JP2714869B2 - 取引承認システム - Google Patents
取引承認システムInfo
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- JP2714869B2 JP2714869B2 JP116190A JP116190A JP2714869B2 JP 2714869 B2 JP2714869 B2 JP 2714869B2 JP 116190 A JP116190 A JP 116190A JP 116190 A JP116190 A JP 116190A JP 2714869 B2 JP2714869 B2 JP 2714869B2
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
- G07F7/08—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/38—Payment protocols; Details thereof
- G06Q20/40—Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
- G06Q20/403—Solvency checks
Description
国特許出願07/000,596号の部分継続出願である。
効カードについての情報を配付するための改良システム
を含む。
る機会が大幅に増大した。取引カードの使用に伴って不
正手段による損失も増大している。最も費用の掛かる問
題の1つは、無効カードの使用によって引き起こされ
る。この無効カードという表現には、紛失又は盗難カー
ドをも含む。また、カード保持者のクレジット限度を超
えて使用されようとしているカードをも含む。無効カー
ドの使用を最大限抑制すべく、これまで大きな努力が為
されてきた。
効カードに関する一覧表を印刷配布することであった。
このような一覧表の1つは、カード・リカバリ・ブレテ
ィン(Card Recovery Bulletin:CRB)と呼ばれている。
実際には、商店の売手は取引で提示されたカードの口座
番号をCRBに印刷された口座番号と照合する。もし、当
該口座番号がCRBにあれば、取引は断られる。
よる損失の大部分を有効に抑制する。しかしながら、こ
の方法にはかなりの欠点がある。例えば、紛失又は盗難
のカードは殆どその直後に使用されることが多い。紛失
又は盗難のカードは、CRBに紛失又は盗難が記載される
以前、若しくは新しいCRBが配付される以前に使用され
てしまう。もう1つの問題は、CRBを完璧に照合するこ
とは商店の売手にとって実務的には難しいということで
ある。
の方法が取られてきた。その中で最も効果がある機構の
1つは、それぞれの取引をオンライン通信ネットワーク
を通じて実時間で認定する方法である。例えば、商店の
売手が取引で提示されたカードの口座番号を電話で中央
演算装置に報告する。このカードの口座番号は、中央演
算装置、又はカード発行者に記憶されている無効カード
の現状リストと照合される。この機構のもう1つの変形
として、口座番号で符号化された磁気ストライプを読み
取るカード読み取り器を取引端末に具える方法がある。
取引端末は中央演算装置での承認のために自動的に当該
口座番号を伝送する。
除される。あいにく、完全なオンライン式システムは禁
止的高価格になり、また、通信遅れを生じがちである。
オンライン式にはまた、ネットワーク障害の際の保護対
策もない。
引承認の費用を削減する更に多くの方法が取られるよう
になった。マイクロプロセッサが小形、安価、しかも高
速になったので、取引分析の或部分は端末器自身で処理
できるようになった。取引情報を中央演算装置に伝送す
る必要を省くスクリーニング過程を開発する努力が為さ
れた。例えば、一定限度の売価又は売り場価格以下の取
引については認定するように取引端末器のプログラムを
作成できる。この方法によって、通信費用と損失の危険
との平衡を取ることができる。
(PIN)の証明能力を具えることもできる。このシナリ
オでは、カードの磁気ストライプにPINの異形が符号化
されており、取引端末器でこれを読み取る。取引端末器
ではカードから読み取ったPINとカード保持者が取引端
末器のキーパッドに入力したPINとを比較する。これら
の2つのPINが合致すれば、取引は承認される。PINを用
いることによって紛失又は盗難のカードの不正使用は激
減する。
カ合衆国特許4,734,564号に述べられている。当該特許
は、本発明の出願者と同一人の出願で、本出願の中でも
参照されている。当該特許出願では、リスク・アセスメ
ントがカード保持者によってカード上に符号化されるシ
ステムについて述べられている。このリスク・アセスメ
ント・データは、特定のカード保持者それぞれについて
の与信額を決定するのに適するように作られている。リ
スク・アセスメント・データは、取引端末器で分析で
き、もし取引額がカード発行者がカード上に符号化して
いるパラメータの範囲ならば、取引は自動的に承認され
る。もし取引額がカード発行者がカード上に符号化して
いるパラメータを超えるならば、更に分析するために取
引額は中央演算装置に回送される。コンピュータのメモ
リ空間の費用が下がったので、無効カードの口座番号を
各取引端末器に記憶させる考えが探求されるようになっ
た。もしこの機構が実現されると、取引のために提示さ
れるカードの口座番号は取引端末器で自動的に比較でき
るであろう。このような方法を用いた先発の技術のシス
テムの1つは、レメルソン(Lemelson)による1972年10
月3日付発効のアメリカ合衆国特許3,696,335号に述べ
られている。
れる。特に、リストを現状に維持するために、リストを
端末に配布し、また頻繁に更新しなければならない。端
末の数が急速に増加していることに鑑み、これらのデー
タを日常業務として物理的に伝達するのは実質的に不可
能であろう。このことから、無効口座番号のリストの配
布は或種の通信回線を通じて行われなければならない。
不都合なことに、主要な金融取引カード・システムにと
って無効カードのリストは余りにも規模が大きいので、
これをオンラインで配布することは極めて困難である。
しかし、もしリストを効率的に配布するための或種の方
法が開発されるならば、この方法は通信費用と不正手段
による損失の削減の両面において非常に効果的であろ
う。
イン(Bernstein)による1985年12月10日発効のアメリ
カ合衆国特許4,558,211号に述べられている。この特許
では、完全な「問題カード現状リスト」(“hot card"l
ist)は規模が大き過ぎるので各金融取引端末には伝達
できないであろうと認めている。この特許で提案する解
決法は、「問題カード現状リスト」に記載されている各
問題カードに当該問題カードが使用される可能性の最も
高い地域を指示する識別子を付加することである。これ
により、特定された地域に適合する副次的な「問題カー
ド現状リスト」が作成される。この大幅に縮小されたリ
ストが端末に配布され、記憶される。この特許では、端
末では4kバイトのメモリで800の無効カードを保持でき
るであろうと示唆している。殆どの無効カードは損失、
又は盗難の起きた地域で使用されるので、その地域の無
効カードは800までしかないというのであればこの方法
は非常に有効である。
アメリカ合衆国だけでも恒常的に100万を超える無効カ
ードを抱えている。「問題カード現状リスト」が各地域
別に分割されたとしても、最小のリストの規模は100,00
0カード以内にも収まらない。もし地域を細分し過ぎる
と、紛失、又は盗難の起きた正にその地域で無効カード
を不正使用する者だけを捕らえることに限られてしまう
ので、システムの効果は減じる。
配布する新しいシステムを提供することが本発明の目的
となる。金融取引端末において金融取引を認定するため
に使用できる無効カードのリストを配付する新しいシス
テムを提供することも、本発明のもう一つの目的であ
る。費用効率の高い方法で無効カードのリストを配布す
る新しいシステムを提供することも、本発明の更にもう
一つの目的である。更に、無効カードのリストをオンラ
インで迅速に配付する新しいシステムを提供すること
も、本発明のもう一つの目的である。更に、無効カード
のリストについての情報を含めるために極く僅かなメモ
リ空間を消費するだけの、新しいデータ・ファイルを提
供することも、本発明のもう一つの目的である。遠隔の
金融取引端末に容易に伝達できる圧縮データ・ファイル
を提供することも、本発明のもう一つの目的である。無
効カードが提示された時に常にそれを指示する、有効カ
ードを無効カードとして識別する確率が1乃至3パーセ
ント程度の、圧縮データ・ファイルを提供することも、
