JP2750555B2 - 携帯型電子機器におけるアルファベット処理システム - Google Patents
携帯型電子機器におけるアルファベット処理システムInfo
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- JP2750555B2 JP2750555B2 JP4156651A JP15665192A JP2750555B2 JP 2750555 B2 JP2750555 B2 JP 2750555B2 JP 4156651 A JP4156651 A JP 4156651A JP 15665192 A JP15665192 A JP 15665192A JP 2750555 B2 JP2750555 B2 JP 2750555B2
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/14—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
- G06F3/147—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units using display panels
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子手帳や電子メモな
どの、アルファベットの大文字は表示可能であるが小文
字は表示不可能な携帯型電子機器において、他の携帯型
電子機器や情報処理機器との間でデータの送受信を行う
に際してのアルファベットデータの処理の方式に係り、
特には、受信したデータの表示および受信データの逆送
信の処理システムに関する。
どの、アルファベットの大文字は表示可能であるが小文
字は表示不可能な携帯型電子機器において、他の携帯型
電子機器や情報処理機器との間でデータの送受信を行う
に際してのアルファベットデータの処理の方式に係り、
特には、受信したデータの表示および受信データの逆送
信の処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通信機能をもったタイプの携帯型電子機
器(電子手帳や電子メモなど)は、商品の同一ラインア
ップ上で上位機種の携帯型電子機器や情報処理機器(パ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサなど)と接続
して双方向にデータ通信を行う場合がある。
器(電子手帳や電子メモなど)は、商品の同一ラインア
ップ上で上位機種の携帯型電子機器や情報処理機器(パ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサなど)と接続
して双方向にデータ通信を行う場合がある。
【0003】下位機種に属する携帯型電子機器の中に
は、アルファベットの表示に関して、大文字は表示でき
るが小文字が表示できないものがある。
は、アルファベットの表示に関して、大文字は表示でき
るが小文字が表示できないものがある。
【0004】このようにアルファベットは大文字しか表
示できない下位機種の携帯型電子機器がそれの上位機種
である他の携帯型電子機器や情報処理機器との間でデー
タ通信を行う場合において、上位機種側からアルファベ
ット小文字コードを受信したときは、受信データそのも
のをアルファベット大文字コードに変換し、その変換後
のデータを記憶するように構成してあった。以下、図5
に基づいて説明する。
示できない下位機種の携帯型電子機器がそれの上位機種
である他の携帯型電子機器や情報処理機器との間でデー
タ通信を行う場合において、上位機種側からアルファベ
ット小文字コードを受信したときは、受信データそのも
のをアルファベット大文字コードに変換し、その変換後
のデータを記憶するように構成してあった。以下、図5
に基づいて説明する。
【0005】図5は通信におけるデータの内容(左側)
と表示内容(右側)の例を示している。ここでは、アル
ファベット大文字はもちろんアルファベット小文字も表
示できる上位機種を第一の機器と称し、アルファベット
大文字は表示できるがアルファベット小文字は表示でき
ない下位機種の携帯型電子機器を第二の機器と称するこ
とにする。本発明が解消しようとする問題点を含んでい
るのは第二の機器の方である。
と表示内容(右側)の例を示している。ここでは、アル
ファベット大文字はもちろんアルファベット小文字も表
示できる上位機種を第一の機器と称し、アルファベット
大文字は表示できるがアルファベット小文字は表示でき
ない下位機種の携帯型電子機器を第二の機器と称するこ
とにする。本発明が解消しようとする問題点を含んでい
るのは第二の機器の方である。
【0006】まず、第一の機器から第二の機器に対して
アルファベット小文字を含むデータを送信し、次いで、
第二の機器が受信したデータを第一の機器に対して逆送
信するものとする。
アルファベット小文字を含むデータを送信し、次いで、
第二の機器が受信したデータを第一の機器に対して逆送
信するものとする。
【0007】図5の(a)は、第一の機器におけるデー
