JP2739875B2 - 車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置 - Google Patents
車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液圧車両ブレーキ装置用のタンデム型空気圧
倍力装置に,倍力装置ハウジングと,両端壁と,固定中
間壁とを含み,倍力装置ハウジング内の固定中間壁の両
側に夫々2個の室を画成する2個の可動内壁を異なる圧
力源に連結可能とし,2個の室間の流通連結部を設けて室
を互いに分離し,一方の端壁から中間壁と両内壁を通り
他の端壁を連結ロッドを延長させ,連結ロッドを囲み少
なくとも1個の流通連結部の構成部分となる袋状ベロー
ズを設けた装置に関する。
倍力装置に,倍力装置ハウジングと,両端壁と,固定中
間壁とを含み,倍力装置ハウジング内の固定中間壁の両
側に夫々2個の室を画成する2個の可動内壁を異なる圧
力源に連結可能とし,2個の室間の流通連結部を設けて室
を互いに分離し,一方の端壁から中間壁と両内壁を通り
他の端壁を連結ロッドを延長させ,連結ロッドを囲み少
なくとも1個の流通連結部の構成部分となる袋状ベロー
ズを設けた装置に関する。
従来の技術 この種の既知の倍力装置(GB 2070173 B)は車両走行
方向に関して,前部内壁を前端壁に2個のベローズによ
って連結し,この中を夫々太い連結ロッドを貫通させ
た。このベローズは作動間に前部内壁両側の室間の所要
の分離を保つだけである。同様に後部内壁を中間壁と一
対のベローズによって連結し,同様に連結ロッドを貫通
させる。この後部ベローズは,後部内壁両側の室間を分
離すると共に,後部内壁後方の室と前部内壁後方の固定
中間壁の前の室とを常に流通連結とする。他の流通連結
部は両可動内壁の前の室間に設ける。この第2の流通連
結部は中央管として両内壁と共に動き固定の中間壁に対
して滑動パッキンで係合する。
方向に関して,前部内壁を前端壁に2個のベローズによ
って連結し,この中を夫々太い連結ロッドを貫通させ
た。このベローズは作動間に前部内壁両側の室間の所要
の分離を保つだけである。同様に後部内壁を中間壁と一
対のベローズによって連結し,同様に連結ロッドを貫通
させる。この後部ベローズは,後部内壁両側の室間を分
離すると共に,後部内壁後方の室と前部内壁後方の固定
中間壁の前の室とを常に流通連結とする。他の流通連結
部は両可動内壁の前の室間に設ける。この第2の流通連
結部は中央管として両内壁と共に動き固定の中間壁に対
して滑動パッキンで係合する。
この既知のブレーキ倍力装置は,後部内壁と固定の中
間壁との間の距離,及び前部内壁と前端壁との距離を内
壁の所要最大ストロークよりも著しく大きくする必要が
あり,ベローズが内壁の前端位置で畳まれるが軸線方向
に大きな寸法を必要とし,損傷を避けるために過度に畳
めない。
間壁との間の距離,及び前部内壁と前端壁との距離を内
壁の所要最大ストロークよりも著しく大きくする必要が
あり,ベローズが内壁の前端位置で畳まれるが軸線方向
に大きな寸法を必要とし,損傷を避けるために過度に畳
めない。
他の既知のタンデム型倍力装置(GB 2034429 A)は両
端壁間を貫通する連結管を有し,端部に夫々外から端壁
を通るボルトをねじ込む。この連結管は可動内壁の前の
室に横孔によって連通し,管は両室間の常時の流通連結
部となる。同様に第2の連結管は両内壁の後の室に連通
する横孔によって両室を常時流通連結とする。前記内壁
の前に延長した環状に連結管を囲むベローズが前端壁へ
の半部とし,連結管に滑動しない固着とする。同様に後
部内壁から環状に連結管を囲むベローズを設け固定の中
間壁との半部で終らせ,連結管に滑動しない固着とす
る。
端壁間を貫通する連結管を有し,端部に夫々外から端壁
を通るボルトをねじ込む。この連結管は可動内壁の前の
室に横孔によって連通し,管は両室間の常時の流通連結
部となる。同様に第2の連結管は両内壁の後の室に連通
する横孔によって両室を常時流通連結とする。前記内壁
の前に延長した環状に連結管を囲むベローズが前端壁へ
の半部とし,連結管に滑動しない固着とする。同様に後
部内壁から環状に連結管を囲むベローズを設け固定の中
間壁との半部で終らせ,連結管に滑動しない固着とす
る。
既知のブレーキ力倍力装置の作動を際して両内壁の前
方運動が生じ,ベローズは反転して襞のない状態とな
り,この位置から最び戻る必要が生ずる。このブレーキ
力倍力装置は最初に記載した既知のブレーキ力倍力装置
よりは短い構造である。2本の夫々連結管と2個のねじ
ボルトを有する構造物であり両端壁をボルトで互いに連
結して所定の間隔を保ち,最初に記載した既知の倍力装
置の大型連結ロッドよりは著しく取付容易である。個別
に製造して2本のねじボルトを連結管に固定する必要が
あり,更に横孔を形成し,孔縁部を注意深く丸くしてベ
ローズの損傷を防ぐ必要がある。
方運動が生じ,ベローズは反転して襞のない状態とな
り,この位置から最び戻る必要が生ずる。このブレーキ
力倍力装置は最初に記載した既知のブレーキ力倍力装置
よりは短い構造である。2本の夫々連結管と2個のねじ
ボルトを有する構造物であり両端壁をボルトで互いに連
結して所定の間隔を保ち,最初に記載した既知の倍力装