本発明のもう一つの目的である。現在使用されているマ
イクロプロセッサ式の遠隔金融取引端末で容易に実用で
きる、「問題カード」認定システムを提供することも、
本発明のもう一つの目的である。特定の口座番号が無効
であるかどうかを決定するためにファイル全体を検索す
る必要がないような方法にまとめられた、無効金融取引
に関する情報の圧縮データ・ファイルを提供すること
も、本発明のもう一つの目的である。金融取引カードの
重複使用を検出するための手段を提供することも、本発
明のもう一つの目的である。局所端末に記憶された無効
カードのリストに対してその地域で使用された無効カー
ドを補足するための手段を提供することも、本発明のも
う一つの目的である。カードのリストの伝送における誤
りを補正するための手段を提供することも、本発明のも
う一つの目的である。更に加えて、リストに載っている
無効カードの情報が一切消滅しないように、無効カード
の伝送における曖昧な誤りを補正するための手段を提供
することも、本発明のもう一つの目的である。
ードについての情報を含むマスタ・テーブルを作成し、
配付する方法を提供する。マスタ・テーブル保持に必要
なメモリ総量を実質的に減少させるための特異なデータ
圧縮法が用いられる。データ・ファイルの規模を縮小す
ることにより、当該情報の局所金融取引端末へのダウン
ロードが極めて容易になる。
の実際の口座番号より少ない。それにもかかわらず、も
し無効カードが金融取引端末に提示されたならば、その
カードを承認の前に更に分析が必要なものとして常に識
別されるように、データの手筈が整えられている。もし
カードが分析が必要なものとして識別されると、全無効
カード・リストに照合しての最終確認を行うために、口
座番号情報を中央演算装置に伝送できる。これとは逆
に、もし口座番号を金融取引端末でマスタ・ファイル照
合して合格したならば、口座番号が無効カード・ファイ
ルの中に記載されていないことが保証できるので、オフ
ラインで当該金融取引を安全に承認できる。
を無効カードの疑いがあるものとして一定の割合で識別
してしまう。このように識別した場合には、絶対的な証
明のために当該金融取引情報を中央演算装置に送ること
になる。有効カードを無効カードの疑いありとして識別
する確率は、マスタ・テーブルの特性を変化させること
によって調整できる。有効カードを無効カードの疑いあ
りとして識別する確率は10パーセント以下であるべき
で、1乃至3パーセント程度であることが望ましい。多
くの金融取引は、例えば取引総額が売り場の金融取引端
末の限度を超えるといった、別の理由で中央演算装置に
伝達されるので、中央演算装置に伝達されるのはこの機
構では金融取引の中の僅かな部分だけであるという事実
が、全体としてのシステムの性能に大きな影響を与え
る。
義される。以下で詳細に論じるように、マスタ・テーブ
ルにおいて単一のビット・マップの代りに複数のビット
・マップを用いることによって、有効カードを無効カー
ドの疑いありとして識別する確率を減少させることがで
きる。これとは逆に、ビット・マップの数が増加するに
つれて、処理時間も増加する。
ットである。無効カードについての情報はビット・マッ
プ中の標識で表される。標識を設定するために、無効カ
ードの口座番号は、0とビット・マップ中のビット数と
の間でインデックス値を作成するアルゴリズム関数に従
わなければならない。この値が得られた時、作成された
インデックス値に対応して、標識はビット・マップ中の
一定の位置に配置される。説明する実施例においては、
5つのビット・マップが使用され、無効カードの口座番
号は、5種類のインデックス値を作成する5種類のアル
ゴリズム関数に従わなければならない。各インデックス
値は、5つのビット・マップの1つの中で標識を配置す
るために用いられる。
ズムは、データ暗号化規格(data encryption standar
d)「DES」のように、比較的洗練されたものである。よ
り大きな速度と単純さのために、インデックス値を作成
するのに口座番号の選択された桁を混合、付加できる。
情報内容を数学的に減少させる処置は、典型的に「ハッ
シング」(hashing)と呼ばれる。
カードに関して反復される。テーブルが完成されると、
金融取引端末に配付される。好ましい実施例では、この
リストは同報通信伝送によって同時に全金融取引端末に
配付される。リストを他の適切な通信回線を通じてダウ
ンロードすることもできる。
ドの口座番号は金融取引端末に読み込まれる。その後、
金融取引端末は、同一のアルゴリズム・ステップを取る
か、若しくは最初にテーブルを作成するために行われた
新しい口座番号についての「ハッシング」を行う。各ビ
ット・マップのためのインデックス値が作成される。そ
の後、金融取引端末が、新規に作成されたインデックス
値のそれぞれに対応して、マスタ・テーブル中の各ビッ
ト・マップの中に標識があるかを確かめる。もしどのビ
ット・マップの中にも標識を含んでいなければ、即座に
当該カードは有効と認識され、金融取引はオフラインで
承認しても良いとされる。もしこの比較によって各ビッ
ト・マップの中に標識があることが明らかになったなら
ば、無効カードが提示された可能性がある。この場合、
更に一層の処理が要求される。この時点で、当該金融取
引を無効カードの全リストに対して絶対的に照合するた
めに中央演算装置に回送しても良い。もし金融取引シス
テムが障害を生じた際には、当該口座番号について印刷
リストと照合するようにメッセージをオペレータに中継
しても良い。上に指摘したように、金融取引端末は、或
一定の割合で有効カードを無効カードの疑いありとして
識別するが、更に一層の処理を行った結果、当該カード
を実際には有効と識別した際には、当該金融取引を進行
させるべきである旨を指示する。
タ・テーブルは、実際の無効口座番号の1/4乃至1/6の長
さになると見積られる。この短いファイルは、より容易
に伝達、記憶できる。この方法のもう一つの利点は、カ
ードが有効かどうかを確かめるのに全テーブルを走査す
る必要がないことである。テーブルの特定の位置を細か
く指定するためにインデックス値を用いる。標識が表わ
れていない個所に遭遇すると直ちに問題のカードは有効
は認識される。
ードが紛失したり、盗難に会ったものかどうか、若しく
はカード保持者が与えられた与信限度を越えてはいない
かを確かめるための改良された方法を提供する。具合が
悪いことに、本発明のシステムを用いても、無効と識別
されたカードが各マスタ・テーブル中に表われないかも
しれない。オペレーションの際には、盗難が報告された
カードは即座にカード発行者と中央演算処理によってリ
ストに載せられる。しかし、遠隔の端末のマスタ・テー
ブル中に更新が行われる前にカードが不正に使用されて
しまうことがあるかもしれない。
された各カードの口座番号を問題カード・ファイルに補
足するように本発明のシステムを形作ることもできる。
オペレーションの際には、金融取引のために指示された
カードを現存するマスタ・テーブルに対して先ず点検す
る。もし当該口座番号が表われていなければ、当該金融
取引の処理を更に進めるように承認する。同時に、使用
されようとしているカードの口座番号を表す標識がマス
タ・テーブルに入力される。この方法によって、その後
当該カードを当該金融取引端末で使用する際には何時で
も無効の疑いありとして識別され、オンライン処理に向
けて送られる。この方法によて、当該カードが反復使用
されることを防ぎ、マスタ・テーブルの最近の配付以降
中央演算装置又はカード発行者側でテーブルに載せたカ
ードを検出する、完全なオンライン証明を行うことを回
避する。
末に伝送しても良い。データが伝送される際には常に誤
りが生じる。伝送誤りは、同報通信技法が用いられ、か
つ遠隔端末がフリンジ・エリアにある際には一層頻発す
る。
法が開発された。或システムでは、単純に冗長伝送及び
比較を要求する。その他の場合には、伝送誤りの位置を
正確に定めるために種々の奇偶検査ビットを用いる。
るマスタ・テーブルを配付するに際して遭遇するであろ
う伝送誤りの幾分かを訂正するために用いても良い。し
かし、これらの誤り検出技法の多くは、伝送誤りに関す
る疑う余地のない情報は提示しない。例えば、どのデー
タ・バイトに誤りが有るかについての情報を提供するか
もしれないが、当該バイト内のどのビットに誤りが有る
かについては識別できない。このような場合、訂正不可
能であり、当該データ・ブロックを廃棄せざるを得ない
かもしれない。
検出された位置に対して、無効カードについての情報が
消滅しないような方法でこれらの誤りを訂正する手段が
提供される。上記で言及したように、無効カードは、マ
スタ・テーブルのビット・マップの中のリストに標識を
