JP2740151B2 - カセットテープ - Google Patents

カセットテープ

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JP2740151B2
JP2740151B2 JP8016530A JP1653096A JP2740151B2 JP 2740151 B2 JP2740151 B2 JP 2740151B2 JP 8016530 A JP8016530 A JP 8016530A JP 1653096 A JP1653096 A JP 1653096A JP 2740151 B2 JP2740151 B2 JP 2740151B2
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鍾秀 朴
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鍾秀 朴
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/38Visual features other than those contained in record tracks or represented by sprocket holes the visual signals being auxiliary signals
    • G11B23/42Marks for indexing, speed-controlling, synchronising, or timing

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、音楽会社等で録
音されたカセットテープ、或いは録音がされていないカ
セットテープに関する。
【0002】更に詳しくは、音楽会社等で録音されたカ
セットテープの録音内容の先頭位置を肉眼で容易に確認
でき、また、使用者が自分の声や或いは使用者が好む音
楽等を録音する空テープに録音をするとき、その録音の
開始位置を肉眼で容易に確認することができるようにす
ることによって、そのテープを再生するときに録音内容
の先頭位置を正確に識別できるようにしたカセットテー
プケースのファインダー部における目盛りの表示板に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】一般的に広く使用されている公知のカセ
ットテープを見ると、ファインダー部が全然無いものも
見られるが、そのほとんどは、カセットテープケースに
は通常両面の中心部に略四角形の透明板体が結合され、
その内部に収納されたテープの進行状態を識別できるよ
うになっている。
【0004】しかし、ファインダー部の無いカセットテ
ープの場合には言うまでもないが、ファインダー部を有
するカセットテープの場合であっても、そのテープの録
音された位置及び再生を開始すべき位置を正確に把握す
るのはなかなか容易でなかった。
【0005】また、従来通常用いられているカセットテ
ープケースにはA面とB面とがあるが、A面はカセット
テープに録音された内容を表示する表の面であり、同時
にB面はその裏面であって、そのカセットテープに録音
された内容を識別できるようにインデックスする表示面
となっている。従って、A面とB面にはその録音内容、
すなわちそのテープに録音されている軽音楽ないしは歌
の題目が記載された録音内容のインデックスが表示され
ており、そのテープに録音された内容を使用者が肉眼で
識別できるようになっている。
【0006】しかし、上記のごとき従来のカセットテー
プは、そのテープに録音された内容を初めのA面からB
面まで連続的に鑑賞しようとする場合には何らかの問題
がない。しかし、そのテープに録音された内容の内、あ
る一曲を選んで鑑賞しようとする場合はその曲の先頭部
分が全く表示されていない。或いは、表示があったとし
てもファインダー部に広い間隔で画一的に目盛りが表示
されているのみなので、自分が聴きたい曲の内容が正確
にどの位置より始まるかわからないので使用上不便であ
る。
【0007】言い換えると、従来のカセットテープに表
示されているファインダー部の目盛りは、そのテープに
録音される内容が長いか短いかに関わらず画一的に広く
表示されており、実際に使用者がある一曲を選曲しよう
とする場合には自分が選曲した内容がどの位置に録音さ
れているか正確に確認できない。
【0008】従って、使用者は、自分が鑑賞しようとす
る内容を選曲しようとするときには、そのカセットテー
