JP2749354B2 - ロールスクリーン装置 - Google Patents

ロールスクリーン装置

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JP2749354B2
JP2749354B2 JP1052571A JP5257189A JP2749354B2 JP 2749354 B2 JP2749354 B2 JP 2749354B2 JP 1052571 A JP1052571 A JP 1052571A JP 5257189 A JP5257189 A JP 5257189A JP 2749354 B2 JP2749354 B2 JP 2749354B2
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智道 千種
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ロールスリーン装置に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、引出伸張、巻取収納
のクラッチ・ねじり機構を備えたロールスクリーン装置
において、この引出伸張、巻取収納の操作を簡便に段階
的に行なうことができ、しかもその切換が所定のサイク
ルとして実現される新しいロールスクリーン装置に関す
るものである。
(従来の技術とその課題) 内蔵されているねじりコイルバネの弾発力を利用して
その付与蓄積と解放復元とにより、カーテン、ブライン
ド、シャッター(軽量シャッター)、映写用スクリーン
などの各種スクリーンを引出伸張、巻取収納させるクラ
ッチ・ねじり機構を備えたロールスクリーン装置が従来
より知られている。
この従来の装置においては、その巻取を自動化するた
めに、スクリーン巻取筒内にねじりコイルバネを内蔵さ
せ、その一端は固定し、他端はロールスクリーンの引出
しに従動回転する回転筒に連結しておいて、引出伸張時
にはねじりコイルバネにねじり弾発力を蓄積し、適位置
にて停止させ、また解放されることで巻取るようにして
ある。
この停止、さらにはその解放運動は、クラッチ・ねじ
り機構における回転系の係合および解放に対応するもの
であり、そのクラッチ機構の一例は、それ自身の自重に
よってスクリーンの引出、巻取時には回転運動にともな
う遠心作用によって解放され、停止時には下方へ揺動落
下するよう回転筒体(ローテーター)に枢支した重力式
係合爪を回転筒体が回転可能に外嵌された固定軸体(ス
テーター)に設けた歯部に噛み合わせるようにしたラチ
ェット式停止手段からなっている。
また、他の例としては、固定軸体とこれに外嵌する回
転筒体との内外周面間に介在装填した重力ローラ、重力
ボール等を同じく遠心作用にて解放し、停止時に自重落
下させて回転軸体、回転筒体の間にくわえ込む転動体式
停止手段が知られている。
この後者の転動体を利用したロールスクリーン装置
は、その機構が比較的簡単で長期の使用によってもトラ
ブルが少ないという長所を有しているものである。
しかしながら、従来の遠心作用を利用してのクラッチ
機構は、引出伸張、停止、そして巻取収納、あるいは停
止後の再度の引出伸張を微妙な感触とタイミングとによ
って操作変更しなければならないという欠点があった。
このため、その手操作のいかんによっては所定の位置で
停止できなかったり、あるいは突然巻取収納されるとい
う不都合が避けられなかった。
これらの点は、ロールスクリーン操作のある程度の習
熟によって比較的容易に克服されるものであるが、あま
りなれていない人や、子供、老人などにとっては欠点と
なるものであった。
このような欠点を解消するものとして、機械式クラッ
チによってON・OFFを単純に切替え操作する方式が考え
られてきているが、逆にこの方式は何度もON・OFFを繰
り返したり、引出伸張時にOFFになって停止して、またO
Nにまで操作し直さねばならないという面倒な点があ
る。これに比べて上記した通りのねじりコイルバネと遠
心クラッチ機構によるロールスクリーンは、自動巻取を
可能とし、しかもその操作がスムーズであるという特徴
があった。
しかしながら、遠心作用によるクラッチ機構について
の欠点は改善されるべきものとしてあり、そのために
は、上記の機械クラッチ方式の長所を取り入れることが
望まれていた。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の遠心クラッチの長所を生かしつつ、しか
もその操作が簡便で、段階的に、すなわち機械的にもな
し得る新しいクラッチ機構を採用したロールスクリーン
装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、内蔵
