JP2734952B2 - Cdma基地局受信装置 - Google Patents
Cdma基地局受信装置Info
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- JP2734952B2 JP2734952B2 JP31615493A JP31615493A JP2734952B2 JP 2734952 B2 JP2734952 B2 JP 2734952B2 JP 31615493 A JP31615493 A JP 31615493A JP 31615493 A JP31615493 A JP 31615493A JP 2734952 B2 JP2734952 B2 JP 2734952B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- signal
- signal processing
- base station
- unit
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7097—Interference-related aspects
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システム、特に
自動車電話・携帯電話システム(セルラシステム)の符
号分割多元接続(CDMA)送受信装置に関し、特にチ
ャネル間の干渉を低減させる送受信装置のハードウェア
規模の削減技術に関する。
自動車電話・携帯電話システム(セルラシステム)の符
号分割多元接続(CDMA)送受信装置に関し、特にチ
ャネル間の干渉を低減させる送受信装置のハードウェア
規模の削減技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル自動車電話・携帯電話シ
ステム(セルラシステム)として、時分割多元接続方式
(TDMA)を用いた日本標準方式(PDC:RCR
STD27A)、北米標準方式(TIA IS54)、
ヨーロッパ標準方式(ETSI GSM)が知られてい
る。また符号分割多元接続方式(CDMA)を用いた北
米標準方式(TIA IS95)が知られている。特開
平04−351130号公報および特開平04−323
926号公報ではCDMAの送受信方式として、同じ拡
散符号で拡散した複数の送信データを時間をずらせて送
信し、整合フィルタではなく逆フィルタで受信する方法
が提案されている。この公報記載の逆フィルタは受信応
答がクロネッカのデルタ関数に近似するよう制御されて
おり、ビット周期のサンプル点での誤差電力最小にする
本発明の適応逆拡散フィルタとは異なる。この方式は、
送信データの時間ずれをチップ時間と伝送路の遅延広が
りの和以上にしなければならず、CDMA多重数に制限
がある。
ステム(セルラシステム)として、時分割多元接続方式
(TDMA)を用いた日本標準方式(PDC:RCR
STD27A)、北米標準方式(TIA IS54)、
ヨーロッパ標準方式(ETSI GSM)が知られてい
る。また符号分割多元接続方式(CDMA)を用いた北
米標準方式(TIA IS95)が知られている。特開
平04−351130号公報および特開平04−323
926号公報ではCDMAの送受信方式として、同じ拡
散符号で拡散した複数の送信データを時間をずらせて送
信し、整合フィルタではなく逆フィルタで受信する方法
が提案されている。この公報記載の逆フィルタは受信応
答がクロネッカのデルタ関数に近似するよう制御されて
おり、ビット周期のサンプル点での誤差電力最小にする
本発明の適応逆拡散フィルタとは異なる。この方式は、
送信データの時間ずれをチップ時間と伝送路の遅延広が
りの和以上にしなければならず、CDMA多重数に制限
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】TDMA方式では同一
周波数干渉を除去できないため、同一周波数は距離の離
れたセルでしか使えなかった。例えば4セルあるいは7
セルのクラスタに分けると同一クロスタ内では同一周波
数を使えないため周波数の利用効率が低という欠点があ
った。また、1チャネルあたりの周波数帯域幅が狭いた
めマルチパスフェージングを分離できず、パスダイバー
シティ効果が得られない。したがって、フェージングマ
ージンを大きくとってセル設計しなかればらないとい欠
点がある。
周波数干渉を除去できないため、同一周波数は距離の離
れたセルでしか使えなかった。例えば4セルあるいは7
セルのクラスタに分けると同一クロスタ内では同一周波
数を使えないため周波数の利用効率が低という欠点があ
った。また、1チャネルあたりの周波数帯域幅が狭いた
めマルチパスフェージングを分離できず、パスダイバー
シティ効果が得られない。したがって、フェージングマ
ージンを大きくとってセル設計しなかればらないとい欠
点がある。
【0004】CDMA方式では、すべてのセルで同一周
波数を利用でき、また簡単のRAKE受信機でパスダイ
バーシティ効果を得られるという利点があるが、チャネ
ル間の干渉を0にできないため、移動機から基地局への
上りチャネルに適用するときは正確なパワーコントロー
ルが行われなければ受信できなくなるという欠点があ
る。
波数を利用でき、また簡単のRAKE受信機でパスダイ
バーシティ効果を得られるという利点があるが、チャネ
ル間の干渉を0にできないため、移動機から基地局への
上りチャネルに適用するときは正確なパワーコントロー
ルが行われなければ受信できなくなるという欠点があ
る。
【0005】上記問題を解決する方法として、適応逆拡
散フィルタを使って干渉除去を行う方法が特願平5−1
69092号明細書に記載されている。しかしながら、
