路型光デバイ
スとしては、低損失化に有利な石英光導波路の研究・開
発が活発に行われている。
【0005】こうした導波路型光デバイスを光通信シス
テムに適用する場合、光導波路と光ファイバを接続する
必要があるが、従来その接続には光ファイバを個々に光
導波路端面に対し、光軸に必要な2方向に光軸調整し、
光導波路端面に固着する方法がとられている。また、光
スイッチや光分岐のように、入出力端子が複数あって、
光導波路端面で複数の光ファイバとの光接続が必要な導
波路型光デバイスに対しては、従来、例えば図6に示す
ように、光導波路51が形成された基板52の両端に配
設されたシリコン基板53に光導波路51の配列間隔に
一致した間隔にエッチングによりV溝54を刻設してい
る。そして、シリコン基板53上のV溝54に光ファイ
バ55を配置し、シリコン基板53と同様なV溝が形成
された押さえ部材56とシリコン基板53とで光ファイ
バ55を挟持し、光軸調整した後、光導波路端面に固着
している。
テムに適用する場合、光導波路と光ファイバを接続する
必要があるが、従来その接続には光ファイバを個々に光
導波路端面に対し、光軸に必要な2方向に光軸調整し、
光導波路端面に固着する方法がとられている。また、光
スイッチや光分岐のように、入出力端子が複数あって、
光導波路端面で複数の光ファイバとの光接続が必要な導
波路型光デバイスに対しては、従来、例えば図6に示す
ように、光導波路51が形成された基板52の両端に配
設されたシリコン基板53に光導波路51の配列間隔に
一致した間隔にエッチングによりV溝54を刻設してい
る。そして、シリコン基板53上のV溝54に光ファイ
バ55を配置し、シリコン基板53と同様なV溝が形成
された押さえ部材56とシリコン基板53とで光ファイ
バ55を挟持し、光軸調整した後、光導波路端面に固着
している。
【0006】図6に示す構成では、光軸調整は光軸に対
して直交する2方向に対して行う必要があるが、「Edmo
nd J. Murphy and Trudie C. Rice;IEEE Journal of El
elctron.Vol.QE-22,NO.6」に記載されているようにシリ
コン基板64のV溝63のエッチング量をコントロール
することにより、光ファイバアレイを構成するシリコン
基板64の表面から光ファイバ65のコア66の位置を
予め決めておき、光軸調整の際の上下方向の調整を排除
できるようにしている(図7参照)。
して直交する2方向に対して行う必要があるが、「Edmo
nd J. Murphy and Trudie C. Rice;IEEE Journal of El
elctron.Vol.QE-22,NO.6」に記載されているようにシリ
コン基板64のV溝63のエッチング量をコントロール
することにより、光ファイバアレイを構成するシリコン
基板64の表面から光ファイバ65のコア66の位置を
予め決めておき、光軸調整の際の上下方向の調整を排除
できるようにしている(図7参照)。
【0007】図7(a)において、光導波路61が形成
された基板62の両端部62aは一段低くなっており、
段差の部分に光導波路61のポートが露出するようにな
っている。そして、基板62の両端部62aと光ファイ
バ65を挟持するシリコン基板64はV溝63がエッチ
ングされた部分とV溝63がエッチングされていない部
分とからなる。更に、シリコン基板64のV溝63がエ
ッチングされた部分と基板62の両端部62aとで光フ
ァイバ65を挟持・固定する。この際、シリコン基板6
4のV溝63がエッチングされていない部分は基板62
の表面上に位置している。
された基板62の両端部62aは一段低くなっており、
段差の部分に光導波路61のポートが露出するようにな
っている。そして、基板62の両端部62aと光ファイ
バ65を挟持するシリコン基板64はV溝63がエッチ
ングされた部分とV溝63がエッチングされていない部
分とからなる。更に、シリコン基板64のV溝63がエ
ッチングされた部分と基板62の両端部62aとで光フ
ァイバ65を挟持・固定する。この際、シリコン基板6
4のV溝63がエッチングされていない部分は基板62
の表面上に位置している。
【0008】なお、シリコン基板64に刻設されたV溝
63は、図7(b)に示すように、光ファイバ65のコ
ア66がシリコン基板64の表面から所定距離(Δ)と
なるように形成されている。所定距離(Δ)は、光ファ
イバ65の半径をr、およびV溝63の表面の幅をW0
とすると、次式により求められる。なお、V溝63の開
度(θ)は54.74°とする。
63は、図7(b)に示すように、光ファイバ65のコ
ア66がシリコン基板64の表面から所定距離(Δ)と
なるように形成されている。所定距離(Δ)は、光ファ
イバ65の半径をr、およびV溝63の表面の幅をW0
とすると、次式により求められる。なお、V溝63の開
度(θ)は54.74°とする。
【0009】
【数1】
【0010】上述した図7に示す光導波路と光ファイバ
との接続方法は、端面どうしを接続する場合、光導波路
61と光ファイバ65とはその光フィールド分布の広が
りは、通常10μm程度か、それ以下であるので非常に
高精度な調整を必要とし、多大な調整工程を必要として
いる。また、光導波路および光ファイバ両者を固着する
場合には、接着剤やYAGレーザによるスポット溶接な
どの金属融着が使われるが、完全に固着されるまでに位
置ずれを生じやすく、僅かの位置ずれでも結合損失が増
大してしまうので、低損失で安定な光デバイスが実現し
にくいという欠点があった。
との接続方法は、端面どうしを接続する場合、光導波路
61と光ファイバ65とはその光フィールド分布の広が
りは、通常10μm程度か、それ以下であるので非常に
高精度な調整を必要とし、多大な調整工程を必要として
いる。また、光導波路および光ファイバ両者を固着する
