JP2733743B2 - 光学式位置および姿勢検出装置 - Google Patents

光学式位置および姿勢検出装置

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JP2733743B2 JP21803594A JP21803594A JP2733743B2 JP 2733743 B2 JP2733743 B2 JP 2733743B2 JP 21803594 A JP21803594 A JP 21803594A JP 21803594 A JP21803594 A JP 21803594A JP 2733743 B2 JP2733743 B2 JP 2733743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式位置および姿勢
検出装置に関し、特に、3次元位置および姿勢を検出す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式位置および姿勢検出装置が先願の
特願平5−225252号に提案されている。この先願
の出願の光学式位置および姿勢検出装置においては、3
次元の位置および姿勢を検出するために、固定側に3つ
の光源(例えば、LED)を同一線上にないように配置
し、1つの受光器を携帯側(可動側)に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の特許出
願の発明においては、固定側に3つの光源を同一線上に
ならないように配置せざるをえないために、設置のしに
くさなどの使用上で不便な面があった。また、光の到達
強度比を基に位置を算出することから、計算精度を上げ
るには、「光を検出範囲内のあらゆる方向に均一な強度
で放射させなければならない」といった制約と、各光源
からの光を被検出ユニット側で受光するにあたり、「光
の入射角度による受光器面の光線密度の変化分を計算上
で補正する必要がある」といった制約とが生じていた。
【0004】したがって、本発明の目的は、固定側ユニ
ットを直線的に形成できるため設置が容易に行うことが
でき、かつ固定側に角度検出器を設け、位置の被検出物
である携帯側に発光器を設けることによって入射光全体
としての光強度情報を必要としない光学式位置および姿
勢検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、位置および姿勢が入力すべき機器に対
して配置された固定側ユニットと該固体側ユニットに対
して可動な携帯側ユニットから成る光学式位置および姿
勢検出装置において、前記固体側ユニットは、所定の距
離に配置されて交互に切り換えて発光される2つの光源
と、前記携帯側ユニットの光源からの光の入射角を検出
する角度検出器とを有し、前記携帯側ユニットは、1つ
の光源と、前記固体側ユニットの2つの光源からの光の
入射角を検出する角度検出器とを有し、前記2つの角度
検出器から得られた情報に基づいて位置および姿勢を算
出することを特徴とする光学式位置および姿勢検出装置
を採用するものである。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0007】(機械的構成)図1は、本発明の光学式位
置および姿勢検出装置を示す斜視図である。図1に示す
ように、本発明の光学式位置および姿勢検出装置は、固
定側受発光(受光および発光)ユニット(以下、固定側
ユニットという)10と、携帯側受発光(受光および発
光)ユニット(以下、携帯側ユニットという)12とか
ら成る。固定側ユニット10は、携帯側ユニットの位置
および姿勢に関する情報が入力されるコンピュータ等の
装置の本体や周辺機器(例えば、キーボード、CRTな
ど)の任意の適当な位置に固定されるかまたは配置され
る。
【0008】固定側ユニット10は、例えば、細長い直
方体形の固定側ユニット本体14と、この本体14を水
平方向に支持している支持部材16から成る。本体14
の一方の垂直面には、所定の距離だけ離した位置に2つ
の光源18、20が配置されている。光源18、20の
各々は、例えば、複数のLED(light emitting diode
)から成るLEDアレイまたは単独のLEDから成る。
なお、ここで、複数のLEDを用いるのは、単独のLE
Dでは、十分に光の強度を得ることがきない場合に、強
度を高めるためである。また、本体14の垂直面の中央
部分には、光の角度検出器として作用する受光器22
(以下、角度検出器という場合もある)が配置されてお
