JP2728966B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2728966B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表示装置の制御方法に関し、特に走査信号
線と情報信号線をマトリクス電極間に挟持し、走査信号
及び情報信号を各々印加して駆動する液晶表示装置に於
て、該液晶表示装置がメモリー性を有し、駆動条件に温
度依存性を有している表示装置を用いて映像情報を表示
する為の制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、パーソナル・コンピユータやワークステーシヨ
ン等に要求される液晶表示装置等のデイスプレイは年
々、大画面、高解像度化する一方、従来からの互換性も
要求されている。例えば、一般的によく用いられるIBM
社製PC/ATパーソナルコンピユータを例に挙げると、デ
イスプレイへの表示モードとしては、画像用アダプター
の仕様としてCGA、EGA、VGA、8514/A等による10数種に
及び表示モードがあり、それぞれ解像度や表示可能な色
の数が異なる。
このように多くの表示モードを1つのデイスプレイで
表示可能とする製品として、CRTではNEC社製MultiSync
IIやMultiSync 3D、4D、5D等がある。例としてMultiSyn
c4Dと5DのサポートするVideo Mode(表示モード)をTab
le 1に示す。
一方、強誘電性液晶表示装置などのメモリー性を有す
る表示装置は、CRTやSTN−LCD(スーパーツイスト液晶
デイスプレイ)やPDP(プラズマデイスプレイ)のよう
な従来の表示装置で用いられている種々の基本動作原理
と異なっている。そこでこれまでに神辺らの米国特許第
4,655,561号公報で提案されたメモリー性を活かした部
分書き込み走査方法を、本発明者らが提案した、特開昭
63−65494号公報、あるいは特願昭63−285141号公報等
における、このメモリー性を有する表示装置に於て高解
像度表示を行うための「低フレーム周波数駆動+部分書
き込み走査」を実現する方法によって実現しようとして
いる。
しかし、この強誘電性液晶表示装置(FLC)を用い、
先のような種々の表示モードをサポートする要求に答え
るためには、当然、新しい駆動原理のため従来の方法で
は実現できない。ユーザーがコンピユータに連結された
この強誘電性液晶表示装置を使って電源投入時から種々
の表示モードのいずれかを使用し、かつ必要に応じて表
示モードを変更するために必要不可欠のトータル的なコ
ントロール方法を提案しなければならない。
例として強誘電性液晶表示装置を用いて、特にIBM社
製PC/ATマシーン用の種々の表示モードをサポートし、
かつ1280x1024の高精細モードもサポートするための全
体構成とそのコントロール方法を提示し、本発明の上記
目的の実現方法を明らかにする。
メモリー性を有する表示装置の代表例である強誘電性
液晶表示装置には第2図に代表される駆動条件の温度依
存性がある。この例では10℃で7Hz、25℃で10Hzそして4
0℃では20Hzのフレーム周波数であることを示している
(1025本の走査線、24V駆動電圧、日本チツソ社製KMT−
408使用時)。このことから電源投入時に10℃であった
場合は先に提案のあった低周波駆動における8本インタ
ーレースにてフリツカーを防止できる。しかし動作開始
とともにデイスプレイの環境温度が上昇した場合、例え
ばバツクライト点灯による加熱または強制的な外部ヒー
ター使用時等によって環境温度が上昇した場合、仮に25
℃となった場合、4本インターレースとすることで十分
フリツカーは防止でき、8本インターレースでの唯一の
欠点であった動画画面表示時、例えばスクロール表示等
での表示画面の分断現象を軽減できる。また、同じ温度
でも、表示モードによってはさらに駆動方法は変化す
る。例えばTableで先の走査線数1024本の表示モード10H
zであったFLCデイスプレイはvgaモードでは480本の走査
線数となりフレーム周波数は20Hz以上となり、通常の
(2本)インターレースで十分フリツカーを防止できか
つさらに動画表示時の画面分断を軽減できる。しかしな
がら従来の方法では表示モードを決定する方法はあって
もデイスプレイの走査モード(インターレース、ノンイ
ンターレースなど)をデイスプレイ環境温度と併せて変
化させることの出来るものはない。
〔課題を解決するための手段(及び作用)〕
上記必要条件を満足したFLCデイスプレイ搭載コンピ
