JP2730883B2 - 筋力鍛練装置 - Google Patents

筋力鍛練装置

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JP2730883B2
JP2730883B2 JP11064296A JP11064296A JP2730883B2 JP 2730883 B2 JP2730883 B2 JP 2730883B2 JP 11064296 A JP11064296 A JP 11064296A JP 11064296 A JP11064296 A JP 11064296A JP 2730883 B2 JP2730883 B2 JP 2730883B2
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由明 尾澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は筋力鍛練装置に係
り、特にアームカールトレーニングマシンとして知られ
る筋肉鍛練装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アームカールトレーニングマシンは上腕
二頭筋、前腕筋群の筋肉鍛練に用いる鍛練装置である。
従来のアームカールマシンは、図6〜図8に示すよう
に、床面等に載置する略方形のフレーム1の一側にウエ
イト吊支用枠体2が垂設され、この枠体2の手前には一
端部にカム3を固定したシャフト4が回転可能に軸支さ
れ、シャフト4の他端部にはクランクアーム5が回転可
能に軸支され、クランクアーム5は上端にバランスウエ
イト8と、下端に両手で握持するグリップ9,9を取付
け固定してある。クランクアーム5にはカム3とピンの
挿抜により所望の角度を付けて連結するプレート15が
一体に固定されている。
【0003】また、ウエイト吊支用枠体2に相対してク
ランクアーム5に対面する腕載せ台6が支持体1aを介
して所定高さでフレーム1に支持され、腕載せ台6には
板状の胸当てパッド11と左右の腕当てパッド10,1
0が固定されている。腕載せ台6はフレーム1に立設し
た支持体1aに対して前後方向へ移動調節可能になって
いる。さらに、この腕載せ台6に対面してシート7がフ
レーム1に高さ調節可能に支持されている。
【0004】このアームカールトレーニングで筋力鍛練
をする者は、シート7に着座して高さ調節をし、胸を胸
当てパッド11に当て、両腕を腕当てパッド10,10
に載せて両手でグリップ9,9を握持できるように腕載
せ台6を前後移動調節して固定した後、肘を中心として
手首を持ち上げる運動を行いながら、クランクアーム5
を手前に回動させることにより、シャフト4を介してカ
ム3が回動し、このカム3に一端部が連結されたワイヤ
ロープ12の他端部にウエイト連結用具13に吊支され
たウエイト14を上昇させることによって設定した負荷
が加わり、このような運動を繰り返せば前記部位の筋肉
が鍛練されるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアームカールトレーニングマシンによれば、グリッ
プ9,9はクランクアーム5の下端部に突設されて固定
的であり、胸当てパッド11を前後移動調節して各人の
体格の違いによる肘から手までの長さをカバーすること
としているため、運動中の手首の動きが固定され、肉体
的負担が大きくて効果的な筋肉鍛練ができなかった。
【0006】また、胸を胸当てパッド11に当て、胸当
てパッド11を前後調節しなければ、肘関節の回転軸の
位置が自然な状態となり、運動中に肘がずれることがあ
り、胸を圧迫されるという不都合があった。
【0007】そこで、この発明は上記課題を解決すべ
く、アームカールトレーニングマシンを改良しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる筋力鍛
練装置は、両手でそれぞれ握持する一対のグリップを有
してフレームに回動可能に軸支されたクランクアーム
を、前記フレーム近傍のウエイト吊支用枠体内で昇降可
能なウエイトの選択した負荷に抗して前後方向へ回動す
ることにより所定部位の筋肉鍛練を行う筋力鍛練装置に
おいて、屈折可能に連結した二つのリンクを介して前記
グリップを前記クランクアームに揺動可能に支持すると
ともに、前記グリップの近傍でクランクアームから突出