したねじりコイルバネの弾発力を利用して、その付与蓄
積と解放復元とにより各種のスクリーンを引出伸張およ
び巻取収納するロールスクリーン装置において、ステー
ター外周面に設けた係合溝とステーターに回転自在に外
嵌したローテーターの遊動溝とを、介在させたラチェッ
ト円筒部の切欠を介してローテーターの回転にともなっ
て間歇的に対向合致させ、遊動溝に遊動自在に装填した
転動体をこの合致位置において自由落下させて遊動溝、
ラチェット欠切および係合溝にくわえ込んでローテータ
ーの回転を阻止し、遊動溝内への待避でローテーターの
回転を可能とするとともに、ステーターに回転自在に外
嵌したラチェットの両端面には回転かみ合い部を設け、
かつ、ローテーター内壁に当接する摩擦方を外周に、ま
た、ステーター溝部に遊動係合する突起を内周面に有
し、バネ弾発力によってラチェットに押圧されている押
圧回転体を配し、ローテーターの回転および停止にとも
なって押圧回転体を間歇的に正もしくは逆回転させて前
記転動体による停止と回転の切換を制御してなることを
特徴とするロールスクリーン装置を提供する。
以下、添付した図面に沿ってこの発明のロールスクリ
ーン装置についてさらに詳しく説明する。もちろん以下
の説明は、この発明の一実施例を示したもので、この例
によってこの発明が限定されることはない。
第1図は、この発明のロールスクリーン装置の要部断
面を示したものである。この場合のロールスクリーン装
置は、ねじりコイルバネの弾発力を利用して、その付与
蓄積と解放復元とにより各種のロールスクリーンを引出
伸張および巻取収納するようになっている。
ステーター(1)の外周には、ローテーター(2)、
ラチェット(3)および押圧回転体(4)を回転自在に
外嵌している。ただし、後述するように、押圧回転体
(4)の回転には制限がある。
このステーター(1)の外周面には所定の位置に複数
の、たとえば4個の係合溝(5)を、また、ローテータ
ー(2)の内周面には遊動溝(6)を設け、この遊動溝
(6)には、遊動自在に転動体(7)を装填している。
係合溝(5)と遊動溝(6)とは、ラチェト(3)の円
筒部(8)に形成した切欠を介して間歇的の対向合致す
るようにしている。この対向合致の時には、転動体
(7)は、係合溝(5)、上記の切欠および遊動溝
(6)にくわえ込まれ、ローテーター(2)の回転を阻
止する。第1図に示した状態では、このくわえ込みは起
きていない。
ラチェット(3)の両端面には一方向に係合して回転
するかみ合い部(9)(10)が形成されており、これに
対向してステーター(1)の端部および押圧回転体
(4)の端部にも係合回転かみ合い部(9′)(10′)
が形成されている。かみ合い部(9)(9′)および
(10)(10′)は、各々面対向のかみ合いでもよいし、
内外周面の爪ラチェットかみ合い方式でもよい。
押圧回転体(4)にはまた、その外周面にローテータ
ー(2)の内壁に当接する摩擦片(11)と、その内周面
にステーター(1)の溝部(12)に遊動係合する突起
(13)を有している。この押圧回転体(4)は、バネ
(14)の弾発力によってラチェット(3)に押圧されて
もいる。
以上の構成からなるステーター・ローテーター、およ
びローテーターの回転・停止の機構のための装置は、具
体的にはたとえば次のように作動する。
第2図(a)(b)(c)は、ローテーター(2)が
停止している状態を示しており、転動体(7)は、ステ
ーター(1)の係合溝(5)、ラチェット(3)の円筒
部(8)の切欠(15)およびローテーター(2)の遊動
溝(6)の対向合致によって自由落下し、かみ込まれて
いる。この時には、押圧回転体(4)の内周面突起(1
3)は、ステーター(1)の溝部(12)に対して第2図
(c)の停止位置にある。角度αは約45゜としている。
この状態からスクリーンの引出伸張によりローテータ
ー(2)を方向Aに回転させる。角度αを約25゜とした
場合を示したものが第3図(a)(b)(c)である。
押圧回転体(4)は、バネ(14)の弾発力に反して移
動回転し、ラチェット(3)をも回転させる。この時、
転動体(7)のかみ込みは解除される。
さらに角度αを0として第2図の状態よりも45゜回転
させると、第4図(a)(b)(c)の状態となる。こ
の状態においては、第4図(c)から明らかなように、
ローテーター(2)がどんなに方向Aに回転しても、突
起(13)の溝部(12)での停止によって押圧回転体
(4)は回転しない。ちょうど、ラチェット(3)の円
筒部(8)が係合溝(5)をふさいだ状態となるため、
転動体(7)はローテーター(2)の回転によっても、
係合溝(5)にかみ込まれることはない。ローテーター
(2)の回転によってスクリーンはどんどん下方へ引出
