JP2737765B2 - 排他制御方式 - Google Patents

排他制御方式

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JP2737765B2
JP2737765B2 JP7097185A JP9718595A JP2737765B2 JP 2737765 B2 JP2737765 B2 JP 2737765B2 JP 7097185 A JP7097185 A JP 7097185A JP 9718595 A JP9718595 A JP 9718595A JP 2737765 B2 JP2737765 B2 JP 2737765B2
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management table
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正明 鈴木
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数の伝送装
置によって構成される情報伝送システムを監視・制御す
るネットワーク管理システムにおいて、階層化されたネ
ットワークの構成要素のうち、マネージャから指示を受
けて、エージェントが、伝送パスの管理オブジェクトが
包含する回線の管理オブジェクトを生成・削除するとき
の排他制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数マネージャが、単一のエージェント
に対して管理オブジェクトの操作を依頼するマルチマネ
ージャ環境において、従来方式によれば、管理テーブル
の各該当領域毎にロック中またはロック解除中を示すロ
ック状態表示フラグを設け、エージェントが管理オブジ
ェクトの生成または削除処理を行う時は、管理テーブル
の該当領域に値を設定する前に、まず各該当領域のロッ
ク状態をロック解除中からロック中に変更した後で目的
の値に設定する、という方式を採用している場合が多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
れば、管理オブジェクトの生成または削除に伴う管理テ
ーブルの値更新を行うためには、必ずロック状態の問い
合わせ処理が必要になり、管理テーブルの領域多数の値
を書き換える処理を伴う管理オブジェクトを生成または
削除する場合は、マネージャとエージェント間における
メッセージの授受が増加して伝送効率が低下し、またマ
ネージャ、エージェントのいずれにおいても処理の効率
が悪く、またロック状態保持のためにディスクおよびメ
モリ等のシステム資源を余分に必要とするという欠点が
あった。
【0004】本発明の課題は、マネージャからエージェ
ントを経由した、管理テーブルに対するロック状態の設
定及びそれに伴う管理テーブルに対する値の設定処理が
不要であり、従って、ロック状態保持のためのメモリ等
のシステム資源を余分に必要としない排他制御方式を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、管理対
象の管理操作を行う複数のマネージャと、前記複数のマ
ネージャの管理対象である管理オブジェクトを収容する
管理情報ベースと、前記複数のマネージャから指示され
た管理操作を代行し、前記管理情報ベースにアクセスす
るエージェントとを、備え、前記複数のマネージャが単
一の前記エージェントに対して管理オブジェクトの操作
を依頼するマルチマネージャ環境のネットワーク管理シ
ステムにおいて、前記管理情報ベースは、管理オブジェ
クトの生成に必要な資源の利用状態を管理するため、管
理オブジェクトの生成に必要な資源に対応する領域に一
値が設定されているときは、対応する資源が利用可能で
あり、他値が設定されるときは、対応する資源が利用不
可能であることを示す管理テーブルを有し、前記エージ
ェントは、この管理テーブルによって、管理オブジェク
トによって占有された資源の状態を管理し、前記複数の
マネージャの各々は、前記管理テーブルの内容と同一の
内容の管理テーブルコピーを有し、前記エージェント
は、前記複数のマネージャの一方からの指示に基づいて
管理オブジェクトの生成を行うときは、前記管理オブジ
ェクトの生成に必要な資源に対応する前記管理テーブル
の領域が一個の場合は、前記管理テーブルの当該領域へ
の前記他値の書き込み操作を行い、これによって当該領
域の値の変更が行われた場合は、当該領域に他のマネー
ジャからの先行アクセスがないと判断して、対応する管
理オブジェクト生成を実行し、かつ、管理オブジェクト
の生成操作が終了した時点で、要求元のマネージャに管
理オブジェクト生成の成功を通知すると共に、各マネー
ジャが所有する管理テーブルコピーをエージェントが有
する管理テーブルと一致させ、当該領域への前記他値の
前記書き込み操作を行っても、当該領域の値の変更が行
われなかった場合は、当該領域に他のマネージャからの
先行アクセスが行われていると判断して、処理を中断す
ることを特徴とする排他制御方式が得られる。
【0006】ここで、前記エージェントは、当該領域へ
