JP2724138B2 - 連結装置 - Google Patents

連結装置

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JP2724138B2
JP2724138B2 JP58503746A JP50374683A JP2724138B2 JP 2724138 B2 JP2724138 B2 JP 2724138B2 JP 58503746 A JP58503746 A JP 58503746A JP 50374683 A JP50374683 A JP 50374683A JP 2724138 B2 JP2724138 B2 JP 2724138B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は作業用具を掘さく装置の作動アームに着脱自
在に連結する連結装置に関し、この作業用具は作動アー
ムに面する上表面を有しかつ前縁部は掘さく装置に面す
る。この連結装置は、作動アームのステッキと作動シリ
ンダとにより支持され、かつこのステツキに水平に軸支
された軸を備える第1取付手段と、さらに作動シリンダ
に直接的もしくは間接的に水平軸支された軸とを備え、
これらの軸は互いに平行かつ所定間隔離間し、前記連結
装置は用具により支持されかつ連結部と固定部とからな
る第2取付手段を備え、前記連結装置と固定装置とによ
り作業用具(以下、単に用具と称する場合もある)の取
付手段は作動アーム取付手段に着脱自在に連結されるよ
う配置される。かくして、この用具は作動シリンダによ
つてステツキの軸を中心として揺動することができる。 上記種類の継手は各種の具体例が知られている(たと
えば、米国特許第3,269,570号および第3,556,323号、ス
エーデン特許第216,635号および第8003255−0号および
第2,500,217号参照)。これらはクイツク継手とも呼ば
れかつこの点に関し所望の特徴を備えているが、完全に
は満足しえない多くの他の性質も有する。この種の多く
のクイツク継手における共通の特徴は、その密実構造の
ため作動アームの重量が増大するので用具自身の重量を
点検基準に合致させるにはそれ相応に減少させねばなら
ないことである。この結果、望ましくないバケツト容積
の低下をもたらす。さらに、公知の継手は、作動アーム
とバケツトとの間(すなわち取付部材間)における相当
大きい全体的高さもしくは距離を有するような構造の取
付部材を備える。特に、作動アームにおける取付部材は
作動アームとバケツトの取付点との間に相当堅固な剛性
中間片を形成し、これもその重量増加に著しく関係す
る。したがつて、この構造は3個以上の軸支点を必要と
するので、継手による作動アームと用具との間の力伝達
に対し最適条件を与えない。かくして、バケツトまたは
その他の用具において貧弱な破壊力しか得られず、継手
は著しい応力を受ける。バケツトは、初期には(すなわ
ちクイツク継手なしには)固定配置を有する。しかしな
がら、公知の継手の寸法により、この配置は不都合に変
化する。貧弱な破壊力を補うには、ステツキ軸からさら
に破壊軸(すなわち作動シリンダ軸)を設置する必要が
あるが、これはトルクの減少を引き起こし、したがつて
バケツトの揺動距離を低下させると共にバケツトの揺動
運動を内方および外方へずらすことになる。一般に、バ
ケツトの設計は、ステツキとバケツトとの間の力伝達に
使用される頂部においてドームを省略し、かくしてバケ
ツトをできるだけ軽くかつ丈夫にする。公知の継手は、
剛性である継手の中間片が比較的丈夫かつ嵩張つて作成
されない限りバケツトの垂直方向における斜め破壊運動
と破壊力とに耐えることができず、したがつてその結果
重量増加をもたらす。それ故、継手はバケツトのこの斜
め破壊運動に対し突き合わされ、全ての力を継手に貫通
させねばならない。これは疲労をもたらし、力が大き過
ぎると破壊を引き起こす。このような斜め破壊運動にお
いて、荷重は2つの斜め接点において水平方向に減少
し、かつ継手がバケツトに接続されている4個の斜め接
点における他方の2つにおいて相応に増大し、かくして
前者の2つの接点に空隙が生ずる。 本発明の目的は、上記の問題を相当に減少させかつ多
くの点において著しく改善された、たとえばバケツトの
ような掘さく機用具のための継手を提供し、バケツトを
掘さく機の作動アームから簡単かつ迅速に着脱しうるよ
うにし、かつ作動アームの下方軸とバケツトの取付点と
の間に相当な高さをもたらすような嵩張つた中間片を完
全に除去することである。かくして、継手はそれ相応に
軽くなり、かつバケツトの容積も所望のままに維持する
ことができる。継手の全高さを増大させるようなこの種
の中間片を除去することは構造を簡単にするのみなら
ず、材料の相当な節約をもたらし、その結果経済的な利
点を与える。さらに、本発明による継手は、バケツトと
作動アームとの間の力伝達に対し改良された状態を与え
ると共に、バケツト配置の変化を必要としない。さら
に、この継手は、公知の継手よりも著しく軽量であるに
も拘わらずバケツトからの斜め破壊運動に容易に耐える
