JP2746471B2 - 加工システムの管理方法 - Google Patents
加工システムの管理方法Info
- Publication number
- JP2746471B2 JP2746471B2 JP2255375A JP25537590A JP2746471B2 JP 2746471 B2 JP2746471 B2 JP 2746471B2 JP 2255375 A JP2255375 A JP 2255375A JP 25537590 A JP25537590 A JP 25537590A JP 2746471 B2 JP2746471 B2 JP 2746471B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- processing
- machining
- processing system
- management method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数種類のワークを夫々2個以上ずつ有し、
これらを混在させて加工する加工システムの管理方法に
関する。
これらを混在させて加工する加工システムの管理方法に
関する。
従来、工場内におけるFMSにおいて、加工工程につい
てのスケジューリング等は実現されてきているが、洗
浄、バリ取り、測定等の工程を考慮したFMSはなかっ
た。
てのスケジューリング等は実現されてきているが、洗
浄、バリ取り、測定等の工程を考慮したFMSはなかっ
た。
しかし、最近、それらの工程を取り入れたFMSが試み
られており、該FMSの管理方法は模索中である。
られており、該FMSの管理方法は模索中である。
特に、多品種生産のFMSにおいて、該FMSを円滑に管理
することは難しく、1つの種類のワークの処理工程にお
いて不具合が生じた場合に、FMSの加工システム全体を
停止させるとシステムの稼動率が大きく低下してしまう
という問題がある。
することは難しく、1つの種類のワークの処理工程にお
いて不具合が生じた場合に、FMSの加工システム全体を
停止させるとシステムの稼動率が大きく低下してしまう
という問題がある。
従って本発明は、複数種類のワークの加工システムに
おいて何らかの不具合が生じた場合に、加工システムの
稼動率の低下を最小化しつつ不良品の発生を防止する管
理方法の提供を目的とする。
おいて何らかの不具合が生じた場合に、加工システムの
稼動率の低下を最小化しつつ不良品の発生を防止する管
理方法の提供を目的とする。
上記目的に鑑みて本発明は、複数種類のワークをそれ
ぞれ複数個混在させて加工可能な加工システムにおい
て、加工後のワークの寸法測定を行い、その良、不良を
判定し、不良の場合には、以後の当該ワークと同一種類
の加工命令を停止してその他の種類のワークの加工を行
うと共に、当該ワークが加工不良である旨の表示を行う
ようにしたことを特徴とする加工システムの管理方法を
提供する。
ぞれ複数個混在させて加工可能な加工システムにおい
て、加工後のワークの寸法測定を行い、その良、不良を
判定し、不良の場合には、以後の当該ワークと同一種類
の加工命令を停止してその他の種類のワークの加工を行
うと共に、当該ワークが加工不良である旨の表示を行う
ようにしたことを特徴とする加工システムの管理方法を
提供する。
ワークの寸法測定工程を加工システム内に取り入れて
いるため、加工済ワークの検査をシステム内において実
現でき、その検査結果においてワークが不良であれば、
そのワークと同一種類のワークの以後の加工を停止し、
その他の種類のワークの加工を専ら行うように当初のス
ケジュールを一時的に修正することにより、不良品の発
生の防止と加工システムの稼動率の低下を最小限に押え
ることができる。
いるため、加工済ワークの検査をシステム内において実
現でき、その検査結果においてワークが不良であれば、
そのワークと同一種類のワークの以後の加工を停止し、
その他の種類のワークの加工を専ら行うように当初のス
ケジュールを一時的に修正することにより、不良品の発
生の防止と加工システムの稼動率の低下を最小限に押え
ることができる。
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づき、更に詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図は本発明に係る管理方法の対象とするFMSの1
例を示しており、マシニングセンタに、段取りステーシ
ョン20、洗浄装置22、バリ取り装置24、及び寸法測定装
置26を搬送車18によって互いに連絡させ、該搬送車18は
破線L1で示すライン上を走行することができる。そし
て、これらの各装置は制御装置10によって夫々制御され
ている。また、該制御装置10には表示装置14と操作盤16
とが接続されており、メモリー内にはFMSを制御、管理
するプログラムがストアされており、本発明に係る部分
を第1図を用いて説明する。このFMSにおいては、複数
種類のワーク加工を行い、かつ、各同一種類のワーク
は、夫々、2個以上が加工対象として存在していること
を前提としている。
例を示しており、マシニングセンタに、段取りステーシ
