JP2726157B2 - ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法 - Google Patents

ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法

Info

Publication number
JP2726157B2
JP2726157B2 JP50219894A JP50219894A JP2726157B2 JP 2726157 B2 JP2726157 B2 JP 2726157B2 JP 50219894 A JP50219894 A JP 50219894A JP 50219894 A JP50219894 A JP 50219894A JP 2726157 B2 JP2726157 B2 JP 2726157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
procedure
input
decoded
outputting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50219894A
Other languages
English (en)
Inventor
政美 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP50219894A priority Critical patent/JP2726157B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726157B2 publication Critical patent/JP2726157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、ディジタル通信において、受信信号のビ
ット誤り数を計数する装置とその方法、及び、受信信号
が音声信号であるか制御信号であるかの識別を行い、識
別信号、復号信号、誤り数を出力する信号識別装置とそ
の方法に関するものである。
背景技術 TDMAディジタル移動通信においては、音声信号と制御
信号の一種であるFACCH(Fast Associated Control
Channel)信号という異なる信号を1つのチャネルの同
じデータ領域で伝送する方式が採用されている。二種類
の信号は、総ビット数は同一であるが、誤り訂正あるい
は誤り検出の方法は異なっている。音声信号またはFACC
H信号は、使用状況に応じて、送信側により送信され
る。しかし、送信信号が音声信号かFACCH信号かを識別
するためのフラグは送信されない。そのため、受信側
は、送られてきた信号で音声信号かFACCH信号かを判断
する必要がある。
初めに、従来の信号識別装置の構成について説明す
る。
従来の信号識別装置は、音声信号処理用の誤り訂正復
号部と、音声信号処理用の誤り検出復号部と、制御信号
処理用の誤り訂正復号部と、制御信号処理用の誤り検出
復号部とから構成される。音声信号処理用の誤り訂正復
号部は、送信側において、音声信号の一部あるいは全部
の信号を符号化したときに用いた誤り訂正符号に対する
復号方法を用いている。制御信号処理用の誤り訂正復号
部は、送信側において制御信号の一部あるいは全部の信
号を符号化したときに用いた誤り訂正符号に対する復号
方法を用いている。音声信号処理用、または制御信号処
理用の各誤り検出復号部は、送信側においてそれぞれ付
与される誤り検出符号に対応する検出方法を用いてい
る。
次に、従来の信号識別装置の動作を示す。初めに、送
信側から送信信号を受信する。そして、受信した受信信
号を音声信号処理用の誤り訂正復号部と、制御信号処理
用の誤り訂正復号部とにそれぞれ入力する。入力した受
信信号を各誤り訂正復号部の復号方法に応じて復号し、
それぞれ復号信号を出力する。出力した各復号信号を各
誤り検出復号部に入力する。そして、送信側において付
与された誤り検出符号に基づいて、復号信号の一部ある
いは全部の誤りの有無を検査し、それぞれ正誤信号を出
力する。ここで、信号識別装置に各復号信号と正誤信号
を入力し、各正誤信号の誤りを比較し、誤りが検出され
ない正誤信号を送信された信号とみなし、その信号の復
号信号と識別信号を出力する。
信号識別方式に関する文献として、適当なものがない
が、誤り検出符号については、宮川洋、岩垂好裕、今井
秀樹共著、(株)昭晃堂発行、符号理論などに詳しい。
また、『公開特許公報(A)昭60−144038ディジタル信
号伝送システム、松下電器産業(株)、松家哲之』に記
載されている装置を2個使用すれば、信号識別装置に応
用できる。
次に、ディジタル通信に使用する送受信装置におけ
る、ビット誤り計数装置について説明する。近年、送信
側で原信号を畳込み符号化し、送信信号として受信側へ
伝送し、受信側において受信信号をビタビ復号化するデ
ィジタル通信方式が提案されている。この通信方式にお
いては、送信側から受信側へ既知信号を送らずに、音声
や画像等の主信号自身からビット誤りの数を計数するこ
とが可能である。それにより、受信者は、計数したビッ
ト誤り数から伝送路の通信品質の良否を判断できる。
以下、畳込み符号及びビタビ復号を用いた従来のビッ
ト誤り計数装置について説明する。
初めに、従来のビット誤り計数装置の構成について説
明する。従来のビット誤り計数装置の送信側は、誤り訂
正符号化部により構成される。また、従来のビット誤り
計数装置の受信側は、誤り訂正復号部と、遅延部と、再
符号化部と、比較部とにより構成されている。誤り訂正
符号化部と再符号化部は、入力信号に対して畳込み符号
化をおこなうように構成され、誤り訂正復号部は、畳込
み符号化された入力信号に対してビタビ復号化をおこな
うように構成されている。遅延部は、入力信号が誤り訂
正復号部、再符号化部にて処理され、比較部に入力され
るまでの時間を遅延するように構成される。比較部は、
入力された2信号を比較し、双方の相違ビット数を計数
する。
次に、従来のビット誤り計数装置の動作を説明する。
まず、送信側の誤り訂正符号化部では、入力した原信号
を畳込み符号化し、送信信号を出力する。受信側では、
送信された送信信号を受信し、遅延部と、誤り訂正復号
部とに入力する。誤り訂正復号部では、入力した受信信
号をビタビ復号化し、復号信号を出力する。再符号化部
では、復号信号を入力し、再び畳込み符号化し、再符号
化信号を出力する。比較部では、遅延部にて遅延された
遅延受信信号と再符号化信号とをビット毎比較して相違
点をカウントし、誤り率を算出し、誤り率を出力する。
この種の技術は、例えば次のような文献に記載されて
いる。
文献;QUAUCOM社、テキニカルデータシート「Q0256 K
=7 MULTI−CODE R ATE VITERBI DECODER」(1990−
6)(米)P.13,15−16。
しかしながら、第1に、従来の信号識別装置は、誤り
検出の結果しか見ておらず、どちらの信号でも誤りが検
出された場合、あるいは誤り検出符号の検出能力を越え
る誤りが生じた場合には、識別が困難となる。例えば、
音声信号の誤り検出符号化の対象以外の信号に誤りが生
じた場合や、逆に誤り検出符号および符号化対象の信号
にのみ誤りが生じた場合などである。
第2に、従来のビット誤り計数装置は、復号信号に誤
りが発生していないことを前提とし、その復号信号を基
準として、受信信号との比較を行なっている。そのた
め、復号信号に誤りが発生していても、同様な処理を行
ない、正確な誤り率が算出されない。
したがって、本発明において、信号識別装置は、各信
号の誤り検出結果と誤り数とにより、正確な信号識別を
可能とする信号識別装置を提供することを目的とする。
また、本発明において、ビット誤り計数装置は、復号
信号に誤りが発生した場合には予め設定されている誤り
率を出力するビット誤り計数装置を提供することを目的
とする。
発明の開示 第1の発明は、前記課題を解決するために、送信側と
受信側の間でディジタル通信を行う送受信装置におい
て、前記送信側に、原信号に畳込み符号化を行って送信
信号を出力する誤り訂正符号化部を備えている。
受信側には、前記送信信号を受信した受信信号に対し
畳込み符号のビタビ復号化を行って復号信号を出力し、
該ビタビ復号化の過程でパスメモリを更新する際に該パ
スメモリに記録する過去の履歴の数が設定閾値を越えた
場合、その設定閾値を越えたことを報告するオーバーフ
ロー信号を出力する誤り訂正復号部と、設定時間内に発
生する前記オーバーフロー信号の数が所定値を越えた場
合に切換指示信号を出力する状態監視部とが設けられて
いる。さらに、前記状態監視部から切換指示信号が与え
られない場合は入力した前記復号信号をそのまま出力
し、該切換指示信号が与えられている場合は設定誤り率
を出力する切換部と、前記切換部からの復号信号を再び
畳込み符号化して再符号化信号を出力する再符号化部
と、前記受信信号を遅延させて前記再符号化信号にタイ
ミングを合わせた遅延受信信号を出力する遅延部と、前
記再符号化信号と遅延受信信号を比較してビット誤り数
を計数し、総入力数から誤り率を算出して出力する比較
部とが、設けられている。
第2の発明では、送信側と受信側の間でディジタル通
信を行う送受信装置において、送信側には、設定周期毎
に原信号から誤り検出符号を演算する誤り検出符号演算
部と、前記原信号と誤り検出符号に対して畳込み符号化
(またはブロック符号化)を行って送信信号を出力する
誤り訂正符号化部とが、設けられている。
受信側には、前記送信信号を受信した受信信号に対し
畳込み符号の復号化(またはブロック符号の復号化)を
行う誤り訂正復号部と、前記誤り訂正復号部の出力に基
づき誤り検出符号の復号を行って復号信号を出力し、誤
りが検出された場合は誤り検出信号を出力する誤り検出
部と、前記誤り検出部から誤り検出信号が与えられない
場合は入力した前記復号信号をそのまま出力し、該誤り
検出信号が与えられている場合は設定誤り率を出力する
切換部とが、設けられている。さらに、前記切換部から
の復号信号を再び畳込み符号化(またはブロック符号
化)して再符号化信号を出力する再符号化部と、前記受
信信号を遅延させて前記再符号化信号にタイミングを合
わせた遅延受信信号を出力する遅延部と、前記再符号化
信号と遅延受信信号を比較してビット誤り数を計数し、
総入力数から誤り率を算出して出力する比較部とが、設
けられている。
第3の発明は、本発明の信号識別装置を示す。この信
号識別装置は、ディジタル通信に使用する送受信装置の
受信装置に設けられるもので、送受信装置の送信装置と
受信装置は有線あるいは無線で接続されている。
以下、送信側については記載せず、受信側についての
み記載するものとする。
前記受信装置は、処理手順として音声信号処理部、制