ことができる。 本発明による連結装置においては、作業用具(1)
と、この作業用具を掘さく機の作動アームへ着脱自在に
連結する作動アーム取付手段(25)とを備え、 前記作業用具(1)は、作動アームに面する上表面
(2)を有すると共に掘さく機に面する前縁部(6)を
備え、さらに作動アーム取付手段(25)へ着脱自在に接
続支持するための連結部(4、5)と、緊張ピン(21)
を案内挿通して前記作動アーム取付手段(25)を固定す
るための固定部(11、14)および対向部材(16、17)と
を有する取付手段(20)を備えてなり、 前記作動アーム取付手段(25)は、作動アームのステ
ッキにより支持されると共に前記作業用具に設けた連結
部(4、5)に包持されるステッキ軸(23)と、作動ア
ームの作動シリンダにより支持される作動シリンダ軸
(24)とを備え、これらの平行に配置された前記各軸
(23、24)の端部間に、一端において前記ステッキ軸
(23)と結合し、他端側において前記作動シリンダ軸
(24)と結合しかつその下面において前記作業用具に設
けた対向部材(16、17)と当接する当接部(39、39)設
け、他端を自由接触部(36、36)として形成し前記当接
部を支点としててこ作用を生じるように結合構成したリ
ンクアーム(26、27)を備えてなり、 前記作動アーム取付手段(25)のリンクアーム(26、
27)の自由接触部(36、36)上に位置させて、前記作業
用具(1)の固定部(11、14)に対し、前記作動シリン
ダ軸(24)とほぼ平行に緊張ピン(21)を挿通配置する
と共に、前記緊張ピン(21)を前記固定部(11、14)に
対し楔効果により着脱可能に固定するための固定手段
(50)を設けることを特徴とする(第11図参照)。かく
して、リンクアーム間には剛直接続部が存在せず、した
がつてバケツトまたはその他の用具から垂直方向の点応
力を受けた際それぞれ垂直面で運動することができる。
さらに、このリンクアームの配置により、連結装置の全
高さを増大させるような中間片が必要でなくなる。 本発明の好適具体例は、作動アームの取付手段をリン
クアームにより連結部に対し押圧するよう配置し、かく
してリンクアームを連結部と直接接触させることを特徴
とする。この場合、リンクアームにはその接触部から離
間した端部に所定形状の自由外側支持表面を設け、連結
部にはリンクアームの自由支持表面と同じ所定形状の自
由支持表面を設けて、それらの間で緊密な表面係合を与
え、かくして固定部からの圧力はリンクを介して伝播さ
れると共に前記自由支持表面を介して連結部まで伝達さ
れ、用具のステツキ軸と連結部とを介し用具と作動アー
ムとの間で発生した力伝達の距離は最小の値まで減少
し、この最小値は前記支持表面とステツキ軸に接触する
対向内側表面との間で測定して前記自由外側支持表面に
おける肉厚に相当する。上記利点の他、この継手は作動
アーム取付手段をバケツト取付手段の改変なしに幾つか
の異なる種類の掘さく機に対し容易に調整することがで
きる。このことは、本発明による取付手段を設けた同じ
バケツトを幾つかの異なる種類の掘さく機へ迅速に連結
しうることを意味する。 本発明の他の具体例によれば、ステツキ軸は用具取付
手段における連結部と直接係合するよう配置されかつ固
定部はリンクアームに圧力をかけるように配置され、か
くしてステツキ軸を直接に連結部に対し押圧して用具と
作動アームとの間に永久的な遊びのない連結を与える。
さらに詳細には、各リンクアームは、穴部を設けかつ軸
の外側に配置された取付板によつてこの軸に軸支され、
さらに凹状支持表面により軸に対し直接接触してこの軸
を連結部に押圧するような円弧状の対向部材を設け、取
付板における穴を軸ピンの直径に対し充分大きくして連
結部への圧力の伝達を可能にする。これにより、ステツ
キと用具との間の力が直接にステツキ軸を通して連結軸
まで移動し、かくして他の遊び点を除去するという利点
が得られる。 その他の利点および目的は以下の説明から明らかとな
るであろう。 以下、添付図面を参照して本発明をさらに説明する。 第1図は本発明の1具体例による連結装置の取付手段
部分を上側に設けた面から見たバケツトの略図であり、 第2図は本発明による連結装置のこの具体例の1部を
形成しかつ第1図に示した取付手段部分と連係する取付
手段の底面図であり、 第3図は第1図のバケツトの平面図であり、 第4図は第2図による取付手段に含まれるリンクアー
ムの平面図であり、 第5図はバケツトに接続された第2図および第3図に
よる2つの取付手段の略図であり、 第6図は第5図による連結装置の平面図であり、 第7図はバケツト取付手段に含まれる固定ピンの側面
図であり、 第8図は本発明の他の具体例による連結装置を備えた
バケツトの平面図であり、 第9図は第8図によるバケツトと連結装置のバケツト
取付手段との略図であり、 第10図は第8図による連結装置の部分側面図であり、 第11図は第1図ないし第7図に示す実施例の連結装置
の各部分を結合させる場合の配置を示す斜視図である。 第1図において、参照符号1は掘さく機用のバケット
の形態からなる作業用具を示し、このバケツトにはその