タ内容とその表示状態を示す。そのデータにはアルファ
ベット大文字とアルファベット小文字とが混在してお
り、 DATA1:〔A,b,C,d,E,f〕 となっており、ディスプレイでの表示状態も同様に、 DISP1:『A,b,C,d,E,f』 となっている。このデータDATA1を第一の機器から
第二の機器に向けて送信する。図5の(b)は、第二の
機器が受信したデータ内容とその表示状態を示す。第二
の機器においては、アルファベット小文字を表示できな
いことから、データ受信時にアルファベット小文字コー
ドをすべてアルファベット大文字コードに変換し、その
変換後のデータを記憶させている。すなわち、 DATA2:〔A,B,C,D,E,F〕 のように、アルファベット小文字コード〔b〕,
〔d〕,〔f〕がそれぞれアルファベット大文字コード
〔B〕,〔D〕,〔F〕に変換されて記憶されている。
タ内容とその表示状態を示す。そのデータにはアルファ
ベット大文字とアルファベット小文字とが混在してお
り、 DATA1:〔A,b,C,d,E,f〕 となっており、ディスプレイでの表示状態も同様に、 DISP1:『A,b,C,d,E,f』 となっている。このデータDATA1を第一の機器から
第二の機器に向けて送信する。図5の(b)は、第二の
機器が受信したデータ内容とその表示状態を示す。第二
の機器においては、アルファベット小文字を表示できな
いことから、データ受信時にアルファベット小文字コー
ドをすべてアルファベット大文字コードに変換し、その
変換後のデータを記憶させている。すなわち、 DATA2:〔A,B,C,D,E,F〕 のように、アルファベット小文字コード〔b〕,
〔d〕,〔f〕がそれぞれアルファベット大文字コード
〔B〕,〔D〕,〔F〕に変換されて記憶されている。
【0008】ディスプレイでの表示状態はその大文字化
の変換に従って、 DISP2:『A,B,C,D,E,F』 となる。次に、第二の機器が受信し大文字化したデータ
DATA2を第一の機器に逆送信する。
の変換に従って、 DISP2:『A,B,C,D,E,F』 となる。次に、第二の機器が受信し大文字化したデータ
DATA2を第一の機器に逆送信する。
【0009】図5の(c)は、第二の機器からの逆送信
によって第一の機器が受信したデータ内容とその表示状
態を示す。データは第二の機器において上記のとおりす
でに大文字化されているから、逆送信されたデータを受
信した第一の機器においては、その受信データは、 DATA3:〔A,B,C,D,E,F〕 となり、表示状態もそのデータに対応して、 DISP3:『A,B,C,D,E,F』 となる。
によって第一の機器が受信したデータ内容とその表示状
態を示す。データは第二の機器において上記のとおりす
でに大文字化されているから、逆送信されたデータを受
信した第一の機器においては、その受信データは、 DATA3:〔A,B,C,D,E,F〕 となり、表示状態もそのデータに対応して、 DISP3:『A,B,C,D,E,F』 となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来例
においては、第二の機器(下位機種)に相当する携帯型
電子機器は、受信したアルファベット小文字コードを大
文字化してアルファベット大文字コードに変換するよう
になっているため、第一の機器(上位機種)に相当する
他の携帯型電子機器や情報処理機器にその受信データを
逆送信したとき、元のアルファベット小文字コードがア
ルファベット大文字コードに変化(文字化け)してしま
うという問題があった。すなわち、例えば上の例のよう
に、元のアルファベット小文字コード〔b〕,〔d〕,
〔f〕がそれぞれアルファベット大文字コード〔B〕,
〔D〕,〔F〕に文字化けしてしまうのである。
においては、第二の機器(下位機種)に相当する携帯型
電子機器は、受信したアルファベット小文字コードを大
文字化してアルファベット大文字コードに変換するよう
になっているため、第一の機器(上位機種)に相当する
他の携帯型電子機器や情報処理機器にその受信データを
逆送信したとき、元のアルファベット小文字コードがア
ルファベット大文字コードに変化(文字化け)してしま
うという問題があった。すなわち、例えば上の例のよう
に、元のアルファベット小文字コード〔b〕,〔d〕,
〔f〕がそれぞれアルファベット大文字コード〔B〕,
〔D〕,〔F〕に文字化けしてしまうのである。
【0011】これは、つまり、データを保持することが
できないということであり、データ通信にとって大きな
問題となっている。元の状態に戻すには、どの文字が文
字化けされてしまったのかをまず調べなければならず、
それは非常に大変なことであるし、その対象となるすべ
ての大文字を小文字に戻すのにはきわめて多大な労力と
時間とを費やすことになるからである。
できないということであり、データ通信にとって大きな
問題となっている。元の状態に戻すには、どの文字が文
字化けされてしまったのかをまず調べなければならず、
それは非常に大変なことであるし、その対象となるすべ
ての大文字を小文字に戻すのにはきわめて多大な労力と
