JP2714700B2 - アンテナ一体型無線装置 - Google Patents

アンテナ一体型無線装置

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JP2714700B2 JP1287082A JP28708289A JP2714700B2 JP 2714700 B2 JP2714700 B2 JP 2714700B2 JP 1287082 A JP1287082 A JP 1287082A JP 28708289 A JP28708289 A JP 28708289A JP 2714700 B2 JP2714700 B2 JP 2714700B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無線装置本体に不可分となった屈曲可能な
アンテナ線を備えたアンテナ一体型無線装置に関する。
従来の技術 データ伝送のための無線装置、テレメータ用の無線装
置、あるいは呼び出しに用いる無線装置等の、電波法に
より、特定小電力無線設備として規定されている無線装
置では、送信電力を増加させるためのブースタの使用等
の、装置本体購入後の不法な改造を防止する目的から、
アンテナは、装置本体に不可分に接続された構成が義務
付けられている。そのため、この無線装置を車に取り付
ける方法としては、装置本体とアンテナとを共に車内に
取り付ける方法、あるいは共に車外に取り付ける方法が
採用されていた。
発明が解決しようとする課題 上記したように、装置本体とアンテナとを共に車内に
取り付けた場合には、鉄板により構成された車体が電波
の遮蔽物となることから、車外に輻射される電波が弱く
なり、電波の到達距離が短くなるという問題が生じてい
た。
また装置本体とアンテナとを共に車外に取り付けた場
合には、無線装置の取り付けられていることが目立つこ
ととなり、無線装置が高価であることから、盗難の恐れ
が生じていた。
本発明は上記した背景の下で創作されたものであり、
その目的とするところは、上記した欠点のないアンテナ
一体型無線装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明に係るアンテナ一体型無線装置は、車両内に設
置された無線装置本体と、無線装置本体から取り出され
ており車体に沿わしめて車両外に導かれた屈曲可能なア
ンテナ線と、車両外に導かれたアンテナ線を車両外に自
立させるアンテナ自立具とを具備しており、前記アンテ
ナ自立具は、前記アンテナ線を沿わしめて保持するため
のガイド部と、ガイド部の基端部に設けられており車両
外に取り付けるための取付部とを有する構成にした。
作用 アンテナ自立具を車両外に取り付けて、車両内に設置
された無線装置本体から取り出されたアンテナ線を車体
に沿わしめて車両外に導く。車両外に導かれたアンテナ
線をガイド部に沿わしめて保持させると、アンテナ線が
車両外に立てられることになる。アンテナ線のうちでも
車両内に位置する部分は車体に近接しているので、車体
により電磁シールドされ、同軸ケーブルと同様の役目を
果たし、車両外に導かれた部分のみがアンテナとしての
役目を果たすことになる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の取り付け状態を示す断
面図である。
図において、車体14の天井部を構成する鉄板141は、
乗り込み口21の上部において屈曲され、屈曲された側面
部には、乗り込み口21の周囲に沿って凸状の山部144が
形成されている。そしてこの山部144の上側には、雨等
の水滴が車内へ侵入することの防止を行うゴム部材143
が取り付けられている。また側面部の端部145には、そ
の切断部を覆うため、硬質の合成樹脂142が取り付けら
れている。
ドア15のガラス窓上部を形成し、その最上部が内側に
折り曲げられた鉄板152は、その下部において、山部154
を形成するように内側に折り曲げられており、その内部
側の側面部の端部155は外側に向かって屈曲している。
そして鉄板152の中央部には、窓に沿うように、水滴の
車内への侵入を防止するゴム部材151が取り付けられて
いる。また鉄板152の最下部には、下方より上方に向か
って移動する窓ガラス16を受け止めるためのゴム部材15
3が取り付けられている。
車体の内側上部には、発泡合成樹脂によって形成され
た内張172と、この内張172を指示する支持板171とによ
り構成された天井板17が取り付けられており、無線装置
本体12は、乗り込み口21近傍の天井板17に固定されてい
る。そしてこの無線装置本体12に取り付けられたブッシ
ング121を挿通することによって、無線装置本体12から
外部に引き出されたアンテナ11(アンテナ線に相当す
る)は、その構成が、ビニール等の絶縁材によって芯線
の周囲が覆われた線材となっている。そしてこのアンテ
ナ11は、車体14の乗り込み口21の上部側面に沿って屈曲
しつつ車外の上部に案内されている。
車体14の天井部を構成する鉄板141の側面部近傍の上
部には、金属板を略直方体状に形成することによって構