上側2(すなわち掘さく縁部3から離間した側)に本発
明によるクイツク継手としての連結装置用の取付手段20
を設ける(第3図および第5図)。このバケツト取付手
段は互いに離間した2つのフツク4,5の形態の連結部を
備え、これらフツクをバケツト開口部7の前縁部6にて
上側2へ熔接する。各フツクは細長い半円筒状部材8を
備え、これら部材は互いに整列しかつバケツトの前縁部
6に対して平行である。これらフツク部材はバケツトの
上側方向に開放し、かつ内方に面する(すなわち前縁部
6から離間する方向に)凹状もしくは半円筒状の所定形
状を有する機能的支持面9を形成し、下記に説明するよ
うに掘さく機の作動アームにおける取付手段の対応支持
表面と緊密連係する。 バケツト取付手段20には固定部を設け、この固定部は
貫通口12を有しかつ前記支持表面9に対し平行に整列し
た固定シヤツクル形状部材11からなつている。このシヤ
ツクルはバケツトに対しその上側の中心線に永久固定さ
れる。開口部12はバケツトの上側2に面する扁平な機能
的支持表面13を形成して下記するように自由緊張ピン21
の対応支持表面と連係させ、この緊張ピンは固定部の着
脱自在部分を構成する。さらに、固定部は、シヤツクル
11の開口部12に整列した貫通口15を有する楔支持部14を
備える。この楔支持部14は図示したようなロツキングア
イまたは突出形状とすることができ、或いは2つの直立
フインガで構成してその間に開口部を設けることもでき
る。かくして、固定部の部分11,14はバケツトの上側2
に固定され、バケツトの後縁部10の近傍においてフツク
4,5から所定間隔で配置される。 さらに、バケツト取付装置20は上側に熔接された2つ
のシヨルダ状の対向部材16,17を備え、これら部材をフ
ツク4,5に整列させると共に、固定シヤツクル11の近傍
において固定シヤツクル11とフツク4,5との間に配置
し、すなわちフツク4,5から相当な距離で配置する。各
対向部材16,17には扁平な機能支持表面18,19設け、これ
らの支持表面は同一平面に存在してフツク4,5の方向へ
内方に傾斜し、下記に説明するように作動アーム取付手
段における対応の支持表面に連係する。 掘さく機の作動アームは、ステッキSTと、このステッ
キの前面(掘さく機から離間する側)に配置された液圧
作動シリンダFCとを備える(第11図参照)。前記ステッ
キには、その自由端部に水平ピンもしくは軸23を設けて
バケツト1を旋回自在に支持すると共に、バケツトの揺
動中心を形成し、かつ液圧シリンダには直接にまたは間
接的にリンクを介してステツキ軸23に対し平行な水平配
置されたピンもしくは軸24を設け、これはステツキ軸の
前方に位置してバケツト1に接続され、軸23を中心とす
るバケツトの揺動運動を制御する。 前記軸23,24は作動アームにおける取付手段25の部分
を形成し、さらに2つの平行リンクアーム26,27の形態
のリンク手段を備え、リンクアームのそれぞれはリンク
アームの一端部に位置する取付板28の形態の軸支持部を
備え、この取付板28には水平穴部29を設けて、軸24の軸
端部30を収容し、さらにリンクアームのそれぞれは前記
穴部29から所定距離だけ離間して円筒状スリーブ31の形
態の軸支持部を備え、前記スリーブ31には水平穴部32を
設けて軸24を収容する。これらの軸支持部は、軸を回転
させて(すなわち、軸支持手段として)または回転させ
ずに配置することができ、ブツシングを備えることもで
きる。さらに、各リンクアームには円弧状の対向部材33
を形成し、この対向部材は横方向(すなわち軸線方向)
(軸23に対し)に延在する機能的な凹状支持表面34を形
成し、同じ半径を有して軸23に接触するよう配置され、
さらにこれには機能的円筒支持表面35を設け、これもフ
ツク4,5の機能支持表面9に接触するよう配置される。 各リンクアームは梃子作用を行う接触部36を備え、こ
の部分はスリーブ31から自由に軸24から後方向へ突出
し、すなわちリンクアームの後方延長部の方向に突出し
て、軸23,24の間に位置するリンクアームの胴部または
要部37に対し鋭角を形成する。バケツト1から離間する
その上側において、接触部には機能的扁平支持表面38を
設け、これを後記するように自由緊張ピン21の対応支持
表面と連係させる。 さらに、各リンクアームにはスリーブ31の直下に当接
部39を設け、この当接部39はバケツト取付手段における
対向部材16,17の機能的支持表面18,19と楔状に接触しか
つ連係するよう配置された機能的扁平支持表面40を備え
る。これら機能的支持表面18,19,40はフツク4,5の方向
へ傾斜し、同じ傾斜角度を有する。この傾斜は、その延
長面において対向部材の支持表面が接触部の支持表面38
に対して鋭角αを形成するような傾斜である。リンクア
ームが対向部材16,17によつて固定部のゆるい緊張ピン2
1を介し固定シヤツクル11とフツク4,5との間に固定され
た際、所要の楔効果を達成するには、前記角度αを約35
°〜85°、好ましくは50°〜60°とすることができる。
好ましくは、支持表面18,19,40は、延長面において前記
中心面C1〜C2に対し約10°〜約65°、適当には30°〜60