ョン20、洗浄装置22、バリ取り装置24、及び寸法測定装
置26を搬送車18によって互いに連絡させ、該搬送車18は
破線L1で示すライン上を走行することができる。そし
て、これらの各装置は制御装置10によって夫々制御され
ている。また、該制御装置10には表示装置14と操作盤16
とが接続されており、メモリー内にはFMSを制御、管理
するプログラムがストアされており、本発明に係る部分
を第1図を用いて説明する。このFMSにおいては、複数
種類のワーク加工を行い、かつ、各同一種類のワーク
は、夫々、2個以上が加工対象として存在していること
を前提としている。
ステップ30において、これからマシニングセンタ12に
おいて機械加工すべきワークWがどの種類のワークかを
判断する。ステップ32において、該当種類のワークに対
し、後述の、加工を保留するビットがセットされている
か否かを調べ、ビットがセットされておれば、そのワー
クの加工等の処理は行わず、ステップ42へ移り、他のワ
ークの加工が残っていれば、再びステップ30へ戻り、上
記同様の判断を行なう。上記ビットがセットされていな
ければステップ34へ移り、機械加工等を行なう。即ち、
ワークWの種類毎にその処理工程は異なるが、例えば、
段取りステーション20から、搬送車18によってマニシン
グセンタ12へ搬送され、ワークテーブル上に載置されて
機械加工されたワークは、搬送車18によって洗浄装置22
の所へ運ばれて洗浄処理が施され、その後再び搬送車18
によって搬送されてバリ取り装置24へ移され、バリを除
去し、その次に製品検査のために寸法測定装置26上へ搬
送される。この寸法測定装置26の測定結果により、ステ
ップ36においてその測定寸法が正規の設定寸法であるか
否かを判定し、もし正規の寸法に仕上っていないならば
当該ワークと同一種類のワークの加工等の処理を一時的
に中止すべく、ステップ38において当該種類のワークに
対する保留指示ビットのセットを行うと共に、その旨を
作業者に知らせるべく表示装置14に表示する。寸法が正
規の寸法であればステップ40へ移り、例えば、以上の処
理が荒加工に伴うものであれば、再び搬送車18によって
マシニングセンタ12へ戻し、仕上加工を行い、再び洗浄
の工程へ移す等の処理を続行する。これがステップ40の
内容であり、前記ステップ38の後と同様、ステップ40の
後はステップ42へ移り、未だ加工すべきワークが残って
いるか否かを判定する。残っていれば再びステップ30か
ら処理を繰り返すのである。
おいて機械加工すべきワークWがどの種類のワークかを
判断する。ステップ32において、該当種類のワークに対
し、後述の、加工を保留するビットがセットされている
か否かを調べ、ビットがセットされておれば、そのワー
クの加工等の処理は行わず、ステップ42へ移り、他のワ
ークの加工が残っていれば、再びステップ30へ戻り、上
記同様の判断を行なう。上記ビットがセットされていな
ければステップ34へ移り、機械加工等を行なう。即ち、
ワークWの種類毎にその処理工程は異なるが、例えば、
段取りステーション20から、搬送車18によってマニシン
グセンタ12へ搬送され、ワークテーブル上に載置されて
機械加工されたワークは、搬送車18によって洗浄装置22
の所へ運ばれて洗浄処理が施され、その後再び搬送車18
によって搬送されてバリ取り装置24へ移され、バリを除
去し、その次に製品検査のために寸法測定装置26上へ搬
送される。この寸法測定装置26の測定結果により、ステ
ップ36においてその測定寸法が正規の設定寸法であるか
否かを判定し、もし正規の寸法に仕上っていないならば
当該ワークと同一種類のワークの加工等の処理を一時的
に中止すべく、ステップ38において当該種類のワークに
対する保留指示ビットのセットを行うと共に、その旨を
作業者に知らせるべく表示装置14に表示する。寸法が正
規の寸法であればステップ40へ移り、例えば、以上の処
理が荒加工に伴うものであれば、再び搬送車18によって
マシニングセンタ12へ戻し、仕上加工を行い、再び洗浄
の工程へ移す等の処理を続行する。これがステップ40の
内容であり、前記ステップ38の後と同様、ステップ40の
後はステップ42へ移り、未だ加工すべきワークが残って
いるか否かを判定する。残っていれば再びステップ30か
ら処理を繰り返すのである。
一連のワークの加工等の処理を施すため、当初におい
て、各ワークの種類毎に処理スケジュールが定められ、
それらワークの種類とその対応する処理スケジュールと
が制御装置10のメモリー内へ操作盤16を介してストアさ
せられている。本発明においては、処理システム内にお
ける不具合を測定装置による測定結果によって発見し、
前記当初のスケジュールを一時的に修正することにより
不良製品の生産を未然防止するものである。前述の如
く、測定されたワークの寸法が正規の寸法でない場合に
は表示装置14にその旨の表示がなされる。作業者はこの
表示を見て、当該ワークを人手によって再測定すると共
にそのワークを観察等することにより不良製品となった
原因を調査する。その結果、鋳物の場合のワークの加工
箇所に巣が存在したり、マシニングセンタにおけるワー
ク取付具に切粉等のゴミの付着が存在したり、また、ワ