場合には、接着剤やYAGレーザによるスポット溶接な
どの金属融着が使われるが、完全に固着されるまでに位
置ずれを生じやすく、僅かの位置ずれでも結合損失が増
大してしまうので、低損失で安定な光デバイスが実現し
にくいという欠点があった。
【0011】特に、光導波路端面に複数の入出力部が近
接して存在する多チャンネル光導波路の場合、結合する
光ファイバアレイの配列ピッチを合致させるため、エッ
チングによって形成されたV溝に一端光ファイバを配置
した上で、光導波路にこの光ファイバアレイを結合させ
る。この場合、光導波路に対する位置だけでなく、光導
波路の基板表面と光ファイバアレイの光ファイバ配列方
向との角度調整も行わなければならず、これに要する調
整工数も更に増大し、また固着時の損失増加も大きくな
る。
接して存在する多チャンネル光導波路の場合、結合する
光ファイバアレイの配列ピッチを合致させるため、エッ
チングによって形成されたV溝に一端光ファイバを配置
した上で、光導波路にこの光ファイバアレイを結合させ
る。この場合、光導波路に対する位置だけでなく、光導
波路の基板表面と光ファイバアレイの光ファイバ配列方
向との角度調整も行わなければならず、これに要する調
整工数も更に増大し、また固着時の損失増加も大きくな
る。
【0012】ここで、先に述べた文献の構造(図6参
照)を用いれば、原理的には調整の方向も1方向のみと
なるし、光ファイバアレイの調整においても光ファイバ
配列方向の角度調整も不要となる。しかしながら、実際
にはV溝をエッチングによって作成する場合に、V溝の
エッチング量のコントロールが極めて困難であり、作成
後のV溝の深さにばらつきが大きく最適な光学的結合は
できないのが実状である。
照)を用いれば、原理的には調整の方向も1方向のみと
なるし、光ファイバアレイの調整においても光ファイバ
配列方向の角度調整も不要となる。しかしながら、実際
にはV溝をエッチングによって作成する場合に、V溝の
エッチング量のコントロールが極めて困難であり、作成
後のV溝の深さにばらつきが大きく最適な光学的結合は
できないのが実状である。
【0013】更に、これらの問題点に加え、この光ファ
イバアレイの光ファイバの本数が大きくなった場合、光
ファイバアレイ自体が大きな寸法となり、光導波路と光
ファイバアレイを光軸調整した後に、固着される構造を
含めると、デバイス全体が大型化してしまうという問題
点もある。
イバアレイの光ファイバの本数が大きくなった場合、光
ファイバアレイ自体が大きな寸法となり、光導波路と光
ファイバアレイを光軸調整した後に、固着される構造を
含めると、デバイス全体が大型化してしまうという問題
点もある。
【0014】これらの問題点を解消する方法として、特
願昭62−085777に記載されているような接続方
法が提案されている。図8は、特出願昭62−0857
77に記載されている接続方法の一例である2×2E0
光スイッチの斜視図である。第1の基板1は、LiNb
O3 基板からなっており、この第1の基板1の表面には
Ti拡散により光導波路2、3、4、5が形成されてい
る。光導波路2と3および4と5は、それぞれ600マ
イクロmの間隔を有している。
願昭62−085777に記載されているような接続方
法が提案されている。図8は、特出願昭62−0857
77に記載されている接続方法の一例である2×2E0
光スイッチの斜視図である。第1の基板1は、LiNb
O3 基板からなっており、この第1の基板1の表面には
Ti拡散により光導波路2、3、4、5が形成されてい
る。光導波路2と3および4と5は、それぞれ600マ
イクロmの間隔を有している。
【0015】光導波路2、3に結合する入出力部の光フ
ァイバ8、9は、第2の基板11および12にそれぞれ
固着されている。第2の基板11、12には、後述する
ダイシングソーにより光ファイバ固定用のV溝13、1
4および15、16が形成されている。第3の基板17
は、第1の基板1と第2の基板11、12をそれぞれ保
持する共通基板である。
ァイバ8、9は、第2の基板11および12にそれぞれ
固着されている。第2の基板11、12には、後述する
ダイシングソーにより光ファイバ固定用のV溝13、1
4および15、16が形成されている。第3の基板17
は、第1の基板1と第2の基板11、12をそれぞれ保
持する共通基板である。
【0016】第1の基板1と接合する第2の基板11、
12の面の間隔は、予め第1基板1の光伝播方向の長さ
より5〜10μm広くなるように、ゲージで間隔が保た
れている。第2の基板11、12は、第3の基板17に
ろう付けで固定されている。
12の面の間隔は、予め第1基板1の光伝播方向の長さ
より5〜10μm広くなるように、ゲージで間隔が保た
れている。第2の基板11、12は、第3の基板17に
ろう付けで固定されている。
【0017】一方、第2の基板11、12の表面に加工
された4本のV溝13〜16は、光ファイバ6〜9が、
光学的に最適に結合されるように、光ファイバ6〜9の
コア18の中心が、第1の基板1の表面(上面)より
2.5μm下方になるように加工されている。
された4本のV溝13〜16は、光ファイバ6〜9が、
光学的に最適に結合されるように、光ファイバ6〜9の
コア18の中心が、第1の基板1の表面(上面)より
2.5μm下方になるように加工されている。
【0018】図2は、上記の加工の状態を示している。
V溝13の頂角は90°、第1の基板1と同じ高さでの
溝開口幅は、183μmであり、外径126μmの光フ
ァイバ6をこのV溝13に配置したときに、光ファイバ
6のコア18の中心の高さは、第1の基板1の表面(上
面)より2.5μm低いところに位置している。このよ
うにすることにより、第1の基板1に形成された光導波
路2〜5と光ファイバ6〜9は、常に高さ方向が最適な
位置となる。
V溝13の頂角は90°、第1の基板1と同じ高さでの
