JP2714336B2 - 浸漬型電磁ポンプ - Google Patents

浸漬型電磁ポンプ

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性流体に浸漬し電
磁誘導作用によって導電性流体を輸送する浸漬型電磁ポ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、三相交流誘導型の電磁ポンプ
は、三相交流巻線を電磁ポンプの流れの方向に各相の順
に分布させて配置し、この三相交流巻線に三相交流を流
すと、導電性流体の流れの方向に進行磁界が発生する。
この進行性磁界が、導電性流体のあるダクトの中にも通
るようにしてあると、フレミングの右手の法則によって
導電性流体中に電圧が誘起され、それによって誘導電流
が流れる。そして、この誘導電流と進行磁界の一部の成
分とが作用して電磁力になり、導電性流体が流れるよう
に力を受けることにより、ポンプとして働くことにな
る。さて、この種の三相交流誘導型電磁ポンプは、構造
上大別して、フラットリニア形電磁ポンプと、アニュラ
リニア形電磁ポンプの2種類に分けられる。本発明は、
このうちのアニュラリニア形電磁ポンプに関するもので
あり、以下その構成について説明する。
【0003】アニュラリニア形電磁ポンプは、流路断面
が環状であることから、一般にALIP(Annular Line
ar Induction Pump の略)と呼ばれている。このALI
Pは、ダクト構造の信頼性、安全性が高いため、近年に
おいて主流となっているポンプである。図4は、この種
の従来のALIPの基本的な構成例を示す断面斜視図で
ある。
【0004】図4において、ダクトは、内側ダクト1お
よび外側ダクト2を同心円状に配置した二重管構造の二
重円筒ダクトとなっており、導電性流体が流れるアニュ
ラス流路3を形成している。
【0005】また、固定子には、交流磁場の磁気回路を
形成するために、スロットを有する鉄心を周方向に積み
重ねた積層鉄心ブロック4を、外側ダクト2の外周側に
複数個円周方向に配置している。ここで、積層鉄心ブロ
ック4の積層面がダクトに向き、スロットが内側にくる
ようにして、鉄心全体が放射状になるようにしている。
【0006】さらに、この積層鉄心ブロック4のスロッ
ト内には、環状の固定子コイル5を配置している。この
固定子コイル5は、軸方向に多数配置され、三相交流電
流が進行磁場を作るように結線している。一方、内側ダ
クト1の内部には、磁気回路を形成するための積層内部
鉄心6を収納している。また、導電性流体は、流体入口
7より電磁ポンプに入り、アニュラス流路3を流れなが
ら圧力が誘起され、流体出口8より出ていく。さらに、
固定子コイル5を、その外部に設けられたファンにより
循環するガスによって冷却するようにしている。
【0007】ところで、近年になって、電磁ポンプを大
容量化し、またよりコンパクト化して電磁ポンプの設置
場所を節約し、プラント全体の利点を出すために、導電
性流体内に電磁ポンプを浸漬して運転することが強く要
求されてきている。
【0008】そして、以上のような要求を満たすための
方法としては、固定子コイル5を前述のように強制ガス
冷却するのではなく、冷却ガスを循環させない外被表面
冷却とする必要がある。
【0009】しかしながら、このような外被表面冷却と
した場合、固定子コイル5で発生する熱損失は、固定子
コイル5から鉄心に伝達させ、鉄心からダクトまたはフ
レームに伝達させて、導電性流体内に熱を逃がす必要が
ある。
【0010】従って、固定子コイル5から導電性流体ま
で熱抵抗をできるだけ小さくすることが重要であり、そ
のためにこれらの構造物は、運転時にお互いに接触して
いるようにすることがポイントとなる。
【0011】また、一般に、導電性流体は、温度の高い
ものを利用することが多いので、この導電性流体に浸漬
する電磁ポンプは、高温の状態で運転されることにな
る。電磁ポンプは、通常室温で組み立てられ、摂氏60
0度にも達する種々の温度で運転される。
【0012】従って、このようないかなる温度において
も、各構造物間での熱膨張差によるストレスを受けない
ようにして、かつ上記の構造物間での接触を保つことが
必要である。
【0013】しかしながら、このように各構造物間での
熱膨張差によるストレスを受けないようにして、かつ構
造物間での接触を保つことができる電磁ポンプは、実現
されていないのが現状である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電磁ポンプにおいては、発熱部である固定子コイルに発
生する熱を、効率よく導電性流体に逃がすことができ
ず、大容量化およびコンパクト化という要求を満たすこ