時間とを費やすことになるからである。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、アルファベットの大文字は表示可能
であるが小文字は表示不可能な携帯型電子機器におい
て、上位機種である他の携帯型電子機器または情報処理
機器からアルファベット小文字コードを受信し、その受
信データを上位機種側に逆送信した場合に、小文字コー
ドの大文字化(文字化け)を解消し、データを保持でき
るようにすることを目的とする。
れたものであって、アルファベットの大文字は表示可能
であるが小文字は表示不可能な携帯型電子機器におい
て、上位機種である他の携帯型電子機器または情報処理
機器からアルファベット小文字コードを受信し、その受
信データを上位機種側に逆送信した場合に、小文字コー
ドの大文字化(文字化け)を解消し、データを保持でき
るようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型電子
機器におけるアルファベット処理システムは、アルファ
ベットの大文字は表示可能で小文字は表示不可能な携帯
型電子機器において、データ通信により受信したデータ
をそのまま記憶する手段と、その受信データにアルファ
ベット小文字コードが含まれているか否かを判定する手
段と、判定によりアルファベット小文字コードが含まれ
ているときそのアルファベット小文字コードに対応した
アルファベット大文字のキャラクタコードを選択する手
段と、選択された大文字キャラクタコードを前記アルフ
ァベット小文字コードと置き換えて他の受信データとと
もに表示する手段とを備え、前記受信データの逆送信に
際して前記記憶手段からアルファベット小文字コードを
含む受信データを送信するように構成したことを特徴と
するものである。
機器におけるアルファベット処理システムは、アルファ
ベットの大文字は表示可能で小文字は表示不可能な携帯
型電子機器において、データ通信により受信したデータ
をそのまま記憶する手段と、その受信データにアルファ
ベット小文字コードが含まれているか否かを判定する手
段と、判定によりアルファベット小文字コードが含まれ
ているときそのアルファベット小文字コードに対応した
アルファベット大文字のキャラクタコードを選択する手
段と、選択された大文字キャラクタコードを前記アルフ
ァベット小文字コードと置き換えて他の受信データとと
もに表示する手段とを備え、前記受信データの逆送信に
際して前記記憶手段からアルファベット小文字コードを
含む受信データを送信するように構成したことを特徴と
するものである。
【0014】
【作用】受信したデータにアルファベット小文字コード
が含まれていても、記憶については大文字化することな
くアルファベット小文字コードを含んだままの状態で記
憶する。そして、受信データの表示に際しては、アルフ
ァベット小文字コードが含まれているときは対応した大
文字キャラクタコードを選択してそれをアルファベット
小文字コードと置き換えて大文字化した上で他の受信デ
ータとともに表示するから、表示は従来と同様に可能で
ある。
が含まれていても、記憶については大文字化することな
くアルファベット小文字コードを含んだままの状態で記
憶する。そして、受信データの表示に際しては、アルフ
ァベット小文字コードが含まれているときは対応した大
文字キャラクタコードを選択してそれをアルファベット
小文字コードと置き換えて大文字化した上で他の受信デ
ータとともに表示するから、表示は従来と同様に可能で
ある。
【0015】それでいて、受信データを上位機種側に逆
送信するときは、記憶手段に記憶されているのがアルフ
ァベット小文字コードを含んだ元の受信データそのもの
であるので、文字化けを生じさせることなく逆送信する
ことが可能となる。
送信するときは、記憶手段に記憶されているのがアルフ
ァベット小文字コードを含んだ元の受信データそのもの
であるので、文字化けを生じさせることなく逆送信する
ことが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る携帯型電子機器における
アルファベット処理システムの一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
アルファベット処理システムの一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0017】図1は携帯型電子機器(電子メモ)の外観
を示す平面図である。図において、1は液晶によるディ
スプレイ(LCD)を示し、その仕様の一例を挙げる
と、1文字分が5×5ドットで、14桁3行表示のドッ
トマトリクスとなっている。2はキー入力部を示し、そ
のうち、2aは数値“0”〜“9”の置数キー、2bは
“A”〜“Z”のアルファベット入力キー、2cはメ
モ,カレンダー,スケジュール,電話帳などのモードを
選択するモード選択キー、2dはカーソル移動キー、2
eはデータ呼び出しキーである。
を示す平面図である。図において、1は液晶によるディ
スプレイ(LCD)を示し、その仕様の一例を挙げる