御信号処理部、信号識別部の3つに分けられ、 音声信号処理部は: 受信信号を入力し、復号信号を出力する誤り訂正復号
化部と、 前記復号信号を入力し、誤り検出信号を出力する誤り
検出部と、 前記復号信号を入力し、再符号化信号を出力する再符
号化部と、 前記受信信号を入力し、前記受信信号を前記誤り訂正
復号化部に入力した前記受信信号が前記誤り検出部、前
記再符号化部とにより処理される時間だけ遅延させ、遅
延受信信号を出力する遅延部と、 前記遅延受信信号と前記再符号化信号を入力し、誤り数
を出力する比較部とにより構成され、 制御信号処理部は: 受信信号を入力し、復号信号を出力する誤り訂正復号
化部と、 前記復号信号を入力し、誤り検出信号を出力する誤り
検出部と、 前記復号信号を入力し、再符号化信号を出力する再符
号化部と、 前記受信信号を入力し、前記受信信号を前記誤り訂正
復号化部に入力した前記受信信号が前記誤り検出部、前
記再符号化部とにより処理される時間だけ遅延させ、遅
延受信信号を出力する遅延部と、 前記遅延受信信号と前記再符号化信号を入力し、誤り
数を出力する比較部とにより構成され、 信号識別部は: 前記音声信号処理部から前記誤り検出信号と、前記復
号信号と、前記誤り数を、 前記制御信号処理部から前記誤り検出信号と、前記復
号信号と、前記誤り数を入力する入力部と、 前記受信信号が音声信号であるか制御信号であるかを
判断する判断部と、 識別信号、復号信号、誤り数とを出力する出力部とに
より構成されている。
第4の発明は、本発明の信号識別装置を示す。この信
号識別装置は、ディジタル通信に使用する送受信装置の
受信装置に設けられるもので、送受信装置の送信装置と
受信装置は有線あるいは無線で接続されている。
以下、送信側については記載せず、受信側についての
み記載するものとする。
前記受信装置は、処理手順として音声信号処理部、制
御信号処理部、信号識別部の3つに分けられ、 音声信号処理部は: 受信信号を入力し、復号信号とオーバーフロー信号を
出力する誤り訂正復号化部と、 前記オーバーフロー信号を入力し、切換指示信号を出
力する状態監視部と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換
指示信号と前記復号信号と誤り数を出力する切換部と、 前記切換部から出力された前記復号信号を入力し、再
符号化信号を出力する再符号化部と、 前記受信信号を入力し、前記受信信号を前記誤り訂正
復号化部に入力した前記受信信号が前記状態監視部、前
記切換部、前記再符号化部とにより処理される時間だけ
遅延させ、遅延受信信号を出力する遅延部と、 前記遅延受信信号と前記再符号化信号を入力し、誤り
数を出力する比較部とにより構成され、 制御信号処理部は: 受信信号を入力し、復号信号とオーバーフロー信号を
出力する誤り訂正復号化部と、 前記オーバーフロー信号を入力し、切換指示信号を出
力する状態監視部と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換
指示信号と前記復号信号と誤り数を出力する切換部と、 前記切換部から出力された前記復号信号を入力し、再
符号化信号を出力する再符号化部と、 前記受信信号を入力し、前記受信信号を前記誤り訂正
復号化部に入力した前記受信信号が前記状態監視部、前
記切換部、前記再符号化部とにより処理される時間だけ
遅延させ、遅延受信信号を出力する遅延部と、 前記遅延受信信号と前記再符号化信号を入力し、誤り
数を出力する比較部とにより構成され、 信号識別部は: 音声信号処理部から前記切換指示信号と、前記復号信
号と、前記誤り数を、 制御信号処理部から前記切換指示信号と、前記復号信
号と、前記誤り数を入力する入力部と、 前記受信信号が音声信号であるか制御信号であるかを
判断する判断部と、 その判断された識別信号、復号信号、誤り数とを出力
する出力部とにより構成されている。
図面の簡単な説明 第1図は、ビット誤り計数装置の第1の実施例を示す
機能ブロック図である。
第2図は、誤り訂正符号化部の動作を示すフローチャ
ートである。
第3a図は、誤り訂正復号化部の動作を示すフローチャ
ートである。
第3b図は、誤り訂正復号化部の手順1の動作を示すフ
ローチャートである。
第3c図は、誤り訂正復号化部の手順1の動作を示すフ
ローチャートである。
第3d図は、誤り訂正復号化部の手順2の動作を示すフ
ローチャートである。
第3e図は、誤り訂正復号化部の手順3の動作を示すフ
ローチャートである。
第3f図は、誤り訂正復号化部の手順4の動作を示すフ
ローチャートである。
第3g図は、トレリス線図とビタビ復号の動作例を示す
状態図である。
第4図は、状態監視部の動作を示すフローチャートで
ある。
第5図は、切換部の動作を示すフローチャートであ
る。
第6a図は、遅延部の動作を示す詳細機能ブロック図で
ある。
第6b図は、遅延部の動作を示すフローチャートであ
る。
第7a図は、比較部の動作を示すフローチャートであ
る。
第7b図は、比較部の動作を示すフローチャートであ
る。
第8図は、ビット誤り計数装置の第2の実施例を示す
機能ブロック図である。
第9図は、誤り検出符号演算部の動作を示すフローチ
ャートである。
第10図は、誤り検出部の動作を示すフローチャートで
ある。
第11図は、誤り検出部の動作を示すフローチャートで
ある。
第12図は、信号識別装置の第1の実施例を示す機能ブ
ロック図である。
第13図は、制御信号用の再符号化部の動作を示すフロ
ーチャートである。
第14図は、信号識別処理部の動作を示すフローチャー
トである。
第15図は、制御信号用の誤り検出部の動作を示すフロ
ーチャートである。
第16図は、信号識別装置の第2の実施例を示す機能ブ
ロック図である。
第17図は、信号識別装置の切換部の動作を示すフロー
チャートである。
発明を実施するための最良の形態 以下の実施例において用いられる変数i、m、n、k
は、整数とし、n|=拘束長(ここで、拘束長とは、出力
の符号化ビットに影響を与える入力情報ビット数であ
る)とする。尚、これらの変数は、各標準規格に合うよ
うに調整できるものとする。以下の実施例においては、
米国TIAのIS54の標準規格に対応するように記載してい
る。・を乗算演算子、/を除算演算子、を排他的論理
和演算子とする。
以下、ビット誤り計数装置の第1の実施例について説
明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すビット誤り計
数装置の概略の機能ブロック図である。このビット誤り
計数装置は、ディジタル通信に使用する送受信装置の送
信装置10及び受信装置20に設けられるもので、前記送信
装置10と前記受信装置20は有線あるいは無線で接続され
ている。
初めに、前記送信装置10は、原信号S10を入力し、送
信信号S11を出力する誤り訂正符号化部11により構成さ
れている。
次に、前記受信装置20は、受信信号S20を入力し、復
号信号S21aとオーバーフロー信号S21bを出力する誤り訂
正復号化部21と、 前記オーバーフロー信号S21bを入力し、切換指示信号
S22を出力する状態監視部22と、 前記切換指示信号S22と前記復号信号S21aを入力し、
前記復号信号S21aと誤り率S23aを出力する切換部23と、 前記切換部23から出力された前記復号信号S21aを入力
し、再符号化信号S24を出力する再符号化部24と、 前記受信信号S20を入力し、遅延受信信号S26を出力す
る遅延部26と、 前記遅延受信信号S26と前記再符号化信号S24を入力
し、誤り率S25を出力する比較部25とにより構成されて
いる。
次に、フローチャートを用いて各装置細部の構成又は
動作例を説明をする。
初めに、前記送信装置10について説明する。
前記誤り訂正符号化部11は、入力した原信号S10の畳
込み符号化を行うための計算領域の初期化を行う初期化
部と、入力した原信号S10を畳込み符号化し、前記送信
信号S11を出力する畳込み符号化部とにより構成されて
いる。次に、前記誤り訂正符号化部11の動作例を第2図
のフローチャートを用いて説明する。
ここで、入力する信号のデータ形式を a0(1)、a0(2)、…、a0(n) とし、出力する信号のデータ形式を a1(1)、a2(1)、a1(2)、a2(2)、…、a1
(n)、a2(n) とする。
まず初めに、a0(−4)、a0(−3)、a0(−2)、
a0(−1)、a0(0)の初期化を行なう(手順201)。
通常、0(ゼロ)を入れて初期化を行なっている。1≦
i≦nの範囲内において、手順203を繰り返す。ここ
で、iは、1に初期設定されているものとする。手順20
3では、a0(i)を入力し、 a1(i)=a0(i)a0(i−1)a0(i−3)a0(i−5)、 a2(i)=a0(i)a0(i−2)a0(i−3)a0(i−4) a0(i−5) を計算し、a1(i)、a2(i)を出力する。そのあと、
iを+1インクリメントし、手順202へ進み、i≦nと
判断されたときは同様な処理を繰り返し、i>nと判断
されたときに処理を終了する。ここで、は、排他的論
理和演算子とする。
次に、前記受信装置20において、 前記誤り訂正復号化部21は、ビタビ復号を行なうため
に必要なデータを初期化する初期化部と、前記受信信号
S20を入力する入力部と、ブランチメトリック演算、ACS
演算、パス情報決定とパスメモリのオーバーフロー制御
を行なう手順1と、パスメモリのオーバーフローでない
と判断されたときにパス収束を行なう手順2と、パスメ
モリのオーバーフローと判断されたときに前記オーバー
フロー信号S21aを出力する手順3と、最尤メトリックを
算出する最尤メトリック算出部と、復号値を決定する手
順4と、前記復号信号S21aを出力する出力部とにより構
成されている。次に、前記誤り訂正復号化部21の動作例
を第3a図、第3b図、第3c図、第3d図、第3e図、第3f図の
フローチャートを用いて説明する。なお、今回用いるト
レリス線図とビタビ復号の例を第3g図に示す。
手順301において、i=1,t=2,s2(im)=0,j=0,PM
(im,1)=im(ここで、tは現時点からパス収束点まで
の距離を表し、0≦im≦2nl-1−1とする)を行ない初
期化する。次に、a1‘(i),a2′(i)を入力し(手
順302)、m≦2nl-1−1を判断し(手順303)、m≦2
nl-1−1と判断されたときはs1(m)=s2(m)を行な
い(手順304)、m>2nl-1−1と判断されたときに処理
を終了する。なお、ここで用いられるmは、二つのテー
ブルの中身を一対一で移すためのローカルな変数であ
る。ここで、0≦im≦2nl-1−1とし、imはあらかじめ
0に初期化されており、手順303を行なった後に+1イ
ンクリメントする。次に、ブランチメトリック演算、AC
S演算、パス情報決定を行なう手順1の動作を第3b図、