の前記他値の前記書き込み操作を行っても、当該領域の
値の変更が行われなかった場合は、当該領域に他のマネ
ージャからの先行アクセスが行われていると判断して、
処理を中断すると共に、要求元のマネージャに管理オブ
ジェクト生成の失敗を通知する。
【0007】更に本発明によれば、管理対象の管理操作
を行う複数のマネージャと、前記複数のマネージャの管
理対象である管理オブジェクトを収容する管理情報ベー
スと、前記複数のマネージャから指示された管理操作を
代行し、前記管理情報ベースにアクセスするエージェン
トとを、備え、前記複数のマネージャが単一の前記エー
ジェントに対して管理オブジェクトの操作を依頼するマ
ルチマネージャ環境のネットワーク管理システムにおい
て、前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に
必要な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェク
トの生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定され
ているときは、対応する資源が利用可能であり、他値が
設定されるときは、対応する資源が利用不可能であるこ
とを示す管理テーブルを有し、前記エージェントは、こ
の管理テーブルによって、管理オブジェクトによって占
有された資源の状態を管理し、前記複数のマネージャの
各々は、前記管理テーブルの内容と同一の内容の管理テ
ーブルコピーを有し、前記エージェントは、前記複数の
マネージャの一方からの指示に基づいて管理オブジェク
トの生成を行うときは、前記管理オブジェクトの生成に
必要な資源に対応する前記管理テーブルの領域がN(2
以上の整数)個の場合は、前記管理テーブルの当該N個
の領域の各々への前記他値の書き込み操作を行い、これ
によって当該N個の領域の各々の値の変更が行われてい
る限り、当該N個の領域の各々に他のマネージャからの
先行アクセスがないと判断して、当該N個の領域の次の
一つへの前記他値の書き込み操作を行い、これによって
当該N個の領域の全ての値の変更が行われた場合は、対
応する管理オブジェクト生成を実行し、かつ、管理オブ
ジェクトの生成操作が終了した時点で、要求元のマネー
ジャに管理オブジェクト生成の成功を通知すると共に、
各マネージャが所有する管理テーブルコピーをエージェ
ントが有する管理テーブルと一致させ、当該N個の領域
の各々への前記他値の前記書き込み操作を行っても、当
該N個の領域の各々の値の変更が行われなかった場合
は、当該N個の領域の各々に他のマネージャからの先行
アクセスが行われていると判断して、処理を中断するこ
とを特徴とする排他制御方式が得られる。
【0008】ここで、前記エージェントは、当該N個の
領域への前記他値の前記書き込み操作を行っても、当該
N個の領域の各々の値の変更が行われなかった場合は、
当該N個の領域の各々に他のマネージャからの先行アク
セスが行われていると判断して、処理を中断すると共
に、既に値の変更を行った各領域の値を元に戻し、要求
元のマネージャに管理オブジェクト生成の失敗を通知す
る。
【0009】また本発明によれば、管理対象の管理操作
を行う複数のマネージャと、前記複数のマネージャの管
理対象である管理オブジェクトを収容する管理情報ベー
スと、前記複数のマネージャから指示された管理操作を
代行し、前記管理情報ベースにアクセスするエージェン
トとを、備え、前記複数のマネージャが単一の前記エー
ジェントに対して管理オブジェクトの操作を依頼するマ
ルチマネージャ環境のネットワーク管理システムにおい
て、前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に
必要な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェク
トの生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定され
ているときは、対応する資源が利用可能であり、他値が
設定されるときは、対応する資源が利用不可能であるこ
とを示す管理テーブルを有し、前記エージェントは、こ
の管理テーブルによって、管理オブジェクトによって占
有された資源の状態を管理し、前記複数のマネージャの
各々は、前記管理テーブルの内容と同一の内容の管理テ
ーブルコピーを有し、前記エージェントは、前記複数の
マネージャの一方からの指示に基づいて管理オブジェク
トの削除を行うときは、前記管理オブジェクトの削除に
必要な資源に対応する前記管理テーブルの領域が一個の
場合は、前記管理テーブルの当該領域への前記一値の書
き込み操作を行い、これによって当該領域の値の変更が
行われた場合は、当該領域に他のマネージャからの先行
アクセスがないと判断して、対応する管理オブジェクト
削除を実行し、かつ、管理オブジェクトの削除操作が終
了した時点で、要求元のマネージャに管理オブジェクト
削除の成功を通知すると共に、各マネージャが所有する
管理テーブルコピーをエージェントが有する管理テーブ
ルと一致させ、当該領域への前記一値の前記書き込み操