り、この受光器22は、図3に関連して後述するが、好
ましくは、光の入射範囲を制限する開口が設けられた4
分割フォトディテクタから成るか、または任意の適当な
2次元入射角度を検出できる2次元入射角度検出器(例
えば、図5に関連して後述する5面張り付け型角度検出
器)から成ってもよい。なお、本明細書で「2次元入射
角度検出器」とは、水平角および垂直角のような2つ入
射角を1つの素子で検出できる素子をいう。なお、本体
14内部には、図14に関連して後述するが、情報を処
理して携帯側ユニットの位置、姿勢を算出するための電
気回路部品が配置されている。
【0009】携帯側ユニット12は、例えば、断面ほぼ
正方形状の直方体形の携帯側ユニット本体24から成
り、このユニット本体24の1つの垂直側面には、光の
角度検出器として作用する受光器28(以下、角度検出
器という場合もある)が配置されており、この受光器2
8は、図5に関連して後述するが、好ましくは、5面張
り付け型角度検出器から成る。また、ユニット本体の上
面には、光源26がその光の発光面を受光器28と同一
側に向けて配置されている。この受光器28は、固定側
ユニット10の光源18、20と同様に、複数のLED
から成るLEDアレイまたは単独のLEDから成るもの
である。
【0010】(位置および姿勢の検出項目)図2は、固
定側ユニット10に対する携帯側ユニット12の位置お
よび姿勢の検出項目を説明するための斜視図である。図
2に示すように、本発明では、固定側ユニット10に対
する携帯側ユニット12の位置として、空間位置座標
(3次元位置座標)が検出でき、姿勢として、垂直方位
角、水平方位角および回転角が検出できる。
【0011】(動作概要)固定側ユニット10に対する
携帯側ユニット12の位置および姿勢の検出動作は、概
略すると、以下のように行われる。 (a)最初に、固定側ユニット10の一方の光源18を
点灯させ、携帯側ユニット12の角度検出器28(二次
元角度検出器)で光源18からの光の入射方向を水平、
垂直方向について検出する。 (b)次に、固定側ユニット10の光源18の消灯後、
固定側ユニット10の他方の光源20を点灯させ、同様
に、携帯側ユニット12の角度検出器28で光源20か
らの光の入射方向を水平、垂直方向について検出する。 (c)次に、固定側ユニット10の光源20の消灯後、
今度は、携帯側ユニット12の光源26を点灯し、固定
側ユニット12の角度検出器22(二次元角度検出器)
で光源26からの光の入射方向を水平、垂直方向につい
て検出する。 (d)以上により、位置、姿勢を計算するのに必要なデ
ータは全て揃うことになる。その後、これらのデータを
用いて計算を行い、位置、姿勢を求める。 (e)その後、前述の(a)〜(d)の動作を繰り返す
ことによって、順次、その時点での位置と姿勢が求めら
れる。
【0012】(光線入射角算出方法) (1)4分割フォトディテクタ 図3は、角度検出器(二次元角度検出器)として用いる
4分割フォトディテクタを説明するための図である。4
分割フォトディテクタ22bは、例えば、4分割ピン
(PIN)フォトダイオードのような上下左右に4分割
された部分(図3cのa〜dで示すような部分)を有
し、各部分が入射した光の光量を個々に(独立して)検
出するものである。この4分割フォトディテクタ22b
は、ケース22a内に配置され、ケース22aの前方に
は、絞り機能を持つ、例えば、図示のような円形の開口
22c(または、正方形の開口でもよい)が形成されて
いる。外部光源、例えば、光源26からの光はその開口
22cを通過した後、フォトディテクタの各部に当たる
ことになる。
【0013】次に、角度検出の原理を説明すると、図3
aに示すように、1つの光源26と受光部22の位置関
係によって、受光部の向いている方向と光源の方向が異
なるときには、光が受光部に対して傾いて入射してく
る。このときの光が受光部にあたる様子の一例を図3c
に示す。
【0014】開口の形状で通過してきた光の、4分割フ
ォトディテクタ上に結ぶ像の中心が開口の中心よりずれ
ることより、各フォトディテクタの各部分の間に出力差
が生じる。例えば、各部分a、b、c、dで得られる出
力値をa、b、c、dとすると、図3cの場合には、
(a+b)<(c+d)となり、出力差を差動回路等で
取り出すこととすると、光量差に比例した電流もしくは
電圧を得ることができる。
【0015】図4は、前述のような場合における差動出
力と光線入射角度の関係を示すグラフである。この関係
に基づいて、差動出力から光線入射角度を決定すること