置の大型連結ロッドよりは著しく取付容易である。個別
に製造して2本のねじボルトを連結管に固定する必要が
あり,更に横孔を形成し,孔縁部を注意深く丸くしてベ
ローズの損傷を防ぐ必要がある。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上述の問題点を鑑み、共働する二つ
の室間の流通連結部を確保するための横孔の形成等の特
別な機械加工を省略でき、製造コストおよび組み立てコ
ストを低減することにある。
の室間の流通連結部を確保するための横孔の形成等の特
別な機械加工を省略でき、製造コストおよび組み立てコ
ストを低減することにある。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明によれば、 液圧車両ブレーキ装置用のタンデム型空気圧倍力装置
であって、 二つの端壁および固定中間壁を有する倍力装置ハウジ
ングを備え、 前記固定中間壁の両側のそれぞれにおいて前記倍力装
置ハウジング内の内部空間を二つずつの室に分割する二
つの可動内壁をさらに備え、 これらの室は各々異なる圧力源に連結可能とされてお
り、 前記固定中間壁の両側にある二つの室どうしの間を連
結する流通連結部をさらに備え、 該流通連結部により連結される二つの室は残りの室の
一方によって分離されており、 前記端壁の一方から前記中間壁および前記二つの内壁
を貫通して前記端壁の他方まで延びる連結ロッドをさら
に備え、 該連結ロッドを囲み、且つ、前記流通連結部の少なく
とも一つの構成部分となる袋状のベローズをさらに備え
る、空気圧倍圧装置において、 前記連結ロッドの少なくとも一つが、前記中間壁に封
鎖的に固着された管部材を貫通して延びており、 該管部材と前記連結ロッドとの間には環状の間隙が形
成されており、 該管部材は、前記中間壁から前記端壁の一方に向かう
方向に突出して延び、該一方の端壁の手前で終端し、該
一方の端壁との間に間隙を形成しており、 また、前記管部材は、前記一方の端壁に隣接する方の
前記可動内壁に対して、袋状のベローズによって封鎖的
に連結されており、 該ベローズと前記管部材とが前記流通連結部の一つを
形成している、 車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置が提供される。
であって、 二つの端壁および固定中間壁を有する倍力装置ハウジ
ングを備え、 前記固定中間壁の両側のそれぞれにおいて前記倍力装
置ハウジング内の内部空間を二つずつの室に分割する二
つの可動内壁をさらに備え、 これらの室は各々異なる圧力源に連結可能とされてお
り、 前記固定中間壁の両側にある二つの室どうしの間を連
結する流通連結部をさらに備え、 該流通連結部により連結される二つの室は残りの室の
一方によって分離されており、 前記端壁の一方から前記中間壁および前記二つの内壁
を貫通して前記端壁の他方まで延びる連結ロッドをさら
に備え、 該連結ロッドを囲み、且つ、前記流通連結部の少なく
とも一つの構成部分となる袋状のベローズをさらに備え
る、空気圧倍圧装置において、 前記連結ロッドの少なくとも一つが、前記中間壁に封
鎖的に固着された管部材を貫通して延びており、 該管部材と前記連結ロッドとの間には環状の間隙が形
成されており、 該管部材は、前記中間壁から前記端壁の一方に向かう
方向に突出して延び、該一方の端壁の手前で終端し、該
一方の端壁との間に間隙を形成しており、 また、前記管部材は、前記一方の端壁に隣接する方の
前記可動内壁に対して、袋状のベローズによって封鎖的
に連結されており、 該ベローズと前記管部材とが前記流通連結部の一つを
形成している、 車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置が提供される。
前記管部材は、前記固定中間壁と一体に成形してもよ
い。
い。
前記ベローズが襞付ベローズであり、一端部が前記管
部材上に滑動可能に係合していてもよい。
部材上に滑動可能に係合していてもよい。
前記ベローズが管状ベローズであり、一端部が前記管
部材に固着されていてもよい。
部材に固着されていてもよい。
前記管部材が、前記中間壁から延びて前記可動内壁の
休止位置までのほぼ中間の位置で終端しており、該可動
内壁は、該休止位置にて前記中間壁から最も離れた位置
となっていてもよい。
休止位置までのほぼ中間の位置で終端しており、該可動
内壁は、該休止位置にて前記中間壁から最も離れた位置
となっていてもよい。
前記管部材が、前記可動内壁を貫通して延びており、
該可動内壁は、その休止位置にて前記中間壁に最も近接
した位置となり、この場合に前記管部材は、該可動内壁
とそれに隣接する前記端壁との間の中間位置で終端して
いるようにしてもよい。
該可動内壁は、その休止位置にて前記中間壁に最も近接
した位置となり、この場合に前記管部材は、該可動内壁
とそれに隣接する前記端壁との間の中間位置で終端して
いるようにしてもよい。
前記二つの可動内壁に封鎖的に固着され且つ軸線方向
に滑動可能な管状ハブをさらに備え、 該ハブの外面には前記固定中間壁が封鎖係合されてい
る場合において、 前記二つの可動内壁が、前記ハブの内部に設けられた
固定手段によって該ハブに取り付けられているようにし