本方式における適応制御部のアルゴリズムとして、短い
トレーニング系列で適応逆拡散フィルタの係数が収束す
るようにRLSアルゴリズムを採用すると、ハードウェ
ア規模が大きくなるという欠点ああった。本発明は適応
逆拡散フィルタを基地局装置に適用するとき、全チャネ
ル共通の信号処理を行う部分を一つにまとめることによ
り装置規模を削減することを目的とする。
散フィルタを使って干渉除去を行う方法が特願平5−1
69092号明細書に記載されている。しかしながら、
本方式における適応制御部のアルゴリズムとして、短い
トレーニング系列で適応逆拡散フィルタの係数が収束す
るようにRLSアルゴリズムを採用すると、ハードウェ
ア規模が大きくなるという欠点ああった。本発明は適応
逆拡散フィルタを基地局装置に適用するとき、全チャネ
ル共通の信号処理を行う部分を一つにまとめることによ
り装置規模を削減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCDMA基地局
受信装置は、受信アンテナと、無線信号を復調しベース
バンド信号に変換する無線復調部と、アナログ・デジタ
ル変換部と、チャネル毎の受信信号処理を行うチャネル
信号処理部と、すべてのチャネルに共通の信号処理を行
う共通信号処理部と、各ブロックにクロックを供給する
クロック発生部と、を備えている。
受信装置は、受信アンテナと、無線信号を復調しベース
バンド信号に変換する無線復調部と、アナログ・デジタ
ル変換部と、チャネル毎の受信信号処理を行うチャネル
信号処理部と、すべてのチャネルに共通の信号処理を行
う共通信号処理部と、各ブロックにクロックを供給する
クロック発生部と、を備えている。
【0007】特に、チャネル信号処理部は、適応逆拡散
フィルタと、適応制御部と、判定部とを備え、また、共
通信号処理部は、受信信号の自己相関行列の逆行列を計
算し、前記チャネル信号処理部の各々に供給する。
フィルタと、適応制御部と、判定部とを備え、また、共
通信号処理部は、受信信号の自己相関行列の逆行列を計
算し、前記チャネル信号処理部の各々に供給する。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。本発明のCDMA基地局受信装置は、図1を参
照すると、受信アンテナ101と、無線信号を復調しベ
ースバンド信号に変換する無線受信部102とベースバ
ンド信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル
変換部103と、Kチャネル分のチャネル信号処理部1
05〜107と、すべてのチャネルに共通の信号処理を
行う共通信号処理部108と、各ブロックにクロックを
供給するクロック発生部109と、により構成される。
である。本発明のCDMA基地局受信装置は、図1を参
照すると、受信アンテナ101と、無線信号を復調しベ
ースバンド信号に変換する無線受信部102とベースバ
ンド信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル
変換部103と、Kチャネル分のチャネル信号処理部1
05〜107と、すべてのチャネルに共通の信号処理を
行う共通信号処理部108と、各ブロックにクロックを
供給するクロック発生部109と、により構成される。
【0010】チャネル信号処理部105〜107は、適
応逆拡散フィルタと110、適応制御部111と、判定
部112とを備えている。共通信号処理部108は、受
信信号rの自己相関行列の逆行列を計算し、チャネル信
号処理部105〜107内の適応制御部111の各々に
供給している。
応逆拡散フィルタと110、適応制御部111と、判定
部112とを備えている。共通信号処理部108は、受
信信号rの自己相関行列の逆行列を計算し、チャネル信
号処理部105〜107内の適応制御部111の各々に
供給している。
【0011】図2は本発明の一実施例における適応逆拡
散フィルタ110の第一実施例を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、サンプリング回路201、20
5と、シフトレジスタ202と、可変係数掛け算器20
3と加算機204により構成される。
散フィルタ110の第一実施例を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、サンプリング回路201、20
5と、シフトレジスタ202と、可変係数掛け算器20
3と加算機204により構成される。
【0012】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。CDMA方式ではすべてのチャネルが同一の周波
数を共用している。したがって受信アンテナ101で受
信した無線信号を復調部102で復調し、A/D変換器
103でデジタル形式の受信ベースバンド信号rを得る
まではすべてのチャネルに共通の回路となっている。
する。CDMA方式ではすべてのチャネルが同一の周波
数を共用している。したがって受信アンテナ101で受
信した無線信号を復調部102で復調し、A/D変換器
103でデジタル形式の受信ベースバンド信号rを得る
まではすべてのチャネルに共通の回路となっている。
【0013】この受信ベースバンド信号rには自チャネ
ルの信号以外に符号分割多重化(CDMA)された他チ
ャネルの信号を含んでいる。この他チャネルの信号成分
はそのチャネルの信号成分に対しては干渉信号となる。
自チャネルあての信号を取り出すため、本発明では従来
技術のマッチドフィルタあるいは出力がクロネッカのデ
ルタ関数になる逆フィルタ(特開平04−323926
号公報参照)ではなく適応逆拡散フィルタ110を使っ