ができる。
【0016】今、前述のように、光の入射方向に関し
て、(a+b)と(c+d)における光量比較で、例え
ば水平方向の入射角度が分かるとすれば、(a+c)と
(b+d)における光量比較で、垂直方向の光の入射角
度が分かることになる。
【0017】(2)5面張り付け型角度検出器 図5は、5面張り付け型角度検出器(二次元角度検出
器)を説明するための図であり、図5aは、5面張り付
け型角度検出器の平面図であり、図5bは、5面張り付
け型角度検出器の断面図である。図5aに示すように、
この形式の角度検出器28は、例えば、4角錐台形のベ
ース28fの5つの各表面に同一面積のフォトディテク
タである例えばフォトダイオードチップ28a〜28e
を張り付けたものである。図5bを参照して、この角度
検出器を用いたときの角度検出の原理を説明すると、原
理は、一言でいえば、「光源からの光の当たるところに
ある頂角を挟んだ両側のフォトディテクタに入射する光
の光量差を基に光の入射角を求める」ことである。
【0018】今、図5bに示すように、頂角の2等分線
に垂直な線とフォトディテクタの取付け面とのなす角度
をβ、光源と頂角の2等分線とのなす角度をθとおく
と、各フォトディテクタからの出力は光の入射方向に対
するフォトディテクタの投影面積に比例することから、
以下の式が得られる。 フォトディテクタ28aの出力∝cos(θ−β) フォトディテクタ28bの出力∝cos(θ+β) 全出力で規格化したフォトディテクタ28a、28b間
の差動出力を「D(a−b)/(a+b)」とすると、 D={cos(θ−β)−cos(θ+β)}/{cos(θ−β)+cos( θ+β)} =tanθ・tanβ よって、θ=arctan(D/tanβ) ・・・・・・ (1)
【0019】以上のようにして、2つのフォトディテク
タ28a、28bの全出力で規格化した差動出力から光
源22に対して角度検出器28がなす角度が求められる
ことになる。図5aから分かるように、例えば、水平方
向に関しては、フォトディテクタ28a、28b、28
cに対して光が入射する方向によって、フォトディテク
タ28a、28bの組み合わせ、またはフォトディテク
タ28b、28cの組み合わせのいずれかを用いて角度
を検出でき、したがって、広い範囲の入射角度を検出で
きる。また、同様に、垂直方向に関しては、フォトディ
テクタ28d、28b、28eに対して光が入射する方
向によって、フォトディテクタ28d、28bの組み合
わせ、またはフォトディテクタ28b、28eの組み合
わせのいずれかを用いて角度を検出でき、したがって、
同様に広い範囲の入射角度を検出できる。
【0020】本発明において、光の入射角度検出に対し
て上記の2つの構成のいずれを使用するかは、この光学
式位置および姿勢検出装置をどのような用途に用いるか
によって決まるものであり、この実施例で示すように、
固定側ユニットには4分割フォトディテクタを用い、携
帯側ユニットには5面張り付け型角度検出器を用いるこ
とに限定されるものではない。
【0021】4分割フォトディテクタは、部品が製作し
易く、開口とフォトディテクタの間の距離を変えること
で角度検出感度の設定が容易にでき、検出範囲は狭くな
るが、感度を高めやすいといった特徴がある。一方、5
面張り付け型角度検出器では、感度を一定に保ったまま
角度の検出範囲を広くとれるといった特徴がある。結局
のところ、別の角度検出装置を含め、用途に適した角度
検出装置を選べばよく、それぞれの特徴を生かすこと
で、種々の機器への対応が可能である。
【0022】(空間座標計算方法)図6は、空間座標を
説明するための図面である。図6aに示すように、最初
に、固定側ユニットの2つの光源を結ぶ線と携帯側ユニ
ットとを含む平面を考え、その平面をX’Z’平面とす
る。固定側ユニットをX’軸上に置き、角度検出器22
の位置を原点とし、2つの光源18、20がそれぞれ
(+d,0)座標位置と(−d,0)座標位置にあると
する。携帯側ユニットは(X’p,Z’p)座標位置に
あるとする。なお、ここで、”X’p”、”Z’p”
は、実際の座標(X,Y,Z)上の値ではないことに留
意すべきである。
【0023】ここで、既知の値と角度検出によって求め
られている値は、図6bに示す図において、d、θ、φ
(φ:光源20と角度検出器28を結ぶ直線と光源18
と角度検出器28を結ぶ直線がなす角度、即ち、光源1
8から光の入射角と光源20らの光の入射角との差)で
あり、求めようする値は、原点より”X’p”、”Z’
p”までの距離”L”である。