°、好ましくは約50°の鋭角βを形成するように傾斜さ
れる。対向部材16,17と当接部39のそれぞれ支持表面18,
19,40の傾斜(すなわち角度β)は大き過ぎてはなら
ず、すなわち約65°以下とすべきである。何故なら、さ
もないと接続のこの部分におけるステツキ軸と支持表面
とに対し液圧シリンダのストロークから望ましくない影
響が生ずるからである。 第7図に詳細に示しかつバケツト取付手段の固定部の
ゆるい部分を構成する上記緊張ピン21は、この緊張ピン
の後部41の方向へほぼ中央から増大する矩形断面を有す
る長形であつて、緊張ピンの上側に扁平な機能支持表面
44を設けた楔部分42を形成する。緊張ピンの下側47は機
能的支持表面48を形成する。さらに緊張ピンにはその前
方部42に横方向の矩形穴部49を設け、この穴部49には楔
効果により着脱可能に固定するための固定手段としての
固定楔50を嵌合する(第6図)。穴部の内側縁部51は、
遊びのない最終固定位置に達した際固定楔がこの縁部に
接触せずに楔支持体14とのみ接触するような位置とす
る。固定楔には複数の小さい開孔部52を設けて楔を合く
ぎ53により所定位置に保ち、この合くぎ53は前記固定位
置に達した際、緊張ピンの最も近い穴部52に挿入され
る。固定シヤツクルの内側支持表面13は、緊張ピン21の
支持表面44と同じ傾斜を有して所望の楔効果を達成す
る。 バケツトは、上記取付手段により掘さく機の作動アー
ムに極めて迅速かつ容易に連結される。第1段階は、ス
テツキ軸23をバケツトのフツク4,5と直接係合させるよ
うに作動アームを調節することであり、その後バケツト
の対向部材16,17および作動アーム取付手段の当接部39
を液圧シリンダの接続により前記支持表面18,19,40にお
いて互いに整列させる。この出発位置において、リンク
アーム26,27の接触部36は長形緊張ピン21に対する固定
シヤツクル11の支持表面13の充分下に位置して、支持表
面13および38の間に形成された通路中に妨げなしに通過
することができ、前記接触部36は緊張ピンの下側47と軽
く接触する。次いで、緊張ピン21を、道具(たとえば大
ハンマ)により遊びのない連結が得られるまで前記固定
シヤツクル11中に打込む。次いで、固定楔50を緊張ピン
の穴部49中へ挿入し、楔として打込むと共にペグ53によ
りその最終位置に固定する。逆の順序で同様に簡単かつ
迅速に解体が行なわれる。緊張ピン21が打込まれると、
梃子作用をもたらすリンクアームの接触部36と、互いに
向合つた表面13,44におけるバケツト取付手段の固定シ
ヤツクル11との間に永久楔力が生ずる。この楔力は摺動
連係する対向部材16,17と当接部39へ伝達されて、当接
部39の支持表面がバケツト取付手段の対向部材16,17に
おける支持表面18,19に沿つて滑り落ちる。この摺動運
動は永久楔力をもたらし、その結果フツク4,5に対する
軸23の接触が増大して永久連結が完全にクリアランスな
しに得られ、フツク4,5に対するこの接触力が対向部材1
6,17と当接部39を介して伝達された前記楔力から生ず
る。 連結装置におけるリンクアームからの圧力は緊張ピン
21により発生して軸を貫通するので、作動アームステツ
キを中心とするバケツトの旋回運動はステツキからの力
が直接にステツキ軸とバケツト連結部材(フツク4,5)
とを介してバケツトに直接伝達されるような運動であ
る。本発明により得られる遊びのない連結は極めて小さ
い摩耗しか受けず、このような摩耗が生じたとしてもこ
れはいずれの場合もクリアランスを発生しない。何故な
ら、固有の楔力により自動的かつ即座に補償されて、遊
びのない連結が維持されるからである。換言すれば、こ
の連結は自己調節性である。 緊張ピン21は、図示した具体例において、手動で達成
される有効な機械固定を与える。しかしながら、所望に
応じこの固定は液圧式または空気圧式で達成することも
できる。 フツクはバケツトの頂部に直接熔接することができ、
同様に固定シヤツクル11、楔支持部14および対向部材1
6,17も同様に熔接してバケツトの重量の増大をできるだ
け小さくする。或いは、少なくとも固定シヤツクル11と
楔支持部14と対向部材16,17とをプレートに熔接し、こ
のプレートをバケツトの頂部へユニツトとして熔接する
こともできる。所望ならば、さらにこれらフツクをプレ
ートへ熔接することもできる。 固定部は、本発明の範囲内において、種々の方法で設
計することができる。たとえば、中央固定シヤツクルを
2つのロッキングアイによつて置き換えることもでき、
それぞれのロッキングアイを対向部材16,17の一方およ
びフツク4,5の一方と整列して配置し、それぞれ整列し
た開口部を設けてそこに楔状の緊張ピンを収容する。こ
の場合、両固定具の開口部には傾斜支持表面を設けて緊
張ピンと連係させ、次いでこの緊張ピンにはロッキング
アイと同じ距離だけ離間した2つの楔部分を設け、後方
ウエツジ部分を前方楔部分よりも高くし(より大きい断
面)、かつロッキングアイにおける開口部を同様に異な
る寸法として緊張ピンを楔位置に挿入しうるようにす
