JP2723183B1 - 到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型アーム機構 - Google Patents

到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型アーム機構

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JP2723183B1
JP2723183B1 JP8-306013A JP30601396A JP2723183B1 JP 2723183 B1 JP2723183 B1 JP 2723183B1 JP 30601396 A JP30601396 A JP 30601396A JP 2723183 B1 JP2723183 B1 JP 2723183B1
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健二 金子
浩樹 渡嘉敷
和雄 谷江
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工業技術院長
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Abstract

【要約】 【課題】ロボットハンドの並進運動と回転運動が干渉す
ることなく、したがってハンドの手先位置/発生力の精
度を向上させることができるとともに、ハンドの先端が
常に作業点に向かっており、操作者が作業対象物やハン
ドの位置や姿勢を認識することが容易で、作業能率や作
業精度を向上させることができるアーム機構を提供する
こと 【解決手段】ベース上に絶対座標系を有しかつ、エンド
エフェクタ5上の一点に座標系9を有し、エンドエフェ
クタの各軸回りの回転を駆動する各軸別の回転アクチュ
エータ13a、b、cと、一軸方向の作業対象物3の並
進を駆動する並進アクチュエータ17、並進制御駆動機
構10に連結していて作業対象物の絶対座標系上の姿勢
を一定に保つ姿勢保持機構18とテーブルの水平面内の
並進を行うアクチュエータ24a、bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンドエフェクタの
到達目標点を常に注視している到達目標点注視型位置・
姿勢非干渉型アーム機構に関するものである。この発明
の機構は細胞操作用マニピュレータその他の微細作業マ
ニピュレータや組立て用マニピュレータなどに利用する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】マニピュレータのエンドエフェクタが対
象物に作業をする場合には、エンドエフェクタの位置と
姿勢を制御する必要がある。従来一般に用いられている
マニピュレータは、アームの先端にエンドエフェクタハ
ンドを備えており、アームはシリアルリンク機構を有し
ていて複数の関節とリンク部材を基端部から先端部にか
けて順次連結して構成したものである。このアームは全
体を駆動して先端のエンドエフェクタの並進と回転を行
って位置と姿勢を決定している。このようなマニピュレ
ータではエンドエフェクタの並進と回転が干渉すること
がある。すなわち、エンドエフェクタをある座標軸の回
りに回転させてその姿勢を変えるためには座標軸回りの
姿勢や他の座標軸方向の位置に影響を与える結果とな
り、また、エンドエフェクタをある座標軸の方向に並進
させてその位置を変えるためには座標軸回りの姿勢や他
の座標軸方向の位置に影響を与える結果となり、このよ
うに並進運動とと回転運動が干渉すると手先位置/発生
力の精度が劣化することになる。このようなことから、
並進運動と回転運動が干渉しない位置・姿勢非干渉型ア
ーム機構の開発が望まれている。
【0003】このような位置・姿勢非干渉型アーム機構
として従来考えられているものとしては、(1)絶対座
標系のアーム並進機構とジンバル機構を組み合わせて採
用したアーム回転機構(日本機会学会第73回通常総会
講演会資料集(V)、pp150−151、199
6)、(2)絶対座標系のアーム並進機構とパンタグラ
フ機構を組み合わせて採用したアーム回転機構(Pro
c.of 1995 IEEE Int.Conf.o
n Robotics and Automatio
n,Vol..3,pp3081−3088,199
5、(3)絶対座標系のアーム並進機構とアーム手先不
動回転機構とテーブル(作業台)並進・回転機構を組み
合わせて採用した機構(日本機械学会ロボティクス・メ
カトロニクス講演会′95 Vol.B,pp1386
−1389,1995)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これらの技
術はいずれも構造が極めて複雑であるとともに、ここで
用いられている座標系が絶対座標系であり、操作者が作