第3c図のフローチャートを用いて説明する。手順305は
ブランチメトリック演算を行なう手順であり、入力信号
a1‘(i),a2′(i)とあらかじめ設定されている枝
メトリックb1(m,k0),b2(m,k0),b1(m,k1),b2(m,k
1)のハミング距離(枝メトリック)を計算する下記の
式 x=a1‘(i)b1(m,k0)+a2′(i)b2(m,k0) y=a1‘(i)b1(m,k1)+a2′(i)b2(m,k1) を実行する。ここで、この計算は、積和型を用いても良
い。手順306から手順308、手順312は、ACS(add compar
e select)演算を行なう手順である。まず、手順306に
おいて現時刻の枝メトリック(x,y)と一つ前の時刻の
枝メトリック(s1(k0),s1(k1))を加える。以下の
式 sx=s1(k0)+x sy=s1(k1)+y はこの処理を行なう。次に、手順306で計算されたsxとs
yを比較し(手順307)、sx≦syと判断されたときは手順
308においてs2(m)=sxを行ない、sx>syと判断され
たときは手順312においてs2(m)=syを行なう。手順3
09から手順311、手順313から手順315は、パス情報決定
を行なう手順である。まず、手順308を終えた後に、生
き残りパスk0(それぞれの状態に達するパスが一つだけ
残されていること)をパスメモリPM(m,t)に代入し
(手順309)、1≦im≦t−1の範囲でワークメモリWM
(m、im)にPM(k0、im)を代入する(手順310、31
1)。他方、手順312を終えた後に、生き残りパスk1をパ
スメモリPM(m、t)に代入し(手順313)、1≦im≦
t−1の範囲でワークメモリWM(m、im)にPM(k1、i
m)を代入する(手順314、315)。ここで、imはあらか
じめ1に初期化されており、手順310、314が行なわれた
後に+1インクリメントする。次に、0≦im≦2nl-1
範囲(手順316)、かつ、1≦it≦t−1の範囲におい
て、PM(im、it)=WM(im、it)を行なう(手順31
8)。ここで、imとitは、あらかじめ1に初期化されて
おり、各々手順316または317を行なった後に+1インク
リメントする。尚、今回、手順1においては、排他的論
理和演算を用いて行なっているが、積和型演算を用いて
も同様な効果が得られる。この場合、手順305において
は、 x=a1′(i)×b1(m、k0)+a2′(i)×b2(m、k0) y=a1′(i)×b1(m、k1)+a2′(i)×b2(m、k1) を行なう。そして手順307においては、sx≧syを判断
し、sx≧syと判断されたときは手順308へと進み、sx<s
yと判断されたときは手順312へと進み、以降同様な処理
を行なう。
次に、手順319(第3a図に記載)においてt=t+1
を行ない、t≧mlを判断する(手順320)。そして、t
<mlと判断されたときは手順2を行ない、t≧mlと判断
されたときは手順3を行なう。ここで、mlはパスメモリ
長とする。
次に、パスメモリのオーバーフローでないと判断され
た後にパス収束を行なう手順2の動作を第3d図のフロー
チャートを用いて説明する。手順320でパスメモリオー
バーフローでないと判断されたときであり、1≦m≦2
nl-1−1の範囲内で下記の式 PM(m,1)=PM(0,1) を判断し(手順321)、すべて上式が満たされたときは
手順323から手順330を行ない、一つでも上式が満たされ
ないときはこの処理を終了する。ここで、手順323から
手順330について説明する。手順323は復号値を決定する
手順であり、PM(0、1)≧2nl-2を判断し(手順32
3)、PM(0、1)≧2nl-2と判断されたときはa0′
(j)に1を代入し(手順324)、PM(0、1)<2nl-2
と判断されたときはa0′(j)に0を入して(手順32
5)、復号値a0′(j)を決定する。そして、jを+1
インクリメントする(手順326)。次に、パスメモリシ
フトの処理を行なう手順327から手順329について説明す
る。0≦m≦2nl-1−1の範囲内であり(手順327)、か
つ、1≦it≦t−1の範囲内で(手順328)、式PM
(m、it)=PM(m、it+1)を実行する(手順32
9)。そして、t=t−1を行ない(手順330)、手順32
1へ戻り、同様な処理を行なう。
次に、パスメモリのオーバーフローと判断された後に
前記オーバーフロー信号S21aを出力する手順4の動作を
第3e図のフローチャートを用いて説明する。手順320で
パスメモリオーバーフローと判断され、前記オーバーフ
ロー信号S21aを出力する(手順331)。手順332から手順
335は最尤メトリックを算出する手順である。まず、最
尤メトリック算出を行なうための初期化Mml=0、Smin
=s1(0)を行なう(手順332)。次に、1≦m≦2nl-1
−1の範囲内で(手順333)、s1(m)<Sminを判断し
(手順334)、s1(m)<Sminと判断されたときは、Mml
=m、Smin=s1(m)を行ない(手順335)、そうでな
いときは手順333に戻る。そして、手順338でm>2nl-1
−1と判断されたときに手順336へ進む。手順336から手
順338は復号値を決定する手順である。手順336において
PM(Mml、1)≧2nl-2を判断し、PM(Mml、1)≧2nl-2
であるときはa0′(j)に1を代入し(手順337)、PM
(Mml、1)<2nl-2であるときはa0′(j)に0を代入
する(手順338)。そして、手順339においてj=j+1
を行なう。次に、パスメモリシフトの処理を行なう手順
340から手順342について説明する。これは手順327から
手順329と同様な処理を行なうものである。ここで、0
≦m≦2nl-1−1の範囲(手順340)、かつ、1≦it≦t
−1の範囲(手順341)において、式PM(m、it)=PM
(m、it+1)を実行する(手順342)。そして、t=
t−1を行ない(手順343)、処理を終了する。
次に、手順344(第3a図に記載)においてi=i+1
を行ない、i>nを判断する(手順345)。そして、i
≦nと判断されたときは手順302からの処理を繰り返し
行ない、i>nと判断されたときは手順346に進み、最
尤メトリックを算出する。ここで、最尤メトリックの算
出は、手順332から手順335までの処理と(第3e図に記
載)と同様とする。
次に、復号値を決定する手順4の動作例を第3f図のフ
ローチャートを用いて説明する。j≦nの範囲内におい
て(手順347)、PM(Mml、it)≧2nl-2を判断する(手
順348)。この場合、手順4のスタート時点におけるj
に対し、itは1≦it≦n−(j−1)の範囲で変化す
る。PM(Mml、it)≧2nl-2と判断されたときはa0′
(j)に1を代入し(手順349)、PM(Mml、it)<2
nl-2と判断されたときはa0′(j)に0を代入する(手
順350)。そして、j=j+1、it=it+1を行ない
(手順351)、手順347に戻り、j>nと判断されたとき
に処理を終了する。そして、手順352において(第3a図
に記載)、a0′(1)、…、a0′(n)を出力し処理を
終了する。
前記状態監視部22は、オーバーフロー信号S21bの入力
を判断するオーバーフロー信号識別部と、オーバーフロ
ー信号S21bを監視し、切換指示信号S22を出力する切換
指示信号出力部とにより構成されている。次に、前記状
態監視部22の動作部を第4図のフローチャートを用いて
説明する。
初めに、iに1を代入して初期化を行なう(手順40
1)。次に、前記オーバーフロー信号S21bが前記誤り訂
正復号化部21より入力されるか否かを判定し(手順40
2)、前記オーバーフロー信号S21bが入力されたと判断
したときは、前記オーバーフロー信号S21bのカウンタNO
VFを+1インクリメントし(手順403)、手順404におい
てi>nと判断されるまで同様な処理を繰り返す。そし
て、手順404においてi>nと判断されたときは、あら
かじめ設定してある設定値とカウンタNOVFを比較し(手
順405)、カウンタNOVFの値が設定値よりも大きいと判
断されたときは、切換指示信号EDFに1を代入して切換
指示信号EDFを出力し(手順406)、そうでなければ前記
切換指示信号EDFに0を代入して切換指示信号EDFを出力
し(手順407)、処理を終了する。
前記切換部23は、前記復号信号S21aと前記切換指示信
号S11とを入力するデータ入力部と、前記復号信号S21a
を出力する復号信号出力部と、設定された誤り数や誤り
率を出力する設定値出力部とにより構成されている。前
記の動作例を第5図のフローチャートを用いて説明す
る。まず、前記復号信号S21aをa0′(1)、…、a0′
(n)の形式で入力し、前記切換指示信号S22EDFを入力
する(手順501)。次に、入力した前記切換指示信号S22
EDFがEDF=1であるか否かを判断する(手順502)。そ
して、EDF=0である場合は、入力した前記復号信号S21
aをそのまま出力し(手順503)、EDF=1である場合
は、あらかじめ0〜50%の間に設定された誤り数や誤り
率を出力する(手順504)。
前記再符号化部24は、前記誤り訂正符号化部11と同様
な構成であり、前記誤り訂正符号化部11と同一な符号化
手段により、入力信号を再符号化する手段であるものと
する。
前記遅延部26は、遅延カウンタの初期値を入力する遅
延カウンタ初期値入力部と、カウンタにより遅延を行う
カウンタ部と、前記受信信号S20を出力する信号出力部
とにより構成される。前記の動作例を第6a図の詳細機能
ブロック図と、第6b図のフローチャートを用いて説明す
る。
初めに、前記受信信号S20を入力する(手順601)。次
に、あらかじめ設定されている今回遅延する時間分のカ
ウンタ値を入力し(手順602)、前記カウンタ値をスタ
ートさせる(手順603)。ここで、前記カウンタ値は、
前記受信信号S20が前記誤り訂正復号化部20、前記状態
監視部22、前記切換部23、前記再符号化部24、前記比較
部25と処理される時間だけ、前記遅延部26に入力した前
記受信信号S20を遅延させる値とする。次に、クロック
信号を入力し(手順604)、前記クロック信号が入力さ
れるごとに前記カウンタ値を1ずつデクリメントし(手
順605)、前記カウンタ値が0(ゼロ)になるまで繰り
返し、手順604、手順605の処理を行なう(手順606)。
手順606において、前記カウンタ値が0(ゼロ)と判断
されたときは、前記カウンタ部より制御信号を出力して
(手順607)、前記受信信号S20を出力し(手順608)、
処理を終了する。
前記比較部25は、前記遅延受信信号S26と再符号化信
号S24をビットごとに比較するビット比較部と、誤り率S
25を算出する誤り率算出部とにより構成されている。前
