JP2743773B2 - 鏡前面への部材設置構造 - Google Patents
鏡前面への部材設置構造Info
- Publication number
- JP2743773B2 JP2743773B2 JP15687693A JP15687693A JP2743773B2 JP 2743773 B2 JP2743773 B2 JP 2743773B2 JP 15687693 A JP15687693 A JP 15687693A JP 15687693 A JP15687693 A JP 15687693A JP 2743773 B2 JP2743773 B2 JP 2743773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- hole
- wall surface
- fixed
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鏡の前面に棚や照明な
どの各種部材を設置した構造に関する。
どの各種部材を設置した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鏡の前面に棚や照明などを設置する場
合、鏡に孔を設け、棚や照明を支持するための支持金具
を該孔を通して壁面に固定することが行なわれている。
合、鏡に孔を設け、棚や照明を支持するための支持金具
を該孔を通して壁面に固定することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
ては棚や照明などの部材あるいは上記支持金具などが鏡
に当たり、鏡に荷重が加えられ、鏡にヒビが入ったり、
割れたりすることが多かった。
ては棚や照明などの部材あるいは上記支持金具などが鏡
に当たり、鏡に荷重が加えられ、鏡にヒビが入ったり、
割れたりすることが多かった。
【0004】実公昭40−26337号及び同44−4
014号には、合成樹脂、ゴム等で鏡を支承する構造が
記載されているが、鏡の前面に棚などを取り付ける構造
は記載されていない。
014号には、合成樹脂、ゴム等で鏡を支承する構造が
記載されているが、鏡の前面に棚などを取り付ける構造
は記載されていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鏡前面への部材
設置構造は、壁面に鏡が取り付けられ、該鏡の前面に部
材が設置されている鏡前面への部材設置構造において、
該鏡に貫通孔が設けられ、後部が前記壁面に固着され、
前部が該貫通孔に差し込まれている支持材が該鏡に対し
非接触状態で設けられており、コ字型断面形状の取付具
が該鏡に対し非接触状態にて該支持材に支持されてお
り、前記部材の後端が該取付具に差し込まれ、且つ該取
付具に対し螺じ込まれたビスによって固定されているこ
とを特徴とするものである。
設置構造は、壁面に鏡が取り付けられ、該鏡の前面に部
材が設置されている鏡前面への部材設置構造において、
該鏡に貫通孔が設けられ、後部が前記壁面に固着され、
前部が該貫通孔に差し込まれている支持材が該鏡に対し
非接触状態で設けられており、コ字型断面形状の取付具
が該鏡に対し非接触状態にて該支持材に支持されてお
り、前記部材の後端が該取付具に差し込まれ、且つ該取
付具に対し螺じ込まれたビスによって固定されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】かかる本発明の鏡前面への部材設置構造にあっ
ては、支持材及びコ字型断面形状の取付具が鏡に対し非
接触となっているため、鏡の孔周囲に対し取付荷重がほ
とんど加えられず、鏡にヒビが入ったり、割れたりする
ことがない。また、部材(例えば棚)の後端がコ字型の
該取付具に挿入され、且つビスによって該部材の後端が
該取付具に対し固定されているので、棚等の部材の取り
付けが安定したものとなる。
ては、支持材及びコ字型断面形状の取付具が鏡に対し非
接触となっているため、鏡の孔周囲に対し取付荷重がほ
とんど加えられず、鏡にヒビが入ったり、割れたりする
ことがない。また、部材(例えば棚)の後端がコ字型の
該取付具に挿入され、且つビスによって該部材の後端が
該取付具に対し固定されているので、棚等の部材の取り
付けが安定したものとなる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例構造を示す縦断面図(第2図のI−
I線に沿う断面図)、第2図は実施例構造を示す分解斜
視図である。
る。第1図は実施例構造を示す縦断面図(第2図のI−
I線に沿う断面図)、第2図は実施例構造を示す分解斜
視図である。
【0008】第1図において壁面(躯体壁面又は壁パネ
ルなど)1の前面に鏡2が該壁面1と平行に設置されて
いる。該鏡2と該壁面1との間の空間には、緩衝材とし
てスペーサ3が設けられている。
ルなど)1の前面に鏡2が該壁面1と平行に設置されて
いる。該鏡2と該壁面1との間の空間には、緩衝材とし
てスペーサ3が設けられている。
【0009】前記鏡2には貫通孔6が設けられており、
該貫通孔6に支持材4が挿嵌されている。該支持材4は