る。支持表面に対する摩耗を補うには、ロッキングアイ
の支持表面を別の板体などに設けて、これをねじにより
調節することができる。 図示したように、取付手段20,25の設計およびその独
特な相対的係合は、作動アームとバケツトとの間の設置
高さを与えず、すなわち作動アームにおけるバケツトの
枢動軸は作動アームを常法によりたとえば取付突出部に
よつてクイツク継手の使用なしにバケツトへ固定する場
合と同じレベルである。 クイツク継手の設置高さを除去すると同時に継手を軽
くすることにより達成される重要な効果は、ステツキ軸
をバケツト(または他の用具)の連結部と間接係合させ
ることによつても達成でき、この場合緊張ピンから連結
部に到る圧力は軸23を貫通する。このような具体例にお
いて、連結部は互いに所定間隔で配置した2つの連結部
材の形態とすることができ、それぞれはステツキ軸23に
面する開孔部を備える。この開孔部は、内側円錐支持表
面が形成されるような円錐状である。ここで、ステツキ
軸23には2つの円筒スリーブの形態の中間接続部材を設
け、そのそれぞれに前記開孔部に対応する円錐ピンを設
け、円錐支持表面を形成する。これらピンをスリーブに
より軸23を中心として回転させ、この軸を介して圧力を
伝達させることができかつ開孔部中への挿入を容易にし
てピンを連結位置にするよう配置することができ、この
連結位置においてピンは作動シリンダ軸24から離間する
方向へ突出する。これらピンはステツキ軸23に対し直角
であり、スリーブにより軸中心と一致する枢動中心を有
する。この連結位置において、ピンの中心線は好ましく
は軸の中心を通る中心面と一致する上記具体例と同様
に、固定部を配置して圧力をリングアームにかけ、かく
してステツキ軸を連結部材に対しその端部により押圧し
て、遊びのない永久連結を与える。別の具体例によれ
ば、連結部は上記したように2つのフツクの形態であ
り、これに対しステツキ軸はこれらフツクと連係する2
つの円筒スリーブの形態の中間接続部材を有する。 第8−10図は、本発明による連結装置の別の具体例を
示している。掘さく機のバケツト101には、掘さく縁部
から離間する上側102に、本発明によるクイツク継手の
ための取付手段120を設ける。このバケツト取付手段は
2つの内方に面し互いに離間するフツク104,105の形態
の連結部からなり、これらをその開口部の前縁部106に
てバケツトの頂部102に熔接する。内方に指向するフツ
クには機能的支持表面109を設け、この表面は凹状また
は半円筒形状であつて所定の半径を有し、下記するよう
に掘さく機の作動アームの取付手段における対応支持表
面と緊密連係する。これら2つの支持表面は整列すると
共に、バケツトの対称面S−Sに対し垂直である。 連結装置には2つのロッキングアイ180,181を備える
固定部を設け、前記ロッキングアイには整列開口部182,
183を設けて、そこに固定部としての二重作動式液圧シ
リンダ190における圧力ロッドの形態のウエツジ付き緊
張ピン184,185を収容する。ロッキングアイの開口部は
傾斜支持表面を備えて、これを緊張ピンにおける対応の
傾斜表面と楔状に連係させる。さらに、バケツト取付手
段には2つのシヨルダ状の対向部材116,117を設けて、
これらを頂部102に熔接すると共にロッキングアイ180,1
81とフツク104,105との間にロッキングアイの近傍で位
置せしめる。対向部材116,117のそれぞれは扁平な機能
的支持表面118,119を有し、これらの表面は同一平面に
位置してフツク104,105の方向に内方へ傾斜し、下記す
るように作動アーム取付手段の対応表面と連係する。 上記のように、掘さく機の作動アームは、ステツキST
と、このステツキの前面(掘さく機から離間する側)に
配置された液圧作動シリンダFCとを備える(第11図参
照)。前記ステツキには、その自由端部において、水平
ピンもしくは軸123を設け、そこにバケツト101を枢着す
る。かくして、軸123はバケツトの枢動中心を形成し、
前記液圧シリンダはリンクを介して直接にまたは間接的
に水平ピン若しくは軸124を設け、これはステツキ軸123
に対し平行でありかつステツキ軸の前方に位置してバケ
ツト101に間接的に接続され、軸123を中心とするバケツ
トの揺動を制御する。 これらの軸123,124は作動アームにおける取付手段125
の部分を形成し、この取付手段はさらに2つの平行リン
クアーム126,127の形態のリンク手段を備え、リンクア
ームのそれぞれには固定端部186と連結端部187とを設け
る。各リンクアームの固定端部186には連結端部187から
所定距離に円筒スリーブの形態の軸支持手段を設け、こ
れに水平孔部を形成してそこに軸124を収容し、かつ梃
子作用をはたす接触部136を設けてこれを軸124から後方
向にスリーブ131から突出させ、すなわちリンクアーム
の後方延長部に突出させ、軸123,124の間に位置するリ
ンクアームの胴部もしくは要部137に対し鈍角を形成す
る。バケツトから離間するその上側において、接触部に
は機能的な扁平支持表面138を設け、これをそれぞれ緊