溝開口幅は、183μmであり、外径126μmの光フ
ァイバ6をこのV溝13に配置したときに、光ファイバ
6のコア18の中心の高さは、第1の基板1の表面(上
面)より2.5μm低いところに位置している。このよ
うにすることにより、第1の基板1に形成された光導波
路2〜5と光ファイバ6〜9は、常に高さ方向が最適な
位置となる。
【0019】光導波路2〜5の水平方向の調整は、第1
の基板1を第3の基板17上で、V溝13〜16に対し
直角方向にスライドさせながら、第1の基板1と第2の
基板11、12にパターンニングされた細線(図示せ
ず)を顕微鏡で見合わせることによって行われ、調整後
の第1基板1は、第3の基板17に接着固定される。
の基板1を第3の基板17上で、V溝13〜16に対し
直角方向にスライドさせながら、第1の基板1と第2の
基板11、12にパターンニングされた細線(図示せ
ず)を顕微鏡で見合わせることによって行われ、調整後
の第1基板1は、第3の基板17に接着固定される。
【0020】図9は、以上説明した本従来例の光導波路
と光ファイバの結合構造の結合順序を示した図である。
図9(a)は、第1基板1を第3の基板17上に置い
て、基板厚測定器の触針21により、第3の基板17の
表面を高さ原点にとり、第3の基板17からの第1基板
1の高さを測定している状態を示している。図9(b)
は、第1基板1の高さ測定後、周面がV形状の砥石の高
さを、V溝14に光ファイバ7を配置したときに光ファ
イバのコア18の中心が第1基板1の表面より2.5μ
m下方になるように設定し、第1基板1を一旦第3の基
板17から外し、ダイシングソー22により、第2の基
板11、12の表面にV溝13、14を加工することを
示している。図9(c)は、第2の基板12にV溝1
5、16を加工後、再び第1基板1を第3基板17に載
せ、かつ光ファイバ6〜9をそれぞれV溝13〜16上
に配列すると共に矢印方向に進ませて第1基板1の端面
に付き当てる。それから、第1基板1を第3基板17上
でV溝13〜16に対して直角方向にスライドさせて、
光導波路2〜5と光ファイバ6〜9をそれぞれ最適な位
置になるように調整していることを示している。
と光ファイバの結合構造の結合順序を示した図である。
図9(a)は、第1基板1を第3の基板17上に置い
て、基板厚測定器の触針21により、第3の基板17の
表面を高さ原点にとり、第3の基板17からの第1基板
1の高さを測定している状態を示している。図9(b)
は、第1基板1の高さ測定後、周面がV形状の砥石の高
さを、V溝14に光ファイバ7を配置したときに光ファ
イバのコア18の中心が第1基板1の表面より2.5μ
m下方になるように設定し、第1基板1を一旦第3の基
板17から外し、ダイシングソー22により、第2の基
板11、12の表面にV溝13、14を加工することを
示している。図9(c)は、第2の基板12にV溝1
5、16を加工後、再び第1基板1を第3基板17に載
せ、かつ光ファイバ6〜9をそれぞれV溝13〜16上
に配列すると共に矢印方向に進ませて第1基板1の端面
に付き当てる。それから、第1基板1を第3基板17上
でV溝13〜16に対して直角方向にスライドさせて、
光導波路2〜5と光ファイバ6〜9をそれぞれ最適な位
置になるように調整していることを示している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の光導波路と光フ
ァイバとの接続方法は、以上のように構成されており、
前述した光導波路と光ファイバの接続端子が複数であ
り、光ファイバアレイを用いる場合でも角度調節は不要
で簡易に固定することが可能であり、光導波路が形成さ
れた基板と光ファイバが配置された基板は共にこれらを
共通に保持する第3の基板固着後も経時的に安定した高
信頼な接続構造が得られるが、光導波路が形成された基
板表面の高さを、これを保持する第3の基板表面を基準
に触針等で検出するため、十分な位置測定精度が得られ
ず、実際に検出された高さを元にブレードソーにより溝
加工し、光ファイバを配列した後に光導波路と突き合わ
せると、僅かな量であるが高さに違いが生じることがあ
り、最適な結合が実現できないという欠点があった。
ァイバとの接続方法は、以上のように構成されており、
前述した光導波路と光ファイバの接続端子が複数であ
り、光ファイバアレイを用いる場合でも角度調節は不要
で簡易に固定することが可能であり、光導波路が形成さ
れた基板と光ファイバが配置された基板は共にこれらを
共通に保持する第3の基板固着後も経時的に安定した高
信頼な接続構造が得られるが、光導波路が形成された基
板表面の高さを、これを保持する第3の基板表面を基準
に触針等で検出するため、十分な位置測定精度が得られ
ず、実際に検出された高さを元にブレードソーにより溝
加工し、光ファイバを配列した後に光導波路と突き合わ
せると、僅かな量であるが高さに違いが生じることがあ
り、最適な結合が実現できないという欠点があった。
【0022】本発明は、上述課題を解消するためになさ
れたものであり、その目的は、位置測定精度を向上する
と共に測定工数を減少でき、生産性を向上することがで
きる信頼性の高い光導波路と光ファイバとの接続構造の
加工方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、位置測定精度を向上する
と共に測定工数を減少でき、生産性を向上することがで
きる信頼性の高い光導波路と光ファイバとの接続構造の
加工方法を提供することにある。
【0023】請求項1記載の発明では、光導波路が形成
された第1の基板と、光ファイバを配置する第2の基板
と、第1の基板と第2の基板のそれぞれの下面を上面で
保持する第3の基板とを有し、移動および回転自在な切
削手段により第2の基板に光ファイバを配置する溝を切
削し、第1の基板の光導波路と第2の基板に配置された