【0024】図6cに示すように、原点から(X’p,
Z’p)までの距離をLとし、Lによって分割されるφ
の一方をφ1、他方をφ2とし、θの補角をαとする
と、以下の関係式が成り立つ。 d・cosα+d・sinα/tanφ1=L ・・・・ (2) −d・cosα+d・sinα/tanφ2=L ・・・・ (3) (2)式より、 φ1=arctan(d・sinα/(L−d・cosα)) 同様に、(3)式より、 φ2=arctan(d・sinα/(L+d・cosα)) よって、 φ1+φ2=φ=arctan(d・sinα/(L−d・cosα)) +arctan(d・sinα/(L+d・cosα)) ・・(5) 定義から明らかなように、α=π/2−θであるから、
(5)式により、Lとφの関係が求まったことになる。
【0025】前述のように、Lが決まれば、X’Z’平
面上の座標値(X’p,Z’p)は、X’p=L・co
sθ、Z’p=L・sinθの関係によって計算され、
携帯側ユニットのX’Z’平面上の位置が得られること
になるが、(5)式の形を見る限り、θとφからLを直
接計算するのは困難である。そこで、実際の計算では、
マイクロコンピュータで行うことを念頭におき、精度が
必要な場合には収束計算でLを求め、精度が必要でない
場合には近似計算でLを求める。
【0026】(1)収束計算法 (5)式を直接利用せず、Z’軸とθの角度をなす直線
を考え(Lはこの中に含まれる)、最初に直線上の適当
な位置に任意の点(X’t,Z’t)をとる。この点と
(+d,0)、(−d,0)がつくる三角形において、
(X’t,Z’t)位置の頂角を求め、φとの比較を行
う。なお、この頂角は、以下の式で与えられる。 arctan{(d−X’t)/Z’t}+arcta
n(d+X’t)/Z’t}
【0027】比較の結果、φの方が小さければ、(X’
t,Z’t)を原点からより遠くに設定し、大きい場合
にはより近くに設定し直して同様な計算を行う。この作
業を繰り返し、予め決めた誤差範囲に入れば計算を終了
する。この時点での(X’t,Z’t)が(X’p,
Z’p)となる。なお、原点から求めた位置までの距離
としてのLは、以下の式で与えられる。 L=√(X’p2 +Z’p2 ) ・・・・・・・ (6)
【0028】(2)近似計算法 φ1およびφ2の絶対値が小さいと仮定して、tanφ
1≒φ1、tanφ2≒φ2で近似できるとする。
(5)式から、 φ1+φ2=φ≒d・sinα/(L−d・cosα)
+d・sinα/(L+d・cosα)=2・L・d・
sinα/{L2 −(d・cosα)2 } したがって、 φ・L2 −2・d・sinα・L−φ・(d・cos
α)2 =0 したがって、 L={d・sinα±√[(d・sinα)2 +(φ・
d・cosα)2 ]}/φ ここで、φの値はある程度小さいとし、平方根内の第2
項を無視すると、 L≒(d・sinα±d・sinα)/φ −符号は無意味であるから、以下の(7)式が得られ
る。 L≒2・d・sinα/φ=2・d・cosθ/φ ・・・・ (7) 加えて,座標値としては、以下のような結果になる。 X’p=2・d・sinθ・cosθ/φ ・・・・・ (8) Z’p=2・d・(cosθ)2 /φ ・・・・・ (9)
【0029】これで準備が整ったので、最終的に求めよ
うとしている、実際の座標軸上での携帯側ユニットの座
標(Xp,Yp,Zp)を導出する。ここまでに、
(6)式または(7)式から、原点から携帯側までの距
離Lが求まっていることに留意すべきである。
【0030】図7は、本発明の光学式位置および姿勢検
出装置をX軸方向に見た側面図である。図7に示す位置
関係から容易に理解できるように、携帯側ユニット12
の座標(Xp,Yp,Zp)値は、距離Lをベクトルと
考えたときのY方向(垂直方向)の角度vによって、以
下の(10)式に示すY座標値が最初に求まる。 Yp=L・sinv ・・・・・・・・ (10) X、Z座標値Xp、ZpはベクトルLをXZ平面に投影
した場合の先端座標であることから、以下の(11)
式、(12)式で与えられる。 Xp=L・cosv・sinθ ・・・・・ (11) Zp=L・cosv・cosθ ・・・・・ (12) 以上のようにして、(10)〜(12)式によって、携
帯側ユニットの3次元空間座標を得ることができる。
【0031】(姿勢計算方法)前述の(光線入射角算出
方法)において、入射してくる光の水平、垂直方向が検
出できることを明らかにした。携帯側ユニットの角度検
出器より求めたこれらの角度は、携帯側ユニットの回転