張ピン184,185の対応支持表面と連係するように配置す
る。液圧シリンダ190はロツドなどによりリンクアーム1
26,127にて支持され、その自由端部をクリアランスをも
つてスリーブ中に自由に位置せしめる(第10図)。かく
して、ロツドはリンクアームに永久的には連結されず、
したがつてこれらはバケツトと作動アームとの間に歪み
が生じた場合自由に移動しうる。かくして、液圧シリン
ダは、用具取付手段に対する固定部の1部を構成すると
考えることができる。 さらに、各リンクアームにはその固定端部内に当接部
139を設け、これに機能的扁平支持面140を形成し、これ
をバケツト取付手段の対向部材116,117における機能的
支持表面118,119と接触当接させて楔効果を発生するよ
う連結させる。これらの機能的支持表面118,119および1
40は同じ傾斜角度でフツク104,105の方向に傾斜する。
この傾斜は、接触部支持表面138に対し支持表面の延長
部が鋭角を形成するような傾斜であり、この角度は上記
第1の具体例に特定したと同じ大きさを有する。好まし
くは、支持表面118,119および140は、その延長部が軸12
3,124の中心を貫通する中心面に対し鋭角を形成するよ
う傾斜され、この角度は上記第1の具体例につき特定し
た大きさを有する。当接部139はスリーブ131の直下に配
置される。 さらに、リンクアーム126,127にはその連結端部にス
リーブ188の形態の軸支持手段を設け、このスリーブ188
は軸123を収容するための水平開孔部を有する。この軸
支持部材は、軸を枢動させてまたは枢動させずに(すな
わち、軸支持手段としてまたは手段とせずに)配置する
ことができ、さらにブツシングを備えることもできる。
好ましくは、このスリーブは円筒状であつて、外側に機
能的凹状もしくは半円筒状支持表面189を備え、この表
面は横方向または軸方向(軸123に対し)に延在すると
共にフツク104,105の半円形支持表面109の半径に対応す
る所定の半径を有し、これら表面間において最大接触を
達成する。好ましくは、フツクの支持表面は最大可能な
扇角度、すなわち180°を有する(第10図に見ることが
できる)。スリーブ188の支持表面189はスリーブの肉厚
が許す限り接近して軸123のすぐ外側に位置して、好適
には約15mmである。さらに、支持表面189を軸123,124の
中心C1,C2を貫通する中心面の両側(対称的)およびリ
ンクアームから離間する軸123の側に整列位置せしめ
る。 第8〜10図の具体例において、緊張ピン184,185から
の力は当接部139と軸124とリンクアーム126,127とそれ
らのフツクに直接当接するスリーブ188とを介してフツ
ク104,105に伝達される。かくして、軸123はこの圧力負
荷による影響を受けない。すなわち、作動アームにより
バケツトの運動に基づいて応力が発生した場合、この圧
力はスリーブ188に対し外側で、すなわちフツクの支持
表面に対し接近離間する支持表面189に対して生ずると
共に、軸123に対し接近離間するスリーブの内側で生ず
る。連結はフツクの支持表面109において完全に遊びが
ない。 フツク中への横スリーブ188の挿入を容易にするた
め、横スリーブには円錐リング191を設け、その円錐表
面192を案内表面として作用させる。作動アーム取付手
段のこの具体例は幾つかの異なる種類の掘さく機に対し
簡単に改造することを可能にし、バケツトにはこれら全
ての改造に適する取付手段を設ける。これらの改造は異
なる種類の掘さく機におけるステツキ幅の変化に対応
し、軸123におけるスリーブ間の距離をこのステツキ幅
に対応して調節することを含む。或る具体例において、
リングは除去される。これらの改造には共通のバケツト
取付手段を設けて、単に対向部材116,117を互いに接近
離間させるよう位置せしめ、かくしてスリーブ131にお
ける接触部には異なる位置が可能となる。 軸支持スリーブ188およびフツク104,105の連係する円
弧状支持表面は、固定部が組立の際に施される前に、バ
ケツトの枢動を可能にする。 図面に示した具体例から判るように、組立位置で示し
た連結部4,5;104,105は軸23,24;123,124に対し直線的に
配置され、軸中心と一致しかつしたがつてステツキ軸の
軸支持手段を貫通する中心面C1−C2により交差される。
このような配置は多くの面で有利であり、リンクアーム
と組合せてこの種の用具については従来クイツク継手に
おいて使用されていなかつた。図示した具体例におい
て、ステツキ軸の中心線C2はフツクの半円筒支持表面の
半径と一致する。かくして、リンクアームには負荷がか
からない。何故なら、バケツトからステツキへの或いは
その逆の力が最も短い経路により伝達されるからであ
る。したがつて、絶えず生ずるストロークはリンクアー
ム全体には伝達されない。したがつて、リンクアームは
破損されず軽くすることができる。好ましくは、リンク
アームをバケツトのドーム形状にしたがつて上方へ折曲
げ、所望のドームを保持することができる。 第8図および第10図に示した作動アーム取付手段の具
体例を所望に応じ使用して、ステツキ軸をバケツト上の