ユータを製品とするには予めその製品に応じて必要要件
をプログラミングしたROM(ROM BIOSと称する)を用意
することが必要になる。このROM BIOSはコンピユータ本
体とFLCデイスプレイの制御と表示に関するインターフ
エースを実際に司り、ユーザーは特にFLCデイスプレイ
制御・駆動のための詳細に知識を必要とせずに表示モー
ド、走査モードをコントロール出来ることになる。
すなわち本発明は、第1に a.走査信号電極と情報信号電極が互いにマトリクス状に
配置され、その間にメモリー性を有する液晶が挟持され
て構成された表示パネル、 b.走査信号電極に走査信号を印加し、情報信号電極に情
報信号を印加する駆動手段、及び c.前記走査信号電極をノンインターレース走査する第1
の走査モード、一垂直走査期間内で走査される前記走査
信号電極を所定のインターレース幅でインターレース走
査する第2の走査モード、又は前記走査信号電極を複数
のブロックに区分し、該複数のブロックを順次ブロック
毎に選択し、単一ブロック内の走査信号電極を所定のイ
ンターレース幅でインターレース走査する第3の走査モ
ードが温度変化に応じて指定され、該指定された走査モ
ードに基づいて走査信号電極が走査される様に前記駆動
手段を制御する制御手段 を有する表示装置に特徴があり、第2に a.走査信号電極と情報信号電極が互いにマトリクス状に
配置され、その間にメモリー性を有する液晶が挟持され
て構成された表示パネル、 b.走査信号電極に走査信号を印加し、情報信号電極に情
報信号を印加する駆動手段、及び c.前記走査信号電極をノンインターレース走査する第1
の走査モード、又は前記走査信号電極を所定のインター
レース幅でインターレース走査する第2の走査モードが
指定された階調数に応じて指定され、該指定された走査
モードに基づいて走査信号電極が走査される様に前記駆
動手段を制御する制御手段 を有する表示装置に特徴がある。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例である強誘電性液晶表示装
置である。デイスプレイパネル2(1280x1024pixel
s)、デイスプレイドライバ3,4、デイスプレイ・ユニツ
トコントローラ8、及び画像情報格納メモリーとしてVR
AM8をもつグラフイツクス・コントローラ9とIBMPC/AT
を示すHost CPU11及びHost Bus12の各ハードウエア構成
および本発明である全体のコントロールモニタープログ
ラムを内蔵したROMBIOS13を示す。
(1)信号線の機能 第1図において、Host CPU11とグラフイツクス・コン
トローラ9との間に設けられた信号線の機能を以下に説
明する。
Host Bus:IBM社製PC/AT機ではATBusと称されるIBM社規
定の標準インターフエースハードウエアバス。
第1図において、FLCデイスプレイユニツトコントロ
ーラー8とグラフイツクス・コントローラー9との間に
設けられた各信号線の機能を以下に説明する。
1)PD0〜7:データバス。8ビツト双方向。データ転送
速度10MHz/8ビツト。
2)CLK:転送クロツク。20MHz。
3)AH/DL:駆動情報と映像情報との識別信号。駆動情報
のとき、Hiレベル。映像情報の時、Loレベル。
4)IH/OL:データバスの入出力識別信号。グラフイツク
ス・コントローラーからみて、PD0〜7が入力モードの
時、Hiレベル。出力モードの時、Loレベル。
5)INT:表示装置側からグラフイツクス・コントローラ
ーへの割り込み信号。
6)FLG:表示装置側からグラフイツクス・コントローラ
ーへのデータ出力許可信号。出力許可状態の時、Hiレベ
ル。
7)Hsync:水平同期信号。表示装置側からグラフイツク
ス・コントローラーへのデータ受付許可信号。
8)Vsync:垂直同期信号。表示画面毎の同期信号。
(2)基本動作 映像情報発生側、すなわちHost CPU11サイドからROM
BIOS13内に定義された機能を所定の呼び出し規則にした
がってコールし、時には機能実現に必要なパラメータを
グラフイツクス・コントローラー9に渡す。ROM BIOS13
側では正規の手順で呼び出された場合、その要求された
機能を実現するためGCPU(グラフイツクスコントロール
中央演算子)14で翻訳されるかあるいは直接デイスプレ
イ・コントローラー9に働きかける。以下に具体的な翻
訳あるいは直接働きかける内容と動作概要を説明する。
グラフイツクス・コントローラー9は駆動情報と映像
情報を、双方向データバスPD0〜7を用いてFLCデイスプ