とが困難であるという問題があった。
【0015】本発明の目的は、固定子コイルに流す電流
を多くして、大容量化およびコンパクト化を図ることが
可能な極めて信頼性の高い浸漬型電磁ポンプを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、内管の外側に導電性流体を流すアニュ
ラス流路を存して同心状に設けた外管の外周上に、スロ
ットを有する積層鉄心ブロックを放射状に複数個配置
し、この積層鉄心ブロックのスロット内に、アニュラス
流路に進行磁場を作るための三相交流電流を流す多数の
環状の固定子コイルを配置し、積層鉄心ブロックを筒状
の鉄心枠に固着し、この鉄心枠の軸方向両端に設けた環
状の押さえ板により固定子コイルおよび積層鉄心ブロッ
ク全体を締め付けて鉄心枠と一体化し、筒状のケーシン
グ内に取り付けて成り、積層鉄心ブロックおよび鉄心枠
の材料として、熱膨張率が外管よりも小さいかほとんど
同じのものを用いている。
【0017】ここで、特に上記積層鉄心ブロックは、そ
の外周側にダブテールを設け、当該ダブテールに相対し
て内周側にダブテール溝を有する筒状の鉄心枠に、ダブ
テール溝により嵌合し、コッターにより固着している。
【0018】また、上記積層鉄心ブロックは、その外周
側に凸状のガイドを設け、当該凸状のガイドに相対して
内周側に凹状の溝を有する筒状の鉄心枠に、溝により嵌
合し、鉄心枠外周上よりボルトにより固着している。
【0019】
【作用】従って、本発明の浸漬型電磁ポンプにおいて
は、電磁ポンプの運転時には、最大の発熱部である固定
子コイルが高温部になり、導電性流体に接するダクトが
低温部になり、その間の熱伝達を行なう積層鉄心ブロッ
クおよび鉄心枠が中温部となる。そして、ダクトに比べ
て温度が高くなる積層鉄心ブロックおよび鉄心枠は、そ
の熱膨張率がダクトより小さい材質でできていることに
より、ダクトに接触している部分において、熱膨張によ
るギャップの増加をほとんどなくすることができる。こ
れにより、固定子コイルとダクトとの間の熱伝達をよく
することが可能となるため、電磁ポンプの大容量化およ
びコンパクト化を図ることができる。
【0020】
【実施例】本発明は、電磁ポンプで、大容量化およびコ
ンパクト化を図る場合において、発熱部である固定子コ
イルに発生する熱を、効率よく流体に逃がすことによ
り、固定子コイルに流す電流をできるだけ多くすること
がポイントであることから、電磁ポンプの運転時におい
て、ダクトと鉄心とのギャップを最小にして、熱伝達を
良くしようとするものである。以下、上記のような考え
方に基づく本発明の一実施例について、図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明による浸漬型電磁ポンプ
の構成例を示す横断面図、図2は同浸漬型電磁ポンプの
構成例を示す縦断面図である。
【0021】図1および図2において、ダクトは、内側
ダクト11および外側ダクト12を同心円状に配置した
二重管構造の二重円筒ダクトとなっており、導電性流体
が流れるアニュラス流路13を形成している。また、固
定子には、交流磁場の磁気回路を形成するために、積層
鉄心ブロック14を外側ダクト12の外周側に複数個円
周方向に配置している。
【0022】さらに、この積層鉄心ブロック14のスロ
ット内には、環状の固定子コイル15を配置している。
この固定子コイル15は、軸方向に多数配置され、三相
交流電流が進行磁場を作るように結線している。さら
に、内側ダクト11の内部には、磁気回路を形成するた
めの積層内部鉄心16を収納している。
【0023】ここで、スロット毎に分割された積層鉄心
ブロック14は、電気鉄板14aを積層し、反ダクト側
にダブテール14cを有する鉄心押さえ14bに、両ネ
ジボルト14dおよびナット14eにより一体化してい
る。
【0024】この積層鉄心ブロック14は、外側ダクト
12に放射状に配置し、ダブテール14bに相対して内
周側にダブテール溝が設けられている円筒状の鉄心枠1
7を、積層鉄心ブロック14の外周側に配置し、積層鉄
心ブロック14をこのダブテール溝に嵌合し、コッター
17aにより固着している。
【0025】また、鉄心枠17の軸方向両端(上下端)
には、円板状の押さえ板18が設けられており、固定子
コイル15および積層鉄心ブロック14全体を締め付け
ている。
【0026】このようにして、固定子コイル15および
積層鉄心ブロック14を鉄心枠17に一体化して強固な
剛体とし、電磁ポンプ本体を収納するケーシング19の
下部に設けられたフランジ上に取り付けて支持してい
る。
【0027】一方、各構造部材の材質としては、外側ダ
クト12には、高温強度が大きく、導電性流体(この場
合はナトリウム)に対する特性のよいステンレス鋼を用