て逆拡散を行っている。
ルの信号以外に符号分割多重化(CDMA)された他チ
ャネルの信号を含んでいる。この他チャネルの信号成分
はそのチャネルの信号成分に対しては干渉信号となる。
自チャネルあての信号を取り出すため、本発明では従来
技術のマッチドフィルタあるいは出力がクロネッカのデ
ルタ関数になる逆フィルタ(特開平04−323926
号公報参照)ではなく適応逆拡散フィルタ110を使っ
て逆拡散を行っている。
【0014】図2は適応逆拡散フィルタの構成について
示している。受信ベースバンド信号rはサンプリング回
路201でチップレートの2倍でサンプリングされ、シ
フトレジスタ202に入力される。シフトレジスタ20
2はCDMAの拡散率をMとする時、タップ間隔が1/
2チップ周期、タップ数が6Mである。フィルタの可変
係数ベクトルa=〔a0 ,a1 ,…,a6M-1〕は適応制
御部111より与えられる。タップ出力ベクトルu=
〔u0 ,u1 ,…,u6M-1〕は適応制御部に出力され
る。タップ出力ベクトルuはフィルタ係数ベクトルaで
重みづけ加算され、サンプリング回路205でシンボル
レート周期でサンプルされ、適応逆拡散フィルタ110
の出力信号reとなる。
示している。受信ベースバンド信号rはサンプリング回
路201でチップレートの2倍でサンプリングされ、シ
フトレジスタ202に入力される。シフトレジスタ20
2はCDMAの拡散率をMとする時、タップ間隔が1/
2チップ周期、タップ数が6Mである。フィルタの可変
係数ベクトルa=〔a0 ,a1 ,…,a6M-1〕は適応制
御部111より与えられる。タップ出力ベクトルu=
〔u0 ,u1 ,…,u6M-1〕は適応制御部に出力され
る。タップ出力ベクトルuはフィルタ係数ベクトルaで
重みづけ加算され、サンプリング回路205でシンボル
レート周期でサンプルされ、適応逆拡散フィルタ110
の出力信号reとなる。
【0015】フィルタ係数aは適応逆拡散フィルタ11
0の出力信号reと適応逆拡散フィルタ出力を判定部1
12判定したデータ(雑音を含まないデータ)との誤差
電力が最小となるように適応制御部111で制御され
る。バースト受信開始直後で適応FIRフィルタのタッ
プ係数が収束するまでは送信側・受信側であらかじめ既
知のトレーニング信号を送受する。係数が収束した後は
判定部から正しいデータが出力されるため、適応逆フィ
ルタの出力reと判定データrdの誤差電力を最小とす
るようにフィルタ係数を逐次修正することにより伝送路
特性の変動に追従する。誤差電力を最小とする適応制御
アルゴリズムとしては簡単だが収束速度の遅いLMSア
ルゴリズム、収束速度は速いが複雑なRLSアルゴリズ
ム等が知られている。
0の出力信号reと適応逆拡散フィルタ出力を判定部1
12判定したデータ(雑音を含まないデータ)との誤差
電力が最小となるように適応制御部111で制御され
る。バースト受信開始直後で適応FIRフィルタのタッ
プ係数が収束するまでは送信側・受信側であらかじめ既
知のトレーニング信号を送受する。係数が収束した後は
判定部から正しいデータが出力されるため、適応逆フィ
ルタの出力reと判定データrdの誤差電力を最小とす
るようにフィルタ係数を逐次修正することにより伝送路
特性の変動に追従する。誤差電力を最小とする適応制御
アルゴリズムとしては簡単だが収束速度の遅いLMSア
ルゴリズム、収束速度は速いが複雑なRLSアルゴリズ
ム等が知られている。
【0016】なお、誤差を発生させる要因は多受信機あ
ての信号成分(干渉信号)と受信機雑音である。したが
って、干渉信号電力>>受信機雑音電力のとき、適応逆
拡散フィルタ123は干渉信号をキャンセルするように
動作する。
ての信号成分(干渉信号)と受信機雑音である。したが
って、干渉信号電力>>受信機雑音電力のとき、適応逆
拡散フィルタ123は干渉信号をキャンセルするように
動作する。
【0017】移動通信では移動器が移動するため、また
既知局と移動機とは通常見通し外通信となるためマルチ
パスフェージングという現象が発生する。適応制御部1
10はこのマルチパスフェージングによる伝送路特性の
変動に追従しなければならない。したがって、本実施例
では収束速度(追従速度)と速いRLSアルゴリズムを
採用している。
既知局と移動機とは通常見通し外通信となるためマルチ
パスフェージングという現象が発生する。適応制御部1
10はこのマルチパスフェージングによる伝送路特性の
変動に追従しなければならない。したがって、本実施例
では収束速度(追従速度)と速いRLSアルゴリズムを
採用している。
【0018】RLSアルゴリズムは文献(例えば「適応
フィルタ入門」S.ヘイキン著 式部 幹訳 現代工学
社)を参照すると下記のように数式で表現できる。
フィルタ入門」S.ヘイキン著 式部 幹訳 現代工学
社)を参照すると下記のように数式で表現できる。
【0019】 時刻(受信済みのシンボル数)を n 受信信号rの自己相関行列を Φ 自己相関行列 Φの逆行列を P フィルタのタップ係数ベクトルを a フィルタのタップ出力ベクトルを u 正しい受信信号(トレーニング信号または判定信号)を
d とすると、Φ、P、aの初期値は、 Φ=cI P=I/c a=0 とする。ただし、cは小さい正の定数、Iは単位行列で
ある。
d とすると、Φ、P、aの初期値は、 Φ=cI P=I/c a=0 とする。ただし、cは小さい正の定数、Iは単位行列で
ある。
【0020】自己相関行列の逆行列Pおよびタップ係数
ベクトルaは1シンボル受信にする毎に下記漸化式にし
たがって更新される。
ベクトルaは1シンボル受信にする毎に下記漸化式にし
たがって更新される。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】ただし、kは計算途中結果を記憶するベク
