JP2717610B2 - 流体スイベル装置およびそれを用いた流体を流す方法 - Google Patents

流体スイベル装置およびそれを用いた流体を流す方法

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JP2717610B2
JP2717610B2 JP4250119A JP25011992A JP2717610B2 JP 2717610 B2 JP2717610 B2 JP 2717610B2 JP 4250119 A JP4250119 A JP 4250119A JP 25011992 A JP25011992 A JP 25011992A JP 2717610 B2 JP2717610 B2 JP 2717610B2
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ジャック・ポーラック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、流体を搬送するための配管に
用いられるスイベル(回り継手)を含む流体スイベル装
置に関するものである。この流体スイベルは、一般に水
中のパイプラインまたは坑井と船との間で気体および液
体の炭化水素のような流体を転送するために沖の設備に
おいて使用される。油がいくつかの坑井から発生しまた
は信号およびサービスラインが必要とされるような多く
の応用においては、マルチパス流体スイベルが必要とさ
れる。一般的なマルチパス流体スイベルは、互いがその
上に積み重ねられたいくつかのスイベルを含み、その各
々は輪形の外部壁を含み、それは輪形の内部壁のまわり
を回転し、その間に環状室を有する。最下部のスイベル
の内部壁は大きな直径の中心の穴を有し、垂直のパイプ
がそこを通って上方流体スイベルへと延在する。結果と
して、下方流体スイベルは大きな直径の環状室を必要と
し、かつ同様に大きな直径のシールを必要とする。それ
は主として大きな直径の下方スイベルの必要性からであ
り、一般的なマルチパス流体スイベルは大きな直径、大
きな重量および高価なものである。たとえば、2フィー
トまでの内径を有するパイプを接合するための高圧流体
(たとえば6000psiまで)のための共通の4ない
し8のパスのスイベルは、200トンまでの重量でかつ
数百万ドルの費用がかかり得る。もしシールのうちの1
つが濡れ、かつ取換えなければならないと、スイベルの
積重ねが引裂かれなければならず、その結果大幅に遅延
して余分な費用がかかるという問題を引起こす。実際
に、いつくかのマルチパススイベルは、シールの故障の
場合における使用のための余分なスイベルを含み、その
余分なスイベルは、結果としてより大きなマルチパスス
イベルとなる。
【0002】様々な試みが現在使用されるマルチパス流
体スイベルの不利を避けるべくなされてきた。1つの方
策は船が風の方向に向くのにともなってスプールが巻付
けられかつ巻戻される可撓性のパイプを使用することが
意図されてきた。バレット(Barrett )による米国特許
第4、915、416号にはこの方策の一例が示され
る。実際、いわゆる「可撓性の」ホースはあまり可撓性
がなく、大きな直径のスプール上に包まれなければなら
ず、その結果大きな直径のかつ高価なスイベルを生じ
る。パーシュ(Paashe)らによるノルウェー特許第88
5、306号に記される別の方策はいくつかの組の長い
可撓性のホースを使用し、それは各々のパイプから船上
へと延在し、そのホースの端部は海底に固定される回動
不能のタレット上の継手に着脱自在に接続される。高圧
の炭化水素が運搬されなければならないとき、利用可能
な可撓性のホースはあまり可撓性がなく、そのためそれ
らは適当な可撓性を得るために長くなければならない。
長く移動するホースは多くの余地を必要としかつ高価で
ある。適度の直径の流体スイベルを使用しかつシールの
漏れのような場合におけるようにメンテナンスおよび修
理のための異なる流体スイベルへの容易なアクセスを可
能化したマルチパス流体スイベル配置はかなりの価値の
ものであろう。
【0003】
【発明の概要】この発明の1つの実施例に従って、流体
スイベル装置は水中の位置から上へと風の方向に向き得
る船上の回動可能なパイプまで延在する大きな静止パイ
プを結合するために準備される。流体スイベルは大きな
垂直のピボット軸を有し、かつ流体−運搬アームを含
み、その内側端部がピボット軸のまわりを回転し、かつ
外側端部を含む。少なくとも2つの流体継手が船上に設
けられかつ少なくとも1つの継手が常にアームの外側端
部に隣接して置かれるように円に沿って配置される。ア
ームの外側端部は継手に着脱自在に接続可能である。船
が風の方向に向き、それによって旋回アームが干渉の位
置へと接近するとき、アームの外側端部は第1の継手か
ら取り外され、アームは旋回し第2の継手と整列されか
つアームの外側端部はそこを介して流体を流すべく第2
の継手へと装着される。
【0004】2つの旋回アームは流体スイベルへと装着
され得、それによって第1のアームが取り外されかつ別