記の動作例を第7a図、第7b図のフローチャートを用いて
説明する。ここで、前記遅延受信信号S26を入力するデ
ータ形式を a1′(1)、a2′(1)、…、a1′(n)、a2′
(n) とし、前記再符号化信号S24を入力するデータ形式を a1″(1)、a2″(1)、…、a1″(n)、a2″
(n) とする。まず、iに1を代入する(手順701)。
まず、a1′(i)、a1″(i)を入力し(手順70
2)、a1′(i)=a1″(i)を判断する(手順703)。
a1′(i)≠a1″(i)と判断されたときは、NERR=NE
RR+1を行なって(手順704)手順705を行ない、a1′
(i)=a1″(i)と判断されたときは、何も処理を行
なわず手順705を行なう。
次に、a2′(i)、a2″(i)を入力し(手順70
5)、a2′(i)=a2″(i)を判断する(手順706)。
a2′(i)≠a2″(i)と判断されたときはNERR=NERR
+1を行なって(手順707)手順708を行ない、a1′
(i)=a1″(i)と判断されたときは何も処理を行な
わず手順708を行なう。そして、i=i+1を行ない
(手順708)、手順709においてn≦iを判断する。ここ
で、i≦nと判断されたときは手順702から手順708の処
理を繰り返し、i>nと判断されたときは手順710にお
いてnを2倍した数で誤り数NERRを除算して誤り率RERR
を求める。そして、誤り数NERRや誤り率RERRを出力し
(手順711)、誤り数NERRに0(ゼロ)を代入する(手
順712)。
次に、ビット誤り計数装置の第2の実施例について説
明する。
第8図は、本発明の第2の実施例を示すビット誤り計
数装置の概略の機能ブロック図である。このビット誤り
計数装置は、第1の実施例に示したようにディジタル通
信に使用する送受信装置の送信装置10及び受信装置20に
設けられるものである。
前記送信装置10は、原信号S10を入力し、誤り検出符
号演算結果S27を出力する誤り検出符号演算部27と、 前記誤り検出符号演算結果S27を入力し、送信信号S11
を出力する誤り訂正符号化部11とにより構成されてい
る。
また、前記受信装置20は、受信信号S20を入力し、復
号信号S21aを出力する誤り訂正復号化部21と、 前記復号信号S21aを入力し、復号信号S28aと誤り検出
信号S28bを出力する誤り検出部28と、 前記復号信号S28aと前記誤り検出信号S28bを入力し、
前記復号信号S28aと誤り率S23aを出力する切換部23と、 前記復号信号S28aを入力し、再符号化信号S24を出力
する再符号化部24と、 前記受信信号S20を入力し、遅延受信信号S26を出力す
る遅延部26と、 前記遅延受信信号S26と前記再符号化信号S24を入力
し、誤り率S25を出力する比較部25とにより構成されて
いる。
次に、フローチャートを用いて各装置細部の構成又は
動作例を説明をする。
初めに、前記送信装置10について説明する。
前記送信装置10の誤り検出符号演算部27は、入力信号
から最重要のmビットを選択するビット選択部と、式 V(x)・xk/Gcrc(x)=Q(x)+B(x)/Gcrc(x) を計算し、余り多項式B(x)を算出する、符号化部と
により構成される。次に、前記誤り検出符号演算部27の
動作例を第9図のフローチャートを用いて説明する。
ここで、入力信号の形式を、 a0(1)、a0(2)、…、a0(n−k) とし、出力信号の形式を、 a0(1)、a0(2)、…、a0(n−k)、…、a0
(n) とする。ここで、この実施例においては、米国TIAのIS5
4の標準規格に対応するように記載しているため、m=1
2、k=7、n=89とする。まず、原信号s10をa0
(1)、a0(2)、…、a0(n−k)という形式で入力
する(手順901)。入力信号から最重要のmビットを選
択し、下記のデータ形式 V(1)、V(2)、…、V(m) ここで、(n−
k)≧m に入力する(手順902)。次に、手順902で得られたV
(1)、V(2)、…、V(m)を利用して、下記の式 V(x)・xk/Gcrc(x)=Q(x)+B(x)/Gcrc(x) を計算し、余り多項式B(x)を算出する。ここで、G
crc(x)を生成多項式、B(x)を余り多項式、Q
(x)を商多項式とし、米国TIAのIS54の標準規格に合
わせる場合は、 V(x) =V(1)・x11+V(2)・x10+…+V(12)・x0 Gcrc(x)=x7+x5+x4+x2+x+1 B(x) =V(m+1)・x6+V(m+2)・x5+…+V(m+k)・x0 とする(手順903)。次に、算出されたB(x)の係数 V(m+1)、V(m+2)、…、V(m+k) を、 a0(n−k)、a0(n−k−1)、…、a0(n) に代入する(手順903)。そして、誤り検出符号演算結
果S27を下記の形式 a0(1)、a0(2)、…、a0(n−k)、…、a0
(n) で出力する(手順904)。
前記誤り訂正符号化部11は、本発明のビット誤り計数
装置の第1の実施例において説明した処理を行い、前記
誤り検出符号演算結果S27を入力し、前記送信信号S11を
出力する。
次に、前記受信装置20について説明する。
前記誤り訂正復号化部21のフローチャートは、本発明
のビット誤り計数装置の第1の実施例の第3c図のフロー
チャートにおいて手順316から手順318、第3a図のフロー
チャートにおいて手順319、320、手順2、手順3がない
ものである。他の動作は本発明のビット誤り計数装置の
第1の実施例のフローチャートに記載したものと同様で
ある。
次に、前記誤り検出部28について説明する。
前記受信装置20の前記誤り検出部28は、前記誤り検出
符号演算部27と同様な入力信号から最重要のmビットを
選択するビット選択部と、式 V′(x)・xk/Gcrc(x)=Q′(x)+B′(x)/Gcrc(x) を計算し、余りのB′(x)を算出する前記誤り検出符
号演算部27と同様な符号化部と、算出されたB′(x)
の係数と入力信号の一部とを比較し、誤り検出信号EDF
を生成する誤り検出信号生成部とにより構成されてい
る。次に、前記誤り検出部28の動作例を第10図及び第11
図のフローチャートを用いて説明する。
ここで、入力信号の形式を、 a0′(1)、a0′(2)、…、a0′(n−k)、…、
a0′(n) とし、出力信号の形式を、 a0′(1)、a0′(2)、…、a0′(n−k)、…、
a0′(n) そして、EDF′=1または、EDF′=0 とする。前記復号信号S21aをa0′(1)、…,a0′
(n)の形式で入力し(手順111)、入力信号から最重
要のmビットを選択しV′(1)、…、V′(m)に代
入し(手順112)、余り多項式B′(x)を算出する
(手順113)処理方法は、前記誤り検出符号演算部27と
同一である。まず、EDF′に0を代入し(手順114)、i
≦kである限り、手順116、117を繰り返す(手順11
5)。手順115でi≦kと判断された場合は、手順113に
おいて得られた余り多項式B′(x)の係数 V′(m+1)、…、V′(m+k) と入力した前記復号信号S21aの a0′(n−k+1)、…、a0′(n) について、下記の式 V′(m+i)=a0′(n−k+i) を判断し(手順116)、誤りがあれば前記誤り検出信号E
DF′=1とする(手順117)。誤りがなければ手順115に
戻り、同様な処理を繰り返す。ここで、iの初期値は1
であり、手順115の処理が行われるごとに、+1インク
リメントする。そして、手順115の一連の処理が終了し
た後、誤りが検出されないときは下記の形式 a0′(1)、…、a0′(n)とEDF′=0 で、誤りが検出されたときは下記の形式 a0′(1)、…、a0′(n)とEDF′=1 で、前記復号信号S28aと前記誤り検出信号とを出力す
る。
前記切換部23、前記再符号化部24、前記遅延部26、前
記比較部25の処理方法は、各々、第1の実施例において
用いたものと同様なものとする。
次に、本発明の信号識別装置の第1の実施例を示す。
第12図は、本発明の第1の実施例を示す信号識別装置
の概略の機能ブロック図である。この信号識別装置は、
ディジタル通信に使用する送受信装置の受信装置に設け
られるもので、送受信装置の送信装置と受信装置は有線
あるいは無線で接続されている。
以下、送信側については記載せず、受信側についての
み記載するものとする。
前記受信装置は、処理手順として音声信号処理部、制
御信号処理部、信号識別部の3つに分けられ、 音声信号処理部は: 受信信号S20を入力し、復号信号S29を出力する誤り訂
正復号化部29と、 前記復号信号S29を入力し、誤り検出信号S28bを出力
する誤り検出部28と、 前記復号信号S29を入力し、再符号化信号S24を出力す
る再符号化部24と、 前記受信信号S20を入力し、前記受信信号S20を前記誤
り訂正復号化部29に入力した前記受信信号S20が前記誤
り検出部28、前記再符号化部24とにより処理される時間
だけ遅延させ、遅延受信信号S26を出力する遅延部26
と、 前記遅延受信信号S26と前記再符号化信号S24を入力
し、誤り数S25を出力する比較部25とにより構成され、 制御信号処理部は: 受信信号S20を入力し、復号信号S1201を出力する誤り
訂正復号化部1201と、 前記復号信号S1201を入力し、誤り検出信号S1202を出
力する誤り検出部1202と、 前記復号信号S1201を入力し、再符号化信号S1203を出
力する再符号化部1203と、 前記受信信号S20を入力し、前記受信信号S20を前記誤
り訂正復号化部1201に入力した前記受信信号S20が前記
誤り検出部1202、前記再符号化部1203とにより処理され
る時間だけ遅延させ、遅延受信信号S1204を出力する遅
延部1204と、 前記遅延受信信号S1204と前記再符号化信号S1203を入
力し、誤り数S1205を出力する比較部1205とにより構成
され、 信号識別部は: 前記音声信号処理部から前記誤り検出信号S28bと、前
記復号信号S29と、前記誤り数S25を、 前記制御信号処理部から前記誤り検出信号S1202と、
前記復号信号S1201と、前記誤り数S1205を入力する手段
と、 前記受信信号S20が音声信号であるか制御信号である
かを判断する手段と、 識別信号、復号信号、誤り数とを出力する手段とによ
り構成されている。
次に、各装置細部の構成又は動作例を説明をする。
初めに、音声信号処理部について説明する。
前記音声信号処理部の誤り訂正復号化部29と、誤り検
出部28と、再符号化部24と、比較部25と、遅延部26は、
ビット誤り計数装置の第2の実施例に記載されているも
のと同様な構成であり、同様な動作をするものとする。
次に、前記制御信号処理部について説明する。
前記制御信号処理部の誤り訂正復号化部1201は、本発
明のビット誤り計数装置の第1の実施例において説明し