フツクと直接係合させることができる。この場合、対応
してリンクアームおよびその軸支持手段に対し僅かの調
整を行ない、それらが軸の部分を自由にフツクと係合さ
せるようにする。 本発明による継手は次の利点を有する:(a)極めて
小さい重量(約14トンまでの機械に対し約30Kg)を有
し、したがつて材料の節約になると共に使用および組立
てが容易である。(b)構造が簡単であり、バケツトを
掘さく機へ装着するのが迅速かつ容易となる。(c)装
着高さを大きくしかつ重量を増大させるような中間片を
使用しない。(d)重量を小さくしても、バケツト容積
を変化させる必要がない。(e)リンクアーム構造のた
め、このリンクアームがドームに適する円弧状を有する
ので、バケツトの力吸収性ドームを保持することができ
る。(f)バケツトと作動アームとの間の力伝達に関し
改良された最適でさえある状態が得られ、リンクアーム
は殆んど影響を受けない。何故なら、力はステツキ軸お
よび使用する場合フツクに接触するスリーブによりステ
ツキからフツクへ或いはその逆に直接伝達されるからで
ある。(g)その設計および改良された力伝達により、
バケツトの規定配列を保持することができる。(h)バ
ケツトの斜め破壊運動に耐えることができる。何故な
ら、リンクアームは継手を弾力性となし、それらの間に
硬い剛直接続が存在せず、したがつてその4つの接点に
おける端部でバケツトと共に自由に独立して或いは相対
的に上下運動することができる。したがつてこれらはバ
ケツトが一時的に変形されかつ横方向応力により歪めら
れた場合、バケツトからの斜め破壊運動に追随する。
(i)リンクアームがバケツトの斜め破壊運動に追随す
る場合でさえ、作動アーム取付手段とフツクとの間の接
点において、用具と作動アームとの間には遊びのない連
結を維持する。(j)接触表面で生じうる僅かな摩耗に
対しても自己支持性であり、かくして遊びのない連結が
常に保証される。(k)好適具体例によれば、これは多
くの異なる種類の掘さく機に適するよう容易に改造する
ことができる。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.作業用具(1;101)と、この作業用具を掘さく機の
    作動アームへ着脱自在に連結する作動アーム取付手段
    (25;125)とを備えた連結装置において、 前記作業用具(1;101)は、作動アームに面する上表面
    (2;102)を有すると共に掘さく機に面する前縁部(6;1
    06)を備え、さらに作動アーム取付手段(25;125)へ着
    脱自在に接続支持するための連結部(4,5;104,105)
    と、緊張ピン(21;184,185)を案内挿通して前記作動ア
    ーム取付手段(25;125)を固定するための固定部(11,1
    4;180,181)および対向部材(16,17;116,117)とを有す
    る取付手段(20;120)を備えてなり、 前記作動アーム取付手段(25;125)は、作動アームのス
    テッキにより支持されると共に前記作業用具に設けた連
    結部(4,5;104,105)に包持されるステッキ軸(23;12
    3)と、作動アームの作動シリンダにより支持される作
    動シリンダ軸(24;124)とを備え、これらの平行に配置
    された前記各軸(23,24;123,124)の端部間に、一端に
    おいて前記ステッキ軸(23;123)と結合し、他端側にお
    いて前記作動シリンダ軸(24;124)と結合しかつその下
    面において前記作業用具に設けた対向部材(16,17;116,
    117)と当接する当接部(39,39;139,139)を設け、他端
    を自由接触部(36,36;136,136)として形成し前記当接
    部を支点としててこ作用を生じるように結合構成したリ
    ンクアーム(26,27;126,127)を備えてなり、 前記作動アーム取付手段(25;125)のリンクアーム(2
    6.27;126,127)の自由接触部(36,36;136,136)上に位
    置させて、前記作業用具(1;101)の固定部(11,14;18
    0,181)に対し、前記作動シリンダ軸(24;124)とほぼ
    平行に緊張ピン(21;184,185)を挿通配置すると共に、
    前記緊張ピン(21;184,185)を前記固定部(11,14;180,
    181)に対し楔効果により着脱可能に固定するための固
    定手段(50;190)を設けることを特徴とする連結装置。 2.作動アーム取付手段(125)を、作業用具の連結部
    (104,105)と直接接触するリンクアーム(126,127)に
    よって連結部に対し押圧するよう配置したことを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の連結装置。 3.作動アーム取付手段(25)を、作業用具の連結部
    (4,5)と直接接触するステッキ軸(23)により連結部
    (4,5)に対し押圧するよう配置したことを特徴とする