作を行っても、当該領域の値の変更が行われなかった場
合は、当該領域に他のマネージャからの先行アクセスが
行われていると判断して、処理を中断することを特徴と
する排他制御方式が得られる。
【0010】ここで、前記エージェントは、当該領域へ
の前記一値の前記書き込み操作を行っても、当該領域の
値の変更が行われなかった場合は、当該領域に他のマネ
ージャからの先行アクセスが行われていると判断して、
処理を中断すると共に、要求元のマネージャに管理オブ
ジェクト削除の失敗を通知する。
【0011】更に本発明によれば、管理対象の管理操作
を行う複数のマネージャと、前記複数のマネージャの管
理対象である管理オブジェクトを収容する管理情報ベー
スと、前記複数のマネージャから指示された管理操作を
代行し、前記管理情報ベースにアクセスするエージェン
トとを、備え、前記複数のマネージャが単一の前記エー
ジェントに対して管理オブジェクトの操作を依頼するマ
ルチマネージャ環境のネットワーク管理システムにおい
て、前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に
必要な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェク
トの生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定され
ているときは、対応する資源が利用可能であり、他値が
設定されるときは、対応する資源が利用不可能であるこ
とを示す管理テーブルを有し、前記エージェントは、こ
の管理テーブルによって、管理オブジェクトによって占
有された資源の状態を管理し、前記複数のマネージャの
各々は、前記管理テーブルの内容と同一の内容の管理テ
ーブルコピーを有し、前記エージェントは、前記複数の
マネージャの一方からの指示に基づいて管理オブジェク
トの削除を行うときは、前記管理オブジェクトの削除に
必要な資源に対応する前記管理テーブルの領域がN(2
以上の整数)個の場合は、前記管理テーブルの当該N個
の領域の各々への前記一値の書き込み操作を行い、これ
によって当該N個の領域の各々の値の変更が行われてい
る限り、当該N個の領域の各々に他のマネージャからの
先行アクセスがないと判断して、当該N個の領域の次の
一つへの前記一値の書き込み操作を行い、これによって
当該N個の領域の全ての値の変更が行われた場合は、対
応する管理オブジェクト削除を実行し、かつ、管理オブ
ジェクトの削除操作が終了した時点で、要求元のマネー
ジャに管理オブジェクト削除の成功を通知すると共に、
各マネージャが所有する管理テーブルコピーをエージェ
ントが有する管理テーブルと一致させ、当該N個の領域
の各々への前記一値の前記書き込み操作を行っても、当
該N個の領域の各々の値の変更が行われなかった場合
は、当該N個の領域の各々に他のマネージャからの先行
アクセスが行われていると判断して、処理を中断するこ
とを特徴とする排他制御方式が得られる。
【0012】ここで、前記エージェントは、当該N個の
領域への前記一値の前記書き込み操作を行っても、当該
N個の領域の各々の値の変更が行われなかった場合は、
当該N個の領域の各々に他のマネージャからの先行アク
セスが行われていると判断して、処理を中断すると共
に、既に値の変更を行った各領域の値を元に戻し、要求
元のマネージャに管理オブジェクト削除の失敗を通知す
る。
【0013】
【作用】上述のように、本発明では、管理テーブルの各
領域に対応したロック状態表示フラグを設けることはせ
ず、あるマネージャからの指示に基づいてエージェント
が管理オブジェクトを生成する時、まず、管理テーブル
の該当領域に前記他値(例えば、値1)を書き込む操作
を行い、このとき、書き込む先の値が前記一値(例え
ば、値0)であり、該当領域の値の変更が行われた場合
は、他のマネージャからのアクセスがないと判断して処
理を継続し、書き込む先の値が前記他値(例えば、値
1)であり、該当領域の値の変更が行われなかった場合
は、他のマネージャからの先行アクセスが行われている
と判断して処理を中断する。
【0014】これにより、マネージャが、ロック状態表
示フラグおよび管理テーブルに収容されている値を逐一
問い合わせて確認した後に、改めて該当する管理オブジ
ェクトの生成依頼をエージェントに対し発行する必要は
なくなり、マネージャとエージェント間における伝送処
理効率が高まる。
【0015】同様に、あるマネージャからの指示に基づ
いてエージェントが管理オブジェクトを削除する時、管
理テーブルの該当領域に前記一値(例えば、値0)を書
き込む操作を行い、このとき、書き込む先の値が前記他
値(例えば、値1)であり、該当領域の値の変更が行わ
れた場合は、他のマネージャからのアクセスがないと判
断して処理を継続し、書き込む先の値が前記一値(例え
ば、値0)であり、該当領域の値の変更が行われなかっ
た場合は、他のマネージャからの先行アクセスが行われ
ていると判断して処理を中断する。
【0016】管理オブジェクト生成時と同じように、伝
送効率および処理効率の向上が可能となる。
【0017】一管理オブジェクトに対応した該当領域が