てもよい。
に滑動可能な管状ハブをさらに備え、 該ハブの外面には前記固定中間壁が封鎖係合されてい
る場合において、 前記二つの可動内壁が、前記ハブの内部に設けられた
固定手段によって該ハブに取り付けられているようにし
てもよい。
前記可動内壁の一方が、第1の環状支持板を有してお
り、該支持板の半径方向内縁部から指が軸線にほぼ平行
に延びて前記ハブ内に入り込んでおり、前記可動内壁の
他方は、第2の環状支持板を有しており、該第2の環状
支持板の半径方向内縁部に前記指が固着されているよう
にしてもよい。
り、該支持板の半径方向内縁部から指が軸線にほぼ平行
に延びて前記ハブ内に入り込んでおり、前記可動内壁の
他方は、第2の環状支持板を有しており、該第2の環状
支持板の半径方向内縁部に前記指が固着されているよう
にしてもよい。
前記第1の支持板から延びている前記指が、ボルトに
よって、前記第2の支持板の半径方向内縁部に固着され
ているようにしてもよい。
よって、前記第2の支持板の半径方向内縁部に固着され
ているようにしてもよい。
前記二つの可動内壁のそれぞれが環状の弾性膜を有し
ており、該弾性膜の半径方向内縁部は、前記ハブと前記
支持板との共働によって両者間で軸線方向にクランプさ
れることにより、該ハブのそれぞれの環状端面に封鎖的
に固定されているようにしてもよい。
ており、該弾性膜の半径方向内縁部は、前記ハブと前記
支持板との共働によって両者間で軸線方向にクランプさ
れることにより、該ハブのそれぞれの環状端面に封鎖的
に固定されているようにしてもよい。
実施例 本発明を例示とした実施例並びに図面について説明す
る。
る。
第1図に示す作動装置は流体圧2段ブレーキ装置であ
り,空気圧倍力装置12,その制御弁14,液圧主ブレーキシ
リンダ16,これに取付けたブレーキ液用の貯留タンク18
から成る。
り,空気圧倍力装置12,その制御弁14,液圧主ブレーキシ
リンダ16,これに取付けたブレーキ液用の貯留タンク18
から成る。
倍力装置12はハウジング20を有し,ハウジングは前端
壁22,後端壁24,マントル26,中間壁28から組立てる。図
示の例では上述の部分はプレス成型板とする。前記壁22
と中間壁28との間,及び中間壁と後端壁24との間のスペ
ースは可動内壁30,32によって前部負圧室34,前部空気室
36,後部負圧室38,後部空気室40に分割される。
壁22,後端壁24,マントル26,中間壁28から組立てる。図
示の例では上述の部分はプレス成型板とする。前記壁22
と中間壁28との間,及び中間壁と後端壁24との間のスペ
ースは可動内壁30,32によって前部負圧室34,前部空気室
36,後部負圧室38,後部空気室40に分割される。
上述の前部後部とは通常の倍力装置12の車両の機関室
内の配置での前後であるが限定ではない。倍力装置12,
制御弁14,主ブレーキシリンダ16が図示の一体組合せで
はなくて分離した場合には,倍力装置12は車両内の所要
の位置に取付け得る。この分離配置はドイツ実用新案88
01182号に記載される。
内の配置での前後であるが限定ではない。倍力装置12,
制御弁14,主ブレーキシリンダ16が図示の一体組合せで
はなくて分離した場合には,倍力装置12は車両内の所要
の位置に取付け得る。この分離配置はドイツ実用新案88
01182号に記載される。
両端壁22,24は一対の連結ロッド42によって連結さ
れ,倍力装置12の軸線Aに平行とし,前部内壁30,中間
壁28,後部内壁32を貫通する。両連結ロッド42は軸線A
から等距離にあり,第1図では図示を簡単にするために
一方のみを示す。この連結ロッド42と関連部分は次に説
明する。他方の連結ロッド42は同様である。
れ,倍力装置12の軸線Aに平行とし,前部内壁30,中間
壁28,後部内壁32を貫通する。両連結ロッド42は軸線A
から等距離にあり,第1図では図示を簡単にするために
一方のみを示す。この連結ロッド42と関連部分は次に説
明する。他方の連結ロッド42は同様である。
連結ロッド42は前端部材44によって前端壁22に固着
し,前方に突出した部分を主ブレーキシリンダ16に固着
する。後端部材46は後端壁24に固着し後方に突出した部
分は全体の倍力装置12制御弁14主ブレーキシリンダ16タ
ンク18から成る構造物を車両の車体例えば隔壁に取付け
る。
し,前方に突出した部分を主ブレーキシリンダ16に固着
する。後端部材46は後端壁24に固着し後方に突出した部
分は全体の倍力装置12制御弁14主ブレーキシリンダ16タ
ンク18から成る構造物を車両の車体例えば隔壁に取付け
る。
第1図に示す中間壁28から後方に延長した管部材48は
連結ロッド42に一部を半径方向スペースで囲み,少なく
とも中間壁28と後部内壁32の中間まで延長する。管部材
48は図示の例では中間壁28を形成する板部材の深絞りに
よって形成する。第1図の例では管部材48は後部内壁32
を貫通して後端壁24の僅かに手前まで延長させる。
連結ロッド42に一部を半径方向スペースで囲み,少なく
とも中間壁28と後部内壁32の中間まで延長する。管部材
48は図示の例では中間壁28を形成する板部材の深絞りに
よって形成する。第1図の例では管部材48は後部内壁32
を貫通して後端壁24の僅かに手前まで延長させる。