トルである。RLSアルゴリズムは上記の行列演算を1
シンボル受信する度に行わなれければならず、計算量が
多い。したがって、チャネル毎に処理部を持つと装置の
ハードウェア規模が大きくなるという欠点がある。
トルである。RLSアルゴリズムは上記の行列演算を1
シンボル受信する度に行わなれければならず、計算量が
多い。したがって、チャネル毎に処理部を持つと装置の
ハードウェア規模が大きくなるという欠点がある。
【0025】CDMAではすべてのチャネルに対し同一
の受信信号rを処理しているため、チャネル毎に異なる
正しい受信データdとタップ係数ベクトルaのみであ
る。すなわち、上記漸化式のうち1式と2式はすべての
チャネルに共通である。
の受信信号rを処理しているため、チャネル毎に異なる
正しい受信データdとタップ係数ベクトルaのみであ
る。すなわち、上記漸化式のうち1式と2式はすべての
チャネルに共通である。
【0026】本実施例では(1)式と(2)式の演算は
共通信号処理部108で行い、チャネル毎に異なる3式
の演算をチャネル個別の適応制御部111で行ってい
る。
共通信号処理部108で行い、チャネル毎に異なる3式
の演算をチャネル個別の適応制御部111で行ってい
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のCDMA既
知局受信装置は、適応逆拡散フィルタを用いた干渉キャ
ンセラを行うことにより、チャネル数を増やすことがで
きる、周波数有効利用を計ったセルラシステムにおい
て、適応逆拡散フィルタの適応性後処理を全チャネルに
共通な処理と各チャネルに個別の処理に分け、全チャネ
ルに共通の処理を共通信号処理部で行わせることにより
装置ハードウェア規模を小さくすることができるという
効果がある。
知局受信装置は、適応逆拡散フィルタを用いた干渉キャ
ンセラを行うことにより、チャネル数を増やすことがで
きる、周波数有効利用を計ったセルラシステムにおい
て、適応逆拡散フィルタの適応性後処理を全チャネルに
共通な処理と各チャネルに個別の処理に分け、全チャネ
ルに共通の処理を共通信号処理部で行わせることにより
装置ハードウェア規模を小さくすることができるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の適応逆拡散フィルタの構成例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【符号の説明】 101 受信アンテナ 102 無線復調部 103 アナログ/デジタル変換器 105〜107 チャネル信号処理部 108 共通信号処理部 109 クロック発生部 110 適応逆拡散フィルタ 111 適応制御部 112 判定部 201,205 サンプリング回路 202 シフトレジスタ 203 可変係数掛け算器 204 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 符号分割多重アクセス方式(CDMA)
を用いた複数のチャネルの受信処理を行うCDMA基地
局受信装置であり、 受信アンテナと、 無線信号を復調しベースバンド信号に変換する無線受信
部と、 前記ベースバンド信号をデジタルベースバンド信号に変
換するアナログ・デジタル変換部と、 前記デジタルベースバンド信号をチャネル毎に受信信号
処理を行う複数のチャネル信号処理部と、 すべてのチャネルに共通の信号処理を行う共通信号処理
部とにより構成されるとともに、 前記チャネル信号処理部の各々は、 当該チャネルのタップ係数ベクトルにもとづいてデジタ
ル受信信号を逆拡散し当該チャネルの信号を出力する適
応逆拡散フィルタと、 当該チャネル信号を判定し、判定結果を出する判定部
と、 受信信号の自己相関行列と当該チャネルの信号と前記判
定部出力とにもとづいて前記当該チャネルのタップ係数
ベクトルを生成する適応制御部と、 前記共通信号処理部は、 前記受信信号の自己相関行列の逆行列を計算し、前記チ
ャネル信号処理部の各々に供給する、 ことを特徴とするCDMA基地局受信装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31615493A JP2734952B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | Cdma基地局受信装置 |
EP19940119542 EP0658985B1 (en) | 1993-12-16 | 1994-12-09 | CDMA base station receiver having common control signal |
DE1994628501 DE69428501T2 (de) | 1993-12-16 | 1994-12-09 | CDMA Empfänger für eine Basisstation mit einem gemeinsamen Steuerungssignal |
CA 2137716 CA2137716C (en) | 1993-12-16 | 1994-12-09 | Code division multiple access signal receiving apparatus for base station |
US08/357,288 US5809058A (en) | 1993-12-16 | 1994-12-13 | Code division multiple access signal receiving apparatus for base station |