た第3a図、第3b図、第3c図、第3d図、第3e図、第3f図の
フローチャートとほとんど同様な動作を行なう。以下に
おいて、同図のフローチャートと異なる動作部のみにつ
いて説明する。入力信号の形式を a1′(i)、a2′(i)、a3′(i)、a4′(i) とする。ここで、1≦i≦n、n=65、nlを拘束長とす
る。まず、手順301において、iに1を、tに2を、0
≦im≦2nl−1の範囲内においてS2(im)に0を、jに
0を、0≦im≦2nl−1の範囲内においてPM(im)にim
を代入する。そして、手順302において、a1′(i)、a
2′(i)、a3′(i)、a4′(i)を入力し、手順305
(第3b図に記載)において、以下の式 x=a1′(1)b1(m、k0)+a2′(1)b2(m、k0) +a3′(i)b3(m、k0)+a4′(i)b4(m、k0) y=a1′(i)b1(m、k1)+a2′(i)b2(m、k1) +a3′(i)b3(m、k1)+a4′(i)b4(m、k1) と計算する。以上の動作以外は、同図のフローチャート
と同様な動作を行なう。
前記誤り検出部1202は、データを入力するデータ入力
部と、式 A(x)・x16/Gcrc′(x)=Q″(x)+B″(x)/Gcrc′(x) を計算し、余りの多項式B″(x)を算出する符号化部
と、算出されたB″(x)の係数と入力信号の一部とを
比較し、誤り検出信号EDFを生成する誤り検出信号生成
部とにより構成されている。次に、前記誤り検出部1202
の動作例を第15図のフローチャートを用いて説明する。
ここで、入力信号の形式を、 a0′(1)、…、a0′(n−k)、…、a0′(n) とし、出力信号の形式を、 a0′(1)、…、a0′(n−k)、…、a0′(n) そして、EDF=1または、EDF=0 とする。手順1501においてa0′(1)、…、a0′(n−
k)を入力し、手順1502において以下の式 A(x)・x16/Gcrc′(x)=Q″(x)+B″(x)/Gcrc′(x) を計算する。ここで、生成多項式Gcrc′(x)をx16+x
12+x5+1とする。次に、前記誤り検出信号EDFに0を
代入し(手順1503)、1≦iwrk≦kの範囲内において
(手順1503)、a0′(n−k+1wrk)=a0″(n−k+
iwrk)を判断する(手順1505)。ここで、a0″(n−k
+1)、…、a0″(n)は、余り多項式B″(x)の係
数である。そして、a0′(n−k+iwrk)≠a0″(n−
k+iwrk)と判断されたときは、前記誤り検出信号EDF
に1を代入して(手順1506)手順1504に進み、a0′(n
−k+iwrk)=a0″(n−k+iwrk)と判断されたとき
は何も行なわず手順1504に進む。そして、手順1504にお
いてiwrk>kと判断されたときに処理を終了する。
前記再符号化部1203は、制御信号(例えば、FACCH信
号)を再符号化する手段であり、入力した前記復号信号
S1201の畳込み符号化を行うための計算領域の初期化を
行う初期化部と、入力した前記復号信号S1201を畳込み
符号化し、前記再符号化信号S1203を出力する畳込み符
号化部とにより構成されている。次に、前記再符号化部
1203の動作例を第13図のフローチャートを用いて説明す
る。
ここで、入力信号のデータ形式を a0′(1)、a0′(2)、…、a0′(n) とし、、出力信号のデータ形式を a1″(1)、a2″(1)、a3″(1)、a4″(1)、 …、a1″(n)、a2″(n)、a3″(n)、a4″
(n) とする。
まず初めに、a0(n+1)にa0(1)を、a0(n+
2)にa0(2)を、a0(n+3)にa0(3)を、a0(n
+4)にa0(4)を、a0(n+5)にa0(5)を代入す
る(手順1301)。そして、6≦iwk≦n+5の範囲内に
おいて手順1302)、手順1303を繰り返し、手順1302にお
いてiwk>n+5と判断されたときに処理を終了する。
手順1303では、a0(iwk)を入力し、下記の式 a1(iwk)=a0(iwk)a0(iwk−1)a0(iwk−3) a0(iwk−4)a0(iwk−5) a2(iwk)=a0(iwk)a0(iwk−1)a0(iwk−2) a0(iwk−5) a3(iwk)=a0(iwk)a0(iwk−1)a0(iwk−2) a0(iwk−3)a0(iwk−5) a4(iwk)=a0(iwk)a0(iwk−2)a0(iwk−4) a0(iwk−5) を計算し、a1(iwk)、a2(iwk)、a3(iwk)、a4(iw
k)を出力する。そのあと、iwkを+1インクリメント
し、手順1302を進み、iwk>n+5と判断されたときに
処理を終了する。
前記遅延部1204と前記比較部1205は、音声信号処理部
の前記遅延部26と前記比較部25と同様な構成であり、扱
うデータ長が異なること以外同様な動作をするものとす
る。
次に、信号識別処理部1206について説明する。
信号識別処理部1206は、音声信号処理部と制御信号処
理部とから出力される各誤り検出信号、各誤り数、各復
号信号とを入力するデータ入力部と、受信した信号が音
声信号であるか制御信号であるかを判断する入力信号判
断部と、その判断された識別信号、復号信号、誤り数と
を出力する出力部とにより構成されている。信号識別処
理部1206の動作を第14図のフローチャートを用いて説明
する。
初めに、信号識別処理部1206のおおまかな二つの処理
手順を説明する。
第1の処理としては、誤り検出信号S28bが正しいと判
断され、誤り数S25が設定値1より大きいと判断され、
誤り検出信号S1202が正しいと判断され、誤り数S1205が
設定値3より大きいと判断され、誤り数S25が誤り数S12
05より大きいと判断されたときは、識別信号S1206aとし
てFACCH信号を、復号信号S1206bとして復号信号S1201
を、誤り数S1206cとして誤り数S1205を出力する。
第2の処理としては、誤り検出信号S28bが誤りと判断
され、誤り数S25が設定値2より小さいと判断されたと
きは、識別信号S1206aとして音声信号を、 復号信号S1206bとして復号信号S29を、誤り数S1206cと
して誤り数S25を出力する。
次に、信号識別処理部1206の詳細な処理手順を説明す
る。
初めに、音声信号処理部1206から出力される誤り検出
信号S25、復号信号S29、誤り検出信号S28bと、制御信号
処理部から出力される誤り検出信号S1205、復号信号S12
01、誤り検出信号S1202とを入力する(手順1401)。次
に、誤り検出信号S28bが正しいかどうかを判断し(手順
1402)、正しいと判断されたときは、誤り数S25>設定
値1を判断する(手順1403)。そして、正しいと判断さ
れたときは、誤り検出信号S1202が正しいかどうかを判
断し(手順1404)、正しいと判断されたときは、誤り数
S1205>設定値3を判断し(手順1405)、誤り数S1205>
設定値3と判断されたときは、誤り数S25>誤り数S1205
を判断し(手順1407)、誤り数S25>誤り数S1205と判断
されたときは、識別信号S1206aをFACCH信号と、復号信
号S1206bを復号信号S1201と、誤り数S1206cを誤り数S12
05とする(手順1408)。
次に、手順1407において誤り数S25≦誤り数S1205と判
断されたときは、識別信号S1206aを音声信号と、復号信
号S1206bを復号信号S29と、誤り数S1206cを誤り数S25と
する(手順1410)。
次に、手順1405において誤り数S1205≦設定値3と判
断されたときは、手順1408を行なう。
次に、手順1404において誤り検出信号S1202が誤りと
判断されたときは、誤り数S1205<設定値4を判断し
(手順1406)、誤り数S1205<設定値4と判断されたと
きは、手順1408を行ない、誤り数S1205≧設定値4と判
断されたときは、手順1407を行なう。
次に、手順1403において誤り数S25≦設定値1と判断
されたときは、手順1410を行なう。
次に、手順1402において誤り検出信号S28bが誤りと判
断されたときは、誤り数S25<設定値2を判断し(手順1
409)、誤り数S25<設定値2と判断されたときは、手順
1410を行ない、誤り数S25≧設定値2と判断されたとき
は、手順1404を行なう。
そして、手順1408若しくは手順1410の処理が終了した
後に、識別信号S1206aと、復号信号S1206bと、誤り数S1
206cとを出力し(手順1411)、処理を終了する。ここ
で、設定値1、設定値2、設定値3、設定値4は、使用
する誤り訂正符号において、訂正可能な最大誤り数を参
考値として設定する。設定値1と設定値3を無限大と
し、設定値2と設定値4を0としてもよい。
次に、本発明の信号識別装置の第2の実施例を示す。
第16図は、本発明の信号識別装置の第2の実施例を示
す信号識別装置の概略の機能ブロック図である。この信
号識別装置は、ディジタル通信に使用する送受信装置の
受信装置に設けられるもので、送受信装置の送信装置と
受信装置は有線あるいは無線で接続されている点におい
て、本発明の信号識別装置の第1の実施例と同様であ
る。
以下、送信側については記載せず、受信側についての
み記載するものとする。
前記受信装置は、処理手順として音声信号処理部、制
御信号処理部、信号識別部の3つに分けられ、 音声信号処理部は: 受信信号S20を入力し、復号信号S21aとオーバーフロ
ー信号S21bを出力する誤り訂正復号化部21と、 前記オーバーフロー信号S21bを入力し、切換指示信号
S22を出力する状態監視部22と、 前記切換指示信号S22と前記復号信号S21aを入力し、
前記切換指示信号S22と前記復号信号S21aを出力する切
換部23と、 前記切換部23から出力された前記復号信号S21aを入力
し、再符号化信号S24を出力する再符号化部24と、 前記受信信号S20を入力し、前記受信信号S20を前記誤
り訂正復号化部21に入力した前記受信信号S20が前記状
態監視部22、前記切換部23、前記再符号化部24とにより
処理される時間だけ遅延させ、遅延受信信号S26を出力
する遅延部26と、 前記遅延受信信号S26と前記再符号化信号S24を入力
し、誤り数S25を出力する比較部25とにより構成され、 制御信号処理部は: 受信信号S20を入力し、復号信号S1201とオーバーフロ
ー信号S1201aを出力する誤り訂正復号化部1201と、 前記オーバーフロー信号S1201aを入力し、切換指示信
号S1207を出力する状態監視部1207と、 前記切換指示信号S1207と前記復号信号S1201を入力
し、前記切換指示信号S1207と前記復号信号S1201を出力
する切換部1208と、 前記切換部1208から出力された前記復号信号S1201を
入力し、再符号化信号S1203を出力する再符号化部1203