後部の円盤部4aが前記壁面1に接着され、前部の細径
部4bが該貫通孔6に差し込まれている。この支持材4
の軸心部にビス挿通孔5が貫設されている。支持材4は
コ字型金具7と共にビス8によって壁面1に固定されて
いる。なお、第2図に示す様に、該コ字型金具7の背面
部7aにはビス8を通す為の開口7bが設けられてい
る。
該貫通孔6に支持材4が挿嵌されている。該支持材4は
後部の円盤部4aが前記壁面1に接着され、前部の細径
部4bが該貫通孔6に差し込まれている。この支持材4
の軸心部にビス挿通孔5が貫設されている。支持材4は
コ字型金具7と共にビス8によって壁面1に固定されて
いる。なお、第2図に示す様に、該コ字型金具7の背面
部7aにはビス8を通す為の開口7bが設けられてい
る。
【0010】円盤部4aの厚さはスペーサ3の厚さより
も小さく、細径部4bの外径は貫通孔6の内径よりも小
さい。そして、第1図の通り、支持材4及びコ字型金具
7のいずれも前記鏡2に対し軟質のパッキン9を介して
固定されているため、ビス8にて固定する際に支持材4
及びコ字型金具7に加えられた荷重は、鏡2にはほとん
ど伝達されない。コ字型金具7の下側部分7cには該コ
字型金具7の中心軸に向かって、該中心軸に垂直に雌ね
じ孔10が設けられており、該雌ねじ孔10にロックビ
ス11が螺着されている。
も小さく、細径部4bの外径は貫通孔6の内径よりも小
さい。そして、第1図の通り、支持材4及びコ字型金具
7のいずれも前記鏡2に対し軟質のパッキン9を介して
固定されているため、ビス8にて固定する際に支持材4
及びコ字型金具7に加えられた荷重は、鏡2にはほとん
ど伝達されない。コ字型金具7の下側部分7cには該コ
字型金具7の中心軸に向かって、該中心軸に垂直に雌ね
じ孔10が設けられており、該雌ねじ孔10にロックビ
ス11が螺着されている。
【0011】棚12の後端部は前記コ字型金具7にパッ
キン13及び支持プレート14を介して挿入される。前
記ロックビス11を締め込むことによって、前記コ字型
金具7の雌ねじ孔10に対し螺じ込まれ、支持プレート
14を押し上げ、固定される。
キン13及び支持プレート14を介して挿入される。前
記ロックビス11を締め込むことによって、前記コ字型
金具7の雌ねじ孔10に対し螺じ込まれ、支持プレート
14を押し上げ、固定される。
【0012】この第1〜2図の棚支持構造においては、
棚12、コ字型金具7、16及び支持材4のいずれもが
鏡2に非接触となっており、鏡2に荷重が加えられてい
ない。従って、鏡2にヒビ等の損傷が生じない。また、
支持材4及びコ字型金具7は軟質のパッキン9を介して
固定されており、このパッキン9は貫通孔6の内周面だ
けでなく、鏡6の表裏両面において貫通孔6の周縁部を
覆っている。従って、シャワールームまたはバスルーム
等で使われる場合でも、鏡2の裏面に水分が浸入して鏡
の裏面を腐食させる等の現象を防止できる。
棚12、コ字型金具7、16及び支持材4のいずれもが
鏡2に非接触となっており、鏡2に荷重が加えられてい
ない。従って、鏡2にヒビ等の損傷が生じない。また、
支持材4及びコ字型金具7は軟質のパッキン9を介して
固定されており、このパッキン9は貫通孔6の内周面だ
けでなく、鏡6の表裏両面において貫通孔6の周縁部を
覆っている。従って、シャワールームまたはバスルーム
等で使われる場合でも、鏡2の裏面に水分が浸入して鏡
の裏面を腐食させる等の現象を防止できる。
【0013】上記実施例ではコ字型金具7はその背面に
凸部15が設けられているが、本発明では、第3図のコ
字型金具16の如く、この凸部を省略し、背面部16a
を平面状としても良い。この場合は、支持材4の細径部
4bを第1、2図の場合よりも凸部15の高さ分だけ長
くすれば良い。なお、第3図でも、コ字型金具16の下
側部分16bに雌ねじ孔17が穿設され、ロックビス
(第3図では図示略)をねじ込み可能としている。16
cはビス挿通用の開口を示す。
凸部15が設けられているが、本発明では、第3図のコ
字型金具16の如く、この凸部を省略し、背面部16a
を平面状としても良い。この場合は、支持材4の細径部
4bを第1、2図の場合よりも凸部15の高さ分だけ長
くすれば良い。なお、第3図でも、コ字型金具16の下
側部分16bに雌ねじ孔17が穿設され、ロックビス
(第3図では図示略)をねじ込み可能としている。16
cはビス挿通用の開口を示す。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明の鏡前面への部材設
置構造によると、支持材及び部材が鏡に対し非接触とな
っている為、鏡の孔周囲に対し取付荷重が加えられず、
鏡にヒビが入ったり、割れたりすることがない。
置構造によると、支持材及び部材が鏡に対し非接触とな
っている為、鏡の孔周囲に対し取付荷重が加えられず、
鏡にヒビが入ったり、割れたりすることがない。
【図1】本発明の実施例構造を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例構造のコ字型金具の縦断面図で
ある。
ある。
1 壁面 2 鏡 3 スペーサ 4 支持材 5 ビス挿通孔 6 貫通孔 7,16 コ字型金具 8 ビス 9,13 パッキン 10 雌ねじ孔 11 ロックビス 12 棚 14 支持プレート 15 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面に鏡が取り付けられ、該鏡の前面に
部材が設置されている鏡前面への部材設置構造におい
て、 該鏡に貫通孔が設けられ、 後部が前記壁面に固着され、前部が該貫通孔に差し込ま
れている支持材が該鏡に対し非接触状態で設けられてお
り、 コ字型断面形状の取付具が該鏡に対し非接触状態にて該
支持材に支持されており、 前記部材の後端が該取付具に差し込まれ、且つ該取付具
に対し螺じ込まれたビスによって固定されていることを
特徴とする鏡前面への部材設置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15687693A JP2743773B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鏡前面への部材設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15687693A JP2743773B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鏡前面への部材設置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078363A JPH078363A (ja) | 1995-01-13 |
JP2743773B2 true JP2743773B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15637325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15687693A Expired - Lifetime JP2743773B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鏡前面への部材設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743773B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264396A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Sony Corp | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP15687693A patent/JP2743773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078363A (ja) | 1995-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8171690B2 (en) | Countersunk fastener assemblies, panel mounting systems, and methods | |
US5730413A (en) | Hanger assembly | |
US4727815A (en) | Corner shelf assembly | |
JPS60127250U (ja) | ドアミラ−取付けブラケツト付ドアフレ−ム | |
JP2743773B2 (ja) | 鏡前面への部材設置構造 | |
JP2555666Y2 (ja) | 自動車用ルームランプ | |
KR100861352B1 (ko) | 냉장고용 도어 | |
US4712256A (en) | Cover plate and mounting clip assembly | |
CN219601133U (zh) | 一种车窗装饰条结构、车窗结构总成及汽车 | |
KR970001990A (ko) | 창용환기홴 | |
KR101924991B1 (ko) | 소변기용 칸막이 고정 장치 | |
JPH0220121Y2 (ja) | ||
JP3138672B2 (ja) | パネル用取付具およびパネル構造 | |
JPH0870967A (ja) | 鏡の取付構造 | |
KR200151359Y1 (ko) | 자동차 트림 장착용 클립의 구조 | |
JP2960871B2 (ja) | アコーデオンカーテンの取手 | |
KR19980012427U (ko) | 공기조화기의 천장 고정장치 | |
JPS6117335Y2 (ja) | ||
KR200226962Y1 (ko) | 패널 고정구 | |
JPH0443925Y2 (ja) | ||
JPH0411291Y2 (ja) | ||
KR930002090Y1 (ko) | Tv본체 분리형 실내안테나 고정홀더 | |
JPS6325467Y2 (ja) | ||
JP3024919B2 (ja) | スクリーンの取り付け構造 | |
JPH11108704A (ja) | 計器の組付構造 |