光ファイバを光学的に接続する光導波路と光ファイバと
の接続構造の加工方法において、(イ)第1の基板の光
導波路に沿って直線状の導電性薄膜を配設し、(ロ)導
電性の切削手段を昇降して導電性薄膜との接触位置を電
気的に検知し、(ハ)この切削手段と導電性薄膜との接
触を電気的に検知した位置から第2の基板に配置される
光ファイバのコアの中心軸と第1の基板の光導波路の中
心軸とが一致する位置までの垂直距離を予め算出し、
(ニ)第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、
(ホ)第1の基板上において検知手段により切削手段と
導電性薄膜との接触を電気的に検知した垂直方向位置か
ら算出した垂直位置まで切削手段を第3の基板方向に移
動しながら第2の基板に光ファイバを配置する溝を切削
することを特徴としている。
された第1の基板と、光ファイバを配置する第2の基板
と、第1の基板と第2の基板のそれぞれの下面を上面で
保持する第3の基板とを有し、移動および回転自在な切
削手段により第2の基板に光ファイバを配置する溝を切
削し、第1の基板の光導波路と第2の基板に配置された
光ファイバを光学的に接続する光導波路と光ファイバと
の接続構造の加工方法において、(イ)第1の基板の光
導波路に沿って直線状の導電性薄膜を配設し、(ロ)導
電性の切削手段を昇降して導電性薄膜との接触位置を電
気的に検知し、(ハ)この切削手段と導電性薄膜との接
触を電気的に検知した位置から第2の基板に配置される
光ファイバのコアの中心軸と第1の基板の光導波路の中
心軸とが一致する位置までの垂直距離を予め算出し、
(ニ)第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、
(ホ)第1の基板上において検知手段により切削手段と
導電性薄膜との接触を電気的に検知した垂直方向位置か
ら算出した垂直位置まで切削手段を第3の基板方向に移
動しながら第2の基板に光ファイバを配置する溝を切削
することを特徴としている。
【0024】請求項2記載の発明では、光導波路が形成
された第1の基板と、光ファイバを配置する第2の基板
と、第1の基板と第2の基板のそれぞれの下面を上面で
保持する第3の基板とを有し、移動および回転自在な先
端がV字状の切削手段により第2の基板に光ファイバを
配置するV字溝を切削し、第1の基板の光導波路と第2
の基板に配置された光ファイバを光学的に接続する光導
波路と光ファイバとの接続構造の加工方法において、
(イ)第1の基板の光導波路に沿って直線状の導電性薄
膜を2本平行に配設し、(ロ)平行な2本の導電性薄膜
の間隔を導電性の切削手段のV字状の先端が同時に2本
の平行な導電性薄膜に接触した位置が第2の基板に配置
される光ファイバのコアの中心軸と第1の基板の光導波
路の中心軸とが一致する位置となるように切削手段と導
電性薄膜との接触を電気的に検知することによって位置
決めし、(ハ)第1の基板上において切削手段のV字状
の先端が2本の平行な導電性薄膜の中間位置になるよう
にしてこの切削手段が同時に2本の平行な導電性薄膜に
接触したことが検知されるまで垂直方向にこの切削手段
を切削させながら下降させ、(ニ)切削手段が同時に2
本の平行な導電性薄膜に接触したことが検知された垂直
位置を検知し、(ホ)第2の基板の所定位置へ切削手段
を移動し、(ヘ)この検知された垂直位置を基準に光フ
ァイバのコアが光導波路と垂直方向で位置決めされるよ
うに第2の基板の所定位置にV字溝を切削することを特
徴としている。
された第1の基板と、光ファイバを配置する第2の基板
と、第1の基板と第2の基板のそれぞれの下面を上面で
保持する第3の基板とを有し、移動および回転自在な先
端がV字状の切削手段により第2の基板に光ファイバを
配置するV字溝を切削し、第1の基板の光導波路と第2
の基板に配置された光ファイバを光学的に接続する光導
波路と光ファイバとの接続構造の加工方法において、
(イ)第1の基板の光導波路に沿って直線状の導電性薄
膜を2本平行に配設し、(ロ)平行な2本の導電性薄膜
の間隔を導電性の切削手段のV字状の先端が同時に2本
の平行な導電性薄膜に接触した位置が第2の基板に配置
される光ファイバのコアの中心軸と第1の基板の光導波
路の中心軸とが一致する位置となるように切削手段と導
電性薄膜との接触を電気的に検知することによって位置
決めし、(ハ)第1の基板上において切削手段のV字状
の先端が2本の平行な導電性薄膜の中間位置になるよう
にしてこの切削手段が同時に2本の平行な導電性薄膜に
接触したことが検知されるまで垂直方向にこの切削手段
を切削させながら下降させ、(ニ)切削手段が同時に2
本の平行な導電性薄膜に接触したことが検知された垂直
位置を検知し、(ホ)第2の基板の所定位置へ切削手段
を移動し、(ヘ)この検知された垂直位置を基準に光フ
ァイバのコアが光導波路と垂直方向で位置決めされるよ
うに第2の基板の所定位置にV字溝を切削することを特
徴としている。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
する。
【0026】図1は、本発明に係わる光導波路と光ファ
イバとの接続構造の一実施例である2×2導波路型光ス
イッチの斜視図である。第1の基板1は、LiNbO3
基板からなっており、この第1の基板1の表面にはTi
拡散により光導波路2、3、4、5が形成されている。
光導波路2と3および4と5は、それぞれ600マイク
ロmの間隔を有している。
イバとの接続構造の一実施例である2×2導波路型光ス
イッチの斜視図である。第1の基板1は、LiNbO3
基板からなっており、この第1の基板1の表面にはTi
拡散により光導波路2、3、4、5が形成されている。
光導波路2と3および4と5は、それぞれ600マイク
ロmの間隔を有している。
【0027】光導波路2、3に結合する入出力部の光フ