の位置へと旋回される間に、流体が第2のアームを介し
て流れ続けることができる。別の配置において、アキュ
ムレータが静止パイプに沿って設けられ、アームが分断
されかつ別の位置へと旋回される間に流体を受取り、そ
れによって水中坑井からの流れが中断されずに持続す
る。流体スイベルが流体スイベルおよび静止パイプか装
着されるタレットの回転の軸から間を隔てて位置される
べき配置において、アームは2つの旋回して接続された
リンクを含み得る。
【0005】この発明の新規の特徴は前掲の特許請求の
範囲において特に述べられる。この発明は以下の図面と
関連して以下の説明から最良に理解されるであろう。
【0006】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は流体転送システ
ム10を示し、ここで水中坑井からの気体および液体の
炭化水素のような流体が一群の実質的に静止したパイプ
12を介して一群の回動可能なパイプ14へと転送さ
れ、それは船16のハルへとつながる。海中坑井噴射も
しくはサービスまたはタンカのアンローディング(unlo
ading )の場合におけるように、流れの方向は反対方向
になり得る。静止パイプ12の上方部分は静止した実質
的に垂直な位置に沿って延在するが、それらは垂直位置
から傾き、回転しかつ側部へと移動してもよいが、すべ
ては制限された量においてのみである。船16は他方
で、風の方向に向くことができ、ここで船は変化する
風、波および海流に従って垂直軸22のまわりを回転す
る。マルチパス流体スイベル装置24は実質的に静止し
たタレット26上に設けられ、それは船がそのまわりで
風の方向に向く間は実質的に静止したままに置かれ得
る。
【0007】図2は流体スイベル装置24の部分を示
し、その装置は深い水中の位置から延在する静止した第
1のパイプ12Aを風の方向に向く船との垂直の軸22
のまわりを回転する回動可能な第1のパイプ14Aへと
接続する。装置は第1の流体スイベル30Aを含み、そ
のピボット軸32はタレットのピボット軸22と一致す
る。スイベルは本体33を有し、その第1のポート34
は静止した第1のパイプ12Aへと接続される。スイベ
ルは第2のポート36を有し、それは第1のアーム40
Aの内側端部38へと接続される。第1のアームの内側
端部38はピボット軸32に沿って延在しかつアーム4
0Aが軸32のまわりを旋回することを可能にする。ア
ームの放射状の外側端部42は、スイベル軸32から最
も離れて置かれ、それは第1の流体継手44Aに接続さ
れる。流体継手44Aは回動可能な第1のパイプ14A
に接続する。
【0008】装置は第2の静止パイプ12Bを含み、そ
れは第1のパイプ12Aのそばを延在するが、第1のパ
イプに比べてより高く延在する。アーム40Aが第2の
パイプ12Bに接近するのに十分に遠く船が回転すると
き、さらなる船の回転が第2のパイプへのアームの干渉
を引起こし、それによってそれらのうちの1つへの損害
を引起こすという危険性が生じる。そのような干渉を防
ぐために、アーム40Aの外側端部は第1の継手44A
から分断され、かつアームは位置40Xへと180°旋
回され、ここでアームの外側端部が第2の流体継手46
Aと整列する。アーム40Xの外側端部はそれから第2
の継手46Xへと接続され、それは回動可能な第1のパ
イプ14Aに接続される。継手44Aおよび46Aは想
像上の円48上に位置され、その中心線は軸32上にあ
る。こうして、単純な流体スイベル30Aにはその上に
旋回可能なアーム40Aが設けられ、それは2つの流体
継手44Aおよび46Aのいずれか1つへと接続可能で
あり、それによって短い中断期間を除いて流体スイベル
30Aが船上の回動可能なパイプ14Aへと常に接続さ
れることを可能にする。これらの短い期間はアーム40
Aの端部を1つの継手から分断しかつアームを他の継手
との整列へと回転させかつそれをそこへと接続させるた
めにかかる時間期間である。
【0009】大部分の応用において、静止パイプ12A
を介する流体の絶え間ない流れを維持することは大いに
所望である。すなわち、第1のアーム40Aを1つの継
手から分断しアームを回転させ、かつそれを別の継手へ
と再び接続させるためにかかる約1分の期間、パイプを
介する流体の流れの中断を避けることが所望である。そ
のような中断を避けるために、流体スイベル30Aは第
3のポート50および下方開口の第3のポート50へと
接続される第2のアーム52Aを備え、アーム52Aの
内側端部54はスイベルのピボット軸32のまわりを旋
回する。第2のアーム52Aは外側端部56を有し、そ
れは第1の下方継手58Aに接続する。第1のまたは上
方アーム40Aが位置40Aから位置40Xへと旋回さ
れる間、パイプ12Aを介する流れは第2のアーム52
Aおよび流体継手58Aを経由してスイベル30Aを介
して流体を回動可能なパイプ14Aへと通過させること
によって続行し得る。
【0010】船が風の方向に向くのにしたがって、第2
のアーム52Aがパイプ12Aおよび12Bへの干渉の
危険にある位置へと旋回し得る。そのような干渉を避け