と、 前記受信信号S20を入力し、前記受信信号S20を前記誤
り訂正復号化部1201に入力した前記受信信号S20が前記
状態監視部1207、前記切換部1208、前記再符号化部1203
とにより処理される時間だけ遅延させ、遅延受信信号S1
204を出力する遅延部1204と、 前記遅延受信信号S1204と前記再符号化信号S1203を入
力し、誤り数S1205を出力する比較部1205とにより構成
され、 信号識別部は: 音声信号処理部から前記切換指示信号S22と、前記復
号信号S21aと、前記誤り数S25を、 制御信号処理部から前記切換指示信号S1207と、前記
復号信号S1201と、前記誤り数S1205を入力する手段と、 前記受信信号S20が音声信号であるか制御信号である
かを判断する手段と、 その判断された識別信号、復号信号、誤り数とを出力
する手段とにより構成されている。
次に、各装置細部の構成又は動作例を説明をする。
初めに、音声信号処理部について説明する。
前記音声信号処理部の誤り訂正復号化部21と、状態監
視部22と、再符号化部24と、比較部25と、遅延部26は、
ビット誤り計数装置の第2の実施例に記載されているも
のと同様な構成であり、同様な動作をするものとする。
ここで、切換部23の動作例を第17図のフローチャートを
用いて説明する。切換部23は、手順501、503を行ない
(第5図に記載)、手順502においてEDF=1を判断する
(第5図に記載)。そして、EDF=0と判断されたとき
はEDF=0を出力し(手順1701)、EDF=1と判断された
ときはEDF=1を出力して(手順1702)、処理を終了す
る。
次に、前記制御信号処理部について説明する。
前記制御信号処理部の誤り訂正復号化部1201と遅延部
1204と比較部1205、再符号化部1203、状態監視部1207
は、本発明の信号識別装置の第1の実施例に記載されて
いるものと同様な構成であり、扱うデータ長が異なるこ
と以外同様な動作をするものとする。ここで、切換部12
08の動作例を第17図のフローチャートを用いて説明す
る。切換部1208は、手順501、503を行ない(第5図に記
載)、手順502においてEDF=1を判断する(第5図に記
載)。そして、EDF=0と判断されたときはEDF=0を出
力し(手順1701)、EDF=1と判断されたときはEDF=1
を出力して(手順1702)、処理を終了する。
次に、前記信号識別処理部について説明する。
前記信号識別処理部1206は、本発明の信号識別装置の
第1の実施例に記載した信号識別処理部と同様な構成で
あり、各誤り検出信号の代わりに各前記切換指示信号を
入力して同様な動作をする。
産業上の可能性 以上のように、本発明にかかるビット誤りの識別方法
と装置は、コードレス電話、自動車電話・携帯電話、ポ
ケットベル、簡易陸上無線電話、テレターミナルシステ
ムなどの陸上移動体通信や、船舶電話、海事衛星通信な
どの海上移動体通信、または、航空機公衆電話などの航
空移動体通信に用いるのに適している。
また、各種の公共機関で用いられている無線移動体通
信や、MCA陸上移動無線通信システム、タクシー無線な
どの業務用自営通信、特定小電力無線局などに用るのに
も適している。

Claims (44)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側と受信側の間でディジタル通信を行
    なう送受信装置において、 前記送信側には: 入力した原信号の畳込み符号化を行なうための計算領域
    を初期化する初期化手段と、前記原信号を入力し、前記
    原信号を畳込み符号化した前記送信信号を出力する畳込
    み符号化手段とにより構成される誤り訂正符号化手段を
    備え、 前記受信側には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手段
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手段と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換指
    示信号が入力されたときは誤り率若しくは誤り数を出力
    し、前記切換指示信号が入力されないときは前記復号信
    号を出力する切換手段と、 前記切換手段から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手段と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手段とを備えた、 ことを特徴とするビット誤り計数装置。
  2. 【請求項2】前記状態監視手段は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手段と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手段とにより構成されていることを特徴とする請求の範
    囲第1項記載のビット誤り計数装置。
  3. 【請求項3】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の
    ビット誤り計数装置。
  4. 【請求項4】前記切換手段は、 前記復号信号と前記切換指示信号とを入力するデータ入
    力手段と、 前記切換指示信号の入力を判断する入力信号判断手段
    と、 前記切換指示信号が入力されていないと判断したときは
    前記復号信号を出力する復号信号出力手段と、 前記切換指示信号が入力されていると判断したときはあ
    らかじめ設定された誤り率と誤り数を出力する設定値出
    力手段とにより構成されていることを特徴とする請求の
    範囲第1項記載のビット誤り計数装置。
  5. 【請求項5】前記状態監視手段は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手段と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手段とにより構成されていることを特徴とする請求の範
    囲第4項記載のビット誤り計数装置。
  6. 【請求項6】前記比較手段は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手段と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手段とにより構成され
    ていることを特徴とする請求の範囲第1項記載のビット
    誤り計数装置。
  7. 【請求項7】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第6項記載の
    ビット誤り計数装置。
  8. 【請求項8】前記誤り訂正復号化手段は、 ブランチメトリックを計算するブランチメトリック演算
    手段と、 前記算出されたブランチメトリックで最小若しくは最大
    のブランチメトリックを算出するACS演算手段と、 前記ACS演算手段で得られた最小若しくは最大のブラン
    チメトリックのパス情報書込み手段と、 パスメモリのオーバーフローを検出し、 オーバーフローであればオーバーフロー信号を出力し、
    最尤メトリックを算出し、復号値を決定し、パスメモリ
    シフトを行ない、 オーバーフローでなければパス収束を行ない、復号値を
    決定し、パスメモリシフトを行ない、 最尤メトリックを算出し、復号値を決定する手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の
    ビット誤り計数装置。
  9. 【請求項9】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の
    ビット誤り計数装置。
  10. 【請求項10】前記比較手段は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手段と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手段とにより構成され
    ていることを特徴とする請求の範囲第9項記載のビット
    誤り計数装置。
  11. 【請求項11】前記受信信号を遅延する手段として、 前記受信信号を入力し、前記受信信号が前記誤り訂正復
    号化手段、前記状態監視手段、前記切換手段、前記再符
    号化手段とにより処理される時間だけ前記受信信号を遅
    延する遅延手段とを設けたことを特徴とする請求の範囲
    第1項記載のビット誤り計数装置。
  12. 【請求項12】前記状態監視手段は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手段と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手段とにより構成されていることを特徴とする請求の範
    囲第11項記載のビット誤り計数装置。
  13. 【請求項13】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の
    ビット誤り計数装置。
  14. 【請求項14】前記切換手段は、 前記復号信号と前記切換指示信号とを入力するデータ入
    力手段と、 前記切換指示信号の入力を判断する入力信号判断手段
    と、 前記切換指示信号が入力されていないと判断したときは
    前記復号信号を出力する復号信号出力手段と、 前記切換指示信号が入力されていると判断したときはあ
    らかじめ設定された誤り率と誤り数を出力する設定値出
    力手段とにより構成されていることを特徴とする請求の
    範囲第11項記載のビット誤り計数装置。
  15. 【請求項15】前記状態監視手段は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手段と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手段とにより構成されていることを特徴とする請求の範
    囲第14項記載のビット誤り計数装置。
  16. 【請求項16】前記比較手段は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手段と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手段とにより構成され
    ていることを特徴とする請求の範囲第11項記載のビット
    誤り計数装置。
  17. 【請求項17】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第16項記載の
