JP2746914B2 - 拡散炉装置 - Google Patents
拡散炉装置Info
- Publication number
- JP2746914B2 JP2746914B2 JP12925388A JP12925388A JP2746914B2 JP 2746914 B2 JP2746914 B2 JP 2746914B2 JP 12925388 A JP12925388 A JP 12925388A JP 12925388 A JP12925388 A JP 12925388A JP 2746914 B2 JP2746914 B2 JP 2746914B2
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- JP
- Japan
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- flame
- nozzle
- diffusion furnace
- gas
- combustion
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は拡散炉装置に関する。
従来この種の拡散炉装置はガス導入用のノズルを備え
た燃焼筒の周囲に加熱装置を備えた構成となっており、
ノズル先端で燃焼したガスの炎を観測する炎検知センサ
ーを備えていないか、備えていても炎の外炎を炎の外側
より検知する構造になっていた。
た燃焼筒の周囲に加熱装置を備えた構成となっており、
ノズル先端で燃焼したガスの炎を観測する炎検知センサ
ーを備えていないか、備えていても炎の外炎を炎の外側
より検知する構造になっていた。
上述した従来の拡散炉装置の炎検知センサーは炎の外
炎を炎の外側より検知する機構となっていた。又炎の検
知は、炎が出す紫外線の強度を測定する事により点火状
態を確認していた。しかしH2が燃焼した際、周囲に水蒸
気が生じるために紫外線が水蒸気に吸収されてしまい紫
外線の強度が変化し、センサーが誤動作する事があると
いう欠点があった。
炎を炎の外側より検知する機構となっていた。又炎の検
知は、炎が出す紫外線の強度を測定する事により点火状
態を確認していた。しかしH2が燃焼した際、周囲に水蒸
気が生じるために紫外線が水蒸気に吸収されてしまい紫
外線の強度が変化し、センサーが誤動作する事があると
いう欠点があった。
本発明は炎が出す光を炎の周囲の水蒸気に吸収される
事なくセンサーで受ける事が出来る構造にしてセンサー
の誤動作を解消することにある。
事なくセンサーで受ける事が出来る構造にしてセンサー
の誤動作を解消することにある。
本発明の拡散炉装置は加熱手段と、燃焼筒を備え、さ
らに燃焼筒内で燃焼しているH2ガスの炎の内炎を観測す
る紫外線検知センサーを具備した構成となっている。
らに燃焼筒内で燃焼しているH2ガスの炎の内炎を観測す
る紫外線検知センサーを具備した構成となっている。
〔実施例1〕 次に本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の一実施例の断面図である。燃焼筒1内に、H2
ガス用のノズル2の外側にガス用のO2ノズルを配置した
2重管構造のノズルが取り付けられている。H2ガス用の
ノズル2の先端で燃焼しているH2の炎4は第1図の様に
見え、炎4の周囲にはH2が燃焼して生じたH2Oが炎をお
おう様にして存在している。H2ガス用ノズル2は途中で
枝分れしており、一方の枝の端部に炎検知センサー5が
取り付けられており、炎の内炎から発し、ノズル内を通
過してきた紫外線を検知出来る様になっている。もう一
方の枝の端部はH2ガス供給装置(図示省略)に接続して
いる。
は本発明の一実施例の断面図である。燃焼筒1内に、H2
ガス用のノズル2の外側にガス用のO2ノズルを配置した
2重管構造のノズルが取り付けられている。H2ガス用の
ノズル2の先端で燃焼しているH2の炎4は第1図の様に
見え、炎4の周囲にはH2が燃焼して生じたH2Oが炎をお
おう様にして存在している。H2ガス用ノズル2は途中で
枝分れしており、一方の枝の端部に炎検知センサー5が
取り付けられており、炎の内炎から発し、ノズル内を通
過してきた紫外線を検知出来る様になっている。もう一
方の枝の端部はH2ガス供給装置(図示省略)に接続して
いる。
炎検知センサー5には近松テレビ社製の紫外線紫外線
検出管(UVtroon)を用いた。このほかGaAsPショットキ
ーフォトダイオード等も利用できる。GaAsPショットキ
ーフォトダイオードを用いると装置が小型になるうえ、
分光感度が可視域まであるので紫外線以外の光も感知で
きる利点がある。
検出管(UVtroon)を用いた。このほかGaAsPショットキ
ーフォトダイオード等も利用できる。GaAsPショットキ
ーフォトダイオードを用いると装置が小型になるうえ、
分光感度が可視域まであるので紫外線以外の光も感知で
きる利点がある。
本実施例の装置は上記の構成に加えて、燃焼筒内に設
置された材料を加熱するために、燃焼筒の周囲に抵抗加
熱による加熱手段を備えているが、図では省略した。
置された材料を加熱するために、燃焼筒の周囲に抵抗加
熱による加熱手段を備えているが、図では省略した。