角が0であれば、そのまま携帯側ユニットの水平、垂直
方向を表す。ただし、固定側ユニットの光源は2つある
ので、携帯側ユニットを水平方向に配置し、その中間点
を原点とすれば、各々の光源に対する水平角(H1、H
2とする)の平均値(H1+H2)/2が原点に対して
の水平角となる。垂直角に関しては、原理的に各々の光
源から求めた値は同一(V1=V2)になるはずであ
る。逆に同一でない場合には、携帯側ユニットが回転し
ていることを意味し、その差を利用して回転角を求める
ことになる。
【0032】(1)回転角 図8は、回転角を計算する方法を説明するための図面で
ある。図8において、2つの固定側ユニットの光源1
8、20と携帯側ユニットを含む平面をXZ平面とし、
固定側ユニットの2つの光源を結ぶ線を水平方向(X軸
方向)、Y方向を垂直方向とする。また、図8上に示し
ているように携帯側ユニットに依存した局部的な座標系
(X’,Y’,Z’)をとっておく。この座標系のZ’
軸は基準の座標系のZ軸と同一とし、X’、Y’軸は携
帯側ユニットの回転に伴い、Z軸を中心に回転するもの
とする。また、携帯側ユニット内の角度検出器として、
図1に示す実施例では、5面張り付け型角度検出器を用
いているが、4分割フォトディテクタを用いていること
もできるので、以下に示す図9において、5面張り付け
型角度検出器を用いる場合について説明し、図10にお
いて、4分割フォトディテクタを用いる場合について説
明する。
【0033】さて、座標系に対して携帯側ユニットが回
転角を持たない場合は、角度検出器の受光パターンは図
9a、図10aに示すようであり、固定側ユニットの各
々の光源に対する入射角を求めても垂直方向に関しては
角度差は生じない。即ち、図9の5面張り付け型角度検
出器の例では、例えば2箇所の光源からの5面張り付け
型角度検出器の中央部分の受光量をそれぞれa、a’と
し、図示上その上の部分の受光量をb、b’とすると、
b/a=b’/a’となる。また図10の4分割フォト
ディテクタの例では、例えば、2つの4分割フォトディ
テクタの各部分の受光量をそれぞれ、a、b、c、dお
よびa’、b’、c’、d’とすると、(a+c)−
(b+d)=(a’+c’)−(b’+d’)である。
【0034】しかし、回転角を持つと、図9b、図10
bのような受光パターンとなることから、図9b、図1
0にそれぞれ示した通り、光源18に対する垂直方向の
角度と光源20に対する垂直方向の角度との間には差が
生じてくる。即ち、図9bの場合には、b/a<b’/
a’となり、図10bの場合には、(a+c)−(b+
d)>(a’+c’)−(b’+d’)となる。
【0035】なお、以下の説明は4分割フォトディテク
タに関しのみを行うが、5面張り付け型角度検出器の場
合にも同様に成り立つものである。携帯側ユニットを基
準に見方を変えると、図11に示すように、あたかも光
源間に高低差(h)が生じたものとみなすこともでき
る。この考え方を進めることで、図12に示した、1回
転360°内を4つに区切った領域において、携帯側ユ
ニットが今どの領域に入る回転角となっているのかを判
断することが可能となる。即ち、2つの光源に対してそ
れぞれ水平角、垂直角を求めた場合、検出上の水平角間
の差よりも垂直角間の差の方が大きい状況であれば、携
帯側ユニットの回転状態は図12の領域IIまたはIV
中にあることになる。さらに、領域IIまたはIVのい
ずれであるかを特定するには、光源18と光源20との
位置関係を基に判断する。即ち、固定側ユニットの光源
18、20を順に点灯し、携帯側ユニットでそれぞれの
入射角を求めるのであるが、光源18に対する垂直角V
1が光源20に対しての垂直角V2より大きいと、携帯
側ユニットを基準として見た光源の位置関係は、図11
のように、光源18の方が上にきていることを意味す
る。従って、この場合は、携帯側ユニットは領域II内
の回転状態に置かれていると判断できる。このように各
角度間の大小関係等の判定を行うことで、携帯側ユニッ
トの回転状況がどの領域に属しているかを特定すること
が可能である。
【0036】次に、段階として、特定された各領域の中
において、回転角度は一体何度なのかを求めることにな
る。それにはまず、領域が分かったことで、それに合わ
せて水平、垂直角を定義しなおす必要がある。例えば、
領域II内に携帯側ユニットの回転状態があるとする
と、基準の座標系と携帯側ユニットに属した座標系とで
は、90°前後の回転ずれが存在することになり、4分
割フォトディテクタの差分でとる水平、垂直の意味は、