るために、第2のアーム52Aの外側端部は継手58A
から分断され、位置52Xへと180°回転されかつ第
2の流体継手60Aへと接続される。こうして、2つの
旋回アームを使用することによって、出願者は船が風の
方向に向く間に静止および回動可能なパイプを介する絶
え間ない流体の流れを維持することができる。61ない
し64のような閉止弁は各々のアームおよび継手に沿っ
て設けられ、そのアームまたは継手が対応する継手また
はアームに接続されないとき流体の損失を止める。
【0011】図3ないし図6は船が風の方向に向く時流
体スイベル22がいかに動作するかを示す。図3は図2
における実線で示された配向での流体スイベルを示し、
船は方向70に向けられかつ流体スイベルアーム40A
および52Aは流体継手44Aおよび58Aに接続され
る。他の流体継手46Aおよび60Aは接続されない。
【0012】図4は船が矢印72で示されるように逆時
計回りに90°旋回した後の配置を示し、それによって
船は今矢印74によって示される方向に向かっている。
アーム40Aおよび52Aは継手44Aおよび58Aへ
と接続され続ける。しかしながら、図4において、アー
ム52Aはもし船のいずれかのさらなる逆時計回りの回
転があると第1の静止パイプ12Aへの干渉の危険に陥
るのに十分なだけ回転した。このことを避けるために、
アーム52Aは矢印76によって図5で示されるように
時計回りに回転される。元来52Aでのアームは位置5
2Xへと180°回転されかつ流体継手60Aと接続さ
れた。このことはアームのどちらかと12Bのような静
止パイプとの間の干渉を避ける。
【0013】図6は船が矢印80によって示された別の
方向へと90°回転された後の流体スイベルを示し、そ
れによって船は矢印82によって示された方向へと進ん
でいる。このとき、上方アーム40Aはパイプ12Bへ
の干渉の位置へと接近している。これを避けるために、
アーム40Aは継手44Aから分断され得、矢印84の
方向に位置40Xへと180°回転されかつ継手46A
に接続される。180°のパイプの回転は時計回りおよ
び逆時計回りの方向の双方において達成され得、船の制
限されない風方向への移動を介しての絶え間ない流体の
流れを許容する。もちろん、2つ以上の継手が各々の旋
回可能アームに準備され得る。
【0014】図7および図8はマルチパス流体スイベル
装置24のさらに完全な図であり、それは第1の流体ス
イベル30Aを含み、それは第1の静止パイプ12Aを
1対の第1のアーム40Aおよび52Aへと接続する。
装置は3つのさらなる流体スイベル30B、30Cおよ
び30Dを含み、それらは3つの他の静止パイプ12
B、12Cおよび12Dに接続する。流体スイベル30
Bおよび30Cは第1の流体スイベル30Aと類似であ
る。すなわち、第2のスイベル30Bは1対の実質的に
剛性の旋回アーム40Bおよび52Bを含み、それらは
タレットの軸22と一致するピボット軸を有する。ま
た、上方アーム40Bおよび40Cの各々は2つの上方
流体継手44Bおよび44Cまたは46Bおよび46C
のうちのいずれか1つに着脱自在に接続可能である。同
様に、下方アーム52Bおよび52Cは2つの継手58
Bおよび58Cまたは60Bおよび60Cのうちのいず
れか1つに接続可能である。すべての継手は装置の平面
図において示されるように実質的に想像上の円48上に
ある。最上部のスイベル30Dは単一の流体一運搬アー
ム90を含み、それは実質的に永久的に静止パイプ14
Dに接続される。このことは最上部のスイベル30Dに
関して可能であり、なぜならアーム90の同じレベルか
またはそれより高いレベルへと延在する静止の垂直パイ
プが存在しないからである。
【0015】図9は別の流体スイベル装置100を示
し、それは静止パイプ102Aと回動可能なパイプ10
4Aとの間の接続をもたらし、かつ単一の回動可能アー
ム110を有する流体スイベル106を含む。回動可能
パイプ104Aが装着される船が回転し、その結果アー
ム110がパイプ102Bへの干渉の危険に陥るとき、
アームの外側端部は継手112から分断されなければな
らない。アーム110が別の継手114との整列へと1
80°回転されかつそこに接続されるのにかかる時間の
間、回動可能パイプ104Aを介するいずれの流れも存
在しない。しかしながら、静止パイプ102Aを介する
流れは継続し得、それはアキュムレータ116がパイプ
102Aに接続されるからである。アキュムレータは制
限された量の流体を貯蔵する装置として周知であり、ア
キュムレータは流体がパイプ102Aを介してアキュム
レータへと流れ続けることを可能にする。アキュムレー
タは単純な貯蔵タンクであり得、かつ一度接続が再び確
立されると、流体をパイプ内へと流し戻すための装置に
なり得る。いくつかの場合において、流れが止められ
得、かつアキュムレータが必要とされなくなる。
【0016】アーム110が回転されかつ別の継手に接
続された後、アキュムレータ116はその中に蓄積され
た流体をゆっくりと排出する。様々な種類のアキュムレ
ータが利用可能であり、それは以下のものを含み、すな