複数存在する場合、エージェントは上記の処理を複数回
繰り返し、管理テーブルが保持する値の書き換え処理が
全て間断なく終了した時点で、対応する管理オブジェク
トの生成または削除を行い、本処理が正常に完了した時
点で、管理オブジェクトの生成または削除処理の成功を
要求元マネージャに通知する。
【0018】これにより、一管理オブジェクトを生成す
る場合に複数の管理テーブル領域を書き換えるケースに
も対応可能である。
【0019】エージェントによる書き換え処理の途中
で、他のマネージャからの先行アクセスに伴う中断を強
いられた場合は、既に設定した各領域の値を元に戻し、
管理オブジェクト生成または削除処理の失敗を要求元の
マネージャに通知する。
【0020】これにより、管理テーブルと管理オブジェ
クトの生成・削除状態の一貫性が確保される。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明が適用されるネ
ットワーク管理システムは、各々がワークステーション
からなるマネージャ1及び2と、管理情報ベース (MIB:
management information base)3及びエージェント4を
有する仲介装置 (MD:mediation device)5と、伝送装置
(NE:network element)6とを有する。このネットワーク
管理システムは、ネットワークを管理する主体であるマ
ネージャ1及び2としてのワークステーションが2台存
在し、2台のマネージャ1及び2が1台のエージェント
4を含む仲介装置5に対してアクセスするマルチマネー
ジャ環境を想定している。エージェント4は、管理情報
ベース3に収容する管理オブジェクト(MO:management o
bject)7に対して、マネージャ1又は2からの要求に沿
った操作を行う。また、管理情報ベース3には管理テー
ブル8が収容されている。
【0023】尚、図示の例では、エージェント4及び管
理情報ベース3は仲介装置5に配備したが、エージェン
ト4及び管理情報ベース3は必ずしも仲介装置5に存在
する必要はなく、例えば、伝送装置6に配備しても良
い。
【0024】図2を参照すると、管理オブジェクト及び
管理テーブル8が示されている。管理オブジェクトは管
理オブジェクト7−1〜7−5の集合体である。管理テ
ーブル8においては、該当領域が値1である場合はタイ
ムスロット(TS)が既に占有されていることを示し、
該当領域が値0である場合はタイムスロットがまだ空き
であることを示す。
【0025】この管理テーブル8は、例えば専用線ネッ
トワークを構成する伝送装置における伝送パスが有する
タイムスロット(TS)の占有テーブルを例示してい
る。即ち、この管理テーブル8は、図3に示した1.5
Mbpsパスに64Kbps回線を複数収容する場合を
想定し、1.5Mbpsパスが所有する管理テーブルを
例示している。この場合、管理テーブル8は、1.5M
bpsパスが収容する64Kbps回線の状況(即ち、
タイムスロットの占有状況)を管理している。
【0026】図2及び図3において、1.5Mbpsの
伝送パスは、64Kbps単位のタイムスロットをTS
1〜TS24の24単位有しており、例えば、TS1で
64Kbps回線、TS2〜TS7で384Kbps回
線、TS8で64Kbps回線、TS18〜TS20で
192Kbps回線、TS21〜TS23で192Kb
ps回線を収容する。
【0027】仮に、192Kbps回線を管理するため
の管理オブジェクト7−4或いは7−5を管理情報ベー
ス3(図1)に生成する場合は、回線収容元の1.5M
bpsパスの管理テーブル8において、3タイムスロッ
ト(TS18〜TS20或いはTS21〜TS23)分
の管理テーブル領域に値1を設定してから、対応する目
的の管理オブジェクト7−4(MO4)或いは7−5
(MO5)を生成することになる。同様に、64Kbp
s回線、384Kbps回線、及び64Kbps回線を
管理するための管理オブジェクト7−1(MO1)、7
−2(MO2)、及び7−3(MO3)を管理情報ベー
ス3に生成する場合は、管理テーブル8において、タイ
ムスロットTS1、TS2〜TS7、及びTS8の管理
テーブル領域に値1を設定してから、対応する目的の管
理オブジェクト7−1、7−2、及び7−3を生成する
ことになる。
【0028】図4は図1のネットワーク管理システムの
本発明にかかわる要部を抽出した図である。図の通り、
複数のマネージャ1及び2は、それぞれ、管理情報ベー
ス3ないの管理テーブルのコピーを有しており、管理オ
ブジェクト7の生成・削除に関する要求は、マネージャ
1及び2の各々が有する管理テーブルのコピーの内容に
従って発行する。
【0029】管理テーブル8は、システム内でマスタと
して位置づけられ、全てのマネージャ1及び2から発行
された要求は、必ずこの管理テーブル8に反映されるの
が前提である。
【0030】ここでは、図5に示すように、管理テーブ
ル8の領域をx1〜x24とし、また、領域x1〜x2
4の各々が値0に設定されているものとする。以下に説
明するシーケンスでは、マネージャ1からタイムスロッ
トTS24(図2)の位置に64Kbps(64Kbp