用いて載せられる。もし或ビットが以上に伝送されたか
もしれないと確定されたならば、これらのビットの位置
に標識を配置して改変できる。この方法は、一方では無
効と識別される可能性のある有効カードの数を増加させ
るが、マスタ・テーブルに本来載せられるべきカードが
除外されてしまう危険を最小にする。このようにして、
この方法は、実質的に伝送されたファイルの完全の度合
いを高め、カードの不正使用に対して保護する。
トワークが説明されている。第1図に示すように、金融
取引ネットワークは、典型的に1つ又は2つ以上の金融
取引カード発行者10を含む。金融取引カードは顧客に配
付され、カード保持者を識別する口座番号を含む。カー
ドは商品又はサービスに対して現金の代りに提示され
る。
る。一般に利用可能な金融取引端末は多数存在するの
で、ここでは詳しく述べない。現状の技術による金融取
引端末は典型的に、口座番号の情報及びその他のデータ
を金融取引カード上の磁気ストリップから読み取るカー
ド読み取り器を含む。杞憂取引端末はまた、自動的にダ
イアル呼び出しして、商業銀行、ネットワーク・スイッ
チ、若しくは金融取引カード発行者の何れかにあるコン
ピュータにオンライン接続する能力をも持つことができ
る。本発明の開示の目的のために、「CPU」と表示して
あるブロック30は、更に高次の意思決定の認定能力を持
った中央演算装置に応答すべく意図されている。例え
ば、CPU30には、当該金融取引を承認すべきがどうかの
決定についての参照できる、無効カード32の全リストを
記憶して置くことができる。
続せずに金融取引分析を行う能力を具えても良い。これ
らの機能を遂行するために、金融取引端末には、マイク
ロプロセッサ、専用ROM、ROM、キーパッド、及び表示装
置を含む。本発明を行うためには、マスタ・テーブル40
を保持する或程度のダイナミックRAM空間を割り当てな
ければならない。これに加えて、提示されたカードをマ
スタ・テーブルのデータと共に分析するためのプログラ
ムも用意しなければならない。これらの機能を行うため
の金融取引端末のプログラムは、ソフトウエア技術に長
けた技術者の能力で十分処理できる。
効の疑いがあるかどうかについて判定する能力がある。
上述したアメリカ合衆国諸特許においてもこの能力があ
った。これらの先行技術では、実際の無効口座番号は金
融取引端末に供給される。提示されたカードの口座番号
は、当該金融取引を承認すべきかどうかについてメモリ
にリストに載っている口座番号と参照される。これと対
象的に本発明では、実際の無効口座番号より少なめの情
報を含むマスタ・テーブルが作成され、金融取引端末に
供給される。この方法によって、意味のある情報がより
小さな空間に記憶される。これに加えて、カードが無効
かどうかについて判定するために、テーブル上の該当す
る位置のみを検索する。
置30で作成されたマスタ・テーブル40中に含まれる。マ
スタ・テーブル40中の見本を第2図に示す。マスタ・テ
ーブルは、少なくとも1つのBビット長のビット・マッ
プから成る。複数のビット・マップを用いることが望ま
しい。以下で分かるように、ビット・マップをマスタ・
テーブルの中で1つではなく複数用いることによって、
有効カードを無効カードとして識別してしまう確率を下
げる。第2図で説明する実施例では、5つのビット・マ
ップを用いている。
量を最大化するように考慮すべきである。統計的な分析
から、ビットのほぼ半分が0で残り半分が1である時に
ビット・マップ中の情報量が最大に成ることが分かって
いる。テーブルを作成するために用いられるアルゴリズ
ム関数が疑似乱数特性を用いると仮定すると、ビット・
マップ中でビットが0となる分数は以下の方程式で与え
られる。
ストに載せられる無効カードの数である。各ビット・マ
ップの長さが200,000である時、約138,000の口座番号は
リスト記載時にビットの半分が0で残り半分が1(Z=
0.5)である分布プロファイルが生じるであろう。説明
する本発明の実施例では、当初約100,000のカードがリ
ストに載せられるが、任意のビットが1である確率は0.
4程度である。オペレーションの際には、以下に論じる
更新手順によって口座番号がマスタ・テーブルに追加さ
れるので、ビット・マップ中の情報量が増加するにつれ
て、当該確率は0.5に向かって増大する。
き出すように無効カードの口座番号を「ハッシュ」す
る。口座番号は、データ暗号化規格(DES)及び秘密キ
ーを用いて当該番号を暗号化することによって「ハッシ
ュ」される。その結果の番号は打ち切られて、0とB−
1の間のインデックス値になることができる。標識(例
えば、当初ビットが総て「0」に設定されていれば、1
つの「1」である)は、アルゴリズム関数で作成された
インデックス値に対応するビット・マップ中の位置に配
置される。2つ以上のビット・マップが用いられるので
あれば、異なるキーを用いて口座番号は再び暗号化され
る。その結果は、標識を第2のビット・マップ中に配置
するために用いられる別のインデックス値を得るべく、
打ち切られる。この過程は、マスタ・テーブルにある各
ビット・マップごとに1回ずつ当該口座番号を暗号化し
ながら反復される。かくして各無効カードは各ビット・
マップごとに1つの標識を具える。同様なステップが各
無効カードごとに行われ、標識がテーブルに追加され
る。もし先行するカードによる標識が既に配置されてい
れば、当該標識は変更されずに残る。データ暗号化規格
(DES)は適切な疑似乱数特性を具えた口座番号を「ハ
ッシュ」する方法を提供するが、他方、時間を費やす複
雑な仕事でもある。説明する実施例では、受容できる程
度の疑似乱数特性を具えた、単純で高速の「ハッシン
グ」アルゴリズムについて述べる。このような関係にお
いて、疑似乱数アルゴリズム関数によって、当該口座番
号から作成されたインデックス値はどれもがビット・マ
ップ中の任意の位置に存在する確率を有することが保証
される。更に、1つのビット・マップに用いられたアル
ゴリズム関数の結果は、どのような形であれ、別のビッ
ト・マップを作成するために用いられたアルゴリズム関
数に対応すべきではない。
口座番号の中の桁の小グループを選択し、組み合わせる
とによってこれらの因子の平衡が取られる。この方法は
第3図及び下表を参照することによって最も良く理解で
きる。第3図は、1つの口座番号0358−2314−2787の最
後の12桁を説明する。これらの桁の位置は右から左へ1
から12まで標識が付いている。ビット・マップに200,00
0件が載っている時、0から199,999までのインデックス
値を作成しなければならない。この6桁のインデックス
値の最上位の数字は1又は0でなければならない。残り
の5桁の数字は0から9まででなければならない。
いられる第1のインデックス値は、第1表を用いて作成
できる。この第1表は正に、適切な「ハッシング」機能
を説明すべく意図されたものである。
桁の合計が偶数であるか又は奇数であるかに基づいて引
き出される。この例において、インデックス桁1では、
2つの選択された口座番号の桁(2、4)は第4及び第
5の位置にある。2と4の和は偶数であるので、インデ
ックス値は0となる。インデックス1のインデックス桁
2は、位置1、7、及び8にある当該口座番号のモジュ
ーロ10和、すなわち、7、3、及び2である。7、3、
および2の和は12であり、モジューロ10和は2であるの
で、インデックス値のインデックス桁2は2となる。同
様に、インデックス桁3はモジューロ10和は8+2+8
(位置2、4、及び9)であり、8となる。残りの桁は
同様の方法で計算され、それぞれ7、1、0となる。全
体が読み取られた時、第3図の口座番号に対するインデ
ックス値は、028170となる。その後、ビット・マップの
第1の28,170番目のビットに標識が配置される。もし当
該ビットにテーブル入力からの標識が既に存在している
ならば、変更は行われない。
ある各ビット・マップごとに計算される。5つのビット
・マップを持った好ましい実施例において、別の4つの
インデックス値が作成される。構造的に類似の各インデ
ックス値に対して表が用いられるが、上で説明した表と
は内容が異なる。表のために選択されるインデックス桁
は相互にできるだけ異なることが望ましい。
に従って「ハッシュ」される時、インデックス値182,64
3が作成される。その後、関連するビット・マップの18
2,643番目のビットに標識が配置される。
て、各ビット・マップ中に各無効カードに関して標識が
配置される。マスタ・テーブルが無効口座番号を検出す
るために用いられる際(処理については以下に詳細に述
べる)には、被験対象となる各ビット・マップ中に標識
が提示されなければならない。さもなければ、当該カー
