JP2747252B2 - マイクロホン防水構造 - Google Patents

マイクロホン防水構造

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JP2747252B2
JP2747252B2 JP7231040A JP23104095A JP2747252B2 JP 2747252 B2 JP2747252 B2 JP 2747252B2 JP 7231040 A JP7231040 A JP 7231040A JP 23104095 A JP23104095 A JP 23104095A JP 2747252 B2 JP2747252 B2 JP 2747252B2
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microphone
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sound
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千徳 片川
哲生 鈴木
昌彦 斉藤
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NEC Shizuoca Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロホン防水構
造に関し、特に電気機器のきょう体の内部に設けられた
マイクロホンへの浸水を防止するマイクロホン防水構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロホンを内蔵した
電気機器の防水手法としては、電気機器ごと防水用ケー
スや防水用袋物に包入する第1の例や、マイクロホン自
身に防水加工を施した第2の例、または布等のシートに
水抜き用の溝を設けた構成の第3の例があるが、防水の
程度としては、いずれもJIS規格で4級(防まつ形)
程度の防水性であった。
【0003】なお、上記第1の従来例としては、特開昭
59−126328号公報に所載の「通信・音声機器の
防水可聴方式および可聴具」を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この第1,第2および
第3の従来例の技術では、防水性が防まつ形程度に過ぎ
ないので、電気機器を水中で使用したりまたは水のかか
る恐れのある状態で使用したりする際に、マイクロホン
に対する防水性および耐水圧性が十分とは言えず、使用
中に電気機器のきょう体内に外部から浸水する危険性が
大きく、浸水したときには良好なマイクロホン機能を発
揮することができない。
【0005】したがって、水没する恐れがある電気機器
や、ダイビングなどでかなりの水圧がかかるレジャー用
の電気機器には使用できないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、構造に工夫を加え、水中
でも正常なマイクロホン機能を発揮し、且つ防水性と耐
水圧性とを備えたマイクロホン防水構造を提供すること
にある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 発明によれば、電気機
器のきょう体の内部に設けたマイクロホンと、前記きょ
う体の外面側に設けられて前記マイクロホンに外部の音
を振動として伝えるとともに前記きょう体の内部への外
部からの水の浸入を防ぐ振動板と、前記きょう体の内側
に耐水圧補強用として取り付けられた補強板と、この補
強板に明けられ前記マイクロホンに音を与える少なくと
も1個の放音孔とを備えることを特徴とするマイクロホ
ン防水構造が得られる。そして、前記補強板は前記きょ
う体とは別体となっているものであってもよく、あるい
、前記補強板はその板厚を可変できるものであっても
よい。
【0009】さらに、発明において、前記振動板は前
記きょう体と一体に形成されているものであってもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は発明の一実施形態を示す一部断面
を含む側面図である。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】図1を参照すると、発明の一実施形態
は、電気機器のきょう体11の内部に設けられた電気機
器内部回路4と、この電気機器内部回路4に接続し
たマイクロホン3と、きょう体11の外面側にきょう
体11と一体に形成されマイクロホン3に外部の音を
振動として伝えるとともにきょう体11の内部への外部
からの水の浸入を防止する振動板15と、きょう体11
の内側に耐水圧補強用として取り付けられた補強板
と、この補強板6に明けられマイクロホン3に音声
を含む音を与える複数の放音孔12とを備えている。
【0020】続いて、本実施形態の動作について説明す
る。
【0021】まず、外部から入力された音声を含む音
は、きょう体11を通して振動板15に伝えられ、きょ
う体11の外部からの圧力に対してきょう体11を支え
るように取り付けてある補強板6と放音孔12とを通
ってマイクロホン3に入力される。
【0022】マイクロホン3が入力された音の振動を
電気信号に変換して電気機器内部回路4に入力する
と、電気機器内部回路4はこれを処理する。
【0023】なお、図に示すきょう体11および振動
板15の材質は、ポリカーボネート(PC),ポリスチ
レン(PS),アクリロニトリルブダジエンスチレン
(ABS)樹脂等の使用が考えられる。
【0024】そして、振動板15はきょう体11と一体
に形成されているので、その材質はきょう体11と同じ
であることが望ましいが、成形作業上可能であればきょ
う体11と必ずしも同じでなくてもよい。
【0025】また、振動板15の板厚は十分な振動作用
を発生させるために0.6mm乃至0.8mm程度とす
る。しかし、振動板15の材質およびマイクロホン
の大きさや特性向上などの条件により更に薄くしても差
し支えない。
【0026】次に、本実施形態では、補強板6はきょ
う体11とは別体となっており、材質はプラスチックに
は限定されず、金属材であってもよい。また、きょう体
11が耐えたい水圧に対して補強板6の板厚を可変す
ることが可能であり、板厚が厚ければ高水圧に耐えられ
るし、板圧が薄ければ低水圧用となるが、電気機器の小
形化や軽量化が実現される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電気機器
のきょう体の内部に設けたマイクロホンと、きょう体の
外面側に設けられてマイクロホンに外部の音を振動とし
て伝えるとともにきょう体の内部への外部からの水の浸
入を防ぐ振動板と、きょう体の内側に耐水圧補強用とし
て取り付けられた補強板と、この補強板に明けられマイ
クロホンに音を与える少なくとも1個の放音孔とを備え
ることにより、水中でも正常なマイクロホンによる集音
機能および防水・耐水圧機能が得られるので、水没する
恐れのある電気機器やダイビング等のかなりの水圧がか
かるレジャー用の用途にも使用することができるという
効果を有する。
【0028】また、専用の防水マイクロホン等の部品を
使用することなく、水中でも良好な音質を得ることがで
きるという効果を有する。さらに、きょう体が耐えたい
水圧に対して補強板の板厚を可変することが可能であ
り、板厚が厚ければ高水圧に耐えられるし、板圧が薄け
れば低水圧用となるが、電気機器の小形化や軽量化が実
現されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は発明の一実施形態を示す一部断面を
含む側面図である。
【符号の説明】 1 きょう体 2 放音孔 3 マイクロホン 4 電気機器内部回路 5 振動板 6 補強板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−122783(JP,A) 実開 昭57−119997(JP,U) 実開 昭63−81434(JP,U) 実開 平4−72792(JP,U) 特許175313(JP,C2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器のきょう体の内部に設けたマイ
    クロホンと、前記きょう体の外面側に設けられて前記マ
    イクロホンに外部の音を振動として伝えるとともに前記
    きょう体の内部への外部からの水の浸入を防ぐ振動板
    と、前記きょう体の内側に耐水圧補強用として取り付け
    られた補強板と、この補強板に明けられ前記マイクロホ
    ンに音を与える少なくとも1個の放音孔とを備えること
    を特徴とするマイクロホン防水構造。
  2. 【請求項2】 前記振動板は前記きょう体とは一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のマイクロ
    ホン防水構造。
  3. 【請求項3】 前記補強板は前記きょう体とは別体とな
    ていることを特徴とする請求項記載のマイクロホン
    防水構造。
  4. 【請求項4】 前記補強板はその板厚を可変できること
    を特徴とする請求項記載のマイクロホン防水構造。
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