プを再生機器に装着した状態であちこち早送りや巻き戻
しを繰り返して選曲内容を探すことになるが、このとき
テープが行き過ぎた場合には選曲した内容の位置を通り
越し、その反対の場合には選曲した内容の前曲の位置と
なり、結局使用者が自分が望まなかった曲から聴くこと
となる。
【0009】従って、従来のカセットテープは使用者が
録音内容を選曲する場合、再生機器のわずらわしい早送
り又は巻き戻し作業を行わなければならず、再生機器の
故障の原因にもなると同時に、その再生機器の寿命も短
縮せしめることになる。また、好きな音楽を鑑賞する時
間が無駄に費やされて、鑑賞による気分転換の目的も達
成し得なくなって音楽鑑賞の効果を低めるという問題も
発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カセットテ
ープの改良を目的とする。更に詳しくは、上記の従来の
問題を解決するために、通常のカセットテープケースの
ファインダー部に録音内容を肉眼で容易に把握すること
ができるように目盛りを形成すると共に、その目盛りを
録音された内容の先頭部分と一致するように形成するこ
とにより、カセットテープに録音された内容を使用者が
容易に選曲できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のカセットテープの第1の態様は、ケースの
A面及びB面の中心部に透明ファインダー部が形成さ
れ、内部のテープの進み状態が確かめられるようにされ
たカセットテープにおいて、前記テープは複数の内容が
録音された録音済みのテープであり、前記ファインダー
部には透明の目盛り表示板が設けられ、該目盛り表示板
に前記テープに録音された各内容の先頭位置に対応する
テープの巻量と一致する録音内容表示目盛りと前記録音
された内容の題名が表示されており、前記ケースに前記
目盛り表示板を収容する結合溝を設け、前記結合溝の内
周部の一側と他側とに複数個の前記突起を設け、前記一
側の突起の間隔を前記他側の突起の間隔と異なる間隔と
し、前記目盛り表示板に前記突起と略同一形状の結合孔
を設け、前記目盛り表示板を前記結合溝に収容して前記
突起と前記結合孔とを嵌合させて前記ケースと前記目盛
り表示板とを結合したことを特徴とする。
【0012】これによれば、前記録音内容表示目盛りが
前記テープに録音された内容の先頭位置に対応するテー
プの巻量に対応しているため、任意の録音内容の頭出し
をするときは、希望の録音内容の前記録音内容表示目盛
りに対応する前記テープの巻量になったときにテープの
早送りや巻き戻しを停止すれば、容易に任意の録音内容
の頭出しをすることができる。
【0013】前記目盛り表示板に、前記録音された内容
の題名が表示されているので、前記目盛り表示板を見る
ことにより、現在再生されている録音内容の題名を確認
することができる。また、再生機器等でカセットテープ
ケースに設けられた目次記載用紙等が見えない場合であ
っても、前記ファインダー部を見ることによりその録音
内容を確認することができる。尚、前記録音内容が長時
間のため単数のときは、前記目盛りを設けることなく録
音内容の題名のみを表示してもよい。或いは、この場合
に録音時間の表示と、録音時間ごとの目盛りとを表示し
てもよい。
【0014】また、前記カセットテープは、前記ケース
の内側面に前記目盛り表示板を収容する結合溝を設け、
前記結合溝の内周部の一側と他側とにそれぞれ複数個の
前記突起を設け、前記一側の突起の間隔を前記他側の突
起の間隔と異なる間隔とし、前記目盛り表示板に前記突
起と略同一形状の結合孔を設け、前記目盛り表示板を前
記結合溝に収容して前記突起と前記結合孔とを嵌合させ
て前記ケースと前記目盛り表示板とを結合したものであ
る。このように、前記結合溝と前記突起と前記結合孔と
により、前記カセットテープの製造の際に、前記ケース
と前記目盛り表示板とが常に正確な位置に結合されるの
で、前記目盛りが正確なものとなり頭出しも正確とな
る。また、前記結合溝の内周部の一側と他側とにそれぞ
れ複数個の前記突起を設け、前記一側の突起の間隔を前
記他側の突起の間隔と異なる間隔としているので、製造
の際に前記ケースと前記目盛り表示板とを上下逆に結合
しようとしても前記突起と前記結合孔が嵌合しないの
で、前記目盛り表示板を上下逆に結合させることが無
く、前記カセットテープケースの品質の向上が図られ
る。また、前記突起を前記結合溝の内周面の上部や下部
等の一側面に設けたときも、前記の場合と同様に前記目