する支持体に腕載せパッドを固定し、かつ、前記ウエイ
ト吊支用枠体から延伸して前記腕載せ台と適宜離間する
支持体に肘部丸パッドを巻装したことを特徴とする。
【0009】したがって、グリップを二つのリンクを介
してクランクアームに揺動可能に軸支したため、筋力鍛
練者の体格の違いによる肘から手までの長さをカバーす
ることができる。運動中の手首の巻き込みが可能にな
り、手首の負担が軽減されフィニッシュまでの手首の巻
き込み動作が容易にでき、無理なく自然な運動による効
果的な筋肉鍛練ができる。
【0010】また、筋力鍛練者の肘を腕載せパッドと肘
部丸パッドとの隙間に配置することによって、肘関節の
回転軸の位置が自然な状態となり、胸をパッドに着けな
くとも軌道が自然に誘導形成されるので、運動中に肘が
ずれることがなく、胸を圧迫されることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1〜図4に示すように、床面等に載
置する略T字形のフレーム20にウエイト吊支用枠体2
1を立設するとともに、該枠体21とフレーム20とを
結ぶ2本の角パイプからなる軸受フレーム20aにシャ
フト22を回転可能に軸支し、このシャフト22には前
記従来例のカム3に相当するカム24が軸支固定される
とともに、クランクアーム5に相当するクランクアーム
23が回転可能に軸支され、また、クランクアーム23
には前記従来例のプレート15に相当するプレート19
が連結されている。
【0012】クランクアーム23は略L字形であって、
一端部にバランスウエイト25を取付固定し、他端部側
には所定間隔で離間して直交方向へ立ち上がる一対の突
部23a,23aにそれぞれ第1のリンク26,26を
軸支し、このリンク26,26の上端部にそれぞれ第2
のリンク27,27を軸着し、このリンク27,27の
上端部にグリップ28,28が所定の角度で突設されて
いる。
【0013】第2のリンク27は、図5に示すように、
第1のリンク26との軸部29の下部に平坦な下辺部2
7aを有し、この下辺部27aは三角頭に形成したスト
ッパー30の上部斜辺30aに当接して揺動止めがされ
るようになっている。ストッパー30は第1のリンク2
6に適宜ねじ止め等によって固定されている。そして、
ストッパー30の下部斜辺30bは、第1のリンク26
が揺動するとき、突部23aの上部辺25aに当接して
揺動止めとなるようにしてある。したがって、リンク2
6,27は不必要に揺動することはなく、グリップ28
を握持する際に支障を生じない。
【0014】なお、クランクアーム23には、グリップ
28,28の付近でそれぞれ支持体31,31が離間し
て突設され、この支持体31,31の端部には腕載せパ
ッド32,32がそれぞれ取付固定されている。そし
て、クランクアーム23の後部には、ウエイト吊支用枠
体21の側面にクランク形の支持体33が突設され、こ
の支持体33には肘部丸パッド34が支持されている。
肘部丸パッド34は円筒体であって腕載せパッド32,
32間に及ぶ長さを有する。さらに、クランクアーム2
3の後方には高さ調節可能なシート35がフレーム20
から所定高さに支持されている。このシート35には締
付バンド36が適宜装着されている。
【0015】なお、クランクアーム23のシャフト22
に連結したカム24の基部にはワイヤロープ37の一端
部が連結され、ワイヤロープ37の他端部はウエイト吊
支用枠体21の上部に設けた滑車部38を経て枠体21
内に垂下してウエイト連結用具39に連結されている。
ウエイト連結用具39はウエイト40の所望枚数を適宜
選択してピンで脱着する公知のものである。ウエイト4
0は枠体21内に垂設したガイドロッド41に沿って昇
降できる公知のものである。なお、ウエイト40は枠体
21の下部をほぼ包囲して設けられた樹脂製のカバー4
2によって遮蔽されている。なお、43は使用方法の説
明用プレートである。
【0016】次に上記形態の作用を説明すると、アーム
カールトレーニングをする者は、シート35の高さを調
節して着座し、締付バンド36で大腿部を締付固定し、
両腕を延ばして腕載せパッド32,32に載せ、肘を腕
載せパッド32と肘部丸パッド34との間に配置し、両
手でグリップ28,28を握持する。グリップ28は第
2のリンク27と一体であって、前記したように、第2