わちシリンダに沿って移動するピストンを有しピストン
の一方側に与えられた圧力が予め定められたレベルを超
えて増加するときシリンダ内で付加的な流体を貯蔵し、
圧力が予め定められたレベルよりも下に降下するときピ
ストンが流体を排出するために反対方向へとバイアスに
されるようなものである。他のアキュムレータも利用可
能であり、それらは所与の時間で貯蔵と涸渇(depletio
n )モードとの間で切換わり得る。
【0017】図10および図11はアーム40A(図2
と関連して前に説明された)を継手44Aとの整列へと
回転させ、かつそれらをともに装着するための機構を示
す。1対のローラ120(図10)がアーム40A上に
設けられかつアームを円形トラック122上で支持し、
そのトラックは船の上に設けられかつそれとともに回転
する。アームに装着されたモータ124はギア126を
駆動し、そのギアは棚受130に係合され、それはトラ
ック122に沿って延在する。こうして、モータが付勢
されギア126を回転させるとき、アームの外側端部が
円形トラックに沿って移動し、それによって継手44A
との整列へと移動され得る。モータからぶら下がったブ
ラシセット132は電力および支持トラック122に平
行に延在する制御トラック134に係合される。電力ト
ラック134は1対の低電圧(たとえば24ボルト)の
導体136および138を有し、それらは電力をモータ
へと運び、かつまた1つまたはそれ以上の制御導体14
0を有し、それは制御信号をモータへと搬送しかつ信号
をアーム上のセンサ(図示されず)から運搬し得る。
【0018】アームが図11に示されるように継手44
Aと整列される位置へと旋回されるとき、継手は動作さ
れ接続を完了する。継手44Aは延在可能な継手部14
2を含み、それはアクチュエータ146(それは水力の
または電気を用いたものであり得る)によって矢印14
4の方向に移動され得る。アクチュエータが外部の継手
部142を外側のアーム端部42へと移動させるとき、
1対のOリング150および152がアームの外側端部
42でのフランジに対して流体の漏れのないシールを形
成する。管122およびバックアップブロック154に
沿って強化された位置はアームの外側端部上の力を持ち
こたえるようにもたらされ得る。延在可能でかつ伸縮自
在のパイプの端部はベトコ(Vetco )カンパニーによっ
て製造される。
【0019】相対的に単純な流体スイベル30Aの使用
は流体スイベルの本体33への容易なアクセスを与え
る。もし162のようなシールに欠陥があると、作業員
はロックリング164を除去しそれによってアームの内
側端部38を本体33から除去することができ、破損し
たシール162を取換え、アーム端部38を再び挿入
し、かつロックリング164を再び締付ける。流体スイ
ベルおよびそのアームの本体のいずれか1つへの容易な
アクセスはこれまでのに比べ修理をより容易にする。実
際、余分の流体スイベル本体、アームおよび流体継手が
与えられ得、なぜならこれらの部品のすべてが装置の他
の同一に寸法決めされた下方流体スイベルに対して同一
であり得るからである。すべての流体スイベルの本体3
3およびシール162は相対的に小さな直径を有する。
たとえば、1つの足の直径の流線に対して、流体スイベ
ルの本体33およびシール162は約1.5フィートの
みの直径を有することを必要とする。このことは先行技
術のマルチパス流体スイベルと比較され得、そこではい
くつかのパイプを通過するための流体スイベルにおける
大きな直径の穴を提供する必要性がアクセス不可能な領
域に存する数フィートの直径のシールの必要性を結果と
して生じる。流体スイベルはなまこ銑(pig)(清浄車
両)がスイベルの少なくとも1つのアームを通過するこ
とを可能にするように構成される。
【0020】上で説明された流体スイベル装置は回動可
能なアームを使用し、それらは船に関してターンテーブ
ルの軸に一致する軸上で旋回する。多くの状況におい
て、改修および穴あけのために解放されるタレット軸で
のおよびそのまわりでの領域を残すことは大いに所望で
ある。図12ないし図14は別の流体スイベル配置17
0を示し、それはタレットピボット軸172(図12)
でおよびそのまわりで他の動作に開放される領域を残
す。装置はいくつかの流体スイベルを含み、そのスイベ
ル174のうちの1つが詳細に示される。スイベル17
4は本体176および本体から延在する上方および下方
アーム180および182を含む。
【0021】アームの内側端部は軸184のまわりで本
体176に旋回して接続される。上方アームは1対の流
体−運搬リンク186および188を有し、それらは上
方アーム軸190のまわりでともに旋回して接続され
る。下方アーム182は1対の流体−運搬リンク192
および194を含み、それらは下方アーム軸196のま
わりで旋回して接続される。各々のアームでの2つの旋
回して接続されたリンクの使用は本体176に装着され
るアームの内側端部と流体継手に装着され得るアームの
外側端部との間の距離の変化を許容する。