ァイバ8、9は、第2の基板11および12にそれぞれ
固着されている。第2の基板11、12には、後述する
ダイシングソーにより光ファイバ固定用のV溝13、1
4および15、16が形成されている。第3の基板17
は、第1の基板1と第2の基板11、12をそれぞれ保
持する共通基板である。
ァイバ8、9は、第2の基板11および12にそれぞれ
固着されている。第2の基板11、12には、後述する
ダイシングソーにより光ファイバ固定用のV溝13、1
4および15、16が形成されている。第3の基板17
は、第1の基板1と第2の基板11、12をそれぞれ保
持する共通基板である。
【0028】第1の基板1と接合する第2の基板11、
12の面の間隔は、予め第1の基板1の光伝播方向の長
さより5〜10μm広くなるように、ゲージで間隔が保
たれている。第2の基板11、12は、第3の基板17
にろう付けで固定されている。そして、第1の基板1の
光導波路2に沿って直線状の極めて薄い導電性薄膜19
が配設されている。
12の面の間隔は、予め第1の基板1の光伝播方向の長
さより5〜10μm広くなるように、ゲージで間隔が保
たれている。第2の基板11、12は、第3の基板17
にろう付けで固定されている。そして、第1の基板1の
光導波路2に沿って直線状の極めて薄い導電性薄膜19
が配設されている。
【0029】図2および図3は、上記の加工の状態を示
している。光ファイバを配置する溝の断面形状は図2の
V溝形状であっても、図3に示すような矩形形状であっ
てもよい。なお、以下においてはV溝形状を例にとり説
明する。光導波路のコアの中心が、第1の基板1の表面
(上面)より2.5μmの深さにある場合、V溝13の
頂角を90°とすると、第1の基板1と同じ高さでの溝
開口幅を183μmとし、外径126μmの光ファイバ
6をこのV溝13に配置すると、光ファイバ6のコア1
8の中心の高さは、第1の基板1の表面(上面)より
2.5μm低いところに位置している。このようにする
ことにより、第1の基板1に形成された光導波路2〜5
と光ファイバ6〜9は、常に高さ方向が最適な位置にあ
ることになる。
している。光ファイバを配置する溝の断面形状は図2の
V溝形状であっても、図3に示すような矩形形状であっ
てもよい。なお、以下においてはV溝形状を例にとり説
明する。光導波路のコアの中心が、第1の基板1の表面
(上面)より2.5μmの深さにある場合、V溝13の
頂角を90°とすると、第1の基板1と同じ高さでの溝
開口幅を183μmとし、外径126μmの光ファイバ
6をこのV溝13に配置すると、光ファイバ6のコア1
8の中心の高さは、第1の基板1の表面(上面)より
2.5μm低いところに位置している。このようにする
ことにより、第1の基板1に形成された光導波路2〜5
と光ファイバ6〜9は、常に高さ方向が最適な位置にあ
ることになる。
【0030】光導波路2〜5の水平方向の調整は、第1
の基板1を第3の基板17上で、V溝13〜16に対し
直角方向にスライドさせながら、第1の基板1と第2の
基板11、12にパターンニングされた細線(図示せ
ず)を顕微鏡で見合わせることによって行われ、調整後
の第1の基板1は、第3の基板17に接着固定される。
の基板1を第3の基板17上で、V溝13〜16に対し
直角方向にスライドさせながら、第1の基板1と第2の
基板11、12にパターンニングされた細線(図示せ
ず)を顕微鏡で見合わせることによって行われ、調整後
の第1の基板1は、第3の基板17に接着固定される。
【0031】図4は、以上説明した本実施例の光導波路
と光ファイバの結合構造の結合順序を示した図である。
図4(a)に示すように、共通の第3の基板17の中央
に光導波路が形成された第1の基板1を、底面を密着し
て搭載する。この状態で、第1の基板1の光導波路3〜
6に沿って設けられた導電性薄膜19の上方から、ブレ
ードソーのブレード22をゆっくり降下させる。そし
て、導電性薄膜19とブレードソーのブレード22が接
触するまでブレード22を降下させ、導電性薄膜19と
ブレードソーのブレード22が接触したブレード22の
高さ位置すなわち第1の基板1の高さ位置を導電性薄膜
19とブレードソーのブレード22が接触したことを通
電チェックにより検出する。
と光ファイバの結合構造の結合順序を示した図である。
図4(a)に示すように、共通の第3の基板17の中央
に光導波路が形成された第1の基板1を、底面を密着し
て搭載する。この状態で、第1の基板1の光導波路3〜
6に沿って設けられた導電性薄膜19の上方から、ブレ
ードソーのブレード22をゆっくり降下させる。そし
て、導電性薄膜19とブレードソーのブレード22が接
触するまでブレード22を降下させ、導電性薄膜19と
ブレードソーのブレード22が接触したブレード22の
高さ位置すなわち第1の基板1の高さ位置を導電性薄膜
19とブレードソーのブレード22が接触したことを通
電チェックにより検出する。
【0032】それから、図4(b)に示すように、第1
の基板1の高さをブレード22の電気的検知によって測
定後、周囲がV形状のブレード22の高さをV溝13に
光ファイバ7を配置したときに光ファイバのコア18の
中心が第1の基板1の表面より2.5μm下方になるよ
うに予め求めた位置に設定する。そして、第1の基板1
を一旦第3の基板17から外し、ブレードソー22によ
り、第2の基板11、12の表面にV溝13、14を加
工する。
の基板1の高さをブレード22の電気的検知によって測
定後、周囲がV形状のブレード22の高さをV溝13に
光ファイバ7を配置したときに光ファイバのコア18の
中心が第1の基板1の表面より2.5μm下方になるよ
うに予め求めた位置に設定する。そして、第1の基板1
を一旦第3の基板17から外し、ブレードソー22によ
り、第2の基板11、12の表面にV溝13、14を加
工する。