盛り表示板を所定の配置に結合させることができる。
【0015】前記テープに複数の内容が録音されてお
り、前記目盛りに前記録音内容の順番を示す番号が表示
されているときは、前記目盛りと前記番号とを見ること
により現在再生されている録音内容の番号を知ることが
できる。また、使用者が再生したい順番の録音内容の頭
出しを容易に行うことができる。
【0016】本発明のカセットテープの第2の態様は、
ケースのA面及びB面の中心部に透明ファインダー部が
形成され、内部のテープの進み状態が確かめられるよう
にされたカセットテープにおいて、前記テープが未録音
の空テープであり、前記ファインダー部に透明の目盛り
表示板が設けられ、前記目盛り表示板に長い目盛りと短
い目盛りが一定間隔に交互に配置され、前記目盛りが前
記目盛りの間隔と同一の幅の四角形で形成され、前記目
盛りに録音開始からの録音時間を示す表示が設けられて
いることを特徴とする。
【0017】これによれば、前記目盛りが長い目盛りと
短い目盛りとを一定間隔に交互に配置したものであるた
め、録音や再生を行う際にテープの巻量の位置が見やす
くなり、使用者が録音した内容の先頭位置と前記目盛り
との対応が細かくとれるため、前記録音内容の頭出しが
容易となる。また、前記目盛りの太さを当該目盛りの間
隔と同一の太さの四角形で形成したので、使用者が録音
した内容の先頭位置と前記目盛りとの対応が細かくとれ
るため、前記録音内容の頭出しが容易となる。
【0018】また、前記目盛りに録音開始からの録音時
間を示す表示を設けたときは、録音時間或いは再生時間
を知ることができる。
【0019】前記第2の態様のカセットテープは、前記
ケースの内側面に前記目盛り表示板を収容する結合溝を
設け、前記結合溝の内周部の一側と他側とにそれぞれ複
数個の前記突起を設け、前記一側の突起の間隔を前記他
側の突起の間隔と異なる間隔とし、前記目盛り表示板に
前記突起と略同一形状の結合孔を設け、前記目盛り表示
板を前記結合溝に収容して前記突起と前記結合孔とを嵌
合させて前記ケースと前記目盛り表示板とを結合したも
のであることが好ましい。
【0020】これによれば、前記第1の態様と同様に前
記目盛りが正確なものとなり頭出しも正確となる。ま
た、製造の際に前記ケースと前記目盛り表示板とを上下
逆に結合しようとしても前記突起と前記結合孔が嵌合し
ないので、前記目盛り表示板を上下逆に結合させること
が無く、前記カセットテープケースの品質の向上が図ら
れる。また、前記突起を前記結合溝の内周面の上部や下
部等の一側面に設けたときも、前記の場合と同様に前記
目盛り表示板を所定の配置に結合させることができる。
【0021】前記目盛り表示板の前記テープの巻きとり
側のリールの外周に相当する位置と、前記リールに前記
テープを全て巻きとったときの該テープの外周に相当す
る位置にテープ基準目盛りを設けたときは、ケースが再
生機器に若干ずれた状態で装着されたときであっても、
当該ずれの量を勘案することにより、正確に録音内容の
頭出しができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明のカセットテープの
実施形態の一例について図1から図15を参照しながら
説明する。
【0023】まず、本発明のカセットテープにおける録
音内容選別用の目盛り表示板10の一例は、音楽会社で
内容を録音して供給する録音テープであって、そのテー
プに録音されている種々の音楽、或いは昔話等の物語等
の内容によって、それぞれ異なる模様の目盛りを表示し
たものである。また、他の一例は、使用者が任意の内容
を録音することができる空テープについてのものであ
る。具体的には、図5(A)乃至(D)に例示したとお
り、その録音内容等によって種々の目盛りを表示した目
盛り表示板を形成する。
【0024】これらは、公知のカセットテープのA面ケ
ースとB面ケースの内部に結合されるものであって、ま
ず本発明の目盛り表示板10の一例は、その板体を薄板
状のアクリル板や透明フィルム等により形成する。その
外形の形状は全体として正四角形或いは長方形に形成
し、図2に例示したとおり隅角部を面取りしていないも
の、または図4に例示したとおり角部を面取りしたもの
のどちらにしてもよい。また、上下端部近傍には、二つ
の結合孔11a,11bを形成する。このとき上記の結
合孔11a,11bは、その孔の左右方向の間隔を一方
は狭くし、他の一方の間隔はやや広く形成してテープケ
ース20に結合されるとき上方の面と下方の面とが正確
に結合されるようにする。