業対象物やエンドエフェクタの位置や姿勢を認識するこ
とが必ずしも容易でないので、作業能率や作業精度を向
上させることが困難であった。特に、例えば細い深穴に
針や棒を差し込む作業のようにエンドエフェクタの中心
軸の方向が常に作業対象物上の到達目標点Pに向かって
いれば、換言すればエンドエフェクタが作業する作業対
象物上のポイントを注視していることができれば、作業
の能率、作業精度を向上させることができるのである
が、従来のマニピュレータはエンドエフェクタの姿勢を
変えようとすると、エンドエフェクタと作業対象物との
相対的位置のずれが生じて、エンドエフェクタが作業す
る作業対象物上のポイント(到達目標点P)を注視して
いることができない。
【0005】この発明は上記のごとき事情に鑑みてエン
ドエフェクタの並進運動と回転運動が干渉することな
く、したがってエンドエフェクタの手先位置/発生力の
精度を向上させることができるとともに、操作者が作業
対象物やエンドエフェクタの位置や姿勢を認識すること
が容易で、作業能率や作業精度を向上させることがで
き、さらにエンドエフェクタが作業する作業対象物上の
ポイント(到達目標点P)を注視する状態を維持するこ
とができ、作業の能率、作業精度を向上させることがで
きるアーム機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の発明の到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型アーム機
構は、作業対象物に対して作業をするロボットアームの
エンドエフェクタの姿勢と相対位置とを駆動制御する駆
動制御機構であって、絶対座標系と前記エンドエフェク
タ上の一点に座標原点を置くエンドエフェクタ座標系を
有し、エンドエフェクタを支持していて前記エンドエフ
ェクタの前記エンドエフェクタ座標系上の姿勢と相対的
な位置を駆動制御するエンドエフェクタ駆動制御機構を
有し、前記エンドエフェクタ駆動制御機構は互いに固定
連結していて前記エンドエフェクタの回転動作を駆動制
御する回転駆動制御機構と前記作業対象物の並進動作を
駆動制御するエンドエフェクタ座標系並進駆動制御機構
とを有し、前記回転駆動制御機構は前記エンドエフェク
タ座標系の各軸回りの前記エンドエフェクタの回転を駆
動する各軸別の回転アクチュエータを有し、前記エンド
エフェクタ座標系並進駆動制御機構は前記エンドエフェ
クタ座標系の前記エンドエフェクタの中心軸方向の前記
作業対象物の並進を駆動するエンドエフェクタ座標系並
進アクチュエータを有し、並びに前記エンドエフェクタ
座標系並進駆動制御機構に連結していて前記作業対象物
の絶対座標上の姿勢を一定に保つ姿勢保持機構と、前記
姿勢保持機構上に支持されていて前記作業対象物の前記
絶対度座標系上の直交2軸方向の並進を駆動制御する各
軸別の絶対座標系並進アクチュエータを有することを特
徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を一実施の
形態を示す図面について説明する。図1において、1は
駆動制御機構であり、駆動制御機構1はテーブル2上の
作業対象物3に対して作業をするロボットアーム4のエ
ンドエフェクタ5の姿勢と相対位置を駆動制御するもの
である。駆動制御機構1は、エンドエフェクタ5上の一
点に座標原点を置く座標系(この明細書ではエンドエフ
ェクタ座標系9と称する)とベース15上の絶対座標系
14を用い、エンドエフェクタ5の手先6の姿勢と相対
位置を駆動制御する。エンドエフェクタ座標系9は例え
ば直交座標系を用い、かつ座標原点の位置については特
に制限はないが、この実施例では機構を簡単にすること
を目的として、エンドエフェクタ座標系9の原点はエン
ドエフェクタの先端(手先6)に置き、またエンドエフ
ェクタ座標系9の座標軸の方向については特に制限はな
いが、この実施例では機構を簡単にする目的で一軸はエ
ンドエフェクタ5の中心軸7と一致している。
【0008】駆動制御機構1はエンドエフェクタ5の回
転動作を駆動制御する回転駆動制御機構8と作業対象物
3の並進動作を駆動制御するエンドエフェクタ座標系並
進駆動制御機構10と絶対座標系並進駆動制御機構11
とを有する。回転駆動制御機構8とエンドエフェクタ座
標系並進駆動制御機構10とはK点において固着連結し
ている。このK点はエンドエフェクタ座標系9の原点と
相対変位を生じない点である。
【0009】回転駆動制御機構8は回転リンク機構12
と3個の回転アクチュエータ13a、13b、13cを
備えている。回転リンク機構12は絶対座標系14上に
固定されているベース15に対してエンドエフェクタ5
を支持しており、3個の回転アクチュエータ13a、1
3b、13cはエンドエフェクタ5をエンドエフェクタ
座標系9の各軸回りに回転させる。すなわち、回転アク
チュエータ13aはエンドエフェクタ座標系のx軸回り