連結ロッド42は前部ベローズ50と後部ベローズ52によ
って囲まれる。両ベローズ50,52は好適な例で襞付ベロ
ーズとする。前部ベローズ50の後端は前部内壁30に固着
する。後部ベローズ52の後端は後部内壁32に固着する。
前部ベローズ50の前端は直接連結ロッド42に滑動可能に
封鎖係合する。これによって前部内壁30は前部負圧室34
と前部空気室36とを分離する。後部ベローズ52は前端を
管部材48に滑動可能に封鎖係合し,後部負圧室38を後部
空気室40から分離する。
って囲まれる。両ベローズ50,52は好適な例で襞付ベロ
ーズとする。前部ベローズ50の後端は前部内壁30に固着
する。後部ベローズ52の後端は後部内壁32に固着する。
前部ベローズ50の前端は直接連結ロッド42に滑動可能に
封鎖係合する。これによって前部内壁30は前部負圧室34
と前部空気室36とを分離する。後部ベローズ52は前端を
管部材48に滑動可能に封鎖係合し,後部負圧室38を後部
空気室40から分離する。
制御弁14は通常の構成とし,図示の例では倍力装置12
と同心とし,部分的に倍力装置ハウジング20内に入った
弁ハウジング54を有する。弁ハウジング54の後部は倍力
装置ハウジング20から後方に突出する。同様に,主ブレ
ーキシリンダ16はシリンダハウジング56を有し,倍力装
置12と同心とし部分的にハウジング20内にあり,ハウジ
ング20から前方に突出する。弁ハウジング54は軸線方向
に滑動可能であり,シリンダハウジング56は倍力装置ハ
ウジング20に固着される。
と同心とし,部分的に倍力装置ハウジング20内に入った
弁ハウジング54を有する。弁ハウジング54の後部は倍力
装置ハウジング20から後方に突出する。同様に,主ブレ
ーキシリンダ16はシリンダハウジング56を有し,倍力装
置12と同心とし部分的にハウジング20内にあり,ハウジ
ング20から前方に突出する。弁ハウジング54は軸線方向
に滑動可能であり,シリンダハウジング56は倍力装置ハ
ウジング20に固着される。
弁ハウジング54とシリンダハウジング56との間に完全
に倍力装置ハウジング20内として,管状のハブ58を設
け,弁ハウジング54に僅かな軸線間隔として共に軸線方
向に滑動可能とする。固定の中間壁28はハブ58に対して
滑動リングパッキン60によって係合する。前部内壁30は
ハブ58の前端に固着し,後部内壁32は弁ハウジング54に
固着する。弁ハウジング54に鉤状のほぼ軸線に平行の前
方突出部62を有し,この後部はハブ58の内側段部64に係
合する。
に倍力装置ハウジング20内として,管状のハブ58を設
け,弁ハウジング54に僅かな軸線間隔として共に軸線方
向に滑動可能とする。固定の中間壁28はハブ58に対して
滑動リングパッキン60によって係合する。前部内壁30は
ハブ58の前端に固着し,後部内壁32は弁ハウジング54に
固着する。弁ハウジング54に鉤状のほぼ軸線に平行の前
方突出部62を有し,この後部はハブ58の内側段部64に係
合する。
個々の壁の上述の構成と封鎖によって,後部負圧室38
と後部空気室40との連通は制御弁14を介してのみ行い得
る。前部負圧室34は後部負圧室38に常に管状ハブ58のみ
によって連通する。前部空気室36は後部空気室40と常に
管部材48とベローズ52のみによって連通する。
と後部空気室40との連通は制御弁14を介してのみ行い得
る。前部負圧室34は後部負圧室38に常に管状ハブ58のみ
によって連通する。前部空気室36は後部空気室40と常に
管部材48とベローズ52のみによって連通する。
両負圧室34,38の一方は常に負圧源例えば内燃機関の
吸気管に連結される。後部空気室40は制御弁14の作動に
よってフィルタ66を経て外気に連通する。制御弁14は休
止位置でこの連通を遮断し後部空気室40を後部負圧室38
に連通させる。この結果,制御弁14の作動前は負圧が室
34,36,38,40全部に作用する。制御弁14の作動によって
外気を後部空気室40に導入し,ここから前部空気室36に
入る。後部空気室40と後部負圧室38との連通は遮断さ
れ,負圧室34,38には外気が流入しない。
吸気管に連結される。後部空気室40は制御弁14の作動に
よってフィルタ66を経て外気に連通する。制御弁14は休
止位置でこの連通を遮断し後部空気室40を後部負圧室38
に連通させる。この結果,制御弁14の作動前は負圧が室
34,36,38,40全部に作用する。制御弁14の作動によって
外気を後部空気室40に導入し,ここから前部空気室36に
入る。後部空気室40と後部負圧室38との連通は遮断さ
れ,負圧室34,38には外気が流入しない。
制御弁14,主ブレーキシリンダ16,タンク18の記述は省
略し,何れも既知の構成である。
略し,何れも既知の構成である。
第2図に示すブレーキ倍力装置は倍力装置ハウジング
の中間壁28とマントル26を合成樹脂の射出成形部品で一
体成形する。両連結ロッド42は第2図の上半部に示す例
では第1図と同様に中間壁28から後方に延長する管部材
48内を延長する。管部材48は中間壁28から後部可動内壁
32の中間まで延長し,第2図は休止位置を示す。内壁32
のベローズ52の前端は管部材48の後端に固着する。ブレ
ーキ作動に際して後部内壁32が第2図に点線で示す前端
位置となった時はベローズ52は管部材48上で反転する。
管部材48とベローズ52の目的は第2図の上半部の例では
第1図と同様であり,後部負圧室38に対して遮断され両
空気室36,40を常に連通させる。
の中間壁28とマントル26を合成樹脂の射出成形部品で一
体成形する。両連結ロッド42は第2図の上半部に示す例
では第1図と同様に中間壁28から後方に延長する管部材
48内を延長する。管部材48は中間壁28から後部可動内壁
32の中間まで延長し,第2図は休止位置を示す。内壁32
のベローズ52の前端は管部材48の後端に固着する。ブレ
ーキ作動に際して後部内壁32が第2図に点線で示す前端
位置となった時はベローズ52は管部材48上で反転する。
管部材48とベローズ52の目的は第2図の上半部の例では
第1図と同様であり,後部負圧室38に対して遮断され両
空気室36,40を常に連通させる。
第2図の下半部に示す連結ロッド42は管部材48内を半
径方向間隙で貫通する。管部材48は中間壁28から前方に
突出し,中間壁28と前端壁22との中間まで延長する。管
部材48の前端はベローズ50の前端を固着し,第1図及び
第2図の上半部に示す管部材48と同様に前部負圧室34と
前部空気室36とを分離する。前方に延長した管部材48は
両負圧室34,38間を常時連通させる。
径方向間隙で貫通する。管部材48は中間壁28から前方に
突出し,中間壁28と前端壁22との中間まで延長する。管
部材48の前端はベローズ50の前端を固着し,第1図及び
第2図の上半部に示す管部材48と同様に前部負圧室34と
前部空気室36とを分離する。前方に延長した管部材48は
両負圧室34,38間を常時連通させる。
両管部材48は一方は前方に他方は後方に延長するが,
共に中間壁28に一体に合成樹脂射出成形によって成型
し,共にマントル26の長さにほぼ等しい位置とする。
共に中間壁28に一体に合成樹脂射出成形によって成型
し,共にマントル26の長さにほぼ等しい位置とする。
第2図に示す実施例では管状バブ58による第1図に示
す両負圧室34,38間の連通路は不必要である。このた
め,ハブ58の内部は完全に主ブレーキシリンダによって
利用できる。第1図に示す構成とすることもできるが第
2図には示さない。制御弁14と主ブレーキシリンダ16の
間隔は最小に減少可能である。
す両負圧室34,38間の連通路は不必要である。このた
め,ハブ58の内部は完全に主ブレーキシリンダによって
利用できる。第1図に示す構成とすることもできるが第
2図には示さない。制御弁14と主ブレーキシリンダ16の
間隔は最小に減少可能である。
上述の実施例では襞付ベローズ50,52の少なくとも一
方を管部材48に固着し,管部材48は連結ロッド42を半径
方向スペースで囲むため大きな直径であり,比較的大き
な直径の襞付ベローズを使用する必要がある。このた
め,可動内壁30,32をハブ58に固着する所要スペースが
限定される。
方を管部材48に固着し,管部材48は連結ロッド42を半径
方向スペースで囲むため大きな直径であり,比較的大き
な直径の襞付ベローズを使用する必要がある。このた
め,可動内壁30,32をハブ58に固着する所要スペースが
限定される。
第2図に示す実施例は環状内壁30,32の内縁部をハブ5
8に固着する例を示す。第2図はハブ58と軸線方向に可
動の弁ハウジング54と一体に形成する。両内壁30,32は
通常の通り環状の弾性膜68,70を環状の剛性支持板72,74
と組合せる。支持板72の半径方向内縁部に指76を形成
し,管状ハブ58と同心に後方に延長する。支持板74の半
径方向内縁部に補強リング78を固着する。各指76は補強
リング78とボルト80によって固着し,ボルトはハブ58内
を封鎖して貫通する。
8に固着する例を示す。第2図はハブ58と軸線方向に可
動の弁ハウジング54と一体に形成する。両内壁30,32は
通常の通り環状の弾性膜68,70を環状の剛性支持板72,74
と組合せる。支持板72の半径方向内縁部に指76を形成
し,管状ハブ58と同心に後方に延長する。支持板74の半
径方向内縁部に補強リング78を固着する。各指76は補強
リング78とボルト80によって固着し,ボルトはハブ58内
を封鎖して貫通する。
第2図に示す補強リング78はボルト80用の内ねじを有
し,指76はボルト頭82によって取付ける。この構成を反
対とし,ボルト80を後から前にねじ込むこともできる。
可動内壁30,32の半径方向内縁部を同じ固定具によって
固定し,簡単に最小スペースでハブ58に固着できる。
し,指76はボルト頭82によって取付ける。この構成を反
対とし,ボルト80を後から前にねじ込むこともできる。
可動内壁30,32の半径方向内縁部を同じ固定具によって
固定し,簡単に最小スペースでハブ58に固着できる。
同じ固定具によって,膜68の半径方向内縁部をハブ58
の狭いリング状端面に保持される。膜70の半径方向内縁
部は補強リング78と支持板74との間に介挿し,これによ
ってハブ58の環状後部端面に固着される。
の狭いリング状端面に保持される。膜70の半径方向内縁
部は補強リング78と支持板74との間に介挿し,これによ
ってハブ58の環状後部端面に固着される。
本発明によれば、倍力装置ハウジングの一方の端壁か
