JP2730028B2 - 線形予測符号化方法 - Google Patents

線形予測符号化方法

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JP2730028B2 JP62306437A JP30643787A JP2730028B2 JP 2730028 B2 JP2730028 B2 JP 2730028B2 JP 62306437 A JP62306437 A JP 62306437A JP 30643787 A JP30643787 A JP 30643787A JP 2730028 B2 JP2730028 B2 JP 2730028B2
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

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【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。 A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図) F作用 G実施例 G1第1の実施例(第1図) G2他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 この発明は線形予測符号化方法に関する。 B発明の概要 この発明は、線形予測符号化方法において、サンプル
をブロック化するとともに、そのブロックごとにサンプ
ルに所定の乗算を行うことにより、予測係数の精度を高
めるようにしたものである。 C従来の技術 例えば、8ミリビデオにおいては、オプションの機能
として、記録時、オーディオ信号をPCM信号にデジタル
化し、このPCM信号を、テープのオーバースキャン区間
に記録し、再生時、その逆の処理を行うことによりもと
のオーディオ信号を得ることが認められている。 この場合、PCM信号のサンプリング周波数及び量子化
ビット数を多くすれば、より優れた特性でオーディオ信
号を記録再生できるが、そのようにすると、記録再生す
べきビット数が多くなり、記録再生できなくなってしま
う。 そこで、記録時、PCM信号のビット数の圧縮を行い、
再生時、そのビット数の伸張を行うことにより、テープ
上のビット数が少なくても優れた記録再生特性が得られ
るようにすることが考えられている。 そして、そのようなビット圧縮・伸張の方法としてAD
PCMと呼ばれる方法がある。 第2図は、このADPCMによる伝送システムの一例を示
し、この例においては、入力データの連続する64サンプ
ルごとに、その64サンプルを1ブロックとし、この1ブ
ロックごとに予測フィルタの予測係数を最適値に制御す
る場合である。そして、このとき、入力データの1サン
プルごとにビット圧縮した主データを出力するととも
に、1ブロックごとにそのビット圧縮に関する補助デー
タを出力する。 すなわち、第2図において、(10)はエンコーダ、
(30)は信号伝送系、(40)はデコーダを示し、例え
ば、8ミリビデオにおけるPCM音声系に適用される場合
であれば、エンコーダ(10)は記録系に設けられ、デコ
ーダ(40)は再生系に設けられるとともに、伝送系(3
0)は、エラー訂正の処理回路,回転磁気ヘッドなどを
含むものである。 そして、エンコーダ(10)において、デジタルデータ
Xtが、1サンプルごとに並列に入力端子(11)から遅延
回路(12),(13)を通じて減算回路(14)に供給され
る。この場合、入力データXtは、アナログのオーディオ
信号からリニアにA/D変換されたPCM信号であり、例え
ば、サンプリング周波数は48kHz,量子化ビット数は16ビ
ットである。また、データXtは、第3図に示すように、
−1Xt<1の固定小数点で表現されているとともに、
2の補数で表現されているものとする(他の値について
も同様)。 さらに、遅延回路(12),(13)は、主データと、補
助データとのタイミングを合わせるためのものであり、
それぞれ1ブロック期間の遅延時間を有する(このた
め、厳密には、端子(11)の入力値をXtとすれば、遅延