ドは有効と判断されてしまう。この逆は真ではない。特
に、標識が各ビット・マップ中に存在したとしても、な
おかつ、当該カードは有効であり得る。評価できること
は、テーブルにより多くの無効カードが載せられ、乱数
関数の結果に基づいて更に多くの標識がテーブルに載せ
られるにつれて、総ての口座番号を「ハッシュ」するこ
とで得られるインデックス値に関して標識が提示される
見込が増える。
りとして識別する確率は、以下の方程式によって得られ
る。
数、Nはテーブルに載ってる口座番号の数、Mはビット
・マップの数である。ここに示す配列では、200,000ビ
ット長の5つのビット・マップが用いられているが、も
し200,000件の口座番号がテーブルに載せられるとすれ
ば、有効口座番号を無効の疑いありとして識別する確率
は10.5パーセント程度となろう。もし、ファイルが有効
口座番号100,000件に縮小されたとすれば、有効口座番
号を無効の疑いありとして識別する確率は、ほぼ1パー
セント以下に下がる。
は、マスタ・テーブル中のビット・マップの総数を変更
することによって変えることができる。ビット・マップ
の長さが情報量を最大化するように調整された(前に論
じたように)と仮定すると、有効口座番号を無効の疑い
ありとして識別する確率は以下の方程式で与えられる。
際に、有効口座番号を無効の疑いありとして識別する確
率は32回に1回、又は約3.1パーセントであることを示
している。説明する実施例では、当初100,000件のカー
ドがリストの載せられており、ビット・マップは最大情
報容量まで達してなく、上に挙げたように、有効口座番
号を無効の疑いありとして識別する確率は、ほぼ1パー
セント以下である。
マスタ・テーブルに100,000件の無効カードを載せると
したら、ビット・マップを7つ用いなければならない。
このようなマスタ・テーブルを実現するには、それぞれ
が142,857ビット長の7つのビット・マップの範囲内に
情報を無作為に分布させる「ハッシング」アルゴリズム
を創造しなければならない。実用上の理由から、適切な
「ハッシング」アルゴリズムを一層容易に創造できるの
で、この説明では5つのビット・マップを選択した。更
に、マスタ・テーブルにおいて7つではなく5つのビッ
ト・マップを用いることによって無効の疑いありとして
識別される有効カードのパーセンテージが増加すること
になるが、この増分は相対的に少なく、受け入れられな
いものではない。結局、5つのビット・マップの使用に
よって、リストに載せられる口座番号の数は、無効の疑
いありとして識別される有効カードの確率を僅かに3.25
パーセントまで上げるだけで、約140,000件まで増加さ
せることができる。
際の口座番号のリストと比較することができる。この比
較のために、口座番号の最小の12桁が選択される。各12
桁の口座番号は、二進化10進数法の1桁当り4ビットと
仮定すると、48ビットのメモリを必要とする。これと対
象的に、本発明のシステムでは、マスタ・テーブル中の
ビットの数がリストに載せるべき口座番号の数に対して
7乃至10倍大きい時、合理的なオペレーションが達成さ
れる。これはメモリの必要をほぼ5の因数だけ減らすこ
とを意味し、これによって限られたメモリと情報量の競
争因子と平衡させる。
カードのリストは、前述のバーンスタイン特許に述べら
れている方法と同様な方法で無効カードの地理的な位置
に関して切り取ってある。しかし、バーンスタイン特許
で要求されるようにこれらの縮小したリストを配付する
のではなく、リストは後で地理的に配付される複数のマ
スタ・テーブルを作成するために用いられる。この方法
によって、無効カードの総リストは、アメリカ合衆国だ
けでも100万件を超えるが、各々100,000件程度の長さの
地球向けの副次的なリストに分割できる。このマスタ・
テーブルは100万ビット又は125kバイトでできる。125k
バイトのダイナミックRAMは、比較的安価で簡単に入手
できるが、この規模のマスタ・テーブルを容易に記憶で
きる。更に重要な点は、マスタ・ファイルの規模が縮小
して簡潔になり、当該情報の端末への伝送時間を短縮す
ることである。
認に関して端末と中央演算装置の相互接続に用いられる
通信回線と同一の回線を通じて行うことができる。第1
図ではこれらの回線を番号50で示す。この方法におい
て、情報を送るために各端末との通信プロトコルを確立
しなければならない。本発明の好ましい実施例では、マ
スタ・テーブル40はラジオ又はテレビ放送電波を通じて
端末に同報通信される。第1図に示すように、中央演算
装置は送信機60に接続されている。送信機60は、各端末
に具えられている受信機70のアンテナ72で受信された電
磁波を発生する。受信機で受信した情報は各端末のメモ
リにダウンロードされる。無線電波に載る情報は毎秒3
8,400ビットで容易に伝送できるので、100万ビットのマ
スタ・ファイル全体を1/2分以内で伝送できる。最新の
無効カードに関する情報を端末で得られるように、1日
に1回このファイルを作成し、伝送することもできるで
あろう。もしテレビジョン信号を用いるならば、テレビ
ジョン技術で周知のように、当該情報を垂直消去期間に
挿入できる。
あれば、マスタ・テーブルを追加更新できる。例えば、
マスタ・テーブルを週1回伝送するのであれば、更新は
毎日1回の頻度で伝送できる。この場合、追加の無効カ
ードのリストを各端末に供給できるであろう。新規に伝
送される各無効口座番号は個々の端末によって「ハッシ
ュ」され、マスタ・テーブルのビット・マップに標識が
配置されることになろう。
する前に新入力の有効数字を特徴的に端末に供給する方
法で運用されるならば、更新の伝送時間を削減するため
の過程を取ることができる。例えば、テーブルを最初に
作成する際、12桁の各口座番号を「予備ハッシュ」して
7桁の番号にすることができる。上述したのと類似の方
法で、その後この7桁の番号を「ハッシュ」してインデ
ックス値を作成する。もしこの方法でマスタ・テーブル
を作成すると、マスタ・テーブルを更新する際に、12桁
の全番号ではなく、7桁の「予備ハッシュ」された番号
のみを金融取引端末に供給すれば良いことになる。この
方法によって伝送時間を殆ど半分まで縮小することにな
る。
で、個々の口座番号は削除できないことに注意しなけれ
ばならない。評価できることとして、データ圧縮によっ
てファイルが作成される時は常に複製又は重複入力が行
われる。仮令特定のカードが有効視覚を回復した(又は
リスト記載期間が終了した)としても、他の意味あるデ
ータを不用意に破壊することなしにはファイルから標識
を安全に取り除くことはできない。
送することによってのみ安全に削除できる。新しいマス
タ・ファイルの伝送は、ファイルのリスト記載の口座番
号についての番号が、更新で増加するにつれて、有効カ
ードを無効の疑いありとして識別するパーセンテージ
(又は以下に論じるようなカードの使用)が許容できな
い水準に達する前に行われなければならない。
ば、無効カードの最新のリストを利用して中央演算装置
で新しいマスタ・テーブルを作成できる。その後、この
新マスタ・テーブルは旧マスタ・テーブルと比較して、
その差異についての情報を配付できる。上で注意したよ
うに、マスタ・テーブルの更新は、新しくリスト記載の
カードについての情報を追加することに限らなければな
らない。この場合、新しくリスト記載のカードは、マス
タ・テーブル中に前に論理「0」に設定されていたビッ
トを論理「1」に設定することによって表される。ファ
イルに対する更新は、論理「0」に変更されている総て
のビットのアドレスを伝送することによって行える。そ
の後、端末の中のプロセッサが識別したビットをマスタ
・テーブルの局所記憶版の中で論理「0」に設定するこ
とができる。
伝送されるならば、伝送されるデータの総量を60パーセ
ント以上削減できると概算される。そうであっても、新
しく設置された端末がある場合、それが稼働するために
は更新情報でなくマスタ・ファイルを受け取らなければ
ならないので、ファイル全体を毎日伝送することが望ま
しい。
たので、第4図の流れ図を参照しながら金融取引端末で
のマスタ・テーブルの使用について論じよう。商品購入
の際、カード保持者は自分のカードを売手に提示する。
そこで、当該カードの口座番号が第4図のステップ100
に示すように金融取引端末に与えられる。それによっ
て、金融取引端末の中のプロセッサが、マスタ・テーブ
ルを作成するために用いられたアルゴリズムと全く等し
い方法で、各ビット・マップのためのインデックス値を
発生することができる。
グ」システムが用いられたと仮定すると、第1のインデ
ックス値の第1桁は、位置4及び5の桁の和が奇数であ
るか偶数であるかによって決定される。第1のインデッ