【0022】上方アームの外側端部200は3つの上方
継手202、204および206のうちのいずれかに着
脱自在に接続され得、それらは円のまわりで間隔をあけ
て配置される。202のような各々の継手は軸210の
まわりで旋回して設けられ、継手の端部が水平方向の範
囲で面することを許容する。同様に、下方アームの外側
端部212は3つの下方継手214、216および21
8のうちのいずれかに着脱自在に接続可能であり、それ
らの外側端部は上方継手と同様の態様で旋回し得る。
【0023】図14は下方アーム182の外側端部21
2が継手214に接続される位置における流体スイベル
装置を示す。しかしながら、上方アーム180はその外
側端部200が継手202から間を隔てて位置されるよ
うに位置され、そこからそれは最近取り外されてきた。
もし船が矢印222で示された逆時計回りの方向に回転
すると、上方継手204は位置204Xへと移動する。
アーム180は位置180Xへと約180°旋回され
得、ここで200Xでのその外側端部は204Xでの上
方継手へと装着され得る。船のさらなる逆時計回りの回
転の後、下方アーム182は同様に1つの継手214か
ら取り外され、旋回されかつ別の継手216へと装着さ
れなければならないであろう。
【0024】図13は流体スイベル174の詳細を示
す。バルブ232および234が各々のアームの外側端
部の近くに設けられ202のような継手からの分断の直
前にそのアームを介する流れを止めるということは理解
され得る。また、202のような継手はバルブ236を
介して丁合い(gathering )パイプ240へと結合さ
れ、その流体スイベルのためのすべての上方および下方
継手がそこへと接続され、かつそこから船の上の単一の
回動可能なパイプへとつながる。スイベル174に類似
の付加的な流体スイベルは流体スイベル174に比べ同
じレベルかまたは異なるレベルで位置され得、他の3つ
の静止パイプ252、254および256(図14)の
各々を船の上の対応する回動可能なパイプへと接続させ
る。182のようなアームの各々はその長さの大部分に
沿って好ましくは剛性であり、2つのリンクが旋回して
結合される軸184でのみ可撓性が与えられる(かつリ
ンク194のいずれかの旋回端部でもまた可能であ
る)。このことは相対的に短い長さのアームが使用され
ることを可能にし、それは利用可能な「可撓性の」ホー
スと比較してそうであり、それらはあまり可撓性がな
く、それによってそれらは長くなければならずかつ高価
であり、それらの中心は予言するのが困難な方法で移動
し得る。
【0025】図15は別の流体スイベル装置270を示
し、それは2つの静止パイプ272および274の各々
を風の方向に向く船上にある対応する回動可能なパイプ
276および278へと接続させる。静止パイプ272
および274は実質的に静止したタレット280上に設
けられ、それは回転軸282を有し、船は軸282のま
わりのタレットの周囲を回転する。タレット軸282の
まわりの領域は図12ないし図14の装置の場合におけ
るように遮断されない。しかしながら、この装置は旋回
アーム(たとえば292)を使用し、その内側端部は船
の上に設けられ、かつ継手(たとえば284)を使用
し、それらは回転しないタレット上に設けられる。
【0026】静止パイプ272は4つの継手284、2
86、288および290に接続され、それらはタレッ
ト軸282と同じ空間を占める想像上の円周287のま
わりで間を隔てて位置される。静止パイプ272に結合
されるべき回動可能なパイプ276は2つの旋回可能な
アーム292および294に接続される。アーム292
は2つの流体−運搬剛性リンク296および298を含
み、それらは軸297で旋回して結合され、リンク29
8は主部分299および旋回端部300を有し、それは
リンクの主部分上で軸302のまわりで旋回し得る。も
し船が矢印304で示された逆時計回りの方向に回転す
ると、アーム292の相対する端部300と306との
間の距離が増加するであろう。アームまたは継手に対す
る損害を防ぐために、アームの外側端部300は継手2
84から分断されるであろう。アームはそれからアーム
が292Xで示された位置に置かれるまで矢印310で
示されたように旋回される。船がわずかに回転された状
態で、アームの端部300Xは継手286と整列され、
かつそれに接続し得る。アームの継手284からの分断
およびその継手286への再接続の間、炭化水素はアー
ム294を介して流れ続け得る。アーム294はアーム
292と類似の構造であり、アーム294は1対の旋回
して接続されたリンク314および316ならびに旋回
して接続された外側端部320を有する。320の外側
端部は継手288に接続される。
【0027】他の静止パイプ274は4つの継手321
ないし324に接続され、それらは平面図に示されるよ
うに同じ円287上で配置される。1対のアーム326
および328はその各々が継手321ないし324の対
応する1つに接続しかつ船が回転するかまたは風の方向
に向くのにしたがって継手321ないし324の円周を