回路(13)の出力はXt-128となるが、煩雑になるので、
単にXtと記す)。 また、予測フィルタ(19)からデータXtに対する予測
値tが取り出され、この値tが減算回路(14)に供
給されて減算回路(14)からは、値Xtととの差Dt Dt=Xt−t が取り出される。この値Dtは、入力値Xtに対する予測値
tの誤差(予測残差)である。したがって、値Dtは、
理想的には、Dt=0であり、一般的にも小さな値なの
で、値Dtの語長が例えば16ビットであるとしても(固定
小数点で表現されているため)、例えば、 Dt=“0.000‥‥011011" のように、そのMSB側のかなりのビットは、符号ビット
と同じになり、残るLSB側の数ビットが、値Xtとtと
の差に対応して“0"または“1"となる。また、値Dtが大
きい値となったときには、下位ビットは無視できる。 そこで、この値Dtが、利得制御回路(15)に供給され
てG倍(G1)されることにより正規化された値Dt・
Gとされ、この値G・Dtが再量子化回路(16)に供給さ
れて例えば4ビットの値t・Gに再量子化される。 さらに、この値t・Gが利得制御回路(17)に供給
されて1/G倍され、したがって、値Dtと同じオーダー
で、正規化されていない値tとされ、この値tが加
算回路(18)に供給されるとともに、フィルタ(19)か
らの予測値tが加算回路(18)に供給されて加算回路
(18)からは、値tとtとの和t t=t+t が取り出され、この値tがフィルタ(19)に供給され
る。 この場合、値tは、値Xtに対する予測値であり、値
tは、その予測時における誤差Dtの下位ビットを切り
捨てた、あるいはまるめた値であるから、これら値t
とtとの和である値tは、入力値Xtにほぼ等しい。
そして、この値tが、フィルタ(19)に供給されたの
であるから、そのフィルタ出力である値tは、次のサ
ンプル時点の入力値Xx+1を予測した値とすることができ
る。 そして、再量子化回路(16)からの値t・Gが、伝
送系(30)を通じてデコーダ(40)に供給される。 このデコーダ(40)においては、値t・Gが利得制
御回路(41)により1/G倍されて値tとされ、この値
tが加算回路(42)に供給され、その加算出力が出力
端子(44)に取り出されるとともに、フィルタ(19)と
同様に構成された予測フィルタ(43)に供給され、その
フィルタ出力が加算回路(42)に供給される。 したがって、フィルタ(43)の出力が、値tとなる
とともに、端子(44)には、入力データXtの下位ビット
が丸められたデータt、すなわち、入力データXtにほ
ぼ等しいデジタルデータtが取り出される。 さらに、フィルタ(19),(43)における予測係数を
1ブロックごとに最適値とするため、次のような回路が
設けられる。 すなわち、予測フィルタ(19),(43)は、例えば4
次のフィルタとされるとともに、その第1次〜第4次の
係数a1〜a4は、任意の値に変更できるようにされる。 また、端子(11)からの入力データXtが、時間窓回路
(21)に供給されて所定の重みづけが行われてから自己
相関回路(22)に供給されて相関係数が算出され、この
係数が予測係数回路(23)に供給されてデータXtの1ブ
ロックごとに第4次までの予測係数α1〜α4が算出され
る。 さらに、遅延回路(12)からのデータXtが予測誤差フ
ィルタ(24)に供給され、そのフィルタ出力がブロック
内最大値検出回路(25)に供給される。 この場合、フィルタ(24)は、予測フィルタ(19)と
同様に構成された4次の予測フィルタ(241)と、減算
回路(242)とを有するとともに、係数回路(23)から
の予測係数α1〜α4がフィルタ(241)に供給され、入
力データXtに対する誤差Dtの予測値(予測誤差)t
を、1サンプルごとに生成するものである。また、検出
回路(25)は、入力データXtの1ブロックごとに、その
ブロック内における予測誤差t(これは64個ある)の
うち、絶対値が最大である予測誤差の絶対値maxを検
出するものである。 そして、この最大値maxが正規化利得算出回路(2
8)に供給されて正規化時の利得Gのデータ、 G=b/max bは、0<b<1の安全係数で、 例えば、b=0.9 に変換され、このデータGが利得制御回路(15),(1