クス値の残りの5桁は3つの選択された桁の各グループ
のモジューロ和となる。第1のインデックス値を作成し
た後(ステップ102)に、当該インデックス値によって
決定された位置に標識が配置されたかどうかを判定する
ために、プロセッサはマスタ・テーブ中の第1のビット
・マップの中を検証する(ステップ104)。もし第1ビ
ット・マップの当該位置に標識がなければ、金融取引を
続けることが認められる(ステップ106)。
を代表する。例えば、金融取引の総額は、当該カード上
に危険率評価データとして記憶されているか、若しくは
端末に記憶されている金額限度と比較できる。もし金融
取引総額がこの金額限度以内に収まれば、当該金融取引
は金融取引端末で直ぐに承認される。もし金融取引総額
がこの金額限度以上であれば、当該金融取引の情報は更
に分析されるべく中央演算装置に送られることになろ
う。
各ビット・マップに関して分析を続行する。何れかのビ
ット・マップを検証していないかどうかについて、先ず
プロセッサが判定する。もし何れかのビット・マップが
残っていれば、ステップ108においてプロセッサが次の
ビット・マップ用のインデックス値を作成する。プロセ
ッサは、新たに作成されたインデックス値によって判定
された位置にあるマスタ・テーブルの次のビット・マッ
プ中に標識が配置されているかを判定する(ステップ10
4)。上に注意したように、当該位置に標識がなけれ
ば、当該カードは有効と認識され、当該金融取引を進行
できる(ステップ106)。
り、検証すべきビット・マップは残ってなく、したがっ
てステップ107の答は「NO」である場合)、当該カード
は無効の可能性があり、当該情報はステップ110に示す
ように更に処理を行うために回送されなければならな
い。このステップにいて、中央演算装置30へのオンライ
ン接続を設定できる。当該金融取引情報は、更に当該金
融取引情報の分析処理が可能な中央演算装置に伝送され
る。もし中央演算装置に総ての無効カードのリストが記
憶されていれば、中央演算装置でこの分析処理ができ
る。これに替えて、無効カードのリストがカード発行者
10の場所に記憶されている場合には、更に分析処理する
ために当該金融取引をカード発行者に再回送できる。も
し当該カードが本当に無効であれば、当該金融取引をを
断るために当該端末にリターン・メッセージが与えるこ
とができる。しかし、当該カードが有効であれば、当該
金融取引を承認できる。
な空間に大量の情報を保持するマスタ・テーブルを提供
する。しかし、ここで述べる方法は追加の利点を有す
る。マスタ・ファイルに対してどのカードをも査証する
ために、テーブル全体を通して見る必要がない点が特に
利点である。アメリカ合衆国特許3,696,335号では、実
際の口座番号が端末に供給されるが、対象のカードがリ
ストに載っているかどうかを判定するために、当該口座
番号を当該リストの各番号と対照する。仮令より洗練さ
れた二進法検索アルゴリズムを用いたとしても(リスト
は番号順に配列されている)、比較の番号は必要であ
る。これと対照的に、本発明のシステムでは、標識があ
るかどうかを判定するために、インデックス値に対応す
るビット・マップ中の位置を対照しなければならないだ
けである。ビット・マップ全体を精査する必要はない。
5つのビット・マップを有するマスタ・テーブルでは、
100,000件の無効カードの領域に口座番号があるかにつ
いて単に当該マスタ・テーブルの5か所を調べることに
よって、判定を行える。もし見付からない標識が1つで
もあれば、当該カードは有効と認識される。
するために遠隔端末へのマスタ・テーブルの伝送を1日
当り1回を基本として行った。このように配付の頻度を
高めること によって、1週当り1回を基本として配付される標準的
な印刷告示に含まれる情報に比較して、マスタ・テーブ
ルの中の情報を遥に新鮮にできる。しかし、1日当り1
回の配付でさえも、カード発行者に無効と分かっている
カードの総てを含む訳ではない。例えば、数多くのカー
ドが盗難、紛失の後、即座に使用されている。カード保
持者がカードを盗まれたり、紛失した直後にカード発行
者に接触したとしても、その事実に関する情報が配付さ
れるまでに数時間が経過する。
除は、盗難、紛失の情報を配付するのに十分な時間がな
かった場合には限らない。上で注意したように、全国的
金融取引カード・システムでは、無効金融取引カード
は、当該カードが最も使用されそうな地域に基づく無効
カード告示に記載される。例えば、ニュー・ヨーク州で
盗難、紛失の報告があったカードは、カリフォルニア州
のリストには通常載せられない。この制限は、経費を削
減し、無効カード告示(ここでは、マスタ・テーブル)
を不当に大規模にしないためには止むを得ない措置であ
る。残念ながら、この制限のために、検出することが一
層困難な予期しない地域で無効カードが使用されてしま
う場合が少ない割合ではあるが生じる。
される頻度を減らすために、金融取引に使用されたカー
ドの口座番号によってマスタ・テーブルが補完されるよ
うに本発明のシステムを改変できる。この処置によっ
て、同一の端末での当該カードのその後の使用について
当該カードが無効かもしれないと識別することになる。
上に注意したように、第4図を参照すると、当該カード
が無効かもしれないと識別されると、この情報は更にオ
ンライン処理のために回送される。もしカード発行者の
所で当該カードが無効としてリストに載せられていれ
ば、オンライン承認手順の間に検出され、適切な対応を
取ることができる。
明する。第4図と同様なステップについては同一の番号
が付けてあるので、論じないことにする。本発明を実施
するために、当該カードを表す標識をビット・マップに
挿入することによって、当該口座番号がマスタ・テーブ
ルに追加される。第4図を参照して上で注意したよう
に、端末のプロセッサは、ステップ102で計算したイン
デックス値によって判定されたアドレスに配置されたビ
ット・マップのそれぞれに標識が存在するかどうかを判
定するように、既にプログラムされている。もし標識が
存在しなければ(ステップ104の答えが「NO」であれ
ば)、当該カードは有効と推定され、当該金融取引を継
続できる。継続的な処理に関連して、第5図で説明する
新しいステップで示すように、マスタ・テーブルに標識
が追加される。もしステップ104の答えが「YES」であれ
ば、検査領域に標識が既に存在しており、当該ビット・
マップに標識を追加する必要がないことに注意しなけれ
ばならない。前に述べたように、総てのビット・マップ
に標識が存在しているならば(ステップ107の答えが「N
O」であれば)、当該カードはリストに載せられている
ものと考えられ、無効の可能性があるものとして、ステ
ップ110のオンライン処理を進行させなければならな
い。
れば、1つ挿入されなければならない。ステップ112に
説明されるように、ステップ104で空白と認められたビ
ット・マップの丁度その位置に標識が挿入される。ステ
ップ107aでは、検証されていないビット・マップが残っ
ていないかどうかについてプロセッサが判定する。もし
検証されていないビット・マップがなければ、ステップ
106に従って金融取引は続行される。もし追加のビット
・マップを検証しなければならないとしたら、ステップ
108aに従って次のインデックス値が作成される。作成さ
れたインデックス値は、次のビット・マップのアドレス
を定めるためと、ステップ104aで標識が存在するかどう
かについて判定するためとに用いられる。もし検証され
ていないビット・マップが残っていれば、プロセッサが
残っている総てのビット・マップの検証を進める。もし
標識が存在していなければ、ステップ112で標識が追加
される。この過程は、総てのビット・マップの検証と更
新が終了するまで続く。
7、108に等しいサブルーチンで動作することに注目すべ
きである。したがって、本発明のこの追加的側面を実施
するに当たって、標識はビット・マップの計算された位
置に配置され、実質的に追加的なプログラムは必要な
い。処理が完了すると、各ビット・マップ中に標識が表
われる。この結果、もし当該カードが次の金融取引のた
めに当該端末で提示されると、当該カードは無効かもし
れないと識別され、オンライン処理のために回送され
る。
以内に2回以上も合法的に使用される可能性は決して高
くない。これに対して、無効カードは1か所での買い物
に繰り返し使用されることが屡々ある。このような図式
はガソリン・スタンドで屡々観察されるが、そこで本発
明のこの側面が特に適切となるかもしれない。
の金融取引端末を具えた大型小売店が含まれる。これら
複数の金融取引端末は典型的に店舗の中にあるマスタ・
コンピュータに接続されている。この形態では、本発明
のマスタ・テーブルは1か所に記憶されて、その場所か