    ビット誤り計数装置。
  18. 【請求項18】前記誤り訂正復号化手段は、 ブランチメトリックを計算するブランチメトリック演算
    手段と、 前記算出されたブランチメトリックで最小若しくは最大
    のブランチメトリックを算出するACS演算手段と、 前記ACS演算手段で得られた最小若しくは最大のブラン
    チメトリックのパス情報書込み手段と、 パスメモリのオーバーフローを検出し、 オーバーフローであればオーバーフロー信号を出力し、
    最尤メトリックを算出し、復号値を決定し、パスメモリ
    シフトを行ない、 オーバーフローでなければパス収束を行ない、復号値を
    決定し、パスメモリシフトを行ない、 最尤メトリックを算出し、復号値を決定する手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の
    ビット誤り計数装置。
  19. 【請求項19】前記再符号化手段は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手段と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手段とによ
    り構成されることを特徴とする請求の範囲第18項記載の
    ビット誤り計数装置。
  20. 【請求項20】前記比較手段は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手段と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手段とにより構成され
    ていることを特徴とする請求の範囲第19項記載のビット
    誤り計数装置。
  21. 【請求項21】ディジタル通信に使用する送受信装置の
    受信装置に設けられる装置であって、 音声信号処理手段には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手段
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手段と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換指
    示信号が入力されたときは前記切換指示信号を出力し、
    前記切換指示信号が入力されないときは前記復号信号を
    出力する切換手段と、 前記切換手段から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手段と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手段とにより構成され、 制御信号処理手段には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手段
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手段と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換指
    示信号が入力されたときは前記切換指示信号を出力し、
    前記切換指示信号が入力されないときは前記復号信号を
    出力する切換手段と、 前記切換手段から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手段と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手段とにより構成され、 信号識別手段には: 前記音声信号処理手段から前記誤り検出信号、前記復号
    信号、前記誤り数を入力する手段と、 前記受信信号が音声信号であるか制御信号であるかを判
    断する手段と、 識別信号、復号信号、誤り数とを出力する手段とにより
    構成される ことを特徴とする信号識別回路。
  22. 【請求項22】前記音声信号処理手段と前記制御信号処
    理手段の前記受信信号を遅延する手段として、 前記受信信号を入力し、前記受信信号が前記誤り訂正復
    号化手段、前記状態監視手段、前記切換手段、前記再符
    号化手段とにより処理される時間だけ前記受信信号を遅
    延する遅延手段とを設けたことを特徴とする請求の範囲
    第21項記載の信号識別装置。
  23. 【請求項23】送信側と受信側の間でディジタル通信を
    行なう送受信方法であって、 前記送信側には: 入力した原信号の畳込み符号化を行なうための計算領域
    を初期化する初期化手順と、 前記原信号を入力し、前記原信号を畳込み符号化した前
    記送信信号を出力する畳込み符号化手順を含む誤り訂正
    符号化手順 前記受信側には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手順
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手順と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換指
    示信号が入力されたときは誤り率若しくは誤り数を出力
    し、前記切換指示信号が入力されないときは前記復号信
    号を出力する切換手順と、 前記切換手順から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手順と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手順 を含むことを特徴とするビット誤り計数方法。
  24. 【請求項24】前記状態監視手順は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手順と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号手順
    とを含むことを特徴とする請求の範囲第23項記載のビッ
    ト誤り計数方法。
  25. 【請求項25】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第23項記載のビット誤り
    計数方法。
  26. 【請求項26】前記切換手順は、 前記復号信号と前記切換指示信号とを入力するデータ入
    力手順と、 前記切換指示信号の入力を判断する入力信号判断手順
    と、 前記切換指示信号が入力されていないと判断したときは
    前記復号信号を出力する復号信号出力手順と、 前記切換指示信号が入力されていると判断したときはあ
    らかじめ設定された誤り率と誤り数を出力する設定値出
    力手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第23項記載
    のビット誤り計数方法。
  27. 【請求項27】前記状態監視手順は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手順と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第26項記載の
    ビット誤り計数方法。
  28. 【請求項28】前記比較手順は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手順と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手順とを含むことを特
    徴とする請求の範囲第23項記載のビット誤り計数方法。
  29. 【請求項29】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第28項記載のビット誤り
    計数方法。
  30. 【請求項30】前記誤り訂正復号化手順は、 ブランチメトリックを計算するブランチメトリック演算
    手段と、 前記算出されたブランチメトリックで最小若しくは最大
    のブランチメトリックを算出するACS演算手順と、 前記ACS演算手順で得られた最小若しくは最大のブラン
    チメトリックのパス情報書込み手順と、 パスメモリのオーバーフローを検出し、 オーバーフローであればオーバーフロー信号を出力し、
    最尤メトリックを算出し、復号値を決定し、パスメモリ
    シフトを行ない、 オーバーフローでなければパス収束を行ない、復号値を
    決定し、パスメモリシフトを行ない、 最尤メトリックを算出し、復号値を決定する手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第23項記載のビット誤り
    計数方法。
  31. 【請求項31】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第30項記載のビット誤り
    計数方法。
  32. 【請求項32】前記比較手順は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手順と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手順とを含むことを特
    徴とする請求の範囲第31項記載のビット誤り計数方法。
  33. 【請求項33】前記受信信号を遅延する手順として、 前記受信信号を入力し、前記受信信号が前記誤り訂正復
    号化手順、前記状態監視手順、前記切換手順、前記再符
    号化手順とにより処理される時間だけ前記受信信号を遅
    延する遅延手順を含むことを特徴とする請求の範囲第23
    項記載のビット誤り計数方法。
  34. 【請求項34】前記状態監視手順は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手順と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第33項記載の
    ビット誤り計数方法。
  35. 【請求項35】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第33項記載のビット誤り
    計数方法。
  36. 【請求項36】前記切換手順は、 前記復号信号と前記切換指示信号とを入力するデータ入
    力手順と、 前記切換指示信号の入力を判断する入力信号判断手順
    と、 前記切換指示信号が入力されていないと判断したときは
    前記復号信号を出力する復号信号出力手順と、 前記切換指示信号が入力されていると判断したときはあ
    らかじめ設定された誤り率と誤り数を出力する設定値出