7)に供給されるとともに、ラッチ(52)を通じて利得
制御回路(41)に供給される。この場合、値maxは、6
4個ある値tの最大値であるから、値Dt・Gは、−1
Dt・G<1に正規化される。 なお、エンコーダ(10)から伝送系(30)を通じてデ
コーダ(40)に伝送されるデータ量について考えると、
メインのデータt・Gは、例えば4ビットで1サンプ
ルごとに伝送され、補助データである予測係数α1〜α4
及びデータGは、例えば各8ビット及び16ビットで1ブ
ロックごとに伝送されるので、1ブロック期間における
データ量は、 4ビット×64サンプル分+8ビット×4種+16ビット
=304ビット となる。そして、データ圧縮を行わない場合における1
ブロック期間のデータ量は、 16ビット×64サンプル分=1024ビット である。したがって、データ量は、 304ビット/1024ビット≒29.7% に圧縮されて伝送されたことになる。 こうして、このシステムによれば、デジタルオーディ
オデータのデータ圧縮を行うことができるが、この場
合、特にこのシステムによれば、係数及び演算の語長に
制限があっても、予測フィルタ(19),(43)の予測係
数を入力データXtにしたがって最適値に制御しているの
で、デコードされたデータtの圧縮により生じるエラ
ーを最小にすることができる。 また、予測残差Dtを伝送する場合、この残差Dtを再量
子化によりビット数を少なくするとともに、その再量子
化の前に正規化を行っているので、伝送されるデータ
t・Gは、ビット数が少なく、かつ、誤差の少ないデー
タとなる。 文献:「音声情報処理の基礎」オーム社発行特願昭61
−299285号に明細書及び図面 D発明が解決しようとする問題点 ところが、上述のシステムにおいては、予測係数α1
〜α4の精度を、あまり高くすることができない。 すなわち、時間窓回路(21)における時間窓関数(重
み関数)W(n)としては、一般にハミング窓 W(n)=0.54−0.46cos(2πn/(N−1)) N:1ブロックのデータ数(N=64) n:1ブロック中のデータ番号 0nN−1 が使用される。 そして、このように重みづけされたデータXtが自己相
関回路(22)に供給されて自己相関係数vjが、 Xn:重みづけ後のt=nにおけるデータXt j=0,1,2,‥‥,p P:予測フィルタの次数(p=4) により算出される。 さらに、予測係数回路(23)の処理は、例えば第4図
に示すようなアルゴリズムとれて予測係数が求められ
る。ただし、同図において、 v0:0次の自己相関係数 v1:1次 ″ ▲α(n+1) i▼:前向き線形予測係数、▲α(n+1) i▼=α
i wn:前向き予測残差と後向き予測残差との相互相関 un:前向き予測残差の二乗平均 kn+1:偏自己相関係数 である。 したがって、重みづけ後のデータXt(=Xn)の精度→
自己相関係数vj及び相互相関wnの精度→偏自己相関係数
kn+1の精度→予測係数αiの精度の順に予測係数αiの精
度が決まってしまう。 一方、時間窓回路(21)の時間窓関数が、上述のよう
に、ハミング窓であるとすると、ブロックの中央のデー
タXtに対する重みW((N−1)/2)は、 W((N−1)/2)=1 となるが、ブロックの始め及び終わりのデータXtに対す
る重みW(0),W(N−1)は、 W(0)=0.08 W(N−1)=0.08 となり、重みづけ後のt=0,t=N−1付近のデータXt
は小さな値となってしまう。 そして、このとき、データXtは、語長制限されている
ので、その下位ビットは切り捨てられることになり、こ
の結果、重みづけ後のデータXtは精度の悪いものとなっ
てしまう。 そして、上述のように、重みづけ後のデータXtの精度
が、そのまま予測係数αiの精度に影響しているので、
重みづけ後のデータXtの精度が低下することにより、予
測係数αiの精度も低下してしまう。 また、上述は、時間窓関数W(n)がハミング窓関数
の場合であるが、他の窓関数の場合、及び時間窓関数W
(n)の種類にかかわらず入力データXtがブロック全体
にわたって小さい場合も、同様の理由により予測係数α
iの精度が低下してしまう。 この発明は、このような問題点を解決しようとするも