【0025】また、上記のごとく形成した目盛り表示板
10にはその用途に応じて適当にそれぞれ異なる模様の
目盛りを表示する。上記目盛りは、内容が録音された録
音テープ25の場合と、録音されていない空テープ25
の場合とではそれぞれ異なる模様に形成する。すなわ
ち、録音テープ25に使用する目盛りの場合には、通常
そのテープ25に多数曲の音楽が録音されるので、図5
(A)に示すように、一曲一曲の録音内容の先頭部分に
一致するテープ25の巻量を示す録音内容表示目盛り1
2を形成する。
【0026】更に、上記テープ25のA面とB面に各4
曲の音楽が録音されている場合であれば、その録音され
た音楽は一曲あたり3分の場合もあるであろうし、又は
3分30秒か又はそれ以上4分程度にもなることもあ
り、一曲あたりの録音時間がそれぞれ異なるはずであ
る。従って、その内容の録音時間、すなわち再生される
時間も違うわけであるが、その時間はテープ25の巻量
と一致することになる。
【0027】そこでA面とB面にはその録音内容に一致
させて録音内容表示目盛り12の間隔を異なるように表
示するべきである。この録音内容表示目盛り12は上記
図5(A)に例示したごとくロール状に巻かれたテープ
25の始まりから終わりまでを示す両端のテープ基準目
盛り14a,14bの間に形成されており、録音された
内容の録音時間に応じたテープ25の巻量と一致するよ
うに形成している。そして、その録音内容表示目盛り1
2の上端部或いは下端部に録音内容番号13を記載する
ことにより、より録音内容の識別が容易となる。
【0028】一方、内容が録音されていない空テープ2
5に用いる目盛り表示板10の場合には、使用者が録音
した内容に応じてその先頭部分を容易に識別することが
できるように、図5(B)に例示したとおり、上記両側
テープ基準目盛り14a,14bの空間に0.5mmほ
どの空テープ用目盛り15を多数個形成し、その空テー
プ用目盛り15の間隔は0.5mmに一定にして使用者
が任意に録音する内容の位置を正確に識別することがで
きるように形成する。
【0029】また、音楽が録音されている場合において
一曲が長い場合や、童話等の物語が録音されている場合
等のように、一つのテープ25に一つの内容しか録音さ
れていない場合がある。例えば「ベートーベンソナタ1
番」のごとく長時間演奏、或いは「ピーターパン」等の
ごときストーリーを録音するテープの場合には、上記の
ごとき目盛り12を表示する必要がないので、その代わ
りに、図5(C)または図5(D)のようにその題目1
6を目盛り表示板10に記載する。
【0030】上記本発明における目盛り表示板10に上
記の目盛り12,15を形成する際には、録音テープ2
5に形成する音楽内容表示目盛り12とその両側に形成
するテープ基準目盛り14a,14bは、図5(A)の
ごとく細い線で形成する。一方、空テープ25に空テー
プ目盛り15を形成する際には、図5(B)及び
(D)、或いは図13に示すように、その目盛り15の
太さとその間隔を共に0.5mm広さに一定に形成す
る。
【0031】上記の空テープ目盛り15は、上記図5
(B)及び(D)に示すように、長い目盛りと短い目盛
りを交互に配置して形成し、さらに識別しやすいように
蛍光色のカラーで彩色形成して肉眼で容易に把握するこ
とができるように形成する。或いは、図13で示すよう
に空テープ目盛り15を長い目盛りと短い目盛りを交互
に配置して形成し、その目盛りの形状を四角形枠模様に
形成する。そして、その空テープ目盛り15の上端部或
いは下端部に空テープ番号15aを記載した後、テープ
ケース20のA,B面ケース20a,20bのファイン
ダー部21内面と結合する。
【0032】このとき、上記目盛り表示板10が結合さ
れるテープケース20のファインダー部21内面には図
2に示すように、上記目盛り表示板10の厚さと一致す
る深さの四角形結合溝22を形成すると同時に、その上
面側と下面側が区分されるように広さが異なる突起23
を形成して結合する。
【0033】次に、上記目盛り表示板10の一面に接着
剤を塗布し、テープケース20に結合する。このとき、
目盛り表示板10の上面に間隔が狭い結合孔11aと下
面に間隔が広い結合孔11bが設けられており、テープ
ケース20には、上記結合孔11a,11bに対応した
間隔で上下それぞれに形成された突起23が設けられて
いるので、これらを一致させて結合する。その後、目盛
り表示板10が結合されたA,B面ケース20a,20
bは、通常の方法で組み立てられる。その内部には、テ