レイユニツトに転送する。しかし、駆動情報と映像情報
を同一伝送路にて転送するため、前記2種類の情報を区
別しなければならない。この識別のための信号がAH/DL
である。AH/DL信号がHiレベルの時、PD0〜7に乗ってい
る情報が「駆動情報」であることを表わし、Loレベルの
時は、「映像情報」であることを表わしている。
FLCデイスプレイユニツトコントローラー8はPD0〜7
として転送されて来る駆動情報付映像信号から駆動情報
を抽出し、その駆動情報に基づいた処理を行う。一方、
映像情報は情報電極駆動回路側のシフトレジスター6へ
転送クロツクに基づいて送られる。
また、本実施例ではFLCデイスプレイの駆動表示とグ
ラフイツクス・コントローラー9における駆動情報及び
映像情報の発生が非同期で行われているため、表示情報
転送時に装置間の同期をとる必要がある。この同期を司
る信号がHsync及びVsyncであり、Hsyncは1水平走査期
間毎に、Vsyncはリフレツシユ時の1垂直走査期間毎にF
LCデイスプレイユニツトコントローラー8内で発生し、
グラフイツクス・コントローラー9側に送る。グラフイ
ツクス・コントローラー9は常にこれらsync信号を監視
しており、VsyncがHiレベルかつHsyncがLoレベルのとき
表示情報(駆動情報+映像情報)の転送を行い、それ以
外の時には1回の表示情報の転送終了後、次の転送許可
信号がくるまで待機している。
第3図は、グラフイツクス・コントローラー9側から
FLCデイスプレイユニツト1のコントローラー8側へ表
示情報を送る際の基本的な通信のタイミングチヤートで
あり、その動作を説明する。
グラフイツクス・コントローラー9は、HsyncがLoレ
ベル(かつINT=Hi&Vsync=Hi&IH/OL=Loでなければ
ならない)になったことを検知するとただちにAH/DL信
号をHiレベルにし表示情報の転送を開始する。FLCデイ
スプレイユニツト1のコントローラー8はHsyncを表示
情報転送期間中にHiレベルにする。手相されてきた駆動
情報に基づく一連の処理が終了した後FLCデイスプレイ
1のコントローラー8はHsyncを再びLoレベルにし次の
表示情報を受け取る準備にはいる。
第4図は、グラフイツクス・コントローラー9側がFL
Cデイスプレイユニツト1のコントローラー8側から表
示情報を読み出す際の基本的な通信のタイミングチヤー
トであり、その動作を説明する。
まずグラフイツクス・コントローラー9は、駆動情報
としてFLCデイスプレイユニツト1のコントローラー8
との間で予め取り決めておいた「情報読み出し要求デー
タ」第4図上のA0〜A15のタイミングでデイスプレイユ
ニツト1のコントローラー8に送り、IH/OL信号をHiに
することでデータ入力モードにする。この時、データバ
スPD0〜7は、グラフイツクス・コントローラー9側か
らみてハイ・インピーダンス状態(Z)となる。FLCデ
イスプレイユニツト1のコントローラー8は、「情報読
み出し要求データ」を認識したらIH/OLラインがHiレベ
ルにあることを確認後、データバスPD0〜7に情報を乗
せ、さらにFLG信号をHiレベルにする。グラフイツクス
・コントローラー9はFLGラインがHiになったことを検
知すると、そのときデータバスPD0〜7に乗っているデ
ータを読み込み、GCPU14内に格納する。
(3)映像表示時の通信動作 デイスプレイへの映像表示時は、グラフイツクス・コ
ントローラー9側からデイスプレイ側へ表示情報を送る
ことになり、前記第3図の通信時と同じである。この
時、駆動情報となるのは走査線アドレス情報であり、第
3図上のA0〜A15の位置に乗せられてデイスプレイのコ
ントローラー8に転送される。
さらに詳細に追いかけてみると、走査線アドレス情報
はFLCデイスプレイユニツト1のコンローラー8にて抽
出され、指定された走査線を駆動するタイミングに合せ
て走査線電極駆動回路側デコーダ7に入力され、デイス
プレイの指定された走査線を選択する。一方、映像情報
は情報電極駆動回路側シフトエジスター6に転送され、
転送クロツク(CLK)にて8画素単位でシフトされる。
シフトレジスター6にて水平方向の1走査線分のシフト
が完了すると1280画素分の映像情報は併設されたライン
メモリ5に転送され、1水平走査期間の間記憶される。
そして所定の1水平走査期間を経て表示パネル2への書
き込み動作が終了した後デイスプレイユニツトのコント
ローラー8はHsyncを再びLoレベルにし、次の走査線の
表示情報を受け取る。
これら一連の通信動作を繰り返すことにより表示パネ