s×1)回線を設定し、マネージャ1からの指示に遅れ
てマネージャ2からタイムスロットTS1〜TS24を
占有する1.5Mbps回線(64Kbps×24回
線)を設定するものとする。
【0031】まず、上述の従来方式を図7に従って説明
する。
【0032】マネージャ1が、自らが有する管理テーブ
ルのコピーを参照し、全てのタイムスロットTSが空い
ているものと認識する。従来方式では、次にマネージャ
1が、タイムスロットTS24を確保するために、x2
4の領域をロックする要求をエージェントに対して発行
する。
【0033】エージェントは、要求に従って、領域x2
4をロックし、正常に処理したことを、マネージャ1に
応答する。
【0034】本応答を受けて、マネージャ1は、管理オ
ブジェクト(M0)を生成するための準備として、管理
テーブルの内容を「x24(タイムスロットTS24に
相当する領域)=1」とする要求をエージェントに送出
する。
【0035】エージェントは、これを受けて、該当領域
に1を設定しようとするが、このとき、管理テーブルの
該当領域は0となっているので、他のマネージャーから
のアクセスはないと判断し、要求通りに該当領域に値1
を設定する。
【0036】マネージャ1は、この資源の確保が正常に
実行されたことをエージェントから通知され、次に、6
4Kbps回線の管理オブジェクト(M0)を生成する
ために、管理オブジェクト生成要求をエージェントに送
信する。
【0037】この後、マネージャ1の挙動とは独立に、
マネージャ2が、自らが有する管理テーブルのコピーを
参照し、全てのタイムスロットTSが空いているものと
認識した後、タイムスロットTS1〜24を使用する
1.5Mbps回線の管理オブジェクト(M0)を生成
するために、それぞれについて順次ロックし、その後、
順次、値1を設定するという操作を繰り返す。
【0038】エージェントは、これを受けて、タイムス
ロットTS1に相当する領域x1から領域x24に対し
て、まず全てをロックした後、全てのロックが完了した
時点で、値1の設定を行おうとする。
【0039】領域x1から領域x23までは、ロックさ
れていないので、他のマネージャからのアクセスはない
と判断するが、領域x24は、既にマネージャ1からの
資源確保動作によって、ロックされているため、他マネ
ージャからのアクセスがあるものと認識し、ここで処理
を中断する。
【0040】即ち、マネージャ2からの要求は、資源の
確保ができないために、実行不可能と認識する。
【0041】この後、エージェントは、領域x1〜x2
3に対して、全てのロックを解除する。これにより、管
理テーブルはマネージャ2の要求が発生する前の状態に
戻る。
【0042】さらに、エージェントから通知された、資
源確保失敗通知により、マネージャ2は、自らの要求が
異常終了したことを知る。
【0043】この後、さらに時間が経過し、マネージャ
1から発行された管理オブジェクト生成要求がエージェ
ント以下の処理において正常に終了した時点で、エージ
ェントからマネージャ1に対して管理オブジェクト(M
O))が正常に生成された旨を通知するメッセージが送
信され、マネージャ1は、自らが発行した要求が正常に
終了したことを認識する。
【0044】以上の通り、従来方式では、マネージャか
ら管理テーブル(MO)の該当領域に対して、逐一ロッ
クを行って、他マネージャからのアクセスに対してガー
ドをかけた後に、管理テーブルに値を書き込み、全ての
資源(この場合は、収容元パスのタイムスロットTS)
が確保できた時点で、管理オブジェクト(OS)の生成
要求を送出するため、マネージャとエージェント間の伝
送効率および、マネージャ・エージェントにおける処理
効率が悪いという欠点がある。
【0045】特に、管理テーブルにおいて、複数領域を
確保する必要がある管理オブジェクト(MO)を生成す
る必要がある場合は、問題が大きい。
【0046】次に、本発明の一実施例による方式に従っ
たシーケンス例を図6を使って説明する。
【0047】まず、マネージャ1が、自らが有する管理
テーブルのコピーを参照し、全てのタイムスロットTS
が空いているものと認識する。本方式では、次にマネー
ジャ1が、タイムスロットTS24を確保するために、
管理テーブルの内容を「x24(タイムスロットTS2
4に相当する領域)=1」とする要求をエージェントに
送出する。
【0048】エージェントは、これを受けて、該当領域
に1を設定しようとするが、このとき、管理テーブルの
該当領域は0となっているので、他のマネージャからア
クセスはないと判断し、要求通りに該当領域に値1を設
定する。
【0049】マネージャ1は、この資源の確保が正常に
実行されたことをエージェントから通知され、次に、6
4Kbps回線の管理オブジェクト(MO)を生成する
ために、管理オブジェクト生成要求をエージェントに送
信する。
【0050】この後、マネージャ1の挙動とは独立に、
マネージャ2が、自ら有する管理テーブルのコピーを参
照し、全てのタイムスロットTSが空いているものと認
識した後、タイムスロットTS1〜24を確保するため
に、管理テーブル内容を「x1〜x24(タイムスロッ