    請求の範囲第1項記載の連結装置。 4.リンクアーム(126,127)にはその自由接触部(13
    6,136)から離間した端部に所定形状の自由外側支持表
    面(189)を設け、連結部(104,105)にはリンクアーム
    の自由外側支持表面(189)と同じ所定形状の自由支持
    表面(109)を設けてそれらの間で緊密連係させ、これ
    により固定部(190)により発生した圧力をリンクアー
    ム(126,127)を介して伝播させると共に前記各支持表
    面(189,109)を介して連結部(104,105)へ伝達し、ス
    テッキ軸(123)と連結部(104,105)とを介する作業用
    具(101)と作動アーム取付手段(125)との間に発生し
    た力の伝達の距離をこれら支持表面(189,109)とステ
    ッキ軸(123)に接触する対向内側面との間で測定して
    前記自由外側支持表面(189)における肉厚に等しい最
    小値まで制限するよう構成したことを特徴とする請求の
    範囲第2項記載の連結装置。 5.リンクアームおよび連結部の支持表面(189,109)
    が円弧形状であって同じ半径を有し、ステッキ軸の中心
    (C2)と連結部の支持表面(109)の中心とが一致する
    よう構成したことを特徴とする請求の範囲第2項記載の
    連結装置。 6.連結部が互いに所定間隔で離間した2つのフック
    (104,105)からなり、これらに作業用具の上表面(10
    2)に面する開口部を設け、軸支持部がフック間の距離
    と同じ相対的距離で配置した2つの円筒状スリーブ(18
    8)を備え、かつリンクアームの自由外側支持表面(18
    9)を有することを特徴とする請求の範囲第5項記載の
    連結装置。 7.各リンクアーム(26,27)を取付板(28)によりス
    テッキ軸(23)に軸支し、前記取付板には穴部(29)を
    設けてこれをステッキ軸の外側に位置させ、さらに各リ
    ンクアームには円弧状の対向部材(33)を設け、この対
    向部材は凹状支持表面(34)によりステッキ軸(23)に
    対し直接接触し、かくしてステッキ軸は連結部(4,5)
    に対し押圧され、取付板における穴部(29)を軸ピンの
    直径に対し充分大きくして対向部材(33)およびステッ
    キ軸(23)を介する連結部への圧力伝達を可能にするこ
    とを特徴とする請求の範囲第3項記載の連結装置。 8.ステッキ軸(23)および連結部の支持表面(9)が
    円弧状であって同じ半径を有し、ステッキ軸(23)の中
    心(C2)と連結部の支持表面(9)の中心とが一致する
    よう構成したことを特徴とする請求の範囲第7項記載の
    連結装置。 9.連結部が互いに所定間隔で離間した2つのフック
    (4,5)からなり、フック開口部が作業用具の上表面に
    面するよう構成したことを特徴とする請求の範囲第8項
    記載の連結装置。 10.連結部が互いに所定間隔で離間した2つの連結部
    材よりなり、それぞれにステッキ軸に面する支持表面を
    備えた開口部を設け、ステッキ軸にはステッキ軸から垂
    直に突出する2つのピンの形態の中間接続手段を設け、
    前記ピンを作動シリンダ軸から突出する連結位置となる
    よう配置し、ステッキ軸を前記ピンにより連結部と間接
    係合させ、これらピンは連結部材の開口部と係合するよ
    う構成したことを特徴とする請求の範囲第1項記載の連
    結装置。 11.当接部(39;139)に支持表面(40;140)を設け、
    これら支持表面は延長面において自由接触部の支持表面
    (38;138)に対し約35°〜85°、好ましくは50°〜60°
    の鋭角を形成する一方、当接部(39;139)の支持表面
    (40;140)は延長面において前記中心面(C1−C2)に対
    し約10°〜65°、好適には30°〜60°、好ましくは約45
    °の鋭角を形成するよう構成したことを特徴とする請求
    の範囲1項ないし第3項のいずれかに記載の連結装置。 12.各リンクアームの前方軸支持部(188)にはリン
    グ(191)の形態または各連結部(104,105)に対し傾斜
    案内表面を有するリング部分の形態の案内手段を設け、
    この案内手段を連結部(104,105)に連係するよう配置
    して、連結部に対する作動アーム取付手段の接続を容易
    にするよう構成したことを特徴とする請求の範囲第2項
    または第4項記載の連結装置。 13.軸支持部(188)の軸線延長部を調整して、これ
    らの間の距離をステッキの幅に等しくすると共に、連結
    部間の距離を異なる幅の幾つかのステッキに対し一定に
    保つよう構成したことを特徴とする請求の範囲第2項記
    載の連結装置。
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