のである。 E問題点を解決するための手段 上述のように、また、第4図に示すように、予測係数
αiの精度は、係数kn+1の精度で決まるが、この係数k
n+1は、値wnとunとの除算で算出される。そして、この
除算のとき、被除数及び除数(分子及び分母)に、互い
に等しい定数を、あらかじめ乗算しておいても、その除
算の商である係数kn+1に支障を生じることはない。 この発明は、このような点に着目し、重みづけされた
データXtに、ブロックごとに定めた所定の大きさの係数
(1)を乗算し、この乗算結果を使用して予測係数α
iを求める。なお、乗算する係数は、その乗算結果が、
例えば、データXtのデータ形式で表現できる範囲に収ま
る大きさとすればよい。 F作用 入力データに対して時間窓関数による重みづけを行っ
ても、予測係数が精度よく算出される。 G実施例 G1第1の実施例 時間窓回路(21)においては、第1図に示すフローチ
ャートの処理が行われる。 すなわち、ステップ(61)において、端子(11)の入
力データXt(1サンプル分)に対して時間窓関数W
(n)による重みづけの乗算が行われてデータXt・W
(n)とされ、次にステップ(62)において、データXt
・W(n)とそれ以前のデータXt・W(n)の最大値
(絶対値)との大小比較を行うことによりデータXt・W
(n)の最大値(絶対値)が取り出され、続いてステッ
プ(63)において、1ブロック64サンプルのデータXtに
対してステップ(61),(62)の処理が行われたかどう
かがチェックされ、行われていないときには、処理はス
テップ(61)に戻り、行われたときには、処理はステッ
プ(71)に進む。 したがって、ステップ(61)〜(63)により、1ブロ
ックの全入力データXtに対して時間窓関数W(n)によ
る重みづけが行われるとともに、その1ブロック内にお
ける、重みづけ後の最大値(絶対値)Tmaxが取り出され
る。なお、以上の処理は、例えば、データXtが16ビッ
ト、関数W(n)が8ビット、データXt・W(n),Tma
xが24ビットにより行われ、データXt・W(n),Tmaxに
必要な精度が確保される。 そして、次にステップ(71)において、ビットシフト
用のカウンタBSFTが「0」にリセットされてからステッ
プ(72)において、最大値Tmaxが、所定の一定値TREFと
大小比較される。この場合、値TREFは、データXt・W
(n),Tmaxの語長である24ビットにより表現できる最
大値よりも数ビット分小さな値、例えば24ビットで表現
できる最大値の1/22の値とされる。 そして、大小比較の結果、Tmax<TREFのときには、処
理はステップ(73)に進み、このステップ(73)におい
て、カウンタBSFTが「1」だけインクリメントされ、次
にステップ(74)においてカウンタBSFTが一定の所定値
BLIMと大小比較される。この大小比較は、後述するよう
に、処理が無限ループに入ることを防ぐためのものであ
り、データTmaxの語長に対応して例えばBLIM=24とされ
る。 そして、この大小比較の結果、BSFT<BLIMのときに
は、処理はステップ(75)に進み、このステップ(75)
において、データTmaxが例えば1ビット左シフトされる
ことにより2倍され、次に処理はステップ(72)に戻
る。 したがって、ステップ(72)〜(75)が繰り返される
ことにより、値Tmaxは順次1ビットずつ左シフトされて
2倍されていくとともに、その左シフトされた回数がカ
ウンタBSFTによりカウントされる。なお、Tmax=0のと
きは、何回左シフトしてもTmax=0のままで無限ループ
となるので、ステップ(74)においてカウンタBSFTがチ
ェックされ、BSFT≧BLIMとなったときには、処理はステ
ップ(74)からステップ(76)に抜けてこのルーチンを
終了する。 そして、ステップ(72)〜(75)が繰り返されること
により、値Tmaxが順次1ビットずつ左シフトされて2倍
されていき、Tmax≧TREFとなると、処理ステップ(72)
からステップ(81)に進む。この場合、値Tmaxは、もと
の値が「2」のBSFT乗倍されていることになるが、ステ