AU80448/94A AU674111B2 (en) | 1993-12-16 | 1994-12-14 | Code division multiple access signal receiving apparatus for base station |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31615493A JP2734952B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | Cdma基地局受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170242A JPH07170242A (ja) | 1995-07-04 |
JP2734952B2 true JP2734952B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18073885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31615493A Expired - Fee Related JP2734952B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | Cdma基地局受信装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5809058A (ja) |
EP (1) | EP0658985B1 (ja) |
JP (1) | JP2734952B2 (ja) |
AU (1) | AU674111B2 (ja) |
CA (1) | CA2137716C (ja) |
DE (1) | DE69428501T2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5692006A (en) * | 1995-07-31 | 1997-11-25 | Qualcomm Incorporated | Adaptive despreader |
US6005887A (en) * | 1996-11-14 | 1999-12-21 | Ericcsson, Inc. | Despreading of direct sequence spread spectrum communications signals |
JP2991170B2 (ja) * | 1997-10-01 | 1999-12-20 | 日本電気株式会社 | Cdma受信装置および方法 |
JP3031341B2 (ja) * | 1998-07-28 | 2000-04-10 | 日本電気株式会社 | ランダムアクセスチャネル用受信装置 |
US6295289B1 (en) * | 1998-11-30 | 2001-09-25 | Nokia Mobile Phones, Ltd. | Power control in a transmitter |
US6700923B1 (en) * | 1999-01-04 | 2004-03-02 | Board Of Regents The University Of Texas System | Adaptive multiple access interference suppression |
SE516182C2 (sv) * | 1999-02-26 | 2001-11-26 | Ericsson Telefon Ab L M | Mottagning av olika signalformatstandarder i radiosystem med flera standarder |
JP3764827B2 (ja) | 1999-03-01 | 2006-04-12 | 富士通株式会社 | マルチキャリアスペクトル拡散通信における受信機、及び受信方法 |
US6466558B1 (en) | 1999-06-14 | 2002-10-15 | Qualcomm Incorporated | Selection mechanism for signal combining methods |
US6285861B1 (en) * | 1999-06-14 | 2001-09-04 | Qualcomm Incorporated | Receiving station with interference signal suppression |
AUPQ732100A0 (en) * | 2000-05-05 | 2000-06-01 | Clarity Eq Pty Limited | High order filters with controllable delay and performance |
US6947748B2 (en) | 2000-12-15 | 2005-09-20 | Adaptix, Inc. | OFDMA with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading |
JP4213466B2 (ja) | 2000-12-15 | 2009-01-21 | アダプティックス インコーポレイテッド | 適応クラスタ構成及び切替による多重キャリア通信 |
US20020181699A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-12-05 | Tien Pham | System for convolutional echo cancellation by iterative autocorrelation |
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