ル画面に対する書き込み動作及び部分書き込み動作が行
われることになる。
(4)表示モードセツト時の動作 −Hostサイドからのセツト時− 表示装置に対する表示モードの設定・変更は基本的に
Hostサイドからの要求によるものであり、基本的に第5
図に示したタイミングチヤートに準拠している。具体的
に以下に述べる。
グラフイツクス・コントローラー9はHostCPU11サイ
ドから表示モード変更要求があった場合、表示情報をデ
イスプレイユニツト1のコントローラー8に転送する際
の駆動情報部分(AH/DLラインがHiレベルの時、すなわ
ち第5図上のA0〜A15のタイミング)に「表示モード変
更要求データ」を乗せる。
デイスプレイユニツト1のコントローラー8は予め取
り決めておいた「表示モード変更要求データ」を認識し
たのち、HsyncラインをLoレベルにする。
グラフイツクス・コントローラー9は次に駆動情報と
して「表示モードナンバー」を、第5図上のA0〜A15の
タイミングでデイスプレイユニツト1のコントローラー
8に送り、IH/OL信号をHiレベルにする事でデータバスP
D0〜7を入力モードに切り替える。
デイスプレイユニツト1のコントローラー8は、「表
示モードナンバー」を受取り、その表示モードに応じて
表示パネルの駆動条件を定めたり、物理的画素数と論理
的画素数の関係やカラーと階調数のいずれか一方または
その両方の関係を定めたり、有効表示画面と表示画面内
該表示部外枠部のサイズを定め、該外枠部のカラーと階
調数のいずれか一方またはその両方の関係を定めたり、
画像情報記憶部から表示装置への情報の転送フオーマツ
トあるいはタイミングあるいはその双方に定めたり、か
つ通信が正常に行われたかどうかの確認のため受け取っ
た「表示モードナンバー」をIH/OLラインがHiレベルで
あることを確認後、データバスPD0〜7に乗せFLG信号を
Hiレベルにする。
グラフイツクス・コントローラー9はFLGラインがHi
レベルになったことを確認後データバスPD0〜7に出力
されている「表示モードナンバー」のデータをGCPU14内
に格納する。
GCPU14は受け取ったデータと先に転送した「表示モー
ドナンバー」とを比較し、確認後IH/OL信号をLoレベル
にする。
デイスプレイユニツト1のコントローラー8はIH/OL
ラインがLoレベルになったことを確認後、Hsyncライン
をLoレベルにし次の表示情報を待つ。
グラフイツクス・コントローラー9はHsyncラインがL
oレベルになったことを確認後、表示モードの確認の結
果に応じて正常であれば通常の走査線アドレス+映像情
報を送り、異常であれば再び「表示モード変換要求デー
タ」を送り、からやり直す。
以上の手順で表示モードの変更及び各表示モードに応
じた表示パネルの駆動制御が可能となる。
(5)表示モードセツト時の動作 −デイスプレイサイドからのセツト時− 例としてグラフイツクス・コントローラー9とデイス
プレイユニツト1のコントローラー8がそれぞれ別電源
で構成されていて、デイスプレイユニツト1のコントロ
ーラー8側の電源がグラフイツクス・コントローラー9
(Hostサイド)が立ち上がった後に入った場合には、デ
イスプレイユニツト1のコントローラー8側でグラフイ
ツクス・コントローラー9が既にどのような表示モード
で動作しているかを知ることが出来ない。このようなと
き、デイスプレイユニツト1のコントローラー8はグラ
フイツクス・コントローラー9に対してINT信号を送
り、表示モードのセツト要求を行う。グラフイツクス・
コントローラー9はデイスプレイユニツトコントローラ
ー8からのINT信号を受け付けるとFLGラインをチエツク
しLoレベルであると表示モードの設定要求であることを
認識する。それ以降は(4)表示モードセツト時の動作
−Hostサイドからのセツト時−と同様の手順で表示モー
ドの設定が行われる。
(6)温度情報に応じた走査モードセツト時の動作Host
サイドがデイスプレイユニツト1の温度情報を知り、そ
れに応じた走査モードにセツトするためには、基本的に
第5図のグラフイツクス・コントローラー9側がFLCデ
イスプレイユニツト1のコントローラー8側から表示情
報の一部として温度情報を読み取る方法を用いる、以下
に更に具体的にその動作を説明する。
グラフイツクス・コントローラー9は表示情報を表示
装置に転送する際の駆動情報部分(AH/DLラインがHiレ
ベルの時)に、「温度情報読み出し要求データ」を乗
せ、IH/OL信号をHiレベルにする事でデータバスPD0〜7
を入力モードに切り替えられる。