ープ25がロール状にまかれたリール24a,24bを
初めとしてテープ案内ローラ26とテープ案内軸27な
らびにヘッド密着パッド28が内蔵されている。また、
その外面には目次記載用紙30が接着されている。
【0034】次に、本実施形態における作動について説
明する。内容が録音された録音テープ25の場合には、
そのテープケース20のA,B面ケース20a,20b
の両面に図6に示すように録音された内容の題名を示す
録音題目16が記載された目次記載用紙30が接着され
ている。一方、使用者が任意の内容を録音することがで
きる空テープ25の場合には、図8に示すように、無題
の目次記載用紙30が接着されている。このようなカセ
ットテープ等は通常の録音機器ないしは再生機器のカセ
ットテープ装着室に装着されて任意の内容を録音する
か、或いは既に録音されている内容を再生されることに
なる。
【0035】録音機器乃至再生機器に装着されるテープ
ケース20は、通常は図11に示すように、録音機器か
再生機器のカセットテープ装着室両側に構成されたリー
ル駆動軸40a,40bに正しく装着されるが、場合に
よっては図12に示すようにテープケース20内部の
ール24a,24bが一側に若干片寄った状態に再生機
器のリール駆動軸40a,40bに装着されることもあ
る。しかし、このように若干片寄った状態でも、録音や
再生を行うのになんらの問題もない。
【0036】更に言えば、通常のテープケース20を再
生機器に装着する方法は、通常知られているように再生
機器のカセットテープ装着室を解放させた後その内部に
テープケース20を装着するのであるが、このときカセ
ットテープ装着室に装着されるテープケース20はその
両面のリール24a,24bが再生機器のカセットテー
プ装着室に構成されたリール駆動軸40a,40bと一
致された状態で係合される。
【0037】このように装着されるテープケース20と
再生機器のリール駆動軸40a,40bは国際規格によ
り作成されているのでほとんどの場合は図11に示すよ
うに正確に装着されるが、リール24a,24bは若干
の遊びを持ってテープケース20内部に結合されるの
で、テープケース20がリール駆動軸40a,40bに
正確に装着されたとしてもテープケース20内部でリー
24a,24bが遊びの分だけ移動して、図12に示
すようにテープケース20中心よりリール24a,24
bが一側に若干移動した状態で装着される場合が発生す
る。
【0038】従って、上記図11に示すように、テープ
ケース20が再生機器に装着されてリール24a,24
bがリール駆動軸40a,40bに正確に装着された状
態であれば、本発明の目盛り表示板10両側に形成され
たテープ基準目盛り14a,14bはリール24a,2
4bの外周縁とそのリール24aに巻かれたそのテープ
25の外周縁に一致された状態になる。一方、上記の
ール24a,24bがテープケース20内部で若干移動
した状態でリール駆動軸40a,40bに装着されたと
きは、図12の通り上記テープ基準目盛り14a,14
bよりリール24a外周縁、すなわちテープ25が巻か
れた側の終点が若干移動された状態となる。尚、これは
空テープの場合も同一である。
【0039】このとき、使用者はテープ25に録音され
た内容を図6に示す目次記載用紙30に表示された録音
題目16を見て、その内容を熟知した状態で目盛り表示
板10を見るこになる。その際、その内容の先頭位置
を目盛り表示板10の録音内容表示目盛り12と録音内
容番号13を見て識別することができる。このときの録
音内容表示目盛り12は、リール24a,24bが正し
く装着された状態では、一目盛りが一曲の録音内容の先
頭位置として識別することができることになる。すなわ
ち、上記の録音内容表示目盛り12はその目盛りの間隔
が一曲の歌が録音されている長さ、すなわち一曲の歌が
再生される長さを表示するものであるため、結局歌が長
い場合にはその目盛りの間隔も広くなり、短い歌の場合
であればその目盛りの間隔は狭くなる。
【0040】このような録音内容表示目盛り12は、録
音テープ25を生産供給する音楽会社において歌等の内
容を録音するときに、一曲一曲それぞれの先頭位置、す
なわち、録音された部分のテープ25の巻量を、図6に
示すように目盛り表示板10に正確に表示してカセット
テープを生産する。一方、使用者が任意の内容を録音す
ることができるようにする空テープ25を生産供給する
場合には、そのテープ25を生産供給するカセットテー
プ製造会社で図5(B)ならびに図8に示すように一律