基準の座標系においては、垂直、水平方向と、逆の意味
合いとなることが起きる。このように領域によって、水
平、垂直方向のつじつまを合わせておかなければならな
い。
【0037】さて、領域により定義し直した各角度(H
1、V1、H2、V2)をもとに以下の式で±45°内
の回転角度”rot”が求まる。 rot=arctan{(V1−V2)/(H1−H2)} ・・ (13) この式の意味は、「(H1−H2)が回転の方向を表す
ベクトルの水平成分、(V1−V2)が垂直成分となる
ことで、そのベクトルの水平方向からの傾きを計算し、
回転位置を得る」といったことである。
【0038】以上のように、特定された領域中の回転角
度が決まったことで、結局、携帯側ユニットの回転が3
60°内のどの角度にあるのかが計算できたことにな
る。
【0039】図13は、各領域の決定と領域決定後の回
転角算出を行う動作のフローチャートである。各領域の
決定と領域決定後の回転角算出は以下のように行われ
る。最初、回転角を0とし、2つの光源からの水平入射
角、垂直入射角をそれぞれ求める。そして、求めた水平
入射角および垂直入射角をそれぞれH1、H2、V1、
V2とするとき、水平入射角の差CH(=H1−H2)
と垂直入射角の差CV(=V1−V2)を求める(ステ
ップS1)。
【0040】次に、CVがCHの絶対値より大きいか否
かを判定し(ステップS2)、大きい場合には、回転角
は領域IIにあり、水平、垂直角の再計算を行う(ステ
ップS3)。ステップS2で、CVがCHの絶対値より
小さいと判断されると、−CVがCHの絶対値より大き
いか否かを判定し(ステップS4)、大きい場合には、
回転角は領域IVにあり、水平、垂直角の再計算を行う
(ステップS5)。ステップS4で、−CVがCHの絶
対値より小さいと判断されると、CHが零より小さいか
否かが判定され(ステップS6)、小さい場合、回転角
は領域IIIにあり水平、垂直角の再計算を行う(ステ
ップS7)。ステップS6で、CHが零より大きいと判
断されると、回転角は領域1にある。ステップS3、
5、7の後、およびステップS6で否と判定された後
は、回転角の算出を行う(ステップS8)。
【0041】(2)水平方位角、垂直方位角 (1)の回転角の計算で扱ってきた「水平角」、「垂直
角」は、基本的には、携帯側ユニット上の座標系におけ
る角度であったため、本来の姿勢を表現する目的を実現
するために、基準座標系から見た「水平角」、「垂直
角」の数字に変換しなければならない。携帯側ユニット
の基準系に対する回転角「rot」が(13)式より求
まっているので、図14aから図14bへのように、Z
軸を中心とした座標の回転変換を行う。具体的には、図
14cに示すように、携帯側ユニットの座標系における
「水平角」、「垂直角」を表す単位方向ベクトル成分を
基準座標系から見た成分で表現し直す。
【0042】携帯側ユニットの座標系から見た、自分自
身の水平方向角度、垂直方向角度をそれぞれ「H’」、
「V’」とすると、携帯側ユニットの座標系単位ベクト
ルは[sin(H’),sin(V’),√{1─si
n(H’)2 −sin(V’)2 }で表される。Xh’
=sin(H’)、Yh’=sin(V’)と置き、
「Xh」、「Yh」を基準座標系においての対応する単
位ベクトル成分とすれば、角度「rot]の回転変換に
より、 Xh=Xh’・cos(rot)+Yh’・sin(r
ot) Yh=−Xh’・sin(rot)+Yh’・cos
(rot) となる。
【0043】よって、基準系からみた水平方向角度、垂
直方向角度をH、Vで表せば、Xh=sin(H)、Y
h=sin(V)の関係から、以下の式が得られる。 H=arcsin(Xh) ・・・・ (13) V=arcsin(Yh) ・・・・ (14) 以上により、携帯側ユニットの水平、垂直方向の向きが
求められる。
【0044】(3次元位置座標および姿勢の算出手順)
本発明の光学式位置および姿勢検出装置の動作全体を容
易に理解し易いように、今まで逐次説明してきた3次元
の位置座標および姿勢の算出方法を要約すると以下の通
りである。 〔I〕各光源の点灯と光の入射角の検出 (a) 動作:固定側ユニットの一方の光源18の点灯と角度検
出 内容:携帯側ユニットの角度検出器28で固定側ユニッ
トの光源18からの光の入射角を水平、垂直方向につい
て検出する。 検出値:H’1、V’1 (b) 動作:固定側ユニットの他方の光源20の点灯と角度検
出 内容:携帯側ユニットの角度検出器28で固定側ユニッ
トの光源20からの光の入射角を水平、垂直方向につい