デイスプレイユニツト1のコントローラー8はあらか
じめ取り決めておいた「温度情報読み出し要求データ」
を認識したのちIH/OLラインがHiレベルであることを確
認後、データバスPD0〜7に「温度データ」を乗せ、FLG
信号をHiレベルにする。
グラフイツクス・コントローラー9はFLGラインがHi
レベルになったことを確認後データバスPD0〜7が出力
されている「温度データ」をGCPU14内に格納する。
GCPU14は、受け取った「温度データ」にもとづき、表
示パネルの走査モードを設定する。
また、表示パネル環境温度変化に応じて、表示装置側
から本体装置に対して、走査モードの設定・変更要求を
出すことも可能である。その場合は表示モードの設定の
場合と同様に、表示装置はグラフイツクス・コントロー
ラー9に対してまずINT信号を送る。グラフイツクス・
コントローラー9は表示装置側からのINT信号を受け付
けるとFLGラインをチェツクし、今度は、Hiレベルであ
ると温度情報の読み出し要求であると認識する。それ以
降は前記本体装置側から要求が生じた場合と同様の手順
で温度情報の読み出し及び走査モードの設定動作が行わ
れる。
またTable2(第8図)にIBMモードでの1。Alphanume
ric Mode2。Graphics Modeのサポートするアダプター名
と解像度、色及び階調数とFLCデイスプレイ駆動情報を
示す。Table2中の表現「b/p」は入力情報に対する出力
情報におけるカラーと階調数を定めるもので第1図中の
映像情報格納メモリーVRAM10に展開されているビデオ・
データ・フオーマツトで、1pixel(1論理画素)に対す
る色、階調情報量の2進数化表現を表わすビツト数を表
わす。Table2中の表現「ratio」は物理的画素数と論理
的画素数の関係を表わし、第7図にこの関係を示す。本
実施例でのFLCデイスプレイは2つの異なる面積比の物
理画素を1画素単位とし、よってradio=1のときが最
小1論理画素構成で、表現できる階調数は4となる。
(FLCデイスプレイは基本的に2値表示デイスプレイで
あり、FLCデイスプレイによる多値表示、すなわち階調
表示の実現方法の1つにこのような2つの異なる面積比
の物理画素を1画素単位とする方法が既に提案されてい
る。)ratio=2では4物理画素、2最小画素単位をも
って1論理画素とし、階調数は8が可能となる。同様に
ratio=4では8物理画素、4最小画素単位をもって1
論理画素とし、階調数は16が可能となる。
第9図に、表示パネルの環境温度と走査モードとの関
係を示した。走査モードは、前記「ratio」によって異
なり、同じ環境温度であっても「ratio」の値が大きい
ほど、走査モードにおけるインターレース巾を小さくす
る(=動画の表示品位向上)ことができる。
第9図に示した走査モードは、前記「ratio」と表示
パネルの環境温度をもとに、動画画面表示時の面面の分
断現象の低減とフレーム周波数に依存するフリツカー防
止の観点から最適化を計った設定となっている。
また、第10図には各走査モードの仕様(表示パネルの
走査順序)を示した。各走査モードの走査手順を以下に
簡単に説明する。
(A)ノンインターレース走査−第10図(A):全走査
線を表示画面の上から下へ飛びだすことなく順次選択す
る。この走査方式は、動画画面の表示品位において最も
すぐれている。
(B)32インターレース走査−第10図(B):走査線を
32本ごと飛び越して選択する。1フレームは32フイール
ドからなり、各フイールドの選択順序をランダムとす
る。
(C)Tips走査−第10図(C):全走査線を複数のブロ
ツクに分け、そのブロツクを順次選択する。各ブロツク
内は2インターレース走査するが、あるブロツクと次ブ
ロツクとではブロツク単位で比較した場合、走査を始め
る位置が異なるように選択する。1フレームは2フイー
ルドで構成される。Table4では全走査線1024本を64本毎
に16個のブロツクに分けブロツクを順次選択する。
(D)Fips走査−第10図(D):前記Tips走査と同様
に、全走査線を複数のブロツクに分け、そのブロツクを
順次選択する。各ブロツク内は4インターレース走査す
るが、あるブロツクと次のブロツクとではブロツク単位
で比較した場合、走査を始める位置が異なる様に選択す
る。1フレームは4フイールドで構成される。Table4の
例では、全走査線1024本を1280本毎に8個のブロツクに
分けブロツク順に選択する。
〔発明の効果〕
以上のように電源投入時から種々の表示モードのいず
れかを使用し、かつ必要に応じて表示モードを変更する