成されたアンテナ取付金具133取付部に相当するが固定
されており、このアンテナ取付金具133の上部には、グ
ラスファイバ等の絶縁材を、塵埃等の侵入を防ぐため一
方の端部が閉じられた細長い円筒状に成形することによ
って得られた、アンテナ11を内部で自立させるためのア
ンテナ支持筒131(ガイド部に相当する)が取り付けら
れている。
車外に案内されたアンテナ11は、アンテナ取付金具13
3の下部板と上部板とに形成された案内孔1331を通し
て、アンテナ支持筒131の内部に導かれている。そして
アンテナ支持筒131の内部に導かれたアンテナ11は、ア
ンテナ支持筒131の内部の数箇所に取り付けられ、絶縁
材によって構成されたドーナツ状の支持リング132によ
り、アンテナ支持筒131の内部において垂直に支持され
ている。
以上の構成からなる本発明の一実施例の動作について
以下に説明する。
無線装置本体12は、ガレージのドアを自動開閉させる
ための電波を送信する装置となっていることから、車の
ガレージに駐車するため、図示されていないスイッチに
より、ガレージドアを開く指示を与えたときには、その
指示に対応する高周波信号が無線装置本体12において生
成され、アンテナ11に送出される。アンテナ11に導かれ
た高周波信号は、アンテナ11の全ての部分から、電波と
して輻射される。
アンテナ11が輻射された電波のうち、アンテナ支持筒
13内に導かれたアンテナ11の部分より輻射された電波
は、アンテナ支持筒13が絶縁材により構成されているこ
とから、その外部の空中に導かれることとなって受信器
の側に到達する。
一方、無線装置本体12からアンテナ取付金具133の上
部板に到るアンテナ11の部分から輻射された電波は、そ
の輻射位置が、車体14側の鉄板141とドア15側の鉄板152
とに挟まれた箇所に位置していることから、電波の空中
への送波は阻止されることになる。しかし、アンテナ支
持筒13内に導かれた部分のアンテナ11の長さは、アンテ
ナ11全体の長さの多くの部分を占めることになるため、
アンテナ11より輻射された電波の多くの部分が空中に送
波されることとなって、送信電力の多くが受信器の側に
導かれる。
またアンテナ11と車体14との関係については、ドア15
を閉じた場合、ドア15と車体14との接触がゴム部材14
3、151を介した接触となること、およびアンテナ11の直
径が1mm程度であり、鉄板141に沿って屈曲していること
から、ゴム部材143、151がアンテナ11に対応して変形す
ることとなって、アンテナ11を車内から車外に導くため
の空隙が確保されることになる。
なお本発明は上記実施例に限定されず、無線装置本体
12については、ガレージのドアを開閉させる電波の送信
用装置とした場合について説明したが、その他の装置と
して、例えば呼び出しのための電波を送信する装置、あ
るいは車体14のドアがこじ開けられたことを知らせるた
めの警報電波を送信する装置等の場合にも、同様に適用
することが可能である。
また無線装置本体12が送信と受信とを行う装置の場合
にも同様に適用することが可能である。
またアンテナ支持筒131の形状については、円筒形と
した場合について説明したが、その他の形状として、例
えば外形を四角柱状等とすることが可能である。
発明の効果 以上、本発明に係るアンテナ一体型無線装置による場
合、車両内に設置された無線装置本体から取り出された
アンテナ線を車外に自立させることができるだけでな
く、アンテナ線のうちでも車両内に位置する部分は車体
に近接しており、車体により電磁シールドされ、同軸ケ
ーブルと同様の役目を果たす構成となっているので、電
波を効率良く送信又は受信することができる。特に、電
波法の関係でアンテナ線を無線装置本体から分離できな
い小電力無線機については、アンテナ線を同軸ケーブル
に接続することができないので、非常に大きな意義があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の取り付け状態を示す断面
図である。 11……アンテナ 131……アンテナ支持筒(アンテナ自立具) 133……アンテナ取付金具 12……無線装置本体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内に設置された無線装置本体と、無線
    装置本体から取り出されており車体に沿わしめて車両外
    に導かれた屈曲可能なアンテナ線と、車両外に導かれた
    アンテナ線を車両外に自立させるアンテナ自立具とを具
    備しており、前記アンテナ自立具は、前記アンテナ線を
    沿わしめて保持するためのガイド部と、ガイド部の基端
    部に設けられており車両外に取り付けるための取付部と
    を有することを特徴としたアンテナ一体型無線装置。
JP1287082A 1989-11-01 1989-11-01 アンテナ一体型無線装置 Expired - Fee Related JP2714700B2 (ja)

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