て検出する。 検出値:H’2、V’2 (c) 動作:携帯側ユニットの光源26の点灯と角度検出 内容:固定側ユニットの角度検出器22で携帯側ユニッ
トの光源26からの光の入射角を水平、垂直方向につい
て検出 検出値:H3、V3 〔II〕座標、姿勢の計算 (a)携帯ユニットの回転角の計算 内容:H’1、V’1、H’2、V’2より、基準座標
系(固定側ユニットの座標系)に対して携帯側ユニット
の回転角を算出する。 算出値:rot (b)携帯側ユニットの固定側ユニットの各光源に対す
る水平角、垂直角の補正計算 内容:回転角(rot)分の補正をH’1、V’1、
H’2、V’2に対して行い、基準座標系における水平
角、垂直角にそれぞれを変換する。 算出値:H1、V1、H2、V2 (c)携帯側ユニットの基準座標系においての水平角、
垂直角の計算 内容:H1、V1、H2、V2の平均化によって、携帯
側ユニットの基準系における水平角、垂直角を最終決定
する。 算出値:H、V (d)携帯側ユニットの座標計算 内容:携帯側ユニットの角度検出器と固定側ユニットの
それぞれの光源の3点を頂点とする三角形に関し、補正
後のH1、H2から携帯側ユニットの位置の頂角の角度
φを算出し、その値と以前に検出ずみのH3、V3か
ら、携帯側ユニットの空間位置座標を算出する。 算出値:X、Y、Z 以上の手順により、携帯側ユニットの3次元の位置座標
(X、Y、Z)および姿勢(水平方位角H、垂直方位角
V、回転角rot)を求めることができる。
【0045】(回路構成)図15は、本発明の光学式位
置および姿勢検出装置の回路ブロック図である。図15
に示すように、携帯側ユニットは、その内部に、光源2
6を点灯させる際の中央演算処理ユニット56からの信
号をバッファー増幅するバッファアンプ34と、フォト
ディテクタ(角度検出器)28からの信号を電流−電圧
変換する電流−電圧変換アンプ30と、変換された信号
を演算する演算器32を有する。
【0046】固定側ユニットは、その内部に、光源1
8、20を点灯させる際の中央演算処理ユニット56か
らの信号をバッファー増幅するバッファアンプ54と、
フォトディテクタ(角度検出器)22からの信号を電流
−電圧変換する電流−電圧変換アンプ50と、変換され
た信号を演算する演算器52を有する。固定側ユニット
は、さらに、演算器32、52からの信号を切り換える
データ切り替器40と、切り替えた信号を処理する一連
の素子、バンドパスフィルタ42、ゲイン調整器44、
検波回路46、ローパスフィルタ48を有し、これらの
信号をA/D変換するA/D変換器を備えた中央演算処
理ユニット56を有する。中央演算処理ユニット56
は、今まで説明してきた位置および姿勢算出のための演
算を行う。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定側ユニットを直線的に形成できるため設置が容易に
行うことができ、かつ固定側に角度検出器を設け、位置
の被検出物である携帯側に発光器を設けることによって
入射光全体としての光強度情報を必要としない光学式位
置および姿勢検出装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の光学式位置および姿勢検出装
置を示す斜視図である。
【図2】図2は、固定側ユニットに対する携帯側ユニッ
トの位置および姿勢の検出項目を説明するための斜視図
である。
【図3】図3は、角度検出器として用いる4分割フォト
ディテクタを説明するための図である。
【図4】図4は、差動出力と光線入射角度の関係を示す
グラフである。
【図5】図5は、5面張り付け型角度検出器(二次元角
度検出器)を説明するための図である。
【図6】図6は、空間座標を説明するための図面であ
る。
【図7】図7は、本発明の光学式位置および姿勢検出装
置をX軸方向に見た側面図である。
【図8】図8は、回転角を計算する方法を説明するため
の図面である。
【図9】図9は、5面張り付け型角度検出器における回
転角を計算する方法を説明するための図面である。
【図10】図10は、4分割フォトディテクタにおける
回転角を計算する方法を説明するための図面である。
【図11】図11は、回転角を計算する方法を説明する
ための図面である。
【図12】図12は、回転角を計算する方法を説明する
ための図面である。
【図13】図13は、回転角を計算における動作のフロ
ーチャートである。
【図14】図14は、座標軸変換を説明するための図で
ある。
【図15】図15は、本発明の光学式位置および姿勢検