ために必要不可欠のトータル的なコントロール方法をRO
M内に定め、場合によってはHostサイドからも一定の手
順にしたがって更に変更を可能とする制御モニター部を
有することで、新しい駆動原理のため従来の方法では実
現できなかった駆動情報の制御も必要とする、強誘電性
液晶表示装置を用いて、先のMultiSyncのような種々の
表示モードをサポートする要求に応えられるようになっ
た。
なお、本発明は強誘電性液晶に限らず、表示装置が走
査信号線と情報信号線をマトリクス電極間に挟持し、走
査信号及び情報信号を各々印加して駆動し、かつメモリ
ー性を有し、駆動条件に温度依存性を有しているときに
有用であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による表示装置と本体装置及びROM BIOS
を含む全体構成図。 第2図はFLCデイスプレイユニツトの駆動条件の1つで
あるフレーム周波数の温度依存性を表わす図。 第3図は本体装置側グラフイツクス・コントローラーか
ら表示装置への駆動情報及び映像情報を送る場合の通信
動作を示すタイミングチヤート。 第4図は本体装置側グラフイツクス・コントローラーが
表示装置の駆動情報を読み出す場合の通信動作を示すタ
イミングチヤート。 第5図は本体装置側グラフイツクス・コントローラーが
表示装置の表示モードに切り替える場合の通信動作を示
すタイミングチヤート。 第6図は本発明による強誘電性液晶表示装置の表示部に
於ける物理画素と論理画素の関係を示す図。 第7図はTable1はCRTにおける代表的な表示モード切り
替え機能を有するNEC社製商品名MultiSync4D及び5Dの概
略機能を表わす図。 第8図はTable2は本発明によるFLCデイスプレイシステ
ムが有する表示モード内IBM社準拠の各種CRTグラフイツ
クスモードサポート時の機能概要とFLCデイスプレイ駆
動条件の一部を表わす図。 第9図は表示パネルの環境温度と走査モードとの関係を
「ratio」毎に示す図。 第10図(A)〜(D)は、走査モードの仕様(走査順
序)を示す図。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.走査信号電極と情報信号電極が互いにマ
    トリクス状に配置され、その間にメモリー性を有する液
    晶が挟持されて構成された表示パネル、 b.走査信号電極に走査信号を印加し、情報信号電極に情
    報信号を印加する駆動手段、及び c.前記走査信号電極をノンインターレース走査する第1
    の走査モード、一垂直走査期間内で走査される前記走査
    信号電極を所定のインターレース幅でインターレース走
    査する第2の走査モード、又は前記走査信号電極を複数
    のブロックに区分し、該複数のブロックを順次ブロック
    毎に選択し、単一ブロック内の走査信号電極を所定のイ
    ンターレース幅でインターレース走査する第3の走査モ
    ードが温度変化に応じて指定され、該指定された走査モ
    ードに基づいて走査信号電極が走査される様に前記駆動
    手段を制御する制御手段 を有する表示装置。
  2. 【請求項2】前記液晶が強誘電性液晶である請求項1に
    記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記第3の走査モードのインターレース幅
    が温度上昇に応じて小さい値に設定される請求項1に記
    載の表示装置。
  4. 【請求項4】a.走査信号電極と情報信号電極が互いにマ
    トリクス状に配置され、その間にメモリー性を有する液
    晶が挟持されて構成された表示パネル、 b.走査信号電極に走査信号を印加し、情報信号電極に情
    報信号を印加する駆動手段、及び c.前記走査信号電極をノンインターレース走査する第1
    の走査モード、又は前記走査信号電極を所定のインター
    レース幅でインターレース走査する第2の走査モードが
    指定された階調数に応じて指定され、該指定された走査
    モードに基づいて走査信号電極が走査される様に前記駆
    動手段を制御する制御手段 を有する表示装置。
  5. 【請求項5】前記液晶が強誘電性液晶である請求項4に
    記載の表示装置。
  6. 【請求項6】前記第2の走査モードのインターレース幅
    が温度上昇に応じて小さい値に設定される請求項4に記
    載の表示装置。
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