と、1文字分が5×5ドットで、14桁3行表示のドッ
トマトリクスとなっている。2はキー入力部を示し、そ
のうち、2aは数値“0”〜“9”の置数キー、2bは
“A”〜“Z”のアルファベット入力キー、2cはメ
モ,カレンダー,スケジュール,電話帳などのモードを
選択するモード選択キー、2dはカーソル移動キー、2
eはデータ呼び出しキーである。
【0018】図2は携帯型電子機器(電子メモ)の電気
的構成を示すブロック線図である。
的構成を示すブロック線図である。
【0019】図において、3は携帯型電子機器の全体の
制御を司るCPU(中央演算処理装置)、4はその制御
のためのプログラムや各種のフォントデータを格納して
いるROM(リードオンリーメモリ)、5は制御を補助
するとともにデータを格納するRAM(ランダムアクセ
スメモリ)であり、このRAM5は、制御用に用いるフ
ラグを記憶したり内部での演算などに利用したりするレ
ジスタをもつシステムエリア5aと、ユーザーが登録し
たメモや電話帳などの各種のデータを記憶するユーザー
エリア5bの2つに大きく分けられている。6は前記の
ディスプレイ(LCD)1の駆動制御を行うLCD駆動
回路、7はキー入力部2によって打鍵されて生成された
信号をCPU3に伝えるキーマトリクス、8はデータ通
信を双方向に行うインターフェイスとしての通信ユニッ
トである。
制御を司るCPU(中央演算処理装置)、4はその制御
のためのプログラムや各種のフォントデータを格納して
いるROM(リードオンリーメモリ)、5は制御を補助
するとともにデータを格納するRAM(ランダムアクセ
スメモリ)であり、このRAM5は、制御用に用いるフ
ラグを記憶したり内部での演算などに利用したりするレ
ジスタをもつシステムエリア5aと、ユーザーが登録し
たメモや電話帳などの各種のデータを記憶するユーザー
エリア5bの2つに大きく分けられている。6は前記の
ディスプレイ(LCD)1の駆動制御を行うLCD駆動
回路、7はキー入力部2によって打鍵されて生成された
信号をCPU3に伝えるキーマトリクス、8はデータ通
信を双方向に行うインターフェイスとしての通信ユニッ
トである。
【0020】次に、動作を説明する。
【0021】図3は通信におけるデータの内容(左側)
と表示内容(右側)の例を示している。本発明に係る携
帯型電子機器(電子メモ)に対する上位機種からデータ
通信により当該本携帯型電子機器に対して、例えば図3
の(a)に示すようなデータを送信したとする。このデ
ータにはアルファベット大文字コードとアルファベット
小文字コードとが混在しており、 DATA1:〔A,b,C,d,E,f〕 となっている。上位機種におけるディスプレイでの表示
状態も同様に、 DISP1:『A,b,C,d,E,f』 となる。
と表示内容(右側)の例を示している。本発明に係る携
帯型電子機器(電子メモ)に対する上位機種からデータ
通信により当該本携帯型電子機器に対して、例えば図3
の(a)に示すようなデータを送信したとする。このデ
ータにはアルファベット大文字コードとアルファベット
小文字コードとが混在しており、 DATA1:〔A,b,C,d,E,f〕 となっている。上位機種におけるディスプレイでの表示
状態も同様に、 DISP1:『A,b,C,d,E,f』 となる。
【0022】本携帯型電子機器のCPU3は、上位機種
から通信ユニット8を介して上記のデータを受信する
と、その受信データをRAM5のユーザーエリア5bに
記憶する。受信データがアルファベット小文字コードを
含んだものである場合でも、大文字化することなく、そ
のまま記憶する。
から通信ユニット8を介して上記のデータを受信する
と、その受信データをRAM5のユーザーエリア5bに
記憶する。受信データがアルファベット小文字コードを
含んだものである場合でも、大文字化することなく、そ
のまま記憶する。
【0023】図3の(b)の左側は、本携帯型電子機器
が受信しRAM5に記憶したデータ内容を示す。すなわ
ち、 DATA2:〔A,b,C,d,E,f〕 となっており、アルファベット小文字コード〔b〕,
〔d〕,〔f〕がそのまま記憶されていることが判る。
が受信しRAM5に記憶したデータ内容を示す。すなわ
ち、 DATA2:〔A,b,C,d,E,f〕 となっており、アルファベット小文字コード〔b〕,
〔d〕,〔f〕がそのまま記憶されていることが判る。
【0024】RAM5に記憶したデータを呼び出してデ
ィスプレイ1に表示するときの処理は、図4に示すフロ
ーチャートのように実行される。すなわち、CPU3
は、ステップS1において、読み出した表示用データが
アルファベット小文字コードであるかどうかを判断す
る。小文字コードでないときは、ステップS2に進ん
で、表示用データのコードに対応したキャラクタコード
をROM4から読み出してLCD駆動回路6に転送し、
そのキャラクタパターンをディスプレイ1に表示させ
る。
ィスプレイ1に表示するときの処理は、図4に示すフロ
ーチャートのように実行される。すなわち、CPU3
は、ステップS1において、読み出した表示用データが
アルファベット小文字コードであるかどうかを判断す