【0033】更に、図4(c)に示すように、第2の基
板12にV溝15、16を加工後、再び第1の基板1を
第3の基板17に載せ、かつ光ファイバ6〜9をそれぞ
れV溝13〜16上に配列すると共に矢印方向に進ませ
て第1の基板1の端面に付き当てる。それから、第1の
基板1を第3の基板17上でV溝13〜16に対して直
角方向にスライドさせて、光導波路2〜5と光ファイバ
6〜9をそれぞれ最適な位置になるように調整する。
板12にV溝15、16を加工後、再び第1の基板1を
第3の基板17に載せ、かつ光ファイバ6〜9をそれぞ
れV溝13〜16上に配列すると共に矢印方向に進ませ
て第1の基板1の端面に付き当てる。それから、第1の
基板1を第3の基板17上でV溝13〜16に対して直
角方向にスライドさせて、光導波路2〜5と光ファイバ
6〜9をそれぞれ最適な位置になるように調整する。
【0034】以上説明した実施例においては、ブレード
ソーのブレード22と導電性薄膜19との接触を検知し
た位置から第2の基板11、12に配置される光ファイ
バ6〜9のコアの中心軸と第1の基板1の光導波路2〜
5の中心軸とが一致する位置までの垂直距離を予め求め
ておく必要があるが、この垂直距離を精度よく求めるこ
とは難しいという課題があった。そこで、本発明者は、
図5に示す光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方
法によりこの問題点を解消している。
ソーのブレード22と導電性薄膜19との接触を検知し
た位置から第2の基板11、12に配置される光ファイ
バ6〜9のコアの中心軸と第1の基板1の光導波路2〜
5の中心軸とが一致する位置までの垂直距離を予め求め
ておく必要があるが、この垂直距離を精度よく求めるこ
とは難しいという課題があった。そこで、本発明者は、
図5に示す光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方
法によりこの問題点を解消している。
【0035】図5(a)において、第1の基板1の光導
波路の沿って直線状の導電性薄膜19を2本平行に配設
している。ブレードソーのブレード22のV字状の先端
が2本の平行な導電性薄膜の中間位置になるように位置
決めして、このブレード22を下降させたとき、これが
同時に2本の平行な導電性薄膜19に接触した位置が第
2の基板に配置される光ファイバのコア18の中心軸と
第1の基板1の光導波路の中心軸とが一致する位置とな
るような間隔に、平行な2本の導電性薄膜を位置決めす
る。
波路の沿って直線状の導電性薄膜19を2本平行に配設
している。ブレードソーのブレード22のV字状の先端
が2本の平行な導電性薄膜の中間位置になるように位置
決めして、このブレード22を下降させたとき、これが
同時に2本の平行な導電性薄膜19に接触した位置が第
2の基板に配置される光ファイバのコア18の中心軸と
第1の基板1の光導波路の中心軸とが一致する位置とな
るような間隔に、平行な2本の導電性薄膜を位置決めす
る。
【0036】例えば、V溝13の頂角を90°とする
と、第1の基板1の表面の高さに相当するV溝開口幅は
183μmであり、2本の平行な導電性薄膜19を18
3μmの間隔で配置すればよい(図5(b)参照)。そ
して、183μmの間隔の2本の平行な導電性薄膜19
の中間位置にブレードソーのブレード22を回転させな
がら下降し、2本の導電性薄膜19にブレード22が接
触したところの高さ位置を通電チェックにより検出す
る。高さ位置をチェック後、第1基板1を一旦第3の基
板17から外し、ブレードソー22により、第2の基板
11、12の表面にV溝13、14を加工する。
と、第1の基板1の表面の高さに相当するV溝開口幅は
183μmであり、2本の平行な導電性薄膜19を18
3μmの間隔で配置すればよい(図5(b)参照)。そ
して、183μmの間隔の2本の平行な導電性薄膜19
の中間位置にブレードソーのブレード22を回転させな
がら下降し、2本の導電性薄膜19にブレード22が接
触したところの高さ位置を通電チェックにより検出す
る。高さ位置をチェック後、第1基板1を一旦第3の基
板17から外し、ブレードソー22により、第2の基板
11、12の表面にV溝13、14を加工する。
【0037】また、光導波路型チャンネルであって複数
の光ファイバとの結合が必要な場合、前述同様の動作に
より光ファイバ配置固定用の溝を、光導波路の配列ピッ
チに合わせて加工することにより、1本の光ファイバを
位置合わせするのとまったく同じ方法で行うことができ
る。この際、光ファイバアレイの角度調整は不要であ
る。
の光ファイバとの結合が必要な場合、前述同様の動作に
より光ファイバ配置固定用の溝を、光導波路の配列ピッ
チに合わせて加工することにより、1本の光ファイバを
位置合わせするのとまったく同じ方法で行うことができ
る。この際、光ファイバアレイの角度調整は不要であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
導波路が形成された第1の基板としての光導波路基板の
表面に導電性薄膜を形成しておき、この導電性薄膜と光
ファイバを配置する溝を下降する切削手段の外周を接触
させて通電させることにより基板表面の高さを位置検出
し、これをもとに光ファイバを配置する溝の深さを決め
手切削加工により溝を形成する。このため、光ファイバ
を配置する基板の厚さの精度は低くても良く、また、溝
の深さを決定するための光導波路の高さの位置検出は、
光導波路基板の表面を基準とするので、触針を用いて光
導波路基板の厚みを測定する従来の方法に比べ非常に精
度よく測定でき、この位置検出も溝加工する切削手段を
そのまま用いて行なうので簡易であり、生産性も向上す
る。しかもこのように高さ方向には光導波路と光ファイ
バの結合が最適になるように溝深さが設定、加工されて