〔実施例2〕 第2図は本発明の実施例2の断面図である。この実施
例ではO2ガス用ノズル3とH2ガス用ノズル2が分離して
燃焼筒1に接続しており、H2ガス用ノズル2はその先端
が燃焼筒内でU字状に曲っている。さらに、燃焼筒の側
壁を貫通してノズル6が設けられており、このノズル6
の一端はH2ガス用ノズル2の先端近傍にあり、ノズル2
から発生する炎の内炎に位置するようになっている。ノ
ズル6のもう一方の端部には炎検知センサー5が取付け
られている。上記以外は実施例1と同じである。
例ではO2ガス用ノズル3とH2ガス用ノズル2が分離して
燃焼筒1に接続しており、H2ガス用ノズル2はその先端
が燃焼筒内でU字状に曲っている。さらに、燃焼筒の側
壁を貫通してノズル6が設けられており、このノズル6
の一端はH2ガス用ノズル2の先端近傍にあり、ノズル2
から発生する炎の内炎に位置するようになっている。ノ
ズル6のもう一方の端部には炎検知センサー5が取付け
られている。上記以外は実施例1と同じである。
この実施例ではH2のノズル2とは別にノズル6を設け
ているため炎検知センサー5の位置を自由に決定出来る
という利点がある。
ているため炎検知センサー5の位置を自由に決定出来る
という利点がある。
以上説明したように本発明はH2を燃焼させる事により
水蒸気を生成する機能を持つ拡散炉装置において、炎の
内炎を観測する事により紫外線をH2の燃焼によって炎の
周囲に生じた水蒸気のために減衰させる事なく炎センサ
ーにより検知出来、炎センサーの誤動作をなくすことが
できるという効果がある。
水蒸気を生成する機能を持つ拡散炉装置において、炎の
内炎を観測する事により紫外線をH2の燃焼によって炎の
周囲に生じた水蒸気のために減衰させる事なく炎センサ
ーにより検知出来、炎センサーの誤動作をなくすことが
できるという効果がある。
第1図は本発明の実施例1の断面図である。第2図は本
発明の実施例2の断面図である。 1……燃焼筒、2……H2ガス用ノズル、3……O2ガス用
ノズル、4……炎、5……炎検知センサー、6……ノズ
ル。
発明の実施例2の断面図である。 1……燃焼筒、2……H2ガス用ノズル、3……O2ガス用
ノズル、4……炎、5……炎検知センサー、6……ノズ
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】ノズルを備えた燃焼筒の周囲に加熱手段を
備え、前記燃焼筒内ノズル先端でH2を燃焼させることに
より水蒸気を生成する拡散炉装置において、H2の燃焼で
発生する炎の内炎を観測する紫外線検知センサーを設け
たことを特徴とする拡散炉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12925388A JP2746914B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 拡散炉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12925388A JP2746914B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 拡散炉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01297826A JPH01297826A (ja) | 1989-11-30 |
JP2746914B2 true JP2746914B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15004996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12925388A Expired - Lifetime JP2746914B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 拡散炉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746914B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4837394B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-12-14 | 株式会社サイアン | プラズマ発生装置およびそれを用いるワーク処理装置 |
TW200742506A (en) | 2006-02-17 | 2007-11-01 | Noritsu Koki Co Ltd | Plasma generation apparatus and work process apparatus |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12925388A patent/JP2746914B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01297826A (ja) | 1989-11-30 |
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