ら他方の端壁まで延びる連結ロッドと、該連結ロッドが
貫通する管部材との間に環状の間隙が形成されており、
また該管部材は、固定中間壁から一方の端壁に向かって
延び、該一方の端壁の手前で終端し、該一方の端壁との
間に間隙を形成しているので、これらの間隙が、固定中
間壁の両側にある二つの室どうしの間を連結する流通連
結部の流路を形成することができる。したがって、かか
る流通連結部を確保するために連結ロッドや管部材に特
別な機械加工(段部を設ける、横孔をあける等)を施す
必要がない。よって、製造コストおよび組み立てコスト
も低減される。
ら他方の端壁まで延びる連結ロッドと、該連結ロッドが
貫通する管部材との間に環状の間隙が形成されており、
また該管部材は、固定中間壁から一方の端壁に向かって
延び、該一方の端壁の手前で終端し、該一方の端壁との
間に間隙を形成しているので、これらの間隙が、固定中
間壁の両側にある二つの室どうしの間を連結する流通連
結部の流路を形成することができる。したがって、かか
る流通連結部を確保するために連結ロッドや管部材に特
別な機械加工(段部を設ける、横孔をあける等)を施す
必要がない。よって、製造コストおよび組み立てコスト
も低減される。
第1図は車両ブレーキ装置の作動装置の縦断面図,第2
図は他の実施例による空気圧倍力装置の縦断面図であ
る。 12……空気圧倍力装置、14……制御弁 16……主ブレーキシリンダ、18……液タンク 20……倍力装置ハウジング、22……前端壁 24……後端壁、26……マントル、28……中間壁 30,32……内壁、34,38……負圧室、36,40……空気室 42……連結ロッド、48……管部材、50,52……ベローズ 54……弁ハウジング、56……シリンダハウジング 58……ハブ、66……フィルタ、68,70……膜 72,74……支持板、76……指、78……補強リング 80……ボルト
図は他の実施例による空気圧倍力装置の縦断面図であ
る。 12……空気圧倍力装置、14……制御弁 16……主ブレーキシリンダ、18……液タンク 20……倍力装置ハウジング、22……前端壁 24……後端壁、26……マントル、28……中間壁 30,32……内壁、34,38……負圧室、36,40……空気室 42……連結ロッド、48……管部材、50,52……ベローズ 54……弁ハウジング、56……シリンダハウジング 58……ハブ、66……フィルタ、68,70……膜 72,74……支持板、76……指、78……補強リング 80……ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン・グリーン イギリス国グウェント,ニューポート, セント・マームス・クレッセント 45 (56)参考文献 特開 昭59−114151(JP,A) 特開 昭56−21950(JP,A) 特開 昭56−131452(JP,A) 特開 昭54−158582(JP,A)
Claims (10)
- 【請求項1】液圧車両ブレーキ装置用のタンデム型空気
圧倍力装置であって、 二つの端壁(22、24)および固定中間壁(28)を有する
倍力装置ハウジング(20)を備え、 前記固定中間壁(28)の両側のそれぞれにおいて前記倍
力装置ハウジング(20)内の内部空間を二つずつの室
(34、36;38、40)に分割する二つの可動内壁(30、3
2)をさらに備え、 これらの室(34、36;38、40)は各々異なる圧力源に連
結可能とされており、 前記固定中間壁(28)の両側にある二つの室どうし(3
4、38;36、40)の間を連結する流通連結部をさらに備
え、 該流通連結部により連結される二つの室は残りの室の一
方(36;38)によって分離されており、 前記端壁の一方(22)から前記中間壁(28)および前記
二つの内壁(30、32)を貫通して前記端壁の他方(24)
まで延びる連結ロッド(42)をさらに備え、 該連結ロッド(42)を囲み、且つ、前記流通連結部の少
なくとも一つの構成部分となる袋状のベローズ(50、5
2)をさらに備える、空気圧倍圧装置において、 前記連結ロッド(42)の少なくとも一つが、前記中間壁
(28)に封鎖的に固着された管部材(48)を貫通して延
びており、 該管部材(48)と前記連結ロッド(42)との間には環状
の間隙が形成されており、 該管部材(48)は、前記中間壁(28)から前記端壁(2
2、24)の一方に向かう方向に突出して延び、該一方の
端壁の手前で終端し、該一方の端壁との間に間隙を形成
しており、 また、前記管部材(48)は、前記一方の端壁(22または
24)に隣接する方の前記可動内壁(30または32)に対し
て、袋状のベローズ(50又は52)によって封鎖的に連結
されており、 該ベローズと前記管部材(48)とが前記流通連結部の一
つを形成している、 車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置。 - 【請求項2】前記管部材(48)が、前記固定中間壁(2
8)と一体に成形されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】前記ベローズ(52)が襞付ベローズであ
り、一端部が前記管部材(48)上に滑動可能に係合して