トTS1〜TS24に相当する領域)=1」とする要求
をエージェントに送出する。
【0051】エージェントは、これを受けて、タイムス
ロットTS1に相当する領域x1から順番に、該当領域
に1を設定しようとするが、領域x1から領域x23ま
では、管理テーブルの該当領域は0となっているので、
他のマネージャからのアクセスはないと判断し、要求通
りに該当領域に値1を設定する。
【0052】しかし、領域x24は、既にマネージャ1
からの資源確保動作によって、値1に設定されているた
め、他マネージャからのアクセスがあるものと認識し、
ここで処理を中断する。
【0053】即ち、マネージャ2からの要求は、資源の
確保ができないために、実行不可能と認識する。
【0054】エージェントは、管理テーブルの状態を元
に戻すため、タイムスロットTS1に相当する領域x1
から順番に、該当領域に0を設定する。これにより、領
域x1から領域x23までは、全てエージェントから0
に設定戻され、管理テーブルはマネージャ2の要求が発
生する前の状態に戻る。
【0055】さらに、エージェントから通知された、資
源確保失敗通知により、マネージャ2は、自らの要求が
異常終了したことを知る。
【0056】この後、さらに時間が経過し、マネージャ
1から発行された管理オブジェクト生成要求が、エージ
ェント以下の処理において正常に終了した時点で、エー
ジェントからマネージャ1に対して管理オブジェクト
(MO)が正常に生成された旨を通知するメッセージが
送信され、マネージャ1は、自ら発行した要求が正常に
終了したことを認識する。
【0057】このように、従来方式と比較して、本方式
では効率的な処理が可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マネージ
ャからエージェントを経由した、管理テーブルに対する
ロック状態の設定及びそれに伴う管理テーブルに対する
値の設定処理が不要となるため、管理テーブルの領域多
数の値を書き換える処理を伴う管理オブジェクトを生成
する場合においても、処理の効率が悪化せず、またメモ
リ等のシステム資源を余分に必要としないという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるネットワーク管理システム
のブロック図である。
【図2】図1のネットワーク管理システムの管理オブジ
ェクト及び管理テーブルを説明するためのブロック図で
ある。
【図3】図2の管理テーブルを説明するためのブロック
図である。
【図4】図1のネットワーク管理システムの本発明にか
かわる要部を抽出したブロック図である。
【図5】従来方式及び本発明の一実施例による方式のシ
ーケンスを説明するのに使用する図である。
【図6】本発明の一実施例による方式のシーケンス例を
示した図である。
【図7】従来方式のシーケンス例を示した図である。
【符号の説明】
1 マネージャ 2 マネージャ 3 管理情報ベース(MIB) 4 エージェント 5 仲介装置 6 伝送装置(NE) 7 管理オブジェクト(MO) 8 管理テーブル

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の管理操作を行う複数のマネー
    ジャと、前記複数のマネージャの管理対象である管理オ
    ブジェクトを収容する管理情報ベースと、前記複数のマ
    ネージャから指示された管理操作を代行し、前記管理情
    報ベースにアクセスするエージェントとを、備え、前記
    複数のマネージャが単一の前記エージェントに対して管
    理オブジェクトの操作を依頼するマルチマネージャ環境
    のネットワーク管理システムにおいて、 前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に必要
    な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェクトの
    生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定されてい
    るときは、対応する資源が利用可能であり、他値が設定
    されるときは、対応する資源が利用不可能であることを
    示す管理テーブルを有し、 前記エージェントは、この管理テーブルによって、管理
    オブジェクトによって占有された資源の状態を管理し、 前記複数のマネージャの各々は、前記管理テーブルの内
    容と同一の内容の管理テーブルコピーを有し、 前記エージェントは、前記複数のマネージャの一方から
    の指示に基づいて管理オブジェクトの生成を行うとき
    は、前記管理オブジェクトの生成に必要な資源に対応す
    る前記管理テーブルの領域が一個の場合は、前記管理テ
    ーブルの当該領域への前記他値の書き込み操作を行い、
    これによって当該領域の値の変更が行われた場合は、当
    該領域に他のマネージャからの先行アクセスがないと判
    断して、対応する管理オブジェクト生成を実行し、か
    つ、管理オブジェクトの生成操作が終了した時点で、要