いる。また、積層鉄心ブロック14には、その電気鉄板
14aに、熱膨張率が外側ダクト12よりも小さいかほ
とんど同じの材質、例えば珪素鋼板を用いる。
【0028】さらに、鉄心押さえ14bおよび鉄心枠1
7には、同じ鉄系にて熱膨張率が外側ダクト12よりも
小さいかほとんど同じの材質、例えばクロムモリブデン
鋼等の特殊鋼を用いる。次に、以上のように構成した本
実施例の浸漬型電磁ポンプの作用について説明する。
【0029】図1および図2において、電磁ポンプの運
転時には、発熱部である固定子コイル15が高温部にな
り、また導電性流体に接するダクトが低温部になり、さ
らにその間の熱伝達を行なう積層鉄心ブロック14およ
び鉄心枠17が中温部となる。
【0030】この場合、本実施例では、外側ダクト12
に比べて温度が高くなる積層鉄心ブロック14および鉄
心枠17は、熱膨張率が外側ダクト12より小さい材質
でできていることから、ダクトに接触している部分にお
いて、熱膨張によるギャップの増加をほとんどなくする
ことができる。
【0031】例えば、このような構成にすることによ
り、電磁ポンプの運転時には、ほとんど同じ熱膨張率の
材質でできている積層鉄心ブロック14および鉄心枠1
7は、ほぼ同じ温度になることから、一体の円筒として
考えることができる。
【0032】従って、電磁ポンプの運転時に、下記のよ
うな条件になるとすると、電磁ポンプの運転時には、ギ
ャップの熱膨張による増加をほとんどない状態にするこ
とができる。すなわち、
【0033】 外側ダクト温度 摂氏375度 積層鉄心ブロック、鉄心枠温度 摂氏470度 外側ダクトの熱膨張率 α1=17.89×10-6 鉄心、鉄心枠の熱膨張率 α2= 14.2×10-6
【0034】(a)外側ダクト12外径の運転時の常温
からの熱膨張量δ1 δ1=α1×L1×(375−20) =5.18mm L1=外側ダクト12外径(815mm)
【0035】(b)積層鉄心ブロック14内径の運転時
の常温からの熱膨張量δ2 δ2=α2×L2×(470−20) =5.21mm L2=積層鉄心ブロック14内径(815mm)
【0036】(c)積層鉄心ブロック14とダクトの相
対変位量 δ=δ2−δ1 =0.03mm となり、電磁ポンプの運転時には、ギャップの熱膨張に
よる増加をほとんどない状態にすることができる。
【0037】このように、電磁ポンプの運転時には、ギ
ャップの熱膨張による増加がほとんどないことから、発
熱部である固定子コイル15に発生する熱を、効率よく
導電性流体に逃がすことができる。これにより、固定子
コイル15に流す電流を多くすることができ、電磁ポン
プの大容量化およびコンパクト化が図れる。
【0038】上述したように、本実施例では、内側ダク
ト11および外側ダクト12を同心円状に配置してなり
導電性流体を流すアニュラス流路13を形成した二重管
構造の二重円筒ダクトの外側ダクト12の外周上に、ス
ロットを有する積層鉄心ブロック14を放射状に複数個
配置し、かつ積層鉄心ブロック14のスロット内に、導
電性流体のあるダクト内アニュラス流路13に進行磁場
を作るための三相交流電流を流す多数の環状の固定子コ
イル15を配置して構成される浸漬型電磁ポンプにおい
て、積層鉄心ブロック14の外周側にダブテール14c
を設け、このダブテール14cに相対して内周側にダブ
テール溝を有する円筒状の鉄心枠17に、ダブテール溝
により嵌合し、コッター17aにより固着することによ
って、積層鉄心ブロック14を円筒状の鉄心枠17に固
着し、鉄心枠17の軸方向両端に設けられた円板状の押
さえ板18により固定子コイル15および積層鉄心ブロ
ック14全体を締め付けて鉄心枠17と一体化し、電磁
ポンプ本体を収納するケーシング19に取り付けて構成
し、かつ上記積層鉄心ブロック14および鉄心枠17の
材質として、熱膨張率が外側ダクト12よりも小さいか
ほとんど同じ熱膨張率を有する材質を用いるようにした
ものである。
【0039】従って、外側ダクト12の外周に放射状に
配置された積層鉄心ブロック14と鉄心枠17とを一体
化し、積層鉄心ブロック14および鉄心枠17には、外
側ダクト12に比べて熱膨張率の小さいかほとんど同じ
熱膨張率の材質を用いているため、電磁ポンプの運転時
における、外側ダクト12と積層鉄心ブロック14との
ギャップを最小にして熱伝達を良くし、発熱部である固
定子コイル15に発生する熱を、効率よく導電性流体に
逃がすことができる。これにより、固定子コイル15に
流す電流を多くすることができ、電磁ポンプの大容量化
およびコンパクト化を図ることが可能となる。
【0040】もって、電磁ポンプを大容量化し、またよ
りコンパクト化して電磁ポンプの設置場所を節約し、プ
ラント全体の利点を出すために、導電性流体内に電磁ポ