伸張される。
次に、この引出伸張から、ねじりコイルバネの弾発力
によって巻取収納を開始すると、すなわち、引出伸張す
る手による引張操作を止めると、角度αが45゜までの状
態として、第5図(a)(b)に示したものとなり、ど
んどん自然に巻取収納が行われる。
所定の位置でこの巻取を止め、再度スクリーンを下方
(A)へ引出伸張し、角度αが0の状態になると、係合
溝(5)は、ラチェット(3)の円筒部(8)の切欠
(15)と合致する。この状態を示したものが第6図
(a)(b)である。そこで引出伸張の手操作を解除す
ると、逆に角度αが45゜の第2図(a)(b)(c)の
状態となって転動体(7)が係合溝(5)、切欠(15)
および遊動溝(6)にかみ込まれてローテーター(2)
は停止する。この時、押圧回転体(4)は45゜だけ回転
するが、ラチェット(3)のかみ合い部(10)の上を押
圧回転体(4)のかみ合い部(10′)がすべって、ラチ
ェット(3)を回転させることはない。このため、ラチ
ェット(3)の円筒部(8)は、第6図(a)の位置の
ままとなり、係合溝(5)への転動体(7)のかみ込み
を可能とする。
以上のように、この発明のロールスクリーン装置の場
合には、停止状態(第2図)にあるものを操作するに
は、 <I> スクリーンの引出(第3図) <II> 引出しの解除・自然巻戻し(第4図)(第5
図) <III> スクリーンの引出し(第6図) <IV> 引出しの解除・停止(第2図) というサイクルが行われることになる。
このサイクルは機械的に、段階的であって、容易に操
作可能である。遠心作用と機械的ラチェット操作による
切換作用とがこの操作において実現されている。
ねじりバネの弾発力を利用したロールスクリーン装置
の長所が、このサイクル操作の実現によって、より使い
易く、利便性に優れた装置として実現されてる。
もちろんこの発明においては、以上の例示に限定され
ることなく、装置の個々の要素、その構造、形状には様
々な態様が可能である。この発明では4箇所の係合溝、
切欠および遊動溝の場合を例示したが、この他任意のも
のが可能である。
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、引出伸
張、巻取収納の操作を簡便に段階的にサイクルとして行
なうことのできるロールスクリーン装置が実現される。
従来のような、操作時の感触やタイミングに依存する
ことなく、簡便に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の装置を例示した要部断面図であ
る。第2図(a)(b)(c)、第3図(a)(b)
(c)、第4図(a)(b)(c)は、各々、この発明
の装置の作動状態を示した要部左側面図、要部正面図お
よび要部右側面図である。また、第5図(a)(b)お
よび第6図(a)(b)は、各々、その要部左側面図お
よび右側面図である。 1……ステーター 2……ローテーター 3……ラチェット 4……押圧回転体 5……係合溝 6……遊動溝 7……転動体 8……円筒部 9,9′……回転かみ合い部 10,10′……回転かみ合い部 11……摩擦片 12……溝部 13……突起 14……バネ 15……切欠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵したねじりコイルバネの弾発力を利用
    してその付与蓄積と解放復元とにより各種のスクリーン
    を引出伸張および巻取収納するロールスクリーン装置に
    おいて、ステーター外周面に設けた係合溝とステーター
    に回転自在に外嵌したローテーターの遊動溝とを、介在
    させたラチェット円筒部の切欠を介してローテーターの
    回転にともなって間歇的に対向合致させ、遊動溝に遊動
    自在に装填した転動体をこの合致位置において自由落下
    させて遊動溝、ラチェット切欠および係合溝にくわえ込
    んでローテーターの回転を阻止し、遊動溝内への待避で
    ローテーターの回転を可能とするとともに、ステーター
    に回転自在に外嵌したラチェットに両端面には一方向係
    合回転かみ合い部を設け、かつ、ローテーター内壁に当
    接する摩擦片を外周に、また、ステーター溝部に遊動係
    合する突起を内周面に有し、バネ弾発力によってラチェ
    ットに押圧されている押圧回転体を配し、ローテーター
    の回転および停止にともなって押圧回転体を間歇的に正
    もしくは逆回転させて前記転導体による停止と回転の切
    換を制御してなることを特徴とするロールスクリーン装
    置。
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