ップ(72)の比較基準である値TREFは、値Tmaxの語長
(この例では24ビット)で表現できる最大値の例えば1/
22倍の値であるから、値Tmaxがオーバーフローすること
はない。 そして、ステップ(81)において、カウンタBSFTがチ
ェックされ、BSFT>0のときには、処理はステップ(8
2)に進み、このステップ(82)において、1ブロック
の全データXt・W(n)がそれぞれ1ビットだけ左シフ
トされて2倍され、次にステップ(83)においてカウン
タBSFTが「1」だけディクリメントされてから処理はス
テップ(81)に戻る。 したがって、ステップ(81)〜(83)により、1ブロ
ック64サンプルの全データXt・W(n)は、それぞれ1
ビットずつ左シフトされて2倍されていき、各データXt
・W(n)がすべてBSFTビットだけ左シフトされると、
このとき、BSFT=0になる。 そして、BSFT=0になると、処理はステップ(81)か
らステップ(84)に進み、このルーチンを終了する。 したがって、重みづけされたデータXt・W(n)は、
BSFTビットだけ左シフトされて次段の自己相関回路(2
2)に供給されることになるので、以後の処理において
語長制限によりLSB側が切り捨てられても、係数kn+1
精度が低下することがなく、したがって、予測係数αi
を精度よく求めることができる。 なお、このとき、データXt・W(n)は、BSFTビット
だけ左シフトされているので、「2」のBSFT乗倍された
ことになるが、各ブロックにおけるデータXt・W(n)
の最大値Xmaxの「2」のBSFT乗倍された値が、オーバー
フローしないように値BSFTが求められているので、残る
データXt・W(n)が「2」のBSFT乗倍されても、オー
バーフローすることはない。 こうして、この発明によれば、重みづけ後のデータXt
・W(n)を、ブロック単位で、その最大値Tmaxがオー
バーフローしない範囲で乗算しているので、以後の処理
に語長制限があっても、予測係数αiの精度を高くする
ことができる。 G2他の実施例 なお、上述において、ステップ(61)〜(63)を時間
窓回路(21)において処理し、ステップ(71)〜(84)
を、回路(21)と(22)との間に新たに設けた回路によ
り処理してもよい。また、上述いおいては、フローチャ
ートにより説明したが、ステップ(61)〜(84)はディ
スクリートのハードウェアで構成できる。さらに、偏自
己相関係数(PARCOR係数)kiを、予測係数αiとして使
用することもできる。 H 発明の効果 この発明によれば、重みづけ後のデータXt・W(n)
を、ブロック単位で、その最大間Tmaxがオーバーフロー
しない範囲で乗算しているので、以後の処理に語長制限
があっても、予測係数αiの精度を高くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一例の流れ図、第2図〜第4図はそ
の説明のための図である。 (10)はエンコーダ、(30)は信号伝送系、(40)はデ
コーダである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.所定のサンプリング周波数によってデジタル信号に
    変換された入力信号を、所定数のサンプルごとに時間窓
    関数を乗算して1ブロックとし、 この1ブロックごとに予測残差を利用して上記入力信号
    を符号化するADPCM方式による予測符号化方法におい
    て、 上記入力信号に上記時間窓関数の乗算による重みづけを
    行った後、上記各ブロックの最大値を検出し、 この最大値が上記入力信号を表現できる最大値よりも数
    ビット分小さな値の所定値を越えるように乗算し、 この乗算量にしたがって上記ブロック内の他のサンプル
    も乗算し、 この乗算された上記ブロック内の各サンプルのデータか
    ら自己相関係数を算出し、 この算出された自己相関係数から予測係数を求るように
    した 線形予測符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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