    求元のマネージャに管理オブジェクト生成の成功を通知
    すると共に、各マネージャが所有する管理テーブルコピ
    ーをエージェントが有する管理テーブルと一致させ、当
    該領域への前記他値の前記書き込み操作を行っても、当
    該領域の値の変更が行われなかった場合は、当該領域に
    他のマネージャからの先行アクセスが行われていると判
    断して、処理を中断することを特徴とする排他制御方
    式。
  2. 【請求項2】 前記エージェントは、当該領域への前記
    他値の前記書き込み操作を行っても、当該領域の値の変
    更が行われなかった場合は、当該領域に他のマネージャ
    からの先行アクセスが行われていると判断して、処理を
    中断すると共に、要求元のマネージャに管理オブジェク
    ト生成の失敗を通知することを特徴とする請求項1に記
    載の排他制御方式。
  3. 【請求項3】 管理対象の管理操作を行う複数のマネー
    ジャと、前記複数のマネージャの管理対象である管理オ
    ブジェクトを収容する管理情報ベースと、前記複数のマ
    ネージャから指示された管理操作を代行し、前記管理情
    報ベースにアクセスするエージェントとを、備え、前記
    複数のマネージャが単一の前記エージェントに対して管
    理オブジェクトの操作を依頼するマルチマネージャ環境
    のネットワーク管理システムにおいて、 前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に必要
    な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェクトの
    生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定されてい
    るときは、対応する資源が利用可能であり、他値が設定
    されるときは、対応する資源が利用不可能であることを
    示す管理テーブルを有し、 前記エージェントは、この管理テーブルによって、管理
    オブジェクトによって占有された資源の状態を管理し、 前記複数のマネージャの各々は、前記管理テーブルの内
    容と同一の内容の管理テーブルコピーを有し、 前記エージェントは、前記複数のマネージャの一方から
    の指示に基づいて管理オブジェクトの生成を行うとき
    は、前記管理オブジェクトの生成に必要な資源に対応す
    る前記管理テーブルの領域がN(2以上の整数)個の場
    合は、前記管理テーブルの当該N個の領域の各々への前
    記他値の書き込み操作を行い、これによって当該N個の
    領域の各々の値の変更が行われている限り、当該N個の
    領域の各々に他のマネージャからの先行アクセスがない
    と判断して、当該N個の領域の次の一つへの前記他値の
    書き込み操作を行い、これによって当該N個の領域の全
    ての値の変更が行われた場合は、対応する管理オブジェ
    クト生成を実行し、かつ、管理オブジェクトの生成操作
    が終了した時点で、要求元のマネージャに管理オブジェ
    クト生成の成功を通知すると共に、各マネージャが所有
    する管理テーブルコピーをエージェントが有する管理テ
    ーブルと一致させ、当該N個の領域の各々への前記他値
    の前記書き込み操作を行っても、当該N個の領域の各々
    の値の変更が行われなかった場合は、当該N個の領域の
    各々に他のマネージャからの先行アクセスが行われてい
    ると判断して、処理を中断することを特徴とする排他制
    御方式。
  4. 【請求項4】 前記エージェントは、当該N個の領域へ
    の前記他値の前記書き込み操作を行っても、当該N個の
    領域の各々の値の変更が行われなかった場合は、当該N
    個の領域の各々に他のマネージャからの先行アクセスが
    行われていると判断して、処理を中断すると共に、既に
    値の変更を行った各領域の値を元に戻し、要求元のマネ
    ージャに管理オブジェクト生成の失敗を通知することを
    特徴とする請求項3に記載の排他制御方式。
  5. 【請求項5】 管理対象の管理操作を行う複数のマネー
    ジャと、前記複数のマネージャの管理対象である管理オ
    ブジェクトを収容する管理情報ベースと、前記複数のマ
    ネージャから指示された管理操作を代行し、前記管理情
    報ベースにアクセスするエージェントとを、備え、前記
    複数のマネージャが単一の前記エージェントに対して管
    理オブジェクトの操作を依頼するマルチマネージャ環境
    のネットワーク管理システムにおいて、 前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に必要
    な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェクトの
    生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定されてい