「進む」(Step around )。付加的な静止パイプは付加
的な対のアームに接続されるべき同じ円287またはよ
り高いもしくはより低い円に沿って配置された付加的な
継手に接続され得る。300および320のようなアー
ムの外側端部のすべては円形ガイドウェイ330のまわ
りを滑走するように設けられ得る。さらに、292およ
び326のような2つのアームの外側端部は同じ装置に
よって同時に移動され得、一方で294および328の
ような2つの他のアームの外側端部もまた単一の移動装
置によって同時に移動され得る。2組の継手284ない
し290および321ないし324は同じ高さに置かれ
得る。292のようなアームの各々は好ましくはその長
さの大部分に沿って剛性であり、図13と関連して上で
与えられた理由のために軸297および302でのみ可
撓性を有する。
【0028】環状流体スイベルが上で説明された非環状
スイベルに加えて水力ラインおよび他の流体に使用され
得るということが注目され得る。また、オンセンタ(on
center )(たとえば図7)およびオフセンタ(off ce
nter)(たとえば図12)スイベルの混合が1つの設備
において使用され得る。
【0029】こうして、この発明は水中の位置から上へ
と延在する大きな静止した第1のパイプを海面上を浮遊
しかつ風の方向に向くことができる船、ブイまたは他の
回動可能な構造(それらのすべては「船」と呼ばれ得
る)上での回動可能なパイプへと結合し、そのことは流
体スイベルのメンテナンスを容易にする。流体スイベル
は一般的に複数個の大きな垂直静止パイプの最初の1つ
を接続する。流体スイベルはパイプのうちの1つに接続
された第1のポートおよびその長さの大部分に沿って好
ましくは剛性でありかつ水平方向に大きく延在しさらに
スイベルのピボット軸のまわりで旋回し得るアームに結
合された第2のポートを有する本体を含み得る。アーム
の外側端部は複数個の流体継手のうちの1つに着脱自在
に接続可能であり、それらの継手は静止パイプが設けら
れるタレットに関して船のピボット軸に一致する円周に
沿って配置される。船が回転すると、アームは干渉の位
置に接近することができ、ここでアームは静止パイプを
打つかまたはその対向する端部が引張られて離れすぎて
しまうという危険にさらされる。アームは流体継手のう
ちの1つから取り外され、旋回されかつ後に継手の別の
ものへと装着される。完全なマルチパス流体スイベル配
置は一般的に複数個のそのような流体スイベルを含む。
配置は従来のマルチパス流体スイベルと比較して付加的
な複雑さを有し、すなわちそれは1つの継手からのアー
ムの取り外し、別の継手との整列へのアームの旋回およ
びアームの他の継手への装着を必要とするが、配置は多
くの利点を有する。重要な利点は、流体スイベルの各々
が相対的に小さな直径であり得るということであり、な
ぜならスイベルはパイプを通過するための幅の広い中心
の穴を必要としないからである。また、各々のスイベル
はメンテナンスおよび修理に容易にアクセス可能であ
る。
【0030】この発明の特定の実施例がここで説明され
かつ示されてきたが、修正および変形は当業者に容易に
起こり得るということが認識され、かつ結果としてその
ような修正およびその均等物を包含するべく特許請求の
範囲が説明されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施例に従って構成された流
体転送設備の部分側面図である。
【図2】図1のマルチパス流体スイベルの部分の簡素化
された等角図である。
【図3】船が特定の方向に進んでいる、図2のスイベル
の平面図である。
【図4】図3のものと類似であるが船が逆時計回りに9
0°旋回した後を示す図である。
【図5】図4のものと類似であるが1つのアームが18
0°回転された後を示す図である。
【図6】図5のものと類似であるが船がさらに90°逆
時計回りに回転された後を示す図である。
【図7】図2の流体スイベルのさらに完全な等角図であ
る。
【図8】図7の流体スイベルの側面立面図である。
【図9】アキュムレータを含むこの発明の別の実施例に
従って構成された流体スイベル装置の簡素化された等角
図である。
【図10】流体継手と整列する位置へと接近するアーム
を示す図2の流体スイベルの機構の部分等角図である。
【図11】アームが継手と整列状態にあるがまだそれに
装着されない、図10の装置の部分断面側面図である。
【図12】この発明の別の実施例に従って構成された流
体スイベルの部分等角図である。
【図13】図12の流体スイベルの部分側面立面図であ
る。
【図14】図12の流体スイベルの平面図である。
【図15】この発明の別の実施例に従って構成された流
体スイベルの平面図である。
【符号の説明】
10 流体転送システム 12 静止パイプ 16 船 24 マルチパス流体スイベル 26 タレット 30A 流体スイベル 32 ピボット軸 40X アーム 44A 流体継手

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中から水上へと延在する一群の静止パ