の回転を駆動制御し、回転アクチュエータ13bはエン
ドエフェクタ座標系のy軸回りの回転を駆動制御し、回
転アクチュエータ13cはエンドエフェクタ座標系のz
軸回りの回転を駆動制御する。ただしこの実施例ではエ
ンドエフェクタ5が針をZ軸に軸対称な針で現されてい
るために、Z軸回りに例え回転しても対称的な針の姿勢
を変えることはないが、エンドエフェクタが例えばナイ
フのようなZ軸非対称の形態をもつものの場合は、Z軸
回りの回転によって姿勢を変えることになる。次に、エ
ンドエフェクタ座標系並進駆動制御機構10は、リンク
16とエンドエフェクタの中心軸7と平行な相対的な並
進を許容するエンドエフェクタ座標系並進アクチュエー
タ17を有する。
【0010】リンク16の先端にはL点において姿勢保
持機構18が固着連結し、さらに姿勢保持機構18の先
端に絶対座標系並進駆動制御機構11が連結され、絶対
座標系並進駆動制御機構11上にテーブル2が支持され
ている。したがってL点の移動に伴って、その動きが絶
対座標系並進駆動制御機構11に伝達され、テーブル2
が中心軸7上を相対的に並進し、相対的にエンドエフェ
クタ座標系9上でエンドエフェクタ5の作業対象物3に
対する中心軸7上の相対的位置決めがなされる。ただし
エンドエフェクタ5の姿勢を制御するためには作業対象
物3の姿勢を一定にすること、つまりテーブル2は並進
しても、姿勢については水平の一定姿勢を保つ必要があ
るので、このテーブル2を並進を許容しつつも姿勢を一
定に保つために姿勢保持機構18が機能する。
【0011】すなわち姿勢保持機構18はパンタグラフ
機構21と並進スライダ22a、22b、22cと回転
スライダ23を備えており、パンタグラフ機構21が絶
対座標系並進駆動制御機構11の運動をテーブルに伝
え、並進スライダ22a、22b、22cと回転スライ
ダ23がテーブル2を固定のベース15上に支持して作
業対象物3の絶対座標系14上の姿勢を一定に保つ。並
進スライダ22a、22b、22cは絶対座標系14の
直交3軸方向の並進を許容し、回転スライダ23はエン
ドエフェクタ座標系9の中心軸7以外の一水平座標軸回
りの回転を許容する。
【0012】姿勢保持機構18上に絶対座標系並進アク
チュエータ24a、24bが支持されている。絶対座標
系並進アクチュエータ24aは作業対象物3の絶対座標
系上の直交2軸の内の一軸方向の並進を駆動制御し、2
4bは他軸方向の並進を駆動制御する。
【0013】次にこのように構成された駆動制御機構の
動作について説明する。 到達目標点注視型位置・姿勢非干渉アーム機構の特徴。 (1)エンドエフェク5の回転運動は、常にエンドエフ
ェクタの先端1点(回転中心)を中心に運動する。 (2)エンドエフェクタ5の各並進運動は1つのアクチ
ュエータの運動により実現される。 (3)1つの並進アクチュエータの運動は、他の並進の
運動および回転の運動を干渉しない。 (4)1つの回転アクチュエータの運動も、他の回転の
運動および並進の運動を干渉しない。 (5)エンドエフェクタ5は、常に到達目標点Pを向い
ている。
【0014】テーブル2を水平に保つ機構 (1)回転アクチュエータ13aが動いた時 並進スライダ22a、並進スライダ22b、並進スライ
ダ22c、 (2)回転アクチュエータ13bが動いた時 並進スライダ22a、並進スライダ22c、回転スライ
ダ23、 (3)エンドエフェクタ座標系並進アクチュエータ17
が動いた時 の各スライダが非駆動で受動的にスライドして、テーブ
ル2は常に水平状態を保って動く。絶対座標系並進アク
チュエータ24aや絶対座標系並進アクチュエータ24
bが動いても、テーブルの水平は常に保たれているの
で、どのスライダも関与しない。
【0015】45度回転運動の原理および運動 (1)回転アクチュエータ13aが45度回転する。
(図2) (2)パンタグラフ機構をなす回転リンク機構12によ
り、エンドエフェクタ5は先端である手先6を回転中心
として45度回転する。(図2) (3)同時に、エンドエフェクタ5と絶対座標系並進駆
動制御機構11で囲まれた部分(図3)もエンドエフェ
クタ5の手先6を中心に回転運動を起こす。 (4)テーブル2は姿勢保持機構18により常に水平に
保たれているため、結局、作業対象物3(テーブル2)
へのエンドエフェクタ5の進入姿勢を変えることができ
る。(図2) (5)このとき、回転運動中もエンドエフェクタ5の先
端である手先6は到達目標点Pを向いている。(図2) 90度回転運動の原理および運動 (1)原理は45度回転時と同じである。 (2)回転アクチュエータ13aが90度回転する。
(図4) (3)パンタグラフ機構により、エンドエフェクタ5は
先端である手先6を回転中心として90度回転する。
(図4) (4)同時に、エンドエフェクタ5とエンドエフェクタ
座標系並進駆動制御機構10で囲まれた部分(図5)も