る。小文字コードでないときは、ステップS2に進ん
で、表示用データのコードに対応したキャラクタコード
をROM4から読み出してLCD駆動回路6に転送し、
そのキャラクタパターンをディスプレイ1に表示させ
る。
【0025】一方、ステップS1の判断において表示用
データがアルファベット小文字コードであるときはステ
ップS3に進み、そのアルファベット小文字コードに対
応したアルファベット大文字コードのキャラクタコード
をROM4から読み出す。すなわち、アルファベット小
文字コードを大文字化する。そして、その大文字コード
に対応したキャラクタコードを、他のキャラクタコード
とともにLCD駆動回路6に転送し、ディスプレイ1に
そのキャラクタパターンを表示させる。
データがアルファベット小文字コードであるときはステ
ップS3に進み、そのアルファベット小文字コードに対
応したアルファベット大文字コードのキャラクタコード
をROM4から読み出す。すなわち、アルファベット小
文字コードを大文字化する。そして、その大文字コード
に対応したキャラクタコードを、他のキャラクタコード
とともにLCD駆動回路6に転送し、ディスプレイ1に
そのキャラクタパターンを表示させる。
【0026】ディスプレイ1における表示状態はその大
文字化の変換に従って、 DISP2:『A,B,C,D,E,F』 となる。すなわち、小文字コード〔b〕,〔d〕,
〔f〕をそれぞれ大文字コードのキャラクタパターン
『B』,『D』,『F』に変換して表示している。
文字化の変換に従って、 DISP2:『A,B,C,D,E,F』 となる。すなわち、小文字コード〔b〕,〔d〕,
〔f〕をそれぞれ大文字コードのキャラクタパターン
『B』,『D』,『F』に変換して表示している。
【0027】以上で明らかなように、ディスプレイ1に
表示されている受信データの内容DISP2と、RAM
5に記憶されている受信データの内容DATA2とはそ
の形態を異にしており、表示内容DISP2は本携帯型
電子機器の仕様に合わせて大文字のみでの表示となって
いるのに対して、RAM5の記憶内容DATA2は上位
機種から送信されてきたアルファベット小文字コードを
含んだままの状態となっている。
表示されている受信データの内容DISP2と、RAM
5に記憶されている受信データの内容DATA2とはそ
の形態を異にしており、表示内容DISP2は本携帯型
電子機器の仕様に合わせて大文字のみでの表示となって
いるのに対して、RAM5の記憶内容DATA2は上位
機種から送信されてきたアルファベット小文字コードを
含んだままの状態となっている。
【0028】次に、本携帯型電子機器が上位機種から受
信したデータを上位機種に対して逆送信するときの動作
を説明する。CPU3は、RAM5から受信データを読
み出し、通信ユニット8を介して上位機種に転送する
が、RAM5から読み出した受信データは、アルファベ
ット小文字コード〔b〕,〔d〕,〔f〕を含んだまま
の状態の、図3の(c)に示すような、 DATA3:〔A,b,C,d,E,f〕 である。したがって、上位機種において、逆送信されて
きたデータを表示すると、その表示内容は、 DISP3:『A,b,C,d,E,f』 となる。すなわち、本携帯型電子機器が小文字を表示す
る機能をもたず大文字しか表示できないものであるにも
かかわらず、本携帯型電子機器とそれの上位機種との間
でのデータ通信によっては文字化けは生じることがな
く、したがって、完全にデータを保持することができる
のである。従来例のように文字化けに処するために、文
字化けした文字を調べたり小文字に戻したりするわずら
わしさが一切なく、作業性とデータの有効利用性とを高
めることができる。
信したデータを上位機種に対して逆送信するときの動作
を説明する。CPU3は、RAM5から受信データを読
み出し、通信ユニット8を介して上位機種に転送する
が、RAM5から読み出した受信データは、アルファベ
ット小文字コード〔b〕,〔d〕,〔f〕を含んだまま
の状態の、図3の(c)に示すような、 DATA3:〔A,b,C,d,E,f〕 である。したがって、上位機種において、逆送信されて
きたデータを表示すると、その表示内容は、 DISP3:『A,b,C,d,E,f』 となる。すなわち、本携帯型電子機器が小文字を表示す
る機能をもたず大文字しか表示できないものであるにも
かかわらず、本携帯型電子機器とそれの上位機種との間
でのデータ通信によっては文字化けは生じることがな
く、したがって、完全にデータを保持することができる
のである。従来例のように文字化けに処するために、文
字化けした文字を調べたり小文字に戻したりするわずら
わしさが一切なく、作業性とデータの有効利用性とを高
めることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上位機
種からアルファベット小文字コードを含むデータを受信
したとき、大文字化して表示するものでありながら、上
位機種側へ逆送信するときはアルファベット小文字コー
ドを含んだ元のデータそのものを送信して文字化けを回
避することができ、完全にデータを保持することができ