    イプの各々を風の方向に向き得る船などの上に設けられ
    た一群の回動可能パイプの各々へと結合する流体スイベ
    ル装置であって、 前記一群の静止パイプのうちの、第1および第2の静止
    パイプと、 前記一群の回動可能パイプのうちの、前記第1の静止パ
    イプに対応する第1群の複数の回動可能パイプおよび前
    記第2の静止パイプに対応する第2群の複数の回動可能
    パイプと、 前記第1の静止パイプに取り付けられる、第1のスイベ
    ル本体および第1の流体運搬アームを含む第1の流体ス
    イベルと、 前記第2の静止パイプに取り付けられる、第2のスイベ
    ル本体および第2の流体運搬アームを含む第2の流体ス
    イベルと、 前記第1群の複数の回動可能パイプの各々に接続される
    第1群の複数の継手と、前記第2群の複数の回動可能パ
    イプの各々に接続される第2群の複数の継手とを備え、 前記第1のスイベル本体は、前記第2のスイベル本体よ
    りも上方に位置するとともに、前記第2のスイベル本体
    と共通の鉛直なピボット軸を有し、 前記第1および第2のスイベル本体はそれぞれ、前記ピ
    ボット軸を中心として、少なくとも上方および下方のい
    ずれかに開口する鉛直開口ポートと、該鉛直開口ポート
    とは異なる位置に開口する他の開口ポートとを含み、 前記第1の静止パイプの上側の端部は前記第1のスイベ
    ル本体の前記他の開口ポートに接続され、前記第2の静
    止パイプの上側の端部は前記第2のスイベル本体の前記
    他の開口ポートに接続され、 前記第1および第2の流体運搬アームはそれぞれ、その
    内側端部が、前記第1および第2のスイベル本体の前記
    鉛直開口ポートに、前記ピボット軸周りに旋回可能に接
    合されるとともに、その外側端部が、前記ピボット軸か
    ら離れる方向に位置し、 前記第1群の複数の継手が、前記ピボット軸を中心とす
    る水平面内の第1の円周に沿って配置されるとともに、
    前記第2群の複数の継手が、前記ピボット軸を中心とす
    る、前記第1の円周よりも下方に位置する水平面内の第
    2の円周に沿って配置され、 前記第1の流体運搬アームの前記外側端部が前記第1群
    の複数の継手の各々に着脱自在に接続可能であるととも
    に、前記第2の流体運搬アームの前記外側端部が前記第
    2群の複数の継手の各々に着脱自在に接続可能である、
    流体スイベル装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイベル本体の前記鉛直開口
    ポートが上方および下方に開口し、 前記第1の流体スイベルが第3の流体運搬アームをさら
    に有し、該第3の流体運搬アームは、その内側端部が前
    記スイベル本体上に設けられて、前記ピボット軸のまわ
    りで旋回可能であり、かつ前記ピボット軸から離れた方
    向に位置する外側端部を有し、 第3群の複数の回動可能パイプに接続される第3群の複
    数の継手が前記ピボット軸を中心とする第3の円周に沿
    って配置され、 前記第3の流体運搬アームの前記外側端部が前記第3群
    の複数の継手の各々に着脱自在に接続可能であり、 前記第1の流体運搬アームの内側端部は、前記ピボット
    軸上に配置されかつ該ピボット軸に沿って上方へと延在
    するように前記鉛直開口ポートに接続され、前記第3の
    流体運搬アームの内側端部は、前記ピボット軸上に配置
    されかつ該ピボット軸に沿って下方へと延在するように
    前記鉛直開口ポートに接続され、 前記他のポートは、前記鉛直開口ポートとは垂直な方向
    に開口して、前記第1の静止パイプに接続され、 前記第1の流体運搬アームおよび前記第1群の複数の継
    手は、前記第3の流体運搬アームおよび前記第3群の複
    数の継手のレベルよりも上に配置されている、請求項1
    に記載の流体スイベル装置。
  3. 【請求項3】 前記ピボット軸と実質的に一致する軸の
    まわりで前記船上に旋回可能に設けられたタレットをさ
    らに含み、 前記第1および第2の静止パイプが、前記タレットに実
    質的に固定された、請求項1記載の流体スイベル装置。
  4. 【請求項4】 水中から水上へと延在する一群の静止パ
    イプの各々を風の方向に向き得る船などの上に設けられ
    た一群の回動可能パイプの各々へと結合する流体スイベ
    ル装置であって、 前記一群の静止パイプが固定されるとともに、鉛直なタ
    レット軸のまわりに旋回可能に前記船に結合されたタレ
    ットと、 前記一群の静止パイプのうちの、第1および第2の静止
    パイプと、 前記一群の回動可能パイプのうちの、前記第1の静止パ
    イプに対応する第1群の複数の回動可能パイプおよび前
    記第2の静止パイプに対応する第2群の複数の回動可能
    パイプと、 前記第1の静止パイプに取り付けられる、鉛直な第1の