    力手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第33項記載
    のビット誤り計数方法。
  37. 【請求項37】前記状態監視手順は、 前記オーバーフロー信号の入力を判断するオーバーフロ
    ー信号識別手順と、 前記オーバーフロー信号が入力されたと判断したときに
    はカウンタをカウントし、前記カウンタが一定値を超え
    たときは前記切換指示信号を出力する切換指示信号出力
    手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第36項記載の
    ビット誤り計数方法。
  38. 【請求項38】前記比較手順は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手順と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手順とを含むことを特
    徴とする請求の範囲第33項記載のビット誤り計数方法。
  39. 【請求項39】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための計
    算領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第38項記載のビット誤り
    計数方法。
  40. 【請求項40】前記誤り訂正復号化手順は、 ブランチメトリックを計算するブランチメトリック演算
    手順と、 前記算出されたブランチメトリックで最小若しくは最大
    のブランチメトリックを算出するACS演算手順と、 前記ACS演算手順で得られた最小若しくは最大のブラン
    チメトリックのパス情報書込み手順と、 パスメモリのオーバーフローを検出し、 オーバーフローであればオーバーフロー信号を出力し、
    最尤メトリックを算出し、復号値を決定し、パスメモリ
    シフトを行ない、 オーバーフローでなければパス収束を行ない、復号値を
    決定し、パスメモリシフトを行ない、 最尤メトリックを算出し、復号値を決定する手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第33項記載のビット誤り
    計数方法。
  41. 【請求項41】前記再符号化手順は、 入力した前記復号信号の畳込み符号化を行なうための信
    号領域を初期化する初期化手順と、 前記復号信号を入力し、前記復号信号を畳込み符号化し
    た前記再符号化信号を出力する畳込み符号化手順とを含
    むことを特徴とする請求の範囲第40項記載のビット誤り
    計数方法。
  42. 【請求項42】前記比較手順は、 遅延した受信信号と前記再符号化信号をビットごとに比
    較するビット比較手順と、 前記誤り率を算出する誤り率算出手順とにより構成され
    ていることを特徴とする請求の範囲第41項記載のビット
    誤り計数方法。
  43. 【請求項43】ディジタル通信に使用する送受信装置の
    受信方法であって、 音声処理信号手順には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手順
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手順と、 前記切換表示信号と前記復号信号を入力し、前記切換表
    示信号が入力されたときは前記切換表示信号を出力し、
    前記切換表示信号が入力されないときは前記復号信号を
    出力する切換手順と、 前記切換手順から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手順と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手順とを含み、 制御信号処理手順には: 受信信号を入力し、復号信号を出力するとともに、前記
    受信信号の復号化の過程を監視し、該復号化の過程に応
    じてオーバーフロー信号を出力する誤り訂正復号化手順
    と、 前記オーバーフロー信号を入力し、前記オーバーフロー
    信号が入力されたときのみ切換指示信号を出力する状態
    監視手順と、 前記切換指示信号と前記復号信号を入力し、前記切換指
    示信号が入力されたときは前記切換指示信号を出力し、
    前記切換指示信号が入力されないときは前記復号信号を
    出力する切換手順と、 前記切換手順から出力された前記復号信号を入力し、前
    記復号信号に前記受信信号と同じ符号化を行なう再符号
    化信号を出力する再符号化手順と、 前記再符号化信号と遅延した受信信号を入力し、誤り率
    若しくは誤り数を出力する比較手順とを含み、 信号識別手順には: 前記音声信号処理手順から前記誤り検出信号、前記復号
    信号、前記誤り数を入力する手順と、 前記受信信号が音声信号であるか制御信号であるかを判
    断する手順と、 識別信号、復号信号、誤り数とを出力する手順 を含むことを特徴とする信号識別方法。
  44. 【請求項44】前記音声信号処理手順と前記制御信号処
    理手順の前記受信信号を遅延する手順として、 前記受信信号を入力し、前記受信信号が前記誤り訂正復
    号化手順、前記状態監視手順、前記切換手順、前記再符
    号化手順とにより処理される時間だけ前記受信信号を遅
    延する遅延手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第
    43項記載の信号識別方法。
JP50219894A 1992-06-22 1993-06-21 ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法 Expired - Fee Related JP2726157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50219894A JP2726157B2 (ja) 1992-06-22 1993-06-21 ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16306692 1992-06-22
JP4-163066 1992-06-22
JP50219894A JP2726157B2 (ja) 1992-06-22 1993-06-21 ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2726157B2 true JP2726157B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=26488637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50219894A Expired - Fee Related JP2726157B2 (ja) 1992-06-22 1993-06-21 ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2726157B2 (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5581577A (en) Device for and method of counting bit errors and device for and method of identifying signals
US5453997A (en) Decoder selection
RU2160966C2 (ru) Способ и устройство для определения в приемнике системы связи скорости передачи данных, передаваемых с переменной скоростью
JP3067804B2 (ja) 受信信号のデータレートを決定する方法及び装置
US5944844A (en) Method for determining connection quality in a receiver utilizing a Viterbi decoder
EP0751625A2 (en) Viterbi decoder with L=2 best decoding paths
JP2007166650A (ja) Tdma無線システムにおけるソフト誤り補正
US5398254A (en) Error correction encoding/decoding method and apparatus therefor
EP0736858A2 (en) Mobile communication equipment
EP1258086A2 (en) Tailbiting decoder and method
KR20020018643A (ko) 고속 map 디코딩을 위한 방법 및 시스템
JPH05259960A (ja) 移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法
US5968201A (en) Method and apparatus for error correction
US6973143B2 (en) Soft-normalizer for a channel decoder
JPH11340840A (ja) 移動通信端末及び送信ビットレート判別方法
JP2002517131A (ja) 適応型チャンネルエンコーダ及びデコーダを備える伝送システム
CA2424155C (en) Apparatus and method for detecting transmitting rate of turbo decoder
JP2002504289A (ja) フレーム内相関を利用した情報源制御形通信路復号
JP2726157B2 (ja) ビット誤り計数装置とその方法及び信号識別装置とその方法
US5406562A (en) Bit error rate estimation
WO1999062185A2 (en) Transmission system having a simplified channel decoder
EP1074975B1 (en) Method for decoding an audio signal with transmission error concealment
JPH07245600A (ja) 誤り訂正方式
JP2965056B2 (ja) 復号化装置
JP2560893B2 (ja) データ信号受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees