JP2741616B2 - 排煙脱硫装置 - Google Patents

排煙脱硫装置

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JP2741616B2
JP2741616B2 JP1059745A JP5974589A JP2741616B2 JP 2741616 B2 JP2741616 B2 JP 2741616B2 JP 1059745 A JP1059745 A JP 1059745A JP 5974589 A JP5974589 A JP 5974589A JP 2741616 B2 JP2741616 B2 JP 2741616B2
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gas desulfurization
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健二 小林
千里 高野
喜明 小松原
哲也 飯塚
浩昭 宮津
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Chiyoda Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主としてボイラなどで発生した排煙ガス中
の脱硫を行なう排煙脱硫装置に関するものである。
〔従来の技術〕
石炭、または重油燃焼のボイラなどで発生した排煙
は、公害規制のため集塵器でばいじんを捕集すると共
に、脱硫装置により脱硫を行なっている。
そこで、従来使用されている一例としての排煙脱硫装
置は、第6図に示すごとく、図示されていないボイラ等
からの排煙ガスGRが横方向の煙突からダクト2を通って
装置に入り、ガスヒータなどの熱回収器3で熱回収し、
次いで除塵塔5で除塵して除塵塔5にて脱硫された後、
横に位置せるミストエリミネータ7を通って脱硫通風機
8経由で再過熱器9を通過後排煙は外部煙突4から排出
される。
以上のごとく、従来の排煙脱硫装置は一平面上又は平
面的に配置されている。
なお、前記の説明に加えて今少し説明するならば、除
塵塔5で固形分を除去した後の排煙ガスGRを湿式のリア
クター6内で気液接触させてSO2分を除去し、脱硫され
たガスGCは、ミストエリミネータ7にてリアクター6内
から持込まれたミスト分を分離され、脱硫通風機8経由
ノンリークガス・ガスヒータなどの再過熱器9におい
て、前記熱回収器3で加熱された媒体の水を介して熱交
換により加熱された後、乾燥した状態で煙突4から外部
に排出される。
以上に説明したごとく、従来の排煙脱硫装置の構成機
器の配置が全て平面的に配置されており、そのため設置
スペースを大きくとるという問題があった。
また、上記リアクター6以降に設けられるミストエリ
ミネータ7及び脱硫通風機8等においては、リアクター
6から持込んだミスト分をその除塵、脱硫されたガスGC
から分離するため、それぞれの機器の下部から排出した
ドレーンをそれぞれ貯めるドレーンピット等をその床面
に作る必要があり、またそのドレーンをポンプ等を介し
てリアクター6又は他のタンクへ回収する処理も必要で
あるという問題があった。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされ
たものであり、その設置スペースをコンパクト化できる
と共に、リアクターから持込んだ脱硫用薬液ミストのド
レーンを排出する機器用のドレーンピット及びポンプ等
を設ける必要のない排煙脱硫装置を提供することを解決
課題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明の排
煙脱硫装置は、排煙脱硫装置を構成する機器のうちのド
レーンを排出する機器の少くとも一つを上方に配置し、
他の機器をそれらの下方に位置させた上下二段に配置し
た排煙脱硫装置にその特徴の一つがあり、更にボイラ等
から排出された排煙ガスの熱を回収する熱回収器、除塵
塔及びリアクター等ドレーン排出のない各機器を1階に
配置し、その直上の2階に、ミストエリミネータ、脱硫
通風機等のドレーン排出を必要とする各機器を配置する
ことをもその特徴とするものである。
上記の構成により、排煙脱硫装置のレイアウトがコン
パクトに形成されると共に、ドレーンを排出する機器の
全部又は少くともその一つからのドレーンの排出は2階
部分の機器からドレーン排出管で容易に行なわれること
になる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本発明の実施例を説明するが、
第1図は本発明の一実施例における排煙脱硫装置の1階
部分の平面図、第2図はその直上の2階部分の平面図、
第3図は第1図及び第2図のA−A方向の側面図、第4
図は第1図及び第2図のB−B方向の側面図、第5図は
第1図及び第2図のC−C方向の側面図である。
まず、この装置は、図示されていないボイラ等からの
排煙ガスGRを第1図及び第3図に示す横方向の煙突1か