出装置の回路ブロック図である。
【符号の説明】
10 固定側ユニット 12 携帯側ユニット 18 光源 20 光源 22 フォトディテクタ(角度検出器) 26 光源 28 フォトディテクタ(角度検出器)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置および姿勢が入力すべき機器に対し
    て配置された固定側ユニットと該固体側ユニットに対し
    て可動な携帯側ユニットから成る光学式位置および姿勢
    検出装置において、前記固体側ユニットは、所定の距離
    に配置されて交互に切り換えて発光される2つの光源
    と、前記携帯側ユニットの光源からの光の入射角を検出
    する角度検出器とを有し、前記携帯側ユニットは、1つ
    の光源と、前記固体側ユニットの2つの光源からの光の
    入射角を検出する角度検出器とを有し、前記2つの角度
    検出器から得られた情報に基づいて位置および姿勢を算
    出することを特徴とする光学式位置および姿勢検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、前記光源の各々は、1つの単独の発光
    素子または複数の発光素子のアレイから成ることを特徴
    とする光学式位置および姿勢検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、前記角度検出器は2次元角度検出器か
    ら成ることを特徴とする光学式位置および姿勢検出装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、前記2次元角度検出器は、光源からの
    光の水平入射角および垂直入射角を検出することを特徴
    とする光学式位置および姿勢検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、前記固定側ユニットの角度検出器は、
    上下左右に4つの単独に光を検出する部分を持ちかつ光
    の入射を制限する開口が前方に配置された4分割フォト
    ディテクタであり、前記携帯側ユニットの角度検出器
    は、4角錐台形の5つの面にフォトディテクタを配置し
    た5面張り付け型角度検出器であることを特徴とする光
    学式位置および姿勢検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    光学式位置および姿勢検出装置において、位置および姿
    勢として3次元の位置(空間座標)および姿勢(水平方
    位角、垂直方位角、回転)が検出されることを特徴とす
    る光学式位置および姿勢検出装置。
  7. 【請求項7】 位置および姿勢が入力すべき機器に対し
    て配置された固定側ユニットと該固体側ユニットに対し
    て可動な携帯側ユニットから成る光学式位置および姿勢
    検出装置において、前記固体側ユニットは、所定の距離
    に配置されて交互に切り換えて発光される2つの光源
    と、前記携帯側ユニットの光源からの光の入射角を検出
    する角度検出器とを有し、前記携帯側ユニットは、1つ
    の光源と、前記固体側ユニットの2つの光源からの光の
    入射角を検出する角度検出器とを有し、前記固定側ユニ
    ットの角度検出器は、前記携帯側ユニットの光源からの
    光の水平角および垂直角を検出し、前記携帯側ユニット
    の角度検出器は、前記固定側ユニットの2つの光源の各
    々からの光の水平角および垂直角を検出し、前記角度検
    出器で検出した水平角および垂直角に基づいて3次元の
    位置および姿勢を算出することを特徴とする光学式位置
    および姿勢検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、携帯側ユニットの座標系を固定側ユニ
    ットの座標系に変換する手段をさらに有することを特徴
    とする光学式位置および姿勢検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の光学式位置および姿勢検
    出装置において、前記固定側ユニットに対する前記携帯
    側ユニットの回転を領域に分けて判断する手段をさらに
    有することを特徴とする光学式位置および姿勢検出装
    置。
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