のリンク27は第1のリンク26に軸支されているの
で、ストッパー30の左右の上部斜辺30aで干渉され
るまで、及び、リンク26は突部23aに軸支されてい
るので、ストッパー30の左右の下部斜辺30bで干渉
される範囲までは自由に揺動できるため、手首を回して
グリップ28の最適位置を決定できる。
【0017】グリップ28を最適の位置で握持した後、
手首を巻き込み、かつ、肘関節が曲がるように両腕を上
げることによってクランクアーム23がシャフト22を
中心として上方へ回動し、カム24の基部に連結したワ
イヤロープ37が引かれて設定された所望重量のウエイ
ト40が上昇することにより、クランクアーム23に負
荷が生じ、この負荷が両腕に掛かり、これによって前記
部位の筋肉が鍛練されるというものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、グリッ
プを二つのリンクを介してクランクアームに軸支するこ
ととしたため、筋力鍛練者の体格の違いによる肘から手
までの長さをカバーすることができるのは勿論のこと、
従来ではフリーウエイトでしかできなかった運動中の手
首の巻き込みが可能になり、手首の負担が軽減されフィ
ニッシュまでの手首の巻き込み動作が容易にでき、無理
なく自然な運動による効果的な筋肉鍛練ができる。
【0019】また、筋力鍛練者の肘を腕載せパッドと肘
部丸パッドとの隙間に配置することによって、肘関節の
回転軸の位置が自然な状態となり、胸をパッドに着けな
くとも軌道が自然に誘導形成されるので、運動中に肘が
ずれることがなく、胸を圧迫されることもない。
【0020】したがって、従来の胸当てパッドを廃止す
ることができ、肘が回転軸に容易に合い、ポジション取
りが簡単になる、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す斜視図
【図2】図1の側面図
【図3】図1の正面図
【図4】図1の平面図
【図5】グリップの要部を示す側面図
【図6】従来例の側面図
【図7】図6の正面図
【図8】図6の平面図
【符号の説明】
20,20a…フレーム 21…ウエイト吊支用枠体 22…シャフト 23…クランクアーム 24…カム 25…バランスウエイト 26,27…リンク 28…グリップ 30…ストッパー 32…腕載せパッド 33…支持体 34…肘部丸パッド 35…シート 36…締付バンド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両手でそれぞれ握持する一対のグリップ
    を有してフレームに回動可能に軸支されたクランクアー
    ムを、前記フレーム近傍のウエイト吊支用枠体内で昇降
    可能なウエイトの選択した負荷に抗して前後方向へ回動
    することにより所定部位の筋肉鍛練を行う筋力鍛練装置
    において、屈折可能に連結した二つのリンクを介して前
    記グリップを前記クランクアームに揺動可能に支持する
    とともに、前記グリップの近傍でクランクアームから突
    出する支持体に腕載せパッドを固定し、かつ、前記ウエ
    イト吊支用枠体から延伸して前記腕載せ台と適宜離間す
    る支持体に肘部丸パッドを巻装したことを特徴とする筋
    力鍛練装置。
  2. 【請求項2】 前記リンクの一方に、他方のリンク及び
    クランクアームと当接してグリップの不必要な揺動止め
    を形成するストッパーが配設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の筋力鍛練装置。
JP11064296A 1996-05-01 1996-05-01 筋力鍛練装置 Expired - Fee Related JP2730883B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102057071B1 (ko) 2018-09-16 2019-12-18 (주)개선스포츠 장애인용 운동기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102057071B1 (ko) 2018-09-16 2019-12-18 (주)개선스포츠 장애인용 운동기구

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