らマスタ・コンピュータに接続されている。店舗(又は
同一地域内の系列店)内の各端末は、マスタ・コンピュ
ータを通じてマスタ・テーブルを直接呼び出せる。
店の或部門で買い物をした後に、別の部門に行き次の買
い物をするのが極く一般的である。或部門で最初の買い
物を行うことによって、マスタ・テーブルに入力される
べき情報が得られる。この方法によって、別の部門で次
の買い物をする間に当該口座番号が処理された時、当該
口座番号が無効と識別され、中央演算装置による承認の
ために送られる。
現場にマスタ・テーブルを配付することは本発明の範囲
内にある点に注目すべきである。この配列を行っても、
複数の端末と中央演算装置の間でオンライン通信を行う
必要は少ないという、本発明のシステムの特徴は依然保
たれる。
ての情報を記憶するための空間を有する総ての端末で実
施できる点にも注目すべきである。仮令端末がデータ圧
縮されたマスタ・テーブルで動作するように装備されて
いなくとも、次にカードを使用する際にはオンライン処
理を要求するようち口座番号を表す情報を当該端末が記
憶するようにもできる。勿論、データ圧縮されたマスタ
・テーブルを具えた端末と接続した際には、口座番号に
ついての情報を追加するための追加の記憶用空間は最少
になる。
テーブルに追加されるので、有効カードを無効として識
別するパーセンテージは増加する。この効果は、端末で
新版を受け取った時にマスタ・テーブル全体を取り替え
ることによって最小化される。新しいマスタ・テーブル
は前回の更新以降に無効と報告されたカードは総て含ま
れるべきである。
・テーブルを高い頻度で配付することが望ましい。ファ
イルを毎日配付するために、同報通信のような或形の伝
送方式を用いなければならない。残念ながら、データを
伝送すると誤りを生じる。
術が開発されている。これらの技術は、ここに述べられ
ているように伝送されたデータの正確さを補強するため
に、用いることができる。しかし、殆どの技術は、伝送
誤りの総てについて全く曖昧さを排除した情報を提供す
る訳ではない。例えば、これらの技術は、どのデータ・
バイトに誤りがあるかについての情報は提供するが、当
該バイト内のどのビットが誤りであるかについては識別
できない。そのような場合、補正は不可能である。
じ、補正されなければ、データは消滅するであろうし、
無効と識別されるべき金融取引カードを有効として承認
してしまうであろう。このような結果が生じるのを回避
するために、本発明では、無効としてリストに載せられ
ているカードを有効として取り扱う確率を下げる方法
で、受信されたマスタ・テーブルを変更する独特な誤り
補償システム(誤り補正システムと対比できる)を提供
する。
誤りを検出する方法を提供する。勿論、曖昧さもなく識
別できる誤りは総て先行の技術によって補正できる。こ
れに対して、検出されはしたが正確には指摘できない誤
りについては、マスタ・テーブルの疑わしい各場所に標
識を配置することによって補償する。ビット・マップ中
の標識が無効の疑いのあるカードを指示するので、無効
カードについての情報が消滅することはない。
数多くある。本発明の好ましい実施例では、誤りを検出
する基本として標準的な誤り補正技術を用いている。本
発明の好ましい実施例を評価するためには、最初にデー
タ伝送形式が説明されなければならない。上で注目した
ように、好ましい実施例ではマスタ・テーブルは100万
ビットのデータを持っている。当該マスタ・テーブル
は、それぞれが21バイトの5935個のデータ・ブロックに
よって論理的に作成される。各バイトは8ビットのデー
タであるので、1ブロック当り合計168ビットのデータ
となる。
トが7ビットのデータと1奇偶検査ビットを具えた24バ
イトに再構成される。当技術分野では古く、周知であ
る。端的に言えば、奇偶検査ビットは各バイト中の
「1」の合計数が奇数になるように設定される。もし伝
送後にバイト中の「1」の合計数が偶数のものがあれ
ば、当バイト中に奇数の伝送誤りがあったと結論でき
る。最も確率の高い誤りは1ビットの誤りである。
がブロックに付加される。このブロックは長さ方向冗長
検査バイト(Longitudinal Redundancy Check byte:「L
RC」バイトと呼ばれる。「LDC」バイトは当技術分野で
はまた周知である。この「LDC」バイトは先行する各バ
イトを排他的論理和演算することによって作成される。
この配列によって、ブロック(「LRC」バイトを含む」
内の各バイト中の総ての同様なビット位置で「1」の合
計数は偶数になる。「LRC」は、ブロック内の各バイト
中のビット位置についての奇偶検査を行うために用いら
れる(バイト奇偶検査識別が、奇偶検査ビットによって
行われるのとは対照的である)。伝送後「LRC」バイト
を含めて、総てのバイトを排他的論理和演算する。もし
伝送誤りがなければ、演算の結果(ブロック誤りバイト
と呼ばれる)は0である筈である。もしブロック誤りバ
イト中の何れかのビットが1であれば、バイト中の1つ
の該当ビット位置で伝送誤りがあったことの識別とな
る。奇偶検査バイト及びLRCバイトは共に、ある種の誤
りを検出、補正するためと、その他の誤りを補償するた
めに用いられる。
ックは実際には28バイトを含む。最初の2バイトは、マ
スタ・テーブル内のブロックの位置を指定するアドレス
を保持するために用いられる。もう1つのバイトは、巡
回冗長検査(cyclic redundancy check:CRC)のために
利用できる。巡回冗長検査バイトの使用は先行の技術で
用いられるもう1つの誤り補正の技法であるが、本発明
の誤り補償機構ではこれをもちいていないので、ここで
は述べない。実際には、アドレス・バイトとCRCバイト
は、両方ともLRCバイトを作り出す際に用いられる。LRC
バイトを作り出すためには、奇数のバイト(この場合は
27)を用いることが望ましい。これによって、LRCバイ
トが総てのデータ・バイトと同様の奇数奇偶性を具える
ことを保証する。
れから第6図を参照しながら誤り補正及び補償の機構に
ついて説明する。ステップ202において、総ての伝送バ
イトの排他的論理和をとることによってブロック誤りバ
イトが作成される。上で注目したように、誤りがなけれ
ば、ブロック誤りバイトの内容は総て「0」でなければ
ならない。「1」が1つでもあれば、総てバイトの1つ
の当該位置に誤りが生じていることを示す。ブロック誤
りバイトに現われる誤りの数(「1」の数)はステップ
204におけるLRC誤り計数器に記憶される。
性誤りを有する各バイトの位置は記憶される。奇偶性誤
りを有するバイトの数は、ステップ208における奇偶性
誤り計数器に記憶される。上で注目したように、各バイ
トは奇数奇偶性を具えている筈である。もし奇偶性が偶
数であれば、当該バイトは伝送誤りを免れない。ブロッ
クが受信されると、ステップ202、204、206、及び208は
平行してバイトごとに行える。
ロックはステップ212で処理することができる。もし誤
りが検出されたならば、奇偶性誤り計数器、及びLRC誤
り計数器がステップ214で比較される。ステップ216で
は、奇偶性誤り計数器とLRC誤り計数器での数が等しい
かどうかについて判定される。もし等しければ、両方の
計数器が「1」に等しいかどうかについてステップ218
で判定される。もし両方の計数器が「1」に等しけれ
ば、誤りは、ただ1個であり、奇偶性誤りのあるバイト
の中でブロック誤りバイトによって示される位置にある
ものと考えられる。この誤りは、ビットを変えることに
よって補正できる。この形の誤り補正は周知であり、ス
テップ220で説明するように、識別されたバイトとブロ
ック誤りバイトとを排他的論理和演算することによって
行われる。
しく、また「2」より大きければ、複数のバイト中に複
数の単一誤りがあるものと考えられる。当該ブロック誤
りバイトによって複数のバイト中のどのビットに誤りが
あったかについての情報が与えられる。しかしながら、
特定のビット誤りがどのバイトにあったかについての情
報は不完全である。この場合、本発明の誤り補償機構に
よって、識別されたバイト中の識別されたビットは
「1」に変えられる。これはステップ220に示すよう
に、奇偶性誤り有りとして識別された各バイトとブロッ
ク誤りバイトとを排他的論理和演算することによって行
われる。このステップによって、疑わしい各ビットに標
識を配置することになる。これによって、伝送誤りの疑
いの有る各ビットはこの後標識を具えるので、無効カー
ドについての情報は失われないことが保証される。
RC誤り計数器の数と等しくなければ、奇偶性誤り計数器
の数がLRC誤り計数器の数より大きいかどうかについて
ステップ224で判定する。もし奇偶性誤り計数器の数がL