エンドエフェクタ5の先端の手先を中心に回転運動を起
こす。 (5)テーブル2は姿勢保持機構18により常に水平に
保たれているため、結局、作業対象物3(テーブル2)
の到達目標点Pへのエンドエフェクタ5の進入姿勢を変
えることができる。(図4) (6)このとき、回転運動中もエンドエフェクタ5の先
端は到達目標点Pを向いている。(図4) エンドエフェクタ軸方向の並進運動の原理および運動 (1)エンドエフェクタ座標系並進アクチュエータ17
が伸縮する。(図6) (2)エンドエフェクタ座標系並進アクチュエータ17
とエンドエフェクタ5は機構的に常に平行に保たれたい
るため、並進アクチュエータの運動はエンドエフェクタ
5の姿勢(回転)に影響を与えない。(図7) (3)テーブル2は姿勢保持機構18により常に水平に
保たれているため、結局、テーブル2および到達目標点
Pもエンドエフェクタ5の先端の手先6を起点として並
進運動を行う。(図6) (4)このとき、エンドエフェクタ5の中心軸7方向の
並進運動中も、エンドエフェクタ5の先端の手先6は到
達目標点Pを向いている。(図6) テーブル平面内の並進運動の原理および運動 (1)絶対座標系並進アクチュエータ24aまたは24
bが可動する。(図8) (2)絶対座標系並進アクチュエータ24a及び24b
はテーブル2に配置されているため、絶対座標系並進ア
クチュエータ24a及び24bの運動はエンドエフェク
タ5の姿勢(回転)に影響を与えない。(図8) (3)テーブル2は姿勢保持機構18により常に水平に
保たれているため、結局、テーブル2はエンドエフェク
タ5の中心軸7となす角を一定に保ちながら直交方向に
並進運動を行う。(図8) (4)この時、テーブル2の並進運動は、最終的な目標
作業点を変える働きがある。(図9)
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、この発明
によれば、エンドエフェクタの姿勢制御の回転運動をそ
れぞれ別個の回転アクチュエータで行い、またエンドエ
フェクタの位置決めのための並進運動をそれぞれ別個の
並進アクチュエータでテーブルを駆動して、その相対的
変位として行うので、1つの並進アクチュエータの運動
は、他の並進の運動および回転の運動を干渉することは
なく、また、1つの回転アクチュエータの運動も、他の
回転の運動および並進の運動を干渉することがなく、結
局、エンドエフェクタの並進運動と回転運動が干渉する
ことなく、したがってエンドエフェクタの手先位置/発
生力の精度を向上させることができるとともに、特に、
エンドエフェクタの中心軸の方向が常に作業対象物上の
到達目標点に向かうようにすることができるので、作業
の能率、作業精度を向上させることができる。このよう
にこの発明によればエンドエフェクタの並進運動と回転
運動が干渉することなく、したがってエンドエフェクタ
の手先位置/発生力の精度を向上させることができると
ともに、操作者が作業対象物やハンドの位置や姿勢を認
識することが容易で、作業能率や作業精度を向上させる
ことができ、さらにエンドエフェクタが作業する作業対
象物上のポイントを注視する状態を維持することがで
き、作業の能率、作業精度を向上させることができるア
ーム機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例到達目標点注視型の位置・姿
勢非干渉型アーム機構をしめす構成説明図
【図2】45度回転運動の原理および運動の状態を示す
構成説明図
【図3】45度回転運動の原理および運動の状態を示す
構成説明図
【図4】90度回転運動の原理および運動の状態を示す
構成説明図
【図5】90度回転運動の原理および運動の状態を示す
構成説明図
【図6】エンドエフェクタ軸方向の並進運動の原理およ
び運動の状態を示す構成説明図
【図7】エンドエフェクタ軸方向の並進運動の原理およ
び運動の状態を示す構成説明図
【図8】テーブル平面内の並進運動の原理および運動の
状態を示す構成説明図
【図9】テーブル平面内の並進運動の原理および運動の
状態を示す構成説明図
【符号の説明】
1 駆動制御機構 2 テーブル 3 作業対象物 4 ロボットアーム 5 エンドエフェクタ 6 手先 7 中心軸 8 回転駆動制御機構 9 エンドエフェクタ座標系 10 エンドエフェクタ座標系並進駆動制御機構 11 絶対座標系並進駆動制御機構 12 回転リンク機構 13a、13b、13c 回転アクチュエータ 14 絶対座標系 15 ベース 16 リンク 17 エンドエフェクタ座標系並進アクチュエータ 18 姿勢保持機構 21 パンタグラフ機構 22a、22b、22c 並進スライダ 23 回転スライダ 24a、24b 絶対座標系並進アクチュエータ
フロントページの続き (56)参考文献 日本機械学会ロボティクス、メカトロ ニクス講演会’95 Vol.B,PP 1386−1389,1995年