いる、請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】前記ベローズ(52)が管状ベローズであ
り、一端部が前記管部材(48)に固着されている、請求
項1又は2記載の装置。 - 【請求項5】前記管部材(48)が、前記中間壁(28)か
ら延びて前記可動内壁(32)の休止位置までのほぼ中間
の位置で終端しており、該可動内壁(32)は、該休止位
置にて前記中間壁(28)から最も離れた位置となってい
る、請求項1ないし4のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項6】前記管部材(48)が、前記可動内壁(30)
を貫通して延びており、該可動内壁(30)は、その休止
位置にて前記中間壁(28)に最も近接した位置となり、
この場合に前記管部材(48)は、該可動内壁(30)とそ
れに隣接する前記端壁(22)との間の中間位置で終端し
ている、請求項1ないし4のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項7】前記二つの可動内壁(30、32)に封鎖的に
固着され且つ軸線方向に滑動可能な管状ハブ(58)をさ
らに備え、 該ハブ(58)の外面には前記固定中間壁(28)が封鎖係
合されている場合において、 前記二つの可動内壁(30、32)が、前記ハブ(58)の内
部に設けられた固定手段(76、80)によって該ハブ(5
8)に取り付けられている、請求項1ないし6のいずれ
か1項記載の装置。 - 【請求項8】前記可動内壁の一方(30)が、第1の環状
支持板(72)を有しており、該支持板(72)の半径方向
内縁部から指(76)が軸線にほぼ平行に延びて前記ハブ
(58)内に入り込んでおり、前記可動内壁の他方(32)
は、第2の環状支持板(74)を有しており、該第2の環
状支持板(74)の半径方向内縁部に前記指(76)が固着
されている、請求項7記載の装置。 - 【請求項9】前記第1の支持板(72)から延びている前
記指(76)が、ボルト(80)によって、前記第2の支持
板(74)の半径方向内縁部に固着されている、請求項8
記載の装置。 - 【請求項10】前記二つの可動内壁(30、32)のそれぞ
れが環状の弾性膜(68、70)を有しており、該弾性膜
(68、70)の半径方向内縁部は、前記ハブ(58)と前記
支持板(72、74)との共働によって両者間で軸線方向に
クランプされることにより、該ハブ(58)のそれぞれの
環状端面に封鎖的に固定されている、請求項(9)記載
の装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB888802598A GB8802598D0 (en) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | Brake tandem servo booster |
DE8801464.9 | 1988-02-05 | ||
GB8802598 | 1988-02-05 | ||
GB8801464.9 | 1988-02-05 | ||
DE8801464U DE8801464U1 (de) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | Pneumatischer Kraftverstärker in Tandembauweise, insbesondere für hydraulische Fahrzeug-Bremsanlagen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026261A JPH026261A (ja) | 1990-01-10 |
JP2739875B2 true JP2739875B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=25952671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1025624A Expired - Fee Related JP2739875B2 (ja) | 1988-02-05 | 1989-02-03 | 車両ブレーキ装置用空気圧倍力装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0327997B1 (ja) |
JP (1) | JP2739875B2 (ja) |
BR (1) | BR8900528A (ja) |
DE (1) | DE58904817D1 (ja) |
ES (1) | ES2042815T3 (ja) |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
JPH0542946Y2 (ja) * | 1989-08-11 | 1993-10-28 | ||
FR2727921A1 (fr) * | 1994-12-09 | 1996-06-14 | Alliedsignal Europ Services | Servomoteur pneumatique d'assistance au freinage |