RC誤り計数器の数より大きければ、ブロック誤りバイト
中の情報を相殺する複数の組み合わせの伝送誤りがある
ことを示す。ここで奇偶性誤り情報のみが信頼できると
仮定される。奇偶性情報のみに基づいて、一定のバイト
に誤りがあることが識別されるが、しかし、識別された
バイト内のこれらの誤りの位置については分からない。
この場合、補償手段は、ステップ226に示すよう各不良
バイトの総てのビットを「1」に変えることである。
数がLRC誤り計数器の数より小さければ、バイト中に奇
偶性検査を相殺する偶数の数(最も確率の高いのは2
個)の誤りが発生したことを示す。それでも、どのバイ
トに誤りがあったかについての明確な情報はない。ブロ
ック誤りバイトは有効であると仮定すると、バイト位置
については分からないが、当該誤りの発生しているビッ
ト位置に関する情報は得られる。ブロックの各バイト中
で識別されたビット位置に標識を設定することによっ
て、曖昧な誤りは補償される。この結果は、ステップ22
8に示すようにブロック誤りバイトと総てのデータ・バ
イトを論理和演算することによって得られる。誤り補正
又は誤り補償を完了した後、ステップ212において次の
処理を進められる。
該ビット・マップに標識を追加するために機能する。こ
の処置は無効カードについての情報が失われる可能性を
減らす一方、無効と識別される有効カードの数を増加さ
せる。しかし、上で注目したように、無効と識別されて
オンライン認定に回される有効カードのパーセンテージ
は問題であるとは考えられない。ここで説明する補償手
段は、当該パーセンテージを許容できる水準以上には上
げない。例えば、ステップ224では当該テーブルに大量
の標識を追加するが、ステップ224によって指定される
誤りの形式は、無効と識別される有効カードのパーセン
テージの増加が際だった統計的影響を与えないように、
かなり低い発生確率を具えている。
検出不能に陥ることを認識すべきである。この後者の検
出不能の特性は、誤り検出のために冗長伝送に依存しな
い誤り補正技法にとっては一般的なことである。本発明
の1つの目的は伝送データの総量を減少させることであ
るので、冗長伝送は望ましくなく、避けなければならな
い。幸い、この形式の誤り補償は、冗長伝送を利用する
誤り検出技法の使用の十分な根拠となる程一般的ではな
い。
るための新規な改良システムが提供される。このシステ
ムでは、カードの全口座番号よりも少ない量を含むマス
タ・ファイルが作成される。このマスタ・ファイルは無
効カードに対応する標識を具えた少なくとも1つのビッ
ト・マップを有する。各標識の位置は、その後当該標識
をビット・マップに与えるために用いられるインデック
ス値を作成するために当該口座番号を「ハッシュ」する
ことによって決定される。標識が総ての無効カードのた
めのマスタ・テーブルの総てのビット・マップ中に配置
されると、当該マスタ・テーブルは金融取引端末に伝送
される。金融取引端末は、保留の金融取引を分析するた
めにマスタ・テーブルの情報を処理する。マスタ・テー
ブルの情報は、もし無効の疑いのあるカードか提示され
たならば、当該金融取引を更に分析するために中央演算
装置に回送する信号を発生するように整えられている。
好ましい実施例においては、有効カードを無効の疑い有
りと識別する確率が、10パーセント以下、望ましくは1
乃至3パーセント程度であるように整えられている。こ
の方法では、この機構の結果として極く小数の有効金融
取引しか更に分析するために中央演算装置に回送しな
い。各金融取引の最中、購買のために提示された金融取
引のカード口座番号についての情報でマスタ・テーブル
を補完することができる。この方法では、当該金融取引
カードのその後の使用については総て追加の処理に回送
される。マスタ・ファイルが配付される際に無効カード
についての情報を失う可能性を減らすために、データ伝
送誤りを補償する機構が用いられる。
たが、当技術分野の技量を有する者が本発明の請求項に
規定する範囲と真意から逸脱せずに変更及び改変を行い
得ることは明白である。
ークを説明する回路図である。 第2図は、5つのビット・マップを有するマスタ・テー
ブルの代表例である。 第3図は、無効口座番号についての最後の12桁の代表例
である。 第4図は、本発明に従って金融取引端末で取られるステ
ップを説明する流れ図である。 第5図は、本発明に従って金融取引端末で取られる、第
4図のステップに類似であるがまた別のステップを説明
する流れ図である。 第6図は、本発明による誤り訂正技法を説明する流れ図
である。 カード発行者……10 端末……20 中央演算装置……30 無効カード・リスト……32 マスタ・テーブル……40 回線……50 送信機……60 受信機……70 アンテナ……72
Claims (22)
- 【請求項1】取引カードリストに関する情報を含む、リ
ストに載せた各カードが少なくとも1つの標識で表され
る、データファイル内の伝送誤りを補償する方法であっ
て、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において、該リストに載せた
カードに関する情報が消失しないように前記位置のそれ
ぞれにそのような標識を1つ配置することから成る伝送
誤補償方法。 - 【請求項2】各々が口座番号を有する取引カードの使用
に基づいて、取引のオフライン承認を容易にするために
取引端末を操作する方法であって、 リストに載せた各カードが少なくとも1つの標識で表さ
れる、マスタテーブルの形で取引カードリストに関する
情報を受領し、 伝送誤りを検出し、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において、該リストに載せた
カードに関する情報が消失しないように前記位置にその
ような標識を配置することにより、曖昧な誤りを補償す
ることから成る取引端末操作方法。 - 【請求項3】前記マスタテーブルがデータブロックの形
で配列され、各ブロックが該ブロック内の他のバイトを
排他的論理和演算することにより生成させる長さ方向の
冗長検査バイトをさらに含み、 ブロック誤りバイトを生成するために該各ブロック内の
全てのバイトの排他的論理和を演算し、該ブロック誤り
バイトの内容に基づいて誤りの数を記録し、 該奇数検査ビットに基づいて奇数検査ビット誤りにつき
バイト数を決定すると共にバイトを特定することをさら
に含む、請求項2の方法。 - 【請求項4】該奇偶検査ビットに基づく奇偶誤りを有す
るバイト数を決定することによってブロック内の奇偶誤
り数を決定し、 ブロック内の前記奇偶誤り数が関連するブロック誤りバ
イト内の誤り数と等しいかどうかを決定しかつその数が
1より大きいかどうかを決定し、もし1より大きいな
ら、 奇偶誤りがあることを示す標識を各バイトに配置し、前
記ブロック誤りバイトの内容に基づいて誤りがあること
を示すビット位置に前記標識が配置されるようにするこ
とをさらに含む、請求項3の方法。 - 【請求項5】前記ブロック誤りバイトと奇偶誤りのある
ブロック内の各バイトとの論理和を演算することにより
前記標識が配置される、請求項4の方法。 - 【請求項6】該奇偶検査ビットに基づく奇偶誤りを有す
るバイト数を決定することによってブロック内の奇偶誤
り数を決定し、 ブロック内の前記奇偶誤り数が、関連するブロック誤り
バイトによって示される誤り数より大きいかどうかを決
定し、もし大きいなら、 奇偶誤りを有するあらゆるバイトの全ビットに標識を配
置することをさらに含む、請求項3の方法。 - 【請求項7】該奇偶検査ビットに基づく奇偶誤りを有す
るバイト数を決定することによってブロック内の奇偶誤
り数を決定し、 ブロック内の前記奇偶誤りが、関連するブロック誤りバ
イトによって示される誤り数より小さいかどうかを決定
し、もし小さいなら、 該ブロック誤りバイトの内容に基づく誤りがあることを
示すビット位置において、該ブロック内の全てのバイト
に標識を配置することをさらに含む、請求項3の方法。 - 【請求項8】前記ブロック誤りバイトと該ブロック内の
全バイトとの論理和を演算することにより前記標識を配
置することが行われる、請求項7の方法。 - 【請求項9】各々が口座番号を有する取引カードの使用
に基づいて、取引きのオフライン承認を容易にするため
に取引末端を操作する方法であって、 複数のビットマップで定められるマスタテーブルの形
で、各々が各ビットマップ内の1つの標識により表され
る取引カードリストについての情報を受領し、 伝送誤りを検出し、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において、該リストに載せた
カードに関する情報が消失しないように前記位置にその
ような標識を配置することにより、曖昧な誤りを補償す