    るときは、対応する資源が利用可能であり、他値が設定
    されるときは、対応する資源が利用不可能であることを
    示す管理テーブルを有し、 前記エージェントは、この管理テーブルによって、管理
    オブジェクトによって占有された資源の状態を管理し、 前記複数のマネージャの各々は、前記管理テーブルの内
    容と同一の内容の管理テーブルコピーを有し、 前記エージェントは、前記複数のマネージャの一方から
    の指示に基づいて管理オブジェクトの削除を行うとき
    は、前記管理オブジェクトの削除に必要な資源に対応す
    る前記管理テーブルの領域が一個の場合は、前記管理テ
    ーブルの当該領域への前記一値の書き込み操作を行い、
    これによって当該領域の値の変更が行われた場合は、当
    該領域に他のマネージャからの先行アクセスがないと判
    断して、対応する管理オブジェクト削除を実行し、か
    つ、管理オブジェクトの削除操作が終了した時点で、要
    求元のマネージャに管理オブジェクト削除の成功を通知
    すると共に、各マネージャが所有する管理テーブルコピ
    ーをエージェントが有する管理テーブルと一致させ、当
    該領域への前記一値の前記書き込み操作を行っても、当
    該領域の値の変更が行われなかった場合は、当該領域に
    他のマネージャからの先行アクセスが行われていると判
    断して、処理を中断することを特徴とする排他制御方
    式。
  6. 【請求項6】 前記エージェントは、当該領域への前記
    一値の前記書き込み操作を行っても、当該領域の値の変
    更が行われなかった場合は、当該領域に他のマネージャ
    からの先行アクセスが行われていると判断して、処理を
    中断すると共に、要求元のマネージャに管理オブジェク
    ト削除の失敗を通知することを特徴とする請求項5に記
    載の排他制御方式。
  7. 【請求項7】 管理対象の管理操作を行う複数のマネー
    ジャと、前記複数のマネージャの管理対象である管理オ
    ブジェクトを収容する管理情報ベースと、前記複数のマ
    ネージャから指示された管理操作を代行し、前記管理情
    報ベースにアクセスするエージェントとを、備え、前記
    複数のマネージャが単一の前記エージェントに対して管
    理オブジェクトの操作を依頼するマルチマネージャ環境
    のネットワーク管理システムにおいて、 前記管理情報ベースは、管理オブジェクトの生成に必要
    な資源の利用状態を管理するため、管理オブジェクトの
    生成に必要な資源に対応する領域に一値が設定されてい
    るときは、対応する資源が利用可能であり、他値が設定
    されるときは、対応する資源が利用不可能であることを
    示す管理テーブルを有し、 前記エージェントは、この管理テーブルによって、管理
    オブジェクトによって占有された資源の状態を管理し、 前記複数のマネージャの各々は、前記管理テーブルの内
    容と同一の内容の管理テーブルコピーを有し、 前記エージェントは、前記複数のマネージャの一方から
    の指示に基づいて管理オブジェクトの削除を行うとき
    は、前記管理オブジェクトの削除に必要な資源に対応す
    る前記管理テーブルの領域がN(2以上の整数)個の場
    合は、前記管理テーブルの当該N個の領域の各々への前
    記一値の書き込み操作を行い、これによって当該N個の
    領域の各々の値の変更が行われている限り、当該N個の
    領域の各々に他のマネージャからの先行アクセスがない
    と判断して、当該N個の領域の次の一つへの前記一値の
    書き込み操作を行い、これによって当該N個の領域の全
    ての値の変更が行われた場合は、対応する管理オブジェ
    クト削除を実行し、かつ、管理オブジェクトの削除操作
    が終了した時点で、要求元のマネージャに管理オブジェ
    クト削除の成功を通知すると共に、各マネージャが所有
    する管理テーブルコピーをエージェントが有する管理テ
    ーブルと一致させ、当該N個の領域の各々への前記一値
    の前記書き込み操作を行っても、当該N個の領域の各々
    の値の変更が行われなかった場合は、当該N個の領域の
    各々に他のマネージャからの先行アクセスが行われてい
    ると判断して、処理を中断することを特徴とする排他制
    御方式。
  8. 【請求項8】 前記エージェントは、当該N個の領域へ
    の前記一値の前記書き込み操作を行っても、当該N個の
    領域の各々の値の変更が行われなかった場合は、当該N
    個の領域の各々に他のマネージャからの先行アクセスが
    行われていると判断して、処理を中断すると共に、既に
    値の変更を行った各領域の値を元に戻し、要求元のマネ
    ージャに管理オブジェクト削除の失敗を通知することを
    特徴とする請求項7に記載の排他制御方式。
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