US5878650A (en) * | 1997-05-21 | 1999-03-09 | General Motors Corporation | Power booster sealing mechanism |
DE19832357A1 (de) | 1998-07-20 | 2000-01-27 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Pneumatischer Kraftverstärker in Tandembauweise |
DE10136379C1 (de) * | 2001-07-26 | 2002-12-05 | Lucas Automotive Gmbh | Unterdruckbremskraftverstärker mit vereinfachter Montage |
DE10256366B4 (de) * | 2002-12-03 | 2004-10-28 | Lucas Automotive Gmbh | Bremskraftverstärker |
DE10302780B4 (de) * | 2003-01-24 | 2008-04-24 | Lucas Automotive Gmbh | Ventilelement für ein Steuerventil eines Bremskraftverstärkers, Bremskraftverstärker und Verfahren zur Herstellung eines Ventilelements |
DE102007013074A1 (de) | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Lucas Automotive Gmbh | Wegbegrenzungsorgan in einer Bremskraftverstärkungseinrichtung und Bremskraftverstärkungseinrichtung |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1056020A (en) * | 1964-12-07 | 1967-01-25 | Bendix Corp | Fluid pressure servomotor |
DE1555763A1 (de) * | 1966-02-01 | 1969-06-12 | Ernst Heinkel Ag | Pneumatisch-hydraulische Mehrkammer-Hilfskraftvorrichtung mit hydraulischem Mehrkammer-Zylinder |
ZA795365B (en) * | 1978-10-18 | 1980-09-24 | Lucas Industries Ltd | Master cylinder assemblies for vehicle braking systems |
DE2918914A1 (de) * | 1979-05-10 | 1980-12-11 | Teves Gmbh Alfred | Bremskraftverstaerker |
JPS59114151A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-07-02 | Aisin Seiki Co Ltd | タンデム型ブレ−キ倍力装置 |
JPS60125271U (ja) * | 1984-02-02 | 1985-08-23 | アイシン精機株式会社 | タンデム型倍力装置 |
-
1989
- 1989-02-03 ES ES89101928T patent/ES2042815T3/es not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-03 BR BR898900528A patent/BR8900528A/pt unknown
- 1989-02-03 JP JP1025624A patent/JP2739875B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-03 DE DE8989101928T patent/DE58904817D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-03 EP EP89101928A patent/EP0327997B1/de not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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JPH026261A (ja) | 1990-01-10 |
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DE58904817D1 (de) | 1993-08-05 |
BR8900528A (pt) | 1989-10-03 |
EP0327997B1 (de) | 1993-06-30 |
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