いるので結合の際、深さ方向の調整は全くなく、調整作
業においても生産性に優れる。 また発明によれば、光導
波路基板と光ファイバを固着する場合、光導波路基板
は、両基板を保持する共通の第3の基板に底面を突合わ
せ、また光ファイバは基板に形成された溝にはめ込んで
行なうので、固着時の位置ずれや経時劣化は極めて少な
い。 このように、本発明の光導波路と光ファイバとの接
続構造の加工方法によれば、調整工数が少なくて生産性
が高く、かつ安価で信頼性の高い光ファイバ端子付導波
路型光デバイスの実現が可能となるという効果がある。
導波路が形成された第1の基板としての光導波路基板の
表面に導電性薄膜を形成しておき、この導電性薄膜と光
ファイバを配置する溝を下降する切削手段の外周を接触
させて通電させることにより基板表面の高さを位置検出
し、これをもとに光ファイバを配置する溝の深さを決め
手切削加工により溝を形成する。このため、光ファイバ
を配置する基板の厚さの精度は低くても良く、また、溝
の深さを決定するための光導波路の高さの位置検出は、
光導波路基板の表面を基準とするので、触針を用いて光
導波路基板の厚みを測定する従来の方法に比べ非常に精
度よく測定でき、この位置検出も溝加工する切削手段を
そのまま用いて行なうので簡易であり、生産性も向上す
る。しかもこのように高さ方向には光導波路と光ファイ
バの結合が最適になるように溝深さが設定、加工されて
いるので結合の際、深さ方向の調整は全くなく、調整作
業においても生産性に優れる。 また発明によれば、光導
波路基板と光ファイバを固着する場合、光導波路基板
は、両基板を保持する共通の第3の基板に底面を突合わ
せ、また光ファイバは基板に形成された溝にはめ込んで
行なうので、固着時の位置ずれや経時劣化は極めて少な
い。 このように、本発明の光導波路と光ファイバとの接
続構造の加工方法によれば、調整工数が少なくて生産性
が高く、かつ安価で信頼性の高い光ファイバ端子付導波
路型光デバイスの実現が可能となるという効果がある。
【0039】また、本発明の光導波路と光ファイバとの
接続構造の加工方法によれば、切削手段のV字状の先端
が同時に2本の平行な導電性薄膜に接触した位置が第2
の基板に配置される光ファイバのコアの中心軸と第1の
基板の光導波路の中心軸とが一致する位置となるような
間隔に平行な2本の電性薄膜を位置決めし、第1の基板
上において検知手段により切削手段のV字状の先端が同
時に2本の平行な導電性薄膜に接触した垂直方向位置を
検知し、第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、検
知手段により切削手段のV字状の先端が同時に2本の平
行な導電性薄膜に接触した垂直方向位置に位置する切削
手段により第2の基板の所定位置にV字溝を切削するよ
うに構成したので、基板厚測定器の触針により第1の基
板の表面の垂直方向位置を測定する必要がなくなり、切
削手段と導電性薄膜との接触により第1の基板の表面の
垂直方向位置を直接検出して、位置測定精度を向上する
ことができ、更に切削手段と導電性薄膜との接触を検知
した位置から第2の基板に配置される光ファイバのコア
の中心軸と第1の基板の光導波路の中心軸とが一致する
位置までの垂直距離を予め算出する必要がなく、いっそ
う簡便で精度の高い光導波路と光ファイバとの最適な結
合を実現することができる。
接続構造の加工方法によれば、切削手段のV字状の先端
が同時に2本の平行な導電性薄膜に接触した位置が第2
の基板に配置される光ファイバのコアの中心軸と第1の
基板の光導波路の中心軸とが一致する位置となるような
間隔に平行な2本の電性薄膜を位置決めし、第1の基板
上において検知手段により切削手段のV字状の先端が同
時に2本の平行な導電性薄膜に接触した垂直方向位置を
検知し、第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、検
知手段により切削手段のV字状の先端が同時に2本の平
行な導電性薄膜に接触した垂直方向位置に位置する切削
手段により第2の基板の所定位置にV字溝を切削するよ
うに構成したので、基板厚測定器の触針により第1の基
板の表面の垂直方向位置を測定する必要がなくなり、切
削手段と導電性薄膜との接触により第1の基板の表面の
垂直方向位置を直接検出して、位置測定精度を向上する
ことができ、更に切削手段と導電性薄膜との接触を検知
した位置から第2の基板に配置される光ファイバのコア
の中心軸と第1の基板の光導波路の中心軸とが一致する
位置までの垂直距離を予め算出する必要がなく、いっそ
う簡便で精度の高い光導波路と光ファイバとの最適な結
合を実現することができる。
【図1】請求項1記載の発明の光導波路と光ファイバと
の接続構造の一実施例が適用された2×2導波路型光ス
イッチを示す斜視図である。
の接続構造の一実施例が適用された2×2導波路型光ス
イッチを示す斜視図である。
【図2】2×2導波路型光スイッチにおける請求項1記
載の発明の光導波路と光ファイバ配列用の第2基板のV
溝の位置関係を示す端面図である。
載の発明の光導波路と光ファイバ配列用の第2基板のV
溝の位置関係を示す端面図である。
【図3】図2におけるV溝の代わりに矩形溝を適用した
場合の位置関係を示す端面図である。
場合の位置関係を示す端面図である。
【図4】2×2導波路型光スイッチを請求項1記載の発
明の光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法によ
り加工する際の手順を示す斜視図である。
明の光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法によ
り加工する際の手順を示す斜視図である。
【図5】請求項2記載の発明の光導波路と光ファイバと
の接続構造の一実施例が適用された2×2導波路型光ス