的に正確に空テープ目盛り15を表示して多量に生産供
給する。
【0041】従って、使用者は現在再生機器で再生され
ているテープ25の録音内容の再生量とその次の内容が
始まる位置等を、ファインダー部21を見てそのファイ
ンダー部21の目盛り表示板10に形成された録音内容
表示目盛り12を見ることによって認識することができ
る。
【0042】上記再生される一曲の歌がほとんど終わり
つつあるときは、テープ25の外周縁が図11に示すよ
うに、外側のテープ基準目盛り14bより巻きとられた
テープ25の量、すなわち他方のリール24bに巻かれ
るテープ25の量の分だけ移動している。すなわち、使
用者はリール24側のテープ25外周縁が二番目録音
内容表示目盛り12と近くなるのを見ることにより、現
在再生される歌の終わりと、次に始まる歌の位置を正確
に識別することができるようになる。上記のごとく録音
内容を初めから再生せずにある一部分の内容を再生しよ
うとするときには、再生機器の早送り/巻き戻しスイッ
チを操作してテープ25を早送り或いは巻き戻しするこ
とになるが、このときも自分が探そうとする歌の先頭位
置を録音内容表示目盛り12によって正確に認識するこ
とができる。
【0043】リール24a,24bとテープケース20
が正常的に装着された上記の場合とは別に、図12のに
示すように若干ずれた状態で装着された場合であって
も、リール24a,24bの外周縁とテープ基準目盛り
14a,14bとのずれを勘案することにより、正確に
位置を知ることができる。
【0044】一方、空テープに使用者が任意の内容(例
えば音楽等)を録音しようとする場合には、図9に示す
ようにテープ25を一側リール24aに完全に巻いた状
態で録音を開始する。録音が開始されると、図10に示
すように一側のリール24aに完全に巻かれていたテー
プ25が、他側のリール24bに徐々に巻かれながら進
行する。使用者は、自分が録音する内容を図8に示すテ
ープケース20外面に接着された目次記載用紙30に録
音内容の題目を記載し、その録音内容の先頭位置の空テ
ープ番号15aを記載すれば、録音された内容とその位
置を正確に識別することができる。すなわち、上記のご
とき本発明のカセットテープケースの録音内容選別目盛
り表示板によれば、テープ25に録音された内容や使用
者が任意に録音した内容の頭出しを行う際に、再生機器
をあちこち繰り返して操作をしなくても、録音内容表示
目盛り12や空テープ目盛り15を見ることにより再生
したい録音内容を迅速且つ正確に探すことができる。更
に、再生機器の故障をも減少させるという効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカセットテープにおける目盛り表示板
の結合状態の一例を示す説明図。
【図2】目盛り表示板の結合状態の一例を示す図1の部
分拡大図。
【図3】目盛り表示板の一例の要部を示す説明的断面
図。
【図4】目盛り表示板の結合状態の一例の要部を示す説
明図。
【図5】目盛り表示板における目盛りや題名の表示例を
示す説明図。
【図6】本発明の録音済みテープの一例を示す説明図。
【図7】録音済みテープのリールが正常な位置に装着さ
れている状態を示す説明図。
【図8】本発明の空テープの一例を示す説明図。
【図9】空テープの録音開始時を示す説明図。
【図10】空テープが一部進行した状態を示す説明図。
【図11】録音済みテープのリールが正常な位置に装着
されている状態を示す説明図。
【図12】録音済みテープのリールが異常な状態で装着
されている状態を示す説明図。
【図13】空テープのリールが異常な状態で装着されて
いる状態を示す説明図。
【図14】図13の空テープが進行している状態を示す
説明図。
【図15】空テープのリールが正しく装着されている状
態を示す説明図。
【符号の説明】
10…目盛り表示板、11a,11b…結合孔、12…
録音内容表示目盛り、13…録音内容番号、14a,1
4b…テープ基準目盛り、15…空テープ目盛り、15
a…空テープ番号、16…録音題目、20…テープケー
ス、20a…A面ケース、20b…B面ケース、21…
ファインダー部、22…結合溝、23…突起、24a,
24b…リール、25…テープ、26…テープ案内ロー
ラ、27…テープ案内軸、28…ヘッド密着バッド、3
0…目次記載用紙、40a,40b…再生機器のリール
駆動軸。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースのA面及びB面の中心部に透明ファ