らダクト2を経由して熱回収器3に導入して熱交換を行
ない、その熱回収を行なっている。
次に、除塵塔5で固形分のフライアッシュ等を除去し
た後、湿式のリアクター6内の薬液中で気液接触により
SO2分の脱硫を行ない、次に第2図、第3図、第5図に
示すごとく、ミストエリミネータ7にて持込まれた薬液
のミスト分を分離し、脱硫通風機8経由第2図、第4図
に示す再過熱器9にて除塵、脱硫されたガスGCを加熱の
後、煙突4から外部に排出している。
即ち、本発明の実施例の排煙脱硫装置は、第6図の従
来の装置とほぼ同様な構成と機能とを有するものである
が、本発明では、熱回収器3、除塵塔5及びリアクター
6等を1階(1F)に配置し、その直上の2階(2F)に、
ミストエリミネータ7、脱硫通風機8等のドレーン排出
口7A,8Aを有する機器を配置したことを特徴としてい
る。
そこで、上記ミストエリミネータ7の底部のドレーン
排出口7A及び脱硫通風機8の底部のドレーン排出口8A
は、いずれも2階(2F)に位置しており、それぞれ第3
図に示すドレーン配管10に接続されており、そのドレー
ンDがリアクター6に戻されるようになっている。
すなわち、第3図の実施例において、例えば煙突1か
ら130〜150℃で導入された排煙ガスGRは、熱回収器3で
熱回収された後90〜110℃に降温し、リアクター6内で
更に40〜60℃迄温度が低下し、エリミネータ7及び脱硫
通風機8においては、飽和した水分が多量に発生し、液
滴も多量にでることになり、これらのドレーンDを排出
する機器の全部又は少くとも一つからのドレーンDの回
収を2階部分で行なうようにしたのが本発明の特徴であ
る。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく、本発明は、排煙脱硫装置の機
器のうち、ドレーンを排出する機器を上方に配置し、ド
レーンを排出しない機器を下方に位置させるようにした
から、ドレーンをポンプを用いずに排出できるだけでな
く、ドレーンの運搬のための長い配管が不要であり、か
つドレーンピットを特に設ける必要もないから設備費が
少なく、かつドレーンの排出のための動力の節減をも図
ることができる。
さらに、上下二段に設備を配置するから設置スペース
を節減でき、かつ設備全体をコンパクトにすることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における排煙脱硫装置1階部
分の平面図、第2図は2階部分の平面図、第3図は第1
図及び第2図のA−A方向の側面図、第4図は第1図及
び第2図のB−B方向の側面図、第5図は第1図及び第
2図のC−C方向の側面図、第6図は従来の排煙脱硫装
置の平面図である。 3……熱回収器、5……除塵塔、6……リアクター、7
……ミストエリミネータ、7A,8A……ドレーン排出口、
8……脱硫通風機、10……ドレーン配管、11……バイパ
スダンパー、GR……排煙ガス、(1F)……1階、(2
階)……2階。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮津 浩昭 神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰本町1222―1 グリーンコーポ鶴ケ峰202号 (56)参考文献 特開 昭59−216694(JP,A) 実開 昭58−82831(JP,U) 実開 昭58−119831(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排煙脱硫装置を構成する機器のうちのドレ
    ーンを排出する機器の少なくとも一つを上方に配置し、
    他の機器をそれらの下方に位置させた上下二段に配置し
    た排煙脱硫装置。
  2. 【請求項2】排煙ガスの熱回収器、除塵塔及びリアクタ
    ー等を配置したその直上に、ミストエリミネータ、脱硫
    通風機等のドレーン排出をする機器等を配した上下二段
    に配置した排煙脱硫装置。
JP1059745A 1989-03-14 1989-03-14 排煙脱硫装置 Expired - Lifetime JP2741616B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5882831U (ja) * 1981-11-26 1983-06-04 株式会社東芝 排オゾン処理装置
JPS58119831U (ja) * 1982-02-08 1983-08-15 大同特殊鋼株式会社 集塵機
JPS59216694A (ja) * 1983-05-25 1984-12-06 Meidensha Electric Mfg Co Ltd メタン発酵設備用脱硫装置

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JPH02241518A (ja) 1990-09-26

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