イッチ、および請求項2記載の発明の光導波路と光ファ
イバ配列用の第2基板のV溝の位置関係を示す図であ
る。
の接続構造の一実施例が適用された2×2導波路型光ス
イッチ、および請求項2記載の発明の光導波路と光ファ
イバ配列用の第2基板のV溝の位置関係を示す図であ
る。
【図6】従来の光導波路と光ファイバとの接続構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】(a)は、従来の光導波路と光ファイバとの接
続構造を示す斜視図であり、(b)は、V溝の形状およ
び基板表面から光ファイバのコアまでの距離を示す図で
ある。
続構造を示す斜視図であり、(b)は、V溝の形状およ
び基板表面から光ファイバのコアまでの距離を示す図で
ある。
【図8】本出願人が提案している光導波路と光ファイバ
との接続構造を示す斜視図である。
との接続構造を示す斜視図である。
【図9】本出願人が提案している光導波路と光ファイバ
との接続構造における光導波路と光ファイバの結合順序
を示す斜視図である。
との接続構造における光導波路と光ファイバの結合順序
を示す斜視図である。
1 第1の基板 2〜5 光導波路 6〜9 光ファイバ 11、12 第2の基板 13〜16 V溝 17 第3の基板 18 コア 19 導電性薄膜 22 ブレード
Claims (2)
- 【請求項1】 光導波路が形成された第1の基板と、光
ファイバを配置する第2の基板と、第1の基板と第2の
基板のそれぞれの下面を上面で保持する第3の基板とを
有し、移動および回転自在な切削手段により第2の基板
に光ファイバを配置する溝を切削し、第1の基板の光導
波路と第2の基板に配置された光ファイバを光学的に接
続する光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法に
おいて、 第1の基板の光導波路に沿って直線状の導電性薄膜を配
設し、導電性の切削手段を昇降して導電性薄膜との接触位置を
電気的に検知し、 この 切削手段と導電性薄膜との接触を電気的に検知した
位置から第2の基板に配置される光ファイバのコアの中
心軸と第1の基板の光導波路の中心軸とが一致する位置
までの垂直距離を予め算出し、 第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、 第1の基板上において検知手段により切削手段と導電性
薄膜との接触を電気的に検知した垂直方向位置から前記
算出した垂直位置まで切削手段を第3の基板方向に移動
しながら第2の基板に光ファイバを配置する溝を切削す
ることを特徴とする光導波路と光ファイバとの接続構造
の加工方法。 - 【請求項2】 光導波路が形成された第1の基板と、光
ファイバを配置する第2の基板と、第1の基板と第2の
基板のそれぞれの下面を上面で保持する第3の基板とを
有し、移動および回転自在な先端がV字状の切削手段に
より第2の基板に光ファイバを配置するV字溝を切削
し、第1の基板の光導波路と第2の基板に配置された光
ファイバを光学的に接続する光導波路と光ファイバとの
接続構造の加工方法において、 第1の基板の光導波路に沿って直線状の導電性薄膜を2
本平行に配設し、 平行な2本の導電性薄膜の間隔を導電性の切削手段のV
字状の先端が同時に2本の平行な導電性薄膜に接触した
位置が第2の基板に配置される光ファイバのコアの中心
軸と第1の基板の光導波路の中心軸とが一致する位置と
なるように切削手段と導電性薄膜との接触を電気的に検
知することによって位置決めし、 第1の基板上において切削手段のV字状の先端が2本の
平行な導電性薄膜の中 間位置になるようにしてこの切削
手段が同時に2本の平行な導電性薄膜に接触したことが
検知されるまで垂直方向にこの切削手段を切削させなが
ら下降させ、 切削手段が同時に2本の平行な導電性薄膜に接触したこ
とが検知された垂直位置を検知し、 第2の基板の所定位置へ切削手段を移動し、この検知された垂直位置を基準に光ファイバのコアが光
導波路と垂直方向で位置決めされるように 第2の基板の
所定位置にV字溝を切削することを特徴とする光導波路
と光ファイバとの接続構造の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12932291A JP2751663B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12932291A JP2751663B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04353805A JPH04353805A (ja) | 1992-12-08 |
| JP2751663B2 true JP2751663B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15006720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12932291A Expired - Lifetime JP2751663B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 光導波路と光ファイバとの接続構造の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751663B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12932291A patent/JP2751663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04353805A (ja) | 1992-12-08 |
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