    インダー部が形成され、内部のテープの進み状態が確か
    められるようにされたカセットテープにおいて、前記テ
    ープは複数の内容が録音された録音済みのテープであ
    り、前記ファインダー部には透明の目盛り表示板設け
    られ、該目盛り表示板に前記テープに録音された内容
    の先頭位置に対応するテープの巻量と一致する録音内容
    表示目盛りと前記録音された内容の題名が表示されてお
    り、 前記ケースに前記目盛り表示板を収容する結合溝を設
    け、前記結合溝の内周部の一側と他側とに複数個の前記
    突起を設け、前記一側の突起の間隔を前記他側の突起の
    間隔と異なる間隔とし、前記目盛り表示板に前記突起と
    略同一形状の結合孔を設け、前記目盛り表示板を前記結
    合溝に収容して前記突起と前記結合孔とを嵌合させて前
    記ケースと前記目盛り表示板とを結合したこと を特徴と
    するカセットテープ。
  2. 【請求項2】前記目盛りに前記録音内容の順番を示す番
    号が表示されていることを特徴とする請求項1に記載の
    カセットテープ。
  3. 【請求項3】 ケースのA面及びB面の中心部に透明ファ
    インダー部が形成され、内部のテープの進み状態が確か
    められるようにされたカセットテープにおいて、前記テ
    ープが未録音の空テープであり、前記ファインダー部に
    透明の目盛り表示板が設けられ、前記目盛り表示板に長
    い目盛りと短い目盛りと一定間隔に交互に配置され、
    前記目盛りが前記目盛りの間隔と同一の幅の四角形で形
    成されていることを特徴とするカセットテープ。
  4. 【請求項4】前記目盛りに録音開始からの録音時間を示
    す表示が設けられていることを特徴とする請求項3に記
    載のカセットテープ。
  5. 【請求項5】 前記ケースの内側面に前記目盛り表示板を
    収容する結合溝を設け、前記結合溝 の内周部の一側と他
    側とに複数個の前記突起を設け、前記一側の突起の間隔
    を前記他側の突起の間隔と異なる間隔とし、前記目盛り
    表示板に前記突起と略同一形状の結合孔を設け、前記目
    盛り表示板を前記結合溝に収容して前記突起と前記結合
    孔とを嵌合させて前記ケースと前記目盛り表示板とを結
    合したことを特徴とする請求項3又は4に記載のカセッ
    トテープ。
  6. 【請求項6】前記目盛り表示板の前記テープの巻きとり
    側のリールの外周に相当する位置と、前記リールに前記
    テープを全て巻きとったときの該テープの外周に相当す
    る位置にテープ基準目盛りを設けたことを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1項に記載のカセットテープ。
JP8016530A 1995-02-03 1996-02-01 カセットテープ Expired - Lifetime JP2740151B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1995-1911 1995-02-03
KR1019950001911A KR0159146B1 (ko) 1995-02-03 1995-02-03 카세트 테이프

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JPH08249856A JPH08249856A (ja) 1996-09-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914124U (ja) * 1972-05-11 1974-02-06
JPS54151222U (ja) * 1978-04-12 1979-10-20
JPS58170083U (ja) * 1982-05-10 1983-11-12 富士写真フイルム株式会社 磁気テ−プカセツト

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Publication number Publication date
KR0159146B1 (ko) 1999-01-15
JPH08249856A (ja) 1996-09-27
KR960032460A (ko) 1996-09-17

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