る。
種からアルファベット小文字コードを含むデータを受信
したとき、大文字化して表示するものでありながら、上
位機種側へ逆送信するときはアルファベット小文字コー
ドを含んだ元のデータそのものを送信して文字化けを回
避することができ、完全にデータを保持することができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る携帯型電子機器(電子
メモ)の外観を示す平面図である。
メモ)の外観を示す平面図である。
【図2】実施例の携帯型電子機器(電子メモ)の電気的
構成を示すブロック線図である。
構成を示すブロック線図である。
【図3】実施例におけるデータ通信でのデータ内容と表
示内容の例示図である。
示内容の例示図である。
【図4】実施例の表示処理の動作説明に供するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】従来例の場合の通信におけるデータ内容と表示
内容の例示図である。
内容の例示図である。
1 ディスプレイ(LCD) 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 LCD駆動回路 7 キーマトリクス 8 通信ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 アルファベットの大文字は表示可能で小
文字は表示不可能な携帯型電子機器において、データ通
信により受信したデータをそのまま記憶する手段と、そ
の受信データにアルファベット小文字コードが含まれて
いるか否かを判定する手段と、判定によりアルファベッ
ト小文字コードが含まれているときそのアルファベット
小文字コードに対応したアルファベット大文字のキャラ
クタコードを選択する手段と、選択された大文字キャラ
クタコードを前記アルファベット小文字コードと置き換
えて他の受信データとともに表示する手段とを備え、前
記受信データの逆送信に際して前記記憶手段からアルフ
ァベット小文字コードを含む受信データを送信するよう
に構成したことを特徴とする携帯型電子機器におけるア
ルファベット処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156651A JP2750555B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯型電子機器におけるアルファベット処理システム |
US08/076,155 US5321421A (en) | 1992-06-16 | 1993-06-14 | Portable electronic device capable of receiving and transmitting lower-case letter codes while displaying only upper-case letters |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156651A JP2750555B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯型電子機器におけるアルファベット処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066417A JPH066417A (ja) | 1994-01-14 |
JP2750555B2 true JP2750555B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=15632319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156651A Expired - Fee Related JP2750555B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 携帯型電子機器におけるアルファベット処理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5321421A (ja) |
JP (1) | JP2750555B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
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1992
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1993
- 1993-06-14 US US08/076,155 patent/US5321421A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5321421A (en) | 1994-06-14 |
JPH066417A (ja) | 1994-01-14 |
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