ンプを浸漬して運転するというような近年の強い要求に
対して、十分に応えることができるものとなる。
【0041】尚、上記実施例では、積層鉄心ブロック1
4の外周側にダブテール14cを設け、このダブテール
14cに相対して内周側にダブテール溝を有する円筒状
の鉄心枠17に、ダブテール溝により嵌合し、コッター
17aにより固着することによって、積層鉄心ブロック
14を円筒状の鉄心枠17に固着する場合について説明
したが、これに限らず次のような構成としてもよい。
【0042】すなわち、例えば図3に横断面図を示すよ
うに、前述のダブテールに代えて、積層鉄心ブロック2
1の外周側に凸状のガイドを設け、この凸状のガイドに
相対して内周側に凹状の溝を有する円筒状の鉄心枠27
に、この溝により嵌合し、鉄心枠27の外周上よりボル
ト29により固着することによって、積層鉄心ブロック
21と鉄心枠27とを固着して一体化するようにして
も、前述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
管の外側に導電性流体を流すアニュラス流路を存して同
心状に設けた外管の外周上に、スロットを有する積層鉄
心ブロックを放射状に複数個配置し、この積層鉄心ブロ
ックのスロット内に、アニュラス流路に進行磁場を作る
ための三相交流電流を流す多数の環状の固定子コイルを
配置し、積層鉄心ブロックを筒状の鉄心枠に固着し、こ
の鉄心枠の軸方向両端に設けた環状の押さえ板により固
定子コイルおよび積層鉄心ブロック全体を締め付けて鉄
心枠と一体化し、筒状のケーシング内に取り付けて成
り、積層鉄心ブロックおよび鉄心枠の材料として、熱膨
張率が外管よりも小さいかほとんど同じのものを用いる
ようにしたので、固定子コイルに流す電流を多くして、
大容量化およびコンパクト化を図ることが可能な極めて
信頼性の高い浸漬型電磁ポンプが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浸漬型電磁ポンプの一実施例を示
す横断面図。
【図2】本発明による浸漬型電磁ポンプの一実施例を示
す縦断面図。
【図3】本発明による浸漬型電磁ポンプの他の実施例を
示す横断面図。
【図4】従来の電磁ポンプの基本的な構成例を示す断面
斜視図。
【符号の説明】
1…内側ダクト、2…外側ダクト、3…アニュラス流
路、4…積層鉄心ブロック、5…固定子コイル、6…積
層内部鉄心、7…流体入口、8…流体出口、11…内側
ダクト、12…外側ダクト、13…アニュラス流路、1
4…積層鉄心ブロック、14a…電気鉄板、14b…鉄
心押さえ、14c…ダブテール、14d…両ネジボル
ト、14e…ナット、15…固定子コイル、16…積層
内部鉄心、17…鉄心枠、17a…コッター、18…押
さえ板、19…ケーシング、21…積層鉄心ブロック、
27…鉄心枠、29…ボルト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管の外側に導電性流体を流すアニュラ
    ス流路を存して同心状に設けた外管の外周上に、スロッ
    トを有する積層鉄心ブロックを放射状に複数個配置し、
    この積層鉄心ブロックのスロット内に、前記アニュラス
    流路に進行磁場を作るための三相交流電流を流す多数の
    環状の固定子コイルを配置し、 前記積層鉄心ブロックを筒状の鉄心枠に固着し、この鉄
    心枠の軸方向両端に設けた環状の押さえ板により前記固
    定子コイルおよび積層鉄心ブロック全体を締め付けて前
    記鉄心枠と一体化し、筒状のケーシング内に取り付けて
    成り、 前記積層鉄心ブロックおよび鉄心枠の材料として、熱膨
    張率が前記外管よりも小さいかほとんど同じのものを用
    いたことを特徴とする浸漬型電磁ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記積層鉄心ブロックは、その外周側に
    ダブテールを設け、当該ダブテールに相対して内周側に
    ダブテール溝を有する筒状の鉄心枠に、前記ダブテール
    溝により嵌合し、コッターにより固着したことを特徴と
    する請求項1に記載の浸漬型電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記積層鉄心ブロックは、その外周側に
    凸状のガイドを設け、当該凸状のガイドに相対して内周
    側に凹状の溝を有する筒状の鉄心枠に、前記溝により嵌
    合し、鉄心枠外周上よりボルトにより固着したことを特
    徴とする請求項1に記載の浸漬型電磁ポンプ。
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