ることから成る取引端末操作方法。 - 【請求項10】中央演算装置、複数の遠隔取引端末及び
各々が関連する口座番号を持つ複数の取引カードを含む
取引ネットワークにおいて、取引のオフライン承認を容
易にする方法であって、 該中央演算装置において、取引カードから得られるデー
タを含むマスタテーブルを生成し、該データが各カード
の口座番号の全数より少なく、リストに載った各カード
が少なくとも1つの標識で表されるようにし、 該遠隔取引端末で局所的に呼び出せる方法でマスタテー
ブルを配布し、 該マスタテーブル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において伝送誤りを検出して
前記位置にそのような標識を配置し、 未決取引に関して提示されている取引カードの口座番号
を該マスタテーブル内のデータと照合し、該照合の結果
に基づいて出力信号を生成することから成る取引オフラ
イン承認方法。 - 【請求項11】中央演算装置、複数の遠隔取引端末及び
各々が関連する口座番号を持つ複数の取引カードを含む
取引ネットワークにおいて、取引のオフライン承認を容
易にする方法であって、 該中央演算装置において、取引カードから得られるデー
タを含むマスタテーブルを生成し、該マスタテーブルが
複数のビットマップにより定められ、リストに載った各
カードが各ビットマップ内の1つの標識で表されるよう
にし、 該遠隔取引端末で局所的に呼び出せる方法でマスタテー
ブルを配布し、 該マスタテーブル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において伝送誤りを検出して
前記位置にそのような標識を配置し、 未決取引に関して提示されている取引カードの口座番号
を該マスタテーブル内のデータと照合し、該照合の結果
に基づいて出力信号を生成することから成る取引オフラ
イン承認方法。 - 【請求項12】取引カードリストに関する情報を含み、
リストに載せた各カードが少なくとも1つの標識で表さ
れる、データファイル内の伝送誤りを補償する装置であ
って、 データファイルを保持する記憶装置と、 伝送誤りを検出する検出装置と、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において該リストに載せたカ
ードに関する情報が消失しないように前記各位置にその
ような標識を配置する装置とから成る伝送誤り補償装
置。 - 【請求項13】各々が口座番号を有する取引カードの使
用に基づいて、取引のオフライン承認を容易にするため
の取引端末であって、 リストに載せた各カードが少なくとも1つの標識で表さ
れる、マスタテーブルの形で取引カードリストに関する
情報を含む伝送されたデータファイルを保持する記憶装
置と、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において伝送誤りを検出し、
さらに、リストに載せたカードの伝送誤りの可能性を表
示するために前記各位置に標識を配置することにより、
該リストに載せたカードに関する情報が消失しないよう
にすべての曖昧な誤りを補償するプロセッサとから成る
取引端末。 - 【請求項14】前記マスタテーブルがデータブロックの
形で配列され、各ブロックが複数のバイトから成り、各
バイトが奇偶検査ビットを含み、各ブロックが該ブロッ
ク内の他のバイトを排他的論理和演算することにより生
成される長さ方向の冗長検査バイトをさらに含み、前記
プロセッサが、ブロック誤りバイトを生成するために該
各ブロック内の全てのバイトの排他的論理和を演算し、
その後該ブロック誤りバイトの内容に基づいて誤りの数
を記録し、さらに該奇数検査ビットに基づいて奇数検査
ビット誤りバイトの数及びどのバイトかを決定する、請
求項13の端末。 - 【請求項15】前記プロセッサが、該奇偶検査ビットに
基づく奇偶誤りを有するバイト数を決定することによっ
てブロック内の奇偶誤り数を決定し、ブロック内の前記
奇偶誤り数が関連するブロック誤りバイト内の誤り数と
等しいかどうかを決定しかつその数が1より大きいかど
うかを決定し、もし1より大きいなら、奇偶誤りがある
ことを示す標識を各バイトに配置し、前記ブロック誤り
バイトの内容に基づいて誤りがあることを示すビット位
置に前記標識が配置されるようにすることをさらに含
む、請求項14の端末。 - 【請求項16】前記ブロック誤りバイトと奇偶誤りのあ
るブロック内の各バイトとの論理和を演算することによ
り前記標識が配置される、請求項15の端末。 - 【請求項17】前記プロセッサが、該奇偶検査ビットに
基づく奇偶誤りを有するバイト数を決定することによっ
てブロック内の奇偶誤り数を決定し、ブロック内の前記
奇偶誤り数が、関連するブロック誤りバイトによって示
される誤り数より大きいかどうかを決定し、もし大きい
なら、奇偶誤りを有するあらゆるバイトの全ビットに標
識を配置することをさらに含む、請求項14の端末。 - 【請求項18】前記プロセッサが、該奇偶検査ビットに
基づく奇偶誤りを有するバイト数を決定することによっ
てブロック内の奇偶誤り数を決定し、ブロック内の前記
奇偶誤り数が、関連するブロック誤りバイトによって示
される誤り数より小さいかどうかを決定し、もし小さい
なら、該ブロック誤りバイトの内容に基づく誤りがある
ことを示すビット位置において、該ブロック内の全ての
バイトに標識を配置することをさらに含む、請求項14の
端末。 - 【請求項19】前記ブロック誤りバイトと該ブロック内
の全バイトとの論理和を演算することにより、前記標識
が前記プロセッサによって配置される、請求項14の端
末。 - 【請求項20】各々が口座番号を有する取引カードの使
用に基づいて、取引のオフライン承認を容易にするため
の取引端末であって、 マスタテーブルの形で取引カードリストに関する情報を
含む伝送されたデータファイルを保持する記憶装置であ
って、該マスタテーブルが複数のビットマップにより定
められ、リストに載せた各カードが各ビットマップ内の
1つの標識で表される記憶装置と、 該データファイル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において伝送誤りを検出し、
さらに、リストに載せたカードの伝送誤りの可能性を表
示するために前記各位置に標識を配置することにより、
該リストに載せたカードに関する情報が消失しないよう
にすべての曖昧な誤りを補償するプロセッサとから成る
取引端末。 - 【請求項21】中央演算装置、複数の遠隔取引端末及び
各々が関連する口座番号を持つ複数の取引カードを含む
取引ネットワークにおいて、取引のオフライン承認を容
易にする装置であって、 該中央演算装置において、取引カードから得られるデー
タを含むマスタテーブルを生成する装置であって、該デ
ータが各カードの口座番号の全数より少なく、リストに
載った各カードが少なくとも1つの標識で表される生成
装置と、 該遠隔取引端末で局所的に呼び出せる方法でマスタテー
ブルを配布する装置と、 該マスタテーブル内で伝送誤りが発生していたかも知れ
ないことが決定された位置において伝送誤りを検出して
前記位置にそのような標識を配置する、該遠隔取引端末
と連動するプロセッサ装置であって、さらに未決の取引
のために提示された取引カードの口座番号を該マスタテ
ーブル内のデータと比較し、その比較結果に基づいて出
力信号を生成するプロセッサ装置とから成る取引オフラ
イン承認装置。 - 【請求項22】中央演算装置、複数の遠隔取引端末及び
各々が関連する口座番号を持つ複数の取引カードを含む
取引ネットワークにおいて、取引のオフライン承認を容
易にする装置であって、 該中央演算装置において、取引カードから得られるデー
タを含むマスタテーブルを生成する装置であって、該デ
ータが各カードの口座番号の全数より少なく、リストに
載った各カードが少なくとも1つの標識で表される生成
装置と、 該遠隔取引端末で局所的に呼び出せる方法でマスタテー
ブルを配布する装置と、 各端末にある取引のために提示された取引カードの口座
番号を表すデータを受領する装置と、 該マスタテーブル内のある位置において伝送誤りが発生
していたかも知れないことが決定された時、リストに載
せたカードの伝送誤りの可能性を表示するために伝送誤
りを検出して前記位置に標識を配置する、該遠隔取引端
末と連動するプロセッサ装置であって、さらに未決の取
引のために提示された取引カードの口座番号を該マスタ
テーブル内のデータと比較し、その比較結果に基づいて
出力信号を生成するプロセッサ装置とから成る取引オフ
ライン承認装置。
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