    ピボット軸を中心とする第1のスイベル本体および第1
    の流体運搬アームを含む第1の流体スイベルと、 前記第2の静止パイプに取り付けられる、鉛直な第2の
    ピボット軸を中心とする第2のスイベル本体および第2
    の流体運搬アームを含む第2の流体スイベルと、 前記第1群の複数の回動可能パイプの各々に接続される
    第1群の複数の継手と、前記第2群の複数の回動可能パ
    イプの各々に接続される第2群の複数の継手とを備え、 前記第1のスイベル本体は前記第2のスイベル本体より
    も上方に位置し、前記第1および第2のピボット軸は、
    互いに間隔をあけて配されるとともに、いずれも前記タ
    レット軸とは間隔をあけて配されており、 前記第1および第2のスイベル本体はそれぞれ、前記第
    1および第2のピボット軸を中心として、上方および下
    方に開口する鉛直開口ポートと、該鉛直開口ポートと交
    差する方向に、前記第1および第2のスイベル本体の側
    部に開口する側部開口ポートとを含み、 前記第1の静止パイプの上側の端部は前記第1のスイベ
    ル本体の前記鉛直開口ポートの下方側の開口に接続さ
    れ、前記第2の静止パイプの上側の端部は前記第2のス
    イベル本体の前記鉛直開口ポートの下方側の開口に接続
    され、 前記第1および第2の流体運搬アームはそれぞれ、その
    内側端部が、前記第1および第2のスイベル本体の前記
    鉛直開口ポートの上方側の開口または前記側部開口ポー
    トに、前記第1およびだい2のピボット軸周りに旋回可
    能に接合されるとともに、その外側端部が、それぞれ前
    記第1および第2のピボット軸から離れる方向に位置
    し、かつ、前記第1および第2の流体運搬アームはそれ
    ぞれ、水平面内において互いに旋回可能に接続された1
    対の流体運搬リンクを含み、 前記第1群の複数の継手が、前記タレット軸を中心とす
    る水平面内の第1の円周に沿って配置されるとともに、
    前記第2群の複数の継手が、前記タレット軸を中心とす
    る、前記第1の円周よりも下方に位置する水平面内の第
    2の円周に沿って配置され、 前記第1の流体運搬アームの前記外側端部が前記第1群
    の複数の継手の各々に着脱自在に接続可能であるととも
    に、前記第2の流体運搬アームの前記外側端部が前記第
    2群の複数の継手の各々に着脱自在に接続可能であり、 前記第1および第2の流体運搬アームのそれぞれが前記
    1対の流体運搬リンクを含むことによって、前記船の向
    きに応じた、前記第1のピボット軸と前記第1群の継手
    との間の距離および前記第2のピボット軸と前記第2群
    の継手との間の距離の変更への対応を可能とした、流体
    スイベル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または4に記載の流体スイベル
    装置を用いて流体を流す方法であって、 前記第1の流体運搬アームの外側端部を、前記第1群の
    複数の継手のうちの一つの継手と接続して、前記第1の
    静止パイプ、前記第1の流体スイベル、および前記一つ
    継ぎ手が接続された一つの前記回動可能パイプを通して
    流体を流すステップと、 前記第2の流体運搬アームの外側端部を、前記第2群の
    複数の継手のうちの一つの継手と接続して、前記第2の
    静止パイプ、前記第2の流体スイベル、および前記一つ
    継手が接続された一つの前記回動可能パイプを通して流
    体を流すステップと、 前記第1の流体運搬アームの外側端部を、前記第1群の
    複数の継手のうちの前記一つの継手から取り外して、前
    記第1の流体運搬アームを前記ピボット軸周りに旋回さ
    せ、前記第1の流体運搬アームの外側端部を、前記第1
    群の複数の継手のうちの他の継手と接続して、前記第1
    の静止パイプ、前記第1の流体スイベル、および前記他
    の継手が接続された前記回動可能パイプを通して流体を
    流すステップと、 前記第2の流体運搬アームの外側端部を、前記第2群の
    複数の継手のうちの前記一つの継手から取り外して、前
    記第2の流体運搬アームを前記ピボット軸周りに旋回さ
    せ、前記第2の流体運搬アームの外側端部を、前記第2
    群の複数の継手のうちの他の継手と接続して、前記第2
    の静止パイプ、前記第2の流体スイベル、および前記他
    の継手が接続された前記回動可能パイプを通して流体を
    流すステップとを備えた、流体スイベルを用いて流体を
    流す方法。
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JPS63231088A (ja) * 1987-03-16 1988-09-27 棚田 克紀 多連スイベルジヨイント
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