ークの洗浄工程における洗浄方法の不備等の具体的な原
因を発見し、その原因を取り除き、その後の同一種類の
ワークの加工等の処理に不都合がなくなければ、操作盤
16を介して第1図のステップ38においてセットされた保
留ビットをキャンセルする。また不良製品の原因が、加
工の際の送り速度が早すぎてバリが発生するという様に
NC加工プログラムの問題である場合には、即座に上記保
留ビットをキャンセルすることはできず、まず、その同
一種類のワークに対するNC加工プログラムを修正する必
要がある。その後に、保留ビットをキャンセルするので
ある。
て、各ワークの種類毎に処理スケジュールが定められ、
それらワークの種類とその対応する処理スケジュールと
が制御装置10のメモリー内へ操作盤16を介してストアさ
せられている。本発明においては、処理システム内にお
ける不具合を測定装置による測定結果によって発見し、
前記当初のスケジュールを一時的に修正することにより
不良製品の生産を未然防止するものである。前述の如
く、測定されたワークの寸法が正規の寸法でない場合に
は表示装置14にその旨の表示がなされる。作業者はこの
表示を見て、当該ワークを人手によって再測定すると共
にそのワークを観察等することにより不良製品となった
原因を調査する。その結果、鋳物の場合のワークの加工
箇所に巣が存在したり、マシニングセンタにおけるワー
ク取付具に切粉等のゴミの付着が存在したり、また、ワ
ークの洗浄工程における洗浄方法の不備等の具体的な原
因を発見し、その原因を取り除き、その後の同一種類の
ワークの加工等の処理に不都合がなくなければ、操作盤
16を介して第1図のステップ38においてセットされた保
留ビットをキャンセルする。また不良製品の原因が、加
工の際の送り速度が早すぎてバリが発生するという様に
NC加工プログラムの問題である場合には、即座に上記保
留ビットをキャンセルすることはできず、まず、その同
一種類のワークに対するNC加工プログラムを修正する必
要がある。その後に、保留ビットをキャンセルするので
ある。
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、不良品
の発生を未然に防止することができると共に、加工シス
テムの稼動率の低下を最小限にとどめることができる。
の発生を未然に防止することができると共に、加工シス
テムの稼動率の低下を最小限にとどめることができる。
第1図は本発明に係る管理方法のフローチャート、 第2図は本発明に係る加工システムの構成図である。 10……制御装置、12……マシニングセンタ、 14……表示装置、16……操作盤、 18……搬送車、 20……ワーク段取りステーション、 22……洗浄装置、24……バリ取り装置、 26……測定装置。
Claims (1)
- 【請求項1】複数種類のワークをそれぞれ複数個混在さ
せて加工可能な加工システムにおいて、加工後のワーク
の寸法測定を行い、その良、不良を判定し、不良の場合
には、以後の当該ワークと同一種類の加工命令を停止し
てその他の種類のワークの加工を行うと共に、当該ワー
クが加工不良である旨の表示を行うようにしたことを特
徴とする加工システムの管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255375A JP2746471B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 加工システムの管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255375A JP2746471B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 加工システムの管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135146A JPH04135146A (ja) | 1992-05-08 |
JP2746471B2 true JP2746471B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17277895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255375A Expired - Lifetime JP2746471B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 加工システムの管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746471B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP2255375A patent/JP2746471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135146A (ja) | 1992-05-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213 Year of fee payment: 13 |