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業対象物に対して作業をするロボットア
    ームのエンドエフェクタの姿勢と相対位置とを駆動制御
    する駆動制御機構であって、絶対座標系と前記エンドエ
    フェクタ上の一点に座標原点を置くエンドエフェクタ座
    標系を有し、エンドエフェクタを支持していて前記エン
    ドエフェクタの前記エンドエフェクタ座標系上の姿勢と
    相対的な位置を駆動制御するエンドエフェクタ駆動制御
    機構を有し、前記エンドエフェクタ駆動制御機構は互い
    に固定連結していて前記エンドエフェクタの回転動作を
    駆動制御する回転駆動制御機構と前記作業対象物の並進
    動作を駆動制御するエンドエフェクタ座標系並進駆動制
    御機構とを有し、前記回転駆動制御機構は前記エンドエ
    フェクタ座標系の各軸回りの前記エンドエフェクタの回
    転を駆動する各軸別の回転アクチュエータを有し、前記
    エンドエフェクタ座標系並進駆動制御機構は前記エンド
    エフェクタ座標系の前記エンドエフェクタの中心軸方向
    の前記作業対象物の並進を駆動するエンドエフェクタ座
    標系並進アクチュエータを有し、並びに前記エンドエフ
    ェクタ座標系並進駆動制御機構に連結していて前記作業
    対象物の絶対座標上の姿勢を一定に保つ姿勢保持機構
    と、前記姿勢保持機構上に支持されていて前記作業対象
    物の前記絶対度座標系上の直交2軸方向の並進を駆動制
    御する各軸別の絶対座標系並進アクチュエータを有する
    ことを特徴とする到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型
    アーム機構。
  2. 【請求項2】前記エンドエフェクタ座標系の座標軸の一
    つは前記エンドエフェクタの軸心と一致していることを
    特徴とする請求項1記載の到達目標点注視型位置・姿勢
    非干渉型アーム機構
  3. 【請求項3】前記姿勢保持機構は並進スライダと回転ス
    ライダを介して前記作業対象物を固定体上に支持してい
    ることを特徴とする請求項1記載の到達目標点注視型位
    置・姿勢非干渉型アーム機構
JP8-306013A 1996-10-31 1996-10-31 到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型アーム機構 Expired - Lifetime JP2723183B1 (ja)

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JP8-306013A JP2723183B1 (ja) 1996-10-31 到達目標点注視型位置・姿勢非干渉型アーム機構
US08/961,861 US5890396A (en) 1996-10-31 1997-10-31 Arm mechanism with independent control of position and orientation

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JP2723183B1 true JP2723183B1 (ja) 1998-03-09
JPH10138184A JPH10138184A (ja) 1998-05-26

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ID=

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日本機械学会ロボティクス、メカトロニクス講演会’